アオアシに登場した戦術・技術を詳しく解説!アシトの成長の過程とあらすじも紹介

2022年4月にアニメシリーズが開始された漫画「アオアシ」は、地方から東京のユースチームに入団した主人公・青井葦人の成長を描いたサッカー漫画で、サッカーの戦術・技術などの解説部分の豊富さが人気に拍車をかけています。本文では、「アオアシ」から、劇中に登場しら戦術・技術やテクニックの解説、アシトこと青井葦人の成長の過程や漫画のあらすじなどを、ネタバレ解説します。

アオアシに登場した戦術・技術を詳しく解説!アシトの成長の過程とあらすじも紹介のイメージ

目次

  1. アオアシとは?
  2. アオアシの戦術や技術一覧
  3. アオアシのアシトの成長の過程とあらすじネタバレ解説
  4. アオアシの主なキャラ一覧
  5. アオアシの用語をネタバレ
  6. アオアシの戦術に関する感想や評価
  7. アオアシの戦術まとめ

アオアシとは?

漫画「アオアシ」のイメージ画像

サッカーを題材にした漫画「アオアシ」は、主人公・青井葦人のDFとしての才能の開花や成長が注目される一方で、サッカーファンをうならせるほどの緻密な作風が話題を呼びました。以下では、漫画「アオアシ」から、現実世界でも使用された劇中の戦術やテクニックの解説、アシトこと青井葦人の成長過程や漫画のあらすじなどをネタバレ解説します。

アオアシの概要

小林有吾先生の漫画「アオアシ」は、2015年から「ビックコミックスピリッツ」で連載されているサッカー漫画で、単行本は2022年5月時点で計28巻が刊行されています。将来有望な高校生選手が所属する「Jユース」を題材にした「アオアシ」は、DFとしての才能に恵まれた主人公の成長はもちろん、サッカーの知識の豊富さや戦術の数々、リアリティあふれる作風が注目を集めています。

アオアシのアニメ化

「アオアシ」は、2022年4月からNHKEテレでアニメシリーズが開始され、毎週土曜18時25分放送、毎週木曜日19時20分からは再放送が行われています。

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アオアシの戦術や技術一覧

「アオアシ」の戦術や技術のイメージ画像

以下では、サッカーファンをうならせた知識や戦術が見どころである、「アオアシ」の戦術や技術・テクニックを、ネタバレ解説します。

アシトが身に着けた戦術や技術

以下では、サッカーの知識がゼロだったアシト(葦人)が、コーチやチームメイトとの練習や試合を通じて身に着けた戦術やテクニックを、ネタバレ解説します。

戦術や技術①言語化

自分が考えていたことや見たものなどを言葉に変換するもので、エスペリオンユースの入団試験で、アシトが最初に習得したものです。言語化は、福田との最終面接にてアシト(葦人)の俯瞰能力に気づくきっかけとなり、アシトのサッカー選手としての成長を促す、重要な技術力になりました。

戦術や技術②止めて蹴る

「止めて蹴る」とは、先の展開を読んだうえで止める技術であり、戦術面も求められる高度なテクニックです。弱小サッカーチームにいたアシトは、ユースに入るまでこの技術を習得しておらず、仲間との差がついてしまうも、伊達コーチに教えを乞い、自主練に励んでいます。

戦術や技術③トライアングルとアイコンタクト

3人1組で連携を取り、アイコンタクトで意思疎通を図りながらパスをつなげる、サッカーの基本的な戦術です。これまで自己流でやってきたアシトに対して、連携プレーの大切さを気づかせるきっかけとなり、相手の立場になって戦術を考えるようになりました。

戦術や技術④絞る

絞るとは、DFのうちサイドバックの1人が攻撃に出た際、残りの3人・サイドバックとセンターバック・2人でゴールの守りを固めるように横にスライドすることを意味し、守備陣にとってもっとも重要な戦術です。

戦術や技術⑤首を振る

首振りとは、視野を意識したテクニックの1つで、周囲の様子を的確に捉えるだけでなく、次に自分がどう動くべきかを判断するためのものです。単純に首を振るだけでは意味がなく、視界に入るものから1つに注視することがコツであり、簡単そうに見えながらいざやってみると難しいテクニックでしょう。

戦術や技術⑥指示

劇中ではコーチングとも呼ばれる「指示」は、味方を的確に操る技術力であり、どうすれば味方をゴールに導くことができるのかという戦術面も重視され、俯瞰能力に長けたアシトは、無意識ながら周りをコーチングし、味方の勝利に貢献しました。

戦術や技術⑦ロングパス

ロングパスを繰り出す・イメージ画像

ロングパスは文字通り、長距離のパスを意味し、パスを出したい相手とアイコンタクトを取ってから、必ず出すことが重要です。

戦術や技術⑧ダイアゴナル・ラン

斜めに走ることを意味するダイアゴナル・ランは、エリアごとの守備に重点を置くDF陣にとって厄介な戦術であり、斜めに来られることで、対応する選手やどこまで追いかけるかで混乱が生じ、相手チームのディフェンスを混乱させます。

戦術や技術⑨パスにメッセージを込める

パスに込められたメッセージ・イメージ画像

「パスにメッセージを込める」とは、パスの質そのものにメッセージを込めるもので、サッカーは勘では決して勝てず、技術と戦術の重要さをアシトに気づかせました。

戦術や技術⑩ディフェンスの形

ディフェンスの形とは、守備陣4人で作る守備ラインであり、ディフェンスの基本です。サッカーの基礎がなっていなかったアシトは、まず守備陣の癖を知ることや、ディフェンスの形を身体で覚えるべく、守備陣4人がそれぞれロープで繋がり、ロープを離さないように動く練習を重ねました。

戦術や技術⑪横と縦の距離

横と縦の距離感を見極める・イメージ画像

横と縦の距離は味方同士の絶妙な距離感を指します。横の距離は、アシト・竹島・冨樫・朝利による守り、縦の距離は、GK・MF・FWによる攻めを意味します。

戦術や技術⑫ボールを持たせる

ボールを持たせるとは、相手にわざとボールを持たせて、奪うポイントに入ったところで一気に攻めに転じるもので、見方同士の意志共有が不可欠となっています。この戦術は、視野を広く捉えられるほど、相手の奪うポイントを見いだすことができます。

戦術や技術⑬ファイブレーン

実在のサッカー界でも使用されたファイブレーンは、フィールドをセンターと左右のアウトサイドの間に、ハーフレーンを取り入れた戦術です。ファイブレーンは、1列前では味方同士が同じレーンに被らないこと、2列前では味方同士が同じレーンにいること、1列前の選手は適切な距離を保ちながら、すぐ隣のレーンに待機するというルールがあり、ファイブレーンアタックと呼ばれます。

この戦術は、欧州サッカークラブのバイエルン・ミュンヘンのグアルディオラ監督が実践し、「アオアシ」では、アシトの俯瞰能力を最大限に発揮できる戦術として描かれています。

アオアシのその他の戦術や技術・テクニック

「アオアシ」では、実在のサッカー界で取り入れた戦術や技術・テクニックも披露され、アシト(葦人)達のチームでも活用されています。以下では、「アオアシ」のその他の戦術やテクニックについて、ネタバレ解説します。

N-BOX

対青森星蘭戦で繰り出されたN-BOXは、ウイングバックを付けずに中央を固め、パスワークで敵を翻弄し、ディフェンスで一気にプレスをかける、相手チームの陣営を崩すような戦術で、司令塔の実力の高さによって成功することができるフォーメーションです。某自動車メーカーの人気ブランドを彷彿させる名称ですが、サッカーでは、2001年にジュビロ磐田が編み出した戦術で、名波浩選手のイニシャルから命名されました。

5レーン

通常のサッカーの布陣より2レーン多い5レーンは、ピッチを縦に3分割した3レーンに、さらに2つのハーフレーンを取り入れた陣形で、複雑な動きを可能にし、相手チームのDFの機能を低下させる効果が見込める一方、難易度の高さが欠点となっています。また、実在のサッカー界では、トッププロにて使用されることがあります。

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アオアシのアシトの成長の過程とあらすじネタバレ解説

アオアシのアシトの成長の過程とあらすじネタバレ解説・イメージ画像

以下では、サッカーの知識ゼロからスタートした青井葦人(アシト)の成長の過程や、「アオアシ」の漫画あらすじをネタバレ解説します。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ①1~2巻

愛媛県の公立中学校・サッカー部の青井葦人(アシト)は、中学最後の試合で負けた原因が自分にあると責任を感じ、ランニングにのめり込む中、1人の男に声をかけられ、ユースの入団試験の誘いを受けます。男の正体は、東京シティ・エスペリオンFCユースの監督・福田達也であり、アシトとの得点シーンとの話から、彼のサッカー選手としての才能を見いだしました。

福田から話を受けたアシトは、ユースの入団試験を受けることになり、最後の試験ではユース生との実力差にあきらめムードを見せるも、サッカーへの情熱をバネに得点を入れることに成功します。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ②3~4巻

アシトが地元に戻ってから数日後、入団試験の合格通知を受け取ったアシトは、サッカーへの決意を新たにし、寮生活に突入します。寮に入ったメンバーとの挨拶もそこそこに、アシト達はさっそく紅白戦に挑むも、Bチームのヘッドコーチ・伊達望から、アシトのプロ入りは無理だと意味深言葉を投げかけられます。

実際に試合が始まると、アシトと他選手との実力差が露見し、特にアシトの場合はサッカーの基本である、個人戦術が出来ていないことが判明します。紅白戦を通じて自身の実力不足を痛感したアシトは、望に教えを乞い、夜遅くまで練習に励みます。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ③5~6巻

ユースでは、合宿から戻ってきたAチームとの合同練習が行われ、Bチームは11対21での試合に挑みます。トップクラスの選手で構成されたAチームに歯が立たない中、アシトのある一言がチームメイトの朝利・黒田を怒らせてしまいます。2人が怒らせた理由が分からないアシトに対し、望はその疑問の答えを見つけることを課題として、アシトに課します。

しかし、一向に課題が解けず、しまいには喧嘩にまで発展したアシト・朝利と黒田は、東京都リーグのスタメンに選ばれ、左ラインに配置されます。前回の試合では、全く機能しなかったトライアングルでしたが、アシトが周りを見るということに気が付き、アシト達のチームは逆転勝利を掴みます。また、他の試合でもアシトに良い変化がみえはじめ、福田から「DF」への転向を指示されます。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ④7~8巻

FWからDFへ転向したアシトは、サイドバックから見えるフィールドの眺めの良さに心地よさを覚えるも、サイドバックとして機能しておらず、一時はベンチから外されてしまいます。チームも5連敗という後がない中、Aチームのキャプテン・義経健太のサイドバックにアシトが選ばれ、自身の役目について理解すると共に、更なる成長を見せます。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ⑤9~11巻

次の試合は武蔵野ユースとの対戦で、アシト達のチームは、個人技術を駆使してチャンスを作る戦術を練ります。無敗で知られる武蔵野ユースには、エスペリオンユースに落選した金田がおり、入団試験で一緒だったアシト達を恨み、前半戦でも相手チームの調子を狂わせることで、味方のリードを勝ち取ります。

一方、エスペリオンズは、相手の立場で考える戦法を取ることにし、守備を安定させることで、攻撃の安定化を図ろうとします。結果、エスペリオンズの戦術は見事的中し、アシトはAチームへの昇格が認められました。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ⑥12~14巻

Aチーム入りを果たしたアシトは、その後も鍛錬を怠らず、主力組に自身の実力を認めさせて、プレミアリーグのベンチ入りを許され、負傷した中村平の代役としてプレミアリーグデビューを果たします。守備の面でまだまだ実力不足のアシトはミスを連発し、苦いデビュー戦に終わりました。しかし、この悔しさをバネに、アシト達1年生は、お互いの実力を高めるべく奮起し、練習に励みます。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ⑦15~17巻

主力メンバーの代表遠征を受け、1年生4人がAチームに昇格し、アシト達が喜びに沸く中、桐木曜一は代表落ちしたことに落ち込み、試合中でもそれらを引きずっていました。しかし、ハーフタム中に何とか持ち直したことで、桐木も本領を発揮しはじめ、アシトも守備としての楽しさを実感していました。

そんな中、ユースではAチームのキャプテン・義経のトップ昇格が決まり、阿久津渚も代表戦で奮起する中、プレミアリーグにて、アシトが代役を務めたDFの平が突然の引退を表明します。平のユース引退に同級生たちが引き止めに出る中、アシトは意に介さず、今は試合に集中することを念頭におきます。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ⑧18~20巻

引退を考える平を引き止めるためにも、プレミアリーグでの優勝を勝ち取りたいエスペリオンは、船橋学院高校との試合に挑みます。平を思うあまり、アシトはミスを繰り返し、しまいにはハンドを取られて退場処分を受けてしまいます。結果、アシト達の奮闘もむなしく、平はユースを止めることになり、エスペリオンの新キャプテンには、阿久津渚が就任します。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ⑨21~24巻

新キャプテンのもと、エスペリオンは順調に連勝を重ねるも、阿久津に現れたある変化によって連勝にストップがかかります。その理由は、全てを自分でやってしまおうとする阿久津の癖が現れたことで、試合中にもその癖が出始めます。異変を察したアシトが訪ねても阿久津は話そうとせず、チーム内では様々な憶測が飛び交います。

そんな状況で迎えた青森星蘭高校戦では、高校1年生ながらU-18の司令塔を担うMF・北野蓮が所属し、攻守が入り乱れるカオスなフィールドが展開される中、アシトは目を輝かせながら試合に挑みます。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ⑩24~25巻

プレミアリーグの優勝を決める一戦が開始され、アシトは、青森星蘭の主将・羽田琉騎をマークし、ボールを奪う策に出ます。しかし、戦術では一枚上手の青森星蘭によって窮地に陥ったエスペリオンでしたが、GK・秋山円心の活躍により、何とか持ち直します。一方、青森星蘭も負けておらず、GKのファインセーブによって、試合の流れを変えていきます。

エスペリオンは、アシトの視野の広さを生かしてセカンドボール拾いに集中するも、青森星蘭の北野が本領を発揮しはじめ、エスペリオンは苦戦を強いられます。それでも前半戦は、馬場昌徳のマンツーマン、阿久津のディフェンスが功を奏し、0対0に持ち込みます。

アシトの成長の過程とあらすじネタバレ⑪25~27巻

ハーフタイムに入り、アシトは味方を理解するように助言を受け、後半戦では馬場・橘が、志村・朝利との交代します。1年生の連携によりエスペリオンのディフェンスを強化し、万が一抜かれる事態が起きても、志村・阿久津でカバーする連携を取る戦術に乗り出します。そして、アシトの視野の広さを生かした司令塔としての活躍や、遊馬がゴールを決めたことで、エスペリオンが先制点を取ります。

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アオアシの主なキャラ一覧

アオアシの主なキャラ一覧・イメージ画像

以下では、主人公・アシト(葦人)をはじめとする個性豊かなキャラの登場が目を引く、「アオアシ」のキャラ一覧を紹介します。

キャラ一覧①青井葦人(アシト)

「アオアシ」の主人公で、愛媛県出身、ポジションはFWからDF・左サイドバック、背番号33番です。サッカーに関する技術や知識に乏しく、フィジカルの資質も低いとみなされるも、俯瞰能力が突出しており、福田に才能を見いだされ、エスペリオンユースへの入団を誘われます。経験不足から、足元の技術はまだ拙いものの、様々な能力を身に着けることで、司令塔としての片りんも見せています。

キャラ一覧②大友栄作

エスペリオンユースのセレクション合格者で、1年MF、背番号36番、武蔵野戦後にAチームに昇格しています。チームメイトの能力を把握しようと、仲間と積極的にコミュニケーションを図ろうとする姿勢や、試合中には常に冷静さを保つメンタルの強さが持ち味で、大将向きと評価される選手です。普段は軽口を叩くなど、俗な性格である一方、試合前には極度の緊張に襲われるなど、小心者な一面があります。

キャラ一覧③橘総一朗

アシトと同じくセレクションに合格した選手で、ポジションはFW、背番号28番です。元は横山武蔵野ジュニアユースのエースであったが、自身の競争心が失われていくことを危惧し、エスペリオンユースへの入団を決意しました。爽やかで生真面目な性格で、高校も進学校に通うなど成績優秀である一方、時にはアシト達を赤面させるセリフを放つなど、天然な一面も垣間見せています。

キャラ一覧④富樫慶司

アシトの同期で唯一、福田からのスカウトで入団した選手で、ポジションはFWからMF/DF、背番号31番です。元暴走族という経歴からヤンキーな雰囲気を漂わせるも、サッカーには真摯であり、フィジカル・攻撃力の高さが持ち味です。また、サッカー選手としてのプライドも高く、怪我を恐れる選手の真剣味のなさに怒りを覚えたり、実力が下だと見ていたアシトの急成長に嫉妬する場面も見られます。

キャラ一覧⑤黒田勘平

ジュニアコースユースから昇格した選手で、ポジションはMF、背番号26番です。Jrユース出身というエリート意識に囚われるあまり、怪我を恐れて積極的な行動に出られなかったり、急成長を遂げるアシトに焦りを覚えるも、伊達望のある一言をきっかけに変わっていきます。また、アシトと連携の取りやすい選手としても注目され、重要な試合で起用される場面が多くなりました。

キャラ一覧⑥朝利マーチス淳

ジュニアユース昇格組のDF選手で、背番号25番、クールでプライドの高い、イギリス人・日本人のハーフです。入団当初は、エリート意識からセレクション合格組とは折り合いが悪かったものの、アシトのモチベーションの高さに感化され、奮起します。アシトとは、彼がトライアングルではじめて通じ合った選手であり、黒田と共に、アシトが一番連携が取りやすい選手として重宝されています。

キャラ一覧⑦本木遊馬

ジュニアコース昇格組の選手で、ポジションはFW、背番号29番、味方を的確に操るコーチング力に優れており、アシト達1年生の中で一番早くAチームに昇格、レギュラー出場の機会が多いなど、トップクラスの実力派選手です。コミュニケーション能力に長け、お調子者な性格である一方、実はかなり目立ちたがり屋な性格であり、チームメイトにこそ気づかれていないものの、取材陣の金子には見抜かれています。

キャラ一覧⑧竹島龍一

ジュニアコース昇格組で、背番号は27番、エスペリオンユースでは数少ない純正守備型DFとして重宝され、守備に特化したアドバイスは、竹島に聞くのが良いとも評される選手です。富樫とはよく口喧嘩に発展するも、試合ではラインの構築など連携する機会が多いです。性格は柔和でいわゆるチャラい性格であり、容姿に劣等感を持つ大友から敵対視されるも、サッカーでは真面目な姿勢を見せています。

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アオアシの用語をネタバレ

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以下では、「アオアシ」の漫画やアニメを楽しむうえで覚えておきたい、「アオアシ」の用語について、ネタバレ解説します。

用語①ユース

サッカーのプロクラブの育成機関であり、Jリーグでは年代ごとに3つに区分され、小学生選手が所属するU12、中学生選手のU15、プロ選手への足掛かりとなるU18で構成され、年齢が上がるにつれて定員数も絞られていく過酷なプログラムです。また、U18では、トップチームへの昇格のチャンスがあり、その倍率は年に1人程度、所属するクラブチームには、優先的に契約する権利が認められています。

用語②1軍・2軍

野球などで聞かれる1軍・2軍とは、チームを実力別に分けたもので、「アオアシ」のAチームは1軍、Bチームは2軍に相当します。選手は、各試合での活躍や結果によってAチームに昇格したり、Bチームに降格することを繰り返しながら、ユースのトップを目指します。

用語③DF

アシトのポジションであるDF(ディフェンダー)は、サッカーの守備を担うポジションで、ゴールキーパーの前のラインに位置します。DFには、ディフェンスラインの前方を守るセンターバックと、それらの左右に位置するサイドバックに分けられ、アシトは左サイドバックを担っています。

用語④セレクション

ユースに入団するための試験であり、「アオアシ」では、アシト達のエスペリオンユース所属をかけた入団試験として描かれました。

Thumb【アオアシ】登場キャラクターの背番号一覧!各チームのメンバーの数字・意味を紹介 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

アオアシの戦術に関する感想や評価

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以下では、サッカー未経験者でも分かりやすい解説や、葦人の成長や奮闘に共感が集まった、「アオアシ」の戦術に関する感想や評価を紹介します。

感想1:本格的な戦術論の登場に驚き

サッカー漫画への脚光が再び訪れ、多種多様なサッカー漫画が連載・アニメ化される中、戦術やテクニックなど、サッカーの知識に重点を置いた「アオアシ」は、サッカー初心者にも分かりやすい解説がなされ、丁寧な作品作りが高く評価されています。また、「アオアシ」の戦術論は、サッカーファンもうならせるもので、漫画とは思えない、本格的な戦術論が繰り広げられる作風に注目が集まっています。

感想2:主人公の成長過程も良い

「アオアシ」と言えば、サッカーの戦術論や個人のテクニックを重視した作風というイメージが強い一方で、ゼロからどこまでも伸び続ける青井葦人(アシト)の成長も魅力です。サッカーに関する知識もなく、底辺からスタートを切った葦人でしたが、コーチやチームメイトとの交流を通じて、サッカーの戦術やテクニックを学び、もがきながら成長していく葦人の姿がカッコいいとの声も寄せられています。

感想3:サッカー観戦がより楽しめるきっかけになる

「アオアシ」では、戦術はもちろん、個人技のようにテクニックに関する解説も詳しく書かれており、これからサッカーを始めたい初心者のバイブルとしても重宝されています。また、「アオアシ」で登場した戦術やテクニックは、サッカー観戦でも活かせるとの意見も見られ、サッカー観戦をより楽しむためにおすすめの漫画でしょう。

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アオアシの戦術まとめ

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「アオアシ」から、アシト(葦人)が身に着けた戦術やテクニックや、アシトの成長過程・漫画のあらすじ等を、ネタバレ解説しました。サッカー漫画と言えば、選手たちの常人離れした技が見どころである一方、「アオアシ」では、リアリティを重視した作風が特徴で、現実のサッカーでも通用する戦術や技術の解説は、サッカー初心者にも分かりやすく書かれており、「アオアシ」ならではの面白い魅力となっています。

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