2020年12月18日公開
2020年12月18日更新
【ワールドトリガー】トリガーとはなに?種類や特徴を一覧でまとめて解説
ワールドトリガー作中で唯一ネイバーに通用する兵器・武器として登場するのがトリガーです。ただ一口にトリガーと言ってもその種類は非常に多く、戦闘スタイルに合わせて様々なカスタマイズが行われています。今回はワールドトリガーのトリガーについて、トリガーとはどういったものなのか、それぞれのトリガーで使用出来る技なども含めてトリガーの種類を一覧にしてまとめて解説していきます。
目次
ワールドトリガーのトリガーとはなに?
ワールドトリガーにおいてネイバーに通用する唯一の武器として登場するのがトリガーです。今回はそんなトリガーとはどういった武器なのかをまとめて解説していきます。
ワールドトリガーの作品情報
ワールドトリガーの概要
ワールドトリガーは2013年から週刊少年ジャンプにて、2019年からはジャンプスクエアに移籍して連載されているSFアクション漫画です。個性豊かなキャラクター達と、集団対集団の戦闘の描写の上手さなどが高い人気を集めた作品で、高い人気を誇ったものの、作者の葦原大介さんの病気により2016年~2018年に長期に渡る休載を経て、作者にとっても負担の少ない月刊誌であるジャンプスクエアに移籍した作品となっています。
メディアミックス展開も積極的に行われており、2014年には原作がまだ少ないにも関わらずアニメの放映が開始され、2016年までアニメオリジナルストーリーも展開しつつ放送され続けています。アニメ以外にも単独でのゲーム作品や、個性的なキャラクター性を活かした他ゲームとのコラボ、タイアップ企画なども積極的に行われている作品です。
ワールドトリガーのあらすじ
中規模都市の三門市、この三門市で突如異世界からネイバーと呼ばれる怪物が現れます。既存の兵器が全く通用しないネイバーに恐れ慄く人々でしたが、「ボーダー」を名乗る集団がこれを撃退、ボーダーはこの事件をきっかけにネイバー関連の対応を一手に引き受ける組織となっていきます。ワールドトリガーの物語はその事件から4年半後、ネイバー世界からやってきた少年、空閑遊真と、ボーダーのC級隊員三雲修が出会う所から展開されます。
トリガーとはなに?
トリガーとは元々はネイバーの世界を支えるテクノロジーで、厳密には武器を現す言葉ではなく、トリガーを起動・維持するのに必要な「トリオン」で構成されたもの全般を指します。しかしワールドトリガー作中で「トリガー」と言った場合には基本的に、戦闘に用いる武器を指しています。ボーダーではこのトリガーの汎用量産型の生産に成功しており、多くの隊員が「ノーマルトリガー」と言われるこの汎用量産型トリガーを使用しています。
汎用型というだけあって今回解説するように基本的には使用者を選びませんが、トリガーは基本的に使用者のトリオンを用いて操作するので使用者のトリオン量である程度使えるトリガーが限定される場合もあります。ボーダーではこの汎用量産型をいくつかのタイプに分類し、それぞれの隊員をメインで扱うトリガーに合わせて分類する場合も多くなっています。
ノーマルトリガーはボーダー独自のもの
ワールドトリガー作中でノーマルトリガーと呼ばれる汎用量産型のトリガーはベースとなる技術はネイバーのものですが、ネイバーで製造されるものとは基本的な理念が異なっています。ネイバーで製造されるトリガーは黒トリガーも含めて固有の能力を持っているものが多い反面使用者を選ぶ性質があるのに対し、ノーマルトリガーは一定のトリオンさえあれば誰でも使える「汎用性」を重視している点が異なっています。
ただノーマルトリガーであってもA級隊員には規定のルールの範囲内での改造が認められているなどの例外もあり、使用者の特製に合わせてルールの範囲適用外まで改造をしたトリガーも登場しています。前者はA級5位のに嵐山隊に所属する木虎の「双刃型スコーピオン」やA級7位の三輪隊に所属する米屋の「槍型孤月の開発」などの例が、後者のルール適用外では、玉狛第一のメンバーが使用するトリガーがそれぞれ該当します。
ワールドトリガーのトリガーの種類や特徴・必殺技一覧~アタッカー用~
トリガー一覧①弧月
ノーマルトリガーの中でも高いレベルの総合力の高さから今回解説する中でも1番使用者が多いと言われるのが日本刀を模したデザインの孤月です。鞘が同伴しており、鞘に収めている間は他のトリガーを使える点、1度展開してしまえば抜刀、納刀を繰り返してもトリオンを消費しない点という利点がある反面、基本的には常に持ち歩く事になるという欠点もあるトリガーです。
上記でも触れた三輪隊の米屋の槍型トリガーのベースにもなっており、米屋のトリガーはトリオン量が多くない米屋に合わせて、よりトリオンが少なくて済むように、持ち手の部分を長くする事でリーチを確保しつつ、最小限のトリオンで刃を構築する事をコンセプトに作られています。
作中では孤月最強の使い手とされ孤月の2刀流で戦う太刀川を始め、A級では加古隊の黒江、三輪隊の三輪、玉狛第一の烏丸、B級では二宮隊の辻、生駒隊の生駒と南沢、弓場隊の帯島、王子隊の王子と樫尾、東隊の小荒井と奥寺、香取隊の三浦、鈴鳴第一の村上などが使用、玉狛第二に加わったヒュースも孤月を使用しています。
トリガー一覧②スコーピオン
孤月と対を成すアタッカー向けのトリガーがスコーピオンです。スコーピオンはブレードの出し入れが自由自在に行える事、重量がほぼ0である事、手以外の場所から出現させたりブレードの形や長さを自在に変化させる事が出来るといった、トリッキーな使い方が出来るトリガーです。反面耐久性は高くない為、鍔迫り合いなどには不向きになっています。その特性上、アタッカーの中でもスピードを重視する者が多く使用しています。
変化させられるという特徴を活かして、オプショントリガーを使わない技もいくつか考案されており、地面を通して相手を奇襲する「もぐら爪(モールクロー)」、体内で枝分かれさせた上でブレードを出現させる「枝刃(ブランチブレード)」、トリオン体の足を切断された際にスコーピオンで代用する「脚ブレード」、メイン、サブ両方のスコーピオンを連結させて伸縮距離を飛躍的に伸ばす「マンティス」などがあります。
元々は孤月の達人である太刀川と対等以上に戦う為に迅が考案したトリガーで使用者は空閑遊真、A級ではステルススタイルを基本とする風間隊全員、草壁隊の緑川駿、嵐山隊の木虎、加古隊の加古、B級では影浦隊の影浦、王子隊の王子、香取隊の香取などが使用している他、黒トリガー返還後の迅もスコーピオンを使用しています。
トリガー一覧③レイガスト
レイガストとは孤月、スコーピオンに次ぐ第3のアタッカー向けトリガーとして開発された両手剣型のトリガーで、盾モードへの変化を最大の特徴としている反面、アタッカー向けのトリガーの中では最重量という欠点を持ったトリガーになっています。元々は孤月使いだった現エンジニアの寺島雷蔵が、弾丸トリガーの流行に対抗する為にエンジニアに転向してまで開発したトリガーになっています。
今回解説した他のアタッカー系トリガー2種類に比べると使用者は少なく、玉狛第二の三雲、鈴鳴第一の村上の2名しかいない他、玉狛第一のレイジが持ち手を必要最低限まで切り詰める改造を加えた上で、主に打撃力向上目的の近距離武器として使用しています。
トリガー一覧④双月
双月とは玉狛第一の小南のみが使用するボーダーの規定外の技術を使って作られたアタッカー向けトリガーです。孤月をベースにした2本の手斧ですが、後述するオプショントリガー「接続器(コネクター)」を使用する事で両手持ちの巨大な戦斧に変化、攻撃力は凄まじい威力を誇りますが、トリオン効率度外視の設計の為、短期決戦型のトリガーとなっています。
ワールドトリガーのトリガーの種類や特徴・必殺技一覧~ガンナー用~
銃手と射手の違い
ワールドトリガーにおいてガンナーは銃型トリガーを扱う「銃手(ガンナー)」とトリオンをキューブ状に展開して使用する「射手(シューター)」に種類分けされています。しかしこの2種類はいずれも広義には中距離戦を担当する「銃手」として扱われ、使用出来る弾丸系のトリガーには差がありません。
元々は人によってセンスや才能の差が出やすい「射手(シューター)」の実力差の均一化を図る為に作られたのが「銃手(ガンナー)」であり、応用が利かせやすい分、命中精度などを含めて不安定になりやすい射手(シューター)に対し、トリッキーな事は出来ない代わりに練習さえすれば誰でもある程度安定した射撃が行えるのが「銃手(ガンナー)」となっています。
トリガー一覧①アステロイド
アステロイドとは射手・銃手が用いる一番オーソドックスなトリガーで、特別な効果がない代わりに中距離トリガーの中では最も威力の高い通常弾です。
トリガー一覧②メテオラ
メテオラとは着弾点が爆発する炸裂弾です。爆発にトリオンを割く分威力は低いはずですが、使用者の鳥音量に合わせて爆発の規模などを調整出来る為、トリオンモンスターである千佳が使用すれば建物の一角を丸々吹き飛ばす程の威力を発揮します。
トリガー一覧③バイパー
バイパーとは弾道を自由に設定出来る変化弾です。撃った後に軌道が変わるという意味ではハウンドと共通していますが、バイパーの場合はかなり複雑な動きまで設定する事が出来ます。基本的にバイパーの使い手は自身が得意とする弾道をいくつか用意しておいて使い分ける形で使用しますが、出水と那須の2人だけは戦闘中にその場で弾道を指定する事で幅広い弾道を使い分けています。
トリガー一覧④ハウンド
ハウンドとは対象を自動で追尾する誘導弾です。ワールドトリガーにおいてはトリオンに反応して追う「探知誘導」と視線で誘導する「視線誘導」があり、漢字で表記する場合に前者は「追尾弾」、後者は「誘導弾」と使い分けられています。こちらも弾速や追尾性能などを細かく設定する事が可能で、その特性からアタッカーがサブトリガーとして使用する場合も多いです。
トリガー一覧⑤合成弾
合成弾とは上記で解説した4種類のトリガーを複数組み合わせる事で2種類の性質を併せ持った弾丸を作る事です。元々は出水が「やってみたらできた」もので、トリオンの消費量も激しい為、実践レベルで使いこなせる者は多くはありません。
射手と銃手の差が出やすい部分でもあり、銃手の場合は事前に指定する2種類の銃弾にこの合成弾を設定出来る反面、最初から組み合わせた状態となる為、分けて使う事が出来ず、射手はその場で作る事が出来ますが、メインサブ両方のトリガーを展開する必要がある事、合成には時間がかかる事など実践レベルで使える者であっても乱発が出来ない形になっています。
徹甲弾(ギムレット)
徹甲弾(ギムレット)とはアステロイドとアステロイドを組み合わせた合成弾で、アステロイドの能力が増幅され、威力の増強に加え高い貫通力を持つようになります。
変化炸裂弾(トマホーク)
変化炸裂弾(トマホーク)とはメテオラとバイパーを組み合わせた「軌道が変化する炸裂弾」です。着弾点で破裂するというメテオラの特性に加えて「弾が遅い」というデメリットまで合わさってしまう為、弾速で見分けられてしまいます。
誘導炸裂弾(サラマンダー)
誘導炸裂弾(サラマンダー)とはメテオラとハウンドを組み合わせた合成弾で、追尾性能を持ったメテオラを撃つことが出来ます。ハウンドには元々、弾速が早すぎると追尾性能を発揮しないという特徴がある為、遅いメテオラとの組み合わせの相性が言いです。
コブラ
名前だけが登場しワールドトリガー本編作中未登場の合成弾です。コブラという名前と「アステロイド+バイパー」の合成弾である事のみが明らかになっています。
強化追尾弾(ホーネット)
強化追尾弾(ホーネット)とはハウンドとハウンドを組み合わせた合成弾で、ハウンド単体では曲がりきらないような鋭い角度で相手を追尾させる事が出来ます。ワールドトリガー作中では二宮が使用しており、使用時には「合成弾の中でもレア」という描写があり使用者は少なそうです。
トリガー一覧⑥銃型トリガー
銃手(ガンナー)が使用する銃型トリガーには使用する銃弾トリガーの特性を高める為、いくつかの形が登場しています。同じ形であっても引き上げる性能のカスタムが可能で使用者によって特性が違う場合もあります。
拳銃(ハンドガン)型
拳銃(ハンドガン)型は近距離戦闘で用いられる片手銃を模したトリガーです。その性質上、アタッカーがサブトリガーに入れている場合が多く、A級5位の嵐山隊の木虎、A級7位の三輪隊の三輪、B級の香取隊の香取らがサブトリガーとして使用しています。一方でB級4位の弓場はこのハンドガン型の設定を調整して2丁拳銃で扱い、模擬戦を行った空閑遊真に「銃で戦う攻撃手」という印象を抱かれています。
突撃銃(アサルトライフル)型
今回解説している銃手の使う銃型トリガーの中でも1番使用者が多いのが突撃銃(アサルトライフル)型のトリガーです。中距離での撃ち合いに長け、携帯のしやすさ、威力、連射性、射程を高い水準で満たした万能型のトリガーとなっています。A級では嵐山隊の嵐山と時枝がメインウェポンとして使用している他、玉狛第一の烏丸、B級の影浦隊の北添、柿崎隊の柿崎、照屋の2名が使用しています。
散弾銃(ショットガン)型
ここから解説するのは使用者がかなり限られている銃型トリガーです。散弾銃(ショットガン)型は高い威力を面攻撃力を誇る反面、射撃の合間が開く事と射程の短さが欠点となっているトリガーで、B級の諏訪隊でのみ使用されています。
機関砲(ガトリング)型
今回解説する上で扱いに困る銃型トリガーが機関砲(ガトリング)型です。機関砲を模したトリガーで圧倒的な連射性能を誇る反面、機動性がなく、トリオンの消費量も多いトリガーとなっています。扱いに困る点としては使用者が玉狛第一のレイジしかおらず、レイジはランク戦には参加しないので、或いは玉狛第一のみが装備している基本ルール適用外のトリガーである可能性もある為です。
擲弾銃(グレネードガン)型
もう1つワールドトリガー作中で使用者が1人しかいないのが擲弾銃(グレネードガン)型です。使用者は影浦隊の北添だけで、主に遠距離から「適当メテオラ」を撃つ際に使用されています。ランク戦でも使用されている為、ボーダーの認可が降りているのは確実ですが、北添もメテオラを撃つ時にしか使用しない為、或いはメテオラを撃つ事に特化した銃である可能性も高いです。
ワールドトリガーのトリガーの種類や特徴・必殺技一覧~スナイパー用~
トリガー一覧①イーグレット
狙撃銃型トリガーの中でも1番オーソドックスな狙撃銃がイーグレットです。射程距離を重視しており、トリオン能力が高い程に射程距離が伸びます。
トリガー一覧②アイビス
アイビスは対戦車ライフルをモチーフしたトリガーで主に威力を重視したい時に使用されます。対人で使うよりも、大型ネイバーに向けて使ったり、ランク戦では建物を破壊する際などに用いられています。
トリガー一覧③ライトニング
ライトニングは弾速重視の狙撃銃で、相手を倒す事よりも「当てる」事を重視した狙撃銃です。ワールドトリガー作中では東や日浦がメテオラを狙撃して爆発させる際に使用している他、千佳が後述するオプショントリガー「鉛弾(レッドバレット)」と組み合わせる事で相手の動きを封じる際に用いられています。
ワールドトリガーのトリガーの種類や特徴・必殺技一覧~オプション用~
トリガー一覧①カメレオン
カメレオンとは風景に溶け込む事が出来るオプショントリガーです。非常に高い奇襲性を誇りますが、あくまでも見えないだけでそこにいる事には変わりがない為、決して無敵ではなく、またカメレオンを使用中は他のトリガーを使用できない為、攻撃に移る際には姿を晒す必要があるなどの欠点もあるトリガーです。主に風間隊が使用するオプショントリガーで、風間隊のステルス戦闘のベースになってるトリガーでもあります。
トリガー一覧②強化レーダー
強化レーダーとは本編での登場がほぼない、A級8位の片桐隊に所属するボーダーで唯一の観測手(スポッター)である尼倉亜澄が使うとされるオプショントリガーです。使用者の尼倉亜澄自身が本編では未登場な事もあり詳細は不明になっています。
トリガー一覧③グラスホッパー
グラスホッパーとは空中に足場を作り、踏んだものを移動・加速させる機動戦向けのトリガーです。空閑遊真がスコーピオンと共に基本戦術として用いており、発動者=使用者ではないという特性を活かして、味方を飛ばしたり、敵の足元に展開させて強制移動させるなどの使用方法を見せています。また乱反射(ピンボール)、「ブレード乱反射」などといった技も考案しました。空閑遊真の他には緑川や太刀川が使用しています。
トリガー一覧④幻踊
孤月専用のオプショントリガーで孤月にスコーピオンのような形態変化をさせる事が出来るようになるトリガーです。使用者は三輪隊の米屋で、彼の槍の穂先が自在に曲がるのはこのオプショントリガーを使用している為です。
トリガー一覧⑤サイレンサー
サイレンサーはワールドトリガーに存在しているとされるオプショントリガーですが作中で明確に使用されている描写のないトリガーの1つです。本来の意味合いであれば狙撃手が狙撃音を消す為に用いそうなオプショントリガーですが、純粋なアタッカータイプのサブトリガーにも入れられている事が確認されており詳細は不明となっています。
トリガー一覧⑥スタアメーカー
スタアメーカーとは銃手・射手が用いる事が出来るオプショントリガーの1つで、着弾点を一定時間マーカーする事が出来るトリガーになっています。ランク戦などでは効果が薄いとされていますが、大規模侵攻編でのエネドラ戦で用いられ有効に活用されました。
トリガー一覧⑦スパイダー
ワイヤーを張る事が出来るオプショントリガーで、相手の動きを制限し、足場に用いる事などが出来ます。トリオンの消費量が少ないという点で木虎に見いだされて使用されていた他、木虎のアドバイスも受けて、三雲が機動戦を得意とする空閑遊真をさらに活かせる場を作るという目的で使用するようになりました。
トリガー一覧⑧スラスター
レイガスト専用のオプショントリガーで、トリオンを噴出する事でブレードを加速させるトリガーです。盾モードで使えば高速移動を行える程の出力があり、三雲が盾モードで使用して相手に奇襲をしかける使用法で用いている他、レイジが近距離戦戦において使用し打撃力を高めるのに使用しています。
トリガー一覧⑨旋空
旋空は通称「旋空孤月」とも呼ばれる孤月専用のオプショントリガーです。トリオンを消費する事で一時的に刀身を拡張する事が出来る技として用いられています。射程アップ効果が起動時間に反比例しており、多くの者は1秒の起動時間で射程15mを目安に発動していますが、圧倒的な剣速を誇る生駒は起動時間を0.2秒にする事で40mを誇る射程を確保しており、「生駒旋空」と呼ばれるオリジナル技に昇華させています。
トリガー一覧⑩バッグワーム
今回解説しているトリガー一覧の中でもタイプを問わず1番採用されているトリガーと言えるのがバックワームです。レーダーに映らなくなるマントで、狙撃手が基本的に用いる他、攻撃手が奇襲をする際、隠密行動をしたい際などに用いられています。カメレオンと違い姿が消えるわけではない為、目視での視認は可能です。
トリガー一覧⑪バッグワームタグ
ワールドトリガー本編ではしっかりと使用が確認されていたいのがバックワームタグです。バックワームと同じ効果を持ったペンダントで、トリオンの消費量がバックワームよりも少なくなる反面、セットしたトリガー全てを専有してしまうという効果を持っています。
トリガー一覧⑫鉛弾(レッド・バレット)
鉛弾(レッドバレット)は銃手・狙撃手が使用可能な汎用オプショントリガーとして用いる事が出来る弾で、攻撃力が皆無である代わりに命中した箇所に重りを付与し相手の行動を制限する事に長けたトリガーです。「重くする」という効果に多くのステータスを割り振らないといけない性質上、射程も短く弾速も遅い、物理的な物を貫通しないという欠点を持っています。
元々は拳銃型をサブトリガーとして使う三輪隊の三輪が込めている弾の1つとして登場しましたが、後に千佳がライトニングと組み合わせて使用するようになりました。ただし狙撃手の場合はメイントリガーで狙撃銃(千佳の場合はライトニング)、サブトリガーで鉛弾(レッドバレット)を使用する必要があるのでバックワームを併用できないという欠点も持っています。
トリガー一覧⑬韋駄天
韋駄天とは使用者の意識が追いつかない程のスピードで移動するオプショントリガーです。発動後に停止は出来ない為相手に阻害されないように使う必要があり、かなり上級者向けのトリガーとなっています。
トリガー一覧⑭タイマー
ワールドトリガー本編未登場のオプショントリガーで、トリガー改造に積極的な加古隊の加古が開発中の試作トリガーとして紹介されています。
トリガー一覧⑮ダミービーコン
ダミービーコンはレーダーに反応する偽のトリオン体反応を表示させる、主にオペレーターを狙ったオプショントリガーです。
トリガー一覧⑯テレポーター
テレポーターは文字通り瞬間移動するオプショントリガーです。使い勝手はいいものの、移動範囲は視線の方角数十メートルという縛りがある為、狙い撃ちされる危険性も孕んでいます。嵐山隊が基本戦術の1つとして取り入れており、お互いがぶつからないようにテレポーターを使用するなど熟練のコンビネーションを発揮しています。
トリガー一覧⑰魔光
タイマーと同じく加古隊で試作され、加古隊の双葉がセットしている試作トリガーが魔光です。効果は不明ながらメインウェポンである孤月と同じ側にセットされており、孤月専用のオプショントリガーではないかと推察されています。
トリガー一覧⑱全武装(フルアームズ)
全武装(フルアームズ)は玉狛第一のルール適用外トリガーの1つで、木崎レイジが使用するオプショントリガーです。本来ノーマルトリガーは「メインとサブで1つずつの合計2種類しか同時起動できない」という制限を解除する事でセットした攻撃用トリガーを全展開する事ができます。木崎レイジは普段から容量をアップさせた改造ホルダーを使用している事もあり、多数の銃手トリガーを用いた高い殲滅力を誇ります。
トリガー一覧⑲接続器(コネクター)
接続器(コネクター)は小南の専用トリガーである双月のオプショントリガーで、双月を連結させる事で巨大な戦斧を作り出します。
トリガー一覧⑳ガイスト
ガイストは烏丸が使用する玉狛第一のルール適用外トリガーの1つでトリオン体の安定性を崩す事で武器や脚にトリオンを過剰に流し威力や機動力を上げる事が出来るトリガーです。いくつかの種類が存在し、白兵戦特化(ブレードシフト)、機動戦特化(スピードシフト)が登場しています。トリオン体の安定を乱すという性質上、一定時間で必ずベイルアウトしてしまうという弱点も持っており、烏丸は最大で5分程度になっています。
ワールドトリガーのトリガーの種類や特徴・必殺技一覧~その他~
トリガー一覧①シールド
防御用のトリガーで、銃弾トリガーなら防ぐ事も可能な比較的高い防御力を誇っています。移動させたり、分裂させたり、遠くに起動したりと汎用性が高い反面、防御力ではエスクードに劣ります。
トリガー一覧②スイッチボックス
特殊工作兵専用のトリガーで、冬島が使っているトリガーです。多用なトラップを設置、起動でき、設置出来るトラップには攻撃用、移動用なども出来ますが消費トリオン量が多い為、専門に扱う必要があるトリガーです。
トリガー一覧③エスクード
今回紹介するトリガーの中でも古くからあるトリガーの1つ防御用トリガーであるエスクードです。物理的な防御力も備える反面、触れた場所にしか起動出来ないなどといった成約があります。使用者は少ないですが、物理的な防御力を持つ点を利用し相手を拘束するなどといったシールドには出来ない使用方法も可能です。
ワールドトリガーのトリガーに関する感想や評価
こんな話をしてると、ジャンプ作品の『ワールドトリガー』を思い出しちゃった。
— 氷雪あいね 🐰❄☃ (@hiyukiaine) November 22, 2020
あれも良い作品ですよね。
ノーマルトリガー持ちの人は多いけど、その中でも『つよつよ』とか『変わった武器・戦法の使い方』とか、『チームの総合力』や『マルチアタッカー』とか様々なキャラがいるんですよね。
ここからは既にワールドトリガーを視聴した人のノーマルトリガーに関しての感想を紹介していきます。ワールドトリガーといえば個性的な黒トリガーにどうしても目がいきがちですが、ノーマルトリガーは汎用的であるはずであるにも関わらず、使用者によって個性が出ているのが良いという声も非常に多いです。
チートアイテムであるブラックトリガーにもちゃんとした弱点画あってノーマルトリガーでもしっかり工夫すれば倒しきれるってのもいいな
— わっくす。 (@exile_alice) May 2, 2020
ワートリには本当の意味で無敵って概念がないからいい
特に「生駒旋空」や「マンティス」など個人技として昇華させているメンバーなどもおり、使い方や戦い方次第で黒トリガーも倒せるという点が良いという声も多くなっています。同時に今回解説した中でも「名称だけ登場し効果が不明なトリガー」がどのような効果を持っているかがそれぞれのキャラクターの個性に繋がるのではないかとする声も多くなっています。
仮にアフト勢がノーマルトリガーでランクマしたら、どのくらいになるだろ?
— ものモアイ (@monomoai) August 14, 2020
オペはミラ、ランバネインはガンナー、アタッカーはヴィザ翁か?ハイレインはシューターだけどワンチャン、オペ子だな#ワールドトリガー
ノーマルトリガーはあくまでもボーダーのトリガーである為、敵側が使う事は基本的にありませんが、敵側も個性豊かなキャラクターが多いだけにもし選ぶならどのような構成にするのかが気になるという声も多くなっています。
ワールドトリガーのトリガー解説まとめ
ワールドトリガーにおけるトリガーは今回解説したように武器という点に絞っても実に幅広い用途や種類が存在しており、解説したように実質技になっているオプショントリガーから、それぞれの武器トリガーの性質を活かして完全に独自で編み出した技まで幅広く登場し、それがまたキャラクターの個性にも繋がっているのが良いという声も多くなっています。
まだ名前が判明しているだけで使用用途が不明でどのような技なのか不明なトリガーも多く今度どのように使われるのかが気になるという声も多いです。ノーマルトリガーは使い方にも個性が出るのでそのままキャラクターの個性にも繋がりやすいのでまだワールドトリガーを視聴していない人はトリガーの使い方や今回の解説なども参考にしながら視聴してみてはいかがでしょうか?