BLOOD-Cのあらすじをネタバレ解説!アニメ感想や後日談の映画版の内容は?

「BLOOD-C」は、古きものと呼ばれる異形の化け物と戦う巫女の女子高生を主人公とした物語です。ストーリーやキャラクターデザインに、大人気漫画家・CLAMPが携わったことでも話題となりました。この記事では、アニメ「BLOOD-C」や映画版の各話あらすじや、登場キャラクター、視聴者の感想などを紹介していきます。随所にネタバレが含まれますので、閲覧はご注意ください。

BLOOD-Cのあらすじをネタバレ解説!アニメ感想や後日談の映画版の内容は?のイメージ

目次

  1. BLOOD-Cとは?
  2. BLOOD-Cのあらすじをネタバレ解説!
  3. BLOOD-C後日談の映画版の内容は?
  4. BLOOD-Cの登場人物
  5. BLOOD-CとBLOOD+の関係は?
  6. BLOOD-Cアニメの感想や評価
  7. BLOOD-Cのまとめ

BLOOD-Cとは?

BLOOD-Cの作品情報

アニメ「BLOOD-C」は、Production I.Gがアニメーション制作に携わった作品です。原作は、Production I.Gと、「カードキャプターさくら」や「魔法騎士レイアース」などを手がけたCLAMPが担当しました。映画は、アニメの続編となります。

BLOOD-Cの概要

アニメ「BLOOD-C」は、2011年7月から9月にかけて放送され、その後続編となる映画が翌年の2012年に公開されました。映画には、CLAMP作品「XXXHOLiC」の主人公・四月一日も登場しています。終盤の意外な展開に驚きの感想が多く上がりました。

BLOOD-Cのあらすじ

天然で明るい更衣小夜は、浮島神社の巫女をしながら街の三荊学園に通っていました。尊敬する父親や、優しい友人たちに囲まれ、充実した日々を送ります。そんな彼女には、浮島神社の巫女として異形の化け物を代々伝わる御神刀で倒すという宿命がありました。

オリジナルアニメーション :: BLOOD-C

BLOOD-Cのあらすじをネタバレ解説!

1話あらすじネタバレ「あまつかせ」

湖の近くにある浮島神社の娘・更衣小夜は、尊敬する父親の唯芳と暮らしていました。行きつけのカフェ・ギモーヴに務める優しい七原文人や、個性豊かな友人たちに囲まれ賑やかな毎日を過ごしていました。家の手伝いがあるからと早めに帰宅した小夜は、唯芳から古きものが出たと御神刀を渡され、退治に行くことになります。向かった先には、巨大な地蔵がおり、形態を変えながら小夜に襲い掛かりました。

2話あらすじネタバレ「きみがため」

登校前に小夜は、いつものようにギモーヴに寄り道してコーヒーを飲みます。文人はコーヒーと一緒にカフェの名前と同名のお菓子ギモーヴをサービスで出し、さらに手土産としても渡しました。ピンクのキューブ型であるそれは、何かの触覚とそっくりなのだといいますが、それが具体的に何なのかは教えてもらえませんでした。学校で友達と昼食をとっている時に、小夜は文人からもらったギモーヴの話題や感想を出します。

求衛姉妹は、キスの感触にそっくりなのだと教え、小夜は顔を赤くして恥ずかしがりました。歌を歌いながら家に戻ると、唯芳が書庫の前にいます。彼は、古きものについて調べていましたが、名前の由来などは不明だといいます。

古きものは人を食らうとされており、御神刀でしか退治することができないとされていました。以前に御神刀を使って戦ってきた小夜の母親は、古きものに殺されたといいます。小夜は、再び御神刀手に、古きものを退治に向かいました。

3話あらすじネタバレ「ひとはいさ」

小夜は、唯芳に食べてもらう卵焼きを、カフェ・ギモーヴで文人から習いながら作っていました。親子で食事を終えた後、文人は小夜にコーヒーとお菓子のギモーヴを出します。穏やかなカフェでのひと時を終え、道中でよく見かける犬と触れ合った後、小夜は学校へ向かいました。遅刻してしまった罰として小夜は、理科教師で担任でもある筒鳥香奈子の手伝いをすることになります。

筒鳥香奈子は、小夜のことを気に入っているという意味深な感想を口にしました。小夜は、放課後に友達みんなとカフェ・ギモーヴに寄り道してお茶をします。しかし、そこへ2日前から行方不明になっているうぐいす商店の主人を捜索する警官がやってきました。警官は、注意喚起を促して店を後にします。小夜は、古きものが関係しているのではないかと感づきました。

友人と別れてから小夜は、御神刀を持って古きものを退治しに向かいます。街を捜索する中、虚ろな目をしたうぐいす商店の店主が、駅へと歩いていくのを見つけました。後を追うと、彼は電車のホームに立ち、やってきた電車に乗り込み、殺されます。小夜は、電車に擬態していた古きものと戦うことになるのでした。

4話あらすじネタバレ「なげけとて」

浮島地区では、先日古きものに殺されたうぐいす商店の店主の失踪事件が知れ渡っていました。いつものように文人の店でコーヒーとお菓子・ギモーヴを食べた時、一瞬だけ奇妙な記憶が蘇りますが、はっきりと思い出すことはできません。文人は、様子のおかしい彼女を気遣います。夜、小夜は湖に出没した古きものを討伐しに向かいました。そこには一般人がおり、1人は食われ残る2人は逃げ惑っています。

5話あらすじネタバレ「めぐりあひて」

先日戦った古きものの奇妙な言葉や、ギモーヴを食べた時に蘇った一瞬の記憶がよぎり、小夜は頭痛を起こします。そんな小夜に声をかけた文人は、店に招いてコーヒーを出しました。そのまま夕暮れ時まで店で居眠りをしてしまった小夜を、唯芳が迎えにきます。次に戦った古きものは、頭部が目玉で着物をきており、小夜の名前や正体も知っているようでした。小夜は戦いに勝ちますが、再び強烈な頭痛が現れその場に倒れます。

後日、大雨で体育が中止になったことから、教室で怪談をすることになりました。それぞれが怪談を話す中、教師の香奈子が古きものを思わせる怪談話を聞かせます。その話を聞き、頭痛が起きた小夜は、またも気を失ってしまいました。

6話あらすじネタバレ「かぜをいたみ」

怪談話の時に倒れ家に帰った小夜の元に、ねねが見舞いにやってきます。しかし、そこへ古きものが襲いにやってきました。彼女を庇いながら御神刀を取りに行きますが、守り抜くことはかないませんでした。古きものを退治した後、小夜はしばらく休息を取ります。登校しようとする中、唯芳から御神刀も持っていくようにと渡されました。

学校では、ねねが失踪したという話が広がっていました。帰宅途中にののと会い、ねねの居場所を知らないかと問い詰められます。彼女の影は自在に形を変え、小夜や周囲の一般人を襲いました。影の正体は古きものであり、ののを体内に取り込んでいます。退治して救おうとするも、助けることはできませんでした。

7話あらすじネタバレ「うかりける」

求衛姉妹を助けられず、小夜はひどく落ち込んでいました。夜に奇妙な夢を見て目を覚まし、夜風にあたりに外に出ます。そこで、いつも小夜の周辺にいる犬が話しかけてきました。犬は、客から対価をもらって、願いを叶える店の主人でした。ある人物から、小夜にまつわる願いを頼まれたのだといいます。小夜は、ずっと今住んでいる街で生まれ育ったため、ある人物に心当たりはないと感想を口にします。

以前から小夜は、みんなを守るために古きものと戦うと誰かと約束した覚えがありましたが、相手が誰だったか覚えていません。犬は、その約束の相手を思い出すよう促し、ある人物の願いを叶えるまで、そばにいると口にします。小夜が気がつくとそこは外ではなく、部屋の布団の上でした。登校しようとする彼女に唯芳は、御神刀を常に所持するよう指示します。いつものように文人のカフェへ行き、朝食とギモーヴを食しました。

学校は街の住人が相次いで行方不明となっていたことで、休校となっていました。香奈子は、求衛姉妹をはじめ失踪した人たちは、人間でないものの仕業なのではないかと口にします。小夜は彼女の発言に引っ掛かりを覚えつつ、帰路につきました。警官に話しかけられていた時、武士の姿をした古きものが襲いにやってきます。

8話あらすじネタバレ「よのなかよ」

古きものを倒した所に、クラスメイトの慎一郎がやってきます。慎一郎は、返り血を流すため小夜の手を引いて水辺へと連れて行きました。そこで、小夜は慎一郎に古きものと自分の宿命について打ち明けます。慎一郎は家の近くまで彼女を送り、困ったことがあれば相談するようにいいました。小夜が家に戻ると、唯芳がうつ伏せの状態で倒れていましたが、すぐに意識を取り戻します。

父親の容態を気にする感想を呟きながらお風呂に入っている時、窓から犬がやってきました。小夜は、誰かと古きものからみんなを守るという約束をしていました。犬は、その約束を破った結果、どうなるかと謎かけをします。立ちくらみを起こし、心配した唯芳が扉の前から声をかけました。気づいた時には、犬の姿はありませんでした。休校が解除され、小夜は学校に登校することにします。

教室に入ると、生徒たちは校庭の方を見ていました。校庭には古きものの姿があり、校舎を伝って小夜たちのいる教室を襲いにやってきます。小夜は御神刀を鞘から抜き、古きものの前に出ました。

9話あらすじネタバレ「こころにも」

教室に現れた古きものと戦いながら、小夜は周囲の生徒に避難するよう促しました。しかし、生徒は次々と殺されていき、小夜もピンチに陥ります。そこへ、消化器を吹きかけて逸樹が助けに入りました。屋上へと逃れた生徒も全員殺され、小夜は怒りをあらわにし、古きものを惨殺します。生徒を守れなかった悔しさに涙する彼女に、逸樹が駆け寄り助け起こしました。そこへやってきた香奈子は、小夜が全て殺害したのかと問います。

彼女の問いかけに頭痛を起こした小夜は、その場に倒れます。気がつくと、自宅で布団に寝かされていました。文人からもらったギーヴは、封を開けていない状態で机に置かれています。外に出て、神社内を歩いている所に、犬が現れます。犬は、彼女の心情を察したように寄り添いました。励まそうとしてくれる犬を抱き上げその場に座り込んだ小夜は、涙を流します。

小夜が落ち着いた後、犬は自分の正体は何なのか、古きものから人間を守ると約束した相手とは誰なのかと問いかけました。そこへ、慎一郎がやってきました。慎一郎は学校に登校する中、古きものが出たと聞いたから避難したのだといいます。学校には、小夜の2年B組のクラスメイトと、担任の香奈子しかいませんでした。そのため、古きものに惨殺された被害者は、2年B組の生徒だけでした。

恐ろしい事件の夜に、外を出歩いて自分の元にやってきた慎一郎の行動にも、違和感を覚えます。慎一郎は、小夜のことが気になってきたのだと言い募り、抱きしめて告白しました。好意を持たれるような理由がないと感じた小夜は、その告白を不可解な気持ちで受け止めます。そこへ唯芳がやってきて、慎一郎に家に帰るよう促しました。

10話あらすじネタバレ「ふくからに」

小夜は唯芳に、母親のことを一切覚えていないと打ち明けましす。唯芳が何か言う前に、古きものが襲撃にやってきました。騒ぎを聞きつけて戻ってきた慎一郎は、古きものに食べられてしまいます。古きものを討伐した後、唯芳が声をかけてきます。過去の倒した古きものの意味深な言葉を思い出しながら、小夜はその場に倒れました。目覚めると自分の部屋におり、文人がコーヒーとギモーヴの差し入れを持ってやってきます。

小夜に差し入れをした文人は、唯芳にそのことを報告し店に戻りました。唯芳は書き置きもなく家を出ており、小夜は心配します。カフェ・ギモーヴに顔を出すと、左腕に包帯を巻いていた文人がいました。何か手伝うという小夜の申し出を、文人は断ります。そこへ、香奈子が来店してきました。浮島神社の歴史ある書庫に興味があった香奈子は、見せて欲しいと小夜に頼みました。

小夜は、香奈子を家の書庫に案内しました。書物を手にとって中身をめくっていた香奈子は、古きもののページを見せ、以前に話した怪談のようだといいます。そして、書物を小夜に渡しました。そこでようやく、書庫にある書物が年季の入ったものではなく、最近作られたものであることに気がつきました。書庫の入り口から死んだはずの求衛姉妹が声をかけます。

11話あらすじネタバレ「たれをかも」

小夜は、古きものに殺されたはずの求衛姉妹を見て驚愕します。求衛姉妹と香奈子は、今までのことは全て夏から始まった茶番劇だったと種明かします。事実小夜は、思い出を証明するようなものもなく、過去の出来事も一切思い出すことができませんでした。小夜を取り巻く環境や人間関係は、全て紛いものでした。茶番に飽きたと言う3人の元に、慎一郎もやってきます。慎一郎の小夜に対する好意もただの演技でした。

茶番劇のメインキャストには彼らの他に、逸樹、優花もいました。メインキャストは、古きものに襲撃されない効果のあるお守りを持たされていました。彼らはショックを受けて座り込む小夜を押さえつけ、試験官に入った古きものの血液を飲ませます。血液を飲んだ小夜は、過去の記憶を思い出しました。古きものを倒した後、小夜は毎回無意識に彼らの血を飲んでいました。

黒幕は、キャストを雇い、小夜の記憶を操作し続けていたのでした。しかし、あまりに長い茶番劇に飽きた香奈子は、求衛姉妹と慎一郎をけしかけて首謀者を裏切ります。そんな中、書庫から突然古きものが出願しました。4人は、廃人状態の小夜を連れて逃げ出しますが、その先で逸樹と優花が待ち構えていました。2人は、勝手な行動を起こした4人を責めます。

12話あらすじネタバレ「わすれじの」

小夜たちの元へ、全ての黒幕であるカフェ・ギモーヴで働く文人がやってきます。小夜は古きものの血液を飲まされたことで、小夜は記憶を全て取り戻しました。文人は、自分を裏切った慎一郎、求衛姉妹を古きものに殺させます。小夜は、最後に殺されそうになる香奈子を助けるため、古きものを倒しました。混乱した香奈子は、逃げた先にいた唯芳に助けを求めます。

唯芳も茶番劇のキャストの1人であり、その正体は人間と古きものの合いの子でした。事前に文人によって小夜の血液を飲まされており、正気を失って凶暴化します。香奈子を殺し、小夜にも襲い掛かりますが、御神刀で両腕を切り落とされその場に倒れました。唯芳は、自分と似た存在である小夜に出会えたことが嬉しかったと語ります。そして、騙していたことは心苦しかったと胸の内を明かして息を引き取りました。

逸樹と優花を引き連れた文人は、その場を後にします。彼を追いかける小夜は、部下の兵士に撃たれますが、逸樹がそれを庇い命を落としました。文人に召喚された古きものは、次々とエキストラの人間を殺していきます。小夜は街に溢れる古きものを倒しながら、車でヘリ置き場に向かう文人を追い続けました。ヘリに乗って上陸する文人に追いついた小夜は、刀を振るおうとしますが、左目を銃で撃たれ湖に落下します。

去り際に文人は、ギモーヴは人間の内臓の感触にそっくりなのだと、今までの謎かけの答えを教えました。犬曰く、茶番劇が行われる前に小夜は、自分を失いたくないと願ったといいます。沖へ流れ着いた小夜は、左目をさいたスカートの布で縛り、立ち上がりました。

BLOOD-C後日談の映画版の内容は?

BLOOD-C映画のあらすじ

映画「BLOOD-C The Last Dark」は、アニメ「BLOOD-C」に続く物語です。映画版で小夜は、文人を追って東京にやってきます。そこで、文人と対立する殯蔵人と出会いました。目的を同じとする蔵人と手を組み、文人の居場所を突き止めて倒す機会をうかがいます。映画の予告動画公開から、作画に迫力があるといった感想が多く上がりました。

BLOOD-C映画の結末

映画の結末を紹介していきます。小夜は、サーラットの協力もあって文人の元へとたどり着きます。かつて、権力者は一定数の人間は捕食しても構わない朱食免という許可証を古きものに出しました。しかし、この許可証のせいもあってか、古きものはどんどん数を減らしていきます。小夜は、誰かの暗示によって人間を食らうことができず、古きものの血液がなければ生きることができません。

文人は、増加し続ける人間を古きものに変えるという実験を試みて、想いを寄せる小夜を救おうと考えますが、うまくいきませんでした。映画の最後は小夜の持つ刀を自身の胸に当て、自殺します。

BLOOD-Cの登場人物

更衣 小夜

更衣小夜は、三荊学園2年B組の生徒です。実家は浮島神社で、神主の唯芳を心から尊敬していました。よく転び、好意を持って接してくる異性のアプローチに気がつかないなど、天然ドジっ子な性格です。人を食らう古きものと呼ばれる化け物を、御神刀を使って退治する役目を担います。

しかし、それは全て文人が記憶を操作して植えつけた嘘であり、正体は古きものの血を吸って生きる人間ではない存在でした。そのため、いくら怪我をしてもすぐに完治します。「BLOOD-C」アニメの最後では左目を撃ち抜かれていますが、その後に続く映画版では元どおりに再生していました。もともとの性格も、非常にクールで、必要最低限の会話しかしません。

網埜 優花

網埜優花は、しっかりした大人っぽい小夜のクラスメイトです。政治家になるという夢を叶えてもらうため、文人の計画に参加します。アニメ「BLOOD-C」では最後まで文人の命令に忠実に従いました。

七原 文人

七原文人は、小夜行きつけのカフェ・ギモーヴの店主です。古きものとの戦いの疲労で寝込む小夜に食事を作りに来たりなど、非常に親切で面倒見も良い好青年でした。しかし、正体は全ての事件の黒幕であり、小夜に出すコーヒーには、毎回記憶を消す薬を混入させていました。

時真 慎一郎

時真慎一郎は、口数が少なくクールな小夜のクラスメイトです。当初から小夜に好意を抱いており、告白もしています。しかし、好意も告白も全て茶番劇の演技によるもので、小夜のことも古きものと同様化け物としか思っていませんでした。早く報酬の金を受け取りたいがために、香奈子に協力して茶番劇を終わらせようとします。

犬は、アニメ「BLOOD-C」作中で頻繁に小夜の元に現れました。喋ることができ、度々小夜に謎かけや忠告をします。その正体は、対価を受け取る代わりに願いを叶えるという店の主人でした。

柊 真奈

柊真奈は、劇場版から登場するキャラクターです。メガネと、左サイドの一部を伸ばしたウェーブがかったショートヘアーが特徴です。文人に反発するサーラットのメンバーの1人で、小夜のことを何かと気にかけます。

筒鳥 香奈子

筒鳥香奈子は、理科教師で、小夜たちのクラス・2年B組の担任でもあります。毎回のように遅刻してくる小夜を優しくたしなめます。正体は、古きものの存在を信じて調査を重ねてきた研究者でした。しかし、誰からも主張を信じてもらえず、学会を追放されそうになっていたといいます。

更衣 唯芳

浮島神社の神主である更衣唯芳は、小夜が心から慕う父親でした。妻は御神刀を持って古きものを退治する巫女でしたが、戦いの末に命を落とします。しかし、これも全て茶番劇の嘘であり、正体は古きものと人間の混血で小夜とよく似た存在でした。

殯 蔵人

劇場版から登場する殯蔵人は、シスネットの代表取締役で、サーラットのパトロンでもあります。車椅子生活を送る白髪にメガネの男性です。文人に恨みを持っており、小夜に文人殺害の協力を求めました。

鞆総 逸樹

鞘総逸樹は、小夜のクラスの委員長を務める人当たりの良いメガネの青年です。小夜に好意を抱いており、放課後、お茶に誘ったりなどのアプローチをしていました。全て茶番劇の演技によるものでしたが、彼女と過ごすうちに、好意が本物へと変化します。

求衛 のの、求衛 ねね

求衛姉妹は、無邪気で明るくいつも一緒にいる仲良しの双子です。前髪の三つ編みを分ける方向でどちらか見分けることができます。ネタバレですが、純心な様子から程遠く、今まで遊び感覚で犯罪行為を繰り返してきました。悪事をもみ消してもらい、良い就職にありつけるよう茶番劇に参加します。

BLOOD-CとBLOOD+の関係は?

BLOOD-CとBLOOD+は別物

「BLOOD+」と「BLOOD-C」は、同じBLOODシリーズではありますが、全く異なる作品です。「BLOOD+」は、翼手という化け物を退治する女子高生を主人公とした物語でした。

BLOOD-Cアニメの感想や評価

アニメ「BLOOD-C」の感想を紹介していきます。当初はシリアスなバトル場面がありながらも、優しい人たちに囲まれたほのぼのとした日常が描かれていました。しかし、その日常も全ては作られたものであり、キャラクターたちの残酷な性格も発覚します。こうした展開がショックだったという感想も多くありました。

アニメ「BLOOD-C」は、毎回派手なアクションシーンがあります。小夜は、絶えず襲ってくる古きものを刀で華麗に倒していきました。アニメ「BLOOD-C」の主人公・小夜がかっこいいといった感想や、美しいといった感想も多くありました。

アニメ「BLOOD-C」作中で、早い段階から文人が小夜に毎回出すギモーヴとコーヒーが怪しいといった感想を持つ人もいました。実際、文人はギモーヴに古きものの血液や肉を、コーヒーには記憶を書き換える薬を混入させていました。

BLOOD-Cのまとめ

ここまでアニメ「BLOOD-C」や映画版「BLOOD-C」のあらすじ、登場キャラクター、アニメや映画視聴者の感想などを紹介してきました。終盤のどんでん返しに衝撃を受けたといった感想が多く見られる作品でした。映画版での小夜の活躍にもご注目ください。

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