【ワンピース】コビーの強さと能力を考察!成長の歴史と今後海軍大将になる可能性は?

ワンピースでは心身ともに大きく成長したコビーの姿を確認することができます。かつて少年時代に物怖じしない好奇心旺盛なルフィと出会ったコビーは考え方や生き方を大きく変えることができました。泣き虫でネガティブな性格の彼はアルビダという女海賊団の雑用としてこき使われていましたが、海兵になる夢を叶え2年後には素晴らしい強さや能力を兼ね備えた大佐から少将となっています。そこで、海軍の少将として認められたコビーの能力や強さ、成長の歴史、今後海軍大将になる可能性などを探っていきましょう。

【ワンピース】コビーの強さと能力を考察!成長の歴史と今後海軍大将になる可能性は?のイメージ

目次

  1. コビーとは?
  2. コビーの強さと能力
  3. コビーの成長の歴史
  4. コビーの今後は?海軍大将になる可能性も?
  5. コビーの名言や名シーン集
  6. コビーの正体やモデルを考察
  7. コビーの声優
  8. コビーに関する感想や評価
  9. コビーの強さと能力まとめ

コビーとは?

ワンピースでは少年時代に脂肪でダルダルだったコビーは、2年後には身長も伸びかっこよく成長しています。好奇心旺盛なルフィとの身長差がかなりあった彼はほぼ同じくらいの身長にまで伸びていたのです。見た目の変化も周囲を驚かせましたが、海軍本部の雑用として入った彼が地道な努力によって強さや能力が認められて2年後には大佐から少将にまでなることができました。

ある事件をきっかけに海軍本部の中将を務めているガープに能力や強さ、根性を認められたコビーは引き抜かれて鍛え上げられたことで2年後には心身共に大きく成長することになります。そこで、大佐から少将となったコビーの強さや能力、2年間での成長の歴史、今後海軍大将になる可能性などを考察していきます。

ワンピースの作品情報

ワンピースの概要

1997年34号(7月)から週刊少年ジャンプによって連載がスタートした「ワンピース(ONE PIECE)」は、熊本市出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって描かれた人気漫画となっています。2020年4月の時点では96巻まで単行本で刊行され、週刊少年ジャンプの中では1976年~2016年に渡って長期連載されていた「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の次に長い連載漫画として注目を集めることになりました。

ワンピースでは海賊王を夢見ているルフィは、冒険の途中で知り合った仲間達と一緒に戦いながら仲間意識を高め大きく成長していく姿が感動的なエピソードやギャグシーンも組み込まれながら描かれています。さまざまな記録を更新し続けているワンピースは、2015年6月にはギネス世界記録に認定され「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」として登録されました。

ワンピースのあらすじ

この世の全てを手に入れたゴール・D・ロジャーは、海賊王としてその名を轟かせていました。彼は生前にワンピースというひとつなぎの大秘宝を遺したとされています。海賊王を夢見ているルフィは、悪魔の実を食べてしまったことで海で溺れてしまいますが、友達となったシャンクスによって命拾いしました。友情を深めた2人はお互いに立派な海賊になって再会することを誓います。

コビーのプロフィール

世界の三大勢力の1つとされている海軍本部に所属しているコビーは、かつては弱虫で泣き虫な少年でしたが少将を務めながら機密特殊部隊である「SWORD」の隊員も兼任していました。ネガティブな考えを持っていた当時はアルビダといわれていた女海賊団に捕まり雑用係としてこき使われていましたが、好奇心旺盛で海賊王になる夢を持っていたルフィとの出会いによって少しずつ勇気を持てるようになります。

  • 名前:コビー
  • 血液型:F型
  • 誕生日:5月13日
  • 年齢:16歳→18歳
  • 出身地:東の海
  • 所属:海軍本部
  • 肩書:大佐→少将兼機密特殊部隊「SWORD」隊員
  • 身長:167cm→174cm
  • 上司:X・ドレーク、モンキー・D・ガープ
  • CV(声優):土井美加

海兵になることを夢見ていたコビーは、物怖じしないルフィの性格や堂々とした生き方に影響を受けるようになり海賊として生きることを辞めると決意しました。ワンピースで誠実で心優しい性格のコビーは、ある事件をきっかけに能力を求められ死んでも悔いの残らない生き方をしているルフィの祖父であり海軍本部の中将を務めるガープによって引き抜かれ、大きく成長していきました。

ONE PIECE.com(ワンピース ドットコム)

コビーの強さと能力

強さと能力①最初は弱かった

ワンピースで泣き虫で気弱なコビーは、第1巻の第2話から姿を現しています。当初は16歳の少年でとても気が弱くネガティブな性格ゆえにうっかりと乗ってしまった海賊船のアルビダでは雑用係としてこき使われるようになります。船長であるアルビダに棍棒で常にどつかれ血を流していたコビーでしたが嫌な顔一つせずに従っていたのです。

アルビダ海賊団で雑用係として2年間もこき使われていた彼は何一つ文句をいわずに働き続けました。それくらい気が弱くて泣き虫だったコビーは、どんどんネガティブな性格になっていき、かつては海兵になる夢を持っていましたが、そんな能力はないと決めつけて日々諦めの人生を送ることになります。釣り船だと思って乗った船が海賊船だったという不運も重なって抜け出せない日々を送っていたのです。

強さと能力②現在は見聞色の覇気が使える?

豪快な雰囲気が漂っているガープの弟子になったコビーは、厳しく鍛え上げられることになります。そのおかげで次第に六式が使いこなせるようになりました。マリンフォードでの頂上戦争では精神的にも肉体的にも極限状態に追い込まれた彼は見聞色の覇気を次第に開花させていくことになります。誠実で心優しい彼は大佐として認められた頃には相棒となったヘルメッポがうらやむほどの使い手へと成長しました。

海軍本部の雑用係として入隊することができた彼は素晴らしい成長を見せ大佐となり見聞色の覇気を使いこなせるようになったことでその2年後には大佐から少将となります。少将となった彼は世界会議編においては王族たちの警護を任されるようになりました。

敵の強さはもちろん、気配もしっかりと感じ取ることができるようになったため、警護としても立派に任務を遂行することができたのです。見聞色の覇気を使いこなせるようになった彼は、仲間を助けるために人間離れした能力を見せていくことになります。海軍本部の大将になることを夢に掲げるようになったコビーにはかつての泣き虫で弱気な性格はなくなっていました。

強さと能力③現在は六式が使える?

誠実で努力家のコビーは、念願の海軍に入ることができました。さらに海軍本部で中将を務めているガープとの出会いによって能力を開花させていくことになります。恩人であるルフィの祖父であるガープに鍛え上げられたおかげで、素手によって繰り出すことができる体術も身に付けていきました。肉体を極限まで鍛え上げたことで六式を使いこなせる能力を得ることができたのです。

意志の力である覇気(はき)を元にして肉体を極限まで鍛え上げたコビーは、六式の技をいくつか使いこなせるようになります。頂上戦争においては友達であるルフィとの戦いで六式の1つでその場からいなくなったような錯覚を見せることができる瞬間移動技の剃(ソル)を披露しますが、すぐに見破られ一撃で倒されていました。力量によってスピードが異なるため、まだまだルフィには能力的に及ばなかったようです。

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コビーの成長の歴史

成長の歴史①コビーとルフィの出会い

釣り船だと思って乗った船が海賊船だったということでアルビダ海賊団に2年もの間こき使われることになったコビー。気弱で泣き虫だったコビーは、どんなに殴られ血を流してもヘラヘラと笑って命令を聞く日々を送っていました。そんなある日、どんな状況でも物怖じしない性格のルフィと出会います。同じくらいの年齢でありながら海賊王になることを堂々と語る彼の姿にコビーは次第に惹かれていきました。

出会った当時はかなりネガティブな性格だったゆえに、好奇心旺盛なルフィが自分の夢を語っている時にそんなのは絶対無理などと発言して軽く殴られています。はじめは不審そうに見ていたロビーでしたが、彼の自由な生き方に影響されるようになりました。ネガティブな性格で身動きが取れなくなっていたコビーも自分の夢を堂々と語るようになります。

「海軍に入りたい、大将になりたい」といい放つコビーの気持ちを理解したルフィは、彼をこき使っていたアルビダ海賊団の船長を務めているアルビダを倒し、雑用係としてこき使われていたコビーを解放してあげました。海賊船から降りることが出来たコビーは、夢を実現するために仲間思いのルフィと一緒に海軍の基地に向かい、海軍で悪事を働いているモーガンを倒し、海軍に入ることができたのです。

成長の歴史②ガープの弟子に

仲間思いのルフィのおかげで無事に海軍に入ることが出来たコビーは、当時悪事を働いていたモーガンの息子(ヘルメッポ)と一緒に雑用係として働くようになります。海軍の基地を自分の好き勝手に悪用していたモーガンは、好奇心旺盛なルフィによって倒され捕まることになりました。捕まったモーガンを護送しようと訪れたのが、海軍本部において中将を務めていたガープです。

彼は、自分を海軍へ入れるために悪者になってくれたルフィの祖父でした。海軍本部で中将を務めているガープが訪れた際にかつて海軍で悪さをしていたモーガンは自分の息子を人質にして脱走を試みます。その場で何の役にも立つことができなかった自分の不甲斐なさを深く反省し涙を流すコビーは、そのことを深く謝罪しました。

その姿を見たガープは、自分の弱さと向きあう心の強さを持っているコビーを育てたいと考えるようになります。誠実なコビーと実の父親に人質とされたヘルメッポを弟子として面倒を見ることにしました。彼の計らいによって2人は海軍本部へ移動し、彼の元で修業をすることになります。当時は仲が悪い2人でしたが厳しい修業を一緒にしていくうちに相棒のような関係を築いていきました。

成長の歴史③ウォーターセブンにて再登場

第45巻のウォーターセブンにおいて知識深いコビーは、かつての恩人であるルフィと再会しています。大きく成長することができたコビーは恩人であるルフィを見つけるとすぐに駆け寄って声を掛けますが、あまりの変貌を遂げたコビーに対して、仲間思いのルフィはなかなか思い出せずにいました。しかし、かつて海軍将校になることを断言していた脂肪ダルダルのコビーだと分かるとかなり驚きます。

額には修業の証である傷を作り、身長もかなり伸びていたため当時出会っていたゾロですら気が付きませんでした。どんな状況でも物怖じしないルフィのおかげで海軍に入ることができたコビーは、海軍の雑用から海軍本部において曹長を務めるほどに成長していたのです。同期であるヘルメッポも一緒に姿を現していますが、彼は海軍本部の軍曹を務めているためコビーの方が階級は1つ上となっていました。

再会を喜んだコビーは、海軍に入る当時は海軍将校になることを夢見ていましたが、今では「海軍の大将になる」と力強く発言していました。海賊王を目指すルフィと海軍の大将になることを夢見るコビーは完全に敵同士の関係となります。しかし、2人は友情を強く感じている様子でお互いの成長を喜び合う仲だったのです。

成長の歴史④頂上戦争で赤犬を止める

マリンフォードでは白ひげ海賊団と海軍本部によって頂上戦争が繰り広げられました。海軍の曹長となったコビーも参戦し、友であり恩人であるルフィとは正々堂々と戦いますが力及ばず一発で敗れてしまいます。かつて四皇として恐れられていた白ひげや大食漢で好奇心旺盛なルフィとは幼馴染みのエースが死亡したにも関わらず、戦争が終結しない事態を見て心優しいコビーは激しく動揺します。

「よくやった若い海兵 お前が命を懸けて生み出した“勇気ある数秒”は良くか悪くか たった今世界の運命を大きく変えた」

多くの命が次々と消えていく状況に苦悩したコビーは、徹底的に海賊を倒そうと考え攻撃を続ける海軍本部の大将を務めている赤犬に対してもうやめるように言い放ちました。激怒した彼が鉄槌を下そうとした瞬間シャンクスがそれを止め上記の言葉を発しています。まだ戦いにおいては全く無名のコビーでしたが、四皇であるシャンクスに認められた瞬間でもあり、無事に戦いを止めることができました。

成長の歴史⑤2年後のコビーは少将に

世界会議(レヴェリー)の状況が描かれている第90巻では、2年後よりたくましく成長したコビーは少将になることができていました。物語に姿を現す度に階級を上げているコビーは、相当修業を積み日々努力を行っていることがわかります。それに加え才能が開花しているともいえるでしょう。2年後に大きく成長することができたコビーは、プロテンスの王族たちやドレスローザの護衛を担当していました。

2年後に大きく成長することができたコビーは王族たちを狙って襲ってくる魚雷を素早く蹴りで跳ね返すという強さを見せつけています。その姿を見たキュロスからは「ロッキーポート事件の英雄」と呼ばれていました。ハートの海賊団の船長を務めているトラファルガー・ローが引き起こしたロッキーポート事件では活躍したために大佐となったとも噂されていたのです。

成長の歴史⑥機密特殊部隊「SWORD」のメンバーに?

海軍本部の将校になることを夢見ていたコビーは、2年後大きく成長し少将にまで上りつめていきます。そんな彼はワノ国編において第2幕終了後には機密特殊部隊の「SWORD」のメンバーであることが明らかとなりました。

海軍の雑用として働き始めたコビーは、海軍本部の中将であるガープの弟子になったり、頂上戦争を経験したりしたため、その2年後少将を務めながら機密特殊部隊の「SWORD」のメンバーとして活躍するほどの能力を持てるようになったのです。「SWORD」で隊長を務めているドレークは、四皇として周囲を圧倒しているカイドウが総督を務めている百獣海賊団に潜伏して情報を集めています。

今後、凶悪なカイドウは麦わらの一味で船長を務めているルフィと激しく戦うことが予想されるため、「SWORD」のメンバーとなっているコビーも再び好奇心旺盛なルフィと再会し戦うことになるかもしれません。真面目で誠実なコビーは頂上戦争から2年後以上の成長を見せ友達であるルフィとも素晴らしい戦いを繰り広げる能力を付けていることが予想できます。

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コビーの今後は?海軍大将になる可能性も?

今後①歴史に名を残す一大事件

第903話においてドレスローザの船を助けたコビーは、歴史に名を残す一大事件であったロッキーポート事件の英雄として称えられていました。ロッキーポート事件で死の外科医と呼ばれているトラファルガー・ローは首謀者として扱われています。家族を何よりも大切にしていた義理人情に厚い白ひげが死亡してからは、海賊達による海を荒らす大きな事件が次々と起こるようになりました。

そのような大事件の1つにロッキーポート事件はあげられています。大事件の渦中にはいつも最悪の世代があったとされ、黒ひげ海賊団の提督を務めている黒ひげや、ハートの海賊団の船長であるトラファルガー・ロー、キッド海賊団の船長を務めるユースタス・キッドなどの名前があげられていました。

ロッキーポート事件では、死の外科医と呼ばれていたトラファルガー・ローが王下七武海の1人になるために海賊の心臓を100個も届けたことが知れ渡っており、彼が首謀者といわれるようになります。凶悪な海賊達の心臓を100個も奪い取った彼は海軍からも距離を置かれる存在となりました。その事件で知識深いコビーは英雄といわれるまでの活躍をしたので大佐になったともいわれています。

今後②最後まで海軍側にいる?

恩人であるルフィとは敵同士であっても心が通う良き友人関係でもありました。それゆえに、いつか麦わらの一味の仲間になるのではと考える人も多いようです。しかし、物怖じしないルフィのまっすぐな性格や生き方によって自分の気持ちに正直に生きることができるようになったコビーは、決して自分の夢を諦めることはないと考えることができます。

頂上戦争ではおかしいことはおかしいとハッキリと発言し上司に歯向かった彼は、着実に出世していきました。ロッキーポート事件では大佐になったとされ英雄としても評価されています。その2年後には少将に昇格して周囲の部下からも慕われていました。

頂上戦争から2年後に少将になっていた彼ですが、能力的には中将クラスが扱う技も使用できるようになっています。それゆえに、大佐を経て少将まで辿り着いた彼はあと一歩の所まで来ているため、最後まで海軍で活躍して最後は大将になると考えることもできるでしょう。

今後③ロッキーポート事件で大佐に?

死んでも悔いを残さない生き方をしているルフィとの再会を喜んだコビーは、将来は海軍の大将になることを宣言します。その後恥ずかしがりますが、海賊王になる自分と戦うつもりなら海軍の大将になって当然と彼の気持ちをルフィは受け入れていました。そんな彼はその2年後には少将になっており、大将になる階段を着実に上っていきます。大将になる夢を掲げる彼はロッキーポート事件でも大活躍しました。

義理人情に厚い白ひげが死亡したことで海を荒らす海賊達が増えていきます。そんな時にロッキーポート事件が起きました。その事件の首謀者は死の外科医といわれているトラファルガー・ローとなっていますが、事件の詳細は謎に包まれています。しかし、海賊達が引き起こしたその事件によって英雄視されるようになった彼は大佐として認められたとも囁かれるようになりました。

頂上戦争でも大きく貢献した彼はその2年後には少将となっているため、ロッキーポート事件で大佐となった可能性は高いです。その事件では首謀者とされているローはそれほどダメージを負っていないようなので、彼らしい平和的な解決が行われたとも考えられます。いずれにしてもその事件で大佐として昇格することで2年後の少将に繋がったと考察することができるでしょう。

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コビーの名言や名シーン集

コビーの名言「僕は!!!海軍将校になる男です…」

女海賊団だったアルビダ海賊団で雑用係としてこき使われていた彼は、当時泣き虫で弱気な性格だったゆえに船長であるアルビダから棍棒で殴られたり、こき使われたりしてもヘラヘラと笑って全てをこなしていました。海兵としての夢を抱いていた彼ですが、そんなことも忘れ日々をただ生きていたのです。そんな彼の目の前に突然現れたルフィは好奇心旺盛な無邪気な少年でした。

「僕は!!!海軍将校になる男です!!!」

幼くして「海賊王になる」とハッキリ自分の夢を語るルフィに次第に影響されていったコビーは、海兵になる夢を語るようになります。彼の気持ちを汲んだルフィと共に海軍に訪れた彼は堂々と上記のセリフを放ちました。誠実で心優しい彼は時に周囲も驚くような堂々とした態度を取ることができたのです。好奇心旺盛なルフィとの出会いによって彼の人生は大きく変わっていきました。

コビーの名言「もう これ以上戦うの…」

白ひげ海賊団と海軍本部とで激しくぶつかり合いの戦いとなった頂上戦争では多くの人の命が失われました。白ひげ海賊団で船長を務めていた白ひげや仲間思いのエースが死亡したことで海軍の勝利は確定し、目的は達成されていたのです。しかし、全ての海賊を皆殺しにしようと躍起になる大将の赤犬に対して、終わらない戦争に心を痛めたコビーが堂々と言い放ったセリフが下記の言葉でした。

「もう これ以上戦うの!!!やめましょうよ!!!!命がも゛ったいだいっ!!!!」

精神的にも大きく成長したコビーは曹長という立場でありながら自分の命を懸けて大将に立てつきました。その言葉に怒り狂った大将の赤犬は彼に襲い掛かっていきましたが、突然姿を現したシャンクスによって命を救われます。彼の勇気ある行動を称えたシャンクスによってこの戦争は終結することになりました。戦争終結に大きな貢献を果たした彼の勇気ある言葉に多くの読者が心を動かされ感動したようです。

コビーの名言「僕はいつか!!!海軍の…」

海賊船で雑用係としてこき使われていたコビーは夢を諦めていました。しかし、海賊王になると堂々と言い放つルフィの姿に影響されてた彼は海軍に入る当初は「海軍の将校になる」と言い放っています。その時も周囲を驚かせていましたが、恩人であるルフィと再会し気持ちが高ぶった彼は下記の名言を放ちました。海賊王を目指すルフィ同様についに「海軍の大将になる」と友達のルフィに言い放ったのです。

「僕はいつか!!!海軍の…た…!!!"大将"の座についてみせます!!!」

すぐにいつもの恥ずかしがり屋な彼に戻っていましたが、彼の大将になるという思いを友達であるルフィはしっかりと受け取っていました。海軍の大将になると決意を表明したことで海賊王と海軍の大将というハッキリとした敵同士の立場となります。しかし、お互いに目指す道は違い敵同士となっても2人の友情はずっと変わらないと感じさせるような場面となっていました。

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コビーの正体やモデルを考察

考察①正体はDの一族?

ロッキーポート事件で英雄として称えられ大佐になったのではないかと噂されるコビーの正体はDの一族ではと囁かれるようになります。Dの一族ではと囁かれるようになったのは、頂上戦争の際に万物の声が聞こえるような状況になったためです。万物の声を聞くことができるのは、かつて海賊王として名を轟かせたゴール・D・ロジャーや、好奇心旺盛なルフィなどのDの一族の中でも限られた人間でした。

それゆえに、万物の声が聞こえる彼は実はDの一族ではと囁かれるようになったのです。しかし、ロッキーポート事件で大佐になったといわれている彼は誠実で心優しい心を持っていました。それゆえに、白ひげ海賊団の船長だった白ひげや2番隊隊長を務めていたエースが死亡して海軍の勝利が確定してもなお戦争を続ける欲にまみれた大将の赤犬の姿に絶望します。

海軍としての目的を果たしてもなお殺し合いを続けていく状況を目の当たりにした彼は人間として違和感を覚え、声が一つ一つ消えていく恐怖を味わいました。しかし、これはDの一族の万物の声を聞く力というよりは、見聞色の覇気を極めている彼の純粋な心が極まって起きた現象とも考えられるのです。天才的な覇王色の覇気を秘めていると考察することができるでしょう。

考察②モデルは桃太郎?

頂上戦争の2年後に少将に昇格しているコビーのモデルは桃太郎ではないかと考える人は多いようです。桃太郎の世界観が広がっているといわれているワノ国編では、初期に登場した海軍の大将は桃太郎にちなんで、黄猿や赤犬、青キジなどのメンバーとなっています。ロッキーポート事件で大佐になったとされるコビーにも桃太郎と思われる世界が広がっていたのです。

アルビダ海賊団の雑用係としてこき使われていたコビーは樽を拾いますが、その樽からは底抜けに明るい性格のルフィが飛び出しています。この樽を桃と考えると桃太郎の話とリンクするのです。さらに綺麗なピンクの髪の色に関しても桃太郎と関係しているとも考えられます。2年後に少将になった彼はもしかしたらワノ国編で活躍するのかもしれません。

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コビーの声優

土井美加のプロフィール

頂上戦争の2年後には少将にまで昇格したコビーの声を担当したのは声優の土井美加さんです。声優として活躍している彼女は、声優の他にも女優やナレーターとしても活動しています。短大を卒業した後に現代演劇協会附属総合芸術学院や文学座附属演劇研究所に入ります。その後は現代演劇協会・附属劇団である「昴」に所属して、女優はもちろん、声優やナレーターとしても活動するようになりました。

  • 名前:土井美加(どいみか)
  • 血液型:O型
  • 生年月日:1954年8月4日
  • 出身地:宮城県仙台市
  • 所属事務所:ムーブマン
  • 職業:声優、女優、ナレーター
  • 身長:155cm
  • 活動期間:1970年から

2003年2月からはフリーとして活動を行い、個人事務所である「トモダチ」を開設します。「演劇婦人商会わたらっぱん」という演劇プロデュース集団を主宰していましたが、2011年7月には現在の所属事務所であるムーブマンに所属して活躍しています。幅広い演技ができる声優や女優を目指している彼女はさまざまな分野で力を発揮していくことになりました。

土井美加の主な出演作品

声優の土井美加さんが出演した作品には、ヤットデタマンのカレン姫役や超時空要塞マクロスの早瀬未沙役、魔法の天使クリィミーマミの森沢なつめ役、ハロー!レディリンの緑川美鈴役、るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-の高荷恵役、レジェンズ 甦る竜王伝説のガリオン役、臨死!!江古田ちゃんの江古田ちゃん役、THE REFLECTIONのデボラ役などがありました。

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コビーに関する感想や評価

ウォーターセブンにおいて恩人であるルフィと再会した際には、かっこよく身長も伸びていた彼でしたが、見た目の雰囲気同様に内面も大きく成長していました。さらに第879話では、海軍本部の大佐になった彼と小佐になったヘルメッポの姿を見て大きく成長した2人に感動している人もいたのです。また、海賊王になる夢を持つルフィの活躍に涙する彼を見て恩人であるルフィとの再会が楽しみになった人もいます。

かっこよく成長した大佐のコビーに惚れたという人もいました。見た目の雰囲気がかっこよくなったのをはじめ、強くたくましく成長したため彼の幼い少年時代とは全く異なる姿に驚く人もいます。全くの別人のように成長した彼と再会したルフィも声を掛けられた時にはなかなか彼の過去と一致せずにいたため成長しすぎだと大喜びしていました。

女海賊であるアルビダ船長にすらビビッて歯向かうことができなかったコビーが、大将に歯向かってまで戦争を止めようとした勇気に多くの人が感動したようです。泣き虫なところは変わりませんが、自分の気持ちを素直にハッキリと誰にでも伝えることができるようになりました。登場する度に大きく成長する姿に本当に海軍の大将になるのではと期待されるようになります。

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コビーの強さと能力まとめ

最初は泣き虫で弱気な性格だったコビーでしたが、誰にでも物怖じしないルフィとの出会いによって大きく成長することになります。海軍に入る手助けをしてくれたルフィは彼の恩人となりました。また、彼を弟子として導いてくれた海軍本部の中将を務めているガープはルフィの祖父でもあったのです。誠実な心を持った彼は中将を務めているガープに見込まれ鍛え上げられました。

そのおかげでウォーターセブンで好奇心旺盛なルフィと再会した際にはかっこよく身長も伸び出世していたのです。彼の成長は素晴らしく頂上戦争においても戦争を終結させる大きなきっかけを作っています。その2年後には少将にまで昇格した彼は、夢を叶えるまであと一歩の所まで来ました。すでに中将クラスの強さと能力を秘めているため大将になるのも時間の問題かもしれません。

【ワンピース】コビーの覇気を徹底考察!異常な成長ぶりと強さについて - Selvy

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