【ナルト】重吾の性格や過去を考察!サスケとの関係や呪印の能力・強さは?

NARUTO(ナルト)作中でもサスケの仲間として人気が高いキャラクターの1人が重吾です。大蛇丸配下の者が多く持つ呪印のオリジナルであり、NARUTO(ナルト)のその後の物語でもあるボルトにも登場するなどの役回りを持っています。今回はNARUTO(ナルト)の重吾について、その性格や過去のエピソード、NARUTO(ナルト)作中での活躍、アニメNARUTO(ナルト)での声優などをまとめて紹介していきます。

【ナルト】重吾の性格や過去を考察!サスケとの関係や呪印の能力・強さは?のイメージ

目次

  1. ナルトの重吾とは?性格は?
  2. ナルトの重吾の過去や登場シーン・サスケとの関係
  3. ナルトの重吾の呪印や能力・強さ
  4. ナルトの重吾のアニメ声優
  5. ナルトの重吾の名言や名セリフ集
  6. ナルトの重吾に関する感想や評価
  7. ナルトの重吾まとめ

ナルトの重吾とは?性格は?

大蛇丸の元を離れたサスケによって組織された「蛇」のメンバーに選ばれる形で初登場を果たしたのが重吾です。今回はNARUTO(ナルト)の重吾についてまとめて紹介していきます。

NARUTO(ナルト)の作品情報

NARUTO(ナルト)の概要

重吾が登場するNARUTO(ナルト)は15年もの長期に渡って週刊少年ジャンプで連載された人気バトル漫画です。超常的な能力を持つ「忍者」が戦うバトルアクション漫画で、アジアンテイストな独特な世界観から日本はもちろん海外でも高い人気を誇る作品となっています。アニメも10年以上に渡って放映され21世紀に入ってから開始したアニメで最初の10年を超える長寿作品にもなっています。

キャラクター人気も非常に高く、特に主人公のナルトは2006年に「ニューズウィーク日本版」にて特集された「世界が尊敬する日本人100」に、漫画アニメなどに登場する架空の人物の中で唯一選出され、原作漫画、アニメ、ゲームなど各メディアにて記録的な数字を叩き出す実績を残しています。

NARUTO(ナルト)のあらすじ

落ちこぼれと言われながらも忍者になって急激に成長するナルト。そんなナルトの成長を一番身近で見てきたのがサスケでした。結果的にサスケは大蛇丸の元に下って修行に励み、やがては自身の身体を乗っ取ろうとしてきた大蛇丸さえも下して離反します。そんなサスケが自身の目的であるイタチ暗殺を果たす為に組織した「蛇」に選ばれる形で登場するのが今回紹介する重吾です。

重吾のプロフィール

重吾は202cm、体重75kgと大柄な体格と赤い瞳、オレンジ色の逆立てた髪が特徴的な少年です。年齢は第2部の時点で19歳でした。その他判明しているプロフィールとしては誕生日が10月1日である事、好きな食べ物は小魚と牛乳で嫌いな食べ物は鶏肉、趣味は鳥と戯れる事と森林浴、好きな言葉は無垢三昧である事が明らかになっています。また「天秤の重吾」という呼び名も持ち合わせています。

重吾の性格

趣味からも分かるように重吾の普段の性格は非常に大人しくともすれば臆病とも言えるような性格をしています。ただしその能力故の二重人格者でもありもう1つの性格では殺人衝動に飲まれて極めて凶暴な性格になっています。そのような性格からサスケには忠誠を誓っていますが、同じ蛇、鷹のメンバーであるカリン、水月とは特に深い関係になるような事はありませんでした。

テレビ東京・あにてれ NARUTO-ナルト- 疾風伝

ナルトの重吾の過去や登場シーン・サスケとの関係

重吾の登場シーン①過去

重吾はその能力故の二重人格を昔から自身では制御する事が出来ません。そして本来は自然を愛する心優しい性格でもある事から周囲を傷つけてしまうその衝動に対して、自ら檻に入る事で更生しようと考える程です。また過去には自身の殺人衝動を唯一抑える事ができる存在である君麻呂にのみ心を開いていた事、その君麻呂が命を賭した存在とも言えるサスケの名前も把握していました。

重吾がサスケに対して従順なのは君麻呂と同じくサスケが重吾の殺人衝動を抑える事ができる存在であるが故でもあります。

重吾の登場シーン②第2部

君麻呂に対して強い思いを抱いていた重吾はその君麻呂が命をかけるような相手だったのかを見定めるという目的でサスケへの同行を決意しています。蛇が暁に加入した事でサスケに従う形で八尾キラーボーの捕獲に参加、さらにはサスケの五影会談襲撃にも参加して雷影のエーとも交戦します。しかしこの2つの戦いでサスケからその能力を見限られてしまい、水月と共に見捨てられる事になってしまいます。

重吾の登場シーン③第4次忍界大戦

見捨てられた重吾と水月は侍に見つかり牢に閉じ込められてしまいますが、第四次忍界大戦が勃発した後、脱出に成功しています。その後はサスケを探して大蛇丸のアジトを回り合流を果たしその後復活した大蛇丸と共にサスケをバックアップに回ります。サスケが十尾の人柱力となったオビトと交戦する際には自身の仙術チャクラを与えて援護しています。

第四次忍界大戦が終結したその後は大蛇丸の配下としての生活に戻りますが、その後は同じく大蛇丸のはいかに戻った同じ蛇のメンバーであるカリンや水月とは別段深い交流をしていませんでした。NARUTO(ナルト)作中での重吾の活躍は以上です。

重吾の登場シーン④BORUTO(ボルト)でのその後

重吾はNARUTO(ナルト)の実質的続編であるBORUTO(ボルト)にも登場しています。木の葉の里がある火の国と川の国の国境付近にある村で発生した鳥の凶暴化事件の調査にやってきたボルト達の前に姿を見せたのが重吾でした。その呪印の力から当初は重吾が事件の犯人なのではないかとして拘束されてしまいますが、実はこの事件の裏で糸を引いていたのは川の国の忍であるトサカでした。

トサカは呪印を感染させる実験を行うと共に、呪印のオリジナルである重吾を捕らえる事を目的としていたのです。重吾は自身の持つ呪印を吸収する力で鳥達を救おうとしていただけでした。この事件は殺人衝動に飲まれた重吾がトサカを倒し、呪印の効果を打ち消す血栓を入手した事で事件を収めています。

重吾とサスケの関係

重吾とサスケの関係性はある種の主従関係であり相互に利用し合うような関係性でもあります。サスケは己の目的を果たす為、重吾はそんなサスケを見極める為に共にいるのです。重吾はその関係性を維持するべくあまり協調性がない水月やカリンの喧嘩に割って入って諌めようとするなどした一面も見せています。

ちなみにBORUTO(ボルト)の世代に入りサスケが裏から木の葉の里を支えるような存在になったその後も大蛇丸の部下として活動しながら必要に応じて協力している一面もあるとされています。

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ナルトの重吾の呪印や能力・強さ

重吾に刻まれた呪印

重吾を語る上で欠かす事ができない存在が呪印です。そもそも重吾はナルトなども修行して体得した「自然エネルギーを集める」という行為を体質的に無意識に行ってしまう一族なのです。重吾の殺人衝動はこの自然エネルギーを過剰に集めてしまう事により発生するものであり、この自然エネルギーを集める力を術化したのが呪印であり、その呪印を開発したのが大蛇丸というわけです。

つまりサスケや音の五人衆が持つ呪印のオリジナルというべき存在である重吾は大蛇丸が作り出した呪印以上にその能力を発揮する事が出来ます。

重吾の強さや能力

重吾の能力は基本的にはこの呪印を解放する事によって発揮されます。身体の形状を変化させて戦うなどといった他の者がほとんど出来ない使い方を使用する他、BORUTO(ボルト)で見せたような呪印の力を耳にだけ解放する事で鳥と意志の疎通を行うといった使い方も出来ています。また自身の肉体を分け与える事で他者を回復させたり、逆に他者の肉体を取り込む事で自身が回復できたりもします。

ただし元々の性格や普段は檻に入っている事などもあってその戦闘能力は基本的に呪印の力に依存している為、キラービーや五影クラスにはその実力は到底及びません。

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ナルトの重吾のアニメ声優

阪口周平のプロフィール

阪口周平さんは1999年にデビューした声優さんです。関西出身であるという特徴を活かした関西弁キャラや三枚目と言われるようなキャラクターを演じる事が多い声優さんとして活躍しています。

阪口周平の主な出演作品

阪口周平さんがこれまでに演じてきたキャラクターとしては「焼き立てジャパン」の河内恭介役、「格闘美神武龍」の大場政夫役、「イタズラなkiss」の池沢金之助役、「イナズマイレブン」シリーズの綱海条介役及びマック・ロニージョ役、「将国のアルタイル」のアウグスト役、「ログ・ホライズン」のレオナルド役、「FAIRYTALE」のドランバルト役などを務めています。

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ナルトの重吾の名言や名セリフ集

重吾の名言①「よし決めた…」

よし決めた。次にその扉から入ってきた奴が女だったら殺すことにしよう

重吾の二重人格を体現する名セリフとして扱われているのがこの名言です。サスケは蛇を結成する際、自ら各地の大蛇丸のアジトを回って勧誘にあたっていました。大蛇丸のアジトの1つで牢に入っていた重吾は呪印に飲まれ殺人衝動に耐えながら呟いたのがこの名言でした。ただこの名言は本来の心優しい重吾の性格がまだ残っている頃であり、呪印の力でサスケ達がアジトに向かっている事にも勘付いた状態にありました。

結局その後この言葉にある「次にその扉から入ってきた奴」はサスケになるわけですが、この言葉からサスケが来るまでの間に殺人衝動に飲まれた重吾はサスケに襲いかかる事になります。

重吾の名言②「オレはもう人を殺したくないんだよ…」

オレはもう人を殺したくないんだよ!オレは外になんか出たくないんだよ……放っといてくれ!

上記のセリフと合わせて名言と言われるのがこの名言です。サスケに襲いかかった重吾ですがサスケの本気の殺意を感じた事で殺人衝動が収まり元の穏やかな性格に戻ります。そして仲間に勧誘された重吾が放った名言がこの名言です。重吾の本来の性格を体現し、過去の出来事なども予感させる名言として人気を集めています。

ちなみにこの言葉に対してサスケは自身が重吾の檻になってやると宣言した事、重吾がサスケの名を知っていた事から同行する事になります。

重吾の名言③「オレ達は水魚の交わりというべき仲間だ…」

オレ達は水魚の交わりというべき仲間だ。そういがみ合うな

サスケを中心に結成された蛇は大蛇丸の部下という共通点はあっても決して仲の良い組織ではありません。それぞれにいたアジトもバラバラだった事もあり、それぞれの事情や狙いについて詳しく知らない事も多かったのです。特に水月とカリンは性格ゆえに衝突も多くなっていました。

暁に加入した蛇の仕事としてキラービーの捕獲を行った4人はかなりの消耗を強いられながらもなんとか捕獲に成功させます。しかしその過程で置いてきてしまった刀を取りに戻るとする水月とカリンの衝突に対し諌める形で重吾が言ったのがこの名言です。元々の性格や目的も相まってか蛇のメンバーの中で重吾が一番仲間であろうとする事を意識しているようにも見える名言になっています。

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ナルトの重吾に関する感想や評価

ここからは既にNARUTO(ナルト)やBORUTO(ボルト)を視聴した人の重吾に関しての感想を紹介していきます。重吾に関してはその性格などもさることながら「天秤」という通り名が全てを体現しているとするファンも多くなっています。特に普段の性格がとても忍者向きとは言えないような穏やかな性格をしている事が殺人衝動に飲まれた時とのギャップを上手く生み出しているのがスゴいとも言われています。

またBORUTO(ボルト)では第四次忍界大戦のその後の重吾が登場しておりその戦闘がかっこ良かったとする声も多くなっています。元々その性格ゆえに立場を安定させにくい重吾のキャラクター性を見事に利用したエピソードだったとする声も多く、BORUTO(ボルト)での戦闘描写も良かったとする声が多くなっています。

むしろBORUTO(ボルト)で描かれた姿が本来の重吾であり、NARUTO(ナルト)時点ではそのキャラクター性を活かしきれていなかったのではないかとさえ言われる結果になっています。

NARUTO(ナルト)作中ではやはりサスケとの関係性がクローズアップされる事が多いです。元々は利害の一致的な関係性だった2人ですが、最後には重吾は自身の呪印の力で集めた仙術チャクラをサスケに渡すなどしており、サスケも蛇のメンバーの中でも重吾にだけは一定の気遣いをしているような場面も見せているのが良いとする声も多くなっています。

反面もっと描いてほしかったと言われるのが重吾と君麻呂に関してのエピソードです。連載という形式上仕方のない部分があるとはいえ君麻呂サイドから重吾について描かれる事はなく、あくまでも事実として描かれるだけに留まっています。重吾のキャラクター性をより強くする意味でも、君麻呂が重吾の殺人衝動を抑えるエピソードやその後の2人の交流などをもっと描いてほしかったとする声は多いです。

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ナルトの重吾まとめ

重吾はNARUTO(ナルト)にてサスケの仲間の1人として登場したキャラクターでその後BORUTO(ボルト)にも登場したキャラクターです。呪印のオリジナルであり、普段の温厚な性格と殺人衝動に飲まれた時のギャップが非常に激しいキャラクターであるとされています。しかしNARUTO(ナルト)作中にて描かれてきた能力や血筋故に苦しんできたキャラクターの1人でもある事がその人気の高さに繋がっています。

NARUTO(ナルト)のその後を描くBORUTO(ボルト)でもそのキャラクターを活かしたエピソードが展開されるなどしておりむしろBORUTO(ボルト)にてより際立つ事になったキャラクター性が良いとする声も多いキャラクターです。まだNARUTO(ナルト)やBORUTO(ボルト)を視聴していない人は重吾のキャラクター性に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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