2019年02月12日公開
2019年02月12日更新
【ジョジョ】ポコロコのスタンドは歴代最弱?名言・名セリフや声優を紹介
スティール・ボール・ランは、大人気漫画・アニメのジョジョの奇妙な冒険シリーズの第7部にあたる作品です。ジョジョシリーズには様々なスタンド使いと呼ばれるキャラクターが登場します。ここでは、スティール・ボール・ランに登場するポコロコというキャラクターについてまとめます。ポコロコの作中での名言・名セリフや声を担当した声優についてご紹介します。また、スティール・ボール・ラン優勝者などネタバレを含みながら、ポコロコのスタンド能力について解説します。
目次
ポコロコが登場するジョジョとは?
ジョジョの作品情報
スティール・ボール・ランに登場する注目キャラクター、ポコロコについてご紹介する前に、ジョジョの作品情報をご紹介していきます。まず、ジョジョとは、「ジョジョの奇妙な冒険」の略称です。ジョジョの奇妙な冒険とは、シリーズの始まりに当たる第1部が1987年に週刊少年ジャンプにて連載を開始しました。その後、週刊少年ジャンプ、およびウルトラジャンプにて連載中の超大作です。
ジョジョの奇妙な冒険のあらすじを簡単に説明します。主人公は基本的に通称ジョジョと呼ばれる、ジョースター家の血族です。第1部でのジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーとの戦いを始まりとして、その後1世紀以上にわたる、ジョースターの血族と宿敵ディオとの戦いの歴史を描いています。
ジョジョのシリーズ
ジョジョの奇妙な冒険シリーズは、30年以上にわたり連載が続けられています。ジョジョの奇妙な冒険というタイトルで連載されていたのは、第5部に当たる物語までです。第1部から現在連載中の第8部まで、主人公はそれぞれ異なっています。人気のジョジョシリーズの流れを大まかにご紹介します。
まず、第1部はジョジョシリーズの始まりともいえる章です。吸血鬼と化したディオと主人公ジョナサンの戦いを描いています。第2部では、ジョナサンの孫のジョセフが主人公となり、古代からよみがえった超人と闘いました。第3部では、ジョセフの孫の承太郎を主人公とし、蘇ったディオとの戦いを描いています。この第3部にて、スタンド能力という概念が登場しています。
その後も第4部、第5部と主人公を変えながら、ジョジョの奇妙な冒険は続いていきます。第6部では、「ストーン・オーシャン」というタイトルがつけられましたが、実質ジョジョの奇妙な冒険第6部という位置づけになりました。同じくポコロコは登場するスティール・ボール・ランも、ジョジョの奇妙な冒険第7部という位置づけとなっています。
スティール・ボール・ランのあらすじをご紹介します。1890年のアメリカ大陸にて、人類史上最大のレースが行われることになりました。その名も「スティール・ボール・ラン」。このレースに優勝すれば、多額の賞金と名声が手に入ります。世界各国から、優勝を目指す強者がアメリカに集結しています。スティール・ボール・ランの主人公、ジャイロとジョニーのこのレースの参加者です。
ポコロコのスタンドは歴代最弱?
ポコロコのプロフィール
ポコロコとは、ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティール・ボール・ラン」に登場するキャラクターです。ポコロコのプロフィールを紹介します。ポコロコはジョージア州に住む黒人の農民の青年です。年齢は21歳。彼の両親は額に汗して働き続けたため、奴隷から解放されることが出来ました。ポコロコは、レースの開催される2ヶ月、50億人に一人の幸運が舞い降りると占い師に言われた為、優勝目指してレースに参加する事にしました。
ポコロコの人物像
ポコロコの人物像は、のんきでマイペース、さぼり癖のある青年です。必死で働いた両親とは対照的な性格をしています。頑張って働くよりものんびり空を眺めているような、だらしのないポコロコですが、占い師の言葉をきっかけに優勝を狙ってスティール・ボール・ランに参加しています。幸運を身に着けているポコロコは、まさに優勝候補、通称「黒い彗星」です。
ポコロコのスタンド「ヘイ・ヤー」
ポコロコは占い師から「50億人に一人の幸運」との言葉をかけられています。しかし、ただ単純に運が良いという訳ではありません。ポコロコにはスタンド・「ヘイ・ヤー」が付いているのです。「ヘイ・ヤー」は自我のあるスタンドで、ポコロコに何かとアドバイスをしてきます。ポコロコの持つ強運は、このスタンド「ヘイ・ヤー」のものであると考えられていました。
スティール・ボール・ランの作中では、ポコロコのスタンド能力の名前は不明なままでした。しかし、後に発売された公式資料集において、そのスタンド能力の名前や能力が明らかにされました。実は、スタンドヘイ・ヤーの能力は、「ただ励まして自信を付けさせてくれる」だけだったのです。という事は、ポコロコの持つ運はスタンドヘイ・ヤーの能力ではなく、ポコロコ自前のものだったという事です。
ポコロコの本編での活躍
ジプシーの占い師に幸運が舞い込むと予言され、優勝を目指してスティール・ボール・ランに出場したポコロコ。作中では、スタンドヘイ・ヤーと一緒に白熱のレースを展開しています。特に馬術に秀でていたり特殊な能力を持っているわけではないポコロコ。しかし、幸運を味方につけ自信に満ち満ちていたポコロコは、スティール・ボール・ランにおいて最終的に優勝を果たしたのです。
ポコロコとヘイ・ヤーの名言集
「『牛』ダカラナッ!」
この「『牛』ダカラナッ!」という名言は、ポコロコのスタンドヘイ・ヤーの放った名言です。スティール・ボール・ラン参加当初は、ポコロコは自身にスタンド能力が発言していると気づいていませんでした。この意味深な名言は、ヘイ・ヤーがポコロコに突然語り掛けた時の名言です。
「オジンは後ろに下がってなッ」
一農民でなまけもののポコロコですは、幸運を身にまとってノリノリでレースに参加しています。スティール・ボール・ランには他にも数々の強者が集結していますが、ポコロコも意外と上位に食い込んできます。この「オジンは後ろに下がってなッ」という名言は、白熱のレース展開の中でポコロコは言った名言です。ちなみにオジンとはジャイロの事。ポコロコの満ち溢れる自信を感じさせる名言です。
「驚きだよオオYEEEEHAAHHHッ!」
過酷なレース中、ポコロコは次々にピンチに襲われます。普通に行けばレースに負けてしまうか、危険な目にあってリタイアしてしまうかというところでも、ポコロコには幸運が付いています。この名言は、悪魔の下り坂を下っている時、ポコロコが言った名言です。ポコロコ自身もピンチにもうだめかと思った時、運よく危険を回避した時に飛び出した名言です。
「オマエはラッキー・ガイだ!」
この名言は、ポコロコのスタンドヘイ・ヤーが、ポコロコに囁いた名言です。ヘイ・ヤーの能力は、所有者を勇気づけるだけという事が後に分かりました。ヘイ・ヤーはいつでもポコロコの肩のあたりにくっついて、耳元で幸運の囁きをし続けるのです。
「オメエさんにゃあ幸福の女神がついてるんだ」
ポコロコのスタンドヘイ・ヤーは、ポコロコを元気づけ自信を感じさせるポジティブな名言を多数残しています。ヘイ・ヤーは見た目こそみすぼらしくお世辞にもカッコいいとは言えないスタンドです。しかし、ポコロコの楽天的な性格とマッチし、最終的にはポコロコをスティール・ボール・ラン優勝者へと導いたのです。
「オレは『50億分の1の男』だ」
ポコロコは過酷なスティール・ボール・ランの最中、危険に見舞われて自信を揺るがせてしまう事もありました。しかし、自身に舞い込んでくるという幸運を信じ、優勝めがけてひた走ります。この名言は、ポコロコが自分の幸運を信じ、ひたすらに馬を走らせている時の清々しい名言です。
「数えてる 雲の数をよォ」
この名言は、ポコロコの本来ののんびりした性格を良く表しています。あくせく働くことを嫌い、雲を数えて空を見上げて寝ているポコロコ。さぼり癖のあるポコロコは、一日で雲をいくつ数えられるのか、一度数えてみたかったとも言っています。
「『幸運』だけだよ」
ポコロコのスタンドヘイ・ヤーの印象的な名言に、「全員が限界でゴールに向かう時、残るのはどんな差だ?」というものがあります。この言葉には「『幸運』だけだよ」と続き、ポコロコを勇気づけるのにふさわしい名言となりました。
「突っ走れェ!!」
ヘイ・ヤーのこの名言も、非常にポジティブで印象深い名言です。この後には、「おまえさんのゴールには幸運しか待っていねえんだぜ」と続きます。いつでもポジティブな名言で、ヘイ・ヤーはポコロコの背中を押し続けます。
「はっ速いッ!速いぞッ!YOッ!YOッ!」
スティール・ボール・ランのレース中、ポコロコは何と落馬してしまいます。レース中に落馬してしまうなんて、このままリタイアになってしまうかという場面です。しかし、幸運を身にまとっているポコロコは逆に落馬したことで有利な状況になるのです。そんなとき、ポコロコの言った名言がポジティブで印象的です。
「ヨォ・・・!」
ポコロコのスタンドヘイ・ヤーは、突然現れてポコロコに語り掛け、アドバイスをしてきます。この名言には、「ムキになるな」「肩の力を抜きなよ」と続き、緊張の走るポコロコに、自分の幸運を信じるように語り掛けているのです。
ポコロコの担当声優は?
ポコロコのゲーム声優は川津泰彦
ポコロコの声優をゲーム版で務めたのは、川津泰彦です。川津泰彦は東京都出身の声優で、1966年生まれです。メインキャラをはじめ、脇役など様々なキャラクターの声優を務めます。バイプレイヤーといて活躍している声優です。
川津泰彦の出演作品
声優川津泰彦の他の出演作をご紹介します。印象的な役どころで言えば、ドラゴンボールのミスターポポも声優川津泰彦が担当しました。スラムダンクでは高砂一馬、キン肉マンⅡ世ではブロッケンJrの声優を務めています。
ポコロコのVOMIC声優は岡林史泰
ポコロコのVOMIC声優を担当しているのは、岡林史泰です。声優岡林史泰は1978年生まれで、賢プロダクションに所属して活動しています。声優として安定感のある演技が評価されています。
岡林史泰の出演作品
声優岡林史泰のポコロコ以外の出演作では、イナズマイレブンGOの丸坂隆二、ベイブレードバーストの黄山乱太郎などがあります。幅広い役を演じている声優として有名です。
ポコロコが登場する7部の主要キャラ・スタンド
ジョニィ・ジョースター/タスク
スティール・ボール・ランの主人公、ジョニィ・ジョースターは、元一流騎手の青年です。過去に巻き込まれたいざこざで下半身不随となってしまいます。ジョニィのスタンド能力は、タスク。発現した当初は回転させた爪を打ち出す能力でしたが、物語の進行に伴ってどんどん進化しました。
ジャイロ・ツェペリ/鉄球
ジェイロ・ツェペリは、スティール・ボール・ランの主人公の一人です。スティール・ボール・ラン優勝で与えられる恩赦を求めて、レースに参加しました。鉄球が生み出す回転を使って敵を攻撃します。スタンド能力はあくまで鉄球の力の補助的な役割を持っています。
マウンテン・ティム/オー!ロンサム・ミー
マウンテン・ティムは、スティール・ボール・ラン中に起きた殺人事件を調査するために行動している保安官です。スタンド能力のオー!ロンサム・ミーは、ロープと自分の体を一体化させバラバラにし、自在に操れる能力です。
サンドマン/イン・ア・サイレント・ウェイ
サンドマンは、スティール・ボール・ランに自分の足だけで挑むという、俊足の青年です。サンドマンの本名は実はサウンドマンで、音に関係するスタンド能力イン・ア・サイレント・ウェイを持っています。
ホット・パンツ/クリーム・スターター
ホットパンツは、ジャイロと同じ祖国を持つ元修道女です。スタンド能力のクリーム・スターターは、スプレーから肉を噴射することが出来る能力です。噴射した肉は肉体にくっつくので、敵を窒息させたり、自分は変装したりできる便利な能力です。
ディエゴ・ブランドー/スケアリー・モンスターズ
ディエゴ・ブランドーは不幸な過去を持った天才騎手です。野望を胸に抱きスティール・ボール・ランに参加しました。スタンド能力、スケアリー・モンスターズは自信を恐竜に変身させることが出来ます。
ファニー・ヴァレンタイン/D4C
ファニー・バレンタインは、スティール・ボール・ランのラスボスとしての立ち位置のキャラクターです。第23代アメリカ大統領でもあります。スティール・ボール・ランを利用して聖人の遺体を集めています。スタンド能力は、通称D4C。物体の間に挟まれると発動し、並行世界を自由に行き来できます。
ポコロコに対する感想や評価は?
個人的にめちゃめちゃ7部カッコよくて好きです……
— ラナ (@JOJOgawa) February 4, 2019
ポコロコの「遺体に関わらなかったのが1番の幸運」てのが面白かった
スティール・ボール・ランのポコロコの評価で多いのが、その幸運が凄いというものです。スティール・ボール・ランに参加している猛者たちは、遺体をめぐる争いにも参加して次々脱落していきます。ポコロコは結果的に遺体に関わらなかったことで優勝できたとなっています。
ポコロコのスタンド好き ポコロコの1stステージ最終盤のスタンド自覚した時のギンッ!顔好き
— おろし♥千歳 (@nkabaoasub) December 4, 2018
スティール・ボール・ランのポコロコに対する感想で、スタンドが発現しているのを自覚したシーンが良いというものもあります。普段怠け者でさぼり癖のあるポコロコですが、勝負に挑むときに気迫は他の猛者に負けていません。ハッピーに暮らしたいというポコロコらしい純粋な考え方も、ポコロコが好感を持たれている理由の一つです。
ポコロコのスタンド優勝ジョジョまとめ!
ここでは、スティール・ボール・ランに登場する人気キャラクターポコロコについてご紹介しました。彼のスタンド能力ヘイ・ヤーは、所有者を励ます能力であって、幸運はポコロコ自身のものだという事がわかりました。のんびりしただらしのない性格のポコロコでしたが、大陸横断レーススティール・ボール・ランで、その幸運を活かし見事優勝を飾りました。
他にもスティール・ボール・ランに登場する、様々なキャラクターも一緒にご紹介しました。スティール・ボール・ランに興味がわいたという人は、是非作品をチェックしてポコロコの活躍に注目してみてください。