ハイキュー・青葉城西高校のメンバー一覧！及川徹などキャラがかっこいい

ハイキューは宮城県を舞台にした烏野高校バレー部の成長を描く作品です。そのハイキューの中で私立青葉城西高校といえば、略称『青城』。烏野高校にとって、ライバル校の一つである、県内ベスト4の強豪校です。ハイキューの中でも人気の高い高校です。県内トップクラスの実力のセッター、及川が有名ですが、ほかの選手も個性的で、実力派ぞろいなのです。

ハイキューの作中において烏野高校のライバル校といえば、『猫VSカラス、ゴミ捨て場の決戦』で音駒高校がもっとも強調される存在です。それ以外にもエースである東峰が徹底的にブロックに阻まれた過去から、伊達工ともライバルとして扱われています。天才セッター影山の元チームメイトが多数在籍する青葉城西は、県内で最も交流のある存在として描かれています。そんな青葉城西とはどんなチームなのでしょう。

ハイキューには天才も何人か存在しますが、そのほとんどがセンスがある、体格に恵まれている、バレーが好きだから努力を惜しまないといったキャラばかりです。そんなハイキューですが、他校に行けばエースになれるような実力派ぞろいのなのが青葉城西です。青葉城西において、レギュラーの座につくことはそれだけの実力を認められた証です。ここではレギュラーメンバーの一覧をご紹介します。

プロフィールです。ポジション、セッター（S）。7月20日生まれの高校3年生。身長は184.3㎝で、体重は72.2㎏。好物は牛乳パン。声を担当するのは浪川大輔（なみかわだいすけ）さんです。

いわずと知れた青葉城西の主将。県内トップクラスのセッターでありながら、攻撃力も高い超攻撃型セッター。司令塔として優秀であり、チームメンバーの実力を最大限に引き出すことに長けています。ハイキューの作中で唯一といえるほど、イケメンであることを強調されているのも特徴です。校内だけでなく、他校の女子生徒からも人気があり、試合中には黄色い声援が飛び交います。

北川第一中学にて天才セッター影山の影におびえるという弱い部分も見られますが、高校三年生の現在ではトス回し以外ではすべてにおいて上回っていると自負しています。ライバル校でありながら、影山の悩みに正直にアドバイスしてあげる後輩想いの優しさもあります。

プロフィールです。ポジション、ウィングスパイカー（WS）。6月10日生まれの高校3年生。身長は179.3㎝で、体重：70.2㎏。好物は揚げ出し豆腐。声を担当するのは吉野裕行（よしのひろゆき）さんです。

青葉城西の副主将。パワーとテクニックを兼ね備えたパワー系スパイカー。バレーに対して限度を忘れてしまう及川を、頭突きや蹴るなどして強制的に止める場面が見受けられます。一見暴力的なキャラクターのように見えがちですが、「おめーにしかやらねぇよ」の言葉の通り、及川に対してのみのようです。
 

小学生時代から及川と同じチームでプレーしており、本人は否定しているが確固たる信頼関係が築かれています。中学時代、「6人で強い方が強いんだろうが」という名言によって、「俺が、俺が」と自己主張の激しかった及川をいさめたかっこいい人物です。

プロフィールです。ポジション、ミドルブロッカー（MB）。3月1日生まれの高校3年生。身長は187.9㎝で、体重は73.8㎏。好物はチーズインハンバーグ。声を担当するのは祐仙勇（ゆうせんいさむ）さんです。

アヒル口のようにとがった口が特徴らしいのですが、どちらかといえば三角眉毛の方が特徴的のように感じるキャラクターです。日向のブロード対策を即座に考え付くほどの、鋭い観察眼があります。

プロフィールです。ポジション、ウィングスパイカー（WS）。1月27日生まれの高校3年生。身長は184.7㎝で、体重は72.0㎏。好物はシュークリーム。声を担当するのは櫻井トオル（さくらいとおる）さんです。

ウィングスパイカーであるのに、トスの技術が高く、及川の代わりにトスを上げるなど、極端に目立つシーンは少ないですが、声をかける及川に対してピースサインを見せるあたりはちょっと茶目っ気のある人物かもしれませんね。

プロフィールです。ポジション、ミドルブロッカー（MB)。6月6日生まれの高校1年生。身長は189.2㎝で、体重は74.3㎏。好物は焼きとうもろこし。声を担当するのは古川慎（ふるかわまこと）さんです。

烏野セッター影山の中学時代のチームメイトです。頭部がらっきょのようなシルエットから、日向にらっきょヘッドとあだ名をつけられてしまいました。影山の無茶ぶりトスに嫌悪感を示し、険悪な関係のまま現在に至っていますが、影山の大きな変化に気持ちは変わったようです。

プロフィールです。ポジション、ウィングスパイカー（WS）。3月25日生まれの高校1年生。身長は182.8㎝で、体重は66.1㎏。好物は塩キャラメル。声を担当するのは田丸篤志（たまるあつし）さんです。

金田一同様、中学時代影山のチームメイトでした。中学時代からの長い間同じチームのメンバーであったことから、金田一と一緒に行動することが多いようです。中学時代には必死にボールを追いかけるようなことはせず、どうせ勝てるのなら、と必死さを見せることがなかったようですが、烏野戦では影山が驚くほど必死にボールを追いかけるかっこいい姿を見せました。

渡親治のプロフィールです。ポジションはリベロ（Li)。4月3日生まれの高校2年生。身長は171.2㎝で、体重は62.5㎏。好物はゆで卵。声を担当するのはランズベリー・アーサーさんです。

リベロでありながら、トスの技術がとても高いので、烏野現コーチ烏養いわく、元はセッターだったのではないかと思われます。フロントゾーンでのオーバーハンドトスが禁止されているリベロですが、彼はアタックラインのギリギリのところで踏み切ってジャンプトスを上げています。高い技術を試合中に見せる姿は、とてもかっこいいですね。

ハイキューではスターティングメンバー以外にもかっこいいキャラが沢山います。ピンチサーバーやメンバーチェンジなどでコートに姿を見せたキャラクターの一覧です。試合の途中からの出場のためレギュラーではありませんが、重要な場面で投入されるので、実力はレギュラーと肩を並べるだけの存在ではないでしょうか。ここではほかのメンバーの一覧をご紹介します。

プロフィールです。ポジション、セッター（S）。3月1日生まれの高校2年生。身長は181.9㎝で、体重は69.0㎏。好物はイクラ丼。声を担当するのは河西健吾（かわにしけんご）さんです。

烏野マネージャーに声をかけようとしてわざとボールを飛ばすなど、自他ともに認めるチャラい性格であるようです。しかし京谷に喝を入れて奮起させるあたりは、さすが次期主将候補といえるでしょう。「先輩の晴れ舞台に泥塗ったら、絶対に許さねぇからな」の言葉が示す通り、先輩たちを深く尊敬しています。

プロフィールです。ポジション、ウィングスパイカー（WS）。12月7日生まれの高校2年生。身長は178.8㎝で、体重は70.8㎏。好物はハミマのチキン。声を担当するのは武内駿輔（たけうちしゅんすけ）さんです。

「攻撃は強打が決まんなきゃ気持ちよくねぇっす」という迷言を残しています。主将である及川には返事もしないが、岩泉にだけは頭が上がらず、不貞腐れた表情をしながらも返事をしています。様々な競技で岩泉に挑んではすべて完敗したため、岩泉にのみ従順であるようです。

ハイキューにおいて、選手を分析して説明してくれる、ある意味大事な存在である他校の監督やコーチ。その一人が青葉城西の監督ではないでしょうか。各選手のタイプや動きを分析してくれるので、バレーを全くわからない人が見ても、各選手の動きの意味が理解できます。

アニメ版ハイキューセカンドシーズンで最も長く表現されている春高バレー宮城県代表決定戦にて烏野に敗れた際に、選手たちに「よく戦った」と労いの言葉をかける優しさのある監督です。この言葉が、選手たちの涙腺を決壊させます。声を担当するのは星野充昭（ほしのみつあき）さんです。

傍目に見て、サボって見える国見や、ブロックにつかまると分かり切った状態で強打での攻撃をした京谷に対して怒鳴り散らすような姿がよく見られます。静かに見守っている監督とは違い、感情的になる部分もあるようです。声を担当するのは萩野晴朗（はぎのせいろう）さんです。

ハイキュー青葉城西のレギュラーメンバー一覧とその他のメンバー一覧を紹介しましたが、キャラがわかれば、かっこいい姿や、面白い姿も見てみたいですよね。そんな青葉城西のかっこいいところをいくつか紹介します。キャラクターのかっこよさだけじゃないのが、青葉城西です。

ハイキューという作品は高校の部活動を描いていますが、試合の前やタイムアウトの際には当然監督やコーチから様々なアドバイスをもらうのが普通のことでしょう。しかし青葉城西は、試合前には監督から指示をもらいますが、タイムアウトの時には選手だけで全て完結してしまうこともよくあります。日向と影山の変人速攻への対応や日向のブロードへの対応など、即座に考え方を変えていくところが、かっこいいところです。

ハイキューの中でかっこいいことが強調される及川でも、勝利にしがみつく貪欲さが垣間見えるのが、烏野戦でのコート外からの超ロングセットアップでしょう。体勢を崩し転んでしまっても、待ち構える岩泉へ正確なトスを上げることができるのも、及川のかっこいいところではないでしょうか。このトスが敗北の際に岩泉の悔し涙を誘います。

ハイキューでは当然のように勝者がいれば、敗者もいます。インターハイではなんとか勝てた烏野に、春高バレーでは勝つことができなかった彼らは、喜ぶ烏野の姿をその目に焼き付けます。

春高バレーでの烏野戦で、試合開始前のいつもの「信じてるよお前ら」の言葉を遮り、3年生のチームメイトが逆に掛けるのが「信じてるぞ、キャプテン」です。一本目のサーブを決めてくれるとの信頼からの言葉でもありますが、しかしその言葉の後に、及川の肩に触れながらそれぞれがラーメンの種類を口にします。ミスを誘うような言葉ですが、そんな言葉が許されるあたり、青城は面白かっこいいです。

ハイキューでも人気の高い高校、青葉城西高校のキャラクター一覧と、エピソードの一覧を紹介しましたが、個性的でかっこいいキャラが多数存在するハイキューの中でも、青葉城西はひときわかっこよくて面白いのではないでしょうか。そんな青葉城西の今後の活躍も、ハイキューの中での楽しみの一つといえます。