2020年07月19日公開
2022年11月09日更新
【ハイキュー】月島蛍の覚醒シーンがかっこいい!それまでの経緯・成長をネタバレ考察
ハイキューの中でも屈指の名場面と言われ人気の高いシーンの1つが月島蛍の覚醒シーンです。バレーは部活と言い切っていた月島蛍はそう思うに至った経緯や数々の経験を経て白鳥沢戦にてついに覚醒するという壮大な流れになっているのです。今回はハイキュー月島蛍の覚醒について、関連する兄のエピソードからそれぞれのシーンが原作漫画やアニメで何話だったのかもまとめて紹介していきます。
目次
ハイキューの月島蛍とは?
ハイキューの作品情報
月島蛍について紹介する前に月島蛍が活躍するハイキューについても簡単にまとめて紹介しておきます。
ハイキューの概要
ハイキューは2012年から週刊少年ジャンプにて古館春一先生が連載しているバレーボールを題材としたスポーツ漫画です。漫画にありがちな誇張表現が少なく、本格的にバレーボールを描いている事や個性豊かななキャラクター性が高い人気を集める作品で、2020年7月現在で4度もアニメ化されるなどメディアミックス展開も盛んに行われています。
またハイキューは古館春一先生自身がバレーボール経験者という事も相まってバレーボールを知らない人の為のルール解説などもキャラクターを通してうまく行われる点なども読みやすいと評価を集めており、また実名で登場する大会やモデルとなった場所や地名なども多くなっている事からタイアップやコラボレーションも多い作品になっています。
ハイキューのあらすじ
とある日、テレビ中継で流れる春高バレーを見かけた主人公の小柄な少年日向はそこで活躍する地元高校の「小さな巨人」に強く惹かれバレーボールを始めます。しかし環境に恵まれず中学では3年の最後の大会に助っ人も頼んでようやく出場出来る程でした。心機一転高校バレーに打ち込もうと進学した進学先の烏野高校のバレー部で出会う事になるのが月島蛍です。
月島蛍のプロフィール
月島蛍は日向と同じ烏野高校の1年生で、1年生にして烏野高校のバレー部でも一番の長身プレイヤーです。かなりの皮肉屋で毒舌家な一面を持っており度々日向や影山と衝突しており、特にポジションが同じミドルブロッカーという事も相まってチーム内外で日向と比較される事が多くなっています。1年生ながらも常に周りを冷静に見る事ができ、烏野高校では徐々にブロックを先導する存在になっていきます。
一方で体格などには恵まれているにも関わらずバレーはあくまでも部活というスタンスから周囲と温度差を感じさせるような場面も多く、チームの練習や試合は真面目に行うものの自主練などはしないといったスタイルを貫いており、コーチの繋心曰く「合格点を取っても、100点を目指さない」というスタイルを貫いています。長身である故にブロックは得意ですがレシーブは苦手とする一面があります。
出典: https://prcm.jp
また烏野高校の選手で唯一、ハイキュー作中でも珍しいメガネキャラであり、ハイキュー作中では当初は普通のメガネでプレイしていましたが後に兄からプレゼントとしてもらったスポーツグラスを着用するようになりました。またバレーでも発揮されるように頭脳派で学業面も優秀である事も相まってハイキュー作中でも女子には非常に人気が高い事が伺える描写もあります。
その他判明しているプロフィールとしては身長は188.3cmで体重は68.4kg、ジャンプの最高到達点は作中で更新されており最初は332cm、後に334cmになっています。誕生日は9月27日で好物はショートケーキです。またハイキューのキャラクターは紹介欄に「最近の悩み」が描かれており、月島蛍の悩みは高校に入ってまた下の名前の読み方を色んな人に聞かれることになっています。
ハイキューの月島蛍の覚醒シーンがかっこいい
月島蛍の覚醒シーン・白鳥沢戦をネタバレ
出典: https://note.com
烏野高校でもクレバーな存在であった月島蛍が完全に覚醒したのが春高予選の決勝戦、白鳥沢戦です。白鳥沢戦の序盤の一方的な試合展開にも諦めを見せない日向・影山・西谷に引っ張られる形で自身の役割を果たすようになります。相手セッターの白布にプレッシャーをかけ続ける事でトスを乱れさせる事に成功し、結果として牛島相手にシャットアウトを成功させます。このシャットアウトが月島蛍の覚醒シーンです。
ハイキュー作中良い言い方で冷静、悪い言い方で冷めてると言われ続けドライな印象が強い月島蛍が声を出しながら大きくガッツポーズをするのです。このシーンを皮切りに月島蛍は対峙した白鳥沢のミドルブロッカー天童が「しつけぇなぁ」という程に冴え渡ったブロックリードを披露。さらにはブロックのタイミングを自身に合わせるようにチームに進言するなどの積極性を見せ何話にも渡って白鳥沢を苦しめる存在となります。
覚醒後はこれまで積極的には行わなかったブロード(移動攻撃)を行うなど攻撃面でもチームに貢献しようとするなどの献身的な姿勢を見せ、途中一時的に負傷退場する事になるのも最後にはしっかりとコートに戻り最後までチームに貢献しそのプレイは白鳥沢戦後コーチの繋心から「誰が何と言おうと、今日はお前がMVPだ」と言われる程の活躍を見せます。
しかも月島蛍は白鳥沢戦後元に戻ってしまったという事もありません。白鳥沢戦後にラストプレイで牛島にブロック誘導を決める事が出来なかった事、結局1本しか牛島を止める事が出来なかった事を「不甲斐ない」と悔やみさらなる練習に励むようになり、烏野高校のブロックを支える存在、ブロックの要へと成長していきます。
月島蛍の覚醒シーンは何話?
気になる月島蛍の覚醒シーンが何話かという話ですが月島蛍が覚醒したと言われる牛島ブロックのシーンは原作漫画では単行本だと19巻に収録された163話です。19巻は表紙も月島蛍になっているなどまさに月島蛍を象徴する巻になっていると言えます。アニメでは第3期「ハイキュー!!烏野高校VS白鳥沢学園高校」の4話にてこのシーンが描かれています。
ちなみに原作ハイキューの163話のサブタイトル、単行本19巻自体のサブタイトル、アニメハイキューの4話とこの月島蛍覚醒と言われるシーンを収録したエピソードは全て「月の輪」というサブタイトルが付けられているのも大きな特徴となっており、何話にも渡って展開された月島蛍覚醒までのシーンを象徴し原作者古館春一先生のこだわりを強く感じるシーンだとも言われています。
余談ですが163話は19巻でも最初に収録されているエピソードになっているので何話か前から見せる覚醒直前から見たいのであれば18巻から読む事をオススメします。
ハイキューの月島蛍が覚醒するまでの経緯・成長
覚醒するまでの経緯・成長①兄との過去
何話にも渡ってエピソードが描かれ覚醒する事になる月島蛍がバレーに対してクレバーな態度を貫くようになった兄・明光の過去が原因です。ハイキュー作中の年代で22歳と少し年の離れた兄である明光もバレーボールをやっており月島蛍はその影響を受けてバレーを始めたのです。烏野高校のエースを務めているという兄の言葉を信じクラスメイトにも自慢する程の兄でした。しかしクラスメイトにそれは間違いだと指摘されます。
兄・明光は日向が憧れた「小さな巨人」の1つ上の世代でありありえないと言われたのです。真相を確かめようというクラスメイトに連れられて兄に来るなと言われていた試合の観戦にいった時に月島蛍が見たのがエースどころかベンチにも入れず応援席で応援をする兄の姿でした。この出来事がきっかけで月島蛍はバレーボールに対して冷めた考えをし「たかが部活」と言ってしまうような性格になります。
この話は今は仕事の兼ね合いで別に住んでいる月島蛍の兄・明光が実家に戻った際に振り返るような形で語られており、兄・明光も後悔しているような形で描かれています。またこの件があった為か月島蛍は試合の観戦には来ないようにと言っており、兄明光が隠れて観戦に来た際には顔などを隠す程でした。
この過去が月島蛍に与えた影響は大きく、本人曰く頭に強烈な衝撃を受けたような感覚を覚えたと言い、それまでの皮肉屋な性格に拍車がかかり、バレーボールに対しても正直に向かい合えなくなります。またバレーに対しての熱量を持つ日向や影山に対して苛立ちを覚えるなどこの経験は月島にとってかなり大きな影響だったと言えます。
ちなみにこのエピソードは何話かといえばハイキュー単行本10巻収録の86話「月の出」にて描かれています。アニメハイキューでは何話かと言えばアニメ第2期セカンドシーズンではアニメ8話「幻覚ヒーロー」にまとまっています。余談ですがアニメ7話には原作の「月の出」というタイトルが付けられていますがこちらではこのエピソードのきっかけが描かれる形になっています。
覚醒するまでの経緯・成長②山口の言葉
そんな月島蛍を何話にも渡ってずっと横で見てきたのが山口です。山口と月島蛍は小学生の頃からの付き合いなので身長という才能に恵まれ、他校の選手からも注目されるような月島蛍のクレバーな姿勢が許せませんでした。他校と合同の合宿の最中も自身のペースを崩そうとしない月島蛍の態度に山口は「最近のツッキーはカッコ悪い」と思いの丈をぶつけるのです。
この時の月島蛍は過去の経験も相まって決して1番になれるわけではないのに皆が熱心にバレーに熱心に撃ち込む理由が分かりませんでした。そんなモヤモヤした月島蛍の心を砕いたのが山口の「そんなモン、プライド以外に何が要るんだ」という言葉でした。このエピソードは何話かといえば原作88話の「幻覚ヒーロー」にて描かれています。アニメハイキューではアニメ2期セカンドシーズンの8話「幻覚ヒーロー」にて描かれています。
覚醒するまでの経緯・成長③バレーをやる理由
山口の言葉を受けて理屈は理解できたもののまだ自分の中にモヤっとした物を抱え納得はできなかった月島蛍は合宿中頻繁に自主練に誘われていた音駒高校の黒尾や梟谷学園高校の木兎に「優勝する事は厳しいのに何故頑張れるのか?面白いのか?」という質問をします。この質問に対し、木兎は「へたくそだからダメなんじゃない?」と挑発めいた回答をします。
木兎は自分の例を教えてやります。木兎は過去に最高のスパイクを決めた瞬間に「俺の時代キタ!」くらいの快感を味わったというのです。そしてその瞬間があるかないか、あった時がハマる瞬間だと答えるのです。この話は何話かといえば原作89話の「理由」の中でのエピソードです。アニメハイキューではここまでのエピソードを含めて8話の「幻覚ヒーロー」の中で展開されており、アニメ8話はいわば完全な月島回となっています。
余談ですが元々黒尾や木兎が月島を気に入っていた事も相まってこの質問以降、度々自主練を共にするようになり、彼らの技術や考え方を吸収するなど月島のバレーに少なくない影響を与えるようになります。特に同じミドルブロッカーである黒尾の言葉を思い出すようなシーンがその後の試合の中などで描かれる事も多いです。また親睦が深まった事もあってか黒尾と木兎は烏野部員以外で数少ない「ツッキー」呼びをするキャラにもなります。
覚醒するまでの経緯・成長④バレーに対する意識の変化
山口、黒尾、木兎の言葉を聞いて月島蛍の中で徐々に気持ちの変化が現れます。梟谷学園高校との練習試合で「とりあえず木兎のスパイクは手に当てるだけでも!」という繋心に「止めなくてもいいんですか」というらしくない発言をするようになるのです。さらにはその意識の変化はブロックにも現れスパイクを打とうとした梟谷学園高校の木兎に驚異を感じさせ思わず逃げてしまう程の迫力を発揮します。
ただまだ月島蛍の中では兄に対してのわだかまりを抱えていました。合宿後、実家に帰って来た兄に、「高校であんなだったのになんでまだやるの?」と思っている事を見透かされてしまいます。兄は高校では補欠だったものの、中学時代はエースとして活躍していた事もあり、「気が済むまで、本気でやれる場所にいたい」と語り木兎の言う「ハマった瞬間」を既に体験しているのでした。
そんな兄の話を聞いて月島蛍はついに過去の思いと決別する事に成功します。その後の月島は日向からの白鳥沢のウシワカを止められるかという質問には「無理デショ」と答えながら「自分で言うのはともかく、他人に「無理」って言われるのは腹立つよね」と返すようになるなど皮肉屋な性格は相変わらずながらもバレーに対して前向きな言葉が多くなります。
さらに月島蛍は自身のブロックに迷い繋心に相談にいきます。パワーも高さも敵わない相手への対処法を問うたのです。それまで自分から質問するような事がなかった月島の変化には繋心も驚きながらもそれはタイミングだと答えるのです。このような言動の変化は烏野にとってさらに大きな要素となっていき、こういった経緯とその後の試合を何話にも渡って繰り返す事で月島蛍はついに白鳥沢戦で覚醒する事になるのです。
ハイキューの月島蛍と登場人物の関係や卒業後
月島蛍と影山飛雄の関係
月島蛍はあまり人付き合いが上手い方ではなく皮肉屋な言い方も合って対立する場面も多いですが特にその対立関係を強調して描かれているのが影山飛雄との関係性です。日向・影山の入部をかけた3VS3の際には影山を嫌な呼び方である「コート上の王様」と呼んで挑発したり影山のトスを「精密すぎて気持ち悪い」と言うような言い方をしてしまうのです。
元々直情的な影山の性格も相まって2人は犬猿の仲という程に仲が悪いですが、同じ1年生レギュラーとして試合に立つ場面も多い事もありバレーボールの事に関しては双方の実力を認めており、お互いの主張を伝え合ったりする場面も見られます。何話にも渡るこの関係性はお互い憎まれ口を叩きつつもうまくバランスが取れた関係性と言う事が出来るかも知れません。
月島蛍と日向の関係
自身でも擦れている事を認識している月島蛍はまっすぐで純粋な性格である日向の事にも苦手意識を持っています。特に同じポジションという事もあってチーム内外で比較されたりダシにされる事が多かったのですがどこか仕方ないと諦めているような姿勢を見せていました。試合でも目立つ日向が後衛の間、凌ぐのが自分であると考えていたのです。
実際上記で紹介した覚醒に関連するエピソードの中でも音駒高校の黒尾から「チビちゃん(日向)にいいところ全部持っていかれちゃうんじゃないの?」と挑発された際にも自分には勝てるはずないと思っているという旨の事を発言しています。ただ上記でも紹介したように兄の過去に小さな巨人が影響している事も相まってそんな小さな巨人の要素を内包する日向を本能的に苦手意識を抱いていたのではないかとする声も見られます。
日向の性格も相まって全く喋らないわけではありませんが、山口を通しての会話であったり会話をしても日向が一方的に喋るような例も多いです。また日向の方は同じポジションである事や月島が自身にないものを持っているとしてライバル視されています。
月島蛍の卒業後
白鳥沢戦で覚醒した月島蛍ですが、そんな彼のその後のエピソードにも覚醒シーンが月島蛍にとっての「ハマった瞬間」だった事を示すエピソードがあります。それはハイキューは最終章として描かれている卒業後のエピソードです。最終章では日向が修行の為にブラジルに渡ってビーチバレーに撃ち込む姿、そして帰国後にプロ入りする姿が描かれる事になるのです。
そんな日向の物語に合わせてハイキュー作中で活躍した選手の卒業後についても本編中で明かされています。月島蛍は大学4年生で仙台博物館に就職が決まっているなど社会人への道を進む事が描かれているのですが月島蛍にはもう1つの顔がありました。Vリーグのディビジョン2に所属するチーム「仙台フロッグス」に所属しバレーボールを続けている事が明らかになっているのです。
社会人との2足のわらじとはいえ、バレーボールの最高峰であるVリーグのチームに所属しプロ入りしているといっても過言ではないこの扱いは、ハイキュー作中を何話にも渡って描かれてきた月島蛍覚醒までのエピソードの総決算としてファンにも驚かれ、喜ばれています。
ハイキューの月島蛍のかっこいい名言集
月島蛍の名言①「僕がぐだぐだと考える事より…」
僕がぐだぐだと考える事より 山口の一言の方がずっとカッコ良かった
上記でも紹介した山口とのやりとりの中で山口に思いの丈ををぶつけられた月島蛍が深層心理の中で思ったのがこのセリフです。月島蛍自身も色々思う所があった事、それでも過去の経験などからキツい練習の後に自主練までするように打ち込む気持ちが分からなかったのです。そんな時に山口の気持ちをぶつけられようやく少し理解できたのです。
ちなみにこの名言は実際に口にはしていませんが。「お前(山口)いつの間にそんなにカッコいい奴になったの?」「お前(山口)カッコいいよ」といつもの月島らしい皮肉めいた言い方で返しており怒らせるかもしれないと考えていたこれには山口も困惑する程でした。この名言は山口とのやりとりの中での名言なので何話かといえば原作では88話の「幻覚ヒーロー」でのやりとりになっています。
月島蛍の名言②「負けると思ったんだ…」
負けると思ったんだ それが当然であるように
明確に覚醒したのは上記でも紹介したように白鳥沢戦の中盤以降ですが、それ以前から月島蛍の姿勢が変わっている事が伺える描写は増えています。覚醒直前とも言える白鳥沢戦の開始直後、月島はここで初めてウシワカのスパイクを体感します。その時月島蛍はあまりのウシワカの迫力に怯んでしまった事に気づくのです。ここで月島蛍のすごい事は自身の心理を冷静に分析している所です。
さらにここで覚醒に近づいている思考に移っているのも分かります。それまでの月島ならここで諦めて終わる所ですが、月島は冷静に分析した上で悔しさから舌打ちをした後、気持ちを切り替えてどうやってウシワカのスパイクを止めるのかを考えるようになるのです。この名言は原作では153話、アニメハイキューでは第3期「烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」の2話「左の脅威」にて描かれています。
月島蛍の名言③「最後まで戦ってみたい…」
最後まで戦ってみたいなんて
白鳥沢戦で覚醒した月島ですが、終盤の第5セットにて指の負傷により一時的に退場します。しかし治療をしている最中も集中力を保持し続けコートに戻った際には真っ先に症状を繋心に伝える事でコートに復帰します。そもそも覚醒したからこそそこまでの集中力を保ち続けてられており、痛みに耐えながらもブロックに飛び続けるのです。
上記の名言はそんな月島がコートに戻った直後、怪我をした右手にウシワカのスパイクを受けた際に思った事で頭には「日向じゃあるまいし」という比較もついています。月島が変わった事はもちろん本質は変わってもハイキュー作中で描かれ続けてきた皮肉めいた性格は変わっていないのが分かる名言として人気の高い名言です。
この名言は何話かと言えば原作では184話「はじめての感情」、アニメハイキューでは第3期「烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」の9話「バレー馬鹿たち」で描かれています。また今回紹介した名言の特徴でもありますがハイキューで月島の名言と言われる言葉は実際には発言せず心の中で思った事が多いのも月島らしい特徴になっていると言えます。
ハイキューの月島蛍のアニメ声優
内山昂輝のプロフィール
アニメハイキューにて月島蛍役を務めた内山昂輝さんは1993年から俳優として活動し、2001年より声優として過つづするようになった声優さんです。元々は子役としてドラマや海外映画などの吹き替えを担当していましたが、2005年にゲーム「キングダムハーツⅡ」にてロクサス役を演じた事をきっかけに声優として活動するようになっていきました。
影のある落ち着いた声質が特徴で声優を始めた初期頃には特にどこか内向的なキャラクターを演じる機会が多かった事でも知られており、本人も「あまり明朗快活なタイプではない」と自負しています。ただし経験を声優として積んできた近年では比較的明るいキャラやそれまで演じる事のなかった「叫ばざるをえない」キャラも演じるようになってきています。
内山昂輝の主な出演作品
内山昂輝さんがこれまでに出演したアニメ作品としては「ソウルイーター」のソウル=イーター役、「屍鬼」の結城夏野役、「ISーインフィニティット・ストラトスー」の織斑一夏役、「遊☆戯☆王ZEXAL」の天城カイト役、「ニセコイ」の一条楽役、「君と僕。」の浅羽悠太役、「絶園のテンペスト」の滝川吉野役、「探検ドリランド」のパーン役などを務めています。
近年の出演作品では「すばらしきこのせかい」のネク/桜庭音操役、「呪術廻戦」の狗巻棘役、「池袋ウエストゲートパーク」のタカシ役、「THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール」のパク・イルピョ役、「波よ聞いてくれ」の沖進次役、「彼方のアストラ」のウルガー・ツヴァイク役、「さらざんまい」の久慈悠、「revisions リヴィジョンズ」の堂嶋大介役などを務めています。
月島蛍(幼少期)の声優は村中知
今回紹介した兄とのエピソードなどハイキュー作中にて過去編も描かれている月島蛍の少年時代は村中知さんが声優を務めています。2008年から声優として活動を開始し少女役はもちろん少年役や、少年時代の役を部分的に演じる機会が多い声優さんになっています。
村中知さんはアニメハイキューの月島蛍の少年時代以外にも、「ボールルームへようこそ」の釘宮方美、「覆面系ノイズ」の榊桃、「風夏」の優、「ブブキ・ブランキ」の新走宗也、「バトルスピリッツ 烈火魂」の烈火幸村、「DIABOLIK LOVERS MORE,BLOOD」のルキ、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の昭弘、「アクエリオンロゴス」の剣嵜総などのキャラクターの幼年時代を担当しています。
ハイキューの月島蛍の覚醒シーンに関する感想や評価
ハイキュー最近尊すぎて涙なしには見れなくなった、、、
— すずか (@N_suzuka212) May 26, 2020
縁下、菅原、山口、月島の覚醒尊い、、、
段階踏みまくるつっきーの覚醒はほんとに尊いし、、
完全覚醒までが長いのがとてつもなく尊い
ここからは既にハイキューを既に視聴している人の月島蛍の覚醒に関しての感想を紹介していきます。今回は代表的なシーンを紹介したんですが最終的な白鳥沢戦での覚醒までに描かれているエピソードは多く、何話にも渡って段階を踏みながら成長していく姿が良いという声が多くなっています。特に幼少期の経験から根深い事が非常にリアルで良いとする声も多いです。
ハイキューでは他にも縁下や菅原、山口など過去の経験を断ち切る例はありますが月島程に何話にも渡って段階を踏んだキャラクターはおらず、また月島の場合元々のキャラクター性からしっかりと考えて作り込まれている点と覚醒シーンでのガッツポーズのギャップが印象的だったとする声も多くハイキュー内でも屈指の名シーンと言われる要因になっています。
やっぱプロになったツッキーの試合も見たかったなと思ってしまう…あの月島が大人になってもバレー続けててプロチーム所属してるって事実を貰えただけで大満足なんだけども
— もも (@onepiece106tra) July 14, 2020
ハイキューでは最終章にて卒業後の様子も描かれていますが日向や影山、木兎らがプロ入りする中で月島がプロ入りしたのには一番驚いたという声も多くなっています。確かに覚醒したのは白鳥沢戦ですが、その試合だけの事ではなく木兎のいう「ハマった瞬間」があの瞬間だったのだろうという声やその思いが何年にも渡って通じている事に兄と同じような雰囲気を感じてそれがまた良いとする声も見られます。
一方であくまでも判明しているのは所属しているという事だけで試合までは描かれていなかった為、大人になった月島のプレイも見てみたかったとする声や、Vリーグの特性も相まって社会人をしながらというのがいかにも月島らしいという声なども上がっています。ハイキュー番外編としてでもVリーグ編で戦う試合をもっと見てみたいという声も多くなっています。
ハイキュー終わっちゃうん(>_<)ハイキューは月島覚醒のときがすきだなぁ〜。つっきーめちゃくちゃ好き。キャラデザがまず好みやし内山さんの声がつっきーに合ってるよね。
— ♪☆ゆう☆♪ (@teyutama) July 13, 2020
ハイキューで月島の声優を務めた内山昂輝さんに関しては月島のキャラクター性にあった声の声優さんで良かったとする声が非常に多くなっています。また原作ハイキュー時点で人気が高かった覚醒シーンがアニメで動きと内山昂輝さんの演技によってさらに評価が上がったとする声もあり、冷静ながらも熱い演技が良かったとする声も多くなっています。
また村中知さんが演じた少年時代もまだ擦れた感じが少ないながらも皮肉屋な雰囲気を纏っている少年月島の雰囲気がより強くなったとして高い評価を集めています。
ハイキューの月島蛍の覚醒シーンまとめ
ハイキューにおける月島の覚醒シーンは白鳥沢戦で描かれた覚醒シーン自体はもちろんですがそこに至るまでのエピソードやちょっとした月島の気持ちの変化などを表すシーンなども含めるとハイキューという作品全体で何話にも渡って展開されてきたエピソードです。その壮大さからハイキューの裏主人公は月島だとする声もある程にハイキュー全体で見ても非常に人気の高いシーンになっています。
特にアニメハイキューでは動きも加わった事に加え内山昂輝さんによる迫真の演技によりそれまでの月島のイメージが大きく変わったとする声も見られる程でこのシーンによって月島の人気が上がったとする声も見られる程です。まだハイキューを視聴していない人はぜひ月島の変化と経緯、そして最終的な覚醒シーンとその後の活躍にも注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?