2019年01月11日公開
2019年01月11日更新
Dの一族の謎とは?!キャラクター一覧やDの意味・意志を考察【ワンピース】
尾田栄一郎による漫画作品「ワンピース」に登場する「Dの一族」の謎について、キャラクター一覧や「Dの意志」や意味も含めて考察していきます。「Dの一族」や「Dの意志」は物語の節々で登場する言葉ですが、詳しくは描かれていません。月と関係があるのではないかというファンによる考察の意見もあるので、今回はそんな読者の感想なども含めて「Dの一族」について詳しくまとめていきます。
目次
Dの一族の謎やワンピースの伏線を考察
謎や伏線①Dは歴史にかかわる大問題
漫画「ワンピース」の301話で、空島に住む戦士であるガンフォールがロビンと会話をしている際に「ルフィの雰囲気がどことなくゴール・D・ロジャーと似ている」と言っていました。これに対してロビンはモンキー・D・ルフィというフルネームを伝え、ガンフォールは「D」という名前が一文字だけ似ている事に少し笑った程度であまり気にしてはいませんでしたがロビンはこの名前の一致が「歴史にかかわる大問題」と言っていました。
海賊王であったロジャーは処刑される際に一繋ぎの大秘宝である「ワンピース」の存在を口にした事で現在の大海賊時代へと導きましたが、ロジャーとルフィには「死刑台で笑った」「海王類の声が聞こえる」など、「Dの意志」を思わせる多くの共通点があります。そのためロビンはロジャーがいない今ルフィをはじめとする「Dの一族」がロジャーと同じように世界を揺らがせる存在になる可能性がある事を考察したのだと考えられます。
謎や伏線②Dは血縁ではなく意志
「Dの一族」は主人公のモンキー・D・ルフィをはじめ、2019年現在までで9人存在する事が分かっています。しかしルフィやモンキー・D・ドラゴンのような親子関係である人物もいますが、9人のほとんどが血縁関係に無い事から「Dの意志」は血縁とは関係無い事が分かります。「Dの意志」とは文字通り意志であり、その意志に基づいた行動が受け継がれてきた「Dの意志」という事になり「Dの一族」による行動という事になります。
しかし黒ひげ海賊団からの攻撃を受けた事で瀕死の状態となった白ひげが、朦朧とする意識の中で黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)に対して「お前じゃねえんだ、ロジャーが待っている男は少なくともお前じゃねえ」と言って黒ひげの行動を否定している事からも分かるように、すべての「Dの一族」が「Dの意志」を持っているという訳では無い事がうかがえます。
謎や伏線③厄介なのはいつもD
漫画「ワンピース」で、世界政府に在籍する最高権力者である5人の老人で結成された「五老星」の1人が、「やっかいなのはいつもDだ」という言葉を口にしている事から、「Dの一族」は過去に大きな問題を何度も起こしている事が分かります。また「Dの一族」の1人であるトラファルガー・D・ワーテル・ローの「Dはまた必ず嵐を呼ぶ」という言葉からも、「Dの一族」は嵐のような事件を毎回必ず起こしている事がうかがえます。
謎や伏線④隠し名のD
回想シーンにてローが自分の本名を語った事で「Dの一族」であることが分かるシーンがありましたが、その時にドフラミンゴの弟であるロシナンテによって「D」は隠し名だという事が明かされました。「D」の名前を持つ者は世界各国に存在し、ローのように「Dの一族」は自分の「D」という名前を隠している事もあるようなのでもしかすると「D」の名前を持つ者がこれからも作中で自分の隠し名を明かす事があるかもしれません。
また、ゴール・D・ロジャーという名前を政府が意図的に「ゴールド・ロジャー」という呼び名に変えた事から、政府は「D」という名前を世間で出来るだけ隠したかったという事がうかがえ、政府にとって「Dの一族」が厄介者として扱われている事が分かります。しかしルフィの祖父であるモンキー・D・ガープが本名で海軍に所属出来ている事から、「D」の名前を絶対に強制排除というほどでは無いようです。
謎や伏線⑤ドフラミンゴのDに関するセリフ
漫画「ワンピース」で、ドフラミンゴが海楼石が入った鎖で繋がれ、海軍中将であるおつると会話をしていた際に、ドフラミンゴは「海賊の世界はこれからどうなる?」と聞くおつるに対して「Dの一族はいつどこに姿を現す!?マリージョアの天竜人どもに伝えてやれよ!お前達は引きずり降ろされる!」というセリフを発しており、「Dの一族」の力を大きく見ている事が分かります。
また政府の情報操作によってクロコダイルはスモーカーが倒したとされていましたが怪しいと思ったドフラミンゴはその時に懸賞金が跳ね上がったルフィについて調べ、本名がモンキー・D・ルフィである事を知り驚愕していました。これはガープと同じ苗字であった事よりも「D」の名前が付いている事に驚いており、博識なドフラミンゴが「Dの一族」をここまで重要視しているため、「D」とは世界を揺るがす名前である事が分かります。
Dの一族のキャラクター一覧
モンキー・D・ルフィ
「Dの一族」の1人目は、「ワンピース」の主人公であり「麦わら海賊団」の船長・モンキー・D・ルフィです。常に被っている麦わら帽子がトレードマークで、初登場時は年齢17歳でしたが現在19歳となっており、懸賞金も15億ベリーというとてつもない金額に跳ね上がっています。「悪魔の実」の能力者で、「ゴムゴムの実」を食べたゴム人間であるため、身体のすべてがゴムとなっており、戦闘の際もこの特異体質を駆使して闘います。
幼少期に出会った海賊であるシャンクスに憧れた事が海賊になりたいと思ったきっかけであり、「海賊王になる」「シャンクスに再会する」という2つの目標を掲げて海へと旅立ちました。それからゾロやナミなどの仲間たちと出会い共に旅をしながら多くの強敵たちと戦ってきました。基本的に楽観主義者であるため周りの人物に呆れられる事も多くありますが、仲間を想う気持ちは誰にも負けず多くの人間が彼を慕うようになっていきます。
王下七武海の1人である「鷹の目のミホーク」は他人を次々と味方に付けるルフィを見て「この海に置いて最も恐るべき力」であると称しており他の人物達にも度々「Dの意志」に基づいた行動をとると言われています。また大食漢である事も特徴で、仲間の食費の大半が彼の食費に消えています。王下七武海のハンコックが「一回100キロ以上で、1日に5回食べる」と言っている事からも人間では考えられない量を食べる事が分かります。
戦闘に関しては幼少の頃から祖父のガープからのトラウマになるほど過酷な訓練を受け、義兄のエースやサボとの組み手を繰り返していった結果、海賊になるため海に出た時点で常人をはるかに上回る力を会得していました。ゴムの身体を駆使した技の他、途中からは「ギア」によって技の力を向上させる事も覚え、修業によって「覇気」も使えるようになり「王の資質」を持つ者のみに備わる「覇王色の覇気」も自由に使用する事が出来ます。
モンキー・D・ドラゴン
「Dの一族」の一覧2人目は前述した主人公・ルフィの父親であるモンキー・D・ドラゴンです。顔の左半分に彫られている大きな刺青と黒いローブを身にまとっている事が特徴で、「革命軍総司令官」を務めており世界政府を直接倒そうとしているため「世界最悪の犯罪者」と呼ばれています。悪名を轟かせていますが仲間を大切に思っており、絶対の信頼を置かれているため息子のルフィ同様に「Dの意志」に基づいた行動をとっています。
初めて作中に登場したのは「ローグタウン編」で、自分の正体が父親だと明かさずにルフィの「偉大なる航路(グランドライン)」への旅立ちを見送っていました。ルフィには思うように自由に生きてほしいと思っており、世界で活躍している事を喜んでいます。革命家となったきっかけは12年前にゴア王国の大火事から人々を救った時に、隔離社会がまかり通っている世の中を変えようと思った事からで、それから仲間を集め決起しました。
12年前の大火事の時にルフィの義兄であるサボと出会い、革命軍に加える事にして彼を鍛え上げたため、サボの師匠でもあります。またドラゴンは自分の素性を明かさない性格をしていましたが、マリンフォードの頂上決戦の時に海軍のセンゴクによってルフィやガープとの関係性を明かされてしまったため、現在は世界中にルフィの父親であるという事が知れ渡っています。どのような力を持っているのかは今のところ明かされていません。
モンキー・D・ガープ
「Dの一族」の一覧3人目は、海軍本部中将でありルフィの祖父でもあるモンキー・D・ガープです。かつて海賊王ゴール・D・ロジャーと何度も死闘を繰り広げたため「海軍の英雄」と呼ばれています。コビーやヘルメッポをはじめとする部下に非常に慕われており、敵味方問わず人間性を見て分け隔てなく接するため、「Dの意志」を持って行動していると言えます。過去にルフィを立派な海軍にするためにスパルタ教育を施した人物です。
ルフィが海軍の敵である海賊となってしまった事を快くは思っていませんが、活躍している事は喜んでおり、孫の成長を常に見守っています。一方のルフィはガープとの修業の最中に何度も死にかけたため、トラウマとなっています。年齢は「Dの一族」の一覧の中で最も年上である78歳という老体ではありますが鋼の筋肉を持っており、軍艦よりも大きな鉄球を凄まじい速さで投げつけるという描写があり、とてつもない力を持っています。
血は繋がってはいませんがエースの事も本当の孫だと思いルフィと同じく海軍とするべく育て上げました。ガープはインペルダウンにてエースが処刑されることが発表された時にすぐにエースに会いに行き海軍の中将という立場と孫を救いたいという気持ちで葛藤し涙していました。エースの死後は海軍を退職をしましたが、自分の指導力を駆使して強い心と体を持った海兵を育て上げるために中将という肩書をそのままに海軍に残っています。
ゴール・D・ロジャー
「Dの一族」の一覧4人目は、かつてこの世のすべてを手に入れ、ひと繋ぎの大秘法である「ワンピース」を残し、世界で唯一の海賊王となった伝説の海賊であるゴール・D・ロジャーです。彼が処刑される直前に放った「おれの財宝か?欲しけりゃくれてやるぜ、探してみろ、この世のすべてをそこに置いてきた」という言葉によってこの世は大海賊時代となりました。現在は故人となっていますが、様々な人物から彼の事が語られています。
ロジャーの相棒であったレイリーによると、ロジャーはルフィと同じく「万物の声を聞くことが出来る」能力を持っており、海王類などの声を理解する事が出来ます。また普段は子供のように単純で、戦いをはじめ派手な事を好んだ事もルフィと似ており、「Dの意志」による行動をしていた事が考察出来ます。詳しくは語られていませんが、悲しい生い立ちであったため仲間を失う事を嫌い、戦闘の際は仲間の盾になって戦っていました。
28年前に病にかかり不治の病だと診断されますが、船医のクロッカスによって病の苦しみを和らげ、仲間達と共に3年間の航海の末に誰も成し遂げた事の無かった「偉大なる航路(グランドライン)」制覇を成し遂げ、海賊王となりました。その後、海賊団の船員達に解散命令を出し、1年後に自分は世界政府に自首をしました。また自首をする直前に、まだ生まれていない自分の子供をガープに託しましたが、この子供が後述するエースです。
ポートガス・D・エース
「Dの一族」一覧5人目は、「白ひげ海賊団2番隊隊長」であり、ロジャーの実子でルフィの義兄でもあるポートガス・D・エースです。テンガロンハットと母譲りである顔のそばかすが特徴で、「メラメラの実」の能力者であるため身体を火に変えて攻撃する事が出来ます。ルフィとは3つ違いで、17歳の時に村を出て「スペード海賊団」を結成しますが、航海の途中で白ひげと出会って完敗した事で「白ひげ海賊団」に入団させられました。
無理やりの入団であったため当初は毎日のように白ひげの命を狙って戦いを挑み続けましたが全く歯が立たず、「白ひげ海賊団1番隊隊長」のマルコに白ひげの器の大きさを聞いた事で考え方を変え、それ以降は白ひげを海賊王とする事を目標にするようになります。後に「白ひげ海賊団」でタブーとされている仲間殺しを犯したティーチに戦いを挑み、負けた事でインペルダウンの「無限地獄」に幽閉され、処刑される事になってしまいます。
エースの処刑場となったマリンフォードに、エースを助けるために「白ひげ海賊団」やルフィをはじめとする仲間たちが集まった事で、「マリンフォード頂上決戦」が引き起こされました。ルフィたちの活躍で処刑台から解放され、仲間達と共に交戦しますが、海軍大将である赤犬の「マグマグの実」の能力の前に敗れ、ルフィの胸の中で微笑みながら絶命しました。その後は亡くなった白ひげと共に、白ひげの故郷の近くに埋葬されました。
ポートガス・D・ルージュ
「Dの一族」の一覧6人目は、一覧で前述したロジャーの妻で、さらにエースの母親であるポートガス・D・ルージュです。ウェーブがかった金髪にエースと同じくそばかすがある事が特徴の美しい女性で、エースを身籠ってからロジャーが捕まり、海賊王の血を根絶やしにしようとしている世界政府からエースを守るために20か月もの間、胎内に留め続けました。出産にはガープが立ち合いましたが、無理が祟って出産後に他界しています。
エースという名前はルージュが付けており女の子が生まれていたらアンという名前を付けようとしていた事が回想シーンで語られています。このアンは実在した海賊であるアン・ボニーをモデルとしているのではないかと考察するファンが多くいます。またルージュはセンゴクの口から死んだと語られていますが、回想シーンでははっきりとした死の描写が無いため、もしかしたら生きているのではないかと考察するファンも少なくありません。
トラファルガー・D・ワーテル・ロー
「Dの一族」の一覧7人目は、「ハートの海賊団」船長で一時期は「王下七武海」であった事もあるトラファルガー・D・ワーテル・ローです。白い毛皮の帽子を被っている事が特徴で、幼いころから医術を学んできた医者であるため、戦闘によって人の命を奪う事は好んでいませんが人助けは嫌いだという人物です。命令される事を極端に嫌っており、自由に生きる事にこだわっているため「Dの意志」によって行動している事が分かります。
「オペオペの実」の能力者で、円の形をしたサークルを発生させる事ができ、そのサークルにいる生物や物体を自由自在に改造する事が出来ます。改造された人物は痛みを感じないため、身体の一部分(心臓など)を取り出して脅しに使用するという事も出来ます。また「武装色の覇気」の使い手で、大太刀である妖刀「鬼哭」による攻撃は非常に強力なため、覇気の達人であるヴェルゴの戦闘力をかるく上回っていた描写がありました。
「11人の超新星」の1人で他の10人とは違いすぐに「新世界」へは行かずに機会をうかがっていたという慎重な性格をしており、「マリンフォード頂上決戦」の2年後は「ロッキーポート事件」を起こしたとして懸賞金は4億ベリーとなり「オペオペの実」の力で奪い取った海賊の心臓100個を海軍本部に届けた事で「王下七武海」の1人となりました。その後は人造悪魔の実の製造を抑える目的でパンクハザードに滞在する事になります。
パンクハザードでは自分の心臓を科学者のシーザーに預けて契約を結びますが、シーザーがドフラミンゴに捕まってしまったため、釈放を条件に「王下七武海」を脱退しました。それ以降はいったん「麦わらの一味」と行動を共にするようになります。その後にルフィと共にドフラミンゴと戦う事になりますが、自分の力ではドフラミンゴを倒せない事を知ったためルフィに任せる事にし、補助にまわりながらルフィの勝利を見届けました。
マーシャル・D・ティーチ
「Dの一族」の一覧8人目は、現在「黒ひげ海賊団提督」であり、「四皇」の1人でもあるマーシャル・D・ティーチです。一覧で前述したルフィと同じく「海賊王」を目指していますが、方法は残忍で、自分が伸し上がるためであれば仲間を裏切る事も厭わないという性格をしています。過去に「白ひげ海賊団」に所属していた事がありますが、それは悪魔の実の歴史上で最も凶悪とされる「ヤミヤミの実」を手に入れるための手段でした。
「白ひげ海賊団4番隊体調」であるサッチが「ヤミヤミの実」を手に入れると、彼を殺害して悪魔の実を盗み逃走し「黒ひげ海賊団」を結成しました。この「ヤミヤミの実」の能力によって「闇人間」となっており、引力でどんな物体も引き込む事が出来ます。さらに「ヤミヤミの実」は他の悪魔の実の能力を無効化し、自然系能力者の身体にも触れる事が出来ます。しかし攻撃を受けると痛みも通常以上に引き込んでしまうリスクがあります。
エースを世界政府に引き渡し「マリンフォード頂上決戦」のきっかけを作った張本人であり、マリンフォードで白ひげと一騎打ちの戦いとなりました。しかしティーチは相手の能力を無効化出来るという自分の力を過信しすぎた事が原因で白ひげの薙刀に圧倒されて窮地に追い込まれますが、白ひげが正々堂々とした一騎打ちだった事に対し自分は仲間全員に助けを求め、多勢に無勢で総攻撃を仕掛け白ひげの命を奪うまで攻撃をし続けました。
通常悪魔の実の能力は1人1つまでしか得られないはずですがティーチは白ひげの遺体から謎の手段を使って「グラグラの実」の能力を奪い自分の時代の到来を宣言した事で世界を恐怖のどん底に突き落としました。ちなみにティーチが2つ以上の悪魔の実の能力を得る事が出来る謎については「ワンピース」読者たちによってインターネット上で様々な考察がされており、マルコ曰く「身体の構造が異形」だというヒントが与えられています。
ハグワール・D・サウロ
「Dの一族」の一覧9人目は、過去に海軍中将であった事もあるという巨人族のハグワール・D・サウロです。現在のところは過去の回想シーンのみに登場するキャラクターであり、基本的に温厚な性格をしていますが覇気を会得しているため、戦闘中は軍艦を投げ飛ばすなどの強い力を発揮しています。初登場シーンはロビンの過去の回想シーンで、ロビンの故郷であるオハラに漂流した事でロビンと初対面を果たし意気投合しました。
しかしロビンと話していると今の場所がオハラだと知り顔色を変え、バスターコールによってここに多くの軍艦がやってきてオハラを火の海に変える事になっているからすぐに逃げようと言います。しかしバスターコールはすぐに始まってしまいオハラは焼き尽くされますが、サウロは出会ったばかりの少女であるロビンのために奮闘したため「Dの意志」を感じる事が出来ます。最終的にはクザンの能力によって凍結されてしまいました。
Dの一族の可能性が高いキャラクター一覧
シャンクス
「Dの一族」である可能性が高いキャラ一覧の1人目は、「赤髪海賊団大頭」で「四皇」の1人でもあるシャンクスです。「Dの一族」だと考察できる理由はいくつかあり、まずはシャンクスはフルネームが明かされていない事も挙げられます。「Dの一族」は名前を隠す傾向にあるので、シャンクスが「Dの一族」である可能性が出てきます。次に「Dの一族」や限られた人間にしか使えない「覇王色の覇気」が使えるという事です。
「覇王色の覇気」は「ワンピース」の作中で、「Dの一族」か「天竜人」などの特殊な生い立ちの人物しか使用できていないので可能性があると考察出来ます。また一覧で前述したエースが歯が立たなかった赤犬の攻撃を刀一本で受け止めるほどの力を持っている事からも「Dの一族」である可能性が高いと考察できます。
ジュラキュール・ミホーク
「Dの一族」である可能性が高いキャラ一覧の2人目は、世界最強の剣士であり「王下七武海」の1人でもあるジュラキュール・ミホークです。「Dの意志」の特徴に自由が好きというものがあると考察されていますが、ミホークは1人で小さな船に乗って移動をし、シッケアール王国にも1人で住んでいました。このように縛られる事を嫌い自由に行動している事から「Dの意志」に基づいていると考察出来ます。
青雉
「Dの一族」である可能性が高いキャラ一覧の3人目は元「海軍大将」であり「ヒエヒエの実」の能力者である青雉です。「マリンフォード頂上決戦」が終結すると同時に海軍を辞め、自らの正義に則って自由に行動しています。海軍にこだわりを持っておらず、自分自身で正義を全うしようとしている事から「Dの意志」を感じる事ができ、「Dの一族」であるのではないかと考察出来ます。
Dの一族のDの意味を考察
Dの意味①Dawn(夜明け)
「侠客団」の団長を務めており、過去に「ノックス海賊団」に所属していたペドロは自分の海賊団に「ノックス」と名付けた理由について「ノックスとは夜明け前、ダンナの待つ世界の夜明けの礎となれるならば俺は本望だ」と語っています。このダンナとはロジャーの事で、「ノックス海賊団」は「夜明けを導くもの」を支える支える集団でした。この「夜明けを導くもの」が「Dの一族」だと考察出来るのです。
「ノックス」という言葉はラテン語であり、「明ける」という言葉もラテン語に変えると「DAWN」となります。そしてペドロはルフィに対して「我ら一族と光月家が待ち続けた夜明けを導くものだ」と発言しており、さらに漫画「ワンピース」の1巻と61巻という物語の節目に必ずサブタイトルとして「DAWN」という言葉が使われているため、「D」とは「DAWN」から来ているのではないかと考察出来ます。
Dの意味②半月
「ワンピース」の読者によるもっとも有名な説となっているのが、「D」という文字が満月を半分にした形から来ているのではないかという考察です。漫画「ワンピース」の扉絵のシリーズとなっている「エネルのスペース大作戦」では、エネルが月で地球にあったものとそっくりのロボットを見つけるシーンがあります。この事から月に住んでいた住民が地球に移り住んで来たのではないかと考察出来ます。
そして「Dの一族」とは満月を表わす月の民と人間のハーフである事から、半月の形と同じである「D」となったのではないかという考察がネット上では多く飛び交っています。ちなみに漫画「ワンピース」の扉絵シリーズでは月の民に羽が生えている事が確認でき、空島の人々も羽が生えている事から空島の人々は月の民の血を濃く受け継いでいるのではないかと考察出来ます。
Dの一族のDの意志を考察
Dの意志①クレハの言葉から考察
「ワンピース」の「元ドラム王国編」の最後に、クレハが「生きていたのか、Dの意志は」と発言する場面があります。この言葉はルフィの「全身凍り付きそうになりながらも仲間の心配をした」「クレハを仲間に誘った」という一連の行動を見た事からで、「Dの意志」とはある程度の決まりに基づいて行動する事だと考察出来ます。
Dの意志②空白の100年間との関連
「空白の100年」は漫画「ワンピース」の物語で最大の謎となっています。漫画「ワンピース」の物語は大きく分けると「支配」の象徴である「天竜人」と、「自由」の象徴である「Dの一族」の戦いの物語となっており、現在は「天竜人」が世界でトップとなっています。この「空白の100年」は王の血筋である「Dの一族」が栄えた100年であり、現在の世界政府によって消された100年であるのではないかと考察されています。
Dの一族と関連がある天竜人は月の一族?
天竜人はDの一族を恐れている?
「ワンピース」で、元天竜人であるロシナンテが「Dの一族」を神の天敵と称していたり、世界で最高の権力を握っている「五老星」も常に「Dの一族」を警戒している事から、天地がひっくり返るほど厄介な存在と認識されている事が分かります。「天竜人」が住んでいる「マリージョア」では、子供の頃から「悪い事をするとDに食べられる」と教え込んでいる事からも「天竜人」が「Dの一族」を恐れている事が分かります。
天竜人は月の一族?
漫画「ワンピース」の「天竜人」は「月の民」なのではないかという説があります。決定づけているのは「天竜人」が着用している服装で、月からやって来た民である事と関係しているのではないかと考えられます。「ワンピース」の世界観では度々「天竜人」を神と称する場面があり、エネルが月を「神の世界」と表現した事がある事からも、「天竜人」が月の民であった可能性を高めています。
そこからいくと、今までの考察から察するに「Dの一族」は月の民と地球人とのハーフであるという事が考えられます。「Dの一族」のとてつもないパワーと普通の人々とは違う思考なども、地球人では無いという事を考えると納得する事が出来ます。
Dの一族に関する感想や評価は?
Dの一族とはなに!?
ワンピースのDの一族とはなんぞや!?
— toshi_ak! (@1m_ah) September 28, 2017
にしても天竜人には虫唾が走るぜww
「Dの一族」については「ワンピース」の読者たちによって様々な考察がされていますが、作中で詳しい事は述べられていないため現在のところはっきりした事は分かっていません。大きな伏線である事は確かとなっている「Dの一族」であるので、早く知りたいという読者の意見が非常に多くなっています。
最後はDの一族と政府の全面戦争!?
今ワンピース読み返してるんだけど
— あれす (@ARESU46) January 18, 2018
わたくし何かしら死を欺く能力とか悪魔の実を取り除く能力or機械があると思っておる
最終的にDの一族と世界政府の全面戦争になる気がする
こじつけかもしれんが生存説もな!
こんなファンタジーな展開あってもええじゃないか
「ワンピース」の最終決戦は現在この世の権力を握っている世界政府と、「自由」への開放を願う「Dの一族」との戦いを描くのではないかと考察する読者が多くおり、「ワンピース」の世界観や今までの流れを考えるとかなり有力な説なのではないかと考えられます。
Dの一族の謎まとめ
「Dの一族」について、キャラクター一覧やDの意味などについて考察したものをまとめてきましたが、月と関係があるのではないかなどの多くの謎を残しながらも物語の核心に深くかかわっている一族である事が分かります。今回の「Dの一族」についてのまとめを読んだ事によって読者様が「ワンピース」の物語をさらに楽しむことが出来るようになってくれたというのであれば幸いです。