ワンパンマンの原作者・ONEとは？アニメ・漫画版との違いを調査！

どんなに強い敵でもワンパンで仕留めてしまうヒーロー・ワンパンマン（主人公・サイタマ）。ツルツル頭に基本あんまりやる気のない性格とぼんやりとした表情、趣味でヒーローやっているという主人公の設定が個性的すぎてで話題となりました。

アクションながらギャグ要素が強いのに戦闘シーンがちょくちょくリアルでかっこいい！そしてONE先生と村田雄介先生の二人の先生が描くそれぞれのワンパンマン。魅力もツッコミどころも満載の大人気作品です。

アニメ「ワンパンマン」は2015年の10月から12月にかけて全１2話まで放送されました。またＯＶＡは全六話公開されています。アニメに関する最新の情報では、2016年に２期アニメの制作が決定しており、2018年現在ではまだ放送はされていません。

まだ登場していないキャラやストーリーも多く、多くのファンから続編を期待されていますが、放送開始時期は未定です。最新の情報をチェックしていく必要がありますね。ＯＮＥ先生執筆中の原作版「ワンパンマン」は現在更新は停止中。

普段はツルツル頭とまあるいお顔にゆるーい表情。敵を対峙する姿もどこか余裕（というよりゆるーい）表情でその一撃は軽く粉砕するほどの強さ！災害レベルの怪物が来ようとも、サイタマにかかればあっけなく撃沈。しかも「趣味でヒーローやってます」とツッコミ満載の理由を口にする一風変わった男です。

実はそんな彼がヒーローとなったきっかけは、三年前にカニみたいな怪人から女の子を救ったこと。当時就職活動もうまくいかず、気力も失いかけたサイタマに幼き頃の「ヒーローになりたい！」をという夢を思い起こさせたのです。それから三年間、とにかく極限まで自分を追い込み続け、トレーニングを積んだ結果…。頭髪を失った代わりに強靭な肉体を手に入れました。

しかし彼はあくまでも「人間」。常人並みの五感や感化は持ち合わせておらず、道端や買い物途中に「たまたま」遭遇した敵を倒しています。雑魚相手の戦闘シーンは本当にギャグそのもの…。帰りにそのまんまスーパーとか行っちゃう彼は作中における超人たちよりも間違いなく最強のヒーローなんです！

とにかく彼の一撃は最高に気持ちがいいです！！ちなみに敵にフっ飛ばされたくらいじゃ大してダメージ受けません。ギャグなのにこのかっこよさと痛快さ！敵の迫力から一気にサイタマの一発KOにつながる一連の流れは、この作品の大きな魅力といえます。

サイタマが強くなった秘訣はこういったトレーニングの他、どんなに過酷な暑さでも、極寒でもエアコンの使用を禁止、毎日食事は三食きちんと摂るといった自分ルールによる鍛錬の積み重ねだと彼は言います。

ワンパンマン（サイタマ）担当する声優は古川慎さん。他作品にオンラインゲーム「刀剣乱舞ONLINE-」大倶利伽羅役、アニメ「Fate/Aphocrypha」赤のライダー/アキレウス役、アニメ「七つの大罪」グスタフ役など。声が低めの男性や、テンションが落ち着いたキャラが多いです。

ワンパンマンの声はどこか緩く優しくそれでいてとってもイケメンボイス。とても愛嬌のある笑顔がチャームポイントの古川さんですが、男らしくて魅力的な声とのギャップが素敵ですね。多くのイベントやキャラクターソングなどにも出演しています。

ヒーローたちを募集し、まとめている組織です。採用試験（筆記・体力テスト）に合格し、ヒーローとして登録されると、C~Sのランクに振り分けられます。活躍すればするほど、ランクは上がっていき、Sに近づくほど実力者とされています。

C級ヒーローには一週間に一度の活動報告が課されており、怠った場合は除外されるなどのノルマがあります。B級からはノルマ報告がなくなり、A級以上になると、緊急時に招集がかけられるようになります。S級ともなれば実力・知名度ともにヒーロー協会折り紙つきに。

サイタマは、体力試験にて異常なまでの結果をたたき出すも、なぜかC級の最低ランクからのスタート（ただし筆記においては最悪だった模様）。ジェノスはS級からのスタートになりました。ちなみにサイタマの最新のヒーローランクはA級の39位です。

「ワンパンマン」の大きな魅力の一つである、個性たっぷりのキャラクター達。「ワンパンマン」の主要キャラクターと最新のヒーローランクについて調査してみました。

ワンパンマンの登場人物は、見た目はもちろんとにかく癖が強いです。見た目すごく強そうなのに思わず吹き出しそうなほどあっけなく倒されてしまいます。作中のヒーローたちもすごく強いのにどこかズレており、それぞれに魅力があります。

ワンパンマンにあこがれ、彼の家に同居しているサイボーグ少年です。主にサイタマの身の回りの世話をしています。真面目でやや融通が利かない彼は、ワンパンマンのように強くなる秘訣につながるかもしれないとあらば、すかさずメモを取る真面目ぶりです。ジェノスの最新のヒーローランクはS級14位。

強くてイケメンな彼ですが、サイタマとの絡みはギャグマンガそのもの。そしていつでも真面目。そんな可愛いギャップがたまりません。かっこいい顔して突拍子もない発言・行動が実に魅力的。サイタマを先生と呼び、非常に慕っています。

自称:忍者「音速のソニック」。攻撃や技をサイタマに見破られ、一方的にライバル視しています。サイタマに二度挑むも、一度目は股間を殴打（サイタマのこぶしがたまたま当たった）され撃沈。二度目は派手に街を荒らしまわり、またもや撃沈・御用となりました。見た目は美青年ですが、色々残念な部分が多く、強烈な人物です。

知らないところで名前をネタにされ、サイタマ本人にもパニックなどと名前を間違えられる始末。それでも彼は強くなるために、サイタマを倒すためにあきらめません。極秘の要人護衛や暗殺などの仕事を受け持っていたことから知名度は高くない様子・・・。

くりくりの緑の髪の毛と、黒いセクシーなスリットドレスを着た見た目は幼女の28歳です。ヒーローランクはS級の2位であり、エスパーを使って浮いて移動しています。負けん気が強く、口がとにかく強い自信かな性格です。彼女の見た目に関する罵倒は禁句です(チビ・ガキ等)。ヒーローネームは「旋律のタツマキ」。

B級ランク位であるフブキは、タツマキの妹です。彼女もエスパー使い。タツマキにライバル心を燃やしています。

年齢は81歳と高齢ですが、その力は衰えておらず、他の若きヒーローたちを圧倒する人物です。人を見る目には大変優れており、サイタマの力を初期から疑うことなく見抜いていました。お茶目で可愛いシーンも多いおじいさんです。ヒーローネームは「シルバーファング」

ヒーローランクはS級3位。若きヒーローたちを押さえ、圧倒的知名度と強さを誇ります。最新の彼の情報では、ヒーロー協会から引退しています。

侍風の恰好をしたヒーローです。本人によると年齢は37歳であり、おじさんではないとのこと。ヒーローランクはS級4位であり、彼も相当の実力者です。ヒーローネームは「アトミック侍」。ワイルドで渋い人物です。

恋愛対象は男性であり、女性的な性格をした巨漢です。気に入った男を襲ってしまうというとんでもない悪癖があり、現在服役中の身。過激なキャラクターですが、最新のヒーローランクはS級17位の実力者です。

ヘルメットとゴーグル・ボディースーツをまとい、マウンテンバイクを愛車とする人物です。ヒーローランクはC級1位。実力は低いほうですが、その心は真面目でやさしく、努力家。

どれほど困難でも人のために立ち向かえる強い心があります。サイタマのことを陰で応援しており、彼の昇給を心から祝福していました。

「ワンパンマン」といえば、原作版の作者ONE先生！アニメや単行本では村田雄介先生の執筆したリメイク漫画版が高い認知度を誇りましたが、大元はONE先生が描いたものです。そこで、ONE先生のた作品や最新の近況について調べてみました。

ONE先生はアシスタントや漫画家としての経験は皆無でありながら、Webコミックの投稿サイトにて同作品を投稿したことにより話題になりました。世界観やテンポがファンには大ウケし、ONE先生の「ワンパンマン」は瞬く間に大人気作品に。

ONE先生の作品である「モブサイコ100」の原作も執筆しており、こちらの作品も根強い人気を誇ります。映画や実写・舞台化などにもなり話題となりました。他読み切り作品もいくつか執筆しています。ONE先生の独特な設定や世界観は多くのファンを魅了しています。

過去には、テレビやニコニコ動画ではONE先生の素顔が公開されました。原作版ワンパンマンの更新は自身のサイトにて更新しており、現在は休止しています。ファンはONE先生の原作版「ワンパンマン」の再開を心待ちにしています。

実はワンパンマンには原作版とリメイク漫画版があり、それぞれ原作版「ワンパンマン」をONE先生、リメイク漫画版「ワンパンマン」を村田雄介先生が執筆しています。違いはなんといっても作風！

ＯＮＥ先生独特のタッチや、作画の雰囲気など、ＯＮＥ先生の漫画と村田雄介先生の漫画版ワンパンマンの違いと魅力、アニメの魅力も併せてみていきます。

大元である原作者はONE先生。こちらのワンパンマンはサイタマも登場キャラクター達もみんなゆるゆるかわいらしく描かれています。まさにギャグマンガそのもの。ONE先生のシンプルなコマ割りが特徴です。

2009年よりウェブコミックサイトで連載されました。人気作品として、初期より閲覧者数を集め、メディアでも取り上げられるほど…。凶悪な敵もONE先生独特のギャグ風に描かれています。

シンプルで可愛いサイタマです。リメイク版の凛々しさとは打って変わりＯＮＥ先生が描く原作のサイタマは非常にゆるっとして非常に面白く描かれています。そんなやわらかさや面白さが原作版の彼の魅力でもあります。

ジェノスは原作版「ワンパンマン」でもなかなかの人気がありますね。村田雄介先生のリメイク版とは違い、表情や顔立ちがサイボーグ強めで、ポーカーフェイス。フワリとしたＯＮＥ先生の作画でもどこか迫力がありますね。

原作版「ワンパンマン」アマイマスク。甘いマスクのイケメン仮面アマイマスクも思わずクスッとするほどふんわりしてます。リメイク版と原作版との違いがとても激しい人物の一人です。

どんな強面もONE先生の作画ではキュートに親しみやすくなります。そんな原作版の独特のやわらかさと、設定とのギャップはファンの心を魅了してやみません。ONE先生のワンパンマンはこうしたワイルドなキャラクターもふわっと描かれています。

背景や室内の雰囲気なども村田雄介先生のリメイク版「ワンパンマン」と大きく違うのがわかります。

村田雄介先生が描くリメイク版漫画のワンパンマン。集英社配信中の「となりのヤングジャンプ」にて絶賛連載中です。原作に比べてリアリティが増し、サイタマの表情がすごく男前！原作版「ワンパンマン」との違いを楽しめます。

ＯＮＥ先生の原作版「ワンパンマン」に出てきてないキャラクターもおおいのが大きな特徴です。村田雄介先生の「ワンパンマン」オリジナルのキャラクターも多数登場しており、人物が一気に増えました。

村田雄介先生の「ワンパンマン」背景や表情など描き込みも大変細かいですね。女性たちはとっても美しく、男性はよりかっこよく描かれています。躍動感あふれるハラハラするような戦闘シーンは必見です。よりアクション漫画にふさわしい作風となっています。

村田雄介先生の「ワンパンマン」では女性キャラクターたちはよりかわいらしく、美しく描かれています。タツマキもその一人です。

リメイク版「ワンパンマン」のジェノス君は原作版と違い、より表情に豊かさが出てきました。リメイク漫画版では一つ一つの動きや反応、表情がより人間らしく描かれています。

何かに悩んでいる表情も…。原作版より美男子に描かれており、人気が高いキャラクターです。

食べ物や小物など非常に細かく描き込まれており、見ごたえは抜群です。景色や建物などの背景も細かく描き込まれています。背景などがシンプルなONE先生との違いの一つ。

陰影や服のシワ部分まで丁寧に描き込まれています。筋肉や体の筋なども細かく丁寧に描き込まれており、よりリアリティに。村田雄介先生ならではの筋肉の美しさがみどころです。

ONE先生との違いはなんといってもアクションシーン。ONE先生の漫画はギャグ要素が強めでしたが、リメイク版「ワンパンマン」はより激しい戦闘シーンに描かれています。

敵キャラや怪物との戦闘シーン。サイタマはのほほんと見えますが、敵の攻撃や動きのスピード感がリアルです。村田雄介先生のこういったアングルも美しい作画も見どころです。

ONE先生の原作版「ワンパンマン」をもとに、新しいリメイク版の「ワンパンマン」を執筆する村田雄介先生。他代表作は週刊少年ジャンプにて連載された「アイシールド21」や「ヘタッピマンガ研究所R」など。アニメ「マジンボーン」では原画を担当しています。

村田雄介先生描く「ワンパンマン」では各登場人物の細かいところまで美しく描かれていました。戦闘時のサイタマとオフの時のサイタマの表情の違いなどもはっきりと書かれています。

アニメ版「ワンパンマン」は村田雄介先生の漫画をベースとして作られました。漫画にはないよりリアルな演出や音楽、キャラクターの動きや細かく動く表情にもアニメ版「ワンパンマン」ならではの魅力が詰まっています。

アニメ版ワンパンマンではさらに迫力を増し、よりダイナミックに。サイタマもジェノスもよりかっこよさを増し、声優も豪華キャストが勢ぞろいです。男女問わず非常に人気の高い作品となりました。また、海外でも人気を呼び、話題を集めています。

それぞれのキャラクターに視点を当てたOVAも、本編の物語をより楽しめる内容となっています。ONE先生の「ワンパンマン」と村田雄介先生の「ワンパンマン」とを読み返しながら楽しめます。

となりのヤングジャンプにて、「ワンパンマン」最新話第129話が2018年２月19日に更新されています。今回はガロウが大活躍します。今回はガロウが大活躍！自信を怪人と称し、ヒーロー狩りをしている彼が、災害レベルの怪人キリサキングと対峙。

一方、ゾンビマンは自信が被検体であった進化の家に復讐しに行くも、あっさり壊滅したといわれます。。たこ焼き屋になったジーナス博士とアーマードゴリラはゾンビマンに何を語るのでしょうか。最新話「ワンパンマン」をチェック！

原作版「ワンパンマン」も村田先生版「ワンパンマン」も根強い人気を誇ります。二つの「ワンパンマン」の違いが楽しめるところや、斬新なヒーロー像や独特のテンポで進む「ワンパンマン」の世界観はこの作品の大きな魅力であるといえます。

個性豊かな「ワンパンマン」のキャラクター達も大変細かく設定がされており、それぞれに違ったストーリーもあるのでこちらもチェックしながら原作版・リメイク版・アニメ版の「ワンパンマン」のストーリーを楽しみましょう。