2021年05月23日公開
2022年11月10日更新
【るろうに剣心】志々雄真実が包帯を巻いているのはなぜ?燃えた理由やモデルは?
『るろうに剣心』は志々雄真実は包帯をぐるぐる巻きにした作中きっての悪役であり、その存在感は漫画史に残るほどだったとも言われています。志々雄真実が包帯を巻いているのはなぜなのかという事や燃えた理由、モデル、実写版俳優なども注目されています。今回は『るろうに剣心』包帯男・志々雄真実について、基本情報やぐるぐる巻きにしている理由、死の真相、かっこいい魅力、実写版の俳優、ネット上の感想などを紹介していきましょう。
目次
るろうに剣心の包帯男・志々雄真実とは?
『るろうに剣心』の包帯男・志々雄真実は漫画史に残る敵キャラクターであり、その凶悪さで多くのファンの印象に残りました。包帯男として登場し、その見た目はもちろん、作中最強クラスの強さも数多くの漫画に影響を与えています。ここでは志々雄真実について見ていく前に、『るろうに剣心』の基本情報を簡単にまとめていきましょう。
るろうに剣心の作品情報
『るろうに剣心』は日本を代表する漫画作品であり、数多くのメディアミックスが行われ高い知名度を誇る作品として知られています。近年では実写映画もメガヒットを記録して、注目が高まっています。ここでは『るろうに剣心』の概要と簡単なあらすじをまとめます。
るろうに剣心の概要
『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)』は和月伸宏による歴史漫画であり、90年代のジャンプを代表する作品となっています。1994年から1999年にかけて連載されて、テレビアニメもメガヒットを記録するなど圧倒的な人気を獲得していました。2017年には正式な続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が制作されたことも大きな話題になりました。
るろうに剣心のあらすじ
幕末の動乱期「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客がいました。その圧倒的な強さで新政府側に勝利をもたらして、世は明治時代という新たな時代が到来していました。そんな平和な世の中が訪れ、廃刀令が発令された明治11年。剣術道場の師範代である神谷薫は世間を騒がせている辻斬りが神谷道場の流派を名乗っている事を知り、辻斬りを捕まえるために見回りをしていました。そこで薫は怪しい一人の男に出会います。
志々雄真実のプロフィール
志々雄真実(ししおまこと)は包帯をぐるぐる巻きにした男であり、身長170センチ、体重59キロ、1848年(嘉永元年)8月生まれ、星座は獅子座、出身地は京都府、血液型はO型と公表されています。好きな言葉は弱肉強食であり、彼の生きる指針となっています。流派は我流ですがその強さは『人斬り抜刀斎』と同等であり、『人斬り抜刀斎』の後継者として暗殺者をしていました。
るろうに剣心の志々雄真実が包帯をぐるぐる巻いているのはなぜ?
ここでは『るろうに剣心』の志々雄真実が包帯をぐるぐるに巻いているのはなぜなのかを見ていきましょう。志々雄真実といえば、包帯をぐるぐるに巻いている包帯男ということであり、そうなってしまったのは明治政府の役人たちの手によるものであったことも明かされています。こうなったことが志々雄を復讐の悪鬼に変えてしまい、剣心との戦いへと誘うことになります。
包帯で巻いている理由は全身大火傷をしているから
志々雄真実が包帯をぐるぐるに巻いている理由は全身大火傷をしているからです。幕末の暗殺者時代には包帯を巻いておらず、素顔のままで殺し屋をしていました。しかし、全身にやけどを負ったことでぐるぐるに包帯を巻いた状態での生活を余儀なくされてしまいました。全身大火傷のせいで志々雄真実の体は多くの後遺症を抱えてしまいました。発汗機能を失い、体内は人間とは思えないほどの高熱を宿しています。
全身大火傷を負った理由
全身大火傷を負った理由は『裏の事情を知り過ぎた』ためでした。当時の維新志士たちの裏工作や暗殺などの実行犯であったので、その事実が表に出れば新政府にとって致命傷になりかねません。そのため新政府が樹立する前に口封じのために殺すことが決められました。志々雄は戊辰戦争の最中で同志だと思っていた長州藩士による不意打ちで昏倒し、さらには身体に油を撒かれ火を点けられても生き残りました。
この状態で幼少期の宗次郎が住んでいた家に潜み、宗次郎の世話もあってなんとか生きながらえることに成功しました。すでにこの時には包帯をぐるぐる巻きにしています。しかし、このことで後遺症に悩まされることになり、維新志士たちへの復讐もかねて国家転覆を企てるようになります。やけどが完全に治っているわけでなく、ぐるぐる巻きにした包帯は必要不可欠となっています。
るろうに剣心の包帯男・志々雄真実の最後や燃えた理由を考察
ここでは『るろうに剣心』の包帯男・志々雄真実の最後や燃えた理由を考察していきましょう。剣心との戦いでは序盤は圧倒的な強さをみせたものの、最後には燃え盛る炎の中で命を落としてしまいます。包帯男・志々雄真実の最後は『京都編』最大の見どころとなっているので、燃えた理由なども注目されています。
志々雄真実は緋村剣心との戦いで燃えて死ぬ
志々雄真実は緋村剣心との戦いで燃えて死にます。全身やけどの後遺症で志々雄が全力で動けるのは15分が限界でした。15分以上動けば発汗機能を失っている体は超高温になり、どうなるかは予想できないと由美は語っていました。そして、剣心との戦いで15分以上戦い続けた志々雄は活動限界を超えて、人体発火を起こします。志々雄は自らの業火によって焼け死んでしまいました。
志々雄真実が最後に燃えた理由
志々雄真実が最後に燃えた理由を見ていきましょう。志々雄真実の体内の温度は人間では耐えることのできないほどの高温になりました。そして志々雄自身の体の油と鱗粉に着火して、人体自然発火のような現象を引き起こしました。
るろうに剣心の包帯男・志々雄真実のモデル
ここでは『るろうに剣心』の包帯男・志々雄真実のモデルを見ていきましょう。『るろうに剣心』は実在の人物がモデルに御なっているキャラクターが数多く登場しており、そのことが作品のリアリティーを高めています。志々雄真実のモデルも注目されていて、多くのファンが志々雄真実のモデルを気にしています。
志々雄真実のモデル①芹沢鴨
志々雄真実のモデル①は『芹沢鴨』です。芹沢鴨は新撰組の前身である組織「壬生浪士」のリーダー格のメンバーであり、近藤勇や土方歳三よりも立場としては上にいました。しかし、素行などが問題視されて隊士たちに秘密裏に暗殺されたことでも知られる人物です。芸者好きだったことや凶暴であったことなどが志々雄との共通点となっています。
志々雄真実のモデル②青沼静馬
出典: https://ciatr.jp
志々雄真実のモデル②は『青沼静馬』です。青沼静馬は志々雄真実の外見上のモデルであり、映画『犬神家の一族』に登場する白いマスクをかぶった男です。当初は志々雄真実もこうしたマスクで登場することを考えていたと作者は明かしています。しかし、モノクロの漫画では表現しきれないと考えて、包帯を巻いた男に変更することになりました。
るろうに剣心の包帯男・志々雄真実の男としてのかっこいい魅力
ここでは『るろうに剣心』の包帯男・志々雄真実の男としてのかっこいい魅力を見ていきましょう。志々雄真実は作中屈指の人気キャラクターであり、敵キャラクターとして数多くの魅力に溢れるキャラクターとなっています。
かっこいい魅力①愛刀「無限刃」の強さ
包帯男・志々雄真実のかっこいい魅力①は『愛刀「無限刃」の強さ』です。志々雄の愛刀である「無限刃」は作中でも屈指の人気を誇る刀です。新井赤空作の最終型殺人奇剣であり、刀身がギザギザの鋸のような形状をしている日本刀です。この形状が火花を散りやすくしており、「無限刃」に染み付いた人間の油に着火して炎を纏った刀になります。
かっこいい魅力②志々雄真実の正義
包帯男・志々雄真実のかっこいい魅力②は『志々雄真実の正義』です。志々雄は維新志士への復讐を目的としているわけではありません。志々雄の最終的な目的は日本を強国にすることであり、征服した後の日本を他国に負けない強国にすることでした。このことを「正義」と考えており、「弱肉強食」を信念として掲げています。
かっこいい魅力③駒形由美との関係
包帯男・志々雄真実のかっこいい魅力③は『駒形由美との関係』です。恋人関係にある駒形由美は彼女が芸者であったときに出会い、行動を共にするようになります。駒形由美も明治維新が関わったマリア・ルーズ号事件での犠牲者であり、明治政府に恨みを持っています。駒形由美は志々雄に心酔しており、最期は志々雄のために剣心の隙を作って剣心共々志々雄に刺されました。
かっこいい魅力④十本刀との関係
包帯男・志々雄真実のかっこいい魅力④は『十本刀との関係』です。志々雄真実の手足となって動く実働部隊『十本刀』を部下にしていますが、彼らは志々雄がやけどの後遺症で満足に行動できないので作られた部隊です。十本刀はそれぞれが目的のために志々雄と協力関係にあり、部下として崇拝しているものや利害が一致して志々雄を利用している者、志々雄を狙っているものなど、目的は様々となっています。
るろうに剣心の包帯男・志々雄真実の実写キャスト
ここでは『るろうに剣心』の包帯男・志々雄真実の実写キャストを見ていきましょう。実写映画『るろうに剣心』はメガヒットを記録した作品であり、圧倒的な人気を獲得しているキャラクター・志々雄真実の担当俳優はネット上でも議論になっていました。実際に起用されたのは日本屈指の演技派である藤原竜也であ、個のキャスティングは多くのファンに絶賛されました。
藤原竜也のプロフィール
藤原竜也(ふじわらたつや)は1982年5月15日生まれの俳優であり、ホリプロ所属の俳優となっています。埼玉県秩父市出身、秩父市立秩父第二中学校卒業、堀越高等学校を中退して俳優として若くから活躍しています。1997年に蜷川幸雄演出の舞台『身毒丸』で主役に抜擢され、天才俳優として多いな話題となりました。藤原竜也の近年の代表作に映画『バトル・ロワイアル』や『新選組!』などがあります。
藤原竜也の主な出演作品
藤原竜也の主な出演作品を見ていきましょう。藤原竜也は『バトル・ロワイアル』シリーズや『デスノート2部作』、『カイジ』シリーズなどの極限状態の人間を描いた作品に定評があります。近年では『藁の楯 わらのたて』や『22年目の告白 -私が殺人犯です-』などで悪役にも挑戦し、高い評価を獲得しています。連続ドラマの出演作に『ST 赤と白の捜査ファイル』や『青のSP-学校内警察・嶋田隆平-』などがあります。
るろうに剣心の包帯男・志々雄真実に関する感想や評価
ここでは『るろうに剣心』の包帯男・志々雄真実に関する感想や評価などを紹介していきましょう。包帯男として多くのファンに絶望を与え続けた志々雄真実は作中屈指の人気キャラクターであり、その強さやカリスマ性でネット上でも大人気のキャラクターとなっています。そのため志々雄真実に関する感想や評価などはネット上でも数多く集まっています。
志々雄真実は最強!
志々雄って本当に強いね🥺
— maruⓂ︎ (@maru26526771) May 14, 2021
#がんばれ剣心 #るろうに剣心 #るろうに剣心最終章
志々雄真実は最強という声が集まっています。志々雄真実の強さは圧倒的で、剣心と同等以上の強さは多くのファンを驚愕させ、魅了し続けています。ネット上には『志々雄との対決も大好きすぎます。最強のラスボス。最後までラスボス貫いてくれる』という声や『志々雄さん、マジ強い。まさに最凶最強な敵』という声、『志々雄って本当に強いね』という声が挙がっています。
志々雄真実の人気がスゴイ!
るろ剣原作の志々雄編まで読み終えて、1番好きなキャラが志々雄になりました。
— Pen@演タメ!デュエル劇場ch (@pentagram3104) May 14, 2021
カッコよすぎるわあの人。
志々雄真実の人気は『るろうに剣心』の中でもトップクラスであり、数億のファンを生み出しました。ネット上には『幼き頃からの推しが志々雄様』という声や『悪い人なのはわかってる。志々雄には志々雄の信念があってそれを貫くのがかっこいい』という声、『るろ剣原作の志々雄編まで読み終えて、1番好きなキャラが志々雄になりました。 カッコよすぎるわあの人』という声が挙がっています。
志々雄真実役の藤原竜也にも称賛の声!
#がんばれ剣心
— 秋×雅 (@aki_miyabi52321) May 14, 2021
志々雄真実さらばだ…
藤原竜也さんスゴいしか言えないけどスゴい❗
志々雄真実役の藤原竜也にも称賛の声も挙がっています。圧倒的な演技力で知られる藤原竜也が志々雄真実に起用されたことは多くのファンを喜ばせています。ネット上には『藤原竜也の志々雄カッコいいです』という声や『志々雄真実は藤原竜也さんしかできないかもって この燃える芝居を見て思った』という声、『藤原竜也さんスゴいしか言えないけどスゴい』という声が挙がっています。
るろうに剣心の包帯男・志々雄真実まとめ
今回は『るろうに剣心』包帯男・志々雄真実について、基本情報やぐるぐる巻きにしている理由、死の真相、かっこいい魅力、実写版の俳優、ネット上の感想などを紹介してきました。志々雄真実は『悪のカリスマ』として人気を博しており、漫画史に残るキャラクターとして知られています。包帯をぐるぐる巻きにしている最強の敵キャラクター・志々雄真実にも注目して、『るろうに剣心』をお楽しみください。