ワンピースのイム様とシャンクスの関係は？ミホークと目が似ている理由も考察

大物感を漂わせているイム様はワンピースの第906話で突然姿を現していました。冷気が漂っている部屋で独特なシルエットで登場したイム様は、巨大な麦わら帽子の前に立っていたのです。ただ者じゃない雰囲気を漂わせているイム様は第908でも姿を現し、世界政府の最高権力者として活躍している五老星らが跪いた状態で迎えていました。

高さのある王冠を被っているようなシルエットのイム様は、世界の中心に位置しているといわれる「虚の玉座(からのぎょくざ)」に唯一座ることが許されている存在でもあったのです。そこで、ただ者じゃない雰囲気を漂わせているワンピースのイム様と四皇の1人であるシャンクスとの関係や正体が明らかになっていないイム様がミホークと目が似ている理由も考察していきます。

1997年34号(7月号)から週刊少年ジャンプより連載がスタートした「ワンピース(ONE PIECE)」は、熊本県熊本市出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって描かれた漫画となっています。2020年4月の時点では96巻まで単行本で刊行され、子供から大人まで老若男女問わず愛されている作品に成長しました。ワンピースでは海賊王を夢見ているルフィが戦いを通して仲間同士の絆や友情によって大きく成長していく姿が描かれています。

週刊少年ジャンプでは1976年～2016年に渡って連載されていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の次に長い期間連載中の作品となっており現在も記録を更新中です。出版においては国内で最高記録をいくつも持っているワンピースですが、第95巻刊行時点の単行本は3億9000万部という国内累計発行部数を誇っており、この記録は日本の漫画では最高の記録となっています。

この世の全てを手に入れたとされているゴール・D・ロジャーは、海賊王となって名を轟かせていました。彼はワンピースというひとつなぎの大秘宝を遺したとされています。海賊王になることを夢見ているルフィは、悪魔の実を食べてしまったことで海に嫌われ溺れてしまいました。しかし、友達になったシャンクスによって命が助かります。恩人となったシャンクスとは立派な海賊になって再会することを約束しました。

ワンピースで聖地マリージョアに存在しているパンゲア城に住んでいるイム様は、シルエットのみの登場となっているためその正体は謎に包まれています。男性なのか女性なのかも分からない存在です。しかし、世界政府の最高権力者として活躍している五老星ですら跪いて話すほどの高貴な存在となっていました。輪廻眼のような独特な目をしたイム様は異様に長い頭を持っていたのです。

ワンピースで世界政府の最高権力者である五老星ですらも跪いてしまうイム様は、四皇の1人でありながら大らかな性格のシャンクスや優れた大剣豪のミホーク、自分達にとって有利な世界を作るために奮闘している世界政府らとの関係が意味深なため多くの考察がされるようになります。ワンピースでは表向きは虚の玉座には誰も座ってはいけないとされていました。

かつて20人の王によって800年前に世界政府が誕生しています。その時の誓いが世界にたった1人の王を作ってはいけないというものだったのです。しかし、男性とも女性とも正体がわからないイム様は世界の王を意味する虚の玉座に唯一座ることが許された存在でした。大物感を漂わせているイム様ですが普段は花の部屋で植物や虫と戯れています。

ワンピースで四皇の1人であり仲間思いのシャンクスは、敵である海賊をはじめ政府の元帥などからも厚い信頼を寄せられています。かつて海で溺れていたルフィを助けた命の恩人でもありました。彼が少年の頃はゴール・D・ロジャーが船長を務めるロジャー海賊団に所属しています。自分から事件を起こすことがないシャンクスは四皇でありながら、世界政府や多くの海賊からも厚い信頼を寄せられていました。

• 名前：シャンクス
• 異名：赤髪のシャンクス
• 誕生日：3月9日
• 年齢：37歳→39歳
• 所属：赤髪海賊団大頭(過去：ロジャー海賊団見習い)
• 肩書：四皇
• 身長：199cm
• 出身地：西の海

さらに、大剣豪であるミホークからも認められていたのです。宴会やお酒が大好きな彼は仲間のこととなると手が付けられない状況となるため世界政府はもちろん、最高権力者として活躍している五老星からも警戒されていたのです。仲間のためであればどんなことでもしてしまう素晴らしい人格の持ち主でした。

ワンピースでは世界会議(レヴェリー)編に大物感を漂わせているイム様が姿を現しています。それと同じ時期に聖地であるマリージョアに姿を現したのが四皇の1人となっているシャンクスです。仲間を何よりも大切にしている彼は、世界政府の最高権力者である五老星と世界会議(レヴェリー)の最中でありながらも会うことができています。

それゆえに、最高権力者である五老星と深い関係があるのではと囁かれるようになりました。政府を思うままに操ることができる五老星と繋がっている彼はイム様とも何らかの関係があるのではと噂されるようになります。世界政府の元帥からも厚い信頼を寄せられている彼は、最高権力者である五老星からも暴れ出したら危険人物になると認識されており、能力や人格は高く評価しているようでした。

ワンピースで世界会議(レヴェリー)が行われている重要な時期でありながらも世界政府の最高権力者である五老星と簡単に会うことができるシャンクスは元から世界政府側の人間なのではと考察されることも多くなっています。頂上決戦においても赤犬が暴走して決着がついているにも関わらず戦争を続けようとするところへ止めに入った際も元帥であるセンゴクから快く承諾されていました。

自分が責任を取ることになっても彼の言い分を通していたのです。また、世界政府の最高権力者である五老星と密会している際の会話では彼が実は政府側の人間、もっとたどれば世界貴族である天竜人出身ではと思わせるような内容となっていました。海賊となり四皇の1人となっている現時点では政治に関わることはできないというニュアンスの言葉をいわれていることから、その立場が解消されたら可能だという意味にも取れます。

本来であれば自分達と同様に世界会議(レヴェリー)に参加する能力を持っている存在であるが現在は立場上慎むようにといったニュアンスが込められているからです。この時姿を現している彼は最高権力者である五老星に対してしっかりと敬語を使っており、身分が高いことを漂わせていました。敵対している世界政府の海軍本部の元帥をはじめ五老星からも認められているため元々政府と深い関係を持っていると考察できるのです。

ワンピースで異様に長い頭のシルエットで姿を現しているイム様は、独特な印象の目をしていました。ワンピースのイム様の目は、元王下七武海の1人であったジュラキュール・ミホークの目とよく似ています。それゆえに、大剣豪といわれているミホークとも深い関係があるのではと考察することができるのです。ネット上では目の雰囲気が似ているため赤ワインが好きなミホークと謎が多いイム様の親子説も登場しています。

かつて世界政府が認めている王下七武海の1人だったミホークは、最高権力者である五老星と会っていたシャンクスとは剣術においてお互いが認め合うライバル同士でもありました。2人とも海賊として名を轟かせていながら世界政府やイム様との関係を持っているため同じような境遇の2人と考えることもできるでしょう。世界政府の旗の印には十字の模様が描かれています。

これは彼が愛用している黒刀のデザインともよく似ていました。「夜」と呼ばれているミホークが使用している剣に十字架のような模様があり世界政府の旗のデザインと似ていたのです。いずれ政府の頂点にいるイム様は彼の剣によって倒され、夜明けが訪れることを意味しているのかもしれません。元王下七武海の1人だったミホークはイム様と目が似ていることから血縁関係など深い因縁があるとも考察することができます。

ワンピースでは、1000年以上生きている象主(ズニーシャ)という巨大なゾウが存在しています。この巨大なゾウは島という扱いとなっていますが、地盤は生物となっているため移動し続ける島となっていました。ハートの海賊団で航海士として活躍しているベポの故郷である象主(ズニーシャ)の目は、深く沈んでいたため一見ミイラのような目となっていますが、その奥にはイム様と同様の特殊な目を持っていたのです。

かつて大昔に大きな罪を犯したとされる象主(ズニーシャ)は、歩くことしか許されず1000年もの間、縦横無尽に歩き回って生きてきました。世界政府が誕生したのが800年前ですので、それ以前の空白の100年よりも前の時代に罪を犯したことになります。不老不死と噂されているイム様によって罰を与えられ1000年もの間彷徨い歩いているとも考えることができるでしょう。

大昔に罪を犯した象主(ズニーシャ)はその償いのために不老不死の命をイム様によって与えられ、歩き回ることしかできないという永遠の地獄を背負うことになったのかもしれません。大物感を漂わせているイム様の不老不死の能力を受けたことで同じような目になってしまったと考えられます。異様に長い頭を持っているイム様と同じ目を持っている象主(ズニーシャ)の犯した罪が重要な鍵を握っているのかもしれません。

ネットなどでは異様に長い頭を持っているイム様の正体についてさまざまな考察がされています。そこでワンピースで世界政府の最高権力者である五老星がひれ伏す存在であるイム様の正体を名前から考察していきましょう。普段は植物や虫と戯れているイム様の「イム」という名前は「仏(ほとけ)」という漢字に変換することができます。また、「仏(ほとけ)」という漢字は「フランス」と読むことも可能です。

ただ者じゃない雰囲気を漂わせているイム様の名前の由来が「仏(ほとけ)」だとしたら、神と同等な最高の存在であり現在の立場通りとなります。仏教においては「悟りを開いた人」を「仏(ほとけ)」を呼び、「仏陀(ブッダ)」が最も有名な人物です。「仏陀(ブッダ)」と同じような存在として「お釈迦さま(ゴーダマ・シッダールタ)」の存在もあります。また、フランスからは「フランス革命」を連想することができるでしょう。

「フランス革命」では市民革命によって絶対君主制が滅んだ時代を意味しています。その後は封建社会が繰り広げられますが、それらの意味が含まれているのであれば、世界政府の君主的な存在となっているイム様がフランス革命のように国民の代表であるルフィ達海賊によって倒される可能性は高いです。それゆえに虚の王座に座ることができるイム様は将来国民によって滅ぼされる存在を意味してるのかもしれません。

ワンピースで大剣豪であるミホークのような目をしているイム様の名前は、「Im」という英語に変換することもできます。「Im」という英語は「Im→I’m→I am」と見ていくこともできるでしょう。それゆえに、「I am」は、「アイ・アム」と読むことができます。この英語は「私は～だ」という意味になっており、自分が名乗る名前がないとも考えることができるのです。

動く島である象主(ズニーシャ)と同じような目を持っているイム様には、名前がないともいえます。名前がないということはそれだけで異常な状態ですが、現代に照らし合わせると戸籍がない存在と考えることができるのです。一般の市民のように名前がないということは闇世界の人間や親がいないなど深い理由があることが多いです。

もしも「イム」という名前が名前がないという意味なのだとしたら、存在を知られてはいけない深い事情があるのかもしれません。世界政府の最高権力者である五老星らを従わせているイム様は、誰にも知られずに生きていかなければいけないラスボス的な存在と考えることもできます。

ワンピースで大剣豪であるミホークのような目を持っているイム様の名前は、先程と同様に「I am（アイ・アム）」と英語に変換したように「イム」をそのままローマ字で綴ると「IMU」となります。これを逆さから読むと「UMI(うみ：海)」を導き出すことができるのです。ワンピースで海といえば、海賊でしょう。海賊といえば好奇心旺盛なルフィが目指している海賊王を思い浮かべることができます。

仲間思いのルフィが目指している海賊王とは海の中で最も自由な存在です。現在の世界政府の頂点に立っているイム様とは真逆の存在です。海が自由を手に入れることを意味しているのだとしたら、支配から解き放つことを意味しているとも考えられます。海そのものがミホークの目と似ているイム様だとしたら、海賊王になったルフィは海を支配しているイム様を倒すことで全てを自由にすることができるのかもしれません。

海そのものがイム様を意味しているのであれば、好奇心旺盛なルフィは海を制覇して自由を手にしそれを全てにおいて解放していくことが予想されます。現時点でさまざまなパワーや能力によって謎に包まれている海がイム様によって支配されているのだとしたらつじつまが合ってしまうのです。それゆえに、ミホークの目と似ているイム様の名前の意味が海である可能性は高いでしょう。

ワンピースで大剣豪のミホークと因果関係があると噂されているイム様の名前には、アダムとイブ説も登場しています。アダムとイブの名前からそれぞれ一文字ずつ取って繋ぎ合わせると「イム」となりました。エバとも呼ばれているアダムとイブは旧約聖書の「創世記」において神が製造した最初の人間とされています。この最初の人間と同じ意味のキーワードはワンピースの作中でも登場していました。

800年前には20人の王たちによって世界政府が作り出されたといわれています。世界政府を作った20人の王たちのルーツは世界貴族である天竜人とされていました。その世界貴族である天竜人の頂点に立つのがイム様であり、それゆえにアダムとイブが名前の由来と考えることもできます。

ワンピースで大物感を漂わせているイム様は、史上初のピラミッドを建設した「イムホテップ」という古代エジプト第3王朝を務めていた宰相の名前が由来になっているという説も飛び出しています。彼は優れた内科医としても有名でした。それゆえに、亡くなった後は「医神アスクレーピオス」と同じように「知恵と医術と魔法の神」と呼ばれ神として扱われています。

アスクレピオスが持っていた杖は、世界保健機関であるWHOのマークにも使用され有名です。この医神は死者を蘇らせることができるとされていました。それゆえに、不老不死の力を持っているとも解釈することができます。

不老不死という言葉はミホークと因縁があると噂されているイム様にも備わっている力とされていました。800年以上前から存在し続けていることが本当で不老不死の存在であるとすれば、それにちなんで付けられていると考えることができるでしょう。

天竜人であるドンキホーテ・ドフラミンゴは90巻の906話で、聖地マリージョアで秘密の宝を見たと発言しています。その発言を受けて、彼が見た秘密の宝とは悪魔の実であるオペオペの実によって不老手術を施され、不老不死の命を手に入れた者のリストではと話題になりました。そのリストの中に正体が明らかになっていないイム様がの名前が載っていたという考えです。

さらに秘密の宝があった場所には麦わら帽子が置いてあったとも語られています。ワンピースでは、インペルダウンにおいて捕まったドフラミンゴが叫んでいますが、そのシーンの直後に異様に長い頭を持っているイム様やその前には麦わら帽子が置いてあるシーンが現れていました。それゆえに、ただ者じゃない雰囲気が漂っているイム様と麦わら帽子が大きなカギを握っていると考えられます。

普通一般に取引されている悪魔の実の価格は約1億ベリーとなっています。しかし、超人系のオペオペの実という悪魔の実に関しては50億ベリーという破格の取引値が付けられていたのです。四皇の1人となっている黒ひげの懸賞金が22億4760万ベリーとなっているため、彼2人分以上の価格が付けられたことになります。超人系オペオペの実の価値を知らない人物であれば確実に売るでしょう。

しかし、超人系オペオペの実の能力によって不老不死を得ることができると知っていたら、50億ベリー出したとしても手に入れたいはずです。世界政府にとっては50億ベリーくらいは簡単に用意できるため世界政府の頂点に立っていると思われるイム様が手に入れてかつて不老手術を受けていてもおかしくはありません。しかし、その能力を使用した本人は命が亡くなるという恐ろしい要素も持っていたのです。

第906話で初めて姿を現したイム様は、聖地マリージョアに存在しているパンゲア城内の冷気漂う部屋にいました。剣豪のミホークと因縁があると噂されているイム様の前には巨大な麦わら帽子が置いてあったのです。麦わら帽子といえば、好奇心旺盛なルフィが命を救ってもらった際にシャンクスから預かった帽子も麦わら帽子でした。

さらに、その麦わら帽子は赤髪海賊団の大頭を務めているシャンクスもかつてロジャー海賊団の見習いだった頃に船長であるゴール・D・ロジャーにもらったものだったのです。それゆえに、何かの伏線と考えることができるでしょう。麦わら帽子に関しては、宝の地図やラフテルの地図などを思わせる重要な会話が交わされています。第9話では麦わらの一味であるナミが仲間思いのルフィの麦わらを見て問いかけていました。

彼女が船長であるルフィが被っている麦わら帽子を見て「宝の地図？」というセリフを発したことで何かの伏線ではと話題になります。週刊少年ジャンプの中でも長期連載の作品として話題となっているワンピースをここまで執筆している作者は結末を連載当初から結末を考えていたそうです。それゆえに、意味深な麦わら帽子はイム様を語る上でも重要な伏線なのかもしれません。

800年前に世界政府を誕生させたのは20人の王たちとなっています。それらの歴史をしっかりと把握しているイム様は、もしかしたらその20人の王たちの1人であり、生き残りなのかもしれません。それが事実であれば最古の天竜人(世界貴族)ということになります。他の王たちは死んでしまったにも関わらず1人だけが生き残ったのには何か理由があるはずです。そこに不老不死が関わっているいことは確実でしょう。

考古学者であるロビンの故郷のオハラは、世界政府によって壊滅しています。世界政府にとって不利な情報を知り過ぎたためにクローバー博士は殺されたのです。かつて、世界政府と戦った相手がDの王国であって、それらの秘密を暴かれることで現在のように存続できない重要な事実があることは間違いないでしょう。不老不死を手に入れて生き続けることが可能となったのであれば、イム様が最古の天竜人の可能性は大きいです。

冷気が漂っている部屋の中でシルエットのみで姿を現したイム様。彼女・彼が去ってしまった後にはリュウグウ王国の王女を務めているしらほしの写真がありました。さらにその写真には剣が突き刺さっていたのです。これは彼女を殺すということの伏線とも考えることができます。世界政府の最高権力者である五老星をひれ伏させているイム様は、次に消す相手を自ら吟味していたと考えることができるのです。

リュウグウ王国の王女を務めているしらほしは、古代兵器のポセイドンでもありました。それゆえに、海王類を従わせることが可能となっています。それらを脅威と考えているのであれば、壊滅させたいと考えるのは当然のことでしょう。不老不死を手に入れているのであれば、ウラヌスやポセイドン、古代兵器プルトンについてもよく認識していると予想することができます。

ジョイボーイの伝説がしらほしが率いている魚人島には伝わっていると考えられるのです。彼は政府が必死に隠そうとしている空白の百年の時代に存在していた人物となっていました。それゆえに、自分達の知られたくない過去を知っているかもしれないしらほしは脅威を感じる存在なのかもしれません。

世界政府の最高権力者である五老星は表向きは一番力のある存在となっているようです。しかし、彼らが跪いて見上げる存在がいました。それが唯一虚の王座に座ることが許されたイム様だったのです。世界政府の中において全ては階級によって取りまとめられています。海軍の階級も全ては強さによって付けられていました。元帥を選ぶ際も大将どうしを戦わせて勝ったものがその地位を得ることができたのです。

それほど強さを感じることができないイム様は、特殊な能力を持っていると考えることができます。世界政府の中では頂点に立っているといっても過言ではないイム様は、もしかしたら世界政府の中では最強の力を誇っているのかもしれません。それゆえに見た目には強そうではありませんが、全ての悪魔の実の能力を手に入れているのだとしたら、かなり恐ろしい存在と考えられます。

普段は聖地マリージョアに存在しているパンゲア城の花の部屋において直物や虫と戯れているイム様は20の連合国の王だったと考えることもできます。800年前に世界政府が作られたのは20人の王たちによってです。20人の王たちが集まってやっと世界政府という一つの国を作り上げることができたのかもしれません。それほど20人の王たちが戦った相手は強敵だったことがわかります。

時を操ることができる悪魔の実の能力を持っていてさらに、不老不死の力を手に入れているのであれば、かつて巨大な王国と戦った20人の王たちが従えていた連合国の王である可能性は高いです。その時に奪った巨大な麦わら帽子が今では冷凍保存され、かつての戦いを忘れないように戒めているのかもしれません。

巨大な王国としてかつては最強の力を誇っていたとされるDの一族。普段はパンゲア城の花の部屋で植物や虫と戯れているイム様は、かつてはそんなDの一族だったのではともいわれています。最強の力を誇っていたDの一族だったものの内戦が起こり自分の手ではどうすることもできなくなったので、他の20の連合国の力を借りて我が国を滅ぼしたと考えることもできるのです。

そう考えると大切に保管されている巨大な麦わら帽子は、かつて自分が愛用していたものかもしれません。もしくは、かつてはDの一族でありながら裏切って敵であった他の20の連合国に寝返ったとも考えることができます。ただ者じゃない雰囲気を漂わせている彼・彼女が相当な実力者であったとしたらその裏切りによって滅びたとも考えることができるのです。

大物感を漂わせているイム様は、月の支配者だったという説も浮上しています。かつては月の支配者として活躍していたものの資源不足によって月に住み続けることができなくなったとも考えられるのです。もしもそうだとすれば、かつて支配していた月を捨てて地球に部下たちと降りてきたのかもしれません。

地球に降り立ったイム様たちは、20の王国と手を組んで世界中を自分の支配下に置こうとしたとも考えることができます。月からの支配者によって地球が乗っ取られそうになったために巨大な王国が立ち上がって地球を救おうとしたとも考えられます。そのような地球を支配したという知られてはいけない過去を持つため、かつての歴史を抹消する必要があったのかもしれません。

四皇の1人となっているシャンクスが持っている剣が異様に長い頭を持っているイム様の持っている剣と似ていることから2人が同一人物ではと感想を寄せている人もいました。もしも2人が同一人物であれば、怖いなと感じる人もいるようです。穏やかな性格を持っているシャンクスは好奇心旺盛なルフィの恩人でもあり、いい人のような印象も漂わせているため余計に怖く感じるのかのしれません。

大剣豪のミホークの目が正体が明らかになっていないイム様と似ていることから何かしらの関係があるのではと話題になっています。また、赤髪海賊団の船長を務めているシャンクスは、グリフィンという剣を扱っていました。下半身がライオンで上半身が鷹という幻獣となっているグリフィンを思い起こさせるため、彼・彼女の鷹のような目とリンクして2人は同一人物ではと考える人もいたのです。

世界政府の最高権力者である五老星と何やら深い関係があると思われるシャンクスは、元々は政府の人間で天竜人の可能性もあるのではと囁かれています。さらに、持っている剣が似ていることやその剣の名前がイム様を連想させるため2人は双子では説も登場しているようです。正体が明らかになっていないイム様の今後の登場や行動には目が離せないでしょう。

ワンピースで姿を現しているイム様と赤髪海賊団の大頭を務めているシャンクスには何かと繋がるものがあるため、2人が同一人物説や双子説なども登場しているようです。大物感を漂わせているイム様は、密かにシャンクスが会っていた最高権力者である五老星をも従えていたため複雑な関係があるようにも考えられます。今後2人の関係も次第に明らかになっていくでしょう。