【東京リベンジャーズ】ヒナはタケミチと結婚する？助かる・死亡回避の方法は？

和久井健による漫画作品「東京リベンジャーズ」。本記事で取り上げるヒナの話題に入る前に、まずは東京リベンジャーズの作品情報を解説します。最初に作品概要、そして簡単なあらすじへと続きます。

東京卍リベンジャーズ(アニメのタイトルは「東京リベンジャーズ」）は、週刊少年マガジン2017年13号から連載が開始され、2021年9月現在も連載中の漫画作品です。主人公の青年が、元ガールフレンドたちの運命を変えるため過去へとタイムリープして暴走族グループに入って幹部へと成り上がっていくアクション仕立てのSFサスペンス作品となっています。

また、2021年4月11日からのテレビアニメ放送開始に伴い、単行本の売上が急伸し単行本累計発行部数は2021年8月時点で3500万部を突破しています。そのほか、2021年7月9日実写版映画が公開、同年8月には東京・大阪・横浜の3会場で舞台「東京リベンジャーズ」が上演されました。

物語の始まりは2017年の東京。ボロアパートに住む26歳のフリーター・タケミチは、テレビのニュースで中学2年生の時の彼女ヒナが暴走族の抗争に巻き込まれ殺害された事を知りショックを受けます。翌日駅のホームから突き落とされたタケミチは電車に轢かれそうになった瞬間、中学2年生だった12年前の2005年にタイムスリップ。元彼女ヒナを救うため抗争事件を起こした暴走族「東京卍會」に入ることを決断します。

ヒナとは本作・東京リベンジャーズのヒロインで、フルネームを橘日向（たちばな・ヒナタ）といいます。1991年5月21日生まれで、身長は153㎝とやや小柄な女性です。

本作東京リベンジャーズの主人公タケミチが中学2年生の時付き合っていた同級生の彼女がこのヒナでした。ところが、2017年7月1日暴走族・東京卍會の抗争に巻き込まれて弟・ナオト（橘直人）とともに死亡してしまいます。

ここからは本題である「ヒナとタケミチの結婚」について、2人の関係の進展を見ていきましょう。まずは漫画版東京リベンジャーズの191話、12年前にタイムリープしたタケミチがヒナにプロポーズする場面からです。3日前のホワイトデーにヒナへのお返しを忘れたことに気づいたタケミチは、焦ってしまいます。そんなタケミチのために千冬が用意したのが、タイムトラベルドキドキ大作戦、略してT2D2大作戦でした。

タケミチはヒナを公園に呼び出します。ヒナの方は関東事変でエマや稀咲の死に直面して動揺しており、ホワイトデーのことなど考える余裕もありませんでした。最初はプロポーズする気などなかったタケミチですが、すっかり憔悴しきっているヒナを目にして彼女を守っていかなければという思いがこみ上げてきました。気づいた時には「12年後、結婚しよう」とヒナと結婚するためプロポーズをしていたのです。

12年前にタイムトラベルしてヒナにプロポーズしたタケミチ。プロポーズの後はヒナとの愛を順調に育んでいき、12年後の世界でも2人は恋人同士、いずれ結婚するだろうと考えられていました。もちろん、結婚式前にヒナが命を落とす事件など起きるはずもありません。

プロポーズを終えたタケミチとヒナは、間近に迫った結婚式の準備に大忙しでした。ファッションデザイナーになっていた三ツ谷隆が、タケミチとヒナの結婚式のためにタキシードとウエディングドレスをデザインから制作まで一手に引き受けてくれました。

ヒナと結婚するためプロポーズを済ませ、3日後には人生の一大イベント・結婚式を控えていたタケミチ。結婚式のことで頭がいっぱいになっている彼でしたが、実はもう一つ気がかりになっていることがありました。それは、マイキーこと佐野万次郎が未だに闇落ちしたままになっていたことです。タケミチは犯罪組織・梵天のボスになっていたマイキーに会いに出かけます。

ところが、タケミチを見るなり闇落ちしたマイキーは、拳銃を抜いて引き金を引きました。銃弾はタケミチの右胸と左胸、腹の3か所に命中。タケミチは結婚式を目前にして重症を負ってしまいます。その直後に、マイキーはビルから飛び降り自殺を図るのですが、瀕死のタケミチがそれを阻止しました。

マイキーの手を握りしめたことが引き金となり、タケミチは10回目のタイムリープをすることに。このタイムリープが無ければ、タケミチは死亡していたかもしれません。ただヒナとの結婚式は延期を余儀なくされました。

ヒナの結婚の話題に続いて、ここからはヒナの死亡シーンを紹介していきます。果たしてヒナが助かる方法はあるのでしょうか？ヒナが助かるには、死亡の原因となった東京卍會の抗争を止めなければなりません。

ヒナの最初の死亡シーンは2017年タケミチ26歳の時のこと。タケミチが家でテレビを見ていると、ニュースでトラックに乗った東卍のメンバーが祭りの屋台に突っ込み民間人の犠牲者が出たと報じられました。ニュースでは犠牲となった2名の名前が読み上げられました。橘日向26歳と橘直人25歳。日向という名前を聞いてタケミチは愕然とします。それは彼が中学生の時に付き合っていた彼女のヒナだったのです。

その後タケミチはバイトに出かけますが、帰りの駅のホームで何者かに線路に突き落とされてしまいます。この時、タケミチの最初のタイムリープが起きたのです。

駅のホームから線路に突き落とされたタケミチは、12年前の中学2年生の姿になっていました。そこでは、ヒナはもちろん生きており、タケミチとヒナは彼氏と彼女の関係です。ヒナが生きていることを確認したタケミチは、帰る道すがら不良に絡まれているヒナの弟ナオトを助けます。そのあとナオトと握手したタケミチに異変が起こります。ナオトとの握手が引き金となって今度は未来へとタイムリープしたのです。

未来（2017年の現在）に帰ってきたタケミチはナオトと面会。タイムリープについてのレクチャーを受けます。その後、ヒナが助かるための段取りをつけるため再び過去へとタイムリープ。ヒナが助かる目途がついたタケミチは再び現在へと戻ります。ナオトにヒナの無事を確認すると、ホッと胸をなでおろすのでした。

その後、ヒナとタケミチは12年ぶりに再会を果たします。公園を散策しながら積もる話を交わす2人。あっという間に帰る時間が近づきます。トイレに行くためタケミチがそばを離れ、ヒナは駐車場に停めてあった車に戻りました。すると次の瞬間猛スピードで車が接近、ヒナの車に激突しヒナは車と壁の間に挟まれ死亡してしまいました。

タケミチはヒナが助かるようにとタイムリープを繰り返すのですが、ヒナは助かることなく死んでしまうのです。ところが、タイムリープも6回目を数えた時、事態は一変します。タケミチは東京卍會壱番隊の隊長を命じられたのです。12年後に戻るとタケミチは東京卍會の幹部に昇格していました。

そして、6回目のタイムリープではタケミチにとって衝撃的な事実が判明します。ヒナを殺す指示を、ヒナが助かるための算段をしていたタケミチ自身が出していたのです。2回目の自動車追突によるヒナの殺害は、タケミチが千堂敦にやらせたことになっていました。

タイムリープで過去と現在の往復を繰り返すタケミチ。その甲斐あってようやくヒナを取り巻く謎が明らかになってきました。

ヒナが東京卍會の抗争で死亡したのは、単に運の悪い偶然ではありませんでした。東卍・総長代理の稀咲鉄太が、抗争の巻き添えになったと見せかけてヒナ殺害を企てていたのです。では、なぜ稀咲はヒナを殺害しようと考えたのでしょうか？

時は稀咲とヒナの小学生時代に遡ります。稀咲とヒナは同じ学習塾に通う仲良し同士でした。次第に稀咲はヒナに淡い恋心を抱くようになります。ところが、当のヒナは秀才の稀咲ではなくヤンキーのタケミチに好意を寄せていました。

稀咲はヒナの気持ちを自分に向けるため、真面目な秀才の殻を脱ぎ捨て№1の不良を目指します。それから12年が過ぎ、稀咲は東京卍會の総長代理にまで上り詰めていました。満を持して稀咲はヒナにプロポーズしました。ところが、彼女の返事は「ごめん」、稀咲はにべもなくNOを突き付けられました。この時、稀咲にヒナに対する殺意が生じました。

千堂敦に車で追突させたのはタケミチの指示でしたが、そのタケミチにヒナの名前は伏せた上で千堂への指示を出させたのは稀咲でした。真相を知り稀咲を追いかけるタケミチ。必死で逃げる稀咲は、トラックに轢かれて最期を迎えます。稀咲の死亡によりヒナの殺害もなくなりました。目的を果たし「現在」へと戻る前に、タケミチは12年後結婚しようとヒナにプロポーズしました。

アニメ「東京リベンジャーズ」でヒナの声を演じたアニメ声優のプロフィールを紹介します。

• 名前：和氣あず未（わき・あずみ）
• 性別：女性
• 出身地：東京都
• 生年月日：1994年9月8日
• 年齢：27歳（2021年9月現在）
• 職業：声優、歌手
• 事務所：東京俳優生活協同組合

中学生の頃より声優業に興味を持ち、高校卒業後東京アニメ・声優専門学校に入学。卒業後の2014年東京俳優生活協同組合に所属し、翌2015年テレビアニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」の片桐早苗役で声優デビューを飾ります。

2020年にはBS11のアニメ・ゲーム系の情報番組「アニゲー☆イレブン!」でMCを務めたり、ソロアーティストとして歌手デビューを果たすなど幅広く活躍しています。2021年3月には第15回声優アワードの新人女優賞を受賞しました。

アニメ「東京リベンジャーズ」でヒナの声を担当した声優・和氣あず未の主な出演作品をテレビアニメの中から紹介します。

• 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術（レム・ガレウ）
• ブレンド・S（桜ノ宮苺香）
• ウマ娘 プリティーダービー（スペシャルウィーク）
• 刀使ノ巫女（柳瀬舞衣）
• みだらな青ちゃんは勉強ができない（堀江青）
• おしえて！ ギャル子ちゃん（ギャル子）
• となりの吸血鬼さん（エリー）
• アイドルマスター シンデレラガールズ（片桐早苗）
• ソウナンですか？（九条紫音）
• 世話やきキツネの仙狐さん（仙狐）

ここまで東京リベンジャーズのヒナ特集をお届けしてきましたが、最後にヒナに関する感想や評価をTwitterより紹介します。

最初に紹介する東京リベンジャーズのヒナに関する感想や評価は、ヒナが死亡するシーンについてのツイートからです。東京リベンジャーズのヒナだけでなく、女の子が可愛く死ぬシーンは号泣してしまうからやめてほしいそうです。女の子が死ぬシーンではなく「可愛く」死ぬシーンと書かれています。可愛く死ぬとはどのようなことなのでしょうか？

続いて紹介する東京リベンジャーズのヒナに関する感想や評価は、東京リベンジャーズの最終回を妄想しているツイートからです。

タケミチとヒナの結婚式を想像しているようです。ヒナが助かるようにするのが精一杯でマイキーを助けることを忘れていたタケミチ。マイキーがいないことに気づきパニックになっていると、結婚式の友人代表スピーチでマイキーが登場するという展開を思い描いているようです。なかなか凝った演出ではないでしょうか？

最後に紹介する東京リベンジャーズのヒナに関する感想や評価は、ヒナの精神年齢に関するツイートからです。作中でのヒナの立ち居振る舞いから、精神年齢が高すぎると言います。タケミチに接する態度を見て、まるで15歳年上の女性に見えたそうです。可愛い容姿なので余計にそう感じたのかも知れません。

ここまで、「東京リベンジャーズのヒナはタケミチと結婚する？」と題してタケミチのプロポーズから結婚式まで2人の愛の軌跡をたどるとともに、ヒナが助かるための方法を解説してきました。

この記事で扱ったヒナとタケミチの結婚や死亡回避は、東京リベンジャーズの物語の肝となる部分です。参考になりましたでしょうか？ここをしっかり理解してから鑑賞すれば、より作品の世界に入りやすくなるかも知れません。