ハイキュー二口堅治のかっこいい画像集！ダブルピース組とはなに？

等身大の高校生の熱い青春を描いたバレーボール漫画「ハイキュー!!」には、魅力的で内面もかっこいいキャラクターが多い事でも人気ですが、チームスポーツであるが故に登場人物の人数がとても多い為、全てのキャラクターを把握しきれていないという人も多い筈です。特に主人公が属するバレー部のチームメイトなどは登場回数も多いですが、ライバル校のキャラクターに関してはどうしても記憶に残りにくい事もあるものです。

しかしハイキュー!!では登場するライバル校もとても魅力的なキャラクターばかりであり、各校それぞれに人気の高いキャラクターがいたりするものです。今回はそんなハイキュー!!に登場する伊達工業高校という学校の中でも、イケメンであり人気の高い二口堅治というキャラクターに関する様々な情報を、画像と共に詳しくご紹介していきます。これまで二口を知らなかったという人も、二口ファンになってしまうかもしれません。

ハイキュー!!に登場する二口というキャラクターはどんな人物なのか、それを知る為にもまずは二口に関する基本的な情報からご紹介していきます。二口は名前がカタカナでも表現できる事から、ファンの間では「にろ」という愛称で親しまれる事もあるキャラクターです。

実際にアニメ版で二口の声を担当している中澤まさともさんは、役を貰った際にマネージャーが「にろ」と読み間違えた事をTwitter上で呟いていた事もありました。確かに初めて二口という名前を漢字だけで見た場合には、にろと読み間違えてしまう人がいる事も納得できるかもしれません。

名前：二口堅治(ふたくちけんじ)
誕生日：11月10日
クラス：伊達工業高校2年A組
身長：184.2cm
体重：71.5kg
好物：すっぱいグミ
アニメ版声優：中澤まさとも

二口は画像でもわかる通り見た目は爽やかでファンからはイケメンと呼ばれる部類のキャラクターであり、初登場時からかっこいいと人気も高かった様です。ただしハイキュー!!公式でイケメンとして描かれている描写はありません。同じく伊達工の2年生でもあり無口な青根高伸との意思疎通もできており、対照的なキャラクター同士でありながらしっかりとした友情の様な絆を感じ取れる場面もあり仲の良さを窺わせてくれます。

二口が所属しているのは伊達工業高校という学校であり、主人公が属する烏野高校にとっては苦い思いをさせられた経験のある学校でもあります。烏野バレー部が本当の意味でチームとして成立する様になったのもこの伊達工との試合がきっかけであり、烏野のエースである東峰旭を中心とした部内でのひと悶着に伊達工との試合が関係していた事が、ハイキュー!!本編でもしっかりと描かれていました。

伊達工は横断幕にも書かれている様に、「鉄壁」と称される事が多い学校です。というのも伊達工はブロックの強さが有名な学校でもある為、どれだけ強力なスパイクも防ぐ実績がある事から鉄壁と呼ばれる様になりました。チーム内の身長の高さもあり、目の前に立ちはだかる伊達工のブロックの威圧感は凄まじく、何度も鉄壁にぶつかるうちに東峰の様に心が折れてしまう対戦相手も少なくないのかもしれません。

現在も連載中のハイキュー!!では、1年生である主人公の日向翔陽が烏野高校に入学してからその年の全国大会までの期間しか描かれていないという事もあり、これまでに登場した学校はメンバーの入れ替わりなどは基本的に行われていません。敗退した学校の3年生は引退するといった描写はあるものの、明確に代替わりをしたメンバーと対戦するといった機会は無く、ライバル校との再戦の際などもお馴染みのメンバーが登場します。

しかし伊達工に関しては唯一IH予選での敗退後、3年生が引退をした事で春高予選では1年生と2年生のみでのチーム編成となり、引退した3年生が応援席に駆け付けるという描写をされている学校です。連載当時はまさかの3年生の早期引退宣言に、二口達と同様に驚き悲しんだファンも多かったのではないでしょうか？しかしその後登場した新しい伊達工というチームもまた魅力的なものでした。

そんな伊達工に所属する二口ですが、かっこいい、イケメンだと言われている一方でその性格には少々難がある事でも知られています。二口は態度や口調などが軽く一見すると怖いもの知らずの様にも思える言動をする為、伊達工の先輩でもある鎌先靖志には「クソ生意気」と称される事もあるキャラクターです。先輩にすら物怖じしない態度は将来大物になるのではという気持ちにさせてくれる部分もあるのかもしれません。

二口の性格の悪さというのはもちろん伊達工の中でだけではなく、他校生と対面した時にも発揮されています。対戦相手が自分が思ったほどヘコんでくれなかった際には、もっと心が折れれば良いといった旨の発言を悪気の無い顔でしていたりする場面も見られています。先輩に怒られる事も度々あるものの、そんな自分が伊達工の中で問題児とされるポジションの存在であるという事は理解している様です。

けれど自覚ある問題児の二口もただの問題児というわけではなく、鉄壁と呼ばれる伊達工の中では低めの身長ではあるものの、それを補うだけの実力の持ち主でもあるのです。レギュラーとして口先だけではなく技術も伴っているという点が、二口がかっこいいと言われる理由の一つなのではないでしょうか？お調子者のイケメンというだけではファンからの人気を上げていくのにも限度がある筈です。

イケメンといえばスカした印象があって気に食わない、という人もいるかもしれません。しかし二口の場合には更なるギャップも持ち合わせているキャラクターでもあり、画像の様に時に愛嬌のあるお茶目な一面をも見せてくれる事もある様です。性格次第では同性に嫌われる印象もあるイケメンですが、二口の場合にはむしろその性格を知ってみると同性から好かれやすいキャラクターであるのかもしれません。

数多くのキャラクターが登場するハイキュー!!には、イケメンと呼ばれるキャラクターも多い様です。イケメンの定義というのは人それぞれではありますが、今回はハイキュー!!に登場する人気のイケメン達を画像も交えて少しだけご紹介していきます。

ハイキュー!!内でイケメンと言われれば、やはり公式でイケメンという設定がついている青葉城西高校の及川徹が挙げられます。二口と同じく性格に難ありのイケメンではあるものの、内面の魅力やバレーに対するひたむきさなどを総合してもファン人気も高く、ダブルピース組と呼ばれる及川の人気は今もなお右肩上がりの状態であると言えそうです。二口も当てはまるダブルピース組については後述します。

公式にイケメンと称されたわけではありませんが、ハイキュー!!内でイケメンと言われれば白鳥沢学園の瀬見英太の名前も挙げられます。及川が軟派な印象のあるイケメンであるのに対して、瀬見の場合には比較的硬派なイケメンであると言えるのではないでしょうか？登場回数は他のキャラクターに比べてもあまり多い方ではありませんが、画像でもわかる様にかっこいいと人気が高いキャラクターでもあります。

イケメンと言えば現実の世界でも異国とのハーフやクオーターといった人の人気は高いものなのではないでしょうか？ハイキュー!!の中では烏野高校の因縁のライバルとも言われている音駒高校ですが、そんな音駒のバレー部員として途中から加入してきたのがロシアとのハーフである灰羽リエーフというキャラクターです。背も高く整った容姿に反して末っ子の様な内面のかわいらしさが母性本能をくすぐるキャラクターです。

まだまだ多いハイキュー!!のイケメンキャラクターですが、最後にご紹介するのは条善寺高校に所属する主将の照島遊児です。顔もイケメンですがスポーツマンでありながら耳や舌にピアスをした金髪のキャラクターであり、自由奔放な性格がかっこいいと魅力を感じているファンも多い様です。こうした画像の様な様々な種類のイケメンが登場するというのも、特に女性ファンには嬉しい作品と言えるのではないでしょうか？

見た目はイケメンで性格的にもお調子者な二口ではありますが、どんなキャラクターにも二面性の様なものがある所もハイキュー!!という作品の魅力の一つなのではないでしょうか？二口というキャラクターも、一見すればチャラチャラとしたキャラクターに見えてしまいがちですが、本編が進んでいくにつれて実は真面目で熱い部分も持ち合わせているキャラクターでもあるのだという事が明らかになってきます。

前述の通り伊達工では3年生が早々に引退をするという決断をした事から、2年生である二口が主将を引き継ぐ事となりました。問題は多かったものの、前主将である茂庭要を内心では慕っていた二口のショックは大きかったと同時に、1、2年生の事を考えてチームから去った先輩達の想いに応える為にも、共に敗戦を味わった青根と決意を固めるシーンは多くのファンの胸に響いた名シーンと言えるのではないでしょうか？

茂庭とは全く違った性格である二口は、主将という責任を負う立場になった事で改めてその苦労を知る事となりますが、手のかかる後輩に苦労しながらも自分なりにチームを牽引する姿は純粋にかっこいいものでもありました。そんな二口の姿を揶揄しながらも応援しに来てくれる先輩達の姿を見ても、二口がただ問題児なだけのキャラクターであったわけではないという事が感じ取れるのです。

そんなハイキュー!!の中のイケメンの一人でもある二口ですが、先輩に手を焼かせクソ生意気な問題児と呼ばれる様な言動をする反面で、3年生の先輩達の事は何だかんだと慕っていたのではないかと思われる描写も少なくありません。IH予選での敗退の際には当然春高でも3年生とリベンジを果たせると思い、試合の直後に青根と共に次の試合に向けての気合の入り具合を見せてくれる一面もありました。

春高予選では青葉城西と対戦する事となった伊達工ですが、試合開始前に及川から勝利宣言とも取れる発言を受けた事に対して、普段の軽い調子で返すものかと思いきや真剣な表情で発言を一蹴している場面もありました。IHでの敗戦を経て、先輩達の想いを背負った上で試合に臨もうとしている二口の姿は純粋にかっこいいものであり、元々二口のファンであった人は更に二口の魅力を実感したシーンでもあると言えそうです。

更に春高予選では敗退後に試合を見に来てくれていた先輩達と顔を合わせるシーンがありましたが、一応は受験生でもある3年生達が試合を見に来てくれていた事で、「こんな所に来るくらい暇なら練習に付き合え」といったお誘いをする場面も見られました。これに対して鎌先は渋々といった発言をしながらも喜びを隠せておらず、伊達工の部員達の仲の良さがよくわかるシーンでもあったのではないでしょうか？

そんな二口ですが、伊達工では代替わりをした事によって生意気な後輩という印象の強かった二口が、主将となって後輩を引っ張っていくという別の角度からその魅力を知る事もできる様になりました。元々伊達工では1年生である作並浩輔がリベロを担当していましたが、作並は問題児というよりも真面目な優等生タイプの様なキャラクターである為に、これまで2年生が手を焼く様な事は無かったものと考えられています。

そんな伊達工に、新たな問題児が加わる事となります。元主将でセッターでもある茂庭が抜けた穴を埋める為に、伊達工の新しいセッターとして1年生の黄金川貫至というキャラクターが加入しました。黄金川も作並の様に真面目なキャラクターではあるものの、不器用すぎるが故に二口とはまた違った方面での問題児でもあり、新生伊達工としての試合の最中にも主将となった二口が手を焼かされる事となりました。

扱いが難しい後輩に手を焼く二口の姿を鎌先を始めとした3年生は楽しげに見守っていましたが、結果的に敗退となった春高予選の後にはまた次の試合に向けて力を蓄える期間となり、今後の試合では更に強くなった鉄壁の登場が期待されています。暫くは公式の試合の中で登場する事はありませんが、引退してしまった3年生も含めて描かれる伊達工という学校の魅力は、今後も更に増していくのではないでしょうか？

所属する学校も含めて魅力たっぷりの二口ですが、伊達工や鉄壁といった括りとは別に「ダブルピース組」と呼ばれる姿を見かける事もある様です。しかしこのダブルピースという言葉はハイキュー!!のコミックスを読み返していても見つけられるものではなく、一体何故ダブルピース組と呼ばれる様になったのか、ダブルピース組とは何なのかといった疑問ばかりが膨らんでしまうという人もいたりする様です。

公式に称されたわけではないダブルピース組ですが、ファンの間では主に二口と及川の二人を指して使われる言葉となっている様です。何故その様な呼び方をされるのか、その理由は公式のカラーイラスト画像にありました。ハイキュー!!コミックスの2巻には及川のプロフィールが収録されていますが、そこに描かれていた及川が両手でピースをするダブルピースのポーズをとっています。

一方でコミックスの5巻が発売となった際に、ハイキュー!!の公式サイト内で描き下ろされた画像で二口もダブルピースをしてた事がファンの間で話題となりました。更に二口と及川の間にはイケメンである事や身長の近さ、性格の悪さといった共通点が多く見られる事もあって、いつの間にかファンの間で「ダブルピース組」と呼ばれる様になったのだそうです。

ファンの間だけで親しまれていたダブルピース組という愛称ですが、実際に春高予選が開催されるまで二口と及川の間にはこれといった接点は無い関係性でもありました。しかし画像のハイキュー!!80話で巻頭カラーが登場した際に、二口と及川が共にダブルピースをしていた事からこの二人が好きだというファンからは歓喜の声が上がり、公式でダブルピース組になったのだと言われる様になったそうです。

始めは偶然ダブルピースをした事があるというだけの二口と及川でしたが、春高予選では対戦相手として接点を持つ事となり喜んだファンも多く、本編とは無関係の場所でもこういった楽しみ方ができるというのもファンの楽しみの一つと言えるのかもしれません。今後もダブルピース組の様にファンから愛称をつけられるキャラクターが登場するかもしれませんし、新たにダブルピース組に加わるキャラクターも登場するかもしれません。

ハイキュー!!の二口堅治というキャラクターの持つ魅力についてを、画像や名言などと共にご紹介してきましたが、記事の中だけではとても二口の魅力全てを語り尽くす事はできません。これまでハイキュー!!を読んだ事はなかったという人でも、これらの二口の魅力を理解した上で作品を読んでみれば、あっという間に二口というキャラクターにハマってしまう事もあるかもしれません。

二口以外にも魅力的なキャラクターが豊富なハイキュー!!ですが、もちろんキャラクターだけではなくストーリー展開も熱く夢中にさせてくれるものであり、好きなキャラクターや学校を一つに絞るというのは難しい作品でもあるのかもしれません。まだまだ大人気連載中のハイキュー!!ですが、たまには個々のキャラクターへも目を向けて楽しんでみるというのも良いのではないでしょうか？