ワンパンマンのボロスはどれくらい強い？ボロス戦を画像とともに紹介

「ワンパンマン」は、主人公のサイタマが街に次々に現れる怪人と戦っていくストーリーです。サイタマは、どんな敵でもワンパンチで倒してしまう強さを持っていて、タイトルの「ワンパンマン」もそこからきています。怪人の脅威は災害レベルで分けられ「狼」「虎」「鬼」「竜」「神」の5段階になっていて、「神」が最も驚異的な存在となります。

そんな怪人に対抗するために作られたのがヒーロー協会で、怪人の災害レベルと同様に所属する人間がC級からS級と強さのランク付けをされています。サイタマは元々フリーのヒーローだったのですが、サイボーグのジェノスの勧めで入会することになります。しかし驚異的な強さを持つサイタマもヒーロー協会の認定はC級となりました。

C級からのスタートなったサイタマですが、その脅威的な強さは一部の人間しか知られていません。その上でS級のヒーローですら太刀打ちできない怪人を、人目のつかないところで次々と倒していく悲しき存在です。「ワンパンマン」は、そんなサイタマやヒーロー、怪人のバトルの物語になっています。

「ワンパンマン」のボロスは、巨大宇宙船でいきなり登場します。しかしその姿を地上に現すことはなく、船内に留まり部下に地上を攻撃させていました。サイタマがひとりで船内に入り込み、ボロスの部下を次々と倒していった末にボロスのいる部屋で初対面することになります。ボロスはサイタマを見て強いと判断すると戦うことを楽しみにしていました。

画像からも分かるようにボロスの容姿は一つ目小僧のような感じです。宇宙人ですが、他の宇宙人とは違い人間と同じような手足を持ち、自らの力を抑えるために鎧を装着しています。性格は、前しか見えないような猪突猛進のような感じで、戦うことを好んでいます。そのため冷静な判断はなく、引いたり逃げたりという選択肢は頭の中に入っていないようです。

「ワンパンマン」のボロスは、災害レベルが表示されてはいませんが、強さはどの敵よりもずば抜けていたことは間違いありません。基本的な戦闘力が高く、必殺技も持っていますし、超再生ができるのでばらばらになった体を一瞬で元に戻すことも可能です。もしも他の怪人と戦うことになったとしても勝てる怪人は今のところ存在しないレベルに達しています。

「ワンパンマン」のボロスは、サイタマ以外の人物に目撃されていないせいもあってか、災害レベルで強さを判断されることはありませんでした。しかしボロスの強さを見るとある程度の予想はできます。災害レベル「竜」クラスの怪人は、サイタマをちょっとでも本気にさせることは無理でしたが、ボロスは成功しました。そこからも災害レベルは「竜」以上で「神」に近い存在だということになります。

「ワンパンマン」の中でもボロスとサイタマの戦いは一番盛り上がっていました。災害レベル「竜」クラスの化けものを軽く超える強さを持つボロスだからこそ、サイタマとの戦いを長引かせることもできました。そんなサイタマとボロスの対決を画像と共に紹介していきます。

ボロスは、巨大宇宙船でサイタマと出会うと、サイタマの強さを素直に喜びました。今まで強い者と戦うことができずに退屈していたことを口にし、サイタマが強敵であるからこそ自分の力を発揮できると思い戦いに挑みます。サイタマはいつものようにワンパンチで吹き飛ばすと、ボロスの鎧が壊れます。鎧はボロスの力を抑えている効果のあるものだったので、そこで力の解放がされました。

力が解放されたボロスは、サイタマに攻撃をどんどん仕掛けていき、宇宙船の外まで飛び出します。そしてボロスは更なる力を解放し画像のように「メテオリックバースト」を使用すると、全ての戦力が上がります。サイタマを一方的に攻撃し蹴り上げると、サイタマを月まで吹き飛ばしてしまいました。吹き飛ばされたサイタマはすぐに起き上がると、地面を蹴り上げ元の場所まで戻って来ます。

サイタマが、月から一瞬で戻ってくると宇宙船はその反動で傾いてしまいます。ボロスはサイタマと決着をつけたくなり、最終扇である画像の「崩星咆砲」を放ちます。これは星の表面を消し飛ばす威力のある攻撃で、サイタマもろとも吹き飛ばそうとしました。しかしサイタマはそこで、本気の技である「マジシリーズ」を出すことを決めます。

サイタマの放つ「マジシリーズ」のひとつ「マジ殴り」は、ボロスの必殺技を吹き飛ばして、そのままボロスの体を破壊しました。再生能力を持つボロスでしたが、力を使い果たしてしまい自らの体を再生することはできませんでした。そしてサイタマの底知れない力を認めると、納得したように消滅しました。

アニメ版「ワンパンマン」は、声優がとても豪華です。登場するキャラクターの数が多い分だけ、声優の数も多くなりますが、若手から大御所までしっかりと起用しています。声優にしっかりとした演技力があるからこそ、アニメ版のクオリティが高いです。

ボロスの声優を担当しているのは、森川智之です。ボロス以外にも「ファイナルファンタジー」のセフィロス、「ナルト」の波風クシナ、「ジョジョの奇妙な冒険」の吉良吉影など2枚目でクールな役柄が多いベテラン声優です。

ボロス以外のキャラクターの声も魅力的な声優が担当しています。サイタマは古川慎、タツマキは悠木碧、ジェノスは石川界人、など若手で活躍している人たちばかりです。そしてベテランの声優陣も負けていません。童帝は高山みなみ、メタルナイトは玄田哲章、番犬マンはうえだゆうじ、など昔から馴染みのある声の人たちばかりです。人気声優がたくさんいますが、バランスが取れていて、アニメで見ても違和感がなく仕上がっています。

「ワンパンマン」のボロスには様々な魅力があります。普通の敵なら１話で終了してしまうほどの扱いなのに、ボロスに限っては1巻と少しと長めになって登場しています。

ボロスの魅力はまず強さにあります。災害レベルが不明で有りながらも今までに登場したどの敵よりも強いです。だからサイタマがワンパンチで終わらせられなかった数少ないキャラクターといってもいいでしょう。破壊力の凄まじさはサイタマを月まで吹きとばした蹴りや必殺技の「崩星咆哮砲」を見れば分かります。

アニメ版「ワンパンマン」では、その風格と力強さが担当している森川智之の声にぴったりでした。強さの中に深みのある声はベテランならではで、戦闘シーンをどんどん盛り上げています。最期のシーンも良い味を出して演じていました。

ボロスには強さもありますが、潔さもあります。それは激闘の末にサイタマに敗れ、どうすることも出来なくなり「お前は強くなりすぎた」と口にして滅びるですが、恨みや後悔などは一切ありませんでした。自分の全力を出せる相手に出会えたことを喜んでいるかのようで、サイタマの強さをはっきりと認めていました。

「ワンパンマン」のボロスは、今までにないぐらいの強さを持つ敵だからこそ、名言もあります。強者ゆえの言葉であったり、対戦したサイタマに向けた言葉だったり、思わずぐっときてしまうものばかりです。

ボロスは宇宙を飛び回りいろいろな相手と戦ってきたのですが、誰も満足させるられることができませんでした。だからサイタマを見た瞬間にこの男ならきっと自分を満たしてくれると確信して出したのが画像のこの言葉です。強すぎるからこそ退屈した毎日を送らなくてはならないことに我慢ができなかったのでしょう。

ボロスがサイタマと拳を交えることで、サイタマは今までに出会ったものの中で一番強いと判断しました。だから全力を出すに相応しい相手であり、どこまで自分の力に相手が耐えられるのか見たいという純粋な想いから出た言葉です。

ボロスは、サイタマとの戦いの末にサイタマの圧倒的な力の前に倒れてしまいます。サイタマもそんなボロスを見ながら画像のように強さを認めますが、ボロスにはそれがお世辞でしかないことに気付きます。力の差は歴然としていたことを認めこの言葉を口にしますが、この先サイタマは完全な強者としてどのような道を歩むのかを考えさせられる言葉でもあります。

ワンパンマンのボロスについて紹介しましたがいかがでしたでしょうか？サイタマとの戦いで敗れてしまうボロスですが、今後のボロスについても目が離せない展開になるかもしれません。今後のワンパンマンにも注目です！