【ワンピース】シャンクスの刀はグリフォン!名前の由来や悪魔の実との関係を考察

『ワンピース』に登場するシャンクスと言えばルフィを海賊へと導いた重要人物です。『ワンピース』の世界屈指の大物海賊ですが、彼の戦闘描写がまだ少なく攻撃手段が刀であること以外あまり分かっていません。ただ第87巻のBBSでシャンクスの刀の名前が「グリフォン」ということが判明していました。やはり謎が多い人物であるため、グリフォンが悪魔の実を食べさせた刀ではないのかという説やロジャーから引き継いだ刀という説が存在しています。そこで当記事では、それらの説を徹底検証していますのでぜひご覧ください。

【ワンピース】シャンクスの刀はグリフォン!名前の由来や悪魔の実との関係を考察のイメージ

目次

  1. シャンクスとは?
  2. シャンクスの刀はグリフォン!名前の由来は?
  3. シャンクスの刀と悪魔の実との関係
  4. シャンクスの刀はロジャーから受け継いだ?
  5. シャンクスの刀の謎を考察
  6. シャンクスに関する感想や評価
  7. シャンクスの刀まとめ

シャンクスとは?

『ワンピース』のシャンクスは未だ謎多き人物で、彼自身が悪魔の実を食べたのか、それとも白ひげや鷹の目のミホークとも互角に渡り合えるということから、刀に悪魔の実を食べさせたのか?といったさまざまな推測が飛び交っています。ここでは、そんな刀の謎について検証していく前に、シャンクスのプロフィールと『ワンピース』の作品情報からご覧ください。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

『ONE PIECE(ワンピース)』は尾田栄一郎による冒険ファンタジー作品です。海賊王を目指す少年モンキー・D・ルフィを主人公に、夢への冒険途中で仲間たちとの友情を築き上げ、バトルシーンをはじめ感動エピソードをメインにストーリーが展開されていきます。少年漫画の王道を行く物語として人気を博し、さらに深く練りこまれた緻密な設定と壮大な世界観も特徴的です。

ワンピースのあらすじ

かつて存在した”海賊王”ゴールド・ロジャーによって到来した「大海賊時代」では、幾多もの海賊達の激烈な戦いが繰り広げられていました。そんな中で海賊王を目指す少年モンキー・D・ルフィ。彼は海賊王を目指しつつ、立派な海賊となった暁にはシャンクスから託された麦わらの帽子を返す約束をしていたのでした。そして冒険の途中でさまざまな仲間を従え、みるみるうちに世界政府へと影響を与える大海賊となっていきます。

シャンクスのプロフィール

『ワンピース』に登場するシャンクスは、赤髪海賊団の船長であり四皇の1人でもあります。「赤髪のシャンクス」という異名で知られ、懸賞金が40億4890万ベリーと政府からかなり危険視されている人物。

異名の通り赤髪と左目の3本傷が特徴的で、また黒いマントを身に纏っています。ご存じの通りルフィを海賊へと導いた重要人物で、海賊として大切な腕を失ってまでルフィを守ったことから1話にしてとても存在感のあるキャラクターとなりました。

シャンクスの剣士としての強さ

四皇・赤髪のシャンクスは『ワンピース』の世界屈指の大物海賊です。ただ、未だに彼の戦闘描写が少なく、主な攻撃手段が剣によるものが多いということくらいしか分かっていません。かつてはシャンクスと世界最強の剣士として知られる、王下七武海・鷹の目のミホークと幾度となく戦いを繰り広げているということから、シャンクスが剣士としていかに強いかをうかがい知ることができます。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

シャンクスの刀はグリフォン!名前の由来は?

大物海賊であるシャンクスですが、彼については未だに謎が多く、彼自身は悪魔の実を食べたのか、またどのような悪魔の実の能力なのか?をはじめとした疑問が残っています。そのため、シャンクスについてのさまざまな憶測が飛び交っており、その中でもシャンクスが扱っている刀についての意見が多いようです。ここでは作中で判明したシャンクスの刀「グリフォン」の名前について紹介していきます。

シャンクスの刀はグリフォン

世界一の剣豪と称される鷹の目と互角に渡り合える実力を持つシャンクスですが、そんな彼が使う刀の名前は『ワンピース』87巻のSBSで明らかになりました。本当の名前なのかは定かではありませんが、そこで呼ばれていたのが「グリフォン」です。

名前の由来は伝説の怪物「グリフォン」?

シャンクスの刀の名前が「グリフォン」となっていたのですが、これはギリシャ神話などで登場する「グリュプス」や「グリフィン」と呼ばれている伝説の生き物の名前です。上半身が鷹で、下半身がライオンといった容姿をしており、この姿は紀元前3000年前から描かれているようです。

その雄々しい姿が好まれたため王族の紋章のデザインに使われるなど多くの人にとって親しみ深い生き物と言えるでしょう。また『ハリー・ポッターシリーズ』に登場する「グリフィンドール」もこれをモチーフにした学生寮として有名です。基本的にグリフォンには悪役的な要素はなく、敵となる存在を鉤爪で容赦なく切り裂く、役目に忠実な生き物と言われています。

シャンクスと「グリフォン」のイメージの類似

「グリフォン」はライオンと鷹の両方の特徴を伏せ持った生き物ですが、そのイメージはライオンが百獣の王で、鷹が大空の支配者といったところでしょう。また、先述した王族の紋章のデザインですが、紋章学によるとグリフィンには「知識」と「黄金」を象るとされていることが用いられてきた理由となっているようです。

一方、シャンクスのイメージは海賊として幾多の黄金を求め、海賊王の元で船員をしていたことで世界の知識を有し、さらには四皇として新世界に君臨するなど、雄々しく高貴なイメージではないでしょうか?両者のイメージは非常に重なる部分が大きく、シャンクスにはピッタリの意匠と言えるでしょう。

シャンクスの刀と悪魔の実との関係

シャンクスの刀は悪魔の実を食べた武器だという説

シャンクス自身が謎に包まれたままであるため、彼が愛用している刀「グリフォン」が悪魔の実を食べた武器だという説が存在しています。実際、かつて『ワンピース』のエヌエスロビー編で登場した刀「像剣ファンクフリード」は悪魔の実を食べさせたものでした。この刀はDr.ベガバンクにより開発されたものとなっており、特殊な技術で作られているため通常の手段では刀に悪魔の実を食べさせることができません。

ただ、シャンクスは世界政府最高権力者であり天竜人の最高位である五老星との面会できるほどのコネを持っています。それほどのコネを持つシャンクスであれば同じように悪魔の実を自身の刀に食べさせることも可能でしょう。

しかし、現段階ではこの説を裏付ける決定的な描写はなく、シャンクス自身が後付けで能力者であることが判明するかもしれませんので、刀・グリフォンに悪魔の実を食べさせた可能性はそれほど高くは無いといえます。またグリフォンが悪魔の実を食べさせた武器ではない理由は3つあります。

シャンクスの刀は悪魔の実を食べた武器ではない理由

理由①名前のルール

悪魔の実を食べた実ではない理由の1つに「名前のルール」が挙げられます。『ワンピース』に登場する悪魔の実を食べた武器というのはネーミングルールが存在しており、能力者には固有の名前があります。たとえば能力者であるラッスーはイヌイヌの実であり、彼の武器はダックスフントを食べた銃でした。

これから分かるのは「タックスフント」の実を食べたからといって、悪魔の実と同じ名前とはならないということです。このほか、前述したファンクリードのゾウゾウの実を食べた剣や、スマイリーのサラサラの実「アホロートル(モデル)」を食べた有毒ガスなどがあります。

このようなルールに従えば、シャンクスがグリフォンの能力を持っていたとしても刀(武器)には別の名前が付いているはずですが、逆に言えばグリフォンはグリフォンの実を食べた剣ではないと言えるでしょう。

理由②トリトリの実の定員をオーバーする?

グリフォンはライオンと鷹とを合成した生き物でした。そのため、前提として「シシシ(獅子)の実」か「トリトリの実」の幻獣種に焦点が当てられると考えられます。2つのどちらを選択するのかによるのですが、仮にシャンクスがグリフォンの実の能力を使うとすれば、翼があるという特徴から「トリトリの実」に分類される可能性が大きいと言えるでしょう。

しかしかつて登場した際に、トリトリの実は「世界に5種しか確認されない『飛行能力』」と言われていました。この「5種」というキーワードですが、これを基に考察すると能力者の定員をオーバーするといえます。

これまでに確認されたトリトリの実はぺルとマルコ、バズ、トラッグがいました。そしてこのほか、革命軍幹部のカラスや黒ひげ海賊団のラフィットなどもトリトリの実の能力者ではないか?と噂されていることから、最後の5人目の能力者は他のキャラクターでカウントされる可能性が非常に高いと言えるでしょう。

理由③グリフォンは実在する?

最後に3つ目の理由として『ワンピース』の世界にはグリフォンという生き物が実在しているという点が挙げられます。『ワンピース』84巻で描かれており、ビッグマムの珍獣コレクションの中に「サウスブルーのグリフォン」がいました。

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シャンクスの刀はロジャーから受け継いだ?

実は、シャンクスの刀・グリフォンはゴールドロジャーが使っていた刀と形状が非常によくにているため、グリフォンはロジャーから受け継いだ刀?という説があります。実際に比較してみるとグリフォンとロジャーのサーベルとの形状が非常に似通っており、受け継いだ刀である可能性もあり得るでしょう。仮にロジャーが託したとすればなぜその必要があったのでしょうか?ここではロジャーについての情報と共に考察していきます。

考察①ロジャーはワンピースを知らなかった?

まず、ロジャーは「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」についての正体を把握していなかったという疑問があります。ロジャーがまだ麦わら帽子を被っていた頃、彼はレイリーに「一緒に世界をひっくり返そう」と言い勧誘していました。これは頂上戦争時に白ひげが「ワンピース」に追及したフレーズと同じで、大秘宝を見つければ世界の仕組みをひっくり返せるという使われ方となっています。

だからこそ、ロジャーははじめからワンピースの正体が何なのか分かっていた状態で冒険していたと考えられたのですが、実はそうではなかったようです。というのも、ロジャーは「”莫大な財宝”が噂される『最後の島』に行こう」とおでん様に述べていたため、ワンピースの正体が分からない状態で探し出すといった意味を表現していたからです。

考察②水先星(ロードスター)島の到達

『水先星(ロードスター島)』にはロジャー海賊団が36年前に到着した時以来、他の海賊団は到着したことが無いというのは興味深い話です。ただ、ビッグマムはポーネグリフも古代文字も解読ができていませんでしたが、「三つ目族」さえ産めばラフテルへ行ける段階だったため、ロードスター島へ到着している可能性があります。

そしてビッグマムは四皇の中で唯一「ワンピース」を目指していた人物でもあります。上記の画像はプリンとビッグマムが話している様子ですが、これはプリンがロードスター島に到着した前提で話しており、その次の段階である「ポーネグリフの解読」について話している様子です。

考察③シャンクスは赤ん坊の頃から船に乗っていた?

続いての考察は「シャンクスが赤ん坊の頃から船に乗っていた」という点。ロジャーとレイリーとの会話では、昔赤ん坊を船に乗せてあやしていた様子でした。

この赤ん坊こそがシャンクスとバギーではないか?という意見がありますが、実際にシャンクスとバギーは30年前時点の9歳児で、白ひげに関する新聞記事を見て「俺達も暴れてんのによ」と話していました。さらに黒ひげとマルコとの会話で述べられた「ああ…昔からいる」というセリフから30年前より以前から2人はロジャー海賊団の船に乗っていたと考えられます。

考察④ロジャーの剣は「グリフォン」だった?

『ワンピース』の物語が始まる25年前のシャンクスは、シキ率いる金獅子海賊団とエッドウォーの海戦を繰り広げていました。この時のシャンクスは既に「グリフォン」の形状をした刀を所持しており、13歳の頃のシャンクスも同じくグリフォンの形状をした刀を所持していました。

であれば、シャンクスが現在使っているグリフォンは幼少期から変わっていないということになるため、ロジャーの剣を受け継いでいると考えられます。ほぼ同じ形状の刀が2本実在しているということから、ロジャーからシャンクスへと受け継がれたと見ることができ、またそのまま同じ形状の刀が2本実在しているともみることができます。

考察⑤グリフォンにはワンピースを守る役割がある?

ここでは前述した伝説の生き物「グリフォン」から、シャンクスが使う刀「グリフォン」について考察します。まず、グリフォンの大きな役割というのが「黄金を守る」ということです。だからこそ王族の紋章などに使われ始めたといえます。

そしてこの役割を『ワンピース』の世界におけるシャンクスと照らし合わせると、この世界の黄金は「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」であることから、ワンピースを守る役目があると見ることができます。

またロジャー海賊団の船に乗っていた過去と四皇としての実力から、ワンピースを自ら目指していてもおかしくはありません。しかしシャンクスはワンピースを目指せない、あるいは目指さないという境遇にあるため、この役割がその理由となっているのかもしれん。

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シャンクスの刀の謎を考察

シャンクスと刀は未だ謎に包まれているため、さまざまな推測が飛び交っていました。もし、グリフォンが悪魔の実を食べていない刀であるとすれば、シャンクス自身の剣士としての実力は凄まじいものと言えるでしょう。ここでは、シャンクスの刀について存在している謎、刀のランクや虚の王座の武器、グリフォンを持つ意味などを考察していきます。

考察①ランクは最上大業物?

グリフォンは原作『ワンピース』で最上大業物ということは明言されていませんが、わずかな会話と戦闘描写からそのことについて推測できます。まず、戦闘描写においてはグリフォンが白ひげの最上大業物である「むら雲切」を見事に受け止めており、さらにマリンフォード頂上戦争で赤犬の攻撃をいとも簡単に防いでいました。

これらの要素はグリフォンの最上大業物説を裏付ける上でかなりの説得力があるといえるでしょう。そして鷹の目のミホークとの死闘についても語られており、強者たちを相手取った刀となっています。そんな刀が無名の刀とは到底考えられないため、シャンクスの実績と肩書から最上大業物であることはほぼ間違いないと言えるでしょう。

考察②グリフォンは虚の玉座の武器?

『ワンピース』の世界では世界秩序と権威の象徴として『虚の王座』が存在しており、それを誰もが望まない誓いとして王座の前に並ぶ天竜人たちが持つ武器があります。そんな虚の王座の武器ですが、シャンクスのグリフォンがそれと同じという考えが頭をよぎります。

ただもしグリフォンが恐るべき力を持った威力があるとすれば、虚の王座の前に据え置かれている方が安全と捉えることもできますが、その武器の破壊によって空白の100年という歴史が作られたならば平和のために持たせないと考えることもできます。

考察③シャンクスがグリフォンを持つ意味

ここではシャンクスがグリフォンを持つ意味について、四皇の話を交えて考察していきます。まず、今では四皇のカイドウですが、彼が四皇ではなかった頃に四皇に挑んだことがあるとされています。つまり前世代の四皇が存在したということです。四皇とは世界の均衡を守る立場として政府から認識されている存在であるため、もしかすると前世代の四皇ははじめは海賊ではなかったと捉えることもできます。

そして天竜人の祖先である20からなる王族は虚の王座に武器を安置させていますが、武器を捧げない王族が存在していたという前提で掘り下げると、それが四皇のルーツだと考察できます。もちろん、四皇は悪魔の武器を所持しているのですが、彼らは世代交代と共にその武器を継承していくのかもしれません。

考察④グリフォンの擬人化を作者が描いた?

これまでに『ワンピース』の登場人物たちが扱っている武器はさまざまな形で擬人化されてきました。その中でもなんと尾田先生がグリフォンの擬人化を描いています。上記の画像の左端がグリフォンの擬人化です。何とも言えない地味な外見となっていますが、こういった外見から思わぬ伏線が張られているのも珍しくはありません。これを機に注目しておくとよいでしょう。

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シャンクスに関する感想や評価

こちらではシャンクスの剣「グリフォン」が、ロジャーが使っていた剣なのか?と疑問視されています。やはり2人が扱っていた剣の形状が酷似していたから、このような疑問が生じたのでしょうか?こちらの感想以外では、グリフォンがロジャーの剣だとする説から先に進み、「もし受け継いでいるならかなりヤバい」と言われていました。

こちらの感想ではシャンクスの剣「グリフォン」が最上大業物なのか?と疑問視されています。やはり白ひげの薙刀から繰り出す攻撃を防いだということからこのような疑問が生じたようです。

こちらではシャンクスのグリフォンが悪魔の実を食べさせた刀という前提から進んだ結果、覚醒するのか?という疑問が生じたようです。やはり謎が多いシャンクスと悪魔の実が関係している内容であるため、この感想のようにさまざまな推測がおこなわれています。

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シャンクスの刀まとめ

シャンクスの刀「グリフォン」について、名前の由来や悪魔の実との関係を交えつつ紹介してきましたがいかがでしたか?現在の『ワンピース』はワノ国編へと突入しており、今後シャンクスのフリフォンについての謎も明らかになっていきそうです。

シャンクス自身がルフィを海賊へと導いた重要人物であり、ワンピースの世界ではたびたび刀も重要や役割を担っていることを踏まえると、刀の名前や悪魔の実と密接な関係にあると考えることもできます。果たしてグリフォンは最上大業物なのか、悪魔の実を食べた刀なのか?そしてロジャーの刀を引き継いだものなのか?といったさまざまな謎が解明されるはずですので、今後もシャンクスの動向を見逃さずチェックしていきましょう。

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