【名探偵コナン 黒鉄の魚影】ピンガの正体や変装能力は？ジンやラムとの関係を考察

この記事では、映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガの正体や変装能力、ジンやラムとの関係を考察していきます。また、ピンガとグレースの声優を担当する村瀬歩さんのプロフィールや主な出演作品・演じたキャラについても紹介していきます。そして、その前にまずは映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」の作品情報やピンガのプロフィールを紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください！

映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」は、2023年4月14日に劇場で公開された作品です。1997年から毎年4月に公開されている名探偵コナンの映画シリーズの第26作目にあたります。黒の組織が映画に関係するのは「純黒の悪夢」以来6作品ぶりで、ラムやバーボンなども登場するとあって話題になりました。また、映画が公開された半年後にジョディ役の一城みゆ希さんが死去されたため、本作が最後の出演となりました。

本作は、インターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」を中心とした物語です。「パシフィック・ブイ」は世界中の警察が所有する防犯カメラを見ることができる施設です。その施設に黒の組織のあるメンバーもある目的の為に潜入していました。一方、コナンは八丈島のホエールウォッチングツアーに行けることになります。少年探偵団や蘭たちと八丈島に行くコナンですが、そこで黒田兵衛と白鳥警部を見かけます。

ピンガは、映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」に登場するオリジナルキャラの黒の組織のメンバーです。年齢は25歳で、コーンロウに編まれた金色の髪型をしています。これまでラムの側近として活躍していたキュラソーが死亡したことで、最近ピンガがラムの側近に成りあがりました。ピンガは高い格闘技術を持っており、作中では蘭と互角に戦うシーンもありました。

黒の組織のメンバーは、それぞれお酒の名前にちなんだコードネームがつけられています。また、黒の組織のメンバーで男性だと蒸留酒のコードネーム、女性だとワインやカクテルなどの甘い酒のコードネームになっています。そしてピンガの元ネタのお酒は、サトウキビが原材料の蒸留酒です。原産国はブラジルです。また、ピンガというお酒の名前は愛称であり、正式な名前は「Cachaça（カシャッサ or カシャーサ）」です。

ここからは、映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガの正体を考察していきます。映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガの性別の正体は女性なのでしょうか？ピンガが変装していた人物について考察し、ピンガとジン・ラムとの関係についても考察していきますので、ぜひチェックしてみてください！

映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガの性別は女性なのでしょうか？ピンガは予告動画の姿から女性なのではないかと噂されていました。また、予告動画では女性らしい口元や緑のネイルをする指先も映っていたため、ますます女性ではないかと言われていました。そして、映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」が公開されるとピンガの正体は判明しました。

ピンガは女性ではなく、男性でした。ピンガは「パシフィック・ブイ」のエンジニアの女性・グレースに変装して潜入していたのです。グレースという女性に変装していたこともあって、予告動画では性別が曖昧に公開されていたのかもしれません。男性なのに女性に変装できるピンガは凄いと話題になりました。

映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガとジンは、二人とも黒の組織のメンバーです。仲間であるはずの二人ですが、ピンガはジンに対して対抗心を燃やしています。ピンガはラムの命令しか聞かないため、立場が上であるはずのジンの命令も聞きません。それどころか、自分が上に成りあがるためにジンの失態を報告して蹴落とそうと考えていました。

映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガとラムにはどのような関係があるのでしょうか？ピンガは、キュラソーが死んだ後にラムの側近になった人物です。ラムはピンガをキュラソーの後釜として側近にするほどピンガの能力の高さは買っているのかもしれません。一方、ピンガも他のメンバーの指示は聞かないにもかかわらずラムの指示だけは聞くため、ラムを上司として認めていたのかもしれません。

また、ピンガとラムには血縁関係があるという噂もあります。黒の組織のメンバーのコードネームは全員お酒の名前になっていますが、ピンガとラムもお酒の名前が由来です。ピンガは蒸留酒「カシャッサ」の別名で、サトウキビを原料としたお酒となっています。一方、ラムも同じようにサトウキビを原料としたお酒です。二つは似たお酒であることから、ピンガとラムには血縁関係があるのではないかと噂されています。

ピンガの正体がわかる伏線1つ目は、数える指です。コナンが親指と人差し指で2という数字を示したシーンがありましたが、その際にグレースは1だと言っていました。この時点で、名探偵コナン好きのファンの中には気づいた方も多かったのではないでしょうか？そのヒントは、名探偵コナンのアニメ879話の「試着室の死角」にあります。この会では世良がアメリカ留学していたというウソをコナンが見破りました。

その中でコナンは親指を1、人差し指で2を数える方法はドイツやフランスでは普通だという知識を披露していました。それを踏まえると、フランス出身のエンジニアだと自称していたグレースが親指を1、人差し指で2を数える方法を知らないのは不自然だということになります。

ピンガの正体がわかる伏線2つ目は、リップの仕草です。レオンハルトが殺されるディープフェイク映像の中に、リップをコップから指で拭く動作がありました。このリップの動作は女性特有のもので、レオンハルトがするはずのない動作でした。

ここからコナンは犯人の正体に近づき、さらにグレースがコーヒーを飲むときにリップをコップから指で拭く動作があったことに気づきました。これらのことから、コナンは犯人がグレースであるとわかったのです。

ピンガの正体がわかる伏線3つ目は、蘭との戦闘です。ピンガの姿で灰原を拉致しようとした際に、駐車場でピンガと蘭は戦闘になりました。蘭の得意の胴回し回転蹴りがピンガの首にヒットし、ピンガは首を痛めていたようでした。そして、その後ピンガの疑いがあるキャラたちも登場しますが、誰も首に傷らしきものが残っていません。それはなぜなのかというと、グレースが首元を隠せる恰好をしていたからです。

ピンガの疑いがあるキャラたちの中で唯一、首元を隠せる恰好をしていたグレースがピンガであることは明白でした。また、グレースは首にスカーフを巻き男性特有の喉仏があることも隠していました。

ここからは、映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガの能力や強さを考察していきます。ピンガの変装能力の凄さや25歳で幹部になる優秀さについて考察していきますので、ぜひチェックしてみてください！

ピンガの能力1つ目は、マスク無しの変装能力です。名探偵コナンの作中では怪盗キッドやベルモット、工藤有希子など変装の名人が多数登場します。しかし、他のキャラの変装ではマスクを使って変装する場合がほとんどです。そのため、マスク無しで変装するピンガの技術が凄いと話題になりました。しかも、男性であるピンガが変装していたのは女性で、それを完璧に演じていました。

さらに、ピンガは5年もの間女性であるグレースに変装し続けていたのです。5年もの間、誰にも気づかれることなく変装できていたことから、ピンガの変装能力がかなり高いことがわかると話題になりました。

ピンガの能力2つ目は、即興力があるところです。ピンガがパシフィック・ブイに潜入していた目的は、老若認証システムの改ざんでした。そのため、直美を拉致することは予定通りだったようです。しかし、灰原哀を拉致することやレオンハルトの殺害は想定外だったようです。結果的にはコナンという想定外の人物に正体を見破られてしまいましたが、全てをやり遂げたピンガの機転や即興力は凄いと話題になりました。

ピンガの能力3つ目は、25歳で幹部になる手腕です。ピンガの年齢は25歳であることが明らかになり、ファンの間で若いのに優秀すぎると話題になりました。年齢が確定している黒の組織のメンバーを例に挙げると、バーボンは29歳で、キールは27歳です。

彼らよりも若いピンガは、黒の組織でラムの側近に昇りつめているのです。また、コナンからもピンガは「殺しに慣れすぎている」と言われていました。このことからも、ピンガはこれまでの人生で修羅の道を搔い潜ってきたのではないかと容易に想像できると話題になりました。

ピンガの能力4つ目は、20歳の時にはパシフィック・ブイに所属していたという手腕です。事情聴取のシーンで、グレースは5年前からパシフィック・ブイにエンジニアとして採用されていたことが判明しました。つまり、ピンガはグレースとしてパシフィック・ブイに20歳の若さで所属していたことになります。

インターポールの施設であるパシフィック・ブイに所属するには、世界的に見ても優れたIT技術を持っている必要があります。それを20歳という若さでクリアしたピンガの能力はかなり高いのではないかと話題になりました。さらに、ピンガはレオンハルト殺害などの際にディープフェイク映像を作っており、そういった面からもIT技術の高さが伺えます。

ここからは、映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガは死亡したのか、生きているのかを考察していきます。また、ピンガが最後に笑顔を見せた理由やピンガが原作に逆輸入されることはあるのかについても考察していきますので、ぜひチェックしてみてください！

映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガは死亡したのでしょうか？まずは、ピンガが死亡に至るまでの経緯を考察していきます。ピンガは江戸川コナンの正体が工藤新一であることに気づき、それを上に報告することでジンを蹴落とすことができると考えます。そして、ピンガはまずその場から脱出しジンたちがいる潜水艦に向かうために海中に出ます。潜水艦に向かう前に、ピンガは通信でジンに宣戦布告の言葉を投げかけるのでした。

ピンガの宣戦布告を聞いたジンは、「ああ、後でな」と答えます。その後、ピンガはジンが待つ潜水艦に到着し乗り込もうとします。しかしその潜水艦は既にもぬけの殻で、ジンたちは脱出した後だったのです。ジンは潜水艦を爆発させるようにし、自分たちはピンガに伝えずに脱出していたのです。ピンガはそのことにすぐに気づきますが、既に爆発の数秒前でした。ピンガは潜水艦の爆発から逃れることができず、消えていきました。

映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガは、死ぬ直前の最後のシーンで笑顔を見せていました。なぜピンガは最後に笑っていたのでしょうか？自分が死ぬとわかっている状況で笑顔を見せることができるのは、自分が助かる方法があったからなのではないかという声も挙がっています。そういった可能性もありますが、ピンガの最後の笑みは何かを悟ったような笑い方だったという意見もあります。

ピンガはジンがなぜ自分を消そうとしているのか、そういったところまで一瞬のうちにわかり、悟ったように笑ったのかもしれません。ジンはピンガが自分を蹴落とそうとしていることに勘づいており、だからこそ爆発に巻き込む形で葬り去ろうとしていたようです。

ピンガが原作に逆輸入されることはあるのでしょうか？ピンガが映画の中で明確に死亡している描写がないことから、ピンガは実は生きていて今後原作にも登場するかもしれないという意見もあります。しかし、ピンガが生きていて原作に逆輸入されることはないという可能性の方が高いと言われています。

その理由としては、これまでに名探偵コナンの映画に登場したオリジナルキャラの黒の組織のメンバーは全員映画の中で死亡し、原作に登場することはないからです。「漆黒の追跡者」ではアイリッシュが登場し、「純黒の悪夢」ではキュラソーが登場しました。しかし二人とも映画の終盤で死亡してしまい、その後原作に逆輸入されることはありませんでした。そのため、ピンガも原作に登場することはないと言われています。

ここからは、映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガの声優キャストを紹介していきます。ピンガの声優キャストは、村瀬歩さんです。村瀬歩さんは映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」でピンガだけでなく、ピンガが変装しているグレースという女性キャラも演じていました。そのような村瀬歩さんのプロフィールや主な出演作品を紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください！

映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガの声優キャスト・村瀬歩さんは、1988年12月14日生まれでアスターナイン所属の声優です。アメリカで生まれ小学生時代を過ごした後に日本で生活することになり、高校時代まで愛知県で過ごしていたそうです。その後は京都府の大学を卒業し、声優の道で生きることを決意されたそうです。そして、「Persona4 the ANIMATION」で声優デビューを果たしました。

村瀬歩さんの代表作や演じたキャラ1つ目は、ハイキュー!!の主人公である日向翔陽です。日向翔陽は明るく素直な性格の男子高校生で、烏野高校のバレーボール部のミドルブロッカーです。「小さな巨人」に憧れ、中学時代からバレーボールを始めました。リベロではない選手としてはかなり小さい身長をしていますが、し驚異的な運動能力と反射神経で相手チームを圧倒しています。

村瀬歩さんの代表作や演じたキャラ2つ目は、かくしごとの芥子駆です。芥子駆はG PROのアシスタントの一人です。消しゴムかけという仕事を主に行なっており、可久士に無能扱いされています。負けず嫌いなところもあり、可久士にあることを言われて怒り仕事を休んだこともありました。また、失言が多いところもあります。

村瀬歩さんの代表作や演じたキャラ3つ目は、ミギとダリの園山秘鳥〈ダリ〉です。園山秘鳥は、1人の人間として園山家の養子となった人物で、実際はミギとダリという双子の兄弟です。村瀬歩さんはその中でもダリの方を演じています。ダリはミギの兄で、前髪が向かって左側にあるところが特徴的です。物事を冷静に見極めることができます。

村瀬歩さんの代表作や演じたキャラ4つ目は、ひろがるスカイ！プリキュアの夕凪ツバサです。夕凪ツバサはキュアウィング」に変身することができる少年です。オレンジ色の髪の毛が特徴的な見た目をしており、責任感の強い性格をしています。実は夕凪ツバサの正体はプニバード族と呼ばれる鳥の種族で、プニバード族としての本来の姿に変身することもできます。

それでは、最後に映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガに関する感想や評価について紹介していきます。ピンガの変装能力について凄いという感想が多くありました。他のコナンキャラはマスクを使って変装している場合が多いにもかかわらず、ピンガはマスクを使わずに女性に変装していたことから凄いと思った方が多かったようです。

また、ピンガの変装がバレて女性の笑い声から男の笑い声に変わったところが凄いという感想もありました。ピンガとグレースの声優は村瀬歩さんが一人で担当しており、男性・女性の声を両方演じ切っているところが凄いと話題になっているようです。

また、ピンガが好きだから原作でも再登場してほしいという感想もありました。ピンガが生きている状態で原作に再登場するのではなく、黒の組織の過去の回想シーンでも良いから原作に逆輸入してほしいという感想もありました。このように、ピンガは多くのファンに愛されているようです。

この記事では映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガの正体や変装能力、ジンやラムとの関係を考察してきました。映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」のピンガはジンを蹴落とそうと企んでいるラムの側近で、女性のグレースに変装していました。もしこの記事を読んで、ピンガのことがもっと知りたいと思った方はぜひ映画「名探偵コナン 黒鉄の魚影」をチェックしてみてください！