【ワンピース】シャンクスと五老星の関係は？会話の内容や「ある海賊」を考察

ワンピースで世界政府から要注意人物として警戒されているシャンクスでしたが、友達や仲間を大切にする彼は自分から問題や事件を起こすことはありませんでした。大らかな性格でお酒が大好きだったために、多くの海賊の仲間とお酒を飲んでは楽しく陽気に過ごしていたのです。それゆえに、好奇心旺盛なルフィともすぐに意気投合して仲良くなりました。

ワンピースではキラキラとした目で海賊を楽しんでいるルフィの憧れの海賊であり命の恩人のシャンクスと世界貴族である天竜人の五老星が何やら意味深な関係の場面が描かれていました。そこで、世界政府の最高権力者として活躍している五老星と仲間を何よりも大切にするシャンクスとの関係や彼らと交わしていた会話の内容「ある海賊」や、伝説の海賊となっているロックスとの関係について考察していきます。

1997年7月(34号)から週刊少年ジャンプより熊本県熊本市出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって連載がスタートしたのが「ワンピース(ONE PIECE)」です。ワンピースと呼ばれているひとつなぎの大秘宝を巡って多くの海賊達が旅をする冒険の物語となっていますが、夢に向かう彼らが敵と戦ったり、仲間同士の絆を深めたりしながら大きく成長する姿がギャグや感動シーンも交えながら展開されています。

子供から大人まで幅広い年齢層に人気のあるワンピースは、2020年4月の時点では96巻まで単行本で刊行されており、テレビアニメとしても放送されています。さらに、映画やゲーム、各種イベントなど幅広く展開されていきました。週刊少年ジャンプの作品の中でも「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に次いで長期連載させれている漫画として話題となっています。

かつてこの世の全てを手に入れたとされているゴール・D・ロジャー(海賊王)は、ワンピースと言われているひとつなぎの大秘宝を遺したとされています。それを巡って海賊達の争いが繰り広げられていきました。赤髪海賊団の大頭を務めているシャンクスは、ある村で好奇心旺盛なルフィと仲良くなります。彼が海で溺れた際には自分の左腕を犠牲にして命を助けました。2人は立派な海賊になって将来再会することを誓います。

ワンピースで世界政府からも警戒されているシャンクスは、赤髪海賊団の大頭を務めています。また、海賊の中でも最高峰と言われている四皇として恐れられている海賊の中の1人でもあったのです。かつては、ゴール・D・ロジャーという海賊王と呼ばれていた男のロジャー海賊団の見習いとして少年期を過ごしています。純粋で好奇心旺盛なルフィに預けた麦わら帽子は、船長のロジャーからもらったものでした。

• 本名：シャンクス
• 異名：赤髪のシャンクス
• 出身地：西の海
• 年齢：37歳→39歳
• 誕生日：3月9日
• 所属：ロジャー海賊団の見習い→赤髪海賊団の大頭
• 所属船：オーロ・ジャクソン号→レッド・フォース号
• 身長：199cm
• 覇気：武装色、覇王色、見聞色

黒ひげと呼ばれているマーシャル・D・ティーチによって付けられた3本の傷が左目にあるシャンクスは、現在バギーズデリバリーで社長を務めているバギーとは見習い時代からの喧嘩仲間であり、同時に幼馴染みの関係となっていました。基本的に能天気で大らかな性格のシャンクスですが、自分の友達や仲間を大切にしているため傷つけた相手に対しては容赦ない攻撃をするほどの仲間意識の強い海賊だったのです。

友達を傷つける者を許さない性格のシャンクスは、海賊の最高峰と言われている四皇となっていますが、四皇になったタイミングはいつなのかが話題となっています。海で溺れていた幼いルフィを助けたことでシャンクスは左腕を失っていますが、剣術を得意としている彼だっただけに東の海へ行って腕を落として帰ってきた姿に多くの海賊達は驚きを隠せませんでした。

かつて海賊王として世界中の全てを手にしていたゴール・D・ロジャーが死んだ後は、彼と互角に戦うことができた唯一の海賊であった白ひげと呼ばれているエドワード・ニューゲートが勢力を拡大していきます。しかし、彼に対抗するかのように4つの勢力が現れたのです。それがビッグ・マム海賊団の船長を務めているビッグ・マムと百獣海賊団の総督を務めるカイドウ、赤髪海賊団の大頭を務めているシャンクスでした。

さらに、黒ひげ海賊団の提督を務めるマーシャル・D・ティーチ、この4人がバランスを取るように君臨しているのが四皇となっているため、四皇自体がそれほど歴史が古い存在ではないということです。そのため、器が大きなシャンクスが勢力を伸ばすようになった頃に四皇として名を馳せるようになったと考察することができます。友達のルフィを助け片腕を失った後に四皇になったと考えることができるでしょう。

第907話において世界政府の最高権力者として活躍している五老星の前に姿を現したシャンクスに関しては多くの人が驚き、ショックを受けたようです。そこで、黒いマントに身を包み突然姿を現したシャンクスと世界貴族の最高位となっている五老星との関係を考察していきます。5人の老人によって結成されている五老星は、世界政府の中でも最高権力者の集まりとされていました。

それゆえに海軍本部において元帥を務めている者でさえも天竜人の最高位に立っている五老星の前では、ただの中間管理職に過ぎなかったのです。そのような世界政府の中で最高の立場にある五老星にすんなりと会うことができてしまうシャンクスは、政府のスパイではないかと考えることができます。海賊とは敵同士の政府と親密な関係であることがわかったシャンクスの今後の動きに注目が集まることになりました。

少年時代のシャンクスは、海賊王として恐れられていたゴール・D・ロジャーが船長を務めていたロジャー海賊団の見習いとして働いていました。当時の様子から立派な海賊を目指していたかのように見えます。しかし、五老星との会話から昔からの知り合いのような関係であることが考えられるため、もしかしたら子供の頃からスパイとして働いていたのかもしれません。

子供の頃からスパイとして政府に育てられていたのだとしたら、ロジャー海賊団に見習いとして乗っていたのは政府のスパイとしての任務だったと考えることができます。そのため、ロジャーの前で少年のシャンクスが涙を流したのは、五老星と何か関係しているとも考えられるのです。

世界貴族である天竜人は、自らを神だと認識している所があります。それゆえに、自分達天竜人以外は奴隷やコレクションと考えているところがありました。人を人と考えていない彼らは、一般市民に対しての尊厳は一切持っておらず、自分たちの都合でどのようにでも使用できると考えていたのです。そのため、世界政府の最高権力者を務めている五老星が彼を対等に扱うということからシャンクスは天竜人と考察することができます。

暴れ出したら世界政府でさえも手に負えないシャンクスと世界政府の最高権力者として活躍している五老星との関係が親密である場面が登場したため、政府のスパイや天竜人なのかもしれないという噂が立つようになります。

しかし、普段は大らかな性格のシャンクスですが、友達や仲間のことになると自分を犠牲にする性格の彼は、もしかしたら政界政府を乗っ取ろうとしているのかもしれません。能天気に振舞っているのも相手を油断させるためだとしたら、彼のこれからの行動に注目していく必要があるでしょう。

海賊の中では最高峰と言われている四皇に選ばれているシャンクスは、会議を始めようとしている五老星の前に突然姿を現しています。また、その時の会話の内容に「ある海賊」という言葉があったために多くの憶測や考察がされるようになりました。

そこで、赤髪海賊団の大頭を務めているシャンクスと世界貴族の最高位に存在している五老星との関係や会話の内容である「ある海賊」について考察していきます。ある海賊に関しての情報や五老星との関係を紐解くことで、黒マントに身を包んだシャンクスの正体も明らかになっていくでしょう。

かつて白ひげの愛人であったミス・バッキンを母に持つエドワード・ウィーブルは、白ひげ(エドワード・ニューゲート)の実の息子であると母に吹き込まれたために本人はそのように思っていますが、事実は明らかになっていません。

しかし、かつての白ひげ同様に相当な強さを持っており要注意人物であることは確かです。それゆえに、今後世界政府にとって危険人物になることを伝えにきたのかもしれません。ゾンビのような見た目ですがあまりにも強いため、悪魔の実によってロックスの肉体を復活させたという説も出ています。

第594話では世界政府において全軍の総帥を務めているコングと元帥を務めているセンゴクによる会話で、インペルダウンから脱出したレベル6の凶悪な脱獄囚が海賊として潜んでいる可能性は高く要注意だという話をしています。

これらのまだ登場していない伝説の凶悪な海賊の情報をシャンクスが掴んだため、彼らの元へ情報提供に現れた可能性も考えらえるでしょう。かつて海賊王だったロジャーやロックス海賊団に所属していた白ひげに倒されたことで涙をのんだ海賊達はたくさんいることからまだ知られていない伝説の海賊の可能性もあります。

世界政府の最高権力者として活躍している五老星の前に突然現れたシャンクスは「ある海賊」についての情報を話すためにやってきたようですが、そのある海賊とはロックス海賊団ではないかと考察することができます。かつて海賊王として有名だったロジャーと同様に大きな勢力を持っていたのがロックス海賊団です。

40年前に存在していたロックス海賊団には、現在では四皇と呼ばれている甘いものが大好きでのちにビッグ・マム海賊団の船長であるビッグ・マムと百獣海賊団の総督であるカイドウなど多くの伝説となった海賊達が集っていたのです。ロジャー海賊団が現れたことで力を失ったロックス海賊団でしたが、それまでは海賊の中で一番の実力者でした。しかし、船長のロックスはすでに亡くなっています。

かつてロックス海賊団に所属していた男勝りな性格のビッグ・マムや自分以外の人間の扱いが酷いカイドウはかつて一緒に戦った仲間であったために、悪いことを企んでいる気配があるようです。もしも、昔の仲間のよしみで手を組むとなれば権力のバランスを崩しかねません。そのためのその情報に基づいた話し合いとも考察することができます。

ネット上では大らかな性格のシャンクスは2人いると噂が立っています。その理由は、彼が不可能と思われるような移動をやってのけているからです。頂上戦争の前日まで自殺願望のあるカイドウと戦っていた彼が、翌日には1日で移動できる距離ではないマリンフォードに姿を現しています。

また、五老星の前に姿を現した彼は傷のない右側の横顔が描かれており、本人でない可能性も考えられると話題になりました。複数のシャンクスがいることを伝えに言った可能性も考えられます。また、複数のシャンクスではなく双子や多重人格との説もありました。

元王下七武海として政府に認められていた海賊のクロコダイルは、自分以外は誰も信用することができない実力主義者だったゆえにかなりエゴイストな性格をしていました。スナスナの実の能力者ですが、それほど強い人物ではありません。しかし、古代兵器の情報を掴んでいるのだとしたらかなり要注意人物となってきます。彼は自分の目的のために本性を隠すことができるためかなり注意する必要がありました。

わざわざ黒いマントに身を包み五老星の前に現れたシャンクスは、黒ひげ海賊団の提督を務めている黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)に関して話し合いにきたとも考察することができます。彼の顔の左目には縦に3本の痛々しい傷が付けられていました。この傷は豪快な性格の黒ひげによって付けられたものです。自分の欲望や野望のためであれば手段を選ばない彼には多くの謎が残されていました。

しかし、現在では四皇になっており、すでに凶悪で要注意人物として五老星にも扱われています。それゆえに、世界政府の最高権力者である五老星に今更伝えることもほとんどなさそうですし、彼が特に動かなくても凶悪な黒ひげに関しての情報は伝わっているでしょう。海賊らしい豪快さを持っている黒ひげの情報の可能性は低いかもしれません。

かつて立ち寄った村に住んでいた好奇心旺盛なルフィとは、すぐに意気投合したシャンクス。彼が五老星の前に現れた理由として麦わらの一味の船長を務めているルフィではないかという意見も多くあがっていました。世界政府の最高権力者である五老星と大らかな性格のシャンクスがどのような関係かは明らかになっていませんが、彼とはいつか再会する約束をしているため彼の情報の可能性は低いように考察することができます。

最高の海賊となって再会することを楽しみにしているのは、陽気な性格のルフィはもちろん彼の命を救ったシャンクスも同じ気持ちでした。それゆえに、彼が次第に力をつけていき懸賞金が15ベリーに跳ね上がった時には大喜びをしていたくらいです。彼の成長を楽しみにしているのがどうゆう意味かによっても話は変わってくるでしょう。

お酒が大好きなシャンクスの本名が話題になっています。彼の本名はシャンクスで、異名が赤髪のシャンクスと言われていますが、実は「ロックズ・D・シャンクス」なのではないかという情報が飛び交ったのです。こちらの名前は2011年に知恵袋で話題となりました。しかし、当時はこの本名は言葉遊びから生まれたガセネタであるとなります。

しかし、第907話において様々な情報が公開され、この説がガセではないかもという状況になりました。ワンピースの鍵となるのは麦わら帽子とも言われていますが、もしも、ロックスの名が本名であるとすればロックスの血縁である可能性も高くなるでしょう。

自らは事件を起こさないシャンクスの両親は今だ不明となっています。彼の名字も明らかになっていないため、彼の父親は相当な人物と考えることができるでしょう。息子の彼が四皇を務めているということは、かなりの危険人物である可能性も高いです。

そのため、40年前に海賊を牛耳っていたロックスが父親ではないかという説もあります。これは大らかな性格のシャンクスの年齢が39歳で、父親候補のロックスが活躍していたのが40年前、母親候補のシャンキーがかつて海賊をしていたのが40年前ということが理由のようです。いずれにしても彼の両親は明らかにはなっていません。

友達を傷つける者に対しては絶対に許さない性格のシャンクスは、行動があまりにも不可解なため能力者だとしたら移動系のワプワプの実なのではないかとも言われています。突然、会議を始めようとしている五老星の前に姿を現したり、頂上戦争の際には絶対的な上下関係を築きたがるカイドウとの戦いの翌日にはマリンフォードに突然姿を現したりもしていました。

そのため、能天気な性格のシャンクスはワプワプの実の能力者ではないかと考えることもできますが、ワプワプの実という悪魔の実は移動系の能力となっており、他の四皇がかなり攻撃的な能力者であるのに対してあまりにもインパクトがなさすぎるとも考えられます。四皇であるシャンクスはそれなりの強い能力を持っていると考えられるため攻撃でない移動系の能力の可能性は低いかもしれません。

剣術に関しては素晴らしい腕前のシャンクスですが、悪魔の実の能力者としては明らかになっていません。それゆえに、能力者ではないのではとの意見も飛び交っています。かつてロジャー海賊団で見習いをしていた頃は幼馴染みで喧嘩仲間のバギーが海に溺れている所を助けていました。また、悪魔の実を食べて泳げなくなったルフィを助けているシャンクスの姿もあります。

それゆえにこの時点でシャンクスは能力者でないことが明らかです。また、世界一の剣豪と言われているジュラキュール・ミホークとも互角に戦える剣術を持っており、彼からも認められていました。片腕を失ったシャンクスは、以前よりは少し劣るものの剣さばきは衰えていないため無能力者だとしても四皇になれる別の能力を秘めているのかもしれません。

海賊王に一番近い四皇となっているシャンクスが敵である世界政府の最高権力者として活躍している五老星の前に姿を現したことに驚いた人は多かったようです。さらにそこで放たれた「ある海賊」という言葉が意味深で深い謎を残していました。ここでは、あまりにも情報量が多く頭がパンクしそうというコメントも寄せられています。

第887話では、40年前のロックスの存在やロックス海賊団に所属していた頃の自殺願望があるカイドウや甘いものが大好きなビッグ・マムらの情報をはじめ、マリージョアで会議を始めようとしている五老星の前に姿を現したシャンクスなどあまりの急展開と情報のオンパレードに頭が混乱してしまう人も多かったようです。1つの話にするには情報量が多すぎるというコメントが多く寄せられていました。

907話を読んだ感想として黒いマントに姿を隠すようにして現れたシャンクスについて一体何者なのか？40年前に海賊を牛耳っていたとされるロックスとも関係があるのか？などと話題になりました。謎が多い回でしたが今後の展開にワクワクしている人も多かったようです。

友達や仲間を大切にするシャンクスは自分を犠牲にしてまで守り抜く素晴らしい人格の持ち主でした。海賊王に一番近い四皇となっている彼でしたが、会議を始めようとしている五老星の前に突然姿を現したことで周囲を驚かせることになります。さらに、お互いが長年の付き合いの間柄のような会話によって彼らの関係が次第に明らかとなっていきました。彼らの今後の動向に注目していきましょう。