ワールドトリガーのネタバレあらすじ!主要キャラクターや各編のストーリーまとめ

アニメ第2期の放送が決定され注目を集めているのがワールドトリガーです。しかし1期から期間が開いた事もありあらすじなどを忘れてしまったという声も少なからず存在しています。そこで今回はワールドトリガーのあらすじを各編毎にネタバレありでまとめつつ、主要なキャラクターやアニメにてそれぞれのキャラクターを演じる声優、ワールドトリガーの魅力などをまとめて紹介していきます。

ワールドトリガーのネタバレあらすじ!主要キャラクターや各編のストーリーまとめのイメージ

目次

  1. ワールドトリガーとは?
  2. ワールドトリガーのあらすじ・各編のストーリーネタバレ
  3. ワールドトリガーの主要キャラとアニメ声優一覧
  4. ワールドトリガーの用語ネタバレ
  5. ワールドトリガーの面白い魅力
  6. ワールドトリガーのかっこいい名言集
  7. ワールドトリガーに関する感想や評価
  8. ワールドトリガーのあらすじまとめ

ワールドトリガーとは?

ワールドトリガーの原作情報

ワールドトリガーは葦原大介先生が2013年から週刊少年ジャンプにて連載しているSFアクション漫画です。2018年まで週刊少年ジャンプにて連載した後、2019年からはジャンプスクエアに移籍しつつも連載が継続している作品で週刊少年ジャンプに掲載した読み切り「実力派エリート迅」が好評を博したのを受けてこの読み切りの世界観をそのまま広げた作品として展開される事になりました。

読み切りから世界観を広げる為、主人公を4人に広げ、さらには数多くの個性豊かなキャラクターが登場、それぞれのキャラクターが高い人気を集める作品となっており、彼らの活躍がそれぞれのあらすじの中でしっかりとまとめられて描かれる事で高い人気を博し続けている作品と言えます。

ワールドトリガーのアニメ情報

そんなワールドトリガーですが、アニメ第1期は連載開始から間もないとも言える2014年10月から2クールに渡って行われています。まだ原作が80話にも満たない時期にアニメ化した異例とも言える作品で、加えて原作側が作者葦原大介先生の病気の影響も受けて休載が多かった事も受けてアニメオリジナルエピソードである「逃亡者編」も製作されるなどしています。

アニメの放送時間が早朝だったにも関わらず高い人気を誇り、特にワールドトリガーの醍醐味の1つでもあるといえるバトル描写はかなり細かな所まで作り込まれていました。時は流れ2019年末にはアニメ第2期の製作が発表され2021年1月より放送開始が決定しています。

ワールドトリガー 東映アニメーション

ワールドトリガーのあらすじ・各編のストーリーネタバレ

あらすじネタバレ①三雲修と空閑遊真の出会い

初めて異世界の門(ゲート)が開いてから4年半後、主人公の1人である三雲修は周囲に自身が界境防衛機関「ボーダー」のC級隊員であるという事を隠しながら生活していました。そんな三雲修のクラスに謎の少年空閑遊真が転校してきます。真面目で正義感がとても強い三雲修は転校早々不良達に絡まれる空閑遊真をほっとく事が出来ませんでした。

不良達は三雲修の警告を振り切り空閑遊真を近界から現れる化物が出やすいとされる警戒区域まで空閑遊真を連れていきます。案の定化物に襲われる不良達に三雲修は正義感の強さから自身がボーダーのC級隊員である事を明かし不良や空閑遊真を助けようとしますがC級隊員とはいわば訓練生であり三雲修1人ではどうする事も出来ませんでした。そんな化物をあっさり倒したのが他ならぬ空閑遊真でした。

ネタバレすると空閑遊真は実は近界からやってきた異世界人「近界民」であり、異世界で戦いに明け暮れる日々を送っていた影響で相応の強さを持っていたのです。この事実をカミングアウトした空閑遊真は同時に自身が亡くなってしまった父親の知り合いに会う為にこちら側の世界に来たという事を明かします。「面倒見の鬼」とされる三雲修はそんな空閑遊真になんだかんだと協力していく事になります。

三雲修の協力もあって空閑遊真の目的の人、最上宗一は既に亡くなっている事が分かります。異世界に戻ると考える空閑遊真でしたが、それを引き止めたのが三雲修でした。ネタバレすると三雲修は姿を消した幼馴染の兄を異世界に探しにいくべくボーダーに所属しており、空閑遊真にその協力をお願いするのです。

そんな三雲修のお願いを空閑遊真は「面倒見の鬼」という性格が亡き父の面影を感じた事でこれを承諾するのでした。このエピソードの中では三雲修をかつて助けた事がある存在としてワールドトリガーの読み切りで主人公だった迅悠一、三雲修の幼馴染であり膨大なトリオン量から狙われやすい体質の雨取千佳も登場、彼ら4人がワールドトリガーの主人公となっていきます。

あらすじネタバレ②黒トリガー争奪戦

三雲修への協力を決めた空閑遊真は共に学校に通いながら三雲修の防衛任務を手伝っていましたが、ある時に遊真の存在が露見してしまいます。三雲修の所属するボーダーには「近界民は等しく悪である」とする思想を持つ者も多くおり、同時に空閑遊真がたった1つで戦争の大局すら変えてしまえるとされている「黒トリガー」を所有しているという事もあって空閑遊真が狙われる事になります。

余談ですが、通常ボーダーでは量産型の対トリオン装備である「トリガー」を用いた戦闘を行います。多少のカスタマイズはできるとはいえ基本的には剣や銃などの武器の域を出ないものであり、実力差は本人の持つトリオン量と腕前次第な部分が大きいです。そんな通常のトリガーとは一線を画した存在が黒トリガーであり黒トリガーはそれぞれに独自の固有能力を持っています。

加えて空閑遊真の黒トリガーは異世界のある戦いで瀕死の重傷を負った空閑遊真を助けるべく父空閑有吾が作り出した物であり、ネタバレすると空閑遊真の本来の生身の肉体は今も黒トリガーの中に封印されています。その為、空閑遊真と空閑遊真の持つ黒トリガーは切っても切り離せない関係にあります。もちろんこの事はボーダーは知らないです。

強力な装備である黒トリガーを持った空閑遊真と対峙するべく編成された部隊はボーダーの中でも精鋭と言われるA級隊員達です。そんな部隊と対峙したのは空閑遊真、ではなく同じくボーダー所属の黒トリガーを持った迅悠一でした。「未来視」のサイドエフェクトを持つ迅悠一はA級隊員達によって空閑遊真が襲撃される事を予見していたのです。

サイドエフェクトと視界全てに遠隔で斬撃を放てるという黒トリガー「風刃」の相性の良さもありA級隊員達をまとめて相手取っても圧倒する戦いを見せる迅悠一。事前にこの襲撃を予測していた迅悠一の根回しもあってA級隊員達は撤退を余儀なくされます。

あらすじネタバレ③ボーダー入隊編

A級隊員をまとめて相手取って見せた迅悠一。しかし未来視ができる迅悠一なら事前に襲撃を防ぐ事も出来たはずでありその行動にはやや不可解な点もありました。ネタバレすると迅悠一の狙いは改めてボーダー上層部に黒トリガーの強さを見せつける事にありました。もちろんただ実力を示したかったのではなくこの黒トリガーを用いてある交渉を行う為です。

その交渉とは黒トリガー「風刃」をボーダーに返還する代わり、空閑遊真をボーダーに入隊させる事を認めさせるという物でした。補足しておくとボーダーには隊員同士の私闘を禁じるルールがあり、今後仮に空閑遊真の正体が近界民である事が露見しても空閑遊真が襲われないようにしようとしたのです。ボーダー上層部はこれを認め空閑遊真はボーダーに入隊する事になり迅悠一も所属する玉狛支部に三雲修共々まとめて入隊します。

同時期、行方不明になった兄が近界で生きている可能性がある事を知った雨取千佳もボーダーへの入隊を志願する事になります。これで主人公4人が全員ボーダー隊員となったのです。そして三雲修、雨取千佳、空閑遊真の3人はそれぞれの思いからボーダーのA級に認められた近界に渡る「遠征組」に選ばれる為に奮闘する事になります。同時にこのタイミングでのそれぞれの実力や才能も明らかになる事になります。

ボーダー入隊の際に、黒トリガーの使用を自粛する事にした空閑遊真はボーダーの量産型トリガーにもすぐに慣れ、入隊試験では過去最速の記録を連発して見せ、さらには迅悠一が目をかけているのが気に食わないとするA級4位の実力者緑川駿との模擬戦でも圧倒的な実力を発揮します。ちなみに緑川駿も14歳にしてA級4位に上り詰めている事から決して弱いキャラというわけではありません。

雨取千佳は雨取千佳で、元々高いとワールドトリガー作中でも言われていたトリオン量の多さを早速発揮します。狙撃手として戦う事になった雨取千佳はボーダーの持つ3種の狙撃銃のうち、威力重視のアイビスという銃を撃ちます。しかしその威力は狙撃銃であるにも関わらず大砲のような威力を誇り、トリオンの防壁で作られたボーダーの特殊な壁に大穴を開けてしまう程の物でした。

対して元々ボーダー隊員であった三雲修ですが、その実力は決して高いといえるものではありません。そもそも三雲修はそのトリオン量が圧倒的に少なく、過去にはボーダーの入隊試験にてトリオン量の少なさから不合格になった事もある程なのです。そんな三雲修の強さといえるのが戦術眼の高さです。同時期行われたA級3いの風間との模擬戦でも24連敗しながらも最後には引き分けに持ち込むなどしています。

あらすじネタバレ④大規模侵攻編

三雲修達がそれぞれ修練を積む中、常に先の事を考えているのが未来視ができる迅悠一です。迅悠一の未来視は不確定な要素も全て見えてしまうというものですが、その可能性の1つとして大規模な侵攻が行われる可能性を示唆していたのです。ボーダーでは空閑遊真の相棒であるレプリカの情報提供も受けてこの大規模侵攻に向けて対応を迫られる事になります。

そして迅悠一の未来視は本物となり近界にある軍事大国、アフトクラトルが侵攻してくる事になります。ボーダー側も総力を持ってこの撃退に向かいます。ネタバレするとアフトクラトルの狙いはトリオン量が多い「金の雛鳥」を拉致して連れ帰る事ですが、もちろんボーダー側にはそれは分かりません。ただ戦いの中で迅悠一が「三雲修と雨取千佳がボーダーの基地本部に逃げ込む事が未来の分岐点になる」という未来視をします。

各地での戦いが行われる中で敵の攻撃を受けキューブ状にされてしまった雨取千佳を抱えながら三雲修はボーダー基地を目指します。しかし相手にはワープを使えるミラもおり絶体絶命に襲われる中、様々な者の協力や思惑が重なりなんとか逃げ込む事に成功。アフトクラトル側も撤退を余儀なくされる事になります。

大まかなあらすじとしては上記の通りですが、この大規模侵攻では数多くの戦いが描かれており、ワールドトリガー作中初めて描かれる黒トリガー同士のぶつかりあいである空閑遊真vsヴィザ翁戦、ボーダーにあって承認されていないイレギュラーなトリガーを使う玉狛第一の活躍など非常に見所の多いエピソードとしてまとめられています。

あらすじネタバレ⑤B級ランク戦

大規模侵攻をなんとか退けたボーダー側、その後しばらくして空閑遊真と雨取千佳がボーダーの規定を満たしてB級隊員へと昇格します。ボーダーでは基本的にB級隊員以上はチームを組んでおり、三雲修、空閑遊真、雨取千佳の3人は三雲修を隊長とした三雲隊(玉狛第二)を結成する事になります。そしてチームとして1つにまとまった三雲隊が参加する事になるのがB級の部隊同士がぶつかり合う「ランク戦」です。

B級以上に昇進するにはチームでの活躍が必須であり個人の実力はまた別途ランキングにはされますが、昇進には影響しません。そしてA級になるにはまずこのB級ランク戦で1位か2位になる必要があるのです。B級ランク戦では3~4チームがランク最下位のチームが設定した地形で戦い状況に合わせた戦いを磨く物です。

B級ランク戦初戦。戦う相手になったチームはチーム全員が狙撃手である荒船隊と近中距離戦を得意とする諏訪隊です。三雲隊は個人技でいえば圧倒的に空閑遊真が抜きん出いていますが、空閑遊真の実力は既に周知の事実であった為、相手にも警戒されます。そこで三雲修が選んだ地形が敢えて自身達が不利になる地形でした。敢えて狙撃手に有利な地形を選ぶ事で「荒船隊vs三雲隊&諏訪隊」という構図を作り出したのです。

三雲の戦術は見事にハマりこの戦いに勝利した三雲隊、その後も連勝を重ねて順位を上げていきますが、B級上位との戦いになるとこれまでの戦術だけでは通用しなくなります。三雲修は自身が強くなる方法を模索しますがそんなに簡単に強くなる方法はありません。そこで身につけたのがより空閑遊真の戦いやすいフィールドを作り出すという「ワイヤー」トリガーを取り入れた戦術でした。

あらすじネタバレ⑥雨取千佳の覚醒

雨取千佳はボーダー上層部からもトリオンモンスターとして注目を集める存在です。しかし本人の性格から「人を撃てない」という弱点も抱えていました。ネタバレするとそれまでの戦いでも三雲修が戦術でフォローする形で、主に建物の破壊などの役割を与えられていたのです。しかしその戦術を用いても少しずつ他の隊にも雨取千佳が人を撃てない事が露見する時間稼ぎにしかなりませんでした。

しかし上記で紹介した三雲修のワイヤー戦術導入と同時期、狙撃手仲間の絵馬から同じく人が撃てずに苦労したという師匠の鳩原が得意としていた弾速重視でトリオン量が増えると弾速が上がる狙撃銃「ライトニング」を用い、弾速が遅いものの当たればダメージがない代わりに相手に重しを付与して拘束する効果を持つ「鉛弾(レッドバレット)」を使用する戦術を身につけるのです。

この戦術は考案者である鳩原はトリオン量が足らずに実戦で使用できるものではありませんでした。しかしトリオンモンスターと言われる雨取千佳は実戦で使える弾速を実現する事が出来たのです。こうして雨取千佳が手に入れた新しい武器も上記で紹介した三雲修のワイヤー戦術に組み込まれた事により三雲修達は再びB級上位陣に挑めるだけの力を身に着けていきます。

しかしこれらの戦術はどちらもエースである空閑遊真がより戦いやすい戦場を整えるというサポート戦術であり、空閑遊真の活躍次第になってしまうという弱点が完全に無くなったわけではありませんでした。その事を誰よりも理解していた三雲修はさらに奮闘する事になります。

あらすじネタバレ⑦三雲修の隠し玉

三雲修は空閑遊真と共にエースになれる存在をチームに引き入れようと考えます。ワイヤー戦術の一見もあってチームが勝つ為に必ずしも自分が強くなる事に主眼を置く必要はないという事を学んだ為でした。最初に三雲修が声をかけたのが迅悠一です。ネタバレすると迅悠一はこの時、黒トリガー持ちでチームに所属しないS級隊員から黒トリガー返還に伴ってA級隊員になっておりチームに所属する事ができるようになっていました。

しかし迅悠一は「自分よりも適任者がいる」として三雲修の誘いを断ります。迅悠一の言葉を受けて三雲修が誘ったのがヒュースでした。ヒュースとはアフトクラトル侵攻の際、迅悠一に捕虜にされ、アフトクラトル側にも見捨てられた存在です。ネタバレすると元々アフトクラトルの侵攻には本国で邪魔になる存在であるヒュースを置き去りにするという目的もあったのでした。

当然ヒュースとしてはアフトクラトル本国への帰還を望んでいます。つまり三雲修達と目的が一致するのです。その事に気づいた三雲修はヒュースと交渉すると共に、ボーダー本部にヒュースのボーダー及び三雲隊への加入を認めさせるべく話をまとめ、ボーダー本部もいくつかの条件を提示しつつこれを承認。こうしてヒュースは三雲隊のメンバーに加入します。

ヒュースもまた三雲隊に入り遠征組に入る事がアフトクラトルへ帰還する最短の道という判断を下し、三雲隊が遠征組に選ばれる為に協力する事になります。ヒュース加入後のB級ランク戦初戦でも合理的かつ効率的な判断で三雲隊の勝利に大きく貢献する事になりました。

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ワールドトリガーの主要キャラとアニメ声優一覧

空閑遊真役/村中知

主人公の1人であり唯一の近界民である空閑遊真は15歳ながらも見た目の年齢は上記でもネタバレした黒トリガーの影響で11歳から変わっていない小柄な少年です。しかし自身の小柄さを逆に武器にしており、ボーダーのトリガーでも「スコーピオン」と「グラスホッパー」、三雲修が張ったワイヤーを使用した機動戦を得意としています。実戦経験の多さも含めて非常に頼りになる存在です。

アニメワールドトリガーにてそんな空閑遊真の声優を担当しているのが村中知さんです。少年役を非常に得意とする声優さんで、多数の少年キャラを演じる一方で少女キャラを演じる機会も多い声優さんです。これまでには「オレカバトル」の俺牙ファイヤ役、「キラキラプリキュアアラモード」の立神あおい/キュアジェラート役、「機動戦士ガンダムNT」のミシェル・ルオ役の声優を担当しています。

三雲修役/梶裕貴

面倒見の鬼として周囲からも注目を集める存在になっているのが三雲修です。才能という面では優れないものの、経験をしっかりと吸収し自身の力としていく能力に長けており、作中でも少しずつですが着実に成長していくタイプのキャラクターになっています。また三雲隊のまとめ役であり、自然の流れで隊長を任されるなど責任感の強い一面も持ち合わせています。

アニメワールドトリガーにてそんな三雲修の声優を担当するのが梶裕貴さんです。2004年にデビューした声優さんで多数のアニメに出演。主役級のキャラを演じる事も多く、これまでには「進撃の巨人」のエレン・イェーガー役、「マギ」のアリババ・サルージャ役、「七つの大罪」のメリオダス役、「あひるの空」の車谷空役、「MIX」の立花投馬役などの声優を担当しています。

雨取千佳役/田村奈央

三雲修とは対照的に才能の塊ながらも実戦経験に乏しいポジションの主人公が雨取千佳です。元々三雲修とは幼馴染の関係性でもあります。膨大なトリオン量から幼い頃からトリオン兵に襲われる事が多く、その事を相談した兄と友人が行方不明になってしまったという過去を持っています。

そんな雨取千佳のアニメワールドトリガーでの声優を担当しているのが2011年から声優として活躍している田村奈央さんです。出演作こそそこまで多くないものの、出演すれば主役級のキャラクターを演じる事が多い声優さんでこれまでには「あいうら」の上原歩子役、「HUGっとプリキュア」の愛崎えみる/キュアマシェリ役、「ヘボット」のネジル・ネジール役などの声優を務めています。

迅悠一役/中村悠一

読み切りでは単独主人公であったのが迅悠一です。連載されるワールドトリガーでは主人公の1人となっていますが、好きな物に「暗躍」と描かれるように自身の持つサイドエフェクト「未来視」によって暗躍する事が多くなっています。ちなみにぽんち揚げ(アニメでは揚げ煎)が好きで、度々周囲に勧めるシーンがあり、現実でもこのぽんち揚げとのコラボレーションがされるなどしています。

そんな迅悠一の声優をアニメワールドトリガーで担当したのが2001年から声優として活躍する中村悠一さんです。10代~30代の男性キャラを演じる機会の多い声優さんで、主演作なども多い声優さんで、自他ともに認める「天邪鬼キャラ」を演じる機会が多い声優さんでもあります。これまでには「CLANNAD」の岡崎朋也役、「終わりのセラフ」の一瀬グレン役、「食戟のソーマ」の四宮小次郎役の声優を担当しています。

ヒュース役/島﨑信長

ヒュースは元々はアフトクラトル侵攻編に敵として登場したキャラクターです。アフトクラトルで研究が進む「トリオン受容体(通称角つき)」の中でも最新の世代で高い安定性を持っています。またヴィザによる修練もあり16歳という年齢ながらも落ち着いた分析力を持ち、三雲隊に加わってからもしっかりとした力を発揮しているキャラクターです。

アニメワールドトリガーにてヒュース役を演じた島崎信長さんは2009年から活躍している声優さんでこれまでには「あの夏で待ってる」の霧島海人役、「好きっていいなよ。」の中西健志役、「銀の匙 Silver Spoon」の相川進之介役などを務めています。

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ワールドトリガーの用語ネタバレ

用語①ボーダー

ワールドトリガー度々登場するボーダーとは正式名称は「界境防衛機関」という名前で、トリガーを用いてトリオン兵と戦う組織です。国・都市・民間などとも協力し、対異界に対しての対応をまとめて担っている組織でワールドトリガーの主な舞台となっている三門市民からの信頼も厚い組織になっています。ワールドトリガー作中に登場するほぼ全てのキャラクターが基本的にはボーダーの所属です。

用語②トリガー

トリオンを原動力とした対トリオン兵用の武器がトリガーです。トリオンを用いた物には既存の兵器が通用しない事から基本的にこのトリガーを用いて対峙する事になります。元々は近界民の持つテクノロジーであり、ボーダー以外にも近界民達も使用します。形状は様々なものがある他、武器以外にも応用が可能で、ボーダーの本部などはこのトリガーの仕組みも用いています。

用語③近界民

ワールドトリガーではいわゆる地球の事を玄界(ミデン)或いは「こちら側の世界」と呼ぶのに対し、「あちら側の世界」とも表記される「近界(ネイバーフッド)」に住む人々の事を差す言葉が近界民です。近界は巨大なトリガーで作られた星が浮いており、それぞれの星で国が起こり頻繁に戦争なども行われています。ワールドトリガー作中にはこれらの国の名称も度々登場しますが、まとめて近界民と呼称される事も多いです。

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ワールドトリガーの面白い魅力

面白い魅力①作り込まれた設定

壮大な世界観や設定を持つ作品は数多いですが、多くの作品では作品が進む中で必要になってくる情報を小出しにする形を取っています。この方が理解しやすいという声もある一方で中には後付設定のように登場し、既存の情報と矛盾が生じてしまう場合もあります。それに対しワールドトリガーでは多くの設定が最初の段階でまとめられ、しっかり明かされています。

もちろん物語の中で違和感がないようにネタバレしていく形式なので不明点がまったくない訳ではありませんが、これらの設定が最初から作られてる関係上齟齬などが生じる事なく違和感なく読めるという点がワールドトリガーが面白いという声に繋がっています。

面白い魅力②正体不明の敵

綿密に世界観が練られているワールドトリガーにおいて「敢えて」ぼかされている部分が正体不明の敵です。いつどこで戦いになるのか分からないというのが良いという声も多くなっており、怪物のような見た目をした者から人間と変わらない見た目をした者まで存在し彼らが今後どのような形を見せるのかが気になるという声も多くなっています。

面白い魅力③戦略的な戦い

ボーダーでは4~5人でチームを組んでの戦いを主軸としています。使用するトリガーによって戦い方も変わる為、それぞれのチームの個性があり、まとめ役である隊長によっても様々な戦略を練っての戦いが見られるのがワールドトリガーの面白い魅力になっています。同時にワールドトリガーの戦いは「トリオン体」と言われる戦闘体で行われるので基本的には死人が出る戦いではないという点が良いという声も多くなっています。

面白い魅力④物語が進めば進むほど面白くなる

ワールドトリガーは伏線も多い作品でそれぞれの思想に伴って行動しているキャラクターも多いので1度読むだけではなく何度か読む中で分かってくる事がある事が多い作品だとも言われています。後になって判明するそれぞれのキャラクターの思想などに照らし合わせてそれ以前の動向などを見ても整合性が取れているからこそ読み進める程に面白くなると言われている作品です。

面白い魅力⑤急激にキャラクターが成長しない

またワールドトリガーはバトル漫画にしては非常に珍しくキャラクターの急成長が一切ないと言っても良いです。成長しようともがき新しい技術を身に着けてもそれがすぐに通用するわけではないという形は非常に共感性が高いとも言われています。

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ワールドトリガーのかっこいい名言集

ワールドトリガーの名言①「大丈夫だ…未来はもう…」

大丈夫だ…未来はもう動き出してる…

上記のあらすじまとめでも紹介したようにワールドトリガー作中でも暗躍の多い迅悠一。彼のサイドエフェクトは確定的な事であれば年単位先まで見える程の能力ですがそれを無闇矢鱈に周囲に話したりしません。話す事で変わってしまう未来もある為です。その為逆に周囲からは不可思議に見える行動もあるのです。空閑遊真の為に黒トリガーを本部に差し出した事を知った修達に迅悠一は上記のような名言で答えました。

ワールドトリガーの名言②「気持ちの強さは…」

気持ちの強さは関係ないでしょ。
気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら じゃ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ

ワールドトリガーの面白い要素であるとされるランク戦では戦いを実況・解説するシーンも見られその解説から生まれる名言も多い作品であるとされています。上記はその中でもA級1位の実力を誇る太刀川のセリフです。非情とも思えるセリフですがしっかりとした考えを元に発言しているのが分かる発言であり、勝敗が決まるランク戦だからこそ敗者にも配慮しているセリフになっています。

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ワールドトリガーに関する感想や評価

ここからは既にワールドトリガーを視聴した人のあらすじに関しての感想を紹介していきます。ワールドトリガーは1つの明確な面白い要素に支えられた作品というわけではなく上記でもまとめたように複合的な要素によって面白くなっている作品であるという声も多くなっています。しっかりとした設定があるからこそ読みやすく、キャラクターそれぞれの個性なども合わさって面白くなっているという声が多いです。

特に考察を好むような人には情報の多くがまとめてあり出揃っているワールドトリガーはオススメできる作品であるとする声も多くなっています。他の作品ではあまり明かされないような細部の設定までも判明している点が多い為で、今回まとめたように様々な情報を見ての考察が楽しいという声も多くなっています。

またワールドトリガーは矛盾が生まれにくいという声も非常に多くなっています。原作者の葦原大介先生が連載前から既に100人以上にも及ぶ登場キャラの設定を決めていると公言している事で後付設定などが生まれにくい環境が整えられているからです。そういったしっかりとした準備によりどんな人にも共感できるキャラクターがいるのがワールドトリガーの良い所という声も多くなっています。

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ワールドトリガーのあらすじまとめ

アニメ2期の放送日も決まり注目を集めてるワールドトリガー。そのあらすじは急成長を決してしないキャラクター達がそれぞれの思惑を元に奮闘する姿が描かれており、バトル漫画としてもそれぞれのキャラクターの個性を発揮する機会が多い作品になっていると人気を集めている作品です。

アニメ2期は1期から期間が開いてしまいましたが、その分しっかりと作り込まれた世界観を存分に堪能できるのではないかとも言われており注目を集めています。まだワールドトリガーを視聴していないという人は上記のあらすじまとめも参考にしつつアニメ2期が始まるまでにまずは1期を視聴してみてはいかがでしょうか?

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