【実は私は】あらすじをネタバレ解説!面白いと言われる理由や登場人物を紹介

兵庫県出身の漫画家・増田英二さんによるシュール・コメディ漫画『実は私は』。本作はギャグ漫画かと思いきや恋愛漫画になったりと良い意味で期待を裏切る展開が面白い作品です。そして、本作の魅力を引き立てているのが個性的な登場人物たち。そこで、当記事では『実は私は』のあらすじをネタバレしていきます。また、漫画『実は私は』が面白いと言われる理由や登場人物、ネット上の感想までを紹介するのであらすじネタバレと併せてご覧ください。

【実は私は】あらすじをネタバレ解説!面白いと言われる理由や登場人物を紹介のイメージ

目次

  1. 実は私はとは?
  2. 実は私はの漫画が完結!あらすじと最終回ネタバレ
  3. 実は私はが面白いと言われる理由
  4. 実は私はの登場人物一覧
  5. 実は私はに関する感想や評価
  6. 実は私はのネタバレまとめ

実は私はとは?

実は私はの概要

『実は私は』とは、兵庫県出身の漫画家・増田英二さんによるシュール・コメディ漫画です。週刊少年ジャンプにて2013年9号から2017年12号まで連載された作品で、物語は登場人物たちが非常にエキセントリックな設定だったり、シュールなギャグの要素が濃かったりしています。キャッチフレーズは「ちょいアホ人外ヒロインラブコメ」で、一応ラブコメ要素も含んでいました。

実は私はの作者

『実は私は』の作者である増田英二さんは漫画家として、2007年より少年漫画のジャンルを中心に活動しています。代表作には『実は私は』の作品以外に『さくらDISCORD』と『週刊少年ハチ』があり、『巡回鬼』では週刊少年チャンピオンの第67回新人まんが賞奨励賞を受賞していました。また、代表作が世に出る前は『獅狼ラビット』と『透明人間の作り方』の2作品が短気集中連載されています。

TVアニメ『実は私は』公式サイト

実は私はの漫画が完結!あらすじと最終回ネタバレ

『実は私は』は意味不明な漫画のタイトルとやや古い絵柄の作品ですが、実際に読んでみると笑いにハズレが無く、時折見られるシリアスパートや恋愛描写によって引き込まれていきます。また、個性的かつ魅力的な登場人物たちのキャラ性も光っていました。そこで、ここからは漫画『実は私は』のあらすじをネタバレしていきます。最終回までネタバレするためぜひ最後までご覧ください。

実は私はのあらすじネタバレ

それではここから漫画『実は私は』のあらすじをネタバレしていきます。主人公は嘘や隠し事ができない高校生の黒峰朝陽です。表情を見れば嘘や隠し事がバレてしまうため、友達からは「穴のあいたザル(アナザル)」と呼ばれることもありました。そんな朝陽はクールな美人を印象付けるクラスメイトの白神葉子に恋をしていましたが、ある日葉子が実は「吸血鬼」だったという秘密を知ってしまいます。

葉子の父親も同じく吸血鬼でした。葉子はその父親に「誰にもバレない」ということを条件に学校に通わせてもらっていたのです。そこで、朝陽は葉子の秘密を守り抜くため、なし崩し的に友達になることに。ところが、「人外」という秘密を持っているのはヒロインの葉子だけではありませんでした。

その後、「実は宇宙人」である藍澤渚、「実は福の神」であるフクちゃん、「実は忍者」である桃地結香、「実は狼男」である紫々戸獅穂、「実は悪魔」である紅本茜、「実は天使」である銀華恋といった人外メンバーがゾロゾロ出てきます。さらに、その人外メンバーの中には朝陽に好意を覚える女性も少なからず現れるようになりますが、一方で朝陽が恋する相手・葉子は恋愛に対して鈍感だったため、朝陽の恋は迷走してしまいます。

実は私はの最終回ネタバレ

紆余曲折を経て葉子と朝陽が恋人関係になるも、朝陽のことを諦める気のないヒロインたちに振り回される日々を送っていた中、3月に進学した朝陽は人外たちの拠り所となるような教師の道を目指すようになります。しかし、突如として白雪が校長の茜を封印し、それによって空いた校長の座に座ります。白雪の目的は、吸血鬼である葉子の秘密を全校生徒に知らしめることによって人外と人間の関わり合いを断つことでした。

そして、白雪の目論見は阻止されてしまったため、白雪は校舎の屋上から身を投げてしまいます。すると、葉子が自らの正体を全校生徒に明かして吸血鬼の翼を出すのでした。葉子は翼を使って白雪を助け出そうとしていたのです。こうして、見事白雪を助け出すことに成功した葉子でしたが、全校生徒に葉子の正体がバレてしまったことに変わりありませんでした。

そこで、葉子の父親・源二郎は朝陽に告げていたように葉子を連れて行こうとします。しかし、朝陽にも譲れないところがあったため、遂に朝陽は葉子と一緒になることを告白。一方、源次郎は人外と人間が一緒になることに否定的でした。そんな朝陽と葉子を後押ししてくれたのが学校中の人外の生徒でした。

なんと皆が「実は私は」と自らの正体を告白していったのです。その結果、クラスメイトたちは葉子の正体を受け入れてくれることに。源次郎が学生時代に抱いていた理想の姿がそこにはありました。こうして、朝陽と葉子が一緒になることを源次郎に認められます。

それから少しの時が絶ち、同じ大学に合格した朝陽と葉子を祝福しようとノリノリな源次郎の姿がありました。そして、源次郎は朝陽から葉子の妊娠を告げられます。それを受けた源次郎は驚きながらも、既に朝陽の覚悟を見ていたため素直に二人を祝福するのでした。

実は私はが面白いと言われる理由

漫画『実は私は』のあらすじをネタバレしてきましたが、本作はあくまでもギャグ漫画として面白いことが分かりました。ただ、本作はただのギャグ漫画ではないため、ギャグ要素を引き立てるいくつかのポイントがあります。そこで、ここからは漫画『実は私は』が面白いと言われる理由を3つ紹介していきます。

面白いと言われる理由①王道ドタバタコメディ

漫画『実は私は』が面白いと言われる理由、1つ目は「王道ドタバタコメディ」です。当初はミステリアスでクールビューティーなヒロインとして登場していた葉子ですが、人外であることを朝陽に知られてからは「くーるびゅーてぃー(笑)」とネタにされる扱いとなっています。葉子がクールに見えていたのは、人間に吸血鬼であることがバレないようにするため、単にキバが見えないように表情を変えていなかっただけだったのです。

本作は葉子のようにキャラクターの個性がそのまま笑いに繋がる王道のドタバタコメディとなっており、またそのキャラクターも多いため9割方ドタバタな笑いが展開されます。笑いはシンプルにノリとテンポ、間などが良く、ツッコミも冴えており、緩急の使い方が上手いと言えるでしょう。

面白いと言われる理由②シリアスパート

漫画『実は私は』が面白いと言われる理由、2つ目は「シリアスパート」です。本作はキャラクターの多さと、ノリ・テンポ・間といった3つの良さによって9割方がコメディギャグ漫画となっていますが、元々画力が高いためシリアスパートにてホラー画が描写されるとすごく怖いです。通常は真面目な表情から笑えるオチに持っていかれるのですが、残りの1割がそのままシリアス展開が続くため、そのギャップにハラハラすることでしょう。

面白いと言われる理由③個性的なキャラ

漫画『実は私は』が面白いと言われる理由、3つ目は「個性的なキャラ」です。実は主人公・黒峰朝陽の友人である作楽康介・桜島結太・桜ケ丘奏の3人は作者の前作『さくらDISCORD』から再登場した形となっています。それぞれ作楽康介が『さくらDISCORD』の桜田康介、桜島結太が『さくらDISCORD』の嶋田結太、桜ケ丘 奏が『さくらDISCORD』の岡田奏となっていました。

実は私はの登場人物一覧

ここまで漫画『実は私は』のあらすじを最終回までネタバレしつつ、面白いと言われる理由を3つ紹介してきました。では、本作にはどんなキャラが登場するのか?ここからは黒峰朝陽、白神葉子、藍澤渚、朱美みかん、紫々戸獅穂、嶋田結太といった6人の登場人物たちを紹介していきます。

登場人物一覧①黒峰朝陽

  • 名前:黒峰朝陽(くろみねあさひ)
  • 誕生日:6月30日
  • 血液型:O型
  • 身長/体重:175cm/70㎏
  • 好きなもの:白神葉子
  • 嫌いなもの:ピーマン、数学

あらすじネタバレに登場した漫画『実は私は』の黒峰朝陽(くろみねあさひ)は、本作の主人公です。保護者気質であるため、作中では不用心な人外のヒロインたちの行為によって秘密がバレないようにフォローしていました。ただ、秘密がバレないようにフォローしようとしていますが、本来、朝陽は隠し事や嘘が表情に出てしまうため散々な目に遭いがちです。

登場人物一覧②白神葉子

  • 名前:白神葉子(しろがねようこ)
  • 誕生日:12月1日
  • 血液型:B型
  • 身長/体重:164cm/60㎏
  • 好きなもの:エビ、ロシアンシュー、コウモリ
  • 嫌いなもの:水泳、おばけ、十字架、にんにく

あらすじネタバレに登場した漫画『実は私は』の白神葉子(しろがねようこ)は、朝陽の同級生であり本作のヒロインです。実は吸血鬼の父親と人間の母親を持つハーフ(混血)。当初はミステリアスな女生徒という設定でしたが、正体が朝陽にバレてからは陽気でフランクな性格の持ち主であることが明らかになっていきます。朝陽の好意に長らく気付かないなど恋愛に疎いです。

登場人物一覧③藍澤渚

  • 名前:藍澤渚(あいざわなぎさ
  • 誕生日:6月23日
  • 血液型:AB型
  • 身長/体重:162cm/48㎏
  • 好きなもの:地球の漫画、猫、朝のランニング
  • 嫌いなもの:未熟な自分、兄

あらすじネタバレに登場した漫画『実は私は』の藍澤渚(あいざわなぎさ)は、朝陽のクラスの委員長です。実は地球を観察する目的で地球にやってきた宇宙人。生徒たちからは融通の利かないクラス委員長だということで「アイアンレディ」と呼ばれています。基本的なスペックは高いのですが、朝陽の気持ちを無視して任務を優先するようなところがあるため、みかんから「いけ好かない自意識過剰女」と毛嫌いされていました。

登場人物一覧④朱美みかん

  • 名前:朱美みかん(あけみみかん)
  • 誕生日:9月21日
  • 血液型:A型
  • 身長/体重:160cm/46㎏
  • 好きなもの:ゴシップ、お金、朝陽、牛肉
  • 嫌いなもの:チーズ、納豆

あらすじネタバレに登場した漫画『実は私は』の朱美みかん(あけみみかん)は、朝陽の幼馴染です。みかんは人外キャラではありません。人が困ったり嫌がっている姿を見るのが大好きな新聞部員のメガネ少女で、凶悪な味のお菓子「ロシアンシュークリーム」を作るのを得意としています。作中では朝陽への好意を自覚して以降、朝陽を自分のものにしようとさまざまな作戦を立てていました。

登場人物一覧⑤紫々戸獅穂

  • 名前:紫々戸獅穂(ししどしほ)
  • 誕生日:7月23日
  • 血液型:O型
  • 身長/体重:172cm/54㎏
  • 好きなもの:エロ本、深夜のコンビニ、犬
  • 嫌いなもの:片付け、本音トーク

あらすじネタバレに登場した漫画『実は私は』の紫々戸獅穂(ししどしほ)は、葉子の幼馴染です。実は狼男。人格は2つあり、それぞれの名前は普段から見ることができる人格が獅穂で、獅穂が月を見ることによって見ることができる人格が獅狼(しろう)といいます。獅穂が月を見ると狼男・獅狼の意識と肉体に切り替わり、獅穂の自他ともに認める「痴女」といった性格とは対照的に獅狼になると硬派な性格になっています。

登場人物一覧⑥嶋田結太

  • 名前:嶋田結太(しまだゆうた)
  • 誕生日:5月7日
  • 血液型:B型
  • 身長/体重:165cm/52㎏
  • 好きなもの:女、彼女のいない友達、宝くじ、カツ丼
  • 嫌いなもの:パトカー、取調室、リア充

あらすじネタバレに登場した漫画『実は私は』の嶋田結太(しまだゆうた)は、髪形のせいでモップ頭などと呼ばれている朝陽の友人キャラです。女好きではあるものの、女性にがっつき過ぎてモテないという特徴があります。さらに、男性である涼を女性だと勘違いしてデートに誘いますが、その結果涼にあらゆるトラウマを植え付けてしまいました。

実は私はに関する感想や評価

それでは最後に、ネット上に寄せられた漫画『実は私は』に関する感想や評価を見ていきましょう。どうやら、ネット上では漫画『実は私は』のあらすじの魅力や個性的な登場人物たちについて言及されているようです。

感想や評価:本当に面白いからおすすめ!

漫画『実は私は』の作品内容に関する感想や評価があがっています。感想では「ほんっとに面白い」と好評のようです。また、面白いということで強くおすすめされているので、興味のある方はぜひ漫画をチェックしてみてください。

感想や評価:ギャグ漫画としても良質

漫画『実は私は』の面白い魅力に関する感想や評価があがっています。感想では『実は私は』がラブコメ・ギャグ漫画として良質だと好評です。また、各登場人物のヘイト管理やエピソード深堀が上手だと言われているので、これを機に登場人物のエピソードがストーリーにどのような形で関係してくるのかに注目してみるのも良いかもしれません。

感想や評価:予想を上回る展開が好き

漫画『実は私は』の面白い魅力に関する感想や評価があがっています。感想ではギャグ要素と恋愛要素のバランスが好評のようです。また、登場人物が皆「実は…」と意外な一面を持っている点も高く評価されているので、その一面に注目してみると良いかもしれません。

実は私はのネタバレまとめ

漫画『実は私は』のあらすじをネタバレ解説し、面白いと言われる理由や登場人物、ネット上の感想と評価を紹介してきましたがいかがでしたか?どうやら、ネット上の感想や評価ではギャグ漫画と思いきや恋愛漫画だったりと予想を上回る展開が好評のようです。漫画『実は私は』を読んでいない方は、これを機に個性的かつ魅力的な登場人物と恋愛とギャグ要素の両方を楽しめるあらすじに注目してみてください。

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