【名探偵コナン】赤井秀一の「まさかここまでとはな」は漫画・アニメの何話？その意味は？

名探偵コナンに登場する赤井秀一とは、黒の組織に潜入していた過去を持つ凄腕のFBI捜査官です。赤井秀一は来葉峠にて「まさかここまでとはな」というセリフを残して退場しました。この記事では赤井秀一の「まさかここまでとはな」というセリフが、名探偵コナンの漫画・アニメの何話に登場するかを紹介します。また「まさかここまでとはな」に込められた意味を解説します。

他にも赤井秀一の「まさかここまでとはな」というに至ったコナンの計画がどのようなものだったかを紹介します。名探偵コナンの数多いエピソードの中で最も人気のあるものの一つ、赤井秀一の来葉峠でのエピソードが気になる方はぜひチェックしてみてください。

赤井秀一の「まさかここまでとはな」が漫画・アニメの何話かやその意味について紹介する前に、名探偵コナンの作品概要やあらすじを紹介します。名探偵コナンは漫画・アニメが長期連載されるだけでなく、毎年4月に劇場版アニメが公開されて話題を集める人気作品です。2022年には赤井秀一が登場する劇場版アニメ「ハロウィンの花嫁」が好評を博し、ますます注目を集める名探偵コナンが気になる方は是非チェックしてみてください。

名探偵コナンの作品概要を紹介します。名探偵コナンは1994年から週刊少年サンデーにて連載されている、青山剛昌先生の漫画作品です。2022年9月時点で単行本102巻が刊行され、2021年10月時点で全世界での累計発行部数が2億5000万部を記録するなど国内外から高い人気を集めています。1996年からテレビアニメ化されており、2021年時点で1000話を超えるエピソードが放送された長寿番組となっています。

名探偵コナンは1997年から劇場版アニメが毎年公開されており、2022年時点で25作品が公開されています。2022年4月15日に公開された「劇場版名探偵コナン ハロウィンの花嫁」は2022年7月時点で興行収入が92億円を突破するなど人気を集めました。また名探偵コナンの劇場版アニメは原作者の青山剛昌先生が一部原画を書き下ろしたり、アイデア出しなど制作に積極的に協力したりすることでも知られています。

数ある難事件を解決してきた高校生探偵の工藤新一は幼馴染の毛利蘭と遊園地に行ったある時、不審な動きをしていた男たちの後を追っていき毒薬を飲まされてしまいます。死に至らしめるはずだったその薬は新一を小学一年生程度にまで幼児化させたのでした。体を元に戻すため新一は小学生の「江戸川コナン」を名乗って蘭の家に居候し、薬を飲ませた男たちの所属する「黒の組織」の正体を探ることを決意します。

名探偵コナンに登場する赤井秀一のプロフィールを紹介します。赤井秀一はFBI捜査官の1人で、過去には任務で黒の組織に潜入し「ライ」というコードネームで活動していました。年齢は32歳、黒の組織に潜入していた時は黒い長髪でしたが抜けてからは短髪になっています。狙撃能力が高かったり頭が切れたりとFBI捜査官の中でも頭抜けて有能であり、黒の組織からは「シルバーブレッド」と呼ばれて恐れられています。

赤井秀一は父親の赤井務武と母親のメアリー・世良の間に生まれ、兄弟に弟の羽田秀吉と妹の世良真純がいます。灰原哀（宮野志保）の姉である宮野明美とは黒の組織に潜入するために近づいた恋人関係でしたが、組織を抜けようとして殺されてしまい、赤井秀一は未だそのことを引きずっています。それでは次に赤井秀一の「まさかここまでとはな」が漫画・アニメの何話に登場するかを紹介します。

名探偵コナンの赤井秀一の「まさかここまでとはな」のセリフが漫画・アニメの何話に登場するかを紹介します。来葉峠にてキール（水無怜奈）に呼び出された赤井秀一が拳銃で頭を撃ち抜かれ殺されたエピソードは、読者に衝撃を与え話題を集めました。殺される直前に赤井秀一は「まさかここまでとはな」と言い残しています。ここではその「まさかここまでとはな」というセリフが漫画・アニメの何話に登場するかを紹介します。

赤井秀一の「まさかここまでとはな」というセリフが名探偵コナンの漫画の何話に登場するかを紹介します。赤井秀一の「まさかここまでとはな」というセリフは単行本59巻の1話目「FILE.1 鋼の楔」に登場します。このエピソードに至るまでの流れを確認したい方は、黒の組織によるキール（水無怜奈）の奪還作戦が描かれる単行本56巻の7話目「FILE.7 西からの手がかり」から読むと分かりやすいです。

赤井秀一の「まさかここまでとはな」というセリフが名探偵コナンのアニメの何話に登場するかを紹介します。赤井秀一の「まさかここまでとはな」というセリフはアニメ504話「赤と黒のクラッシュ（殉職）」に登場します。このエピソードに至るまでの流れを確認したい方は黒の組織によるキール（水無怜奈）の奪還作戦が描かれる「赤と黒のクラッシュ」シリーズ、アニメ491~504話を視ると分かりやすいです。

名探偵コナンの赤井秀一の「まさかここまでとはな」の意味を紹介します。ジンはFBIから奪還したキール（水無怜奈）がスパイなのではないかと怪しみ、その疑惑を払拭するために赤井秀一を殺せと命令します。キールはCIAとしての使命を全うするためにやむなく赤井秀一を来葉峠に呼び出し、監視カメラによるジンの監視のもと赤井秀一の胸を拳銃で撃ち抜きました。

それで十分かと思ったキールでしたが、疑り深いジンに頭を撃って確実に仕留めろと命令されます。キールが命令通り赤井秀一の頭に銃口を向けると赤井秀一は「まさかここまでとはな」と呟き、キールも「私も驚いたわ」と答えて頭を撃ち抜いたのでした。読者に衝撃を与えた赤井秀一の死亡シーンでしたが、後にこの死を覚悟したような赤井秀一の「まさかここまでとはな」のセリフには本当の意味があったことが明らかになります。

赤井秀一の「まさかここまでとはな」というセリフの本当の意味を紹介します。一見、自分の死を覚悟したような意味に取れる「まさかここまでとはな」ですが、本当の意味は違ったことが明らかになります。下で詳しく紹介しますが、実はこの来葉峠での一幕はコナンによって全て予測され綿密に計画された出来事であり、後に赤井秀一は死亡しておらず生きていたことが判明します。

この来葉峠の場面で赤井秀一は死を覚悟する意味で「まさかここまでとはな」と言ったのではなく、正確にジンの動きを読んでいたコナンの洞察力を称賛する意味で「まさかここまで（読んでいた）とはな」と言ったのでした。表で女優として活躍するベルモットはこのセリフを演技ではなく本心から言ったと感じて赤井秀一の死を信じていたのですが、それもそのはずで「まさかここまでとはな」はダブルミーニングになっていたのでした。

名探偵コナンの赤井秀一の「まさかここまでとはな」の本当の意味がわかるのは何話かを紹介します。赤井秀一の「まさかここまでとはな」の本当の意味が判明するのは、単行本85巻の2話に当たる「FILE.2 緋色の尋問」です。黒の組織で「バーボン」と呼ばれる安室透は赤井秀一が生きていると推理し、大学生の沖矢昴の正体がそうであると考えます。沖矢昴が住んでいる工藤新一の家に訪れた安室透は、来葉峠での出来事を推理します。

安室透は沖矢昴に赤井秀一が生きているという推理を突きつけ、その変装を解くように要求します。同時刻、赤井秀一のFBIの同僚であるジョディとキャメルが安室透の仲間に車で追走されていました。するとキャメルの車の後部座席から突如赤井秀一が姿を表します。こうして死亡したと思われていた赤井秀一が生きていたことが確定したのでした。それでは次に赤井秀一が「まさかここまでとはな」と称賛したコナンの計画を紹介します。

名探偵コナンの赤井秀一が「まさかここまでとはな」と称賛したコナンの計画について紹介します。死亡したように見せかけてジンを欺き、実は生きていたことが明らかになった赤井秀一。それはコナンの計画によるものであり、凄腕のFBI捜査官である赤井秀一に「まさかここまで（読んでいた）とはな」と言わしめるほど高度に計算された計画でした。ここではそんなコナンの計画がどのようなものだったのか紹介します。

名探偵コナンの赤井秀一が「まさかここまでとはな」と称賛したコナンの計画を紹介します。コナンの計画とは、赤井秀一が死亡したように見せかける偽装計画です。黒の組織との攻防戦で惜しくもキールを奪われてしまったように演出するなど、スパイ疑念を持たれないように入念にキールを送り出したFBI側でしたが、それでもキールには疑いがかけられてしまいます。しかし実はコナンは最初からそうなることを予測していました。

その上コナンは、組織がキールに赤井秀一を殺すように命令することや、ジンが赤井秀一の頭を撃つように命令することまで予測していました。そこでコナンは赤井秀一が被っているニット帽に血糊を噴出する仕掛けを仕込み、キールには空砲を撃たせました。こうして空砲と同時に頭から血糊を出せば、カメラで監視しているジンには赤井秀一が頭を撃たれて死亡したように偽装できます。

さらにコナンは死体入れ替えトリックで赤井秀一の偽装死を確実なものにします。赤井秀一の死がジョディを始めとしたFBI捜査官の仲間にも信じられていた理由は、キールが赤井秀一の車ごと爆破した後に残っていた焼死体の指紋です。赤井秀一の死を受け入れられないジョディが、赤井秀一が以前触っていたコナンの携帯に残っている指紋と焼死体の指紋を照合するように警察に掛け合うと、2つの指紋は一致したのでした。

しかしこれはコナンの仕込んだ死亡偽装のトリックでした。来葉峠での出来事の前に、黒の組織の末端である楠田陸道が正体がバレて自殺した事件がありました。キールはその楠田陸道の遺体を赤井秀一の代わりに車に残して燃やし、赤井秀一の死体として偽装したのでした。そしてコナンの携帯に残っていた指紋というのも、以前コナンの携帯を拾った楠田陸道のものでした。

赤井秀一はこの偽装計画のために予めコーティングした指でコナンの携帯を触り、指紋が残らないようにしていました。こうして赤井秀一が死亡したということをFBIの仲間にも信じさせることで、黒の組織に赤井秀一が生きているという疑念を抱かせないことに成功したのでした。これら全てを計画したコナンに赤井秀一は「まさかこれほどまで（読んでいた）とはな」と感嘆の声を漏らしたのでした。

このようにジンの動きを完璧に読んで赤井秀一の偽装死計画を立てたコナンですが、ジンが頭を撃つように命令することをピンポイントで予測できたのには理由があります。というのも、以前コナンが黒の組織の「ピスコ」と呼ばれるメンバーと遭遇した時、事を仕損じたピスコを始末する命を受けたジンがピスコの頭部を撃ち抜いて殺害したことがあったからです。

このことやジンの用心深い性格から、コナンはジンが頭を撃つように命令するということが予測できたと推測されます。それでは次に赤井秀一の「まさかここまでとはな」に関する感想や評価を紹介します。

赤井秀一の「まさかここまでとはな」に関する感想や評価を紹介します。これは赤井秀一の「まさかここまでとはな」の本当の意味が明かされた緋色シリーズが好きだという感想のツイートです。黒の組織の一員であるバーボンと沖矢昴に扮していた赤井秀一が対決します。ここでコナンの立てた綿密な計画が全て明らかになり、その凄さに「まさかここまでとはな」と称賛する赤井秀一同様に感動したという感想が他にも多くみられました。

赤井秀一の「まさかここまでとはな」に関する感想や評価を紹介します。これは赤井秀一の「まさかここまでとはな」の本当の意味が明らかになり、驚く気持ちが表れている感想のツイートです。赤井秀一が死んだと思っていたのに驚いたという感想が他にも多くみられました。

赤井秀一の「まさかここまでとはな」に関する感想や評価を紹介します。これは赤井秀一が生きていたことが明らかになるシーンに感動した気持ちが表れている感想のツイートです。コナンの綿密な計画による赤井秀一偽装計画の真相はFBI仲間や読者にも明かされておらず、その伏線回収に感動したという声が他にも多くみられました。

名探偵コナンの赤井秀一に「まさかここまでとはな」のセリフは単行本の59巻、アニメの504話で見ることができます。「まさかここまでとはな」の本当の意味とは、コナンの立てた綿密な計画に対する称賛でした。コナンの計画とは赤井秀一が撃たれたように見せかけ、死体をすり替えて死亡を偽装するというものでした。このまとめで赤井秀一に興味を持った方は、名探偵コナンのコミックスやアニメを見てみてはいかがでしょうか？