2021年01月14日公開
2021年01月14日更新
【呪術廻戦】五条悟の能力・強さを考察!目隠しをする理由は?術式や領域展開を解説
『呪術廻戦』の五条悟は、アニメ1話の冒頭から登場していました。普段はサングラスや布で目隠しをしており、戦闘になるとそれを外して素顔を見せています。ここで疑問に思うのが、なぜ目を隠す必要があるのか?ということです。当記事では五条悟が目隠しをする理由を解説しながら能力・強さを考察していきます。また、能力・強さ以外にも五条悟が使う術式や領域展開を解説していますので合わせてご覧ください。
五条悟がかっこいい
『呪術廻戦』に登場する五条悟は、都立呪術高専の教員を務める人物です。整った顔立ちと高い身長、さらには飄々とした態度と軽いノリを見せるところがどこか余裕を感じさせる雰囲気をしているため、多くのファンから「かっこいい」と言われているようです。そして彼の異次元の強さとチート級の能力も人気の1つ。ここでは、そんな五条悟のプロフィールを『呪術廻戦』の作品情報を交えつつ紹介していきます。
呪術廻戦の作品情報
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)』は漫画家・芥見下々によるダークファンタジー漫画です。2018年から週刊少年ジャンプにて連載されています。人間が抱く負の感情から生まれる呪霊と、それを祓う呪術師との戦いが描かれており、本作の物語は作者・芥見曰く『BLEACH』からの影響が大きいようです。なお、乙骨憂太を主人公とした『東京都立呪術高等専門学校』が前日譚となっています。
呪術廻戦のあらすじ
ここでは『呪術廻戦』の簡単なあらすじを解説していきます。主人公は常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁です。彼は両親の顔を知らずに祖父の元で育てられてきました。ある日の夜、虎杖の学校に眠る「呪物」の封印が解かれてしまい、学校に人を襲う呪霊が現れてしまいます。そこで、虎杖は取り残された先輩を救出するために、呪物を回収しに現れた呪術師・伏黒恵と共に校舎に乗り込みます…
五条悟のプロフィール
『呪術廻戦』に登場する五条 悟(ごじょう さとる)とは、都立呪術高専の1年生クラスを受け持つ担任・呪術師です。第1巻の「始まり」で、虎杖が特級呪物である「宿儺の指」を飲み込んだために呪術師から捕らえられ、死刑を宣告された時に五条悟が登場しています。端正な顔立ちと白髪の見た目が特徴的な呪術師で、さらに自他共に認める最強の呪術師。普段は目を布やサングラスで隠しているのですが、周囲は見えているようです。
五条悟の能力や強さを考察!目隠しをする理由は?
『呪術廻戦』の五条悟は第1話「始まり」で初登場を果たしてから、常にサングラスと布で目を隠しています。どうやら、布とサングラスで隠している「目」には特殊な能力が宿っているようです。さらに、目以外にもさまざまな能力に恵まれていることから、漏瑚からは「逆に何を持ち合わせていないんだ」と言われていました。そこで、ここからは五条悟の能力や強さ、目隠しをする理由を考察していきます。
能力や強さ①六眼と目隠しをする理由
ここでは五条悟の能力や強さを「六眼と目隠し」という要素から解説していきます。五条悟は普段から布で目を隠しているのですが、戦闘では布を取って素顔を見せることが多いです。また、布ではなくサングラスで目を隠していることもあります。では、なぜ五条悟は普段から目隠しをしているのでしょうか?実は、これには彼の能力「六眼(りくがん)」が関係しています。
六眼というのは、相手の術式を視認できるという能力です。そして六眼は後天的に身に付ける能力ではなく、先天的に身に付いている能力。ただ、布とサングラスで目隠しをする理由については明確な情報がありません。おそらく、六眼には初見の術式を視認したり綿密な呪力操作を可能にする能力であるため、その負担を減らすためという理由があるのでしょう。さらに、布とサングラスの使い分けについては、作者によればノリだそうです。
能力や強さ②体術
ここでは五条悟の能力や強さを「体術」という要素から解説していきます。五条悟と言えばチート級の能力に目が行きがちですが、彼の強さはそれだけではありません。身体能力もずば抜けており、異常な身体能力を持つ主人公・虎杖をも凌駕すると言われています。特級呪霊を相手にしても基礎的な呪力操作と体術だけで圧倒していることからも、身体能力の高さがうかがえます。
能力や強さ③不意打ちでも内臓を避けて刃を受ける
ここでは五条悟の能力や強さを「危機察知能力」という要素から解説していきます。五条悟は無下限術式を習得しようとしている際に、伏黒恵の父親である伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)から不意打ちで後ろから刀で刺されています。しかし、彼は刺される前に狙われた内臓の位置をずらして刀を受けていました。
そもそも、伏黒甚爾は縛によって身体能力が飛躍的に向上したため、強靭な肉体とずば抜けた身体能力を持っています。さらに、呪術師殺しとして有名で、呪術師の暗殺に特化した人物でした。そんな人物からの不意打ちに気付くことからもかなりの強さを誇ると言えるのではないでしょうか?
能力や強さ④無限
ここでは五条悟の能力や強さを「無限」という要素から解説していきます。五条悟の術式は「無下限呪術」です。無下限呪術とは、「無限」を現実に作り出すことによって、自分の周りにある物体間の距離を自由自在に操ることができる能力。そのため、相手が五条に近づけば近づくほど速度が遅くなり、五条に攻撃を当てることすらできません。さらに、対象を押しつぶしたり弾き飛ばすなど高威力の攻撃も繰り出すことができます。
しかし、この術式は無限よりも濃い領域で中和することによって、攻撃が当たってしまうという弱点があります。ただ、五条の無限よりも濃い領域を相手が展開できたとしても、その領域内での攻撃は呪術で受けることができるため、六眼で初見の術式情報を視認できる五条にとっては弱点にはならないのかもしれません。
能力や強さ⑤ワープ
ここでは五条悟の能力や強さを「ワープ」という要素から解説していきます。五条悟が「ワープ」を用いたのは、『呪術廻戦』の第15話「展開」でのことでした。虎杖は高専で呪力操作の修行に打ち込んでいたのですが、その時に五条悟が虎杖の目の前に現れています。
かなり余裕の態度をしている五条悟ですが、実はその前に漏瑚戦を繰り広げていました。そしてさらに、その後高専から虎杖をワープで漏瑚戦の見学に連れてきているのです。その時に虎杖が五条に「高専にいたよね?どうなってんの?」と聞いているのですが、「んートンだの」と返しているため、どのような仕組みになっているのか分かっていません。
五条悟の領域展開や術式順転を解説
『呪術廻戦』では主人公・虎杖のような異常な身体能力だけなく、術式や領域展開というもので戦闘することもあります。術式とは呪力を流すことで発動する特殊能力、一方で領域展開とは人間や呪霊が持つ心の中「生得領域」に術式を付与することによって、呪力を外部に構築した世界となっています。これまでに、五条悟の強さの理由をさまざまな要素に触れながら紹介してきました。ここでは、彼が使う領域展開と術式を紹介していきます。
領域展開「無量空処」
五条悟の領域展開「無量空処」とは、生きるために必要な「知覚と伝達」という行為に対し、無限回の作業を強制的におこなわせる領域です。脳内でおこなわれる知覚と伝達の作業を無限におこなわせることによって、領域展開中は永遠に情報処理が完結せず行動が起こせなくなります。
領域内に入った対象を回りから見ると、ボーっと突っ立っている状態に見えます。実際に領域内に一般人が入りこんだ場合は、半年分の情報が一気に流れ込んでくる状態になるため、全員が立ったまま気を失うリスクをはらんでいることから、五条が力を最大限に発揮するのは「1人でいるとき」となります。
術式順転「蒼」
五条悟の術式順転「蒼」とは、無下限呪術を強化させた術式です。無下限呪術によって収束させた無限を現実に発生させることによって、ブラックホールのような強力な吸引力で物体を吸い寄せることができます。
さらに、この術式を応用して自身を高速移動させたりすることが可能です。ただ、この術式は大きな反応を自分の周囲で発生させられないという弱点があり、反応する方向に気を使わなければなりません。そのため、繊細な呪力操作が必要とされています。
術式反転「赫」
五条悟の術式反転「赫」は術式順転「蒼」とは逆に、無下限呪術による無限を発散させることによって対象を吹き飛ばす術式です。術式反転の威力は術式順転の2倍となっているため、街中での使用は制限がかかっています。
虚式「茈」
五条悟の虚式「茈」とは、術式順転「蒼」と術式反転「赫」を組み合わせた複合術式です。五条家の一部の人間しか知らない術式となっており、仮想の質量を押し出すことで高威力のエネルギーを放出します。そして、仮想の質量は順転と反転の力を衝突させることによって生成することができます。姉妹校交流会の舞台となった森で、特級呪霊との戦闘で使用しているのですが、その時は広範囲に渡って森の地面を地中深くまで抉っていました。
五条悟の過去と封印計画
これまでに五条悟の能力・強さについて考察し、術式と領域展開を紹介してきました。そこで、分かったのが「五条悟は異次元の強さを誇る人物」ということ。しかし、実はそんな彼が後に呪霊による計画によって封印されてしまうのです。封印した呪霊は総力を挙げて計画を遂行しているのですが、その計画を提案した呪霊というのが五条と因縁のある夏油傑でした。そこで、ここでは五条悟について描かれた過去について紹介していきます。
五条悟の過去
過去①夏油傑との関係
五条悟の過去については『呪術廻戦』の8巻で明かされています。作中では、高専に通っている五条悟と夏油傑の姿がありました。五条悟にとって夏油傑は唯一無二の親友であり、2人合わせて最強と称されるほどの存在でもあります。そのため、2人はいつも一緒にいました。
しかし、次第に五条がどんどん力を付けていったため、彼1人だけで任務をこなすことが多くなり、2人の関係に亀裂が生じ始めるのです。そして、夏油傑は自分のような呪術師の存在に疑問を抱き始めます。
過去①夏油傑との関係
五条悟と夏油傑の関係は、最終的に五条が傑を殺害したことで終わってしまいます。夏油傑は呪術師の存在価値を考えていました。そこで、なぜ呪術師は普通の人間が抱く負の感情によって生まれた呪霊を祓い続けなければならないのか?という疑問に至ります。
それによって得た答えが、呪術師だけの世界にして呪霊が生み出される根源を無くしてしまえば良いというものでした。そして夏油傑は闇落ちしてしまい、そんな彼の前に立ち塞がったのが五条悟。その結果、2人は対決することになり、戦いに敗北した夏油傑は殺害されてしまいます。
五条悟の封印計画
五条悟と夏油傑との関係性について解説してきましたが、『呪術廻戦』の9巻では五条が手にかけたはずの夏油傑が生きていました。さらに、夏油傑は五条悟の封印計画を、人が多く集まる渋谷で実行に移そうとしていたのです。その決行日が10月31日。その日は普段の渋谷とは違い、ハロウィンのイベントがある日でした。
計画の内容は特級呪物「獄門疆(ごくもんきょう)」を使って五条悟を封印するというものです。さらに、この計画には細心の注意が払われていました。これには、人が多く集まるハロウィンの日というのが重要なポイントとなっています。
五条悟が使う能力は、これまでに解説してきた内容から分かる通り高い影響力があります。そのため、ハロウィンによって人が多く集まる渋谷では、周囲の人間への影響を考えながら能力を使う必要があるため、行動に制限がかかってしまいます。この計画が功を奏し、最終的に五条悟は封印されてしまいました。
五条悟のアニメ声優
ここからは『呪術廻戦』の五条悟を演じたアニメ声優・中村悠一について紹介していきます。五条悟は飄々として掴みどころがなく、いい加減なセリフやふざけた態度で周囲を振り回すような性格と特徴をしていました。ゆえに周囲から「バカ」と呼ばれるのですが、それでも怒るようなことなく、基本的には誰に対してもフランクに接しています。それでは、ここからそんな五条悟を演じた中村悠一のプロフィールと主な出演作品をご覧ください。
中村悠一のプロフィール
- 名前:中村 悠一(なかむら ゆういち)
- 愛称:ゆうきゃん
- 出生地:香川県木田郡庵治町(現:高松市)
- 生年月日:1980年2月20日
- 職業:声優、ナレーター
- 所属事務所:インテンション
『呪術廻戦』の五条悟役を演じたアニメ声優は、声優事務所「インテンション」で声優、ナレーターとして活動している中村 悠一です。東京ドラマハウス、トリトリオフィス、シグマ・セブンを経て現在のインテンションに所属しています。2001年に放送されたOVA『D+VINE[LUV]』で声優デビューを果たしており、同年には『電脳冒険記ウェブダイバー』のライガオンとグリフィオン役でテレビアニメの初レギュラーを獲得。
そして2007年にテレビアニメ『CLANNAD』の岡崎朋也役で主演を務めたことがきっかけとなり、以降は他作品の主要人物を次々と演じています。それによって徐々に名前が知られるようになったようです。その後、2008年に「ノン子とのび太のアニメスクランブル」で第18回最優秀男性声優賞を受賞し、8年後の2016年には第3回Yahoo!検索大賞 パーソンカテゴリ 声優部門賞を受賞していました。
中村悠一の主な出演作品
- 2001年~:電脳冒険記ウェブダイバー(ライガオン、グリフィオン 役)
- 2007年~:おおきく振りかぶって(阿部隆也 役)
- 2007年~:機動戦士ガンダム00(グラハム・エーカー / ミスター・ブシドー 役)
- 2007年~:BLEACH(村正 役)
- 2008年~:絶対可憐チルドレン(皆本光一 役)
- 2010年~:ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド(鏑木アキラ 役)
- 2011年~:うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ(月宮林檎 役)
- 2013年~:最強銀河 究極ゼロ 〜バトルスピリッツ〜(一番星のレイ / 灼熱のゼロ / 白銀のゼロ / 疾風のゼロ / 紫電のゼロ / 紺碧のゼロ / 閃光のゼロ 役)
- 2014年~:信長協奏曲(木下藤吉郎 役)
- 2014年~:ワールドトリガー(迅悠一 役)
五条悟の能力に関する感想や評価
ここからは『呪術廻戦』に登場する五条悟の能力に関する感想や評価を見ていきましょう。どうやら、彼の人気の秘密は能力・強さ、性格にあるようです。感想では主に「五条悟がかっこいい」、「五条悟が最強すぎる」と言われていました。
感想や評価:領域展開がかっこいい!
私も五条悟を好きになってしまいました🥺
— TAKA (@3RXki22cBmkzyHt) January 9, 2021
領域展開みたときに、うぉぉぉかっけぇ!!って惚れました💓💓笑
こちらでは『呪術廻戦』に登場する五条悟の領域展開に関する感想があがっています。五条悟の領域展開を見た時に「かっこいい」と感じたようです。領域展開「無量空処」は漏瑚戦で見ることができます。五条の領域展開「無量空処」について興味を持たれた方は、ぜひ当記事の解説を参考にしながら漏瑚戦の戦闘シーンをチェックしてみてください。
感想や評価:無限に触れた漏瑚の心の声
五条悟の「無限」に触れた漏瑚に心の声をつけてみた pic.twitter.com/hJqSixb2WB
— 考えすぎちゃう人🤦 (@kangaesgi) January 9, 2021
こちらは『呪術廻戦』に登場する五条悟の術式は「無下限呪術」に関する感想です。感想を見ると五条悟の「無限」に触れた漏瑚の心の声が付け加えられており、その心の声を聞いてみると五条が圧倒的に強さを誇るキャラクターであることが分かります。
漏瑚について簡単に解説しますが、彼は特級呪霊で並みの呪術師では手も足も出せないレベルの強さを誇るキャラクターです。五条が異次元の強さを誇るからこそ、漏瑚は手も足も出ずに大敗しているのですが、五条を相手にしない場合は圧倒的な強さを見せつけています。漏瑚戦は五条がいかに強いのかが理解しやすいシーンではないでしょうか?
感想や評価:五条最強すぎる
五条悟がアニメで出てくる前に13巻まで買っといて良かった〜五条悟最強すぎる
— 真赤@まっかなおはな (@l0vepower) January 12, 2021
こちらは『呪術廻戦』に登場する五条悟の能力・強さに関する感想です。感想では「五条悟最強すぎる」と言われています。また五条が出てくる前に13巻まで買っておいてよかったとも言われているのですが、これは五条の異次元の強さが加わってしまうと話にならないからこそ抱いた感想なのでしょうか?呪術師と呪霊のパワーバランスを簡単に崩してしまうキャラクターなので、五条の扱いは慎重さが必要だと言えるでしょう。
五条悟の能力まとめ
『呪術廻戦』に登場する五条悟の能力・強さを、目隠しをする理由や術式、領域展開の解説と共に紹介してきましたがいかがでしたか?五条悟の能力・強さの秘訣は、「六眼」と術式「無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)」にありました。さらに、領域展開「無量空処(むりょうくうしょ)」も習得しているため、一度でも領域展開を使えば相手は全く抵抗もできずに攻撃を受け続けるというチート級の能力も持ち合わせています。
しかし、圧倒的な強さを誇る能力・強さを誇る五条悟ですが、入念な計画によって現在は封印されてしまいました。ただ、やはり特級呪霊ほどの強さを誇っていても、五条悟を相手にするには入念な計画と総力を挙げた戦力で対処しなければならないということから、異次元の能力・強さを持つ人物だということが分かります。当記事の解説で五条悟の能力(術式や領域展開)に興味を持たれた方はぜひ『呪術廻戦』で活躍する姿に注目してみてください。