2018年03月31日公開
2018年08月29日更新
ワンパンマンのジェノスとは?かっこいい画像や活躍シーンも紹介
ジェノスとはアニメ『ワンパンマン』に登場するキャラクターです。端正なルックス、主人公であるサイタマとの関係性、サイボーグらしいギミックを活かした戦闘などから『ワンパンマン』の中でも人気のキャラクターです。そんなジェノスの画像や活躍シーンを紹介します。
目次
ワンパンマンとは?
『ワンパンマン』とはONEさんによるWeb漫画で、1日2万回閲覧され累計1000万人以上が閲覧した怪物Web漫画です。その読者でもあり、また『アイシールド21』の作画等で有名な村田雄介さんがONEさんと直接連絡を取り、となりのヤングジャンプというサイトでリメイク版の『ワンパンマン』の連載が始まりました。2018年3月の段階で15巻まで発行しており、総売り上げは1000万部を超える大ヒット漫画です。
そのリメイク版『ワンパンマン』は、2015年10月にアニメ化を果たしています。村田雄介先生の美麗かつ迫力ある作画を見事にアニメでも表現した本作は、海外でも高く評価されています。早くも第2期のアニメ放送も決まっており、その事からも『ワンパンマン』の人気の高さがうかがえます。まずはそんな『ワンパンマン』の世界観について説明していきます。
ワンパンマンの世界観:ヒーローと怪人とは!?
『ワンパンマン』の世界には人に仇なす怪人が存在し、それに対しヒーローがいます。ヒーローたちはヒーロー協会という組織によって管理されており、実力によってC~S級にランク付けされています。『ワンパンマン』の主人公であるサイタマはどんな敵でも文字通りワンパンで倒してしまうほど強いのですが、物語当初はヒーロー協会にその活躍は認識されておらずC級ヒーローですらありません。
怪人登場、サイタマ以外のヒーローが善戦するも敵わず、そこにサイタマ登場で怪人をワンパンKOというのが『ワンパンマン』の基本の話の流れです。サイタマが登場するまでの絶望感や無力感、ワンパンKOした時の爽快感や開放感が本作の魅力の一つになっており、だからこそサイタマのKOシーンはかっこいいのです。その『サイタマ以外のヒーロー』の筆頭にあたるのがジェノスです。
ワンパンマンのジェノス!初登場シーンとサイタマとの関係
『ワンパンマン』にジェノスが登場するのは漫画では5話、アニメでは2話と早い登場です。モスキート娘という怪人に対し、上記の画像のポーズとセリフで登場します。これからの活躍に期待できるとてもかっこいいシーンです。が、初めの善戦むなしくパワーアップしたモスキート娘にボロボロにされてしまいます。その後、せめて機械の体を自爆させ怪人を道連れにしようとしたところをサイタマに助けられます。
自分が苦戦した相手をワンパンでKOしたサイタマの圧倒的強さに惚れ込み、ジェノスはサイタマに弟子入りを志願します。ここで重要となってくるのはサイタマの圧倒的な強さを認めたのは『ワンパンマン』の世界でジェノスが初めてだ、ということです。他のヒーローはサイタマの強さを見ても見た目や低いヒーローランクからその強さを認めようとしないので、ジェノスの立ち位置は極めて特殊であると言えるでしょう。
S級ヒーロー!ワンパンマンのジェノスとは?
『鬼サイボーグ』というヒーローネームが示す通り、ジェノスは全身がサイボーグ化してるヒーローです。ヒーローランクはS級と戦闘能力は非常に高く、またイケメンヒーロー五本指に入ると作中で評価されるほど見た目はかっこいいです。家族をめちゃくちゃにし、また自身をサイボーグ化させる原因になった暴走サイボーグという怪人を倒すために、ヒーローになりました。その覚悟の様子は上の画像を見ての通りです。
冷静かつストイックに強さを追い求める生真面目な性格をしています。サイボーグらしいギミックを活かした戦闘はアニメ映えしてかっこいいですし、雑魚の怪人を上記の画像の焼却砲で一掃するかっこいい活躍シーンもあります。しかし、自分の力を過信しているところもあり、本命の怪人相手に活躍するかっこいいシーンはほとんどありません。言葉を選ばずに言えば、サイタマのかませ犬になってしまうことが多いです。
ワンパンマン:ジェノスのかっこいい活躍シーン
『ワンパンマン』の最大の見どころは、何と言ってもサイタマの一撃KOシーンです。その時のカタルシスを大きくするためには、誰かが犠牲になって相手の怪人の強さを表現することが必要です。その役割を担うことが多いのがジェノスです。もちろん怪人相手に活躍するかっこいいシーンもありますが、それは後に登場するサイタマの強さを引き立てるためだったりします。
それは何故かと言うと、S級ランクという相手の怪人を引き立てるちょうど良い強さ、ボロボロになっても大丈夫なサイボーグという特性、サイタマの弟子という話を動かしやすい立ち位置、どれをとってもジェノスはかませ役にぴったりだからです。では次にジェノスの主な怪人に対する勝率と、かませ犬としての活躍を見ていきましょう。
本当にかませ犬?ワンパンマンジェノスの活躍シーン
初戦となった上記の画像のモスキート娘との戦いでは自爆を余儀なくされるほど、ボロボロにされます。次に戦う阿修羅カブト戦では、焼却砲を息で跳ね返されて髪の毛がアフロ化して敗れます。また下の画像の強敵、深海王には善戦するも少女をかばって敗れています。更に、怪人ではありませんがサイタマとの組手では全く相手にされず、ヒーロー協会から依頼された隕石を破壊する任務には失敗しています。
このように物語を盛り上げるための犠牲になっている印象の強いジェノスですが、メタ的に考えれば絶対に勝てない相手に立ち向かっている、とも言えます。自分より強い相手にぼろぼろになりながら、立ち向かっていく活躍シーンはとてもかっこいいです。そんな風になってまで怪人を倒す強さを求める姿は、強すぎて無気力、無感動になってしまったサイタマとは対照的で、そこがジェノスの魅力に繋がっているのでしょう。
ワンパンマン:ジェノスのかっこいい画像集
漫画見返したけど、やっぱジェノスかっこよすぎてつら(*_*)#ワンパンマン #ジェノス pic.twitter.com/4NlGwDX3Uq
— すいそ (@Suiso_SAOlove) August 13, 2017
『ワンパンマン』にはかっこいいキャラクターは多いですが、作中でイケメンと評されファンクラブまで存在しているキャラクターはジェノスくらいでしょう。そんなジェノスのかっこいい画像をまとめました。ONEさんの原作では分からなかった、ジェノスの機械の体の細部が村田雄介先生によってリファインされ分かりやすくなっています。スラスターや焼却砲などのギミックは、男性ならばきっと見ているだけでワクワクするでしょう。
#ワンパンマン #ジェノス#サイタマ pic.twitter.com/NpSfA5CprW
— なごなご 妙月団 (ひら友) (@UbvF78) June 19, 2016
アニメ版『ワンパンマン』ジェノスの声優は?
アニメ版『ワンパンマン』のジェノスの声優は石川界人さんです。声優の石川界人さんは学生の頃、演劇部に在籍しておりその確かな演技力で第8回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。クールで真面目だが、底に熱い部分を秘めているジェノスの声優に、石川界人さんはぴったりの声優でしょう。『ワンパンマン』にはヒーローをはじめ、個性的なキャラクターがたくさん出てきますが、それを演じるが豪華な声優陣です。
S級ヒーローの童帝役には高山みなみさん、同じくS級ヒーローのメタルナイトには玄田哲章さんと非常に豪華です。また怪人側もワクチンマンに中尾隆聖さん、阿修羅カブトに石塚運昇さん、深海王に小山力也さんと演じるキャラクターの濃さに負けない面子となっています。原作の漫画好き、アニメのアクション好きだけでなく声優好きの人にもアニメ『ワンパンマン』はお勧めの作品になっています。
ワンパンマン:ジェノスのかっこいい動画集
アニメ『ワンパンマン』の魅力の一つに戦闘シーンが凄いというのがあります。中でもジェノスのアクションは圧巻です。焼却砲やスラスターなどのサイボーグらしいギミックを活かした戦闘は、スピード感と迫力があり素晴らしいです。上の動画はサイタマとの手合わせなのですが、4分弱という短い時間でジェノスのかっこよさと、サイタマの底知れない強さが分かる良い動画になっています。
また『ワンパンマン』にはコミカルなシーンも多く存在します。上の動画はその一部です。ジェノスのかっこいいシーンではありませんが、かませ犬というもう一つの側面が良く分かる動画です。動画だけ見ると、相手の怪人がとても強そうに見えますが、サイタマの手にかかればワンパンKOですからそのカタルシスや爽快感が『ワンパンマン』の骨子の一つなのでしょう。
ワンパンマンのジェノスの魅力は一つじゃない
確かに『ワンパンマン』のジェノスはルックスが良く、ギミックを活かした戦闘シーンはかっこいいですが人気の理由はそれだけではありません。たとえ物語的にはサイタマのかませだとしても、自分より強い相手にボロボロになりながらも立ち向かっていく、その姿に見ている人は心動かされるのでしょう。
ワンパンマンお花見集合絵 pic.twitter.com/KOWafRqWsC
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) March 12, 2017
この記事ではジェノスを中心に紹介しましたが、『ワンパンマン』には他にも魅力的なキャラクターが沢山登場します。キャラクターごとに特徴ある戦闘シーンもまた魅力の一つです。早くもアニメ放送の2期も決まりますます人気が広がっている『ワンパンマン』。アニメ版、漫画版ともに楽しみが止まりません。