【ワールドトリガー】レプリカは遊真を支える謎の生物!作ったのは遊真の父?

ワールドトリガーで遊真の相棒として登場した謎の生物がレプリカです。遊真を支えつつ、ボーダーが未だ持ち得ない知識を提供するなど作中でも大きな役割を果たしていた存在になっています。遊真を優先する一方でオサムの事なども信頼している様子を伺えます。今回はワールドトリガーのレプリカについて、その正体やトリオン量、レプリカとセットになって力を発揮する遊真の強さについてもまとめて紹介していきます。

【ワールドトリガー】レプリカは遊真を支える謎の生物!作ったのは遊真の父?のイメージ

目次

  1. ワールドトリガーのレプリカとは?作ったのは?
  2. ワールドトリガーのレプリカの活躍や強さ
  3. ワールドトリガーのレプリカが真っ二つに?再登場は?
  4. ワールドトリガーのレプリカの声優
  5. ワールドトリガーのレプリカに関する感想や評価
  6. ワールドトリガーのレプリカまとめ

ワールドトリガーのレプリカとは?作ったのは?

ワールドトリガーでも人気が高く、再登場が期待されているのがレプリカです。今回は遊真の相棒、レプリカについてまとめて紹介します。

ワールドトリガーの作品情報

ワールドトリガーの概要

ワールドトリガーは葦原大介先生が2013年から週刊少年ジャンプにて、2019年からはジャンプスクエアに移籍して連載を続けるSFアクション作品です。個性豊かなキャラクターとストーリーが高い人気を集める作品で、VOMIC化やアニメ化などメディアミックス展開も行われている作品です。

ワールドトリガーのあらすじ

突如開いた異世界の門から出現した「近界民(ネイバー)」から侵攻を受けた三門市、既存の兵器が全く効かない相手に恐怖する中、「ボーダー」を名乗る一団がこれを撃退します。ボーダーは国や都市などと連携を取り三門市に防衛ラインを構築します。初めて門が開いてから4年半後、空閑遊真と共に異世界から渡ってきたのがレプリカです。

レプリカは遊真を支える正体不明の生物

レプリカは遊真のお目付け役を自称する登場当初は正体不明の生物でした。当初は遊真としか話をしない存在でしたが、オサムが遊真の世話を焼き、信頼できる相手と判断した為か話すようになり、話すようになってからは必要に応じて知識を提供するなどしています。ちなみにモデルになったのは作者葦原大介先生の自宅にある炊飯器で、炊飯器にウサギの耳が生えたような見た目をしています。

ちなみにレプリカの正体は分類するのであれば、ネイバー側の兵器として三門市を襲撃しているトリオン兵と同じトリオン兵です。ただし基本的に限定的な用途で作られ強さを発揮する通常のトリオン兵と違い、多目的な用途で作られており、通常のトリオン兵が持たないような様々な機能を持ち合わせておりそれがレプリカの強さ・正体に繋がっています。

レプリカを作ったのは遊真の父?

そんなレプリカですが、製作者は遊真の父、空閑有吾です。この事実はレプリカ自身がボーダーに情報提供をする際に語った事であり、オサムなど近しい人物も知りませんでした。レプリカがこの時ボーダーに自身の出自を明らかにしたのはその他の情報も含めてボーダーに情報提供をする見返りとして遊真の身の安全を求める為で、実際にレプリカが持っていた情報はボーダーの持つ情報を遥かに凌ぐ量になっていました。

空閑有吾によって作られたレプリカですが、レプリカが作られた詳細な時期や本来の目的は不明ながら情報の記録と共有に優れた機能を有しており、空閑有吾、遊真と共にネイバーを旅した頃からの記憶が残されています。空閑有吾が死亡したのが4年前なので少なくともそれ以前には作られていたと考えられます。

ワールドトリガー 東映アニメーション

ワールドトリガーのレプリカの活躍や強さ

活躍①オサムにトリオンとトリガーの関係を教える

レプリカがワールドトリガー作中で遊真以外に初めて喋った相手がオサムでした。レプリカは普段遊真の指輪に収まっており、本人が姿を見せようとしない限り相手に視認する事は出来ない為、しばらく遊真と共に行動していたオサムも驚く事になります。しかしそんなオサム相手に冷静に対処し、トリオンとトリガーの関係性を丁寧に解説するなどしています。

活躍②通信手段

多目的型トリオン兵であるレプリカには様々な機能が内包されていますがその1つが通信機能です。レプリカは小さな分身を生み出す事ができ、本体と分身でやり取りができる他、所有者同士がトランシーバーのように通信手段として用いる事も可能になっています。分身はあくまでも分身である為、機能は限られているものの、通信手段以外にも機能を有しているなどレプリカの凄さを示す1つの指標になっています。

ワールドトリガー作中でも基本的に遊真に随行する本体の代わりに、オサムや千佳などに分身をもたせておいて必要に応じて会話をするシーンが度々見られています。

活躍③遊真の行動や考えを解説

レプリカは遊真のお目付け役と自称するように自立した思考をする事ができるトリオン兵です。そして長く遊真と共にいる故に基本的に遊真の行動原理を理解する事ができ、一見するだけでは分かりにくい遊真の行動を解説したり説明する場面も多くなっています。しかもそういった説明をする際には、遊真寄りの視点を持つ事なくあくまでも客観的に説明してくれる事で読者もレプリカを通して遊真の行動の本質を知る事ができるようになっています。

活躍④オサムに遊真の過去を話す

レプリカの行動原理は基本的に遊真の為というスタンスが多いです。その為には遊真も知らない所で遊真を助けてもらうべく行動する時もあります。ワールドトリガー作中、当初「近界からやってきた」事以外不明だった遊真の正体や過去が明らかになったのも遊真と共に旅をしてきたレプリカがオサムに対して遊真の過去を話した為でした。

ちなみにレプリカがオサムにこの話をしたのは遊真が「生きる目的」を失ってしまったからでもあります。遊真は元々黒トリガーとなって死亡してしまった父、空閑有吾を蘇生させるべくこちら側の世界に渡ってきました。しかし遊真の探し人であった最上が死亡していた事、黒トリガーとなった最上を蘇生していない事を知り結果的に蘇生する術はないと悟ってしまい、生きる目的を失っていたのです。

そのため、レプリカは遊真の過去をオサムに語った上で「遊真に生きる目的を与えてほしい」とお願いするのでした。必要な知識は与えながらも基本的に遊真の意志を尊重して動くレプリカが自主的に動いた初めてのシーンとも言えます。

活躍⑤敵の狙いを読む

レプリカが自立した思考を有したトリオン兵である事は上記でも紹介した通りですが、レプリカが通常と違う点は有している知識を元にしっかりとした分析ができる点でもあります。アフトクラトル侵攻の際、アフトクラトル側の行動原理に違和感を感じ、自身が持ち得る知識を持って思考する事が出来ます。ただ命令を待つだけの機械とは一線を介する部分がここにあると言えます。

ちなみにこの時のレプリカの分析によればアフトクラトル側が表向きその行動原理に見えるC級隊員の捕獲、本部基地への爆撃などを行っている戦力を集中的に運用すれば本部基地の破壊は容易に出来たとされています。それでも本部基地の破壊をアフトクラトル側がしないのは「黒トリガー」が新たに作られる事を恐れている為と考察しています。実際に過去には追い詰めすぎた事で黒トリガーを出現させてしまい逆転された戦争もあったようです。

活躍⑥オサムを救出しに来る

レプリカはトリオン兵ではありますがその動きから基本的には情報の解析、分析、蓄積を得意としたトリオン兵だと考えられていました。しかし実際にはレプリカ自身もある程度戦えるだけの強さを誇っており、それが発揮されたのがアフトクラトル侵攻編での事です。この時レプリカは遊真からのお願いを聞く形で本体が遊真の元を離れオサムを救出するべく姿を見せています。

そしてレプリカは倒した敵のラービットをその場で解析する事で驚くべき事にその場でラービットを再現してしまうのです。ちなみにラービットの強さはレプリカ自身がA級隊員でも単独なら危険なレベルとしているのでかなりの戦力補強になると言えます。とはいえここまでの事をするにはレプリカ自身のトリオンを相当量消費するようで2体目を作り出す事は不可能でした。

またアフトクラトル編よりも前、遊真の正体が近界民だと発覚した事で三輪隊と交戦した際にも、迅が救援に駆けつけなければレプリカが交戦するつもりだったと語っており、おそらくこの力を用いて交戦したのではないかと考察されています。基本的にはサポートに回る事が多いレプリカですがレプリカ自身も相応の強さを誇っていると言えます。

活躍⑦遊真の黒トリガーとの関係性

遊真の強さの大きな要因となっている黒トリガーの機能は一部レプリカの存在によってサポートされていた事も明らかになっています。黒トリガー自体はレプリカがいなくとも使用が可能ですが、遊真の黒トリガーの1つの特徴である印の「合成印」や「多重印」はレプリカのサポートによって使用していた為、遊真単独で使う場合には手間と時間がかかるという事が明らかになりました。

一時期考えられていたレプリカ=遊真の黒トリガーの一部という正体は否定されている形ですが、戦闘中に相手の能力をコピーするのにもレプリカの解析・分析能力などが必須である為、レプリカを失った後、遊真の黒トリガーは機能制限を受ける形となっていえ、強さや特徴が半減してしまったとも言える状態です。

またレプリカ自身も遊真の黒トリガーの強さに繋がっている印の力を持っており、それがレプリカ自身の強さに繋がっています。上記でも紹介したラービット召喚の際には印の1つ「門(ゲート)」を使用するシーンなどが見られました。

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ワールドトリガーのレプリカが真っ二つに?再登場は?

レプリカが真っ二つに?

レプリカの救援を得てなんとか基地に退却しようとするオサムでしたが、この時オサムを追いかけていたアフトクラトル側のミラは、ワープを使う事ができるので容易には逃げる事が出来ませんでした。しかしレプリカが作り出したラービットの妨害を受け、ミラはオサムを追う事が出来なくなります。そこでミラが行った手段がラービットの操縦者と思われたレプリカを倒す事でした。

そのミラの思惑によりレプリカは中央部から真っ二つにされてしまうのでした。しかしラービットは既に独立して行動していた為に、止まる事はなく、レプリカ自身も予備システムを使う事で動く事が出来ました。とはいえダメージがまったくないわけではなく多くの機能を失う事になります。

レプリカのその後は?再登場はある?

多くの機能を失っても知識面でオサムをサポートし、無事にオサムを基地に逃がす事に成功するレプリカ。同時にレプリカはアフトクラトル側の船を解析し解除不可能な撤退命令を出す事でアフトクラトルの撤退を余儀なくさせます。しかしレプリカ自身はアフトクラトルの船から脱出する事は叶わず、アフトクラトル側に連れ去られる形になってしまいます。

その後も分身体が残っている事から生きているとワールドトリガー作中でも考えられていますが、再登場はしておらず今後どのような形でストーリーに関わってくるのかを楽しみにしているという声も多くなっています。本体がアフトクラトル側に連れ去られている為、解析されて敵として相対する事もあるのではないかとも考察されています。

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ワールドトリガーのレプリカの声優

田中秀幸のプロフィール

アニメワールドトリガーにてレプリカ役の声優を務めたのが1974年から長らく声優として活躍する田中秀幸さんです。基本的には真面目な青年、大人の役を演じる事が多いですが、レプリカのような人外のキャラ、コミカルな色味が強いキャラクターも演じるなど非常に演技の幅が広い声優さんです。同時にナレーションも多く担当する声優さんで、作品によってはキャラクターとナレーションを並行して担当した作品も多くなっています。

田中秀幸の主な出演作品

田中秀幸さんがこれまでに出演した作品としては「ドカベン」の山田太郎役、「宇宙戦艦ヤマトⅢ」の土門竜介役、「キン肉マン」のテリーマン役、「聖闘士星矢」の獅子座のアイオリア役、「シティーハンター」の牧村秀幸役、「名探偵コナン」の工藤優作役、「スラムダンク」の木暮公延役、「へうげもの」の明智光秀役、「カードキャプターさくら」の木之本藤隆役などがあります。

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ワールドトリガーのレプリカに関する感想や評価

ここからは既にワールドトリガーを視聴している人のレプリカについての感想を紹介していきます。レプリカはアフトクラトル侵攻において相手を撤退に追い込んだ存在であり、重要なキーパーソンとなった存在です。しかし同時に上記でも紹介されたように真っ二つにされてしまい連れ去られてしまうなどそのシーンは切ないという人が非常に多くなっています。

そもそも最初はその正体がトリオン兵であるという事が分からなかったという声も多くなっています。多くの点で通常のトリオン兵とは異なっており、多くのトリオン兵がある種のロボットに近い存在であるのに対し、レプリカは主人であるといえる遊真の思考から完全に自立して考える事ができるという点から、その正体はトリオン兵とは違う物を想像していたという声も多くなっています。

その正体がトリオン兵だと判明した後も時に自身の考えで外堀を埋めようとするなどした動きはトリオン兵には見えないという声も多くなっており、人気を集める要因になっています。

ワールドトリガー作中でも特異な存在として一定の人気を持っていたレプリカだけに再登場を期待する声も非常に多くなっています。その一方で再登場する際にはおそらく敵として登場するのではないかという声も多くなっており、ワールドトリガー作中でも今後が気になるキャラクターの筆頭とも言われています。

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ワールドトリガーのレプリカまとめ

ワールドトリガーに登場するレプリカは知識面で遊真をサポートし、オサムの事を信頼していた存在です。その正体は自立型のトリオン兵ですが、通常のトリオン兵と違い多数の機能を持っているのが特徴となっており、また自立型という事で遊真を最優先に考えながらも遊真には内緒で動く事もあるなどしています。

ワールドトリガー作中では結果的にアフトクラトルに連れ去られる形で退場しており今後再登場する事が期待されるキャラクターの筆頭になっています。重要なキーパーソンになる可能性もあるのでまだワールドトリガーを視聴していないという人はレプリカの再登場にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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