【東京リベンジャーズ】明司武臣の正体と目的は？梵天や梵（ブラフマン）との関係は？

東京リベンジャーズで右眼を縦に貫くような大きな傷を持っている明司武臣は、暴走族ではないヤクザに近い存在のチームを結成し梵（ブラフマン）として活動するようになります。東京卍會が解散してしまったことでその後の東京は戦国時代へと突入しました。しかし、その二年後には3つ勢力が競い合う三大時代がやって来たのです。その三大時代の一つに幅広い年齢層が集っている梵（ブラフマン）が存在していました。

新宿区を拠点として活動している梵（ブラフマン）は、かつて東京卍會において副総長を務めていたドラケンも所属していたのです。三大時代の一つには渋谷を拠点に活動する関東卍會というマイキーが指揮する暴走族も存在していましたが、彼らは別々のチームになっていました。そこで、軍神と呼ばれている明司武臣の正体と目的は？梵（ブラフマン）と梵天の関係、マイキーが闇落ちする鍵を握る？なども紹介します。

漫画での正式タイトルは「東京卍リベンジャーズ（とうきょうリベンジャーズ）」となっていますが、アニメや舞台版、実写映画版では「東京リベンジャーズ」というタイトルで公開、放送されています。週刊少年マガジン（2017年13号・3月から）によって連載されている東京リベンジャーズは、3500万部（2021年8月）の累計発行部数を記録した漫画として爆発的な人気を集めました。単行本では23巻まで刊行されています。

第293回ヤングマガジン新人漫画賞において佳作を受賞した和久井健さんによって描かれている東京リベンジャーズは、ヤンキー要素をベースにして暴走族同士のバトル、アクションや、タイムリープというSFの要素、サスペンス的な要素も満載の壮大な世界観の作品となっています。2020年には第44回講談社漫画賞において少年部門を受賞した東京リベンジャーズは、2021年4月からテレビアニメが放送されたことで大人気となりました。

毎日同じことの繰り返しでうんざりしていた花垣武道（26歳：2017年）は、お菓子を食べながらテレビのニュースを見ていた際にショックな事件を目にします。そこでは、中学時代の恋人だったヒナが暴走族の抗争に巻き込まれて死亡した事実が報道されていました。すでに別れてしまっていたものの、胸に痛みを感じていたタケミチは、電車のホームで突き飛ばされたことで過去にタイムリープして事件を解決することになります。

東京リベンジャーズで最終章において鍵を握っているキャラクターでは？と注目を集めている明司武臣の正体は、梵（ブラフマン）のナンバー2でした。現代においては梵天の相談役を務めている明司武臣は、軍神と呼ばれるほど冷静沈着で周囲の状況を見抜いて適切な判断を出すことができる人物だったのです。かつて、初代黒龍において創設メンバーであり、総長の佐野真一郎を支えた副総長としても活躍していました。

• 名前：明司武臣（あかしたけおみ）
• 異名：軍神
• 過去での所属：初代黒龍において創設メンバーであり初代副総長→梵でナンバー2
• 現代での所属：梵天の相談役
• 特徴：顔の右側に大きな傷がある
• 兄弟：三途春千夜（弟）、瓦城千咒（妹）
• 性格：冷静沈着、頼もしい
• 備考：日本一の雨男（佐野真一郎より）
• 初登場：194話

軍神と呼ばれ周囲からも一目置かれている明司武臣は、純粋な心を持っているタケミチを仲間にしようとしたことでその目的や正体にも注目が集まるようになります。梵（ブラフマン）のナンバー2として活躍している明司武臣には、血の気が多く暴れん坊の三途春千夜という弟と梵（ブラフマン）の首領を務めている抜群のカリスマ性と身体能力を持った瓦城千咒という妹がいました。

東京リベンジャーズで正体や目的にも注目が集まっている明司武臣は、194話において初登場しています。中学時代の恋人であるヒナを何としても助けたいと思うようになったタケミチは、何度も失敗するものの諦めずに過去と現代を行き来していました。9回目のタイムリープから戻ってきたタケミチは、現代の自宅のテレビで下記のようなニュースを目にします。

犯罪組織として紹介されている梵天の中央に位置しているのが相談役を務めている明司武臣でした。過去において梵（ブラフマン）のナンバー2として活躍していた明司武臣は、顔の右側に昔と変わらぬ大きな傷があるため、かなり目立つ存在となっています。

中央の目立つ位置に描かれていることから、これからかなり重要な役割を担う人物であることは簡単に想像することができます。現代で強姦や賭博、殺人、売春などさまざまな犯罪に手を染めている梵天という犯罪組織は日本で最大の規模を誇っていました。警察でさえもその全貌を掴めずに、怪しい犯罪組織だと知っていながらもどうすることもできないでいたのです。

東京リベンジャーズの194話において初登場した明司武臣は、現代において極悪な犯罪組織となっている梵天の相談役として登場していましたが、その後は姿を現さず謎めいた存在として進展がない状態となっていました。しかし、207話において再登場しています。10回目に心優しいタケミチがタイムリープして過去へ向かった際に登場したのです。

高校一年生となっていたタケミチは、東京で三大時代の一つである梵（ブラフマン）においてナンバー2として活躍している明司武臣の存在を確認することができました。当時の梵（ブラフマン）の特攻服はフードが付いた黒いデザインとなっており、後ろには入れ墨のような雰囲気で白い「梵」という漢字とローマ字が施されており、誰もがかっこいいと注目を集めようになります。

口に煙草をくわえて登場した明司武臣は、顔の右側に大きな傷がありました。当初はフードを深くかぶっていたため、全てが謎に包まれていました。現代において極悪組織となっている梵天において相談役を務めている明司武臣が梵（ブラフマン）のナンバー2として活躍していたことから正体と目的にも注目が集まるようになります。高校時代に出会っていた梵が現代に大きな影響を与えていることは間違いなさそうです。

東京リベンジャーズの2018年の現代では梵天という日本最大級の犯罪組織が幅を利かせていました。詐欺や賭博、売春、殺人、強姦などあらゆる犯罪に関与している組織と噂されていたのです。しかし、上手に活動しているため警察でもその内情を把握することが困難となっていました。その極悪組織となっている梵天の相談役となっていたのが、過去において梵（ブラフマン）のナンバー2として活躍していた明司武臣です。

過去において梵（ブラフマン）のナンバー2として活躍していた明司武臣は、当時、三大時代の一つとして渋谷区を拠点に活動していた関東卍會の総長を務めていたマイキーが悪い大人になろうとしているのだとしたら潰すという目的を持った人物となっていました。

過去においてマイキーを止めるといい放っていた明司武臣は、現代において闇落ちしたマイキーを支持する存在となっていたのです。そのため、ますます正体が不明な存在として注目を集めるようになります。三大時代でぶつかった際に何か大きな事件が起こったのかもしれません。

心優しいタケミチは、試走をしている際に三大時代の一つである六波羅単代に囲まれてしまいました。六波羅単代の総代を務めていた寺野サウスは、2m近い身長を持っているためかなりの存在感を放っていました。マイキー同様のカリスマ性を放っていた寺野サウスは突然タケミチやドラケンの前に姿を現したのです。

六波羅単代において総代を務めていた寺野サウスは、喧嘩が強く精神的にも大人の感覚を持っているドラケンを仲間にしようと考えていました。強烈なカリスマ性を放っている寺野サウスからの勧誘をドラケンはあっさりと断ります。入隊を断ったドラケンを血の気が多い寺野サウスが殴りますが、その時に登場したのが梵（ブラフマン）でナンバー2を務めている冷静沈着な性格の明司武臣だったのです。

かなり黒い噂がある梵（ブラフマン）のナンバー2であり軍神と呼ばれている明司武臣は、現在、三大時代の一つである関東卍會の総長を務めているマイキーのことをよく知っているようでした。悪い大人になろうとしているマイキーを阻止するためにタケミチを勧誘にきていたのです。

東京リベンジャーズで冷静沈着に全てを大きくとらえることができる明司武臣は、初代黒龍において副総長を務めていました。幼いマイキーいわく、喧嘩が弱く、おならが臭い、女の尻ばかり追いかけているという佐野真一郎の右腕的な存在として名を馳せていた人物となっています。初代黒龍において総長を支えた人物となっていました。

そのため、人情味豊かで多くの不良を魅了した真一郎を心から理解している人物だと考えることができます。明司武臣は、ある目的のために梵（ブラフマン）を立ち上げたようです。その目的とは悪い大人になろうとしているマイキーを止めるということでした。しかし、現代において梵天の相談役として闇落ちしたマイキーの側に仕えているため正体不明の存在となっています。

東京リベンジャーズの216話において梵（ブラフマン）のナンバー2として活躍している明司武臣に妹と弟がいることが明らかになりました。冷静沈着な性格の明司武臣には、関東卍會において幹部を務めている三途春千代という弟と梵（ブラフマン）において首領を務めている正体が不明だった瓦城千咒という妹がいたのです。

極悪組織である梵天とも深い関りがあった明司武臣は当初は、首領に妹の瓦城千咒ではなく、弟の三途春千代を据えたかったようです。しかし、兄である明司武臣の目的に気付いていた弟の三途春千代はそれを拒絶し、敵対する勢力へ加わるようになってしまいます。過去で敵対していた兄弟でしたが、現代においては同じ梵天という極悪組織で一緒に活動していました。

東京リベンジャーズでかつて心を通わせた仲間が集っていた東京卍會は、極悪な考えを持った人物が入ったことでバラバラになって人数がどんどん少なくなっていきました。総長を務めていたマイキーの判断によって解散することになり、東京は勢力争いが起こるようになります。東京卍會が解散して二年後には三大時代が訪れ三大勢力によって東京が保たれていくようになりました。

その三大時代の一つとなったのが梵（ブラフマン）です。かつて、東京卍會の総長としてカリスマ性を放っていたマイキー同様のカリスマ性と高い身体能力を持った女性版のマイキーのような瓦城千咒（かわらぎせんじゅ）が登場したことで梵（ブラフマン）という愚連隊が完成しました。幅広い年齢層で出来上がっている梵（ブラフマン）は、最強を謳う正体不明な謎の集団となっていたのです。

東京リベンジャーズの現代において日本最大の犯罪組織として悪事を働いていたのが「梵天（ぼんてん）」となっています。殺人、売春、詐欺、賭博などあらゆる犯罪の裏には、極悪な考えで行動している梵天の姿があったようです。しかし、あまりにも巧妙に犯罪を犯していくため、警察でさえもその内情を掴めずにいました。

タイムリープする前のタケミチがニュースで知った東京卍會と同じような最悪の組織が梵天であることから、かなり凶悪な組織であることがわかるでしょう。恋人であるヒナを助けるためタケミチが過去へタイムリープすることで当時の東京卍會が名前だけ梵天に変わったような組織となっていました。

206話以降は梵天の情報は登場していないため、まだ正体不明な組織となっています。目的や発足の経緯なども謎に包まれていました。しかし、梵（ブラフマン）でナンバー2を務めていた明司が敵対していた三大時代の他の暴走族らと一緒に梵天で相談役を詰めているため深い関係がありそうです。

東京リベンジャーズで喧嘩においては弱いものの、不良からは厚い支持を集めていた初代黒龍において初代総長を務めたのがマイキーの兄である佐野真一郎でした。その右腕的な存在として初代黒龍において初代副総長を務めたのは明司武臣です。

正体が謎に包まれている彼は、かつて同志だった佐野真一郎の信念をより深く理解している人物だったようです。そのため、その目的を達成するために梵（ブラフマン）を結成したり、極悪組織となっている梵天に所属して相談役を務めたりしているのかもしれません。

東京リベンジャーズで東京卍會時代にマイキーのストッパー役であり右腕的な存在だったドラケンは、三大時代においてマイキーと敵対する梵（ブラフマン）に所属していたことが214話において明らかになりました。闇落ちしてしまったマイキーを何としても救いたかったドラケンは自分と同じ目的を持っているナンバー2として活躍している明司武臣と手を組んだようです。その事実は215話で語られていました。

東京リベンジャーズで17歳のドラケンがバイクショップを営んでいるような姿が描かれていました。風俗店に住み高校にも通っていないドラケンは、初代黒龍において初代総長を務めた佐野真一郎のバイクショップを大切に守っていた明司武臣から譲り受けたと考えることができそうです。闇落ちしてしまったマイキーを救いたいと思っている二人は手を組み梵（ブラフマン）を盛り立てマイキーが帰る場所を守っていたのかもしれません。

東京リベンジャーズの現代において梵天という日本最大級の犯罪組織が出来上がってしまいます。極悪な犯罪組織の梵天の相談役が明司武臣となっていますが、彼以外の梵天メンバーを一覧で紹介します。現代において梵天の首領を務めることになったのは、たい焼きが大好きなマイキー（佐野万次郎）となっていました。最後に会った時マイキーは別人となっていたため、ドラケンをはじめかつての仲間と決別してしまったようです。

東京リベンジャーズで梵天のナンバー2として活躍していたのは東京卍會の頃からマイキーと縁がある三途春千代（さんずはるちよ）となっていました。口の両側に傷を持っている三途春千代の正体は明司武臣の弟となっています。東京卍會を裏切り脱退した武藤泰宏（ムーチョ）と共に脱退し、天竺に加入していました。当時は影が薄くあまり存在感がない人物となっていましたが、現代では梵天のナンバー2として活躍しています。

東京リベンジャーズで心優しいタケミチの幼馴染みだった鶴蝶（かくちょー）は、横浜に引っ越してしまったことでタケミチとも音信不通になってしまいました。両親を亡くして暴走した鶴蝶は、少年院において絶対的な王となっていた黒川イザナに自分の下僕として生きろといわれたことで生きる目的を見出すことができたようです。その後、天竺において四天王の一人として活躍し、2018年の梵天では幹部となっていました。

東京リベンジャーズで13歳の時に呪華武（じゅげむ）の総長として大暴れしていた望月莞爾は、止めに入った警察官をボコボコにしたことによって少年院へ入ることになります。少年院において圧倒的な強さを誇っていた黒川イザナと対決するものの負けてしまったことで天竺四天王の一人として、極悪な黒川イザナの恐怖に支配されるようになりました。関東事変ではマイキーを守り、自分は残って逮捕され梵天の幹部となっています。

東京リベンジャーズで六本木を縄張りにして活動していた灰谷兄弟は、特定の暴走族を作らないものの声をかければすぐに100人もの仲間を集めることができるカリスマ性を放っていました。13歳の時に少年院へ入った二人は、極悪な黒川イザナと出会い彼に仕えるようになります。

兄である灰谷蘭（はいたにらん）は、天竺において四天王の一人となっており、弟の灰谷竜胆（はいたにりんどう）は、天竺において幹部として活躍していました。現代の梵天においては二人仲良く幹部として登場しています。

東京リベンジャーズで仲間から「ココ」と呼ばれていた九井一（ここのいはじめ）は、金を生み出す天才であったため、その能力に目を付けた武藤泰宏により強引に東京卍會から引き抜かれてしまいます。その後は、天竺へ加入することになりました。同志だった乾青宗とは、関東事変後に別れてしまいその後は消息不明となっていましたが、現代において梵天の幹部として金を生み出す天才の能力を活かしていました。

夜中に東京リベンジャーズの214話を見ていたという人は、梵（ブラフマン）にドラケンが入っていてびっくりしたという感想を寄せていました。さらに、梵（ブラフマン）においてナンバー2として活躍している明司武臣を見てかっこいいと感じた人も多いようです。信念を持って東京卍會の総長を務めていたマイキーを認めていた明司武臣は、悪い大人になろうとしているマイキーを兄の真一郎の代わりに止めたかったのかもしれません。

東京リベンジャーズで梵（ブラフマン）においてナンバー2として活躍している明司武臣が、初代黒龍において初代副総長を務めていた人物だと知って、総長である真一郎と親密な関係ということは実はいいやつかもしれないと感じた人もいたようです。正体が謎に包まれている人物の一人となっていましたが、目的が明らかになっていくことで明司武臣を見直した人も多かったようです。

東京リベンジャーズで梵（ブラフマン）において首領を務めていた妹の瓦城千咒は兄である明司武臣が変わったといい放っていたことから、ナンバー2として活躍している冷静沈着な性格の明司武臣がかなり怪しいと感じてしまった人もいたようです。そのため、拳銃を持った六波羅単代に関しても明司武臣が関わっていると考察している人もいました。

東京リベンジャーズで初代総長を務めた人徳がある佐野真一郎の右腕的な存在だった明司は、無謀な行動のマイキーを止めるという目的のために梵（ブラフマン）を結成します。マイキー同様にカリスマ性を放っている妹の瓦城千咒を首領にすることで目的を達成しようとしていたのです。しかし、現代では首領を務めた妹の瓦城千咒の姿はなく極悪組織の梵天と深く関わるようになりました。