【呪術廻戦】五条悟はいつ復活する？封印までの経緯や死亡する可能性も考察

五条悟は『呪術廻戦』に登場するキャラクターの1人。『呪術廻戦』には魅力的なキャラクターが多く登場しますが、その中でも特に爆発的な人気があるのが五条悟です。ここでは、そんな五条悟が封印されてしまった経緯や、五条悟の過去、使える能力などについて一挙に紹介していきます。五条悟について詳しく見ていく前に、まずは五条悟が活躍する作品『呪術廻戦』の基本情報について押さえておきましょう。

『呪術廻戦』は、2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている漫画作品です。作者は芥見下々。人間の負の感情から生まれる「呪い」を具現化した「呪霊」を祓う呪術師たちの戦いが描かれたダークファンタジー漫画です。独特な世界観と魅力的なキャラクターが話題を呼び、連載開始からすぐに『週刊少年ジャンプ』を代表する作品の1つとして成長。

2020年10月には、テレビアニメ『呪術廻戦』の放送が開始されました。作者の芥見下々は国内外の映画やテレビドラマ、小説などに触れており、独特の世界観や画風は様々な創作物から影響を受けて形成されたものだと言われています。また同じジャンプ作品である『BLEACH』の影響を強く受けているらしく、作品には『BLEACH』を彷彿とさせるスタイリッシュさがあります。

虎杖悠仁は、常人離れした身体能力を持つ男子高校生。ただ1人の家族であった祖父を亡くした夜、虎杖の学校に眠っていた特級呪物の封印が解かれ、呪霊という化物が出現。虎杖の先輩2人が命の危機に瀕します。虎杖は呪物を回収するために現れた呪術師・伏黒恵と共に校舎に乗り込み、先輩たちを救出。しかし今度は伏黒がピンチになり、虎杖は窮地を乗り切る力を得るために特級呪物「宿儺の指」を飲み込みました。

両面宿儺の器となった虎杖は呪術師に捕らえられ、死刑を言い渡されます。ただし、特級呪術師である五条悟の提案のおかげで、虎杖の死刑には執行猶予がつきました。宿儺の指は全部で20本あり、それを全て取り込んでから死ぬ。それが虎杖に与えられた使命でした。虎杖は呪術師を育成する都立呪術高等専門学校に入学し、呪術師としての道を歩み始めます。

五条悟は、呪術高等専門学校東京校で1年生を担当している教師。日本に4人しかいない呪術師の頂点・特級呪術師の1人です。生年月日は1989年12月7日生まれで、年齢は28歳。身長は190センチ以上あります。好きな食べ物は甘いもの。白髪と目を覆い隠す布が特徴的な人物で、相当な美形。性格はあまり良いとは言えず、他人を煽ったり怒らせたりすることが得意な、飄々とした人物です。

五条悟は、呪術界において長い歴史と権力を持つ「呪術界御三家」の1つ・五条家の出身ですが、本人は権力に目が眩んでいる呪術界上層部に嫌悪感を抱いており、腐った呪術界を変えるために教師として呪術師の育成に力を入れています。

特級呪術師であることからもわかるように、呪術師としての実力は飛び抜けており、自他共に認める「最強の呪術師」。五条家に伝わる無下限呪術と、術式の情報を視認できる目「六眼」を併せ持って生まれてきた数百年ぶりの逸材で、彼の存在は世界のパワーバランスを変えたと言われています。

ここからは、五条悟が封印された理由や封印までの経緯、いつ封印が解除されて復活するのかという考察や、封印が解除されないまま死亡する可能性についての考察を紹介していきます。今後、五条悟がどうなってしまうのか考えながら、作品を楽しみましょう。

五条悟は自他共に認める最強の呪術師です。呪術師側からすれば非常に頼りになる存在ですが、敵対している呪霊側からすれば厄介極まりない相手。呪霊側は五条が邪魔で仕方ないのです。五条を排除したいのですが、五条が強すぎるため倒すことは困難。そこで呪霊側は、五条を倒すのではなく封印するという手段に出ました。五条の封印に使われたのが「獄門疆（ごくもんきょう）」という特級呪物です。

「獄門疆」は、ある条件を満たせばこの世のどんなものでも封印できるという呪物。その条件とは、「獄門疆」の開門を唱えたあと、「獄門疆」の半径4メートル以内に封印したい対象を1分間留めておくことです。この1分間とは時計が示す本当の意味での1分間というわけではありません。封印対象の「脳内時間で1分」。

つまり封印対象が1分経過したと感じたら、実際は1秒しか経っていなくても1分経ったとみなされて「獄門疆」の力は発動してしまうのです。しかし、チートな強さを誇る五条を「獄門疆」の有効範囲内に1分間留めておくのは、普通に考えれば容易なことではありません。

それなのに五条が封印されてしまったのは、目の前に死んだはずの親友・夏油傑が現れたからでした。敵は夏油の死体を乗っ取り、五条を動揺させるために利用したのです。思いがけない親友との再会に五条は驚き、彼の脳裏には夏油と過ごした学生時代の思い出が駆け巡りました。そのせいで五条の脳内で1分が経過。「獄門疆」が発動し、五条は封印されてしまったのです。

五条悟が封印されてしまい衝撃を受けたファンの多くが考えたことは、五条の復活はいつになるか、封印はいつ解除されるのかということでしょう。多くの人が五条悟の復活を心待ちにしています。ここからは、五条悟の復活・封印解除の時期についての考察を見ていきます。

五条悟はいつ復活するのか、早く復活してほしいと願っているファンは多いですが、彼が復活するのは物語の終盤ではないかという声も多くあります。可能性が高いのは、虎杖の中にいる両面宿儺が復活し、周囲が危険に晒されるタイミングでの復活です。何故封印の解除が宿儺復活と同時期ではないかと考えられているのかというと、五条があまりにも強すぎるからです。

五条は呪いの王である両面宿儺とも互角に戦える存在であり、しかも本人が宿儺に「勝つ」と断言しています。つまり、どんなに強い呪霊であっても五条には敵わないということ。しかしそれは、どんな危機的状況になっても五条悟がいるから大丈夫だという安心感を読者に与えてしまうことになり、物語から緊張感が削ぎ落とされてしまう可能性があります。

五条という最強の存在を離脱させることにより、物語に緊張感が生まれ、虎杖たちが成長するための土台ができる。作者がもしそう考えたなら、五条がなかなか復活しないという展開もあり得るでしょう。どうしても五条悟でなくては対応できないピンチ、すなわち宿儺復活まで戦線離脱の状態である可能性は高いです。

五条悟の復活が宿儺の完全復活のタイミングであった場合、物語の終盤まで封印が解除されない展開が予想されます。宿儺の復活は『呪術廻戦』という物語の最後のエピソードだと目されているからです。

「海賊王になる」「火影になる」など、物語には最終目標が定められていることが多いですが、『呪術廻戦』の場合は「虎杖悠仁が両面宿儺の指20本を見つけてそれを食べ、宿儺ごと処刑される」というのが最終目標として設定されています。

そのため『呪術廻戦』の最後のエピソードは虎杖が宿儺の指を全て食べ、それによって力を取り戻した宿儺が完全復活することであると考えられます。それがすぐなのか数年後なのか、いつになるかはわかりませんが、それまで五条の封印が解除されないのではないか、と不安に思っている人は多いようです。

五条悟の封印を目的として呪霊側が起こした事件を「渋谷事変」と言います。ファンの間では、五条は渋谷事変の間には復活しないのではないか、という考察が上がっています。ここからは、そう考えられる理由を紹介していきます。

『呪術廻戦』には、存在が仄めかされていながらまだ登場していないキャラクターがいます。呪術高専の2年生で特級呪術師である乙骨憂太と、3年生の秤です。この2人のことを五条は高く評価しており、自分と並ぶ呪術師になると言っています。

乙骨は海外におり、秤は停学中ということになっていますが、五条が封印されて日本が危機的状況になった今、彼らが呼び戻される可能性は高いでしょう。五条は渋谷事変では復活せず、五条が認める2人の呪術師が登場して虎杖たちと共に事態の収拾に動く。そんな展開のために、作者はあえて乙骨たちを未登場キャラとして残しているのかもしれません。

渋谷事変にて、虎杖＆東堂と戦い重症を負った特級呪霊の真人。虎杖の殺意に怯えた真人はその場から逃走を図りますが、そんな彼の前に偽夏油が現れます。当初、偽夏油は五条を封印した場所から動けませんでした。五条があまりにもチート過ぎたため、「獄門疆」がその場に固定されてしまったためです。

しかし真人の前に現れたということは、「獄門疆」の固定が解除され、「獄門疆」を持って動けるようになったということ。五条が完全に敵の手に落ちたと考えられます。そこまで徹底的に封印されてしまった以上、解除は容易ではありません。そのため渋谷事変では五条は復活せず、呪術師側が敗北する形で終結するのではないかと考察されています。

封印された五条が死亡してしまうのではないか、という話もファンの間にありますが、死亡フラグが立ってもそれを回避してきた五条です。最強といえども死亡する可能性は誰にでも常にありますが、五条のチートさを見るとそう簡単に死亡するとは考えられません。ただし作者の中には、最終的に五条が死亡するという最終回プランもあるようです。

五条悟が封印されたときのことです。『週刊少年ジャンプ』の巻末で、作者の芥見下々は「五条がいなくなったおかげで2020年はいい感じの年になりそう」とコメントしていました。このコメントから、作者は五条をすぐに復活させる気はないのではないか、という噂が流れています。

無下限呪術とは、日常のいたる所に存在する「無限」を現実化させるというものです。五条の周囲には現実化させた無限があり、打撃や呪力による攻撃や、瓦礫や液体なども五条に近づけば近づくほど遅くなり、決して五条に触れることはできません。常に透明の壁が張ってある、というような状態です。この無下限呪術を応用すれば、長距離の瞬間移動や自身の攻撃速度を加速させることもできます。

使用し続けるには繊細なコントロールと緻密な計算が必要不可欠。そのため常時発動は脳に相当な負荷をかけますが、五条は反転術式も同時に発動し続けているため、負荷で焼ききれた脳は絶えず修復されています。五条の異常な才能を象徴する術式が「無下限呪術」です。

順転術式「蒼（あお）」は「収束」する力、作中では「マイナスの力」と表現されています。収束する力とは吸い込み反応、ブラックホールのようなもので、物質と物質を引き合わせ、それによって周囲を更地に変えるほどの力を生み出します。戦闘中に五条が見せる瞬間移動や目視が不可能なほど速い攻撃は、「蒼」を応用したものです。

反転術式「赫（あか）」は、「蒼」の逆の力。「蒼」が収束する力なら、「赫」は無限を発散させる力です。無限を発散させることにより、回避不可能な衝撃波を生み出すことが可能。戦闘においては強力で便利な力ですが、凄まじい力であるため周囲を巻き込む恐れがあり、一般人が近くにいる場合は使いづらいという欠点があります。

虚式「茈（むらさき）」は、「蒼」と「赫」、正反対の力を衝突させることで生まれる力です。五条家の奥義と言われており、五条家の中でもごく一部の人間しかこの術式を知りません。仮想の質量を押し出す技で、触れず不可視の「重さ」が回避不可能のスピードで飛んでくる、正に必殺技。この技で森の広範囲を深く抉っている描写から、技の威力が異常であることがわかります。

術式の最終段階、呪術戦の極致と呼ばれるのが「領域展開」。術式を付与した生得領域を呪力で構築し、その中に対象を引き込む技で、習得できるのはごく僅かな人間です。五条悟の領域展開「無量空処」は、宇宙空間を思わせる領域で、閉じ込めた相手に無限回の知覚と伝達を強制します。対象は領域内で延々と完結しない情報を脳に与えられ、廃人となってしまうのです。無量空処に引き込んだ時点で五条の勝ちがほぼ確定します。

生得術式とは、生まれながらにして呪術師の体に刻まれているもの。呪術師の8割は才能であると言われる所以はここにあります。五条悟の生得術式は無下限呪術ですが、彼は2つ目の生得術式を持っているのではないか、という考察があります。作中、生得術式は1つしか持てないという情報は出ていません。五条悟というキャラクターのチートさを考えると、2つ目の生得術式を持っているという展開もあり得るかもしれません。

五条悟を最強たらしめているのは、無下限呪術と六眼です。五条が精緻なコントロールを必要とする無下限呪術を使いこなせているのは、六眼があるからこそ。それだけ六眼は呪力操作に影響を与えるのです。この力を使い、虚式「茈」を応用した技を生み出すことが可能なのではないか、と考えられています。

封印の経緯で少し触れましたが、五条悟には学生時代、夏油傑という親友がいました。夏油傑は五条と同じ特級呪術師の1人でした。五条と共に呪術高専に通っており、当時は2人で任務をこなすことが多い名コンビだったようです。喧嘩も多い関係でしたが、互いが「自分たちは最強」だと考えるほどの強い信頼で結ばれていました。10年の歳月を経ても、五条は夏油のことをたった1人の親友だと言っています。

元々、夏油傑は弱き者、非術師（一般人）を守ることが呪術師の使命だと考えていました。しかし、ある事件をきっかけに反対の考えを持つようになります。呪霊は非術師たちの微量な呪力から生まれます。逆に呪術師から呪霊は生まれません。呪霊が生まれない世界を作るには、非術師を皆殺しにすればいい。そんな歪んだ考えは、どんどん膨れ上がっていきました。

高専3年のとき、夏油は任務である村を訪れ、そこで村人112人を殺害するという事件を起こします。夏油は高専から離れ、処刑対象として追われる身となりました。そして本編が始まる1年前、呪詛師となった夏油は教師となった五条たち呪術師に宣戦布告し、東京と京都に1000体もの呪霊を放ち、非術師を大量虐殺しようとしました。

この事件が「百鬼夜行」です。その狙いは、五条を呪術高専から引き離し、生徒の乙骨憂太に取り憑いていた特級呪霊を手中に収めることでした。しかし作戦は失敗。夏油は五条の手で処刑されました。

アニメ『呪術廻戦』で五条悟の声を担当したのは、声優・ナレーターの中村悠一です。中村悠一は1980年2月20日生まれ、B型。香川県出身で、所属事務所はインテンションです。高校卒業後、代々木アニメーション学院に入学。在学中にドラマCDに出演し、2001年にOVA作品で声優デビューしました。

落ち着きのある爽やかな声が特徴的ですが、女性的なキャラクターやはっちゃけたキャラクターなど、様々なキャラクターに声を当てることが可能。人気・実力共にトップクラスの男性声優の1人です。

中村悠一の主な出演作品は『CLANNAD-クラナド-』（岡崎朋也）、『マクロスF』（早乙女アルト）、『うたの☆プリンスさまっ♪』（月宮林檎）、『世界一初恋』（羽鳥芳雪）、『妖狐×僕SS』（御狐神双熾）、『マギ』（練紅炎）、『魔法科高校の劣等生』（司波達也）、『ワールドトリガー』（迅悠一）、『おそ松さん』（松野カラ松）、『終わりのセラフ』（一瀬グレン）などです。

五条悟が強すぎるがゆえに逆に死亡フラグが乱立していることを恐れるファンのコメントです。『呪術廻戦』は世界観的に人気のキャラだから死亡しない、強いから死亡しない、と断言できない作品です。ファンは常に五条の死亡フラグに怯え続けることになります。

五条悟の復活を待ち望むファンのコメントです。五条がいつ復活するのかは作者以外わかりません。いつ五条を再び見ることができるのか、悶々としながら過ごしている人は多いようです。

五条悟の封印が解除され復活するのはいつなのか、ということを考えている人は多く、ほとんどの人が渋谷事変後も封印は解除されないと思っているようです。ではいつ解除されるのか。数年後説や数百年経たないと解除されない説が出ており、それを想像してショックを受ける五条悟ファンは少なくありません。

五条悟のチートな戦いっぷりが見れることを待ち望んでいるファンのコメント。五条悟の封印が解除されないことには戦闘シーンもお預けであるため、彼がいつ復活してくれるのか気になって仕方ないようです。

五条悟が死亡しないなら単行本を買おうと考えているファンのコメントです。五条悟の死亡フラグについてはSNSで話題となっており、それが怖くて好きだけど単行本やジャンプに手が出せないという人は少なくありません。

五条悟の封印までの経緯や死亡する可能性、いつ復活するのかという考察や、五条悟の能力などについて見てきましたが、いかがでしたでしょうか？多くの『呪術廻戦』ファンが、いつ五条悟の封印が解除され復活するのかに注目しています。それだけ彼は物語に大きな影響を及ぼすキャラクターなのです。五条悟を取り巻く環境がどんな動きを見せるのか。今後も『呪術廻戦』の展開から目が離せません。