【灼熱カバディ】佐倉学は埼玉紅葉の絶対的エース！強さ・過去や名シーンも紹介

作者・武蔵野創による「灼熱カバディ」は小学館の「マンガワン」、「裏サンデー」で連載中のスポーツ漫画で、裏サンデーコミックス第19巻まで配信中です。「灼熱カバディ」はインド発祥で国技でもあるスポーツ、カバディを扱った作品で、カバディの魅力に目覚めた男子高校生を描いた漫画です。アニメ版「灼熱カバディ」は2021年4月から6月まで、テレビ東京他で全12話が放送されました。

カバディはインド発祥のスポーツで、インドの国技として国民に愛されています。このカバディを題材にした「灼熱カバディ」はインドメディアでも取り上げられ、人気漫画として国内に浸透しているということです。日本でもカバディ人気が上がっており、競技人口も増えています。また、カバディを通してインドスポーツに対する評判を上げたとして称賛されています。

主人公の宵越竜也は中学時代、全国大会に出場したこともあるサッカー選手でした。しかし、高校（脳京高校）ではサッカーをせず、ネット配信をする日々です。ある日、カバディ部の畦道相馬に熱心に勧誘された宵越はカバディ部を見学。すると、井浦慶に持ち掛けられた賭けに負けた宵越はカバディ部に入部することになりました。自ら望んだ入部ではなかった宵越ですが、仲間と練習に励むうちにカバディに魅せられていきます。

「灼熱カバディ」の佐倉学（さくらまなぶ）は埼玉紅葉高校の2年生で「絶対的エース」と呼ばれています。ポジション・攻撃手（レイダー）、身長・180㎝、体重・80㎏、BMI値・24.69。中学生の時「全国中学カバディ選抜チーム（世界組）」の一軍メンバーでした。中学3年生の夏、事情があってカバディをやめましたが、高校1年生の冬に再開しました。

佐倉学が通う埼玉紅葉高校はカバディ部を創設してまだ1年目で、創部当時は1年生ばかりのチームでした。しかし、冬の関東大会でベスト8に入るなど、強豪校の仲間入りを果たしています。

ここから「灼熱カバディ」の佐倉学の強さに迫ります。かっこいい絶対的エースと呼ばれる佐倉学は中学選抜チームで一軍メンバーとして活躍していたほどの実力者です。ブランクもありましたが、生まれながらにカバディの才能を持つ佐倉学は埼玉紅葉高校の絶対的エースと呼ばれています。そんな佐倉学の強さについて、様々な視点から紹介していきます。

埼玉紅葉高校ののかっこいい絶対的エース・佐倉学の体力や筋力の強さについて見ていくと、佐倉学は中学の頃から才能の片りんを見せており、世界組のメンバーにも選ばれました。その当時、一学年上の世界組のメンバーで黄金世代と呼ばれる王城正人と知り合い、彼に攻撃手の技術を教わりました。王城正人を崇拝するようになった佐倉学は彼のプレースタイルを真似ることから始めました。

その後、少しずつ自分自身のプレーを確立していきました。一時期、カバディを離れていたときでも山中でのランニングを続けていたことで、基礎的な筋力や体力が強化され、体格では王城正人に負けません。このように佐倉学の強さは、元々才能に恵まれていたところに体力と筋力、そして王城正人に教わった技術が加わったことで基礎的な能力は非常に高いということです。

埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学は基礎的な強さだけでなく、攻撃手としてのセンスに恵まれています。カバディを始めた当初、佐倉学は自身の感覚だけでプレーしていたのですが、それでも世界組のメンバーに選ばれています。佐倉学のセンスの高さを感じさせる名シーンを、能京高校と英峰高校との3校で行われた合同合宿での練習試合で見ることができます。

そのプレーは能京高校との試合でした。後半・終了直前、ストラグルされた能京の王城正人が退場した後、佐倉学の攻撃ターンとなります。能京は王城がいないことで、畦道相馬は宵越竜哉を守ろうと焦りが見えます。そんな畦道が狙われていると考えた宵越が畦道を掴んだ時、佐倉学が二人を同時にタッチしました。壮絶な攻防をかいくぐり、一瞬の隙をついて二人同時にタッチしてしまうという佐倉学のセンスの高さが分かる名シーンです。

埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学の強さを語る中で外せない技術があります。それは「回転」です。佐倉学といえば「回転」と言われるほど彼の最高の得意技だということです。この技は、元は王城正人から教わったことを佐倉学自身で改良したものです。攻守どちらでも使うことができる技ですが、敵の手をすり抜ける際、横回転で回避するなど、主として回避するために使うことが多いです。

佐倉学の回転は流れの中で咄嗟に出るプレーでもパワーは十分で、守備陣のキャッチから身を守り、さらに回転後すぐに次の動作に移ることができます。佐倉学のセンスと技術力、強靭な身体能力の成せる技だということです。

埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学の強さについて見てきましたが、彼にも弱点はあります。それはメンタルの弱さです。その弱さが出たのが3校合同合宿での能京高校との練習試合でした。前半戦で王城正人と初めて対決したとき、佐倉学は王城正人を負傷させてしまいます。

さらに能京高校に4点が入ってしまい、佐倉学は一気に落ち込み、集中力もなくしてしまいました。センスの高さと圧倒的な身体能力に技術を持つ佐倉学ですが、メンタルの弱さが弱点です。ここまで「灼熱カバディ」の埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学の強さについて見てきました。

ここまで「灼熱カバディ」の埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学の強さについて、名シーンも交えてネタバレで見てきました。佐倉学はメンタルの弱い面もありますが、センスの高さと圧倒的な身体能力、技術力を持つ選手でした。ここからは、佐倉学の過去についてネタバレで見ていきます。

埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学の過去について見ていくと、佐倉学がカバディを始めたきっかけは大好きな祖母の存在でした。子どもの頃の佐倉学は人と競うことが苦手な内気な少年でした。そのことで祖母に心配を掛けたくなかった佐倉学は、強くなって祖母を喜ばせたかったのでした。カバディを始めた佐倉学は、持って生まれた才能が一気に開花しました。

才能を認められた佐倉学は世界組の1軍メンバーに混じって練習する機会を与えられました。佐倉学は一学年上の神畑樹、六弦歩、不破仁などの実力者たちと出会います。彼らのプレーを見ているうちに、佐倉学は彼らと自身の実力の違いを実感させられます。そんな中で、佐倉学は王城正人に興味を持ちます。王城正人はカバディを始めて10年というキャリアを持っており、黄金世代と言われる一人で世界組を代表する名選手です。

王城正人は誰よりも楽しそうにカバディに取り組んでおり、その姿が佐倉学には輝いて見えました。王城正人から攻撃手としての技術の多くを教わった佐倉学は、王城に心酔し、彼の技術を真似ることから始めました。そして、少しずつ自分なりに改良をしていったのでした。

埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学の過去について、ここでは佐倉学と祖母の過去のエピソードを見ていきます。中学を卒業した王城正人が中学選抜チーム（世界組）から去っていき、中学3年生になった佐倉学が世界組の中心選手となります。王城正人にカバディの技術を教わった佐倉学は目に見えて上達し、1軍監督から実力を認められるようになります。

そんな中、海外遠征が行われることになり、佐倉学は1軍の主将を任されることになりました。早速祖母に報告しようと意気揚々と家に帰り、祖母のところに顔を見せた佐倉学。しかし、祖母の第一声は「あなた、誰？」という衝撃的なものでした。祖母は認知症を発症し、孫のことをすっかり忘れてしまったのでした。強くなった自分を見てもらいたくて頑張った佐倉学にとって、祖母が自分を認識できないことに衝撃を受けました。

佐倉学は祖母の認知症を理由にカバディを辞める決意をします。埼玉紅葉高校を選んだのも、いつも祖母の側にいられる都合のよい高校を選んだということです。この埼玉紅葉高校には同じ世界組の同級生、右藤大元が佐倉学を追いかけて入学します。右藤はもう一度佐倉学とカバディをしたいと強く望んでおり、カバディ部を創設します。この事を知った佐倉学はカバディ部に入部。再びカバディの世界に戻ったということです。

ここまで「灼熱カバディ」の埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学の過去について見てきました。佐倉学は、祖母に見せたくて始めたカバディを祖母のために辞めてしまったという辛い過去を背負っていました。ここからは、カバディに復帰した佐倉学の活躍を紹介します。それでは、英峰高校戦、能京高校戦、奏和高校戦での佐倉学の活躍・名シーンを紹介します。

3校合同合宿・最終日、埼玉紅葉高校と英峰高校との練習試合での佐倉学のかっこいい活躍・名シーンをネタバレで見ていきます。佐倉学は相手が自分よりも格上で実力があると思い込んでしまうと、つい弱気なプレーになってしまうという癖があります。この癖のために英峰高校の神畑樹に「手を抜くな」と言われてしまいました。しかし、本人は無意識に行っていることなので指摘される理由が分かりません。

そんな中で練習試合は進み、佐倉学は守備陣3人を力で振り切るというパワフルなプレーで活躍します。一方、体力の限界で神畑が離脱した後、英峰の若菜による緩急のついた攻撃を易々と止めた佐倉学は、攻撃を決めて逆転に成功します。その後、若菜のしぶとい攻撃で同点にされた紅葉。最後は復帰してきた神畑に佐倉学の攻撃は阻まれ、紅葉は英峰に1点差で敗れました。

3校合同合宿・最終日、埼玉紅葉高校と能京高校との練習試合での佐倉学のかっこいい活躍・名シーンを見ていきます。佐倉学は英峰との試合で活躍していた能京の畦道に注目しており、その他の選手を軽く見ていました。その油断から佐倉学は井浦と水澄によって倒されます。再びコートに戻った佐倉学は王城正人との対決で王城にケガを負わせてしまい、さらに4点を奪われます。

尊敬する王城にケガをさせたことで、いつもの弱気が出てしまった佐倉学ですが、右藤の言葉に励まされます。そして、右藤の言葉をきっかけに過去のことを思い出した佐倉学。祖母に強い自分を見せたいという思いでカバディを始めたこと、祖母のことでカバディを辞めたことを思い出します。カバディを辞めたはずの自分を復帰させてくれたのは右藤でした。

ここで佐倉学はエースであることを自覚し、そこから猛攻を開始します。結果、紅葉は7点を獲得して前半は終了しました。後半、離脱した王城に代わって能京は水澄や宵越が活躍し、結果は紅葉40点、能京44点で紅葉は破れます。紅葉の絶対的エースとして覚醒した佐倉学は過去の出来事を乗り越え、自身の才能と実力を生かして関東大会での雪辱を誓うのでした。

ここからは、関東大会3回戦で対決した奏和高校との試合での佐倉学の活躍、名シーンを紹介します。奏和高校の高谷煉は天才型のプレーヤーと呼ばれています。試合を見学している王城正人は高谷と佐倉学の対決を「天才同士の戦いだ」と言いいます。高谷は世界組を途中で離脱した佐倉学に、なぜ逃げた？などと言い、「チェリー君」と呼ぶなどして挑発します。

しかし、佐倉学はこの関東大会に備えて髪を短く切り、これまでの弱気で温厚な自分を封印しており、高谷の挑発に動揺した様子を見せません。試合は紅葉の先攻で始まりました。早速攻撃態勢に入った佐倉学は迷いのない速攻で高谷を捉えました。鮮やかな速攻に一瞬、怯んだ高谷ですが、素早く反応。駆け出している佐倉学の体につかみかかります。その反応の速さに驚きを隠せない佐倉学です。

六弦と片桐が支援に駆けつけたことで高谷は一瞬安心した様子を見せますが、次の瞬間、佐倉学が回転技を繰り出します。回転に巻き込まれた高谷はコートに叩きつけられました。高谷を振り切った佐倉学は素早く自陣に戻ることができ、紅葉は1点を先取しました。後半は六弦との直接対決となり、厳しい攻防の中で佐倉学が勝利します。そして、紅葉34点、奏和32点で迎えた残り7分、誰もが体力の限界を感じています。

しかし、高谷だけは十分な体力を残しており、一気に4点を奪取。紅葉は逆転を許し、3回戦敗退となりました。これまで相手の実力に合わせて自身の実力を抑えるという癖を持っていた佐倉学。それは、相手の実力が自分より上だと無意識にブレーキを掛けてしまうというものでした。今大会ではその癖を封印して挑んでおり、佐倉学はこれからもその才能を伸ばし、進化を続けていくと考えられています。

ここまで「灼熱カバディ」の埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学の強さ、過去、名シーンをネタバレで紹介してきました。ここからは「灼熱カバディ」のアニメ版で佐倉学を担当している声優・花江夏樹について紹介します。

アニメ「灼熱カバディ」の佐倉学の声優・花江夏樹は1991年6月26日生まれ、血液型・B型、神奈川県出身、「アクロス エンタテインメント」に所属する声優です。2011年から声優活動を開始し、「ゴールデン☆キッズ」（俊太役）が声優デビュー作です。2019年に「鬼滅の刃」の竈門炭治郎役で「Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2018 - 2019」の男性キャラクター賞を獲得しています。

佐倉学の声優・花江夏樹は声優活動だけでなく、2017年にアニメ「斉木楠雄のΨ難」のオープニング曲の歌唱を担当するなど、歌手としても活動しています。また、2015年から出演している「おはスタ」では2020年まで単独MCを務めました。

アニメ「灼熱カバディ」の佐倉学の声優・花江夏樹の主な出演作は、「ダイヤのA」小湊春市、「アルドノア・ゼロ」界塚伊奈帆、「四月は君の嘘」有馬公生、「東京喰種トーキョーグール」金木研 、 佐々木琲世、「アルスラーン戦記」エラム、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」ビスケット・グリフォン、「食戟のソーマ」タクミ・アルディーニ、「斉木楠雄のΨ難」鳥束零太。

「ハイキュー!!」星海光来、「双星の陰陽師」焔魔堂ろくろ、「ブラッククローバー」リル・ボワモルティエ、「叛逆性ミリオンアーサー」閣下アーサー、「鬼滅の刃」竈門炭治郎、「スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH」由井孝太郎、「あんさんぶるスターズ!」巴日和、「池袋ウエストゲートパーク」磯貝トモミ、「進撃の巨人」ファルコ・グライス、「死神坊ちゃんと黒メイド」坊ちゃん。

「灼熱カバディ」の佐倉学についての感想です。佐倉学がエースとして自覚を持ち、強い意思でプレーをするときの表情がかっこいいという感想です。佐倉学は元々弱気な性格で、祖母を安心してもらおうとカバディを始めました。しかし、祖母のことでカバディを辞めた過去があり、そんな佐倉学をカバディに復帰させたのが右藤でした。佐倉学はそれらの出来事を噛みしめ、エースとして覚醒しました。

「灼熱カバディ」の佐倉学についての感想です。佐倉学は祖母のことを想うあまりに一時期、カバディを辞めていた過去があります。こちらの方は、佐倉学の背負っているものはとても重いものだと心を痛めたということです。しかし、右藤をはじめとする仲間たちからの信頼が、佐倉学を繋ぎとめているという描き方が良かったという感想です。

「灼熱カバディ」の佐倉学がとてもかっこいいという感想です。紅葉高校のかっこいい絶対的エースとして覚醒した佐倉学は才能と実力を開花させ、いくつもの名シーンを見せてくれています。ここまで佐倉学についての感想を紹介しましたが、佐倉学がかっこいいという声や右藤や仲間との関係が良いという声が寄せられていました。

いかがでしたか？「灼熱カバディ」の埼玉紅葉高校のかっこいい絶対的エース・佐倉学の強さ、過去、名シーンを紹介しました。佐倉学は生まれ持った才能に加えて基礎的な体力と技術力で紅葉の絶対的エースとなりました。しかし、過去には、大好きな祖母のことでカバディを辞めた時期がありました。カバディに復帰したのは、もう一度佐倉学とカバディをしたいと願った右藤のおかげでした。

佐倉学の名シーンでは王城正人との対決を経てエースとして覚醒し、その後の試合では絶対的エースとして活躍しました。佐倉学についての感想でも強くてかっこいいところが好きという感想が寄せられていました。これからもかっこいい絶対的エース・佐倉学の活躍に注目していきましょう。