【ワールドトリガー】最強の戦士ヴィザ翁の強さ・能力は?最後は遊真に敗北する?

ワールドトリガー作中の中でも個人のレベルで最強とされているのがアフトクラトル侵攻編、大規模侵攻編で登場したヴィザ翁です。国宝と言われる星の杖を持ったヴィザ翁はその強さで遊真を圧倒しながらも最後の最後には敗れてしまいました。今回はワールドトリガー作中でも最強の強さを誇ると言われるヴィザ翁について、かっこいいと言われ人気の秘密やその強さ、ヒュースとの関係性をまとめて紹介していきます。

【ワールドトリガー】最強の戦士ヴィザ翁の強さ・能力は?最後は遊真に敗北する?のイメージ

目次

  1. ヴィザ翁がかっこいい
  2. ヴィザ翁の強さや能力・黒トリガー
  3. ヴィザ翁は最後に遊真に敗北する?ヒュースとの関係も紹介
  4. ヴィザ翁の声優
  5. ヴィザ翁に関する感想や評価
  6. ヴィザ翁まとめ

ヴィザ翁がかっこいい

ワールドトリガーの中でも圧倒的な強さを発揮しかっこいいと人気が高いのがヴィザ翁です。今回はそんなヴィザ翁についてまとめて紹介していきます。

ワールドトリガーの作品情報

ワールドトリガーの概要

ワールドトリガーは2013年から週刊少年ジャンプにて、2018年12月からはジャンプスクエアにて連載されていSFアクション漫画です。個性豊かなキャラクター性と深い設定が人気を集める作品で、週刊少年ジャンプの企画「新鮮力キャンペーン」に選ばれた影響も受けて様々なコラボレーションなども行われています。VOMIC化やアニメ化などメディアミックス展開も積極的に行われている作品です。

ワールドトリガーのあらすじ

三門市を守る界境防衛機関ボーダーに紆余曲折を経て入隊する事になった遊真と千佳。様々な思惑が交錯する中、予期していたように、アフトクラトルを筆頭とした近界民が侵攻してきます。アフトクラトルは新型のトリオン兵などを多数使用し、同時に黒トリガー使いを4人も投入したかつて無い程の大規模な侵略計画を立てていました。そんなアフトクラトルから侵攻してくる黒トリガー持ちの戦力として登場するのが今回紹介するヴィザ翁です。

ヴィザ翁のプロフィール

ヴィザ翁は身長176cm、年齢65歳と好々爺らしい風貌の見た目をしていますが、好きなものに「未知の相手との戦闘」と描かれるなど歴戦の猛者です。その戦歴と国宝星の杖(オルガノン)を用いる戦闘からか同じくアフトクラトルから侵攻してきた面々からはヴィザ翁と呼ばれています。戦闘以外に好きな物として「少しのお酒」「散歩」「動物を飼うこと」というのが明らかにされています。

ヴィザ翁の性格

ヴィザ翁は対峙した遊真に対しても丁寧な言葉遣いで話し紳士的に振る舞うなど年齢を重ねているだけに落ち着いた雰囲気を持っています。しかも自身の実力を驕る事も、相手を見くびるような事もせず、作戦遂行の為、状況や相手の動向を分析して行動する冷静さを持ち合わせています。その雰囲気は既に多数の実戦経験を誇る遊真さえも明確に「強い」と感じる程です。

ヴィザ翁の過去や若い頃

ワールドトリガーの世界において65歳と高齢になって尚、最前線に立って戦い続ける事は並大抵の事ではありません。本来20歳前後でトリオン量=強さを左右するトリオン器官の成長がストップする為、ボーダーでも20歳を境にして後進の育成にシフトする事が多くなっています。そんな中でも最前線に立ち続けているのがヴィザ翁なのです。この基本設定をも超越する事がヴィザ翁がかっこいいと言われる所以にも繋がっています。

エピソードで直接描かれているわけではなく、謎に包まれているヴィザ翁の過去ですが、ワールドトリガーの作者である葦原大介先生は、「個人で城崩しとかしてるレベル。若い頃はもっとやばかっただろうな」と語った事もある程で、今後再登場し過去が描かれるようなことがあればそのエピソードはかなりかっこいい驚愕の物になるのは間違いないのではないかと考えられています。

ワールドトリガー 東映アニメーション

ヴィザ翁の強さや能力・黒トリガー

ヴィザ翁は作者公認の最強キャラ

ワールドトリガーの8巻カバー裏にて、作者葦原大介先生はヴィザ翁の事を「間違いなくワールドトリガー世界の最強キャラ候補」と明言する程の強さを誇っています。ワールドトリガーではオフィシャルデータブック内でそれぞれの能力が数値化されているのですが、国宝である黒トリガー「星の杖(オルガノン)」装備時とはいえ驚異的な数値が設定されています。

数値はそれぞれ「トリオン58」「攻撃32」「防御・援護16」「機動7」「技術14」「射程7」「指揮8」「特殊戦術4」のトータル146となっています。この中でもずば抜けて高いのがトリオン58という数値です。この数値は同じアフトクラトルのハイレインが40、エネドラが41となっている他、ボーダー側ではトリオン怪物として度々注目される千佳でさえ38という数値です。いかにヴィザ翁の数値が高いかが分かる結果となっています。

しかもハイレインやエネドラの数値はアフトクラトルが進める技術である「トリオン受容体(角持ち)」によりトリオン量を高めているいわばブーストされている状態であるのに対し、世代的にトリオン受容体を持たないヴィザ翁は自力でこれほどのトリオン量を誇っているという事になるのです。アフトクラトル遠征組でもトリオン受容体を持たないのはヴィザ翁だけであり、いかにヴィザ翁が最強と言われるかが分かる理由の1つになっています。

トリオン量以外の数値も軒並み高く、星の杖(オルガノン)の性能もあってか「攻撃力32」「防御・援護16」というのが特に高く、トータルで146という数値もこの数値が示されたオフィシャルデータブック内では最強の数値を誇っています。

ヴィザ翁の黒トリガー「星の杖」

ヴィザ翁が最強と言われる所以とも言える存在が黒トリガー「星の杖(オルガノン)」です。星の杖の形状は仕込杖で、鞘の中には刀身が仕込まれた武器です。黒トリガーとしての能力は複数の円軌道を設定して、その円軌道上に複数のブレードを走らせて相手を切断するという能力です。アフトクラトルのトリガーとしてはシンプルである分、使い慣れたヴィザ翁が使う事でそのポテンシャルを十二分に発揮する事ができる武器です。

星の杖(オルガノン)の能力は初見ではまず防げないと言われ、しかも仮に星の杖の攻撃を掻い潜りヴィザ翁の懐に飛び込んだとしてもヴィザ翁自身が剣の達人でもあるという二段構えのトリガーとなっています。星の杖は国宝とも言われる黒トリガーですが、元々黒トリガーは使用者を選ぶという性質もある事から長年ヴィザ翁が最前線にいるのはこの黒トリガー星の杖(オルガノン)の存在が大きいのではないかと考察されています。

ちなみにこの星の杖(オルガノン)の攻撃について作者の葦原大介先生は「広範囲無差別瞬間即死斬撃」と呼称しており、シンプル故に弱点らしい弱点も見当たらないトリガーであると言えます。

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ヴィザ翁は最後に遊真に敗北する?ヒュースとの関係も紹介

ヴィザ翁は最後に遊真に敗北する?

大規模侵攻編では当初ボーダー最強の部隊とも言われる玉狛第一と交戦し、ヒュースと連携した上でレイジをベイルアウトに追い込む程の強さを見せています。その後、修を追いかける中でその妨害に入った遊真と交戦する事になります。遊真との交戦に入った時点でヴィザ翁は金の雛鳥(千佳)の捕獲をハイレインに任せて自身は実力者である遊真を千佳の元に向かわせないように足止めするように動きます。

元々足止め目的で遊真と交戦した事もあり、圧倒的な強さを持って遊真の奇襲攻撃なども含めほぼ全てにしっかりと対処し、遊真に実力差を見せつけます。すぐには勝てないと判断した遊真は少しでも修をサポートするべくレプリカを向かわせた事でその戦力差はさらに開きます。遊真が黒トリガーを使用した状態であっても瞬く間に左手を切り落とすなど戦局を優位にすすめていきます。

そして実力差を痛感した遊真はまさか正面からの奇襲攻撃を仕掛けます。印を使ってヴィザ翁の注意を逸しつつではあったとはいえヴィザ翁はこれにもしっかり対処し遊真は斬られてしまいます。しかし「生身もトリオン体」という唯一遊真だけが持つ特性の初見殺しにより本当の奇襲に成功し、ヴィザ翁が敗れる事になりヴィザ翁のトリオン体は再起不能となってしまいます。

しかしヴィザ翁の目的は足止めである事から遊真に戦闘体を失わさせたというのは足止めに成功したともいえ敗れても尚ヴィザ翁は「これだから戦いはやめられない」というかっこいいセリフを残すなどこの戦いを楽しんでいる節さえ見せました。遊真との戦いはまさにヴィザ翁の性格が反映されたかっこいい戦闘だったという声も多くなっています。

ヴィザ翁とヒュースの関係

ヴィザ翁の過去編は未だに描かれていませんが唯一ヴィザ翁の過去とも言える描写があるのはヒュースとの関係性です。現在でも最前線に立ち続けるヴィザ翁ですが同時に後進の育成にも携わっているようで、ヒュースが8歳~14歳の間剣術の指南をしていた事が明らかになっています。ヒュース自身もヴィザ翁から剣術を習った事を誇りに思っている程で、16歳にして遠征部隊に選ばれるヒュースの実力はヴィザ翁が作り出したと言えます。

大規模侵攻編でもヒュースがヴィザ翁の助言を素直に聞くシーンが描かれているなど明確に師匠ヅラこそしていないものの、ヒュースにとってはまさしく師匠といえる存在であると言えます。ヒュースが若いながらもしっかりとした分析力を持つのはヴィザ翁の影響が大きいのではないかと考えられています。

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ヴィザ翁の声優

中博史のプロフィール

アニメワールドトリガーにてヴィザ翁役を演じたのは1980年代から声優として活躍する中博史さんです。元々声質が実年齢よりも高いと言われる事が多く、年配男性キャラを演じる事が多い声優さんで、数多くの作品で年配キャラを演じています。

中博史の主な出演作品

中博史さんがこれまでに出演した作品としては「ワンピース」のモンキー・D・ガープ役、「CLANNAD」の岡崎直幸役、「HELLSING」のドク役、「機動新世紀ガンダムX」のテクス・ファーゼンバーグ役、「それでも町は廻っている」の磯端善治役、「将国のアルタイル」のワン・イーシン役、「正解するカド」の犬束構造役などを務めています。

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ヴィザ翁に関する感想や評価

ここからは既にワールドトリガーを視聴している人のヴィザ翁に関しての感想を紹介していきます。バトル漫画である意味宿命である強さのインフレをワールドトリガーは先にヴィザ翁を出しつつ最強に位置づけているのが良いという声が非常に多くなっています。元々ワールドトリガーは急成長をしないというのも人気の秘密にもなっており、ヴィザ翁の存在は非常に大きいと言われています。

ヴィザ翁が最強と言われる所以であるトリオン量について触れる感想も多くなっています。特に作中でトリオン量が多いと言われる千佳に2倍近い差を着けているというのに驚いたという声も多くなっています。その他の要素も含めて高い完成度を誇っているだけに最強と言われても納得できるという声が多くかっこいいと言われる要因になっています。

しかもヴィザ翁の強さが星の杖(オルガノン)の能力に依存しすぎていないという点が良いという声も多いです。ヴィザ翁が最強たる最大の所以は長年戦い抜いてきた事による「絶対的な経験値」であり、そのシンプルな強さ故に最強と言われる事にも納得感が強いという声も多くなっています。或いはもっとヴィザ翁が積極的な攻勢をしていれば大規模侵攻もまた違った展開になったのではないかと言われる程です。

ワールドトリガー作中そんな最強と言える強さを持ったヴィザ翁も遊真に敗れるわけですが、その倒す方法も遊真にしか出来ない初見殺しというのが良いという声も多いです。実際過程の戦いではほぼ遊真を圧倒するように実力差は歴然であり、遊真もその後の戦いに参加出来ない手傷を追っている事からヴィザ翁の目的であった足止めは十分に達成しているとも言えるのです。

直接戦闘では結果的に敗れているヴィザ翁ですが二度は通用しない方法を使った遊真の戦い方はそうしなければ倒せなかったという事でもあり、その強さの株はむしろ上がった、かっこいいという声も多くなっています。

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ヴィザ翁まとめ

ヴィザ翁は設定上高年齢のキャラが登場しにくいワールドトリガーの世界において65歳と高齢ながらも最前線に立ち続けるキャラです。熟練の経験値による絶対的な強さは作者をして最強キャラと言わしめるだけの強さを誇りかっこいいと人気の高いキャラクターになっています。

作者の葦原大介も「過去編とか書いてみたい」といわれるキャラクターなので今後も再登場する可能性が考えられておりさらにかっこいいエピソードが登場するのではないかと期待されているキャラクターでもあります。まだワールドトリガーを視聴していないという人はかっこいいと人気の高いヴィザ翁にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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