ハイキューの赤葦京治の魅力は？人気の理由とかっこいいシーンまとめ

「ハイキュー」は古舘春一先生原作の高校バレーを題材にした漫画です。ハイキューは現在、週刊少年ジャンプで連載しています。春高バレーをテレビで見た日向翔陽が烏野高校に入学し、影山飛雄とチームのみんなと共に全国大会を目指していくお話です。

ハイキューのアニメは三期まで放映、アニメハイキュー総集編の劇場版、舞台化、ゲーム化、ハイキューとバレーボール大会のコラボなど、ハイキュー幅広くメディア展開されています。海外でもハイキューのアニメが進出しており、放映国は今後も増えていく予定です。ハイキューの反響は大きく、バレーボール部に入る男子が増加傾向にあります。同じ週刊少年ジャンプで連載している「ワールドトリガー」の原作者葦原大介先生は「ハイキュー」の影響を受けたと言っています。

ハイキューの中に登場する梟谷学園高校2年6組に通う赤葦京治（あかあしけいじ）はバレー部の副主将であり、セッターです。身長は182.3㎝で体重は70.7キロで、身長は高い方です。好物は菜の花の辛し和えと少し渋いものを好んでいます。もうちょっとパワーをつけたいという悩みをあげています。普段は無気力系で先輩相手にも的確なツッコミを躊躇わずに入れる独特なキャラクター性で人気を得ています。

2年生で副主将を任され、セッターもしている赤葦。試合中は勝利を得る為に静かに闘志を燃やし、エースである木兎のサポートに努めています。試合中も冷静沈着で常にエースのことを考えて動いているところが魅力の一つで人気があります。

赤葦が通っているのは、ハイキューの中で登場する東京の私立梟谷学園高校です。バレー部の強豪校で「梟谷学園グループ」という関東の数校が参加しているグループがあり、練習試合や長期合宿をしています。横断幕の文字は「最強」で、バレー部の成績は全日本バレーボール高等学校選手権大会東京都代表決定戦準優勝です。

梟谷学園バレー部の赤葦を除くメンバーは木兎光太郎（ぼくとこうたろう）木葉秋紀（このはあきのり）猿杙大和（さるくいやまと）小見春樹（こみはるき）鷲尾辰生（わしおたつき）尾長渉（おながわたる）が主なメンバーです。尾長以外は全員3年生になります。

赤葦が頼りにしているエース木兎についてご紹介したいと思います。赤葦と同じくハイキューの中に登場する梟谷学園に通う3年生、木兎光太郎（ぼくとこうたろう）。誕生日は9月20日で身長185.3㎝、体重78.3キロです。赤葦より身長は少し高いです。好物は焼肉と男子高校生らしい答えで、なやみという漢字をどう書くかというのが悩みです。言動から勉強が苦手なのがわかります。ポジションはウイングスパイカーで、梟谷学園バレー部のエースです。

木兎は全国トップ５のエーススパイカーです。インナースパイクを打って相手を唖然とさせるなど、打ち分けがうまいスパイカーです。些細なことでテンションがガタ落ちすることも多く、プレーにも影響してきます。木兎のモチベーションを常に観察している赤葦は木兎の変化にいち早く気付きます。ミスを連発してしまうと、途端に落ち込み、「もう俺にトスをあげるな」としょぼくれモードを発動します。

しょぼくれモードのほかにも多くの弱点があり、全部で37個の弱点があります。「梟谷の末っ子」と言われていることもあり、梟谷バレー部は主将・エースがチームを引っ張るのではなく、チームがエースを引っ張るチームです。木兎の性質を周囲は理解しており、木兎がダメな時はチームが支え、チームが心折れそうな時は木兎が支えあう信頼の厚いチームです。

梟谷のエース木兎は非常にテンションの落差が激しい選手です。目立っていない、うまく打てない時に、彼のテンションは落ちていきます。

赤葦は木兎の事をよく理解しており、どうすれば彼のモチベーションがあがっていくのか、常に観察し、タイミングを見計らっています。上がり始めた木兎のテンションを最高潮に跳ね上げる為に、ここぞという場面でうまい言葉をかけたりボールを託すシーンがありますが、エースの力を最大限に引き出していくところが赤葦の魅力の一つであり、人気の一つでしょう。

二年生にしてセッターを任されている赤葦は、エースの精神状態を常にチェックしている観察眼と、相手の攻撃を見てすぐに理解する洞察力に優れています。乱れたレシーブでも速攻を決めたり、ツーアタックをされればツーアタックをし返したり、無気力と言われている彼も、試合中は熱い時もあります。

観察力、洞察力、木兎の扱いに長けていることもあり、二年にしてスタメン入りを果たしています。

原作の中で赤葦は「無気力バレー」という木兎に評されました。メンバーは烏野の月島、音駒の弧爪、赤葦の3人です。無気力と言われるだけあって、表情が変わるぐらいアツくなることはあまりありません。

木兎のアツい言葉にも冷静にツッコミ返すという無気力系男子です。先輩に対しても物怖じせずツッコんだり、スルーしたりするしたたかさも持っています。先輩に対して遠慮なく意見出来るところがかっこいいと言われている部分の一つです。

エース木兎の面倒はもちろんのこと、赤葦は他校の後輩の面倒も見ています。赤葦は常に先輩に囲まれているので、あまり後輩とかかわるシーンはありませんが、東京合宿の際、気難しい月島も赤葦には心を開いている様子でした。

日向も途中参加で自主練に参加したとき、赤葦と木兎と共に練習をして、だいぶ懐いていました。合宿後、バーベキューでお肉を喉に詰まらせた影山に水を渡すシーンもありましたし、後輩思いな赤葦も魅力的です。

赤葦の人気の理由がなにか気になりますよね？人気の理由として、普段は無気力なのに試合になると熱くなり、ツーアタックにイラっとしたり、木兎の攻撃が決まってニヤリと笑ったり、普段とは違うギャップに心を奪われるファンが続出しています。常に熱く燃え上がっている木兎との会話のテンションの温度差に面白いという意見も多数ありました。

二年生なのに先輩相手にも遠慮なく意見を言えるところもかっこいいという声もあります。アニメで登場して以降は更に人気があがってきました。赤葦の高校生にしては大人びているのに、試合の時に見せる年相応の喜んだ顔や、相手の不意の攻撃に苛立った顔など、時折見せる表情がファンの心をぐっと掴んでいます。

登場するキャラクターには名言があります。赤葦がかっこいい！と評判のセリフに「では、何も考えずにクロスに打ってください。ただ気持ちよく。道は作りますので」という言葉があります。木兎もかっこいいと言っていましたが、赤葦のファンも彼のセリフがかっこいいという感想をあげています。

相手チームの策略により、思うようなプレーが出来なくなっていたエース木兎にきっぱりと言ったシーンはとてもかっこいいと有名です。エースを立て直し、チームを勝利に導く為に思考を巡らせ、最善を尽くす赤葦のかっこよさが光ったシーンです。

ミスが重なり、しょぼくれモードに突入してしまった木兎のテンションを上げる為にタイミングを見計らっていた赤葦。木兎が気持ちよく打てるように相手を観察し、道を作りました。

ベストなタイミングでトスをあげ、木兎に気持ちよくスパイクを打たせた赤葦はしてやったりと笑っているシーンがありましたが、自分のエースを自慢するような笑みにかっこいいという声が多いです。エースの為に尽くすセッターの赤葦の姿も魅力の一つです。

試合を離れると無気力で、会話をスルーすることも多く、木兎に対して更に辛らつになるところが面白くて魅力的という声があります。木兎にツッコミをいれることなく帰ろうとするシーンも赤葦らしくて、笑いを誘います。試合中は常に木兎のサポートしているのに、試合を離れると途端に冷たくなるギャップが更に人気を呼んでいるのでしょう。

無気力系でイケメンでかっこいい、先輩に尽くすセッターなのに辛らつというキャラクター性に心を奪われるファンが続出しています。木兎と一緒にいるときの会話が面白くて好きという声も多くあります。木兎を相手にしているときの会話の温度差が面白いと言われている理由でしょう。

ハイキューのアニメに登場したことで更に注目が集まり、とても人気を得た赤葦。ハイキューの原作では春高バレーが始まっています。烏野、音駒、梟谷の3校がぶつかる日も遠くありません。赤葦の活躍も更に増えていくこと間違いなしですので、ファンも確実に増えていくでしょう。試合で熱い表情を見せながらどんなプレイでエースをサポートし、チームの勝利を勝ち取っていくのか、気になるファンも多いでしょう。今後も赤葦の更なる活躍に期待しましょう。