【物語シリーズ】貝木泥舟の死亡の真相とその後を考察!かっこいい名言も紹介

大人気の「物語シリーズ」に出てくる貝木泥舟を知っているだろうか。化物語、花物語、恋物語など数多くのシリーズに登場している貝木泥舟だが、今回は彼について紹介していく。貝木泥舟は詐欺師として数々のキャラクターを騙す人物なのだが、回を重ねるごとに彼の性格などが明らかになっていく。今回は貝木泥舟の死亡説について、またかっこいいと言われている理由や名言集、そして貝木泥舟の声優を担当している人物についても全て公開。

【物語シリーズ】貝木泥舟の死亡の真相とその後を考察!かっこいい名言も紹介のイメージ

目次

  1. 貝木泥舟はどんなキャラ?
  2. 貝木泥舟は恋物語で死亡する?
  3. 貝木泥舟は花物語で再登場?その後を調査
  4. 貝木泥舟の死亡の真相に迫る
  5. 貝木泥舟のかっこいい名言集
  6. 貝木泥舟の声優
  7. 貝木泥舟に関する感想や評価は?
  8. 貝木泥舟の死亡の真相まとめ

貝木泥舟はどんなキャラ?

貝木泥舟は詐欺師

物語シリーズに出てくる貝木泥舟(かいきでいしゅう)は、偽物語から出てくる人物。初登場の時にかなりの悪役として出てくるのだが、彼は詐欺師で、戦場ヶ原ひたぎを騙していた過去があったのだ。そんな貝木泥舟が死亡した件について今回の記事では紹介していく。しかし、物語シリーズを見たことがない人や、貝木泥舟がどのような人物なのかを知らない人の為に、まずは貝木泥舟について詳しく説明していく。

まずは記事を読み進めやすいように貝木泥舟のおおまかな説明からしていくのだが、彼は基本的に詐欺師であり、一つ一つの言葉が真実か嘘かわからない。戦場ヶ原ひたぎや阿良々木暦などに質問をされても必ず「本当かはわからないぞ。俺は詐欺師だ。」と言い2人を混乱させている。初めて登場してきた時は、完全な詐欺師なので視聴者からも嫌われるのだが、彼のことを知るにつれて、どんどんかっこいいと言われるようになっていく。

冷血な人物だというイメージも強い貝木泥舟なのだが、実は義理人情に熱い面も持ち合わせており、また自分が詐欺師だと言い周囲を脅すようなことをしつつ、本当は守っていた、などという展開もあり、視聴者からも人気の高いキャラクターの一人なのだ。アニメ版では、貝木泥舟の声優がぴったり!と言うファンも多く、声優として選ばれた三木眞一郎自身も、貝木泥舟コスプレをするなど、お気に入りのキャラとなっているようだ。

貝木泥舟の容姿

詐欺師の貝木泥舟の見た目は、色白の肌にオールバックの黒髪、そして黒のスーツに黒のネクタイ、黒のロングコートを着用しているのが基本スタイルだ。そして白い手袋をおり、一見ドラキュラのようにも見える容姿なのだが、視聴者からは「スタイリッシュでかっこいい」という声も上がっていた。しかし、実は一度彼の服装が変わったことがある。その時はいつもの衣装と真逆と言っていいほどラフな「アロハシャツ姿」だったのだ。

赤色のアロハシャツを着こなしている姿は意外だという声も上がっていたのだが、案外、貝木泥舟に似合っており、かっこいいイメージから親しみやすい印象に変わったという人もいたようだ。普段は詐欺師らしいと言えるような容姿をしているのだが、アロハシャツの時だけは近所のお兄ちゃんのような風貌になっているのだが、結局なんだか胡散臭い印象を持つ人も多く、ある意味詐欺師らしさが全面に出ているキャラクターだと言える。

貝木泥舟の性格

物語シリーズに出てくる貝木泥舟は、詐欺師であるということから、性格はいたって冷静。そして表情もほとんど変わることがなく、何を考えているのかわからない人物である。彼の信念は「命より金が大事」であり、とにかくお金にならないことに関しては、一切行動しようとしない。逆にお金のことになれば、子供だろうと容赦なく巻き上げようとする人物。口が非常にうまく、確信を付いてくるなどし、頭が良く、回転も非常に早い。

誰かの為に動くことはないというイメージなのだが、実は彼自身かなり正義感が強いのだ。しかし、詐欺師である貝木泥舟は、自分自身も偽って生きていることが物語を読み進めていくとよくわかる。情報を渡す時も、単なる相談の時も「知りたいか、教えてやる。金を払え。」とお金を巻き上げようとするのだが、実はこれは単なる照れ隠し。結果として無償で動くことが多く、いつも金欠状態なのだ。実は優しい心の持ち主でもある。

貝木泥舟の初登場回

貝木泥舟が初登場したのは「偽物語」だ。その時は、阿良々木暦の妹たちが通っている中学校で「おまじない」と称して詐欺師として大規模な人数からお金を巻き上げていた。中学生の間ではかなり噂が広がり、阿良々木暦達も動き始めるのだが、実は貝木泥舟の正体はゴーストバスター。怪異を倒す活動をしている忍野めめと同じだったのだ。しかし、貝木泥舟は怪異を使うことは出来ず、偽の怪異と評して催眠術をかけるのが得意分野。

偽の怪異として、阿良々木暦の妹である火憐にも怪異を埋め込んだりしているが、あれも一種の催眠術だったようだ。何度も言うようだが、彼はあくまでも詐欺師なので、騙すことにかけての能力は非常い高い。また、戦場ヶ原ひたぎ自身も彼に騙された結果、家庭が崩壊されてしまったのだが、この件に関しては戦場ヶ原ひたぎの思い間違いだったことが後々わかってくるのだった。初登場は印象が悪い貝木泥舟だが、実は悪い人ではない。

貝木泥舟の意外な大学時代

怪異の専門家である貝木泥舟は、実は忍野メメと同じ大学、サークルに所属していたことがわかっている。所属していたサークルは「オカルト研究会」だったようで、実際その頃から怪異について研究していたようだ。しかし、詐欺師である貝木泥舟が真面目に研究していたかというと、その描写は出てこない。逆に忍野メメは真面目に活動をしていたということがわかっている。また、貝木泥舟は忍野メメのことが苦手だったようだ。

忍野メメが真面目というのは少しイメージが湧きにくいのだが、大学時代も決して研究に没頭していたわけではない。ちゃらんぽらんな雰囲気はそのままで、女の子を何人も弄ぶなどし、勉強している姿も見たことがないほどだけれど優秀だった、といういわゆる天才なのだ。貝木泥舟は自分がない才能を持っている忍野メメに少し嫉妬心があったような描写もあった。貝木泥舟はこの頃から詐欺師としての腕をどんどん磨いていったようだ。

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貝木泥舟は恋物語で死亡する?

恋物語での貝木泥舟:戦場ヶ原からの依頼

偽物語では、貝木泥舟が中学生の間で「おまじない」を流行らせてお金をだまし取っていたとされたのだが、実は戦場ヶ原ひたぎも過去に騙した経緯があるという伏線が張られていた。そして恋物語でその内容が明らかになる。元々戦場ヶ原ひたぎは、怪異のひとつ「おもし蟹」に体重を奪われてしまっていた。自分の重さを取り戻す為に貝木泥舟に依頼をしたのだが、結果として「おもし蟹」に体重は奪われたまま、家庭は崩壊してしまう。

戦場ヶ原は貝木のせいで親が離婚し、そして母親に捨てられたと思い込んでいた。しかし、恋物語の中で、実際は変な宗教にハマってしまった戦場ヶ原の母親のせいですでに家庭が崩壊していたことがわかっている。また、母親の手によって、同じ宗教に所属している男性達に、戦場ヶ原ひたぎを差し出して、自由に乱暴させようとしていたのだ。そのことを知っていた貝木泥舟は、戦場ヶ原ひたぎを守る為にあえて離婚を仕向けたのだ。

戦場ヶ原ひたぎは、結果として貝木泥舟に助けられていたこを知る。また、戦場ヶ原ひたぎは幼い頃、貝木泥舟に恋心を寄せていたこともわかっている。貝木泥舟に関しても、戦場ヶ原ひたぎが好きだったのではないか、と言われているのだが、おそらく恋心ではなく、貝木泥舟の良心というか正義感のようなものと、そして親心のような感情でなんとか守ってやりたいと考えた可能性の方が高い。ちなみに戦場ヶ原の恋心は今はない。

恋物語での貝木泥舟:千石撫子を騙す

恋物語は、貝木泥舟のナレーターからスタートする。そして戦場ヶ原ひたぎから連絡があり「千石撫子」を騙してほしいという依頼を受けることになるのだ。実は囮物語(おとりものがたり)で千石撫子は蛇神様になってしまうのだ。そして、高校卒業後に阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎは千石撫子に殺される予定になっていた。千石撫子は阿良々木暦にずっと恋心を抱いており、戦場ヶ原ひたぎとくっついたことで心に傷を負っていたのだ。

神様になってしまった千石撫子を騙す、という依頼を一度断る貝木泥舟だが、戦場ヶ原ひたぎがお金を渡したことで、その誠意を受け取り騙すことを決意するのだ。しかし貝木泥舟は今回の件はデメリットが多すぎると考えており、自問自答を繰り返す。何か依頼を引き受けるべき理由を必死に考えていた。結果として、感がついたのは、神原駿河の為、というものだった。神原駿河との関係は後ほど詳しく説明していく。

貝木泥舟は千石撫子を騙す為に行動を開始する。貝木は毎日白蛇神社に行き、まずは千石撫子と仲良くし始める。そして何度も足を運んで毎日色々な話をしていく中で、信頼してもらえる関係になったところで、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎが死んだという嘘を伝える。しかし、千石撫子はその話が嘘だとすぐに見抜く。詐欺師として能力の高い貝木泥舟だったが、千石撫子を騙すことはできなかったのだ。

しかし、貝木泥舟は千石撫子をなんとかなだめる為に色々と考える。結果として、彼は千石撫子の自宅を捜索していた時に、自分が書いていた恥ずかしい漫画のことを話に出した。千石撫子は本当は漫画家になりたいと思っていたのだ。神様を辞めて漫画家を目指すように説得し、結果として神様を辞めさせることに成功し、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎは助かったのだった。

恋物語での貝木泥舟:襲撃され死亡?

恋物語で、千石撫子を神様ではなく普通の人間に戻した貝木泥舟は、その街を後にしようと雪が降る中歩いていく。しかし突然何者に頭を木の棒のようなもので殴られ、血だらけでその場に倒れ込んでしまう。犯人は、以前貝木泥舟が中学生を騙していた「おまじない」の被害者の学生でだった。彼は冷静に頭の中で色々なことを考えるのだが、意識はどんどん遠のいていってしまう。しかし、再びその人物が貝木泥舟に殴りかかる。

ドズン、という鈍い音とともに更に流れる血。貝木泥舟の意識はどんどん薄れていき、考えるこもともできなくなってしまう。そのまま恋物語は終了するのだが、貝木泥舟はそのまま死亡してしまったのか、真相は不明だった。ネット上でも、「死亡したの」「かっこいい貝木泥舟がもう見れないのでは」などという悲しみの声も上がっていたようだ。しかし、貝木泥舟が本当に死亡してしまったのか、次の花物語で明らかになった。

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貝木泥舟は花物語で再登場?その後を調査

貝木泥舟は花物語で再登場

恋物語で貝木泥舟が死亡してしまったのでは、と悲しむ声が多く上がっていたのだが、実は花物語で貝木泥舟が登場している。その時に神原駿河の前に現れ、あごひげが生えていた。花物語というのは、阿良々木暦や戦場ヶ原ひたぎが高校を卒業した後の物語であり、恋物語の未来のお話だ。なので、貝木泥舟は死亡していなかったのは間違いない。貝木泥舟が死亡していなくて嬉しい、びっくりしたという声なども多く上がっていた。

また、花物語の登場シーンでは、神原駿河の前に現れて驚くべき身体能力を見せるのだ。神原駿河と言えば、体育会系で足も早く運動神経抜群。そんな神原駿河は貝木泥舟の正体に気づいた瞬間、走って逃げたのだ。阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎの敵である貝木泥舟と喋るつもりはなかったようだ。しかし、貝木泥舟はあっさり神原駿河を走って追い越してしまう。実は貝木泥舟は元陸上部で、運動神経抜群の為、神原駿河も驚いていた。

貝木泥舟と神原駿河の出会い

貝木泥舟が阿良々木暦と初めて出会った場所は、神原駿河の家の前だったのだが、この時はまだ神原駿河と顔を合わしてはいなかった。貝木泥舟が神原駿河と初めて会ったのは、花物語の駅だった。「ようやく臥煙先輩の忘れ形見に会えた」と伝えるのだが、神原駿河はダッシュで逃げる。阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎに詐欺師でやばい人物だと聞いていたからだ。しかし、予想以上に貝木泥舟の足が速く、逃げ切ることはできなかった。

結果としてなぜか一緒に焼肉を食べることになるのだが、貝木泥舟は神原駿河にやたら優しく「肉を食え」など神原駿河の為に色々な助言もする。そこで、貝木泥舟の初恋の相手が神原駿河の姉である臥煙先輩だったことが判明する。また、臥煙先輩の妹であり、神原駿河の叔母にあたる臥煙伊豆湖についての話も神原駿河に話したりなどするのだが、基本自分のメリットになることしか行動しない貝木泥舟は神原駿河には特別な思いがある。

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貝木泥舟の死亡の真相に迫る

貝木泥舟の死亡(怪異)説

恋物語で血だらけになり、意識が遠のいていった為、死亡したのかと思われた貝木泥舟は、花物語で何もなかったかのように登場している。しかし、実は既に死亡しており、怪異として復活したのでは?という説も上がっている。実際に、死亡した人物が幽霊か怪異になって現れているケースはある。その代表は八九寺真宵だ。彼女は幼少期に事故で死亡しているのだが、阿良々木暦と会話をしたり遊んだりしているのだ。

八九寺真宵は、両親が離婚して、母親に会いに行く途中で事故に合い、死亡してしまったのだが、未だに母親に会う為にずっと道をぐるぐる回っていたのだが、阿良々木暦らと一緒に家の場所を見つけてもらう。てっきり成仏すると思ったが、その後も変わらず登場している。そのことを踏まえると、貝木泥舟も死亡しているのだが、神原駿河に会いたいという思いから成仏できず、怪異や幽霊となって神原駿河の前に現れた可能性もある。

貝木泥舟の生存説

貝木泥舟は死亡して怪異か幽霊になって現れたのでは、という意見もある一方で、風貌が変わっていることから生存説も上がっている。ダンディーになって登場した貝木泥舟を「かっこいい」という人も多かったようだが、基本的に死亡して幽霊や怪異になった人物は風貌が変わっていないのだ。年を取らないので当然なのだが、貝木泥舟はヒゲが生えている。恋物語で倒れ込んだ日から、再び花物語で登場するまでの期間は約2ヶ月だ。

大怪我をしたものの、復活するのに2ヶ月であれば特に違和感はない。怪我を治療する間ほとんど動けなかったのでヒゲも伸びたというのであれば、信憑性も高い。生存説に関しては、ストーリーとしては少し物足りないという人もいるのだが、怪異や幽霊説よりも納得のいく話であること、そして貝木泥舟が中学生に殴り殺されるというのはあまりに単純な終わりすぎること、そして今後も重要人物になるので、生きている可能性が高い。

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貝木泥舟のかっこいい名言集

名言1:言葉が偽りなのか心が偽りなのか

貝木泥舟のかっこいい名言1つ目は「言葉が偽りなのか心が偽りなのか」だ。この発言をした時は、自分が詐欺師であることを認めた上で、詐欺師の方が実は誠実であるということを説明した名言だ。詐欺師は言葉も偽りであり、心も詐欺をしようと考えており、心と言葉にん矛盾はない、ということだ。しかし、詐欺師ではない人物たちは、心で思っていることを抑えて、嘘の言葉を並べているのではないか、と訴えているのである。

そうであれば、人はほとんど詐欺師だということになる。逆に言葉で偽りを言ったとしても、そのことを本当に心で信じていれば詐欺にもならないという意味にも捉えられる。物語シリーズではこのような言葉遊びが非常に多く出てくるのだが、貝木泥舟の発言は特に考えさせられるものが多い。詐欺師が話す言葉が全て偽りであるということを明らかにしていれば、逆にその人物は誠実であるという考えもまた面白い。

名言2:正義に対する悪意だ

貝木泥舟のかっこいい名言2つ目は「正義に対する悪意だ」だ。この発言は、ミスタードーナツで阿良々木暦と一緒に話をしている時に言葉にした名言だ。この意味についてだが、阿良々木暦と貝木泥舟は待ち合わせをしたわけではないのに、偶然ミスタードーナツで出会ったのだ。そして偶然について貝木泥舟は「なにかの縁だ」と言ったのだ。しかし、すぐに彼は「なにかの縁」という言葉に違和感を覚えて言い直し始める。

貝木泥舟は偶然というのは「偶然」というのはやっかいなもので、単なる縁ではなく、通常は悪意により作り出されるものだと言ったのだ。悪意によるものから作られるものが偶然だというのだが、この言葉は一般的に当てはまるものではなく、あくまでも、貝木泥舟にとって、という意味合いである。貝木泥舟が偶然を装うのは、詐欺を働く為であることから、「偶然は悪意だ。正義に対する悪意だ。」と言い切って見せたのだった。

名言3:恋をしても失恋をしていない

貝木泥舟のかっこいい名言3つ目は「恋をしても失恋をしていない」だ。この言葉は、恋物語で千石撫子が「一生片思いを続けられたら素敵だと思わない?」と問いかけられた時に、貝木泥舟が心の中で放った発言の一部だ。貝木泥舟は臥煙先輩に片思いをしていたのだが、彼女が事故死してしまったのだ。そんな彼女のことを考えて貝木泥舟は自問自答を始める。すぐに臥煙先輩のことを思うあたり、一途に思い続けていることは明らかだ。

貝木泥舟は、死人が相手では思い続けるしかないこと、そしてその思いはいつまで経っても終わることはなく、どんなに別の人が現れたとしても変わることがない思いだと言っている。また、貝木泥舟は「恋はしているが失恋はしていない」と発言したのだ。片思いの相手が亡くなってしまっては、失恋することさえできないのである。客観的に分析した貝木泥舟だが、詐欺師である彼も恋の為ならメリットがなくても行動するようだ。

名言4:俺が千石撫子を騙すからだ

貝木泥舟のかっこいい名言4つ目は「俺が千石撫子を騙すからだ」だ。この名言を言った時に思っていたのは戦場ヶ原ひたぎのことだった。貝木泥舟は、戦場ヶ原ひたぎと初めて会った時に「脆いやつ」だと思っており、すぐに壊れてしまいそうなイメージを持っていたのだ。結果として戦場ヶ原ひたぎの母親は完全に壊れてしまったのだが、母親が壊れても、家庭が壊れても、戦場ヶ原ひたぎが壊れることはなく、現在も強く生きている。

恋物語ではいよいよ千石撫子に殺されてしまうことになってしまうのだが、そこでも戦場ヶ原ひたぎの心は壊れることはなかった。脆いのに壊れない、そんな彼女の強さを見続けてきた貝木泥舟なのだが、彼は「今この時も彼女が壊れることはない」とし、続いて「俺が千石撫子を騙すからだ」と発言している。この言葉を聞けば、戦場ヶ原ひたぎを守りたいという思いが伝わってくる。詐欺師とのギャップがかっこいいという声も多かった。

名言5:悪いだけの人間はいない

貝木泥舟のかっこいい名言5つ目は「悪いだけの人間はいない」だ。この名言は神原駿河と出会った時に伝えた言葉だ。神原駿河は貝木泥舟の前から走って逃げるのだが、あっさり追い抜かされて捕まってしまう。その時に、「好きな奴が自分を好きになってくれないのと同様、嫌いな奴が自分を嫌ってくれるとは限らない」と言う。これは神原駿河が貝木泥舟をいくら嫌ったとしても、逆に貝木が嫌いになることはないという意味なのだ。

そして続けてこう話す。「嫌なだけの人間はいない、悪いだけの人間はいない。」この発言としては、全く同じ性格の人はいないから、別の角度から見たらいい奴にもなりうるし、また別の角度から見たら悪いやつにもなってしまう、ということ。悪いだけの人間というものは存在せず、どんな人間であれ、理解してくれる人は出てくるということを伝えたかったという思いが入っているのだ。

この言葉に考えさせられたという人もおり、そんな風に考えらえる貝木泥舟をかっこいいという人も多かった。また、貝木泥舟は神原駿河に対して「走りは得意だが、常に走ってはいないだろう?」と問いかけ、自分も詐欺師だが、常に騙しているわけではないと発言する。たまには親切心での行動もすると言うのだが、今までの貝木泥舟では考えられないほど人間らしさが現れた発言であり、神原駿河へ特別な思いがあることもわかる。

名言6:知りたいか?教えてやる、金を払え

貝木泥舟のかっこいい名言6つ目は「知りたいか?教えてやる、金を払え」だ。貝木泥舟は阿良々木暦や戦場ヶ原ひたぎの相談に乗ったり情報を聞かれた時には、必ずこの言葉を伝える。貝木泥舟は実は優しくていい奴だというイメージが恋物語や花物語で明らかになっていくのだが、基本的にはれっきとした詐欺師なのだ。彼は一貫としてこの発言を貫き通しており、貝木泥舟と言えばこの名言だと言われるほどの言葉と言われている。

以外な優しさを持つ貝木泥舟だが、彼がメリットなどなく動くのは神原駿河の為、というよりも神原駿河の母親である臥煙先輩のためだけだ。恋物語で貝木泥舟が戦場ヶ原ひたぎの依頼を受けることになった時も、メリットなく行動するのに気が引けて必死に行動する理由を自問自答で探していた。結果として、臥煙先輩の娘である神原駿河は、戦場ヶ原たちと友人であるから、死んでしまったら悲しむ。だから助けるという結論に至っている。

名言7:俺は詐欺師だからな

貝木泥舟のかっこいい名言7つ目は「俺は詐欺師だからな」だ。詐欺師は自分から詐欺師であることを言わないのが普通だが、貝木泥舟は常に「俺は詐欺師だ」とはっきり宣言している。そんなはっきりした姿がかっこいいという人もいるのだが、彼がこの発言をする時は、決まって阿良々木暦や戦場ヶ原ひたぎらに情報を渡したり話をした時なのだ。本当に信じてもいいのか?俺は詐欺師だぞ、発言は全て嘘かもしれないと言うのだ。

しかし、いつも貝木泥舟の情報は正しいのだ。彼は詐欺師でありながら正しいことを教えてくれる。この言葉の意味としては、正しいことを言ったあとに「今のは嘘かもしれないぞ」と言うことで、自分自身が詐欺師としてちゃんと騙そうとしたことになるのだ。簡単に言うと彼は照れ隠しをしているのだ。最初は嫌な詐欺師として登場するのだが、ストーリーが進むにつれて彼の名言の裏に隠された人間らしさが見えてくるのだ。

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貝木泥舟の声優

貝木泥舟の声優は三木眞一郎

物語シリーズで人気のキャラクターの一人である貝木泥舟の声優を担当したのは、1968年生まれの声優でありナレーターである三木眞一郎だ。彼は幼少期から声優になりたいという夢を持っていたようだが、周囲の人からは声優で成功するのは一部の人間だけだと言われ続けており、なかなか声優の夢に賛成してもらえなかったようだ。しかし彼は諦めずに81プロデュースの研究生になり、見事声優の仕事に就くことができたのだった。

三木眞一郎のプロフィール

三木眞一郎が声優デビューを果たしたのは1989年で、ダッシュ!四駆郎の「神崎操」役だ。そこから声優としてのキャリアをどんどん積み重ねていき、2010年には、第4回声優アワードで「助演男優賞」を受賞し、2014年には第8回声優アワード「富山敬賞」を受賞するなど、彼の声優としての業績も高く評価されている。プライベートでは、2002年に元ファンだった一般人女性と結婚をしており、子供にも恵まれているようだ。

三木眞一郎の他の出演作

物語シリーズ以外の声優の代表作

  • キャプテン翼J(若林源三)
  • 愛天使伝説ウェディングピーチ(柳葉和也)
  • バーチャファイター(結城晶)
  • ポケットモンスター(コジロウ)
  • 頭文字D(藤原拓海)
  • 最終兵器彼女(テツ)
  • NARUTO -ナルト-(ミズキ)
  • BLEACH(浦原喜助)
  • つうかあ(棚橋コーチ)

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貝木泥舟に関する感想や評価は?

貝木泥舟が最初に出てきた時はとにかく嫌いだったという人も非常に多いのだが、花物語と恋物語で好きになった人も多かった。また、貝木泥舟のことをかっこいいという感想も非常に多い。

貝木泥舟の初登場のシーンでは衝撃の自己紹介だった。貝塚の貝に枯れ木の木という、なんともドラキュラを予想されるような発言だったのだ。偽物語では悪役だったが、どんどんかっこいいい面がでてきたという意見もあった。

恋物語で貝木泥舟のことが好きになった人は非常に多い。特に貝木泥舟がかっこいいという意見もネット上で多く上がっているようだ。恋物語では特に貝木泥舟が中心になってストーリーが進んでいくので、よりどんな人物かがわかる描写になっている。

貝木泥舟が雪が降る中で自分の死を受け入れていく姿をかわいいという人もいた。貝木泥舟が見せた少し弱気な部分がよく現れている場面だった。

偽物語ではとにかく嫌なキャラクターとして嫌われていた貝木泥舟だが、恋物語と花物語でこんなに好きになると思わなかったという意見もあがっている。

なんとか戦場ヶ原に手を貸そうとするのだが、メリットなく助けることに対して照れがあり、必死に何か理由を探すところなど、今までと違う優しい面も明らかになったことで、共感できる人が増えたようだ。

貝木泥舟の死亡の真相まとめ

貝木泥舟についてのまとめだったが、如何だっただろうか。恋物語の最後に貝木泥舟が死亡してしまった描写では悲しむ声も多くあがっていたが、花物語でヒゲを生やした状態で登場した貝木泥舟。恋物語や花物語では貝木泥舟の人間らしさがどんどん見えてくるのだが、他にも魅力的なキャラクターは多くいる。まだ物語シリーズを見たことがない人も、興味があればぜひ一度ご覧あれ。

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