【灼熱カバディ】伊達真司の強さの秘訣はパワーと筋肉？名シーンや水澄との関係は？

漫画「灼熱カバディ」は、南アジアを中心に行われているスポーツ競技・カバディに打ち込む高校生たちの奮闘・成長を描いた作品です。以下では、漫画「灼熱カバディ」から、白目が特徴的でかっこいい、灼熱カバディの伊達真司の強さの秘訣やパワー・性格、灼熱のカバディの伊達の活躍やかっこいい名シーン、同期の水澄京平との関係や、灼熱カバディの伊達のアニメ声優などをネタバレ紹介します。

武蔵野創先生の漫画「灼熱カバディ」は、2015年7月から、スマホ向け漫画アプリ「マンガワン」及び「裏サンデー」にて連載されているスポーツ漫画で、単行本は2021年12月時点で計20巻が刊行されています。漫画「灼熱のカバディ」は、日本ではマイナー競技だったカバディの注目を集めるきっかけとなり、カバディの認知度向上や、競技人口の増加に一役買っていると評されています。

漫画「灼熱カバディ」のモデルとなったスポーツ・カバディとは、主に南アジアで行われるチーム競技の1つで、インド発祥のスポーツです。カバディのルールは、1チーム10名～12名で構成、試合時にはレイダーと呼ばれる攻撃者1名とアンティこと守備側の7名がコートに入り、攻撃・守備を交互に繰り返しながら点数を競います。

試合は、攻撃側のレイダーが守備側のコートに入り、守備側のアンティにタッチして自分のコートに戻ることで、点数が入ります。点数は、レイダーがタッチしたアンティの人数に応じて加点される一方、レイダーが自分のコートに戻る際に守備に阻止された場合は、守備側に1点入ります。また、レイダーによる攻撃は、一息分で「カバディ…」と発声している時のみ有効で、これらはカバディの特徴に挙げられます。

元サッカー選手の経歴を持つ能京高校1年生・宵越竜哉は、ひょんなことからカバディ部に入部する羽目になります。日本ではマイナースポーツであることや、試合中の「カバディ」という発声から、カバディに対して偏見を持っていた宵越でしたが、副部長・井浦慶や、同期・先輩部員との練習を通じて、カバディの魅力に取りつかれていきます。

灼熱カバディの伊達真司は、能京高校カバディ部の2年生で、見学にきた宵越竜哉・畦道相馬と対決した先輩部員です。身長及び体重は、174cm/80kg、BMIは26.41と鍛え抜かれた筋肉質な肉体が特徴で、ポジションは守備手の左利き、パワーレイドが持ち味です。好きな食べ物は、ササミやノンオイルツナ・ホタテ、趣味はシェイカー探し、好きなものに筋肉をあげています。

「灼熱カバディ」では、野球一家に育った影響で、中学時代はピッチャーをしていたものの、怪我を理由に野球をやめたこと、高校のクラスメイト・水澄京平の勧誘を受けてカバディに入部した経緯が明かされています。灼熱カバディでは、元来の筋トレ好きで積み上げた強靭な肉体を強みとする選手であり、水澄と共に能京の守備の要として、強豪校から注目されています。

漫画「灼熱カバディ」のかっこいいキャラクター・伊達真司と言えば、黒目がほとんど見えない白目が特徴であり、その独特の容姿も伊達の魅力となっています。

「灼熱カバディ」屈指の強靭な肉体を持つ伊達の強さは、筋トレで鍛え上げた筋肉が生み出すパワーであり、能京カバディ部に欠かせない守備選手です。以下では、漫画「灼熱カバディ」のかっこいい守備・伊達真司の強さの秘訣や、灼熱カバディの伊達の性格についてネタバレ紹介します。

灼熱カバディの伊達と言えばパワーと筋肉であり、日頃から筋トレに明け暮れ、父兄と筋肉談義で盛り上がるなど、筋肉に対する並みならぬ愛情を持っています。鍛えた分だけ成果が目に見える筋肉は、パワー勝負で挑む伊達にとって強力な武器となっています。戦術面では劣る伊達ですが、力で相手をなぎ倒していく強さは、守備に弱い能京高校にとって貴重な戦力であり、「灼熱カバディ」にて多くの活躍を見せています。

筋トレなどコツコツと積み上げる作業を得意とする伊達ですが、灼熱カバディでは、頭脳面の弱さや不器用さが欠点に挙げられます。伊達の欠点は野球時代にも見られ、判断の遅さや切り替えの悪さなどがピッチャーに不向きとされ、カバディでも、飲みこみの悪さや応用が効かない点を水澄に指摘されています。しかし、灼熱カバディでは、欠点を補うようにパワーを発揮し、常に冷静さを保つメンタル力が伊達の強みとなっています。

灼熱カバディ屈指の筋肉自慢の伊達真司は、特徴的な白目や、頼りがいのあるかっこいい魅力に富んだキャラクターです。以下では、漫画「灼熱カバディ」から、伊達真司の活躍や、灼熱カバディのかっこいい名シーンをネタバレ紹介します。

伊達真司は、漫画「灼熱のカバディ」の第1話から登場しており、カバディ部の見学に訪れた宵越・畦道チームとの試合に挑みました。試合は、宵越・畦道チームの惨敗に終わるも、伊達・水澄チームの連携のとれたプレースタイルは、宵越のチームスポーツに対する考えを改めさせるきっかけとなりました。

新入部員・宵越と畦道にカバディの試合経験を積ませるべく、奏和高校との練習試合が組まれます。奏和高校は、昨年の大会で関東ベスト4に輝いた強豪校で、部員には世界組の六弦歩やエース攻撃手・高谷煉がいます。練習試合の序盤は、能京の攻撃手・宵越が躍進するものの、実力派の高谷に及ばず、能京側でコートに残った選手は、パワー型の伊達と観察眼に優れる畦道のみとなりました。

本来であれば、畦道を攻撃に出す予定でしたが、初試合のため緊張気味の畦道に代わり、伊達が攻撃に出ることに決まります。奏和の守備側に挑まれ、高谷に足を掴まれながらも、持ち前のパワーで相手の守備をなぎ倒し、他選手の妨害を遠ざけます。しかし、同じくパワーを強みとする六弦の片手に倒れ、伊達の敗北は能京に衝撃を与えました。

最後の1人・畦道も倒され、奏和との得点差が大きく開く中、畦道の頭部負傷により、王城正人がコートに入ります。王城の参戦により、能京は巻き返しを図るも、わずか1点差で能京は負けました。奏和との練習試合は、能京の守備の弱さを見せつけ、奏和のエース・高谷の活躍ぶりに、同学年の伊達と水澄は悔しさをにじませました。

奏和高校との練習試合は、能京カバディ部の注目を集めるきっかけにもなり、1年生の関隆太・伴伸賢・人見祐希が新たに入部しました。合同合宿に向けた練習が繰り広げられる中、部員の増加により、荷物置き場に困った野球部から、カバディ部の練習場である旧体育館を使用したいという申請が届けられました。

旧体育館の明け渡しを要求してきた野球部2年のエース・安堂は、カバディの競技としてのマイナーさや競争率の低さを指摘し、カバディを馬鹿にします。一方、カバディ部もこのまま引き下がるわけにいかず、副部長・井浦慶の提案により、体育祭の部活対抗騎馬戦で、旧体育館の使用権を決めることになりました。

そして、野球部との騎馬戦当日、カバディ部は、畦道・関・伴の騎馬に宵越が、伊達・水澄・井浦の騎馬には王城が乗り、終盤は王城・錦野の部長対決となりました。体育館の使用権を賭けて、騎上で激しい戦いが繰り広げられる中、錦野の甲子園出場への思いを聞いた伊達に動揺が走ります。結果は、王城の勝利に終わったものの、バランスを崩した錦野は肘から落ちてしまいます。

その瞬間、伊達が錦野を庇いに出て、錦野の肘の怪我を防ぎます。一方、安堂は伊達の行為を甘いとバカにし、頭に血が上った宵越は、安堂との一騎打ちに挑みます。騎馬戦はカバディ部の勝利に終わり、旧体育館には、カバディ部も利用できる野球部のトレーニング機器が置かれました。

夏休みに突入した能京カバディ部は、英峰と埼玉紅葉との合同合宿に参加し、相手高校の質の高い練習に刺激を受けながら、練習試合も行われました。結果は、対埼玉紅葉に勝利・英峰に敗北したものの、伊達・水澄の守備力の高さは、この合宿を通じて他校にも注目されました。

合同合宿を終えた能京カバディ部に、元カバディ日本代表の主将・久納栄司がコーチ兼監督に就任します。新監督の元、能京カバディ部では、配置転換による守備力の強化が行われ、夏の大会・1回戦に挑みます。対戦校は、世界組の外園丈治が入る伯麗ISで、手はじめに攻撃者の宵越が3点を上げます。一方、伯麗も負けておらず、1年生のルークが攻撃に入ります。

一時は、劣勢を強いられた能京でしたが、宵越の機転や守備陣の奮闘、伊達や王城の活躍が功を奏し、能京高校は、初の1回戦突破を成し遂げます。

夏の大会2回戦は、前回の大会・初戦で争った大山律心であり、過去の試合で相手チームのターゲットにされた伊達・水澄にとって因縁の高校でした。ロボットのごとく完璧な統率に加え、対戦チームの研究を行ってきた大山律心のペースに巻き込まれてしまった能京でしたが、伊達が持ち前のパワーを発揮し、大山律心の攻撃手・大和鉄雄の体を持ち上げることで攻撃を阻止します。

伊達によって試合の流れは一気に変わり、王城の攻撃による能京の追い上げや、守備についた宵越の連携プレーの成功を経て、能京高校は2回戦を突破します。同時に、前回の対大山律心戦で散々な結果に終わった伊達・水澄も、リベンジを果たすことができました。

能京高校の勢いは止まることなく、3回戦を制した能京高校は、決勝戦進出をかけた4回戦・奏和高校との試合に挑みます。夏の合同合宿から更に腕をあげてきた奏和には、練習試合時には未参加だった緒方蒼介の姿もあり、1年生でありながらチームの司令塔を任されていました。

能京と奏和の試合は、序盤こそ互角の戦いをみせていたものの、六弦との実力差を思い知らされた宵越は、守備中にも関わらず六弦に委縮して動けなくなってしまい、高谷に狙われます。その時、伊達が助けに入ったことで宵越は難を逃れ、高谷は伊達に倒されます。

練習試合にて、六弦からカバディ向きの筋肉ではないと指摘された伊達は、井浦と相談して新たなトレーニング方法で鍛えており、その成果がこの試合で発揮されました。何とか巻き返しを図り、奏和と同点に追いついた能京でしたが、結果は引き分けとなりファイブレイド（延長戦）に突入、激戦の末、能京高校が決勝リーグ進出を決めます。

「灼熱カバディ」では、伊達真司をはじめとする個性豊かなキャラクターの登場も魅力であり、キャラ同士のやり取りも「灼熱カバディ」の面白いポイントです。以下では、漫画「灼熱カバディ」から、伊達真司と関係の深い同期・水澄京助と、副部長・井浦慶との関係をネタバレ紹介します。

漫画「灼熱カバディ」の名コンビとも呼べる伊達真司・水澄京平ですが、入部当初は2人ともカバディに興味がなく、水澄に関しては、副部長の井浦慶に弱みを握られてしまい、入部せざるを得ない状況に追い込まれました。また、伊達も、怪我で野球をやめて以降、高校でもスポーツ部へ興味をしめさなかったものの、筋肉質な肉体がカバディの守備に適していると見込まれ、水澄に勧誘される形でカバディ部に入りました。

しかし、感覚的なプレーが持ち味の水澄に対し、不器用で判断力に乏しい伊達は、性格的に反りが合わず、冬季カバディ大会にて大失点をやらかした試合の帰り道で、2人は衝突します。苛立ちをぶつけ合い、ついには殴り合いの喧嘩にまで発展するも、この出来事を通じてお互いに吹っ切れることが出来、仲良くなりました。

また、伊達・水澄の仲は、カバディの試合にも良い影響を与え、卓越した連携プレーで能京の守護として頼りにされています。伊達・水澄チームの連携プレーは、宵越にチームプレーの大切さを教え、宵越がカバディに打ち込むきっかけを作るなど、「灼熱カバディ」では欠かせない存在となりました。

「灼熱カバディ」では、能京の守備として活躍する伊達でしたが、判断の遅さが欠点に挙げられ、試合でもとっさの判断がうまくできないために、相手チームの攻撃者にタッチされることが多く、そのことを伊達自身も悩んでいました。しかし、伊達の欠点を上手くカバーできる存在として副部長・井浦が声をかけ、伊達のパワーに井浦の頭脳を合わせれば、最強だと励まされます。

井浦の言葉は、これまでパワーと筋肉だけが取り柄だった伊達に響き、井浦に相談を持ちかけながら練習に励むようになりました。そして、頭脳派・井浦との練習の成果は、対奏和戦で発揮され、伊達の筋肉がカバディ向きではないと指摘した高谷を見返します。また、井浦との関係は、灼熱カバディの主人公・宵越との関係にも良い影響を与え、試合中に動けなくなった宵越を励まし、フォローしています。

「灼熱カバディ」は、2021年4月～6月にかけてアニメ放送が行われ、マイナースポーツを題材にした目新しい作風が注目されました。以下では、「灼熱カバディ」の伊達真司のアニメ声優・武内駿輔さんのプロフィールと出演作品を紹介します。

「灼熱カバディ」の伊達真司のアニメ声優・武内駿輔さんは、1997年生まれ、東京都出身の声優です。中学3年生の時に声優養成所に入所し、2013年から声優活動を行っています。実年齢よりも年上に聞こえる低い声質から主に青年役を演じることが多く、2016年には第10回声優アワード・新人男優賞を受賞した、注目の若手声優です。

灼熱カバディの伊達の声優・武内駿輔さんの主な出演作品は、17歳で大抜擢された、アニメ「アイドルマスター シンデレラガールズ」のプロデューサー役、「ダイヤのAシリーズ」の結城将司役、「KING OF PRISM」の大和アレクサンダー役等です。海外作品の吹き替えでは、「アナと雪の女王シリーズ」のオラフ役、「マトリックス レザレクションズ」バーグ役等を担当しています。

漫画「灼熱カバディ」では、関東大会決勝リーグが開催され、カバディ部の弱小校と呼ばれた能京高校の大躍進や、伊達をはじめとする選手たちの活躍が期待されています。以下では、「灼熱カバディ」のかっこいい守備手・伊達真司に関する感想や評価を紹介します。

新感覚のスポーツ漫画「灼熱カバディ」は、マイナー競技を題材にした目新しい作風や、カバディに打ち込む高校生たちの青春や白熱した試合模様が話題を呼び、「灼熱のカバディ」の如く、熱い展開が注目を集めています。「灼熱カバディ」では、かっこいいキャラクターの登場も魅力の1つであり、今回紹介した伊達真司も、強さと優しさを兼ね備えたかっこいい先輩として、高い人気を誇っています。

白目という特徴的な容姿や、筋肉をこよなく愛する伊達真司は、「灼熱カバディ」屈指の人気キャラでもあり、強靭な肉体を武器に相手に立ち向かう姿は、彼の名シーンに挙げられます。判断力の遅さなど、他チームメイトと比べて不器用な伊達ですが、「灼熱カバディ」では、不器用なりに必死に戦うひたむきさや、相手を想う優しさが描かれ、「灼熱カバディ」で一番好きなキャラに挙げられています。

「灼熱カバディ」で強靭な肉体を誇る伊達真司ですが、カバディに必要なとっさの判断を苦手としており、「灼熱カバディ」でも、判断力の遅れによるミスを出しています。しかし、自分の弱点としっかり向き合い、仲間の協力を経て弱点の克服にいそしんだり、また、自分の強みにさらなる磨きをかけるなど、努力を惜しまない性格も、灼熱カバディの伊達の人気に拍車をかけています。

灼熱のカバディの伊達真司と言えば、筋肉と同時に優しさも挙げられ、旧体育館の使用を巡る野球部との騎馬戦で見せた伊達の決死の行動は、伊達の優しい性格がもっとも現れた瞬間でしょう。「灼熱のカバディ」では、甘すぎるとの指摘も見られる伊達ですが、彼の優しさは仲間を大切に想う心が込められており、「灼熱カバディ」の性格の良いキャラクターとしても支持されています。

漫画「灼熱カバディ」の名コンビと言えば、伊達・水澄の2年生部員であり、能京には欠かせない守備の要です。かっこいいだけでなく、先輩としても頼もしさにも溢れる2人の出会いは、「灼熱カバディ」にて描かれており、当初は反りが合わず、殴り合いの喧嘩もした伊達・水澄コンビの知られざる過去は、「灼熱カバディ」の名エピソードとして語り継がれています。

漫画「灼熱カバディ」の単行本表紙は、能京カバディ部のメンバー達の他、メインキャラの単独登場もあります。一方、伊達真司の表紙は、能京のチームメイトと共に描かれた巻こそあるものの、灼熱カバディの漫画の単独表紙はいまだ起用されていません。ファンからは、伊達の単独での表紙登場を望む声も寄せられ、灼熱カバディの最新刊と共に注目が集まっています。

「灼熱カバディ」の人気は、原作漫画だけでなく、2021年に放送されたアニメ版も注目を集め、日本でのカバディの認知度をさらに向上させました。マイナースポーツ・カバディを通じて高校生たちの青春や奮闘・成長を描いた「灼熱カバディ」は、熱い展開だけでなく、人気声優陣の起用も話題を呼び、灼熱カバディの伊達真司のアニメ声優・武内駿輔さんの声が良いとの感想も見られます。

「灼熱カバディ」の人気キャラ・伊達真司は、特徴的な白目や強さと優しさを兼ね備えたかっこいい性格が人気を集める中、一部では「鬼滅の刃」の岩柱・悲鳴嶼行冥に似ているとの声も見られます。灼熱カバディの伊達と鬼滅の悲鳴嶼は、白目以外にも仲間を大切に想う優しさ・果敢に立ち向かう強さも共通点に挙げられ、「灼熱カバディ」「鬼滅の刃」のかっこいいキャラクターとして人気を集めています。

漫画「灼熱カバディ」の伊達真司の強さの秘訣、灼熱カバディでの活躍や、灼熱カバディのかっこいい名シーン、他キャラとの関係、灼熱カバディ・伊達のアニメ声優などをネタバレ紹介しました。「灼熱カバディ」では、関東大会決勝リーグを舞台に強豪校同士の激しい試合が繰り広げられる中、能京高校も負けておらず、守備の要として奮闘する伊達真司の活躍にも注目が集まっています。