ハイキュー・宮兄弟の変人速攻とはなに？稲荷崎高校の他メンバーも紹介

ハイキューとは古舘春一さんが週刊少年ジャンプに2012年から連載している高校生のバレーボール漫画です。バレーボールを和名にすると排球(はいきゅう)と読むことからタイトルがハイキューになったそうです。ハイキューといえば主人公の日向翔陽と影山飛雄が二人で繰り出す「変人速攻」という技があります。

ハイキュ―の主人公コンビが放つ変人速攻は、稲荷崎高校の宮侑と宮治、宮兄弟も使う事ができます。春高バレーで優勝候補と呼ばれるほどの実力を持つ稲荷崎高校の宮侑と宮治、双子の宮兄弟が放つ変人速攻とはどんな技なのか？また稲荷崎高校の宮兄弟以外のメンバーについても解説していきます。

ハイキューに登場する稲荷崎高校の双子の宮兄弟、宮侑と宮治が繰り出す変人速攻とはどんな技なのでしょうか？これを知るにはまず変人速攻の成り立ちから見ていく必要があります。変人速攻とはハイキューの主人公日向翔陽と影山飛雄がコンビで行うバレーボールプレーのことを指します。変人速攻はまず日向翔陽がジャンプをしてスパイクを決める地点を影山が予想する事から始まります。

ハイキューのスパイカーに向けて影山飛雄が素早くトスをして、日向翔陽がフルスイングで相手チームにボールを打ち込む技が変人速攻です。ハイキューの目玉技といえる変人速攻を決めるには、影山飛雄がトスを決めると同時に日向翔陽はジャンプに踏み切っている必要があります。

ハイキューで宮兄弟が使った変人速攻の元祖は日向翔陽と影山飛雄のコンビプレーです。そしてハイキューで変人速攻が誕生した背景には影山飛雄の存在がありました。ハイキューのエピソードでバレー部に入部するための試合が行われたことがあります。澤村、山口、月島VS影山、日向、田中の編成で試合は行われました。このとき影山飛雄は澤村と菅原からアドバイスを受けて日向翔陽の長所を生かすための策を考えました。

ハイキューの主人公日向翔陽はバレーボールは未熟ですが、運動神経、反射神経に優れていました。この日向の長所に目をつけた影山の提案により生まれた技が変人速攻なのです。

ハイキューの稲荷崎高校の宮侑、宮治の宮兄弟も使ったコンビプレー「変人速攻」の名前を付けた人がいます。元祖変人速攻を生み出した日向翔陽と影山飛雄のプレイを見たコーチの烏養繋心が変人速攻の名付け親でした。烏養繋心コーチは合図もサインもせずに繰り出す日向と影山のプレーを見たとき「変人」と形容したことから、変人速攻の名前が生まれました。

ハイキューでは変人速攻に対して別な呼び方をする人もいました。青葉城西高校の選手、及川徹は変人速攻が神がかって見えたようで「神業速攻」と呼びました。他にも変人速攻の予想外なプレー画像を見た人は「変人トス＆スパイク」「トンデモ速攻」「バケモノ速攻」「超速攻」という名前で呼びました。

烏養繋心コーチは変人速攻の特徴的なアタッカーのテンポのことを「マイナステンポ」と呼びました。これまでに見たことのない日向翔陽と影山飛雄による変人速攻のプレー画像が宮侑、宮治の宮兄弟にも影響を与えたのです。

ハイキューの稲荷崎高校宮侑と宮治の宮兄弟が使うことになった変人速攻は初め、どんな風に使われたのでしょうか？変人速攻は全力のジャンプとフルスイングが必要となる技です。ハイキューの元祖変人速攻アタッカーの日向翔陽は、初め変人速攻を成功させるために目をつぶっていなければなりませんでした。影山飛雄にしても初め直線状のダイレクトデリバリーによるトスしか出来ませんでした。

敵チームのブロッカーの手薄いところに日向がジャンプして、影山のトスから変人速攻を決めるというのが初期の戦法でした。しかしこの変人速攻は敵チームのブロッカーに日向の動きを読まれると、効かなくなるという弱点を持っていました。

ハイキューの稲荷崎高校、宮侑や宮治の宮兄弟も使う変人速攻は誰もが行える技ではありません。稲荷崎高校の宮侑と宮治の宮兄弟が使えたのは変人速攻を行うための能力を備えていたからです。ここから変人速攻を使うために必要とされる能力について解説していきます。

稲荷崎高校宮兄弟の一人、宮侑は変人速攻でセッターを務めます。変人速攻のセッターに必要な能力は以下となります。1.正確かつ素早くトスの打てる技術、2.敵チームのブロッカーの位置を察知する能力、3.敵チームのブロッカーを意識しつつ、スパイカーのジャンプ位置を予想する能力。

稲荷崎高校宮兄弟の一人、宮治は変人速攻でスパイカーを務めます。変人速攻のスパイカーに必要な能力は以下となります。1.敵チームのブロッカーをよけてスパイクを打ち込み続ける体力、2.敵チームのブロッカーをよける反射神経と動き、3.セッターが最もスパイクしやすい位置にトスをしてくれると確信して動けること。

稲荷崎高校の宮兄弟はハイキューの主人公日向翔陽と影山飛雄の変人速攻を見て盗み、使えるようになりました。しかし稲荷崎高校戦で宮兄弟と戦う以前に変人速攻は2代目に進化していました。ここでは2代目変人速攻について解説していきます。

ハイキューの目玉技と言える変人速攻はそれ自体で神がかった技でしたが、だんだん敵チームに弱点を突かれるようになってきました。例えば音駒の選手犬岡に日向がマークされて、せっかくの変人速攻がブロックされてしまいます。インターハイの宮城県予選の青葉城西との戦いでは、変人速攻を完全封鎖されて負けてしまったほどです。さすがの日向翔陽も合同合宿の時に、変人速攻をするときに目をつぶるのをやめる宣言をしました。

ハイキューの日向翔陽は相方影山飛雄と変人速攻のやり方で意見が対立し、ケンカをしてしまいました。しかし日向翔陽と影山飛雄は練習を積み重ね、梟谷高校との練習試合の時に、ついに変人速攻の2代目を完成させました。2代目変人速攻の最大の特徴はダイレクトデリバリーにあります。影山飛雄がボールをトスするとスパイクする位置で止まるのです。

ハイキューの影山飛雄は変人速攻に逆回転を加えることで、最もうまくスパイクを打てる地点でボールを止めるという秘技を編み出しました。スパイクを打つ人が最高ジャンプ飛距離の地点に、トスの最高飛距離を合わせるという、より高い技術を要するのが2代目変人速攻です。このため2代目変人速攻のトスプレーヤー影山は「神業」とたたえられました。

ハイキューの稲荷崎高校の双子、宮兄弟は日向翔陽と影山飛雄のコンビプレー変人速攻をしている画像を見よう見まねで試し、使えるようになりました。稲荷崎高校と烏野高校が試合をした時、日向コンビの変人速攻をしている画像を見てカッコいいと思った宮侑が本番でいきなり宮治と試したのです。

ハイキューの稲荷崎高校の宮兄弟が変人速攻を使えたのには理由があります。まず宮侑のバレーボールのセンスがずば抜けていることにあります。また宮侑と宮治は血のつながりのある兄弟なので、変人速攻を行うコンビとして向いていました。また本番の試合でいきなり変人速攻を試そうとする、宮侑の勇気と度胸も大切な要因でした。ハイキューにおいてこのような特質を宮兄弟が持っていたからこそ、変人速攻が使えたと言えます。

ハイキューに登場する稲荷崎高校とは宮兄弟が属する強力な男子バレーボール部がある高校です。稲荷崎高校のユニフォームの色は黒一色。稲荷崎高校のバレーボール部員の人は皆キツネの名前に由来があります。ここでは宮兄弟が属する稲荷崎高校のメンバーについて解説していきます。

稲荷崎高校3年の北信介は主将であり、チームのキャプテンです。背番号1番で身長175cmのウイングスパイカーです。北信介は主将にしては控えめな性格が特徴です。キタキツネが名前の由来だと言われています。

稲荷崎高校3年の尾白アランはコートのキャプテンです。背番号4番で身長が184cmのウイングスパイカーです。尾白アランは全国五本指の実力を持ち、調子が良ければ全国三本指に匹敵するともいわれています。

稲荷崎高校3年の大耳練は身長191cmのミドルブロッカーです。スターティングメンバーの中で一番背の高いのが特徴です。大耳練はオオミミギツネが名前の由来だと言われています。

稲荷崎高校の2年、銀島結は背番号5番で身長180cmのウイングスパイカーです。銀島結はギンギツネが名前の由来だと言われています。銀島結はサーブの順番が宮侑の次に位置します。

宮兄弟と言えばハイキューの中でも強豪校の稲荷崎チームの代表格で、有名です。そのためか宮兄弟に関するイラストなどの画像をインターネット上で色々見つけることが出来ます。宮兄弟の画像は例えばピクシブや完全無料の画像検索のプリ画像byGMOというサイトでも色々な方が描いたイラスト画像が公開されています。

ハイキューほどの有名漫画になるとキャラクターのイラストが描かれた画像はたくさん投稿されるようです。また宮兄弟は顔立ちが似ているので、イラスト画像を描くにしても描きやすいのかもしれません。

いかがでしたでしょうか？ハイキューで稲荷崎高校の宮兄弟が変人速攻を使いましたが、今後変人速攻がどう進化していくのかは分かりません。ハイキューで日向翔陽コンビの変人速攻と、宮兄弟の変人速攻が今後どう相まみえていくのかはとても楽しみな所です。