【化物語】阿良々木月火の正体は怪異？声優や髪型・かわいい画像も紹介

西尾維新による大人気ファンタジー小説「化物語」の主人公・阿良々木暦の妹として登場するキャラ・阿良々木月火(あららぎつきひ)。可愛い見た目に個性的なキャラが相まって人気を博しています。しかし、阿良々木月火の正体は実は怪異ではないかとい噂も。

謎多き美少女キャラである阿良々木月火とはいったいどのような人物なのでしょうか。阿良々木月火の正体や髪形、名言などについてご紹介していきます。

• 名前：阿良々木月火(あららぎつきひ)
• 身長：156㎝
• 血液型：Ｂ型
• 誕生日：4月生まれ
• 口癖：「プラチナむかつく！」
• 中学2年生

化物語シリーズの主人公・阿良々木暦(cv.神谷浩史)の2番目の妹。真ん中に中学3年生の姉・阿良々木火憐(cv.喜多村英梨)がいます。「化物語」のアフターストーリーとされる「偽物語」で「つきひフェニックス」の主要キャラとして登場しています。「化物語」ではほとんど登場することはありませんが、火憐とともに予告を担当しています。大きなたれ目でゆるい表情が特徴。暦曰く「たれぱんだっぽい」そう。

可愛らしい見た目で和装をしていることも多いことから、大人しそうと思われがちな阿良々木月火。しかし、見た目に反して性格は大人しくありません。姉の火憐よりも攻撃的で、短期。ヒステリーに近く、ヤンデレ気質とも言える性格をしています。ドＳな部分もあるため、暦に「たれてないぱんだ…つまり、熊だ！」と言われるシーンもあります。

中3の姉・火憐一緒に「正義」のボランティアとして近所の中学生を助けて回っていたところ、2人には栂の木二中(つがのきにちゅう)のファイアーシスターズという異名が付くように。異名がついてからは自分たちでも「ファイアーシスターズ」を名乗り、正義の味方を自称しています。暦曰く「正義の味方ごっこ」。

火憐は自称「正義の味方」。ファイアーシスターズの実践担当であり正義のためなら手段を選びません。空手二段を取得しているため、喧嘩がかなり強いです。そして、月火はファイアシスターズの参謀担当であり、「趣味が正義」と語っています。攻撃的な性格なため、何かと理由をつけては暴れたがり、手段のために目的を選びません。火憐が中学を卒業すると、ファイアーシスターズから「ムーンファイアー」という名前に変えています。

阿良々木月火には和服が好きだという噂があります。中学では茶道部に入部していますが、入部の理由は和服が着たいから。和服を着るためだけに茶道部に入るあたり、かなりの和服好きであることが伺えるでしょう。スカートなどの洋服を着ることもありますが、家ではいつも浴衣を着用しています。

兄・暦のセクハラに対し、凶器を持ち出して反撃するなど激しい抵抗を見せている月火ですが、実はかなりのブラコンとして知られています。そのブラコンぶりはかなりのもので、暦の布団の中に潜り込んでは添い寝をするほど。過去には男子から告白された際、「お兄ちゃんが好きだから」と言って断ったこどもあるのだとか。

しかし、ブラコンな月火にも実は蝋燭沢君という年上の彼氏がいます。プラトニックなお付き合いをしているようですが、月火曰くラブラブなのだとか。「蝋燭沢君」という名前は出てくるものの、アニメにキャラクターが登場したことはありません。そのため、本当に実在する人物なのかは謎となっています。

「偽物語」つきひフェニックスのOPテーマ「白金ディスコ」。白金とはプラチナのこと。歌詞には月火が口癖と自称する「プラチナ～」が多く登場しています。月火のことは知らなくても、この曲だけは聞いたことがあるというほど有名な曲なのだそうです。

映像は和風調であり、和服を着た月火がかわいらしく踊っています。髪形を頻繁に変えている月火の姿を反映しており、PVでは月火の様々な髪形を見ることができます。「憑物語」では唐突に暦が踊りだす場面もあるようです。

物語シリーズには「怪異」と呼ばれるものが存在します。都市伝説や人の信仰・畏怖・噂によって生まれる怪異は、作中内で様々な出来事を巻き起こします。そして、阿良々木月火の正体は、実は怪異なのではないかとの噂があるようです。月火の正体が怪異と言われているのは何故なのか、解説していきます。

月火は異常なほど新陳代謝が良いようです。そして、それはなぜかというと、怪異・不死鳥の影響でした。普通の人ならば死んでしまうような怪我をおってもすぐに傷が治ってしまいます。そして、これは髪形にも影響していました。作中、月火の髪形がコロコロと変っていたのは、新陳代謝が良すぎるために髪の毛がすぐに伸びてしまうことが原因だったようです。

物語シリーズでは暦の周りの女性キャラが怪異に襲われることが主です。しかし、月火は怪異に襲われるのではなく、月火本人が怪異であるという事実が発覚します。怪異の名前は「しでの鳥」。しでの鳥はカッコウの托卵(たくらん)のように卵の世話を他の個体に託します。母体に取り憑いたしでの鳥は、人間の姿のまま産まれ、育ち、人間の寿命通りに死んでいきます。

そしてまた、次の母体に取り憑き産まれてくるという転生を繰り返すのがしでの鳥の特徴でした。取り憑かれた本人はというと、自分の正体が怪異であるという自覚はありません。そのため、月火も自分の正体が怪異であることは知りませんでした。何度も転生を繰り返すことから、しでの鳥は不死鳥と呼ばれているようです。

貝木泥舟(かいきでいしゅう)という詐欺師から月火の正体が不死鳥の怪異であるとの情報を得たやって来たのは、京都弁をしゃべる陰陽師・影縫余弦(かげぬいよつる)でした。不死鳥の怪異の専門家である影縫余弦は一目見ただけで、暦や火憐についた怪異を見抜けるほどのスペシャリストです。そんな影縫余弦に阿良々木月火は命を狙われることとなりますが

それを知った兄・暦が影縫余弦を止めるべく立ち上がります。そして、暦のおかげで月火の命は助かることとなりました。しかし、そんな騒動の中、月火本人は命が狙われていたことも、ましてや自分が怪異だということも知らないままとなります。そして、この一件で月火が人間ではないことに気付いた火憐ですが、妹が人間でないことを知ったあとも姉妹として変わらぬ態度を取ってくれていました。

アニメ版で阿良々木月火の声優を務めたのは誰なのでしょうか。月火の声を担当した声優さんについて迫っていきます。

阿良々木月火の声を務めたのは女性声優・井口裕香(いぐちゆか)さん。最近では数々のアニメ作品に出演されている大人気声優さんです。

• 本名：井口裕香
• 出身地：東京
• 誕生日：1988年7月11日
• 血液型：AB型
• 身長：157㎝

ゆかちん、いぐちゃんなどの愛称で呼ばれており、声優だけでなく歌手としても活躍されています。毎週月曜日22時からは「井口由香のむ～～～ん」というインターネット配信番組のパーソナリティを務めており、他にも文化放送「A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン」ではメインパーソナリティー・櫻井孝宏のアシスタントを担当しています。

様々な作品に登場している声優・井口由香さん。月火以外にも「宇宙よりも遠い場所」の三宅日向、「アイドルマスター‐XENOGLOSSIA」の天海春香、「ガールズ＆パンツァー」の冷泉麻子、「艦隊これくしょん‐艦これ‐」の加賀などを演じられています。ちいさな子供さんには「オトッペ」のウインディ役を担当している人だと言うとわかるのではないでしょうか。

かわいらしい少女から、妖艶な大人の女性の声まで、幅広いキャラを演じられている井口由香さん。今後も目が離せない声優さんであること間違いなしでしょう。

作品中に何度も髪形が変わるという、アニメでは珍しキャラである阿良々木月火。その月火の髪形に注目が集まっているようです。いったい、作中南海髪形が変わっているのでしょうか。コロコロと変化する月火の髪形についてご紹介していきます。

怪異・不死鳥である阿良々木月火は異常に新陳代謝が良いために髪の毛がすぐに伸びてしまいます。その伸びの速さは異常で、前髪を切っても、ひと月で肩まで伸びてしまうのだとか。化物型ではボブだった髪形は、偽物語ではワンレングスと呼ばれる髪形になっているなど、髪形のバリエーションに富んでいます

「偽物語」‐つきひフェニックス‐では七三分けの髪形をしていました。後ろ髪はセミロングほどでしょう。視聴者からは人気の髪形だったようです。

「偽物語」‐カレンビー‐ではおかっぱショートという髪形でした。短くすればするほど幼い感じが出ていると話題になっていました。

上記画像は「化物語」‐ひたぎクラブーの時のものです。前髪ぱっつんといった髪形でした。後ろ髪は腰くらいでしょう。火憐は右に、月火は左にお揃いの目玉焼きの髪留めを付けていることがわかります。

「化物語」‐するがモンキー‐での髪形はポニーテールでした。前髪をセンター分けにしての高い位置でのポニーテールが、少し大人っぽさを演出していました。

「暦物語」では上記画像のように月火はツインテールでした。また、ピンクに紅葉柄の和服がかわいらしくて印象的でした。ここでもやはり目玉焼きの髪飾りを付けているようです。

「猫物語(白)」‐つばさタイガー‐での髪形は三つ編みでした。しかも、かなり長い三つ編みなのか、三つ編みを首に巻いています。やはり、ここでも左側の目玉焼きの髪飾りはマストのようです。

阿良々木月火は数々の名言を発したことでも有名です。印象深く、心に残る月火のセリフとはいったいどのようなものがあるのでしょうか。画像とともに名言をご紹介していきましょう。

着物を愛してやまない月火の名セリフとして有名です。普段から愛用し、家の中でも着用している月火ならではのセリフでしょう。

「勝手にひとりで大人になんないでよね、つまんないからさ」兄・暦に発せられたセリフです。暦が高校を卒業し、姉・火憐も中学を卒業してしまう。そんな場面に直面した月火は寂しさを感じたのではないでしょうか。

「囮物語」での月火の名言。宝くじを買う人がよく口にする「夢を買ってる」という言葉を聞くたびに月火は思うのだそうです。「現実を買え!!」。画像と照らし合わせると、説得力のある言葉に感じるのではないでしょうか。

「私はナポレオンかっていうくらい肯定的だよ。だって、つまりマッチポンプっていうのは、自分での責任は自分で取る奴ってことでしょ？」というマッチポンプについての月火のセリフ。深いセリフだと話題になっていました。ナポレオンというのはフランス革命で有名なナポレオンのことなのでしょう。

「“正さ“が意味をなさない、効果がないっていうの。どうしたらいとい思う？」という月火のセリフ。こちらのセリフも深いと話題になっていました。月火の考え込んだ表情にも注目が集まっていたようです。

物語シリーズで阿良々木月火を見た人たちは月火に対し、どのような感想を抱いているのでしょうか。月火に関する感想や評価をまとめてみました。

月火と火憐で人気投票を行ったようです。毎回髪形が変わる月火が好きと言った人たちと、火憐の熱いキャラが好きと言った人たちに別れているようです。

シリーズごとにコロコロと変わる月火の髪形にも注目が集まっているようです。月火ファンには思い思いの好きな髪形があるようです。

可愛い妹たちがいる暦を羨ましと思う反面、破天荒な一面を持ち合わせる妹たちをまとめなくてはならない暦を労うような感想も見受けられました。

いかがだったでしょうか？「物語シリーズ」に登場する主人公の妹・阿良々木月火の正体や髪形が変わる理由、声を担当する声優さんなどについてまとめてみました。月火の正体は不死鳥の怪異であり、髪形がシリーズごとに代わっているのは怪異であるために新陳代謝が異常によく、髪の毛が伸びるのが早いせいだということがわかったのではないでしょうか。

どれほどの頻度で髪形が変わっているのか、画像を見比べて行くと一目両全でした。また、月火の名言についてもまとめましたが、なかなか深い名言が多いことがわかりました。化物語シリーズは月火だけでなく、キャラそれぞれの名言があるようで、他のキャラも数々の名言を残しているようです。

可愛い顔をして、凶暴な性格を持ち合わせる月火。月火の魅力はアニメを見れば必ずわかるはずです。まだ化物語を見たことのない人は一度見てみてはいかがでしょうか。きっと、月火にはまってしまうことでしょう。