銀魂のパロディの元ネタ一覧！作品に登場する漫画・アニメやゲームなどまとめて紹介

『銀魂』とは、『週刊少年ジャンプ』で連載されたギャグ漫画作品。ここでは、『銀魂』に登場するパロディの元ネタとなった漫画・アニメやゲーム作品などを一覧にしてまとめて紹介していきます。以下で紹介する情報を参考に、気になる作品をチェックしてみてください。作品を見れば見るほど『銀魂』のギャグがより面白く感じられるようになるはずです。

『銀魂』は、漫画家・空知英秋によって描かれた漫画作品。2004年から『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始され、2019年に完結しました。話数は全704話、巻数は全77巻となっています。2006年に初めてテレビアニメ化。テレビアニメ化以外にも、劇場版化や実写映画化、ノベライズ化、ゲーム化など、様々なメディアミックスが展開されました。

突如宇宙からやってきた異人「天人」の台頭と廃刀令のあおりによって、侍は衰退の一途を辿っていました。しかしそんな時代にあっても侍魂を失わない男が1人。彼の名は坂田銀時。かつて天人と侍の戦い「攘夷戦争」に参加し、白夜叉と恐れられた男です。

銀時は江戸で、頼まれれば何でもする「万事屋銀ちゃん」を営んでいました。彼は従業員の志村新八、神楽、ペットの定春と共に江戸の町で巻き怒る様々なトラブルに首を突っ込み、騒ぎを大きくしたり解決したりしていきます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その1は『ドラゴンボール』です。もはや説明の必要もないほど有名な、鳥山明による漫画作品『ドラゴンボール』。子供の頃に孫悟空に憧れて「かめはめ波」を撃つ練習をした人は少なくないでしょう。

『ドラゴンボール』は1984年から『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始され、1995年に全519話で完結しました。単行本は全42巻です。本編が完結したあともアニメ化や映画化、ゲーム化などのメディアミックス展開は続いており、人気が衰える気配はありません。『銀魂』では主にアニメ第50話、第100話、第119話などで『ドラゴンボール』を元ネタとしたパロディを見ることができます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その2は『ONE PIECE』です。尾田栄一郎原作の国民的漫画『ONE PIECE』。主人公モンキー・D・ルフィが海賊王になるため、仲間たちと大海原を冒険する大人気作品です。連載開始は1997年。2020年7月時点でも絶賛連載中であり、テレビアニメ化や映画化、ゲーム化、ノベライズ化など様々なメディアミックスが展開されています。

『ドラゴンボール』同様、『銀魂』でよくパロディに使われる作品。『銀魂』では主にアニメ第50話、第100話、第121話などで『ONE PIECE』を元ネタとしたパロディを見ることができます。また実写映画『銀魂』でも『ONE PIECE』のパロディとして、ゴムゴムの実の偽物が登場しました。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その3は『NARUTO -ナルト-』です。『NARUTO -ナルト-』は、岸本斉史による漫画作品。1999年から2014年まで連載され、全700話で完結しました。単行本は全72巻です。火の国・木ノ葉隠れの里に住む落ちこぼれ忍者のうずまきナルトが、里一番の忍である「火影」を目指して数々の困難を乗り越えていく物語。

『銀魂』にはアニメ『ナルト』の声優が多数出演しており、そのため度々パロディが登場しています。『ナルト』を元ネタとするパロディは、主にアニメ第13話、第43話、第152話、第209話、第270話などで見ることができます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その4は『ジョジョの奇妙な冒険』です。『ジョジョの奇妙な冒険』は、荒木飛呂彦による漫画作品。1987年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始され、2004年まで掲載されました。2005年からは掲載誌を『ウルトラジャンプ』に変え、シリーズの連載を行っています。

ジョースター一族と邪悪な吸血鬼と化したディオ、ディオの後継者たちが戦いを繰り広げる、ホラーサスペンス的な世界観が魅力の作品。『銀魂』でジョジョネタが展開されるのは、アニメ第131話から第134話の「スタンド温泉編」です。ジョジョネタは様々な作品でパロディ化されているので、チェックして損はありません。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その5は『BLEACH』です。『BLEACH』は、久保帯人による漫画作品。2001年から連載が開始され、2016年に全698話で完結しました。単行本は全42巻です。強い霊感を持つ男子高校生・黒崎一護が死神・朽木ルキアと出逢い、彼女から死神の力を譲渡され、死神代行として様々な戦いに身を投じていく物語。

『銀魂』では主にアニメ第50話、第62話、第77話、第89話などで『BLEACH』のパロディを見ることができます。一番ガッツリパロディなのは、アニメ第89話。黒崎一護の斬魄刀・斬月にそっくりな洞爺湖の仙人なるキャラクターが登場します。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その6は『デスノート』です。『デスノート』は、大場つぐみ原作・小畑健作画の漫画作品。2003年から連載が開始され、2006年に全108話で完結しました。単行本は全12巻です。

高校生の夜神月が、名前を書き込むだけで人間を殺せるデスノートを拾い、その力を使って犯罪者たちを次々に殺害。謎の名探偵Lと、熾烈な頭脳戦を繰り広げていきます。『銀魂』では主にアニメ第25話、第136話で『デスノート』のパロディを見ることができます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その7は『キャッツ・アイ』です。『キャッツ・アイ』は、北条司による漫画作品。1981年から連載が開始され、1984年に完結しました。単行本は全18巻。愛蔵版や文庫版、完全版も販売されています。

予告状を送って美術品を盗む怪盗・キャッツアイと、それを追う刑事・内海俊夫の活躍や恋を描いた作品。『銀魂』には怪盗キャッツアイのパロディである怪盗キャッツイヤーが登場。アニメ第34話でその物語を見ることができます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その8は『北斗の拳』です。『北斗の拳』は、武論尊原作・原哲夫作画の漫画作品。1983年から連載が開始され、1988年に完結しました。

単行本は全27巻。愛蔵版や文庫版、完全版、究極版も販売されています。伝説の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者であるケンシロウの活躍描いた、ハードボイルド・アクション漫画。『銀魂』のアニメ第183話では『北斗の拳』風のOPが流れます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その9は『テニスの王子様』です。『テニスの王子様』は、許斐剛による漫画作品。1999年から連載が開始され、2008年に全379話で完結しました。単行本は全42巻です。

アメリカ帰りの天才テニスプレイヤー・越前リョーマが、テニスの名門中学校に入学し、仲間たちと全国大会優勝を目指す物語。『銀魂』では主にアニメ第5話、第62話などで『テニスの王子様』のパロディを見ることができます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その10は『るろうに剣心』です。『るろうに剣心』は、和月伸宏による漫画作品。1994年から連載が開始され、1999年に全255話で完結しました。単行本は全28巻です。

かつて「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣客・緋村剣心が「不殺」の誓いを立て、流浪人として旅をする中で人と出逢い、自身の贖罪の答えと新たな生き方を模索していく物語。劇場版『銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』では、真選組の沖田総悟が緋村剣心を彷彿とさせる衣装で登場し、銀時から「インチキ抜刀斎」と言われる場面があります。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その11は『シティーハンター』です。『シティーハンター』は、北条司による漫画作品。1985年から連載が開始され、1991年に全336話で完結しました。単行本は全35巻です。

東京・新宿で殺しやボディーガード、探偵などの依頼を請け負うスイーパー、冴羽獠の活躍を描いたハードボイルドコメディ。『銀魂』では、過去の万事屋が描かれた話であるアニメ第138話で、『シティーハンター』のED曲である『Get Wild』が流れました。大人の事情で、DVDでは曲が変更されています。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その12は『キン肉マン』です。『キン肉マン』は、ゆでたまごによる漫画作品。1979年から連載が開始され、1987年に全387話で完結しました。単行本は全36巻です。

超人のキン肉マンことキン肉スグルが、仲間たちと共に敵と戦っていく様を描いたプロレス系格闘漫画。『銀魂』で『キン肉マン』のパロディが見られるのは、アニメ第95話です。マダオこと長谷川泰三が痴漢容疑をかけられる話で、キン肉マンの必殺技である「キン肉バスター」が登場します。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その13は『黒子のバスケ』です。『黒子のバスケ』は、藤巻忠俊による漫画作品。2009年から連載が開始され、2014年に全276話で完結しました。単行本は全30巻です。

「キセキの世代」と呼ばれる天才たちが一目置いていた「幻の6人目」黒子テツヤが火神大我という相棒と出逢い、仲間たちと共に全国制覇を目指す高校バスケ漫画。アニメ『銀魂』第272話では、『黒子のバスケ』のOPである『Can Do』が流れ、さらに黒子テツヤを演じる声優の小野賢章が「黒子野太助」という役で出演しています。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジャンプ作品～その14は『聖闘士星矢』です。『聖闘士星矢』は、車田正美による漫画作品。1986年から連載が開始され、1990年に全246話で完結しました。単行本は全28巻です。

世界に邪悪がはびこるとき、必ずや現れるといわれる闘士聖闘士（セイント）たちの戦いを描いた作品。アニメ『銀魂』の282話では、マダオこと長谷川泰三に万事屋3人が怪談話を聞かせることになるのですが、全て『聖闘士星矢』の話になってしまいます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジブリ関連～その1は『風の谷のナウシカ』です。『風の谷のナウシカ』は、1984年に公開された宮崎駿監督の長編アニメーション作品。風の谷に住む心優しい少女・ナウシカが、腐海とそこに棲む蟲たちを滅ぼさんとする大国の思惑に巻き込まれながらも、蟲たちとの共生の道を模索する物語。

『銀魂』では、アニメ第113話で『風の谷のナウシカ』のパロディを見ることができます。また実写版『銀魂』でも『風の谷のナウシカ』のネタがあり、ナウシカと彼女の乗り物である「メーヴェ」が登場しました。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジブリ関連～その2は『となりのトトロ』です。『となりのトトロ』は、1988年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション作品。とある姉妹と、子供のときにしか会えないと言われる不思議な生き物・トトロの交流が描かれた作品。

アニメ『銀魂』の第48話では、万事屋の隣に引っ越してきた宇宙人・屁怒絽が登場。銀時が彼を「となりのペドロ」と言うシーンがあります。また実写版『銀魂2』では限りなくネコバスに近い「アライグマバス」が登場しました。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジブリ関連～その3は『風立ちぬ』です。『風立ちぬ』は、2013年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション作品。実在の人物であるゼロ戦設計者・堀越二郎の半生を描いた作品。

劇場版『銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』では、劇中に登場する映画が『風立ちぬ』のパロディとなっていました。タイトルは「アレ勃ちぬ」。ジブリはパロディに寛容なため、作品をイジっても滅多に怒られることはないようですが、さすがにこのネタは事前にお伺いを立てていたそうです。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～ジブリ関連～その4は『天空の城ラピュタ』です。『天空の城ラピュタ』は、1986年に公開されたスタジオジブリの長編アニメーション作品。空から降ってきた少女・シータと、それを助けた少年・パズーが、空に浮かぶ伝説の島「ラピュタ」を探すために冒険を繰り広げる物語。

『銀魂』では、主に第161話、第218話などで『天空の城ラピュタ』のパロディを見ることができます。特に第161話タイトルが「何回見てもラピュタはいい」となっており、タイトルからしてパロディネタなのがわかります。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のアニメ～その1は『ルパン三世』です。『ルパン三世』は、モンキー・パンチによる漫画作品。1967年から連載が開始され、アニメシリーズや劇場版など、様々なメディアミックスが展開されています。『ルパン三世』は、大怪盗アルセーヌ・ルパンの孫であるルパン三世が、仲間たちと共に様々な宝を盗み出していく物語。

アニメ『銀魂』第97話では、『ルパン三世 ファーストシリーズ』のOPにそっくりなOPが流されました。また劇中に登場する泥棒一味「キャッツパンチ」のメンバーは皆、ルパン一味にそっくりのキャラクター。リーダーの名前は「クリカン」であり、これはルパンの声優である栗田貫一のあだ名から取られています。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のアニメ～その2は『新世紀エヴァンゲリオン』です。『新世紀エヴァンゲリオン』は、1995年にGAINAXが制作したオリジナルテレビアニメ作品。

汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットになった少年少女たちと、謎の敵「使徒」との戦いを描いた物語です。『銀魂』では、アニメ第150話で『新世紀エヴァンゲリオン』のパロディを見ることができます。『新世紀エヴァンゲリオン』の最終回そのままのシーンが話題となりました。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のアニメ～その3は『機動戦士ガンダム』です。『機動戦士ガンダム』は、1979年に日本サンライズによって制作されたテレビアニメ。いくつもの後続作品が生まれ、一大シリーズ化していることで有名です。モビルスーツと呼ばれるロボットが登場する作品。宇宙での戦争を舞台に、ロボットアクションとリアリティーのある人間ドラマが展開される、人気シリーズの第1作目です。

『銀魂』と『ガンダムシリーズ』は、どちらもアニメ制作会社サンライズによる作品。そのため『銀魂』は容赦なくガンダムネタを使っています。主にアニメ第46話、第50話、第68話、第103話、第171話などで『機動戦士ガンダム』のパロディを見ることができます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のアニメ～その4は『サザエさん』です。『サザエさん』は、長谷川町子による漫画作品。1946年から連載が開始され、1974年に終了しました。話数は6477話。単行本未収録を含むと、6500話以上あるそうです。

主人公のサザエさんを中心に、磯野家（フグ田家）やその周囲の人間の日常を描いた作品。『銀魂』では、主にアニメ第22話、第91話、第171話などで『サザエさん』のパロディを見ることができます。特に第171話では「波平ウイルス」という、『サザエさん』に登場する磯野波平のように頭が禿げてしまうウイルスが登場しました。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のアニメ～その5は『アルプスの少女ハイジ』です。『アルプスの少女ハイジ』は、1974年に放送された、ズイヨー映像制作のテレビアニメ。

アルムの山で暮らす祖父に引き取られることになったハイジが、アルプスの大自然に触れて成長していく物語。アニメ『銀魂』第98話では、多くの人が憧れたハイジのチーズネタが登場。また第94話、第95話では、長谷川泰三が裁判でテンパる様子をハイジネタで表現しています。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のアニメ～その6は『プリキュア』です。『プリキュア』は、2004年から始まったテレビアニメシリーズ。ごく普通の少女たちが妖精に助けを求められ、正義の戦士「プリキュア」に変身し悪と戦う物語。

アニメ『銀魂』で『プリキュア』のパロディは度々行われていますが、特に本格的だったのは第50話。銀時たちがアニメ『銀魂』のテコ入れを考える話で、お登勢とキャサリンが「ふたりはタマキュア Silver Soul」のヒロイン・キュアババアになります。さすがに『銀魂』のアニメ制作スタッフは、『プリキュア』を扱う東映にこっぴどく叱られたそうです。しかし彼らは懲りずに、第209話や第252話でもプリキュアネタを扱っています。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のゲームやドラマ～その1は『ドラゴンクエスト』です。『ドラゴンクエスト』は、エニックス（現スクウェア・エニックス）が1986年に発売したRPGゲーム。プレイヤーが主人公となり、世界を脅かす魔王を倒すため壮大な冒険を繰り広げるという物語です。

『銀魂』では、主にアニメ第98話、第99話で『ドラゴンクエスト』のパロディを見ることができます。またアニメ第167話から第170話の「たまクエスト篇」も全話を通して『ドラゴンクエスト』のパロディとなっており、『ドラゴンクエスト』で遊んだことがある人ならよくわかるネタがあちこちに散りばめられています。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のゲームやドラマ～その2は『ファイナルファンタジー』です。『ファイナルファンタジー』は、スクウェア（現スクウェア・エニックス）が1987年に発売したRPGゲーム。倒産寸前だったスクウェア・エニックスを救った、世界的ヒット作品です。

アニメ『銀魂』第335話では、銀時が『ファイナルファンタジー7』のキャラクター、クラウドを彷彿とさせる格好になります。また『銀魂』の世界では、キャラクターたちが最終回が近づくにつれて結婚しやすくなる現象のことを「最終回発情期（ファイナルファンタジー）」と呼びます。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のゲームやドラマ～その3は『ポートピア連続殺人事件』です。『ポートピア連続殺人事件』は、エニックス（現スクウェア・エニックス）によって1983年に発売されたグラフィックアドベンチャーゲーム。

プレイヤーは神戸市で起こった殺人事件を捜査する刑事となり、相棒と共に事件の背景と真犯人に迫っていきます。アニメ『銀魂』第168話では、『ポートピア連続殺人事件』のパロディである「タマトピアさつじんじけん」というゲームが登場します。またアニメ『銀魂』第364話では、高杉が銀時に『ポートピア連続殺人事件』を貸していたという衝撃の事実が判明しました。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のゲームやドラマ～その4は『ときめきメモリアル』です。『ときめきメモリアル』は、1994年にコナミ（現コナミホールディングス）が発売した恋愛シュミレーションゲーム。

プレイヤーは「きらめき高校」に入学した男子生徒となり、3年間の学校生活を追体験しながら、魅力的なヒロインたちとの恋愛を楽しむことができます。『ときめきメモリアル』のパロディは、アニメ『銀魂』第99話で確認可能。劇中で「バキボキメモリアル」というゲームが登場します。一応恋愛シュミレーションゲームらしいですが、内容はかなり物騒です。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のゲームやドラマ～その5は『仮面ライダーV3』です。『仮面ライダーV3』は、1973年2月から1974年2月まで放送された、東映制作の特撮ヒーロードラマです。仮面ライダーV3と悪の組織・デストロンの戦いが描かれています。

『銀魂』はアニメ第112話で、『仮面ライダーV3』のパロディである「機械家政婦たま3」というネタを披露したのですが、このネタは東映や石森プロなどの関係者に許可を取らず制作したものだったらしく、かなり怒られた模様。次にやったら訴えるとまで言われたそうです。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のゲームやドラマ～その6は『あぶない刑事』です。『あぶない刑事』は、1986年10月から1987年9月にかけて放送されたテレビドラマ作品。舘ひろし演じるタカと柴田恭兵演じるユージの刑事コンビが活躍するドラマです。

『銀魂』で『あぶない刑事』のパロディが見られるのは、アニメ第30話。この話では探偵もの、刑事もののパロディが多く使われており『あぶない刑事』もそのうちの1つでした。またアニメ第166話では、銀時と土方がタンゴを踊るシーンがあるのですが、これも『あぶない刑事』のパロディではないかと言われています。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のゲームやドラマ～その7は『ドラマ 西遊記』です。『ドラマ 西遊記』は、1978年から1980年にかけて放送されたテレビドラマ。中国の古典小説『西遊記』を題材とした作品で、堺雅人、夏目雅子、岸部シロー、西田敏行が三蔵法師一行を演じました。

三蔵法師と孫悟空、沙悟浄、猪八戒が天竺に向かう旅ををするという冒険活劇です。『銀魂』ではアニメ第161話、第191話で『ドラマ 西遊記』のパロディを見ることができます。特に第161話では『ドラマ 西遊記』のOPである「Monkey Magic」とEDである「ガンダーラ」が流されており、OPのほうは映像までドラマそのままでした。

『銀魂』のパロディネタの元ネタまとめ一覧～その他のゲームやドラマ～その8は『SAW』です。『SAW』は、2004年に公開されたアメリカ発のサイコスリラー映画。猟奇的殺人鬼ジグソウが登場人物たちを密室に閉じ込め、残酷なゲームを強要するという物語です。『銀魂』では、アニメ第148話、第149話で『SAW』のパロディを見ることができます。

内容としては、殺人鬼ジグソウならぬ「地愚蔵」という男に真選組の土方と沖田が監禁され、2人には首輪がつけられており、2人の前には糸鋸が置いてある、というもの。ジグソウはゲームをする人間の前に直接姿を現さず「ビリ―人形」をシンボルとしてゲームの説明を行うのですが、『銀魂』でもビリ―人形を彷彿とさせる人形が使われていました。かなり残酷なスリラー映画なので、確認のために視聴するという人は注意してください。

『銀魂』で特に多く見られるのが『ドラゴンボール』のパロディです。原作者の空知英秋が『ドラゴンボール』好きらしいので、それが原作はもちろんアニメにも影響しているのかもしれません。

『新世紀エヴァンゲリオン』や『ジョジョの奇妙な冒険』など、大ヒット作品はそれだけ多くの人が見ているため、様々な作品でパロディ化されやすかったり、会話でネタにされやすかったりします。そのため有名作に目を通しておくと、思いがけないところで役に立つことも。『銀魂』のパロディが理解できてより笑えるようになるのもその1つです。

『銀魂』のパロディが高い評価を受けているのは、作者やアニメ制作陣が元ネタ関係者に土下座しにいく覚悟でネタを作っており、また元ネタ作品に対する愛情とリスペクトがあるからです。時々やりすぎて怒られますが、そんな「裏側」も込みで『銀魂』という作品の魅力になっています。

『銀魂』のパロディを見て元ネタに興味を持つという人は少なくありません。しかし注意が必要なのは、『銀魂』のパロディを先に見て元ネタを確認すると、どうしても『銀魂』のパロディのインパクトが強すぎて本家が純粋に見れなくなる可能性があること。『SAW』のようなスリラー映画が、怖くなくなってしまう恐れがあります。逆にホラーやスリラーが苦手な人は、先に『銀魂』を見ておくのも1つの手かもしれません。

『銀魂』で登場したパロディの元ネタをまとめて一覧で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか？『銀魂』では多くの作品がパロディのネタとして使われており、その作品を知っているかどうかで笑える度合いが大きく変わってきます。

『銀魂』の世界をより楽しむためには、様々な漫画・アニメ・ゲーム・映画などの知識が必要なのです。『銀魂』で扱われた作品は他の作品でもパロディに使われることがあるような有名作ばかりなので、ぜひ気になった作品からチェックしてみてはいかがでしょうか？『銀魂』のギャグがわかるようになるだけでなく、自分の世界が広がるはずです。