2020年05月27日公開
2020年05月27日更新
【ワンピース】バーソロミュー・くまの声優は?キャラの能力・強さやフィギュア情報も
ワンピースでは無口で本が大好きなバーソロミュー・くまの戦闘力の強さや時折見せる心優しい姿を確認することができます。元王下七武海として政府のいいなりになっているかのように演じていた彼は実は革命軍の幹部だったのです。必要最低限しか話さないバーソロミュー・くまの声を担当していた声優は園部啓一さんでした。そこで、かつてはソルベ王国の国王でもあったバーソロミュー・くまの能力や強さ、人気のフィギュア情報、声を担当している声優の園部啓一さんについてもご紹介します。
目次
バーソロミュー・くまとは?
ワンピースではかつて海賊として大暴れしていたバーソロミュー・くまは、暴君と呼ばれていたほど残虐の限りを尽くしていた凶悪な人物だったのです。元王下七武海として認められたバーソロミュー・くまは、海賊の中で唯一政府のいいなりになっている不気味な人間として同じ王下七武海のモリアからも怪しがられていました。しかし、そのような振る舞いをしていたバーソロミュー・くまの正体は革命軍の幹部だったのです。
革命軍のリーダーであるドラゴンからも厚い信頼を寄せられ、参謀総長を務めていたサボからも慕われていました。かなり無口でしたが心優しく仲間思いだったバーソロミュー・くまは、革命軍の仲間達からは好かれていたのです。そんな本が大好きなバーソロミュー・くまの声を担当した声優の園部啓一さんやニキュニキュの実の能力、戦闘力の強さ、さまざまな種類が登場している彼のフィギュア情報もご紹介します。
ワンピースの作品情報
ワンピースの概要
1997年34号(7月)から熊本県出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって描かれた「ワンピース(ONE PIECE)」は、週刊少年ジャンプによって連載がスタートした漫画となっており2020年5月の現在も連載中となっています。第96巻まで刊行されているワンピースでは動きやすい服装を好むルフィは仲間たちと一緒に戦いながら海賊王になる夢を抱き、喧嘩をしたり笑ったりしながら絆を深め成長していく姿が描かれていきました。
心を揺さぶられるような感動的な名シーンやエピソード、思わず笑顔になるようなギャグシーンも散りばめられているため老若男女問わず人気となります。数々の記録を樹立しているワンピースは2015年6月にはギネス世界記録にも認定されました。週刊少年ジャンプでは2番目に長期間連載された作品として注目を集めています。日本の出版において10年以上も初版300万部以上を突破している漫画でもありました。
ワンピースのあらすじ
楽観的で仲間を愛していたゴール・D・ロジャーは、以前に大事件を起こしたために海賊王として世界政府や海軍から危険人物扱いされるようになりました。この世の全てを手に入れた彼はワンピースという大秘宝を遺したと噂されています。底抜けに明るい性格のルフィは海賊王になることを決意し、海へと乗り出し旅をしながら仲間を作り麦わらの一味として次第に力をつけていきました。
バーソロミュー・くまのプロフィール
ワンピースで元ソルベ王国の国王であり、元王下七武海だったバーソロミュー・くまの本当の正体は、革命軍の幹部でした。無口なバーソロミュー・くまは必要最低限の言葉しか交わすことがなく、相手が的確に物事を指摘してきた時には素直に「的を射ている」と答えていました。読書が大好きなバーソロミュー・くまはいつも小脇に本を抱えており暇さえあれば読んでいたのです。
- 本名:バーソロミュー・くま
- 異名:PX-0(完全改造後)、暴君
- 血液型:X型
- 誕生日:2月9日
- 年齢:45歳→47歳
- 出身地:南の海・ソルベ王国
- 所属:元革命軍幹部
- 肩書:元ソルベ王国の国王、元王下七武海
- 悪魔の実:超人系のニキュニキュの実
- 身長:689cm
貴族出身で革命軍で参謀総長を務めていたサボとは仲が良かったようで、穏やかな笑顔が素敵な優しい性格だと高い評価を得ていました。ワンピースで戦闘力が抜群だったバーソロミュー・くまは、ニキュニキュの実の能力者であったために掌にできている肉球によってあらゆるものを吹き飛ばすことができたのです。政府のいいなりになっているように見せながらその人の人間性を見抜いてはこっそりと逃がしていました。
バーソロミュー・くまの性格
ワンピースでは暴君と呼ばれるほど残酷な振る舞いをしていた海賊時代がありましたが、基本的には口数が少なく本が大好きだったバーソロミュー・くまはいつも本を欠かさずに持ち歩いでいました。子供時代のバーソロミュー・くまはまるで二宮金次郎のように枝を背負子で運びながら本を読んでいたようです。黒目がはっきりとあり丸坊主で子供らしい人間らしい容姿をしていました。
穏やかな笑顔が素敵な心優しい性格を持っていたバーソロミュー・くまは、革命軍のリーダーであるドラゴンをはじめ、参謀総長のサボ、ホルホルの実の能力者であるイワンコフなどからも物静かでお茶目なところがある心優しい性格だと評価されていました。無口で必要最低限の話しかしない彼でしたが人間を見る目があったために相手が本当に困っていたり、助けてほしいと思っていたりする時にさり気なく助けることができます。
ニキュニキュの実の能力者であるバーソロミュー・くまは、意外と親切な性格を持っていたために敵であろうと相手を吹き飛ばす時には事前にどこに旅行をしたいか訊ねるという思いやりを持っていました。また、相手が要求する場所へ吹き飛ばす強さや能力も持っていたのです。基本的に冷静沈着で心優しいバーソロミュー・くまは、革命軍のメンバーをはじめ麦わらの一味からも慕われていました。
バーソロミュー・くまの元王下七武海の1人
彼は世界政府が認めている海賊である王下七武海の1人に選ばれていたこともありました。王下七武海として活躍するようになる前は残虐な振る舞いによって周囲を震え上がらせていた海賊だったのです。
暴君と呼ばれるほど手が付けられなかったバーソロミュー・くまがいつどのような理由で王下七武海として選ばれたのかは明らかになっていません。世界政府が認める海賊となる王下七武海として選ばれてからは海軍をはじめ世界政府からの指示に従順に従う不気味さもあったのです。同じ王下七武海として大暴れしているカゲカゲの実の能力者であるゲッコー・モリアからも何を考えているのかわからないと不審がられていました。
王下七武海として政府や海軍のいいなりになっていた彼は、革命軍が力をつけ世界政府と対等に戦えるようになるまでは従順なふりをして情報を流していたのかもしれません。マリンフォードでの頂上戦争が終結するまでは、あまりにも従順すぎるバーソロミュー・くまの行動は同じ七武海のメンバーからも警戒されるようになります。
バーソロミュー・くまの身長
愛想のない表情が逆に愛らしいバーソロミュー・くまのフィギュアはさまざまな種類が展開され大人気となっています。本が大好きな彼は、身長が高かったために作中でも注目されていました。一般男性の身長よりかなり大きな689cmのくまは、ワンピースで活躍している個性豊かなキャラクターの中でもかなり大きな存在となっていたのです。大きながっしりとした身体を持っていましたが穏やかな雰囲気がありました。
好奇心旺盛なルフィの身長が174cmの普通の人間の身長となっていたためそれと比較すると約4倍ほどの身長ということになるのです。ここまでの高身長は世界政府として活躍している王下七武海や海軍本部の中でもかなり大きな存在となっており目立っていました。作中では魚人族や巨人族など巨大な身体を持ったキャラクターが姿を現していますが彼は普通の人間であるため、人間にしてはかなり大きいといえるでしょう。
身長が高いことでも有名な王下七武海のメンバーの中では2番目に身長が高い存在でした。692cmの身長だったゲッコー・モリアは王下七武海で1番身長が高かったのです。また、1番身長が低いのは191cmのボア・ハンコックでした。
バーソロミュー・くまの本の中身
幼少期から本が大好きで暇さえあれば読書を楽しんでいたバーソロミュー・くまは、常にどんな時でも左手で本を抱えていました。お茶目な性格の彼はたくさんのフィギュアが作られていますが、そのフィギュアのバーソロミュー・くまの左手にもほとんど本が握られていたのです。それくらい、物静かなバーソロミュー・くまといったら本が欠かせないキャラクターとなっていました。
常に左手に本を抱えているバーソロミュー・くまは、いったいなんの本を持っているのだろうと注目を集めるようになります。彼が肌身離さず持ち歩いていた本とは聖書(BIBLE)だったのです。暴君と呼ばれていた彼ですが、彼の中には聖書で学んだ慈悲やルールが存在していました。そのため、世界政府や海軍に従順な振る舞いをしているようでありながらも正義を貫いている人間に対してはそっと力を貸していたのです。
聖書を常に持ち歩き暇があれば読んだりメモを取ったりしていたバーソロミュー・くまは、今では改造人間とされてしまったために人間としての記憶や人格を全て失ってしまいました。かつての口数が少ないながらも心優しく人情味のあったバーソロミュー・くまは、すでにいなくなってしまったのです。そのため、今となっては彼が持っていた本の中身が現代扱われている聖書と同じかは確認することができなくなってしまいました。
バーソロミュー・くまの声優
園部啓一のプロフィール
無口で必要最低限の言葉しか発しないバーソロミュー・くまの声を担当したのは、声優の園部啓一さんです。彼は声優の他にもナレーターとしても活躍されています。また、ワンピースでは心優しいバーソロミュー・くま以外にも他のキャラクターの役も担当していました。彼は悪人役をはじめ善人役など何でも演じることができる、個性豊かな多様なキャラクターの声も演じることができる脇役として定評があります。
- 名前:園部啓一(そのべけいいち)
- 血液型:O型
- 生年月日:1960年9月16日
- 出身地:東京都
- 所属事務所:81プロデュース
- 職業:声優、ナレーター
- 声優デビュー:1990年
- 身長:172cm
声優の園部啓一さんは、特に東映アニメーションが製作しているアニメ作品に多く登場しており、多数の端役や脇役を演じる声優としても有名です。青二プロダクションに所属していた青野武さんや銀プロダクションの初代社長であった松尾銀三さんらが担当していた持ち役などは、彼らが死去した後に引き継いでいました。声優としての実力を認められている園部啓一さんはアニメ作品においては名脇役として活躍してします。
園部啓一の主な出演作品
声優の園部啓一さんの主な出演作品には、平成イヌ物語バウのバウ役をはじめ、ちびまる子ちゃんの野口さんのおじいさん(野口笑助)役、魔法少女プリティサミーの萌田博士役、金田一少年の事件簿の市川玉三郎役、矢木沢亮役、天堂孝之助役、高田刑事役など1つの作品でその他多くを演じています。また、それいけ!アンパンマンではマスタード男爵役、カブオ役、やっこだこくん役、やぎじいさん(2代目)を演じました。
その他のテレビアニメ作品ではガイスターズ FRACTIONS OF THE EARTHのニキアス・サラキア役や、SAMURAI DEEPER KYOの小野忠明役、ボボボーボ・ボーボボのところ天の助役、ロックマンエグゼAXESSのマハ・ジャラマ役、怪 〜ayakashi〜 四谷怪談の直助権兵衛役、ふたりはプリキュア Splash Starの柳田国吉役、ハートキャッチプリキュア!の原野正治郎役、スイートプリキュア♪の調辺音吉役を演じています。
バーソロミュー・くまの能力や強さ
バーソロミュー・くまのニキュニキュの実
掌に熊のような肉球を持っているバーソロミュー・くまは、悪魔の実の超人系であるニキュニキュの実の能力者でした。熊のような肉球が足の裏にもあるかは明かされていませんが、肉球人間となった彼はどんなものでも弾き飛ばすことが可能となったのです。ニキュニキュの実の能力を使用する際は几帳面にはめている手袋を外しています。その様子から真面目で几帳面な彼の性格が伺えるでしょう。
ニキュニキュの実と可愛らしい名前の付いた能力を持っているバーソロミュー・くまは、掌にできた熊のような肉球に触れたものであればどのようなものでも弾き飛ばしてしまうという想像を絶する強さを持っていました。単純な攻撃のように見えますが、自らの肉球によって敵の攻撃も全て弾き返してしまうことが可能ということです。そのため、強力な攻撃を放てば放つほどそのダメージは自分に返ってくることになりました。
弾力に長けている熊のような肉球はあらゆるものを触れた瞬間に弾き飛ばしてしまう便利な能力となっています。そのため、他の能力者によって放たれた炎やマグマ、水、氷などのあらゆる物質はもちろん、刀などの武器でさえもその武器や能力の強さによって引き起こされた衝撃ごと弾き返されてしまうことになります。そのため肉球で弾かれてしまった場合はあらゆる攻撃が効かないということになってしまうのです。
攻撃が効かないどころが自ら放った攻撃や能力によって自らがダメージを負うということになってしまいます。大気でさえも弾き飛ばしてしまう強さを持っていたために、大気を利用して武器を作り出したり、その反動を利用してまるでワープしているかのように遠くの場所へ放り出してしまうこともできました。ニキュニキュの実の能力によって麦わらの一味も世界中のあらゆる場所へ弾き飛ばされています。
ニキュニキュの実の能力を使用することでどんなに重い物体や人間でさえも軽々と世界の裏側にまで飛ばすことはバーソロミュー・くまにとっては簡単なことだったのです。この力は戦いの際にも有効ですが、味方や助けたい人をまず別の場所へ移動する手段として活用することができます。無表情なバーソロミュー・くまですが、的確に状況を見ることができるため自分の能力によって多くの人を助けていました。
バーソロミュー・くまの大気を弾いて放つ技
熊のような肉球によってあらゆる攻撃を弾き返すことができるバーソロミュー・くまは、ニキュニキュの実の力を利用して人体の痛みや疲労を弾き出すこともできました。さらに、その痛みや疲労などのダメージを他の人に与えるということもできたのです。この技は自身にも行うことが可能だったために自身の身体の回復と同時に他者へ自分の身体のダメージを与えることができるというとんでもない攻撃をすることもできました。
大気を弾くことができるバーソロミュー・くまは、それによって作り出された技を持っています。自らの肉球によって光速で大気を弾き出し、衝撃波として放つことができる強さを持った圧力(パッド)砲を放つことができました。圧力(パッド)砲では物体を貫通させてしまうほどの強さを持っており、直線状にできている全てのものにダメージを当たることができました。
通常の砲弾ではほとんどダメージを受けたことがないフランキーでさえも吹き飛ばすほどの強さを持っていたのです。その応用編としてはつっぱり圧力砲というのがあり、身体を地面に固定するために四股を踏んで両手で圧力砲を放つという技となっていました。周囲の大気を圧縮していく熊の衝撃(ウルススショック)では、手の中に納まるように小さくコンパクトにしてから敵に放っています。
上記の画像のように彼の人気のあるフィギュアでは熊のような肉球も作品に忠実に作り込まれており、とても可愛らしいフィギュアとなっています。熊の衝撃(ウルススショック)では圧縮している分だけ破壊力がアップするため、スリラーバーク全体に及ぶほどの大きな力を秘めており、大きな影響を与えていました。彼が使用できるニキュニキュの実の力は超人系の悪魔の実の中では最大級の技として注目を集めています。
これだけの威力のある技を放つことができる彼は、身長が高く強靭な肉体を持っているゆえに可能となっていたようです。普通の肉体を持つ人間であれば攻撃の威力に圧倒されて攻撃を放っている人間自身もその技の強さの反動によってダメージを受けてしまうような強烈なパワーを持った技だったのです。ニキュニキュの実の力は強靭な肉体を持つバーソロミュー・くまだからこそ扱える悪魔の実の能力なのかもしれません。
バーソロミュー・くまのフィギュア情報やトレクル
バーソロミュー・くまのフィギュア情報
数々の人気のキャラクターのフィギュアが登場しているワンピースですが、その中でも1番人気のフィギュアとなっているのが王下七武海のフィギュアです。革命軍の幹部でありながら王下七武海としても活動していたバーソロミュー・くまのフィギュアも人気が高い商品となっています。
口数が少なく心優しいバーソロミュー・くまのフィギュアにはさまざまなデザインのフィギュアが制作されており大人気となっていました。がっちりとした体格をはじめ、毎日欠かさずに持っている本、掌の肉球など細かいところも繊細に再現されているフィギュアとなっているため高い評価を得ています。実際に元王下七武海であり革命軍の幹部として活躍していたくまのフィギュアを購入した人からも喜びの声が寄せられていました。
バーソロミュー・くまのトレクルでの活躍
リアルに再現されているバーソロミュー・クマのフィギュアも人気となっていますが、ワンピースのゲームアプリであるトレクル(ワンピーストレジャークルーズ)も好評です。人気となったゲームアプリであるトレクルではワンピースで登場している個性豊かなキャラクターが姿を現しており、トレクル公式ツイッターでの情報配信やさまざまなゲームイベントも注目を集めています。
トレクルでは仲間のために自分自身が人間兵器となってしまったくまは、改造人間となったパシフィスタとして姿を現していました。このゲームではサブメンバーやリーダーなどの存在があるのですが、彼の場合はサブメンバーとしての評価が高くなっています。さらに、スロットの強化持ちであるキャラとの相性が抜群で、イベント限定でのサカズキと組むことで強さを発揮していました。
バーソロミュー・くまとパシフィスタの違い
ワンピースではサーモンとはちみつが大好きなバーソロミュー・くまとそっくりな「パシフィスタ」という改造人間が姿を現しています。一見全く同じ見た目をしているためバーソロミュー・くまだと勘違いしてしまった人も多いようですが、「パシフィスタ」とは海軍において科学者として日々研究を重ねている天才科学者と呼ばれているベガパンクによって作り上げられた人間兵器となっていました。
無口で必要最低限の言葉しか発することがないバーソロミュー・くまをベースに作られており、型番はPX-0となっています。天才科学者であるDr.ベガパンクとある契約を結んだくまは、手足から少しずつ改造されていくことになりました。白ひげ海賊団と海軍が激しく戦うことになったマリンフォードでの頂上戦争の前までには、脳以外は改造されてしまい機械人間となっていたのです。
天才科学者と呼ばれていたDr.ベガパンクは、能力の伝達条件をほとんど把握していたためにくまが持っているニキュニキュの実の力はそのままに兵器として改造しているため、全身が機械となったくまの能力をそのままに兵器として作り上げていきました。その他にも他のキャラクターの能力を再現することも可能で、海軍で大将を務めている黄猿のレーザーも口から放っています。頂上戦争時には脳まで改造されてしまいました。
パシフィスタはシャボンディ諸島編で初登場した存在
海軍に所属している天才科学者と呼ばれているDr.ベガパンクによって作り出されたパシフィスタは、革命軍の幹部だったくまをベースにして作られている改造人間で型番はPX-0となっていました。仲間を助けるためにある契約を結んだことでくまは手足から少しずつ改造されていくことになります。半分改造人間となったパシフィスタが初登場したのは、シャボンディ諸島編でした。
元王下七武海として政府に仕えていたくまが改造人間にされ始めているという事実は海軍の中でも上等兵の一部にしか知らされていないことだったのです。海軍で大将を務めている黄猿と一緒に姿を現したパシフィスタと遭遇した海軍本部で機密特殊部隊である「SWORD」の隊長を務めていたディエス・ドレークは、即座にバーソロミュー・くまと改造人間となったパシフィスタの違いに気付いていました。
シャボンディ諸島において麦わらの一味と海軍で大将を務めている黄猿や部下の戦桃丸、さらに半分改造人間となっているパシフィスタが激しく戦うことになります。圧倒的な力を誇る海軍によって麦わらの一味は次第に追い詰められていきました。その状況を観察していたバーソロミュー・くまは、彼のニキュニキュの実の力によって麦わらの一味を世界のあらゆる場所へバラバラに弾き飛ばしてしまったのです。
パシフィスタはバーソロミュー・くま本人の肉体を使用して作られた兵器
海軍に所属し天才科学者と呼ばれているDr.ベガパンクによって作り出されたパシフィスタはバーソロミュー・くま本人の肉体を使用して作られた兵器となっています。型番はPX-0とつけられ、世界政府や海軍のために従順に戦うことができる人間兵器として作り替えらえてしまったのです。革命軍の幹部として活動していた彼は、世界政府の情報を得るために王下七武海となり従順に命令に従っていました。
彼は自分の身体や能力、強さと引き替えに麦わらの一味らの力を強化するためにも動いていました。そのため、彼らが海軍の圧倒的な強さによって追い込まれている時には、さらなる修業ができる場所へとそれぞれバラバラに飛ばしていたのです。また、彼らが2年の修業を終えて帰ってくるまでは彼らの船であるサウザンドサニー号を守ることを使命に改造人間になる契約を結んでいました。
シャボンディ諸島編の時点では脳以外は改造された状態で登場しているくまですが、その後は完全に改造され世界政府や海軍のために働くパシフィスタとなっています。頂上戦争においては20体以上も量産され戦いに送り出されていました。強力な強さを持っているくまの強靭な肉体を活かしつつ、大将を務めている黄猿の能力であるピカピカの強さが追加された口からレーザーを放つことができる最強の人間兵器となっています。
バーソロミュー・くまとシルバーズ・レイリーの関係
シルバーズ・レイリーとは?
冥王と呼ばれていたシルバーズ・レイリーは、かつてロジャー海賊団に所属しており副船長を務めていたと共に海賊王となっていたゴール・D・ロジャーの右腕として厚い信頼を寄せられていました。海賊王として周囲から恐れられていた船長のロジャーが公開処刑をされてからはいったん海賊からは退いています。その後はシャボンディ諸島を拠点として穏やかな生活を送っていました。
そのため、シャボンディ諸島に訪れた麦わらの一味で船長を務めているルフィとは出会って会話を交わしています。麦わらの一味で船大工として活躍しているフランキーは恩師であるトムが認めた海賊であり、彼らの船を造っていたことからもいつか会いたいと思っていた存在だったことからその出会いに感動していました。
現在はコーティング職人として海賊船が新世界へ行けるための手助けをしています。優雅な隠居生活を送っているレイリーですが、海賊だったころの腕は衰えていないようでたまに海に出ては海王類と戦って倒していました。また、魚人族のハッチを救出もしているため、心の優しさや懐の大きさは健在のようです。
バーソロミュー・くまとシルバーズ・レイリーの出会い
麦わらの一味がシャボンディ諸島に到着した頃には、他の最悪の世代と呼ばれて恐れられていた海賊たちも次々と訪れだしました。最悪の世代が集結してしまったことで海軍たちは大慌てで海賊たちを捕えるために動き出します。そんな中海軍と争うつもりがない麦わらの一味らを海へ逃がすためにコーティング職人として生活していたレイリーが登場し、海軍側として登場したバーソロミュー・くまとはそこで顔を合わせていました。
改造人間パシフィスタとして現れたくまは、まだ完全に改造されていませんでした。手足から少しずつ改造されているものの脳は以前のくまのままだったのです。そのため、革命軍の幹部としての任務を忘れていない彼は、革命軍のリーダーであるドラゴンの息子のルフィを助けたいと思っていることをレイリーにそっと伝えていました。
バーソロミュー・くまの声優に関する感想や評価
バーソロミュー・くま、身長が高いのでコイツも偉大な男なんだろうなと思ってるよ(身長を基準にすると692cmのモリアも偉大な男ということになっちゃうだろ!)
— クロダオサフネ (@kuroda_osafune) March 28, 2020
王下七武海の中では2番目に身長が高いとされているくまは、身長が高いために偉大な男なのだろうと高い評価を得ていました。口数は多くないくまですが、周囲を冷静に判断して的確に行動を起こすことができたために、革命軍のリーダーであるドラゴンからも厚い信頼を寄せられていたのでしょう。彼の息子であるルフィに対しても重要な場面で手を差し伸べています。
オバレの皆さんをマギの世界に飛ばしたい。私はバーソロミュー・くまになりたい
— ふじかわ🦩 (@juuouin_p) May 9, 2020
心優しく仲間思いのくまになりたいと感じている人は多かったようです。掌にできている肉球によってあらゆるものを弾き飛ばすことができたり、自分のダメージや疲れなども弾き飛ばすことができる能力はあればかなり便利と感じている人は多くいました。単純な攻撃であるにもかかわらず応用が利く素晴らしい力でもあったのです。
#ワンピース #ONEPIECE #くま #ワダツミ #カルネ #ゲンボウ
— ☠ちータラ☠ (@Tara2ONEPIECE) February 9, 2020
本日は、バーソロミュー・くま,ワダツミ,カルネ,ゲンボウの誕生日!
おめでとうございます🎉🎉🎉
ゲンボウはシャンドラの戦士です。僕はくまの人間性がとても好きで、今は天竜人の奴隷となってしまっていますが、無事であることを祈ります🙏 pic.twitter.com/cfxtcaqeuV
大きな身体を持ちながら口数が少ないくまの人間性が好きだという人は結構たくさんいました。仲間のために世界貴族とされている天竜人の奴隷となってしまったくまに心を痛めている人も多くいたようです。何とか無事でいてほしいと祈り、いつか人間として復活してほしいと願っている人もいました。
バーソロミュー・くまの声優まとめ
かわいいフィギュアが種類も豊富に製作されているバーソロミュー・クマの声を担当していたのは、声優の園部啓一さんでした。悪人役から善人役まで幅広い演技ができる彼は、アニメキャラクターの脇役として活躍されている声優でもあったのです。口数は少ないですが、要所要所でかっこいいセリフを放っている彼の魅力を最大限に引き出していました。