【東京リベンジャーズ】 稀咲（きさき）はヒナのことが好き？二人の関係と過去は？

和久井健さん原作の『東京リベンジャーズ』はテレビアニメ化、実写映画化、舞台化されている人気漫画作品です。本記事では『東京リベンジャーズ』の稀咲(きさき)とヒナの関係と過去について紹介します。稀咲(きさき)とヒナの関係と過去について気になるといった方は是非本記事を最後までお楽しみください。

和久井健さん原作の『東京卍リベンジャーズ』は2017年から「週刊少年マガジン」で連載中であり、2020年度の講談社漫画賞少年部門を受賞しています。2021年4月にはアニメ化され、実写映画は2021年度の劇場用実写映画で一番の大ヒット作となっています。また『東京リベンジャーズ』の累計発行部数は、2022年7月時点で6500万部を突破しています。

主人公のタケミチはボロアパートに住み、年下の店長からこき使われ、どん底の生活を送っていました。ある日、タケミチは人生において、たった1人だけ付き合った女性であるヒナが殺されたということをニュースで知ります。次の日、バイト帰りに何者かに電車のホームへと突き落とされたタケミチは、12年前にタイムリープします。ヒナを救うためにタケミチは何度もタイムリープし、未来を変えるために立ち向かうのです。

• 名前：稀咲鉄太(きさきてった)
• 性別：男性
• 誕生日：1992年1月20日
• 血液型：A型
• 身長と体重：164㎝、58㎏

稀咲(きさき)は所属する暴走族グループを次々に変えています。最初にメビウスの参謀、次にトーマンの参番隊隊長、そして天竺総参謀になっています。現代において、稀咲(きさき)はトーマンの総長代理を務めるナンバー2であり、これまでに多くの人を殺してきました。殺人すらもいとわない冷酷な人物で、トーマンを犯罪組織化させた張本人です。頭が切れるため、念入りに作戦を考えて他人を利用することでのし上がってきました。

• 名前：橘日向(たちばなひな)
• 性別：女性
• 誕生日：1992年5月21日
• 血液型：A型
• 身長：153㎝

ヒナは正義感の強い女性です。ヒナとタケミチの関係は中学の同級生で、ヒナはタケミチが人生において唯一付き合った女性なのです。ヒナは優しくて明るい性格をしており、タケミチをいつも励ましています。タケミチはヒナの弟である橘直人と握手することで、タイムリープすることができます。ヒナは現代において、小学校の先生になっています。ヒナは2017年7月1日にトーマンの抗争に巻き込まれて死亡する運命となっています。

東京リベンジャーズのきさきはヒナのことが好き？関係や過去を考察の1つ目は、稀咲(きさき)とヒナは小学6年生の時に同じ塾にいたことについてです。小学6年生当時の2人は同じ塾に通っていました。稀咲(きさき)は、頭が良いことから神童と呼ばれるほどで、全国模試では1位をとる天才でした。

小学生の頃の稀咲(きさき)は、協調性がなく、暗くて何を考えているか分からないような子供であったため、一部の女子からは関わらないように避けられていました。しかし、ヒナは稀咲(きさき)に明るくコミュニケーションをとっていました。また、家が近かったため、稀咲(きさき)とヒナは塾から一緒に帰っていました。

東京リベンジャーズのきさきはヒナのことが好き？関係や過去を考察の2つ目は、成績優秀ならヒナに好かれると思っていた稀咲についてです。まわりから避けられていた稀咲(きさき)にヒナは明るく接し、成績トップで優等生である彼に「すごい」と言って声をかけていました。ヒナのことを一方的に好きだった稀咲(きさき)は、成績優秀で神童と呼ばれるほどの自分をヒナも好きになると思っていたのです。

東京リベンジャーズのきさきはヒナのことが好き？関係や過去を考察の3つ目は、ヒナに突然現れたヒーローについてです。ヒナも自分のことを好きになると思っていた稀咲(きさき)ですが、ヒナはタケミチを好きになります。ある日、稀咲(きさき)と塾から帰る途中の公園で、ヒナは中学生の男子が猫をいじめて遊んでいるのを見かけ止めようとしました。猫を助けることはできたものの、ヒナは中学生に絡まれてしまいます。

稀咲(きさき)はただ、ヒナがいじめられている様子を見ているだけでしたが、そこへタケミチが現れ、中学生に立ち向かって行ったのです。ヒナや稀咲(きさき)と同い年で、小学6年生であるタケミチは、複数人いる中学生相手にやられてしまいました。しかし、自分より強い相手に対しても立ち向かっていき、助けてくれた優しくて勇気のあるタケミチのことをヒナは好きになったのです。

東京リベンジャーズのきさきはヒナのことが好き？関係や過去を考察の4つ目は、日本で一番の不良になると決意した稀咲(きさき)についてです。ヒナにとってヒーローとなったタケミチのことを、稀咲(きさき)は付け回すようになります。タケミチが、日本で一番の不良になることが目標だと友達に話しているのを聞いた稀咲(きさき)は、日本で一番の不良になることで、ヒナが自分を好きになると思い込んだのです。

タケミチが中学生になって不良となり、ヒナと付き合い始めたことから、稀咲(きさき)は不良について調べ、本物の不良に会っていきます。小学生の頃は色白でほっそりしていた稀咲(きさき)ですが、小麦色に焼けた肌へと外見も変わりました。日本で一番の不良になると決意した稀咲(きさき)は、念入りに計画を立て、トーマンを仕切る人間にまで上りつめるのです。

東京リベンジャーズのきさきはヒナのことが好き？関係や過去を考察の5つ目は、稀咲(きさき)がヒナを殺し続ける理由や目的についてです。稀咲(きさき)は2017年7月1日、暴力団同士の抗争に見せかけてヒナを殺します。理由は、ヒナにフラれたからです。トーマンのナンバー2になり、実質的に日本一の不良になった稀咲(きさき)は、大人になったヒナに告白しますが、タケミチのことが忘れられない彼女にフラれてしまいます。

タケミチがタイムリープをして過去を変える度、稀咲(きさき)はヒナにフラれます。現代に戻ったタケミチは、大人の姿で生きているヒナと再会を果たし喜びます。しかし、タケミチがヒナから離れていた一瞬のうちに、彼女が乗っていた車に別の車が猛スピードで突っ込み、また殺されたのです。稀咲(きさき)の歪んだ執着心は、ヒナが自分の手に入らず、他の誰かのものになるぐらいなら殺そうという結論に至ったようです。

東京リベンジャーズのきさきの計画を考察の1つ目は、稀咲(きさき)の10年の壮大な計画についてです。稀咲(きさき)が日本一の不良になるため、まず不良について調べていたところ、マイキーにたどり着きます。

マイキーが日本のトップになれる器だと思った稀咲(きさき)は、河川敷で横になっていたマイキーに接触し、彼の信用を得るために1年かけます。そして、マイキーを操る状態になるまでに2年、マイキーと一緒に東京制覇するのに3年かけます。そして最後の4年で日本を牛耳るという周到な計画を立てたのです。稀咲(きさき)は、その壮大な計画を実行することで、10年後に自分は日本一の不良になれると確信していたのです。

東京リベンジャーズのきさきの計画を考察の2つ目は、稀咲(きさき)のヒナへのプロポーズについてです。タケミチが過去を変えるまでの現代において、稀咲(きさき)はトップであるマイキーを裏で操ることによって、トーマンの総長代理となり、日本一の不良になるという計画を実現していました。

日本一の不良になることで、ヒナが自分のことを好きになると思いこんでいた稀咲(きさき)は、彼女にプロポーズします。指輪を差し出した稀咲(きさき)ですが、ヒナに断られてしまうのです。日本一の不良になれば、ヒナはプロポーズを受け入れると思っていた稀咲(きさき)は、唖然とします。そして、ヒナに殺意が芽生えたのです。

タケミチはヒナを死なせない現代にするために何度もタイムリープします。しかし、何度過去を変えても最悪の状態である現代になってしまうことから、稀咲(きさき)もタイムリープで過去をやり直しているのではないかとタケミチは考えていました。

しかし、タケミチが「もう二度とお前を未来に返すワケにはいかねぇんだよ！」と逃げ回る稀咲(きさき)を追いかけながら叫ぶと、「オレがタイムリーパーだと思ってんのか？」と稀咲(きさき)が言ったのです。この時の発言によって、稀咲(きさき)がタイムリープできないことが明らかになります。

稀咲(きさき)は頭が切れるため、念入りに作戦を考え、他人を利用します。人を操る能力があり、裏から操ることで、自分にとって有利な状況を作り、のし上がってきた人物なのです。例えば、喧嘩が強いだけだった長内は、稀咲(きさき)の言うことを聞いていただけで、すべてがうまくいき、新宿を仕切るメビウスの総長にまでなります。そして、長内を利用して操ることで、稀咲(きさき)は幹部の地位を手に入れたのです。

稀咲(きさき)の身長は164cmで体重が58kgという決して大きな体格ではありません。稀咲(きさき)はもともと不良とは無縁の生活をしていたため、腕っぷしは弱く、喧嘩は不得意なタイプです。喧嘩が弱いタケミチと稀咲(きさき)が2人で殴り合いをした時は、ほぼ互角でした。

『東京リベンジャーズ』の物語において、稀咲(きさき)が派手にケンカするシーンはありません。稀咲(きさき)は積極的に戦わず、自分は最後に控えて仲間が戦うのを見ています。そして、自分にとってのターゲットが弱たっところで登場し、とどめを刺そうとするのです。また、自分が勝てない不利な状況では逃げ出します。

稀咲(きさき)はマイキーに近づくために次々と所属する暴走族グループを変えています。聖夜決戦後、稀咲(きさき)が裏切っていたという事実がマイキーにバレたことで、トーマンから除名処分を言い渡されます。

稀咲(きさき)は横浜に拠点を構える天竺の黒川イザナに近づき、すぐに天竺の総参謀のポストに就きます。トーマンを潰して、マイキーを操ることを諦めていなかった稀咲(きさき)は、マイキーに恨みを持つ黒木イザナを利用し、トーマンに関東事変を仕掛けます。

天竺がトーマンに奇襲をかけていたため、関東事変はトーマン50人対天竺400人という天竺にとって圧倒的に有利な状況でした。しかし、トーマンは少人数でありながらも命がけで戦っていき、天竺は劣勢に追い込まれます。

マイキーと黒川イザナの一騎討ちの後、黒川イザナは稀咲(きさき)に撃たれて死亡しました。天竺の総長である黒川イザナの死亡によって関東事変は幕引きとなり、トーマンの勝利で終わったのです。関東事変を仕掛けたものの、失敗し震えている稀咲(きさき)のもとへ、バイクに乗った半間修二が現れ、彼を救出していきました。

半間のバイクに乗って逃走した稀咲(きさき)ですが、全ての元凶である稀咲(きさき)を許すことはできません。ドラケンのバイクの後ろに乗せてもらったタケミチは、ケリをつけるために、追いました。稀咲(きさき)が急かしたため、半間は運転を誤りバイクは横転します。現代の世界においてヒナが殺された駐車場で、追いつめられた稀咲(きさき)とタケミチの最終決戦となります。

稀咲(きさき)に銃を向けられたタケミチですが、逆に奪い返します。そして、タケミチから逃走していた稀咲(きさき)が横断歩道の真ん中で何かを言いかけた時、トラックが突っ込んできたのです。信号がない十字路で、夜のため視界が悪かったこともあり、運転手の回避が遅れ、稀咲(きさき)はトラックに轢かれます。その後、少し意識があった稀咲(きさき)でしたが、動くことができず、最後は「死にたくねぇ」と呟き死亡しました。

トーマンのパーちんの親友がメビウスに彼女と家族を襲われるという事件が起こります。パーちんはメビウスの総長である長内信高を恨みますが、パーちんの親友を襲わせたのは実は稀咲(きさき)でした。

理由は、トーマンとメビウスの抗争のきっかけを作るためです。さらに稀咲(きさき)は、事前にパーちんに接触し、「オレなら長内を生かしておかない」と殺意を煽ります。そして、トーマンとメビウスの抗争でパーちんは長内信高を刺したのです。

パーちんが長内信高を刺した後、トーマン内で仲間割れを起こさせ、最終的にドラケンを殺すのが稀咲(きさき)の目的でした。稀咲(きさき)はドラケンが死んで空いたトーマンの副総長のポストに就くことを目論んでいたのです。タケミチがマイキーとドラケンのケンカを戒めたことで仲間割れを避けることができましたが、ドラケンがパーちんを見捨てたと思い込み、恨みをもっているぺーやんを稀咲(きさき)は煽ります。

そして、ペーやんにドラケンを襲撃させたのです。さらにキヨマサがドラケンを恨んでいることを利用して、襲撃させました。キヨマサは、タケミチ達をケンカ賭博の奴隷として使っており、そのことをドラケンにとがめられたことで逆恨みしていたのです。タケミチがドラケンの命を救ったことで、稀咲(きさき)の計画通りにいきませんでしたが、参番隊隊長としてトーマンに入り込みました。

トーマンとバルハラで起きた抗争である血のハロウィンも稀咲(きさき)は裏であやつっていました。稀咲(きさき)はまず、一虎に場地を殺させます。そうすることで、兄の真一郎だけでなく、場地まで殺した一虎に対してマイキーはキレ、殺してしまうだろうと考えたのです。

そして、マイキーが殺人で逮捕されるところ、稀咲(きさき)が身代わりを用意するという計画です。マイキーに恩を売って信頼を得ることでトーマンを牛耳ろうとしたのです。結果的に一虎に場地を刺させるまでは稀咲(きさき)の計画通りでしたが、場地が自決したことで、マイキーが一虎を殺すという事態は避けることができました。

柴家は母親が病死し、父親もほとんど家に帰ってこないという環境であったことから、長男の柴大寿は妹の柴柚葉と弟の柴八戒を守ることを決意します。しかし、強くなってほしいという思いが間違った方向に進み、幼い頃から、情け容赦のない暴力をふるっていたのです。大寿が人並外れた強さを持っていたため、柚葉も八戒も逆らうことができませんでした。

大寿が総長を務めているブラックドラゴンは、金持ちと繋がっており、トラブルが起こった際に兵力を渡す代わりに大金を受け取るという闇仕事をしていました。柚葉はブラックドラゴンのメンバーではありませんが、闇仕事の報酬を受け取る役をさせられていました。八戒は柚葉を守るため、聖夜決戦で大寿を殺そうと考えます。この情報を稀咲(きさき)が柚葉に話し、八戒を守ることができるのは柚葉だけだと刃物を渡したのです。

八戒を守るために柚葉は、大寿を刺しました。その罪を八戒がかばうことで、全てを知っている稀咲(きさき)は、八戒を操ることができると考えていました。計画では、トーマンとブラックドラゴンを合併させ、稀咲(きさき)が裏から牛耳ろうとしていたのです。しかし、柚葉が大寿を刺した傷は浅く、死ぬことはありませんでした。稀咲(きさき)の計画は失敗し、柚葉をけしかけたことなどがバレ、マイキーから除名処分されました。

トーマンから除名された稀咲(きさき)は黒川イザナを使って天竺の参謀となります。そして稀咲(きさき)は、トーマンと天竺の抗争の前にマイキーとは腹違いの兄妹関係にあるエマを撲殺したのです。マイキーとエマ、タケミチの3人は佐野真一郎のお墓参りに行きます。その帰り、半間が運転するバイクに乗った稀咲(きさき)が猛スピードエマに向かってくると、すれ違いざまにバットで頭部を殴りつけたのです。

マイキーはエマを背負い、病院に連れていこうとしますが、エマは途中で息絶えます。稀咲(きさき)は、マイキーを操りトーマンを支配しようと考えていたため、マイキーの大切な妹であるエマを殺し、マイキーの心のよりどころを奪う計画を立てたのです。トーマンを牛耳るために必要なのがマイキーの存在です。これまでも稀咲(きさき)が計画してきたことは、マイキーを手に入れるため、彼の大切な人を奪っていくことでした。

そして、関東事変において、標的となったのがマイキーの妹であるエマでした。稀咲(きさき)は自らの手でエマを撲殺し、最終決戦前にマイキーの戦意を喪失させたのです。しかし、タケミチが立ち向かい、ヒナがマイキーにタケミチの正体を話したことによって、マイキーは復活し、稀咲(きさき)の計画は失敗します。

『東京リベンジャーズ』のきさきに関する感想や評価に、天才的な頭脳で悪逆非道を繰り返し、日本一の不良を目指した理由が、好きな女の子に振り向いてほしかっただけという稀咲(きさき)が好きだというコメントが寄せられています。

『東京リベンジャーズ』のきさきに関する感想や評価に、稀咲(きさき)がヒナを殺し続ける理由がなんとも言えないというコメントが寄せられています。稀咲(きさき)は、ヒナが自分の手に入らず、他の誰かのものになるくらいなら殺そうと考えていたのです。

『東京リベンジャーズ』のきさきに関する感想や評価に、稀咲(きさき)の最後が急展開すぎて受け入れられないというコメントが寄せられています。稀咲(きさき)の最後はトラックに轢かれて死ぬというあっけないものでした。

いかがでしたか？『東京リベンジャーズ』の稀咲(きさき)とヒナの関係と過去について詳しくまとめていきました。稀咲(きさき)はヒナのことが好きでした。しかし、自分の手に入らず、他の誰かのものになるぐらいなら殺そうと考えたため、ヒナは殺され続けていたのです。稀咲(きさき)とヒナの関係に注目して『東京リベンジャーズ』をご覧になってみてはいかがでしょうか？