【コードギアス】シャーリー・フェネットの魅力とは？死亡理由や名言・名シーンまとめ

コードギアスはアニメ制作会社のサンライズが手掛けるオリジナルSFロボットアニメです。コードギアスは2006円の10月から2007年の3月まで第1シーズンであるコードギアス反逆のルルーシュが放送され、そのシリアスな物語に注目が集まりました。その人気から第2シーズンであるコードギアス反逆のルルーシュR2が2008年の4月より放送されることになり、更なる人気を集めることになりました。

そして現在最新作であるコードギアス復活のルルーシュが制作されることになり、2019年の2月より劇場版となった公開されることが決定しました。また他にもアニメコードギアスにはコードギアス亡国のアキトやコードギアス反逆のルルーシュナナリーinワンダーランドといった外伝アニメも制作されています。このように多くの作品が作られているコードギアスは様々な世代から人気を博している日本を代表するロボットアニメです。

多くの人気を博していることからコードギアスは多数の漫画やアンソロジーも発売されており、さらにDSやPSPなどでゲームも制作されています。そんな多数の派生作品などが制作されているコードギアスの舞台となっているのは神聖ブリタニア帝国に支配された日本となっており、舞台となった日本は神聖ブリタニア帝国の手によって自由や権利、名前までもが奪われ、「エリア11」と呼ばれて差別されている国となっています。

そして日本がブリタニア帝国に占領されてから7年の時が経った頃、主人公であるルルーシュがブリタニア帝国皇帝に母を殺害された恨みを晴らすべく名乗りを上げます。ルルーシュはどのような人間でも命令することができる王の力「ギアス」を手に入れ、虐げられている日本人と手を組んでブリタニア帝国に宣戦布告するといった物語になっており、アニメコードギアスはルルーシュの復讐に満ちた生涯を描いた作品となっています。

本記事の主役であるシャーリー・フェネットは主人公ルルーシュが通うアッシュフォード学園の女子生徒であり、オレンジ色の長い髪の毛が特徴のかわいい女の子です。シャーリー・フェネットはアッシュフォード学園で水泳部と生徒会を掛け持ちしており、かわいい見た目からアッシュフォード学園の男子生徒から注目の的となっています。

そんなかわいい見た目から男子生徒から人気を寄せているシャーリー・フェネットは曲がったことが嫌いな性格をしており、想いを寄せているルルーシュのギャンブルには毎回心地よく思っていません。また曲がったことが嫌いな性格のほかにも明るくて物怖じしない肝が据わった性格をしており、転校してきたスザクにも自らが進んで話しかけるなど行動力の高さが描かれています。

しかしシャーリー・フェネットは好意を寄せるルルーシュにその気持ちを分かっておらず苦悩します。さらにある出来事によって死亡してしまうことになり、シャーリー・フェネットはハッピーエンドを迎えていないことから悲劇のヒロインとファンからあだ名されています。

アニメコードギアス12話においてルルーシュが率いている黒の騎士団がナリタ攻防戦でブリタニア帝国と戦った際、その被害に巻き込まれるというかたちでシャーリー・フェネットの父親は死亡してしまいます。ゼロの正体が想いを寄せるルルーシュであることを知らないシャーリー・フェネットはゼロのことを深く憎むことになってしまいます。

しかしシャーリー・フェネットは父親が死亡した日に想いを寄せるルルーシュと父親が用意してくれた観劇のチケットでデートを約束していました。そして運命のいたずたらかゼロであるルルーシュがシャーリー・フェネットの父親を死亡させたことをその日に知ってしまいます。一方ルルーシュはシャーリー・フェネットとのデートを忘れておらず、ゼロの正体を隠してデートに遅刻して向かいます。

するとシャーリー・フェネットは父親が死亡してなお豪雨の中で傘もささずにルルーシュを待っていました。このシーンからシャーリー・フェネットのルルーシュへの想いの深さが分かるものになっており、そのルルーシュが父を殺したゼロであることから本当に不幸なヒロインであるといえるでしょう。

アニメコードギアスのエピソード13でシャーリー・フェネットはブリタニア帝国の軍人であるヴィレッタに騙されてルルーシュを尾行してしまい、そこでゼロの正体がルルーシュであったことが判明します。するとシャーリー・フェネットはそこに現れたヴィレッタを銃で撃ち抜いてしまいます。ルルーシュがゼロであったことや初めて人を撃った衝撃で混乱してしまったシャーリー・フェネットはある人物に隙を付け込まれてしまいます。

その人物は人の心を読むギアスを持っているマオであり、マオはシャーリー・フェネットを攫ってルルーシュをおびきよせるおとりとします。マオに操られたシャーリー・フェネットはルルーシュを撃とうとするものの実行できず、倒れてしまいます。するとルルーシュは辛い経験をしてしまったシャーリー・フェネットにギアスで今までのルルーシュの記憶を全て忘れろという暗示を行います。

そしてシャーリー・フェネットはルルーシュのギアスによって記憶を無くしてしまうのでした。しかしその後シャーリー・フェネットはルルーシュがゼロであるという手紙を見つけて再度ルルーシュを疑ってしまうのですが、シャーリー・フェネットはこの事実を誰にも明かすことなく心の中に留めるのでした。

第2シーズンであるコードギアス反逆のルルーシュR2でもシャーリー・フェネットは記憶を失ったままでした。しかしシャーリー・フェネットはルルーシュがゼロであることを忘れていることからまた新しく関係を築いていきます。そして過去にあったことは繰り返すかのようにシャーリー・フェネットはまたしてもルルーシュに好意を寄せていくのでした。

ルルーシュはゼロとしてブリタニア帝国と戦っている間、咲世子に自分の影武者を頼むのですが咲世子は人間関係を円滑にするためにシャーリー・フェネットとキスをしてしまいます。しかし咲世子は他の女性とも関係を築いてしまい、シャーリー・フェネットにあらぬ誤解を生んでしまいます。その状況を見た生徒会会長であるミレイ・アッシュフォードはキューピッドの日というイベントを企画します。

このミレイが企画したイベントのお陰で誤解が解け、シャーリー・フェネットとルルーシュは恋人の関係へと発展します。この回ではシャーリー・フェネットのかわいい魅力がたくさん描かれており、多くの視聴者からかわいいといった感想が多く寄せれることになりました。

かわいい魅力をたくさん持っているシャーリー・フェネットにはそのかわいい姿を再現した数々のフィギュアが発売されています。このシャーリー・フェネットのフィギュアは水着姿のものからキーボードで演奏する小悪魔な格好をしたシャーリー・フェネットなどが発売されており、どれもとてもかわいいものになっています。

このかわいいシャーリー・フェネットのフィギュアは多くのシャーリー・フェネットファンから人気を集めることになり、コードギアスのフィギュアの中でも人気のフィギュアとなっています。

シャーリー・フェネットは記憶を失ってからまたしてもゼロがルルーシュであることを知ってしまうのですが、シャーリー・フェネットはルルーシュがゼロとして活動することを許して逆に孤独の中で戦っているルルーシュの力になりたいとロロに告げます。しかしロロはルルーシュを独占したいという欲望からシャーリー・フェネットを口封じのために射殺してしまいます。

シャーリー・フェネットはロロに撃たれた後、すぐに死亡することはなく、瀕死の中ルルーシュが駆けつけます。するとルルーシュはシャーリー・フェネットに「生きろ！」とギアスをかけるのですが、人間の命を復活させることはできず、シャーリー・フェネットは死亡してしまいます。お互いの気持ちが通じ合うことが出来たのにシャーリー・フェネットが無残にも死亡したことでルルーシュは涙を流して悲しみます。

その後ルルーシュは平静を装うためにシャーリー・フェネットを死亡させた原因であるロロに対して「よくやった」と褒めたたえます。しかし内心ではギアスを生み出したギアス嚮団への怒りでいっぱいでした。この怒りは全てシャーリー・フェネットを死亡させたのはギアスの能力のせいだという理由からでした。

この言葉は新しく学園に転校してきたスザクに接しようとした際に発言された名言です。シャーリー・フェネットは周囲が日本人であることを理由にスザクを差別する中積極的に話しかけようとします。しかし周囲の反対でシャーリー・フェネットはスザクと接することを止められてしまいます。この名言はシャーリー・フェネットの心の優しさを現した言葉といえるでしょう。

このセリフはシャーリー・フェネットがルルーシュとカレンの関係に嫉妬をした際に発した名言です。この時コードギアスの世界ではナリタ騒ぎで大変な状況になっていたのですが、シャーリー・フェネットはルルーシュとカレンが二人して欠席していることが気になって仕方がありませんでした。この時のシャーリー・フェネットは頬を赤く染めて拗ねる仕草をしており、とてもかわいいものになっています。

この名言はシャーリー・フェネットがルルーシュとデートをする際に父親からコンサートのチケットを貰った時に発言したセリフです。シャーリー・フェネットは好意を寄せていたルルーシュとデートをすることになり、とても喜びます。しかしこのデートの当日に父親が死亡したことを知ることになり、シャーリー・フェネットは不幸な道へ歩みを進んでしまうことになっていきます。

シャーリー・フェネットは作中において間違った方法で好意を寄せているルルーシュにキスをしてしまい後悔した際に発した名言です。この名言を発した際のシャーリー・フェネットは後悔の気持ちでいっぱい気持ちが表情にも現れており、とても痛々しい表情をしています。

このセリフはギアスで記憶を失ってしまったシャーリー・フェネットが慰霊碑の前でルルーシュに初めて会った人のように接した際に発せられた名言です。シャーリー・フェネットはルルーシュが「大事な人を失くしてしまった」という言葉に悲しいことはあるけど朝はくるから無理して押さえても仕方がないと話します。好意を寄せていた人の記憶を失くしてしまった姿には涙した視聴者も多数いました。

シャーリー・フェネットがルルーシュに言うように朝を迎えるのですが、ギアスで記憶を失くして迎えてしまった朝はとても虚しいものなのではないでしょうか。

ミレイ・アッシュフォードはシャーリー・フェネットが所属する生徒会の会長を務めている女性です。ミレイ・アッシュフォードは人の秘密を知ることが大好きであり、もちろんシャーリー・フェネットがルルーシュに好意を寄せているのも知っていました。ミレイ・アッシュフォードはルルーシュに恋をしているシャーリー・フェネットを応援するのですが、実はミレイ・アッシュフォード自身もルルーシュに好意を寄せていました。

しかしミレイ・アッシュフォードは自分のルルーシュへの行為を心の中にとどめ、純粋にシャーリー・フェネットの恋を応援します。そんなシャーリー・フェネットはルルーシュと付き合うことになった後、死亡してしまいます。その後シャーリー・フェネットの葬式が開かれることになったのですが、これにルルーシュは参列することはなく、ミレイ・アッシュフォードは悲しみの表情を浮かべるのでした。

ニーナ・アインシュタインは生徒会長のミレイ・アッシュフォードと幼馴染の関係にあり、シャーリー・フェネットと同じ生徒会に所属しているメガネをかけた女の子です。ニーナ・アインシュタインは大人しい性格をしており、明るいシャーリー・フェネットを苦手としていました。しかしシャーリー・フェネットが死亡した報せを受けたニーナ・アインシュタインは悲しみで涙を流します。

枢木スザクは名前の通り日本人であり、ブリタニア帝国の軍人として最強の兵器ランスロットに搭乗して戦います。枢木スザクはアッシュフォード学園に転校してくることになった際、日本人であることから周囲に差別され孤立します。そんな中唯一シャーリー・フェネットだけが明るく接してくることになり、親密な関係を築きます。その後周囲と打ち解けた枢木スザクは生徒会に所属することになります。

リヴァル・カルデモンドはシャーリー・フェネットと同じ生徒会のメンバーの一人であり、会長のミレイ・アッシュフォードに好意を寄せている青髪の少年です。リヴァル・カルデモンドはミレイ・アッシュフォードと同じくシャーリー・フェネットがルルーシュに好意を寄せていることを知っており、シャーリー・フェネットがルルーシュと結ばれることを応援していました。

シャーリー・フェネットが死亡し、葬式が行われた際にはミレイ・アッシュフォードと同じくシャーリー・フェネットに好意を寄せていたルルーシュが参列していないことに深く悲しみました。

ナナリー・ランペルージはルルーシュの妹にあたる盲目の少女であり、生徒会のメンバーではないものの、生徒会の活動に参加しています。コードギアス第1シーズンではシャーリー・フェネットはナナリー・ランペルージのことを「ナナちゃん」と呼ぶなど親交を深めていました。しかし第2シーズンであるＲ2ではルルーシュによって生徒会メンバーの記憶を消されてしまっており、ナナリーの記憶も全て消されてしまっていました。

紅月カレンは生徒会のメンバーであると同時に黒の騎士団のメンバーの一人です。シャーリー・フェネットは紅月カレンがルルーシュに好意を寄せているのではないかと勘違いし、何度も問い詰めます。コードギアス第2シーズンであるR2では紅月カレンが黒の騎士団に所属していることがシャーリー・フェネットにバレてしまい、ルルーシュと二人で自分を騙していたと感じたシャーリー・フェネットはショックを受けてしまいます。

ロロはコードギアス第2シーズンであるR2から登場した新キャラクターであり、ルルーシュの弟として監視するためにギアス嚮団から派遣されている少年です。ロロはルルーシュを独占したいという欲望が深く根付いており、シャーリー・フェネットの存在が疎ましく思っていました。そしてロロはシャーリー・フェネットがゼロがルルーシュだと気付いた時に、その弱った心を利用して悲劇を生むことになってしまいます。

アニメコードギアスでシャーリー・フェネットの声優を務めたのは日本の女性声優である折笠富美子です。声優の折笠富美子は演技力に定評がある声優であり、コードギアスのシャーリー・フェネット役でもかわいい声や悲しく切ない声を演じきり、シャーリー・フェネットにぴったりともいえる見事な演技を見せつけました。

声優の折笠富美子は1974年に東京で生まれ、現在44歳の女性です。折笠富美子は元々劇団に所属しており、1999年のテレビアニメ「GTO」で声優としてデビューを飾ります。折笠富美子は様々なタイプのキャラクターを演じることができる演技力を持った声優であり、数多くの有名アニメ作品に出演しています。また声優の他にも歌手としても活動しており、現在も人気が絶えない声優です。

声優の折笠富美子がコードギアス以外で声優を務めたアニメ作品として挙げられるのが「ブリーチ」のヒロインである朽木ルキア役や「鋼の錬金術師」のリザ・ホークアイ役です。ほかにも「将国のアルタイル」や「HELLSING」などでも声優として出演しており、日本を代表する女性声優の一人となっています。

声優の折笠富美子はコードギアスのシャーリー・フェネット役としてキャラクターソングを歌っています。そのキャラクターソングの曲名は「晴れのち夏の雨」といった名前であり、シャーリー・フェネットが死亡した回を観た後にこの曲を聞くと心に響くような歌詞となっています。シャーリー・フェネットファンの方でまだ聞いたことが無い方は是非一度聞いてみるのもいいでしょう。

コードギアスの視聴者で寄せられたシャーリー・フェネットに関する感想の中で最も多く寄せられたのがかわいいといった感想でした。シャーリー・フェネットはコードギアスでも珍しく純粋無垢な感情を持った女の子であり、ルルーシュに恋をする中でカレンに嫉妬したり、ルルーシュとデートをするシーンはとてもかわいいものになっています。

シャーリー・フェネットがかわいいといった感想のほかにはシャーリー・フェネットの最後に胸を痛めた感想が見受けられました。シャーリー・フェネットはルルーシュに対して純粋に恋をいているだけなのに、悲劇に巻き込まれてしまい、無残な最後を遂げてしまいます。このことで最後まで報われることが無かったシャーリー・フェネットの姿を見るのがしんどいといった感想を集めることになってしまいました。

本記事ではコードギアスに登場するシャーリー・フェネットについてかわいい魅力や死亡した理由などをまとめてご紹介しました。シャーリー・フェネットはただルルーシュのことを好きになっただけなのに、ルルーシュの野望に巻き込まれてしまい、無残な最後を迎えてしまいます。

しかしある意味これはアニメコードギアスを視聴している人達へ正義とは何なのかといった問いかけをしているのではないでしょうか。もしアニメコードギアスを視聴した方で、シャーリー・フェネットの最後のシーンで辛い思いをしたのでしたら、一度本当の正義とは何かということを考えながら是非ご覧ください。