【アオアシ】伊達望はエスぺリオンの有能なコーチ!アシトや福田監督との関係は?

当記事では『アオアシ』に登場する伊達望(だてのぞみ)についてまとめていきます。伊達望はエスペリオンユースのヘッドコーチです。ネット上では「冷血漢」という第一印象を抱く一方で、登場シーンを重ねていくうちに明らかになる選手思いの優しい性格によって、その見た目と中身のギャップに魅力を感じている方が多いようです。そこで、今回は有能でかっこいいコーチとして選手に慕われている伊達望の指導シーンや福田監督、アシトとの関係性に迫ります。

【アオアシ】伊達望はエスぺリオンの有能なコーチ!アシトや福田監督との関係は?のイメージ

目次

  1. 伊達望が登場するアオアシとは?
  2. 伊達望はエスペリオンの有能でかっこいいコーチ
  3. 伊達望とアシトや福田監督との関係
  4. 伊達望の指導シーン一覧
  5. 伊達望の声優
  6. 伊達望に関する感想や評価
  7. 伊達望まとめ

伊達望が登場するアオアシとは?

『アオアシ』では一見すると「冷血漢」を思わせる伊達望というキャラが登場しています。しかしその見た目に反して選手思いの優しいキャラで、指導するユース選手から慕われていました。そこで、ここからは伊達望の有能でかっこいい要素や指導シーン、アニメ声優を紹介していきます。それではまず、伊達望が登場する『アオアシ』の作品情報からご覧ください。

アオアシの概要

『アオアシ』とは、小林有吾によるサッカー漫画です。監修はスポーツライターの飯塚健司が担当しました。本作はJリーグの男子高校生年代「Jユース」を扱った作品で、2015年当時の『スピリッツ』副編集長がJユースを本格的に取り扱った漫画がないことに着目したのを機に『ビッグコミックスピリッツ』にて2015年6号より連載スタートしています。

アオアシのあらすじ

当記事で紹介する伊達望が本格的に登場するのは、『アオアシ』の単行本9巻からです。9巻は武蔵野ユースとの対戦を前に、冨樫と竹島龍一が騒動を引き起こしてしまうところからスタートしました。そして武蔵野との対戦時、武蔵野の監督佐竹晃司の采配と金田の得点への執念がエスペリオンを圧倒し、混乱したエスペリオンはさらなる危機に直面します。そこで、Bチームの監督伊達望が冨樫らを説得し…

TVアニメ『アオアシ』公式サイト

伊達望はエスペリオンの有能でかっこいいコーチ

『アオアシ』に登場する伊達望は福田監督がアシトをFWからDFに転向させようとするのを「選手を無理やり転向させるのは反対」ということで、福田監督の方針に意見するなど選手思いな人物です。しかし、その性格に反して見た目が怖く、第一印象は「冷血漢」であり、人を全否定しそうな雰囲気を醸し出していました。そんな伊達望ですが、他にもいいところがあります。そこで、ここからは伊達望のプロフィールを見ていきましょう。

伊達望のプロフィール

  • 名前:伊達望(だてのぞみ)
  • 誕生日:5月6日
  • 年齢:34歳
  • 血液型:O型
  • 星座:おうし座
  • 身長/体重:178cm/70㎏
  • 役割:ヘッドコーチ、Bチームの監督
  • 経歴:東京国堂館高校→東京シティ・エスペリオン(J1)

『アオアシ』に登場する伊達望は、エスペリオンユースのヘッドコーチです。見た目は厳ついオールバックであり、常に無表情ゆえにアシトから「鉄仮面コーチ」と呼ばれるなど第一印象が怖いです。しかし、その見た目に反して選手思いの優しいコーチです。実際に選手を信頼し、選手から慕われています。

伊達望はエスペリオンユースBチームの監督

伊達望は選手を指導する立場にあるヘッドコーチが正式な肩書になりますが、主にエスペリオンユースBチームの試合を指揮しているためBチームの監督といっても差し支えないでしょう。選手からは「望コーチ」と呼ばれています。主人公・アシトがBチームにいる間、伊達望がアシトを含むBチームのメンバーを指導・指揮していました。

伊達望の性格

威圧感のある雰囲気と鉄仮面が特徴的であるゆえに第一印象が怖い伊達望ですが、彼はとても真面目な性格をしています。エスペリオンユースのヘッドコーチという仕事を誠実におこなっており、彼の言動からは楽観的な印象を受けません。常に選手のことを真剣に考えています。また、かつて東京シティ・エスペリオンに在籍しており、選手時代はエスペリオン一筋で過ごしていました。

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伊達望とアシトや福田監督との関係

『アオアシ』の伊達望は教える選手たちのことをよく見ているため、エスペリオンユースの選手たちの精神的支柱となっていました。ただ、物語序盤では主人公・アシトに対して厳しく接しています。さらに、福田監督とも頻繁に関わっている様子ですが、果たして伊達望とアシトや福田監督はどのような関係性を築いているのでしょうか?ここからは伊達望とアシトや福田監督との関係性に迫ります。

伊達望とアシトの関係

伊達望は『アオアシ』の漫画3巻、第27話にてアシトのことを「奇跡的な成長がない限りあの子にプロは無理」「三年間、一度としてAチームには昇格できない」といった内容で評価しており、さらにエスペリオンユースのセレクション選考においても「ユースの基準には達していない」と判断していました。しかし、実際は福田監督がアシトの反骨心を引き出すために考え出した作戦による発言です。

この時、部屋の外にはアシトがいたため、福田監督はあえて伊達望の発言が聞こえるようにしていたことになります。伊達望は発言する前、福田監督に「アシトをディスれ」と耳打ちされ、それを承諾していました。伊達望は物語序盤からアシトへの厳しくも導くような発言をしているのですが、それはあえて悪役を演じていただけであるため、実際はアシトと真剣に向き合っています。

伊達望と福田監督の関係

アシトの反骨心を引き出すために伊達望に悪役になってもらっていた福田監督ですが、果たして伊達望と福田監督はどのような関係を築いているのでしょうか?まず初めに、『アオアシ』の作中では伊達望と福田監督が会話している様子が描写されているのですが、その様子を見る限り二人とも互いに信頼し合っているのが分かります。また、福田監督がアシトをユースにスカウトした本当の理由を唯一打ち明けていたのが伊達望です。

そして福田監督がアシトにDF転向を命じた際、伊達望が「福田、昔から何もかもがお前の言う通りになる」と独りごちているのですが、この発言内容から伊達望と福田監督は東京シティ・エスペリオン時代の同期であることが分かります。また伊達望が福田監督のことを「凄い奴」と高く評価していることから、ただの同期では片づけられないほどの信頼関係を感じさせ、二人は唯一無二の親友のような関係を築いているといえるでしょう。

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伊達望の指導シーン一覧

ほとんど笑わず常に無表情であることから、アシトに「鉄仮面コーチ」と呼ばれている伊達望ですが、ご存じの通り伊達望は選手思いの優しい監督でした。さらに、伊達望は有能でかっこいいという魅力も兼ね備えています。では、どういった指導内容に有能さを窺えるのでしょうか?ここからは、伊達望の指導シーンを一覧形式で紹介していくので、そのシーンから彼の有能さを理解していきましょう。

指導シーン①「止めて、蹴る」の概念を教える

まず初めに伊達望の有能でかっこいい要素の一つとして、「止めて、蹴る」の概念を教える指導シーンが挙げられます。アシトはユースに入りたての頃、基礎技術や基本戦術がユースの基準を満たしていませんでした。伊達望がそんなアシトに教えたのが「止めて、蹴る」です。止めて、蹴るという動作ができないとたとえ味方からパスを貰っても次のパスにつなげることができません。さらに相手からすぐに取られてしまいます。

指導シーン②アシトへの宿題

続いて伊達望の有能でかっこいい要素の一つとして、アシトに宿題を出すシーンが挙げられます。ユースに入ったアシトは、止めて、蹴るという基本動作を固めるところから始めていましたが、伊達望はそんなアシトに対して宿題を出しています。伊達望が宿題を出すシーンは、21対11という常識外の紅白戦(AチームとBチームの合同)で見ることができます。

この時、Aチームは11人、Bチームは21人です。その結果、AチームがBチームを圧倒。伊達望が宿題を出すきっかけとなったのは、アシトがその紅白戦の戦況の中で「当たり前のことをやろう」と自分自身を鼓舞して立て直そうとするも、トライアングルの概念を全く理解していなかったために黒田と朝利から怒りをぶつけられてしまっているのを見たことです。

そして試合後、伊達望はアシトに向けて「なぜ黒田と朝利がお前に怒りをぶつけてきたのか、答えを見つけて来い」と言い放ちました。その後アシトは東京都リーグの成京高校戦の後半で伊達望が出した宿題の答えを見つけています。これによってアシトはトライアングルの重要性を身に染みて理解することになりました。伊達望の指導がいかに効果的かがわかるエピソードの一つと言えるでしょう。

指導シーン③笑顔のシーン

続いて伊達望の有能でかっこいい要素の一つとして、笑顔によるギャップを生んだシーンが挙げられます。伊達望が笑顔を見せたシーンは、多摩体育大学付属高校戦にてDFに転向してから初めてスタメン出場したアシトの「ファインプレーを見せて相手からパスカットする」「露骨に釣り出されて自分の後ろに大きなスペースを空けてしまう」といったプレーについて、アシトに問いかけた時です。

伊達望はアシトになぜ一つ目のプレーが成功し、逆になぜ二つ目のプレーが失敗したのか、そして二つのプレーの違いとは何か、といった問いかけをおこないました。伊達望の指導方法は、助言ではなく自分自身で正解を導き出し、そして自分の言葉でその正解を言語にして表すというものです。アシトは伊達望の問いかけに対して自分なりの正解を口に出すのですが、それがきっかけで伊達望の表情に笑顔が浮かんでいます。

指導シーン④冨樫へのアドバイス

続いて伊達望の有能でかっこいい要素の一つとして、冨樫へのアドバイスシーンが挙げられます。入団式の日に暴走族を引き連れて登場するなどアシトの世代でも随一の問題児といってもよい冨樫慶司ですが、伊達望はそんな冨樫に対しても積極的に声をかけています。冨樫は当初、積極的に声をかけてくる伊達望に対して「福田サン出せや」という調子で取りつく島もありませんでしたが、段々と心を開いていくようになります。

特に冨樫が心を開くきっかけとなったのは、伊達望が冨樫のイエローカードが多いことに言及した際に「体格差があり過ぎて審判がとっさに反則をとっているだけ」「低いレベルに下りる必要はない」「お前は今のままでいい」と冨樫のことを肯定する発言をしたことです。

というのも、冨樫は素行や悪い噂が原因でトレセンから門前払いされたり、中学の部活で「自主練で調整してきてくれ」と言われたりするなど煙たがれてきたのです。だからこそ冨樫は、煙たがられる自分を表面で捉えず、真っ直ぐに見てくれた伊達望に心を開くようになり、遂には武蔵野蹴球団ユース戦で「あのオッサンを困らせたくねえ」と口にするほど慕うようになっています。

指導シーン⑤武蔵野戦で橘をスタメンにする

続いて伊達望の有能でかっこいい要素の一つとして、武蔵野戦で橘をスタメンにするシーンが挙げられます。東京都リーグ1部に参加していたユースのBチームですが、アシトがDFに転向して以降は4連敗を喫していました。あまりにも真面目なFWの橘総一朗は、そんな状況を作ってしまったと責任を一身に感じてしまいます。

そこで、橘は武蔵野蹴球団ユース戦の直前に伊達望に自分を出さないでほしいと直談判するのですが、伊達望はそれを了承せず、「これがこのチームのベストメンバーだ」と言って橘をスタメンに起用しました。その結果、橘は2得点の大活躍を見せます。伊達望が選手を信頼する有能でかっこいいコーチだからこそ、選手に活躍の場を設けることができているのでしょう。

指導シーン⑥黒田への言葉

続いて伊達望の有能でかっこいい要素の一つとして、黒田に言葉を投げかけるシーンが挙げられます。黒田はAチームの紅白戦の最中に福田が放った「レギュラーとサブの戦力差がありすぎる今の現状に責任を感じている」というセリフを受け、「福田監督にあんな言葉を言わせてしまった」ということで、自分自身に情けなさを感じてしまいます。

そこで、黒田はジュニアユースの頃からの知り合いであり、厳しい意見を言ってくれるのに最適な人物でもある伊達望に、現状を変えるために意見を求めることにしました。そして伊達望は意見を貰いにやってきた黒田に向かって「もっともユースらしい選手」と告げています。

このユースらしい選手というのは、エリート意識が高い人物だったり、セオリーにはめ込めすぎる人物だったりするような人物像を表現しているため、あまり良い意味で言っているわけではありません。慰めたり励ましたりするのではなく、思ったままを告げるところが伊達望らしいと言えますが、しっかりと相手のことを考えた上で発言しているところにかっこいい印象を受けます。

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伊達望の声優

ネット上ではアニメ版『アオアシ』に登場する伊達望の声に期待している方がいらっしゃるようです。では、伊達望の声を担当したアニメ声優は誰なのか?ここからは伊達望を担当したアニメ声優のプロフィールと主な出演作品や演じたキャラを紹介していきます。

安元洋貴のプロフィール

  • 名前:安元洋貴(やすもとひろき)
  • 愛称:あんげん、もっくん、ジャス元
  • 生年月日:1977年3月16日(45歳)
  • 出身地:山口県防府市
  • 職業:声優、ナレーター
  • 所属事務所:シグマ・セブン

アニメ『アオアシ』にて有能でかっこいいコーチの伊達望役を演じたのは、声優・ナレーター事務所「シグマ・セブン」所属の声優・安元洋貴(やすもとひろゆき)さんです。

安元洋貴さんは2004年10月2日から2005年9月24日までに放送されたアニメ『ロックマンエグゼStream』のカーネル役にて声優デビューを果たしています。デビュー当初から報道や情報、スポーツ番組などでナレーションを多く担当しており、声質は「重厚な低温ボイス」「超重低音ボイス」が特徴です。また2021年には第15回声優アワードにてパーソナリティ賞を受賞しました。

安元洋貴の主な出演作品や演じたキャラ

  • 2004年~:デュエル・マスターズ シリーズ(不亞ザキラ/デビル・ディアボロスZ 役)
  • 2004年~:BLEACH(茶渡泰虎 役)
  • 2007年~:爆丸バトルブローラーズ(ゴーレム 役)
  • 2009年~:FAIRY TAIL(エルフマン、ドラキュロス・ハイベリオン 役)
  • 2010年~:ぬらりひょんの孫(青田坊 役)
  • 2012年~:ソードアート・オンライン(アンドリュー・ギルバート・ミルズ 役)
  • 2013年~:東京レイヴンズ(角行鬼 役)
  • 2013年~:義風堂々!! 兼続と慶次(上杉景勝 役)

  • 2013年~:弱虫ペダル(金城真護 役)
  • 2015年~:アルスラーン戦記(キシュワード 役)
  • 2015年~:ワンパンマン(キング 役)
  • 2016年~:ドリフターズ(土方歳三 役)
  • 2016年~:ベルセルク(アザン 役)
  • 2018年~:銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅(カール・グスタフ・ケンプ 役)
  • 2019年~:ヴィンランド・サガ(ビョルン 役)
  • 2020年~:憂国のモリアーティ(マイクロフト・ホームズ 役)
  • 2022年~:新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP(平等院鳳凰 役)

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伊達望に関する感想や評価

ここまで『アオアシ』のかっこいい魅力に溢れる伊達望について、アシトや福田監督との関係性、指導シーン、アニメ声優といった情報を交えて紹介してきましたが、果たしてネット上では伊達望についてどのような声があがっているのでしょうか?ここからは『アオアシ』の伊達望に関して寄せられたネット上の感想や評価を紹介していくのでぜひ最後までご覧ください。

『アオアシ』に登場する伊達望の有能な実力に関する声があがっています。どうやら、この方は伊達望の有能さに注目しているようです。有能だと思われるポイントがいくつか挙げられており、「アシトへの評価」や「視野の広さ」がコーチとしての有能さを窺えると言われています。これを機に伊達望の考え方やアシトとの関係に注目してみると良いかもしれません。

『アオアシ』に登場する伊達望の見た目と性格に関する声があがっています。どうやら、この方は伊達望の顔から人のことを全否定しそうな印象を受けたようです。しかし、その第一印象に反して優しいと言われており、第一印象とのギャップに魅力を感じているのが窺えます。他の感想ではかっこいいと言われているのですが、おそらく怖い見た目に反して優しい性格をしている点がかっこいいと感じる理由となっているのかもしれません。

『アオアシ』に登場する伊達望の性格に関する声があがっています。どうやら、この方は伊達望の選手思いな点に魅力を感じているようです。やはり、感想で「冷血漢かと思ってた」と言われているように、先の感想のような怖い印象を受ける方が多いのでしょう。だからこそより一層の良い人という評価を集めているとも考えられます。

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伊達望まとめ

今回はエスぺリオンの有能でかっこいいコーチである伊達望について、アシトや福田監督との関係、そして指導シーンを交えて紹介してきました。伊達望はエスペリオンユースにおいて指導者の立場にありますが、『アオアシ』の主要キャラに次いで登場頻度が多いキャラでした。

ネット上では常に無表情であるゆえに冷血漢という第一印象を抱かれていますが、その反面、時折見せる優しさに魅力を感じている方が多いです。他にもアシトへの評価や視野の広さといった要素から、有能さをうかがえるということで高く評価されています。今後も有能でかっこいい伊達望の登場シーンに注目しておきましょう。

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