【呪術廻戦】領域展開とはなに？登場した使えるキャラと技・能力を一覧で紹介

漫画呪術廻戦の作中でチート級の強さを誇るといわれている領域展開。領域展開は術者の境地に達した者が得られる最強の術式であり、使う術者によって技や能力が違っています。本記事ではそんな漫画呪術廻戦に登場する最強の領域展開とは何なのかについて使用する術者の名前や技・能力を交えながらご紹介していきます。また術者の名前や技・能力の他にも簡易領域や領域展延といった術式についてもまとめたのでご紹介します。

ではまず領域展開の使用者の名前や技・能力などについてご紹介する前に、領域展開が登場する漫画呪術廻戦とはどういった作品なのかをご紹介していきます。領域展開が登場する呪術廻戦とは2018年に｢週刊少年ジャンプ｣で連載が開始された芥見下々の漫画作品です。漫画呪術廻戦は呪術を使う呪術師と人間の負の感情から生み出された呪霊との戦いを描いた作品であり、2020年6月現在も｢週刊少年ジャンプ｣で連載されています。

元々漫画呪術廻戦は｢ジャンプGIGA｣に一時期連載されていた｢東京都立呪術高等専門学校｣という漫画をベースに制作された作品となっており、2020年6月現在までに単行本は0巻から11巻まで刊行されています。そんな漫画呪術廻戦は450万部を越える累計発行部数を記録しており、2019年にはツタヤのコミック大賞で大賞を受賞しています。この人気から漫画呪術廻戦はアニメ化され、2020年の10月に放送が予定されています。

漫画呪術廻戦の世界には恥辱や嫉妬心といった人間の負の感情から呪霊と呼ばれる化物が生み出されています。この呪霊は呪いの力でしか倒せず、呪力を使う呪術師達が日々呪霊と戦いを繰り広げていました。そんな世界で漫画呪術廻戦の主人公虎杖悠仁は特級呪物の｢両面宿儺の指｣を喰らって普通の高校生から呪いが宿った人間に変貌してしまいます。これがきっかけとなって虎杖悠仁は呪霊と呪術師の戦いに巻き込まれてしまうのでした。

本記事で使用者の名前や技・能力などをご紹介する領域展開とは漫画呪術廻戦に登場する術式の1つです。漫画呪術廻戦に登場する領域展開は生得領域に術式を付与してそれを展開する術式であり、使用する術者に様々な恩恵を与える能力を持っています。しかし領域展開はこの世に無いものを空間として具現化する術式であり、簡単に使用することが出来ません。そのため五条悟は領域展開のことを術師戦闘の頂点と評しています。

生得領域を空間として具現化する領域展開は使用者にステータス強化の恩恵を与えるメリットがあります。さらに領域展開を使用すると放った術式が100%命中するようになり、相手が使った術式の力を中和させるメリットも持っています。しかし領域展開は非常に多くの呪力を使う術式であり、ずっと使用したり連続で使うことが出来ません。だがその分メリットが非常に大きく、使用者は強者との戦いで必ず領域展開を発動しています。

最強の術式である領域展開に対抗する手段は4つあります。まず1つは呪術で使用者の術式を受けることです。2つ目は領域展開の外に逃げることです。領域展開は決められた空間の中でしか能力の効果が無いので、外に出ると完全に防ぐことが出来ます。3つ目は同じく領域展開を使って対抗することです。しかしこれは相手の方が洗練されてると防げません。そして最後の対抗手段は簡易領域を使って領域展開を防ぐという方法です。

上述でもご紹介した通り、領域展開は呪力を多く使うというデメリットがあるものの、非常に強力な術式であり、強敵との戦いでは使用しないと損です。しかし領域展開を使うには印を結ばなければ発動することが出来ません。そのため、高速で攻撃する相手の前や先制攻撃を受けたりしてしまうと領域展開は発動することが出来ません。また印を結ぶ隙も生まれてしまうため、使いどころを見極める必要があります。

卍解とは漫画ブリーチに登場する死神達の奥の手の技です。卍解は斬魄刀の力を全て解放させる技であり、使用者は尸魂界に歴史が残ると評されるほど使用何度が高いといわれています。領域展開も呪術師の奥の手といわれる技であり、簡単に使うことが出来ません。このことから領域展開は｢ブリーチ｣の卍解と似ていると読者からいわれています。またその名前のかっこよさも似ているといわれる大きな理由の1つとなっています。

上述でご紹介した通り、領域展開は漫画呪術廻戦の作中で使用者が特に少ない術式となっています。使用出来るのは基本特級呪術師と特級呪霊であり、1級や2級では使えないとみていいでしょう。となれば、今後漫画呪術廻戦の作中で特級呪術師が領域展開を発動する可能性が高いことになります。おそらく2020年6月現在までに登場しているキャラの中では夏油傑や乙骨憂太、九十九由基が一番使う可能性が高いと考えられます。

漫画呪術廻戦の作中で主人公の虎杖悠仁とヒロイン枠の釘崎野薔薇は未だ領域展開を使うことが出来ません。しかし虎杖悠仁と釘崎野薔薇は漫画呪術廻戦のメインキャラクターです。基本少年漫画のメインキャラクター達は戦いを通して強くなり、終盤では最強の力を手に入れます。なので同じ少年漫画である呪術廻戦でも主人公の虎杖悠仁と釘崎野薔薇は強敵との戦いや修行を通して領域展開を使えるようになる可能性が高そうです。

ではここからは漫画呪術廻戦で領域展開を使う術者の名前や技・能力を一覧でご紹介していきます。まず最初にご紹介する術者の名前は作中屈指の強さを誇る五条悟です。五条悟の領域展開は｢無量空処｣といい、知覚や伝達といった人間が生きるために必要な行為に無限の作業を課す無限の世界へ誘う能力を持っています。｢無量空処｣はどんな相手でも情報過多で行動が出来なくなり、作中で最強の強さを持つ領域展開と評されています。

2人目にご紹介する術者の名前は特級呪霊の両面宿儺です。両面宿儺の領域展開の技は｢伏魔御廚子｣といい、お寺に似た建物と巨大な牛の頭蓋骨を具現化させて発動します。残念ながら両面宿儺の領域展開である｢伏魔御廚子｣の能力は判明していません。しかし虎杖悠仁の身体を奪った両面宿儺はこの領域展開で特級呪霊をなで斬りにしていました。このことから両面宿儺の領域展開は斬撃による攻撃を与える能力を持っていると考えられます。

3人目にご紹介する術者の名前は特級呪霊の漏瑚です。漫画呪術廻戦に登場する漏瑚は五条悟との戦いで｢蓋棺鉄囲山｣という名前の領域展開を発動しました。この｢蓋棺鉄囲山｣は火山の火口を具現化させて身体能力を強化する技であり、領域に入ると地獄の業火で一瞬で灰と化してしまいます。しかし最強の五条悟の前では無力に等しく、漏瑚は五条悟に呪術と領域展開の｢無量空処｣の力で｢蓋棺鉄囲山｣を無効化されてしまいました。

4人目にご紹介する術者の名前は特級呪霊の真人です。漫画呪術廻戦の作中で真人は虎杖悠仁と七海健人に追い込まれ、｢自閉円頓裹｣という領域展開を発動し、無数もの手を具現化させました。｢自閉円頓裹｣は真人の術式である｢無為転変｣を必ず当てる領域展開であり、領域展開に入ると一瞬で改造人間にされてしまいます。しかしかなり強力な強さを持っている｢自閉円頓裹｣でも両面宿儺の上を行く力を持っていません。

5人目にご紹介する術者は伏黒恵です。当初漫画呪術廻戦の主要キャラである伏黒恵は領域展開を使えませんでした。しかし八十八橋の特級呪霊と戦った際に伏黒恵は｢嵌合暗翳庭｣という領域展開を不完全ながら発動することに成功します。伏黒恵の｢嵌合暗翳庭｣は身体強化や式神の複数操作、分身などの能力を持つ領域展開となっています。不完全だったものの、もし完全体であれば非常に強力な強さを持っていることは間違いありません。

最後にご紹介する術者の名前は特級呪霊の花御です。漫画呪術廻戦の作中で木の恐怖から生まれた特級呪霊の花御は虎杖悠仁と東堂葵の2人と対峙し、領域展開を使おうとしました。しかし五条悟が現れたことで花御は領域展開を使わずに撤退してしまいました。その後花御は最後まで領域展開を使用せず、五条悟に祓われてしまいます。そのため特級呪霊・花御の領域展開については何を具現化するかや能力など一切判明していません。

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する簡易領域についてご紹介していきます。簡易領域は蘆屋貞綱という平安時代の人物が考えた技であり、｢シン・陰流簡易領域｣という名前で呪詛師達に受け継がれています。大昔からある簡易領域は呪術師が使う術式を無視して一方的に攻撃出来る非常に強力な能力を持っています。しかし簡易領域は一子相伝の必殺技であり、受け継がれた者以外使うことが出来ません。

それでは術式を無視する簡易領域の使用者の名前を見ていきましょう。まず最初にご紹介する簡易領域の使い手は三輪霞です。三輪霞は中学時代に簡易領域の最高師範にスカウトされた経歴を持つ人物であり、半径2.21mの領域に入った相手を無条件で迎撃するといった能力の簡易領域を使用します。漫画呪術廻戦の作中で目立った功績を挙げていないものの、一歩でも領域に入った者を瞬殺するという強力な強さを秘めています。

2人目の簡易領域の使用者は与幸吉です。漫画呪術廻戦に登場する与幸吉は物体を操る傀儡操術の使い手であり、メカ丸と呼ばれるロボットを使って敵と戦います。そんな与幸吉はメカ丸に簡易領域を封じた筒を装備させて自由自在に領域を出すことが出来ます。与幸吉の簡易領域は攻守両方に優れた強さを持っており、漫画呪術廻戦の作中で真人の術式を破って攻撃を与えるといった大きな功績を挙げています。

3人目にご紹介する簡易領域の使用者は憂憂です。憂憂は一級呪術師である冥冥の弟であり、虎杖悠仁をドン引きさせるほど強い姉への愛情を持っているキャラクターです。そんな憂憂はなぜ使用出来るか不明なのですが、対象の敵の領域展開を中和させて使えなくする簡易領域の使い手となっています。漫画呪術廻戦の作中で憂憂は自身を囮にして領域展開をする特級呪霊を誘き出し、簡易領域の効果で見事領域展開を打ち消しました。

最後にご紹介する簡易領域の使用者は夏油傑の仮想怨霊です。漫画呪術廻戦の作中で禪院甚爾と対峙した際、夏油傑が操る女性の仮想怨霊は｢わたしきれい？｣と尋ねて不可侵領域を展開しました。この仮想怨霊の簡易領域は上記の質問の回答があるまで続き、間違えた回答をしてしまうとハサミで切り裂かれてしまうといった強力な能力を持っています。ちなみにこの女性の仮想怨霊の簡易領域は夏油傑が使う呪霊操術の力となっています。

ではここからは漫画呪術廻戦に登場する領域展延についてご紹介していきます。漫画呪術廻戦に登場する領域展延とは呪詛師達が編み出したと考えられている術式であり、液体のような領域を作り出して相手の術式を中和する能力を持っています。これは五条悟の無下限呪術すらも防ぐ強力な強さを持っているものの、生得術式と同時に使用することが出来ないという欠点があります。

漫画呪術廻戦の作中で領域展延は特級呪霊である漏瑚と花御が使用しました。漏瑚と花御は渋谷駅の地下ホームで領域展延を使い、因縁の相手である五条悟を殺そうとしました。しかし五条悟は術式を解いて領域展延を無効化し、漏瑚と花御は逆に返り討ちに遭ってしまいました。

漫画呪術廻戦に登場する領域展開に関する感想では領域展開がかっこいいといった感想が非常に多く寄せられていました。漫画呪術廻戦に登場する領域展開はどれも非常にかっこいいビジュアルで描かれており、能力も全て個性豊かで魅力的となっています。このことから領域展開の発動シーンは多くの呪術廻戦読者の心を躍らせています。

漫画呪術廻戦に登場する領域展開に関する感想では五条悟に注目する感想も多く寄せられていました。本記事でご紹介した通り、領域展開は普通1回しか戦闘で使用出来ません。しかし唯一五条悟だけ領域展開を何度も使うことが出来ます。この領域展開を連発出来るところも五条悟がチートキャラ扱いされている大きな理由となっています。

漫画呪術廻戦に登場する領域展開に関する感想では虎杖悠仁の領域展開が気になるといった感想も多く見受けられました。2020年6月現在、漫画呪術廻戦の作中で虎杖悠仁は未だ領域展開を使用出来ません。しかし虎杖悠仁は主人公ですので、今後の展開で領域展開を使うことは間違い無いでしょう。おそらく主人公補正もあって虎杖悠仁の領域展開はチート級の能力が付与されるのではないでしょうか？

本記事では漫画呪術廻戦に登場する領域展開について使用者や技、能力などをまとめてご紹介しました。領域展開はどれも非常に強力な強さを持つ能力だったものの、未だ使用者が指で数えられるぐらいしかいません。おそらく今後物語が進むにつれて領域展開の使用者は増えていき、領域展開同士の戦いが描かれることでしょう。なので本記事をご覧の皆様は引き続き漫画呪術廻戦の今後の展開にご注目下さい。