【鬼滅の刃】刀鍛冶の里編のあらすじは?炭治郎の刀にまつわるストーリーをネタバレ

「鬼滅の刃」刀鍛冶編とは、上弦の陸・堕姫と妓夫太郎を退治した後のストーリーです。物語は、主人公・炭治郎が、度重なる刀の紛失・破損に対する怒りの手紙を、担当鍛治の鋼鐵塚蛍から受け取るところから始まります。新しい刀が届かなかったこともあり、炭治郎は直接話をするため、鋼鐵塚蛍が住まう刀鍛冶の里へと向かいました。この記事では、刀鍛冶の里編のあらすじを紹介していきます。ネタバレを含みますので、閲覧はご注意ください。

【鬼滅の刃】刀鍛冶の里編のあらすじは?炭治郎の刀にまつわるストーリーをネタバレのイメージ

目次

  1. 刀鍛冶の里編とは?
  2. 刀鍛冶の里編のストーリーあらすじネタバレ
  3. 刀鍛冶の里編のストーリーあらすじネタバレ~玄弥の思い~
  4. 刀鍛冶の里編のストーリーあらすじネタバレ~覚醒~
  5. 刀鍛冶の里編のストーリーあらすじネタバレ~禰豆子の変化~
  6. 刀鍛冶の里編の主な登場人物
  7. 刀鍛冶の里編に関する感想や評価
  8. 刀鍛冶の里編ネタバレまとめ

刀鍛冶の里編とは?

鬼滅の刃の作品情報

「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編は、遊郭に潜入して上弦の陸・堕姫と妓夫太郎を討伐した後の長編ストーリーです。柱である無一郎、蜜璃の他に、炭治郎の同期である玄弥も活躍する人気回となっています。

鬼滅の刃の概要

「鬼滅の刃」は、人を捕食する鬼がいる世の中で、家族を鬼に殺され、妹を鬼にされた鬼殺隊の少年を主人公としたストーリーです。強敵と戦いながら成長していく痛快なストーリーのあらすじに加え、著者・吾峠呼世晴の迫力ある作画にも定評があります。

鬼滅の刃のあらすじ

炭焼きの家業を継いだ長男の炭治郎は、真冬の山をくだり街に炭を売りに出かけます。しかし、家に戻ってくると、家族は何者かに殺されていました。唯一生きていた妹の禰󠄀豆子を連れ、助けを求めて街へと向かいます。そんな中、禰󠄀豆子に異変が起こり正気を失ったかのように炭治郎に襲い掛かりました。

刀鍛冶の里編の概要

「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編とは、遊郭に潜入して上弦の陸に勝利した後のストーリーです。新しい刀が届かなかったことで、炭治郎は刀鍛冶の里を訪れます。そこへ、十二鬼月の上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺が襲撃にやってきました。炭治郎たちは、仲間と共に新たな強敵に挑みます。仲間と絆を深め、成長していくストーリーが話題の人気回です。

アニメ「鬼滅の刃」公式サイト

刀鍛冶の里編のストーリーあらすじネタバレ

ネタバレ①鋼鐵塚蛍の言葉

ここからは刀鍛冶の里編のあらすじをネタバレありで紹介します。遊郭に潜入し、善逸、伊之助、天元と共に上弦の陸を倒した炭治郎は、疲労と怪我により2ヵ月意識を失っていました。そんな中、夢に先祖・炭吉の記憶が現れます。炭吉は、縁壱と呼ばれる炭治郎と同じ耳飾りをつけた剣士と、縁側で喋っていました。会話によると、炭吉は縁壱に命を救われ、しばらく家でもてなしていたようです。

旅立とうとする縁壱に炭吉は、後の世代に縁壱のことを語り継いでいくと申し出ますが、断られます。縁壱は、自分のことを大切なものを守ることができなかった無価値な人間と評しました。炭治郎は、その言葉に涙しながら意識を取り戻します。周囲の人間に意識が戻ったことを喜ばれつつ、一週間してようやく体調も回復しました。

炭治郎は、上弦の陸との戦いで刀が刃こぼれしていたことを思い出し、新しい刀が届いていないか蝶屋敷の女の子に尋ねます。しかし、担当鍛治の鋼鐵塚蛍からは、度重なる紛失・破損に対する怒りの手紙のみが届いていました。産屋敷耀哉から許可をもらった炭治郎は、鋼鐵塚蛍が住まう刀鍛冶の里へ、直接会いに行くことにします。日輪刀を作る刀鍛冶の里は、鬼に場所を特定されるのを防ぐため、巧妙に隠されていました。

炭治郎は目隠しに加え鼻に詰め物をされた上で、隠の人におんぶされて刀鍛冶の里へと向かいます。炭治郎をおんぶする隠の人は絶えず交代し、ようやく目的地に到着して、目隠しと鼻栓を外されました。炭治郎は、まず刀鍛冶の里の長・鉄珍に挨拶をしに行きます。しかし、鋼鐵塚はどこにいるかわからないため、見つけ出して連れてくると言われました。炭治郎は、ひとまず勧められた温泉に入りに行くことにします。

ネタバレ②強くなるための秘密の武器

そこへ、先に刀鍛冶の里に来ていた甘露寺が泣きながら駆け寄って来ました。彼女は、先ほど刀鍛冶の里の温泉にいた男性に話しかけたにも関わらず、無視されたことにショックを受けていました。そんな甘露寺に炭治郎は、晩御飯のメニューが松茸ご飯であると教えます。それを聞いた甘露寺は、すぐに機嫌を治して歌いながら去って行きました。温泉に向かうと、頭に誰かの抜けた前歯が飛んできました。

飛んできた先を見ると、同期の不死川玄弥がおり、炭治郎の存在に気づくやいなや暴言を浴びせました。炭治郎は、仲良くなるために服を脱ぎ、同じ温泉に入って元気に挨拶します。しかし、後頭部を掴まれお湯に顔を沈められ、話しかけないよう牽制されます。その後、晩御飯の席で甘露寺と一緒になり、炭治郎は彼女を無視した相手は玄弥であると教えました。

甘露寺はその名前を聞き、風柱・不死川実弥の弟だろうといいますが、本人は弟は存在しないと主張しているといいます。五人姉弟で仲良く育ってきた甘露寺は、不死川兄弟の険悪な様子を怖く感じたようです。一緒に食事の席にいた禰󠄀豆子は、面倒見の良い彼女にすぐに懐きます。

玄弥がまだ食事を食べに来ないことを心配する炭治郎に甘露寺は、刀鍛冶の里の住人が全く食事をしないと話していたことを教えました。そこで、炭治郎と甘露寺は、彼の部屋におにぎりを持っていくことにします。玄弥が宿泊する部屋に向かう中、炭治郎は甘露寺に鬼殺隊に入隊した理由を尋ねました。甘露寺は、強い人と出会って結婚したかったからと、恥ずかしがりながら打ち明けます。

予想していなかった理由に驚き、炭治郎は言葉を失いました。話しながら玄弥の部屋にたどり着きましたが、本人は不在でした。そこへ、甘露寺の刀が研ぎ終わるから刀鍛冶の里にある工房にきて欲しいという連絡が入り、彼女は炭治郎に別れとエールの言葉を贈ります。

そんな甘露寺に炭治郎は、自分は未熟だからもっと修行して強くなり、無惨を倒すと宣言しました。彼の言葉にときめいた甘露寺は、刀鍛冶の里に秘密の武器があるという情報を耳打ちで教え、去っていきます。この秘密の武器は、今後のストーリーでも重要なアイテムとなっていきます。

ネタバレ③時透無一郎登場

続いてあらすじを紹介します。秘密の武器が気になり、炭治郎は刀鍛冶の里を散策します。そんな中、霞柱・時透無一郎と里の子供・小鉄がもめている所に出くわします。無一郎は、小鉄に鍵を渡すよう要求していました。断固として渡そうとしない小鉄の首を手刀で叩き、胸ぐらを掴んだ無一郎を見た炭治郎は、慌てて止めに入り小鉄を引き離します。

小鉄は炭治郎も鍵目当てなのだと疑い、改めて鍵を渡す気は無いと宣言しました。断固として鍵を渡そうとしない小鉄に無一郎は、柱の時間を奪うとその分救われるはずの命が救えなくなると諭します。しかし、炭治郎は彼の手を叩き、正論だけど気分が悪いと言って怒ります。さらに、刀鍛冶を尊重する言葉を並べ立てますが、無一郎に首を叩かれ気絶させられます。

気を失い地面に倒れる中で、視界の隅に一瞬だけ鋼鐵塚の姿が映ります。炭治郎が目を覚まそうとした時、鋼鐵塚と小鉄がどうやって運ぼうかと話し合う声が聞こえました。しかし、炭治郎が起き上がった時には、鋼鐵塚は姿をくらませており、小鉄も知らないとしらを切ります。無一郎は、小鉄から鍵を受け取ったため去っていったといいます。

ネタバレ④からくり人形「縁壱零式」

鍵というのは、訓練用のからくり人形のものだったようです。小鉄の先祖が開発したもので、かなり年季が入っており、劣化も進んでいたといいます。そこで、刀が激しくぶつかり合う音が響き、2人は様子を見に行きました。そこには、からくり人形「縁壱零式」と戦う無一郎の姿があります。炭治郎は縁壱零式の顔に既視感を覚えながらも、腕が6本ある理由を小鉄に尋ねました。

小鉄によると、縁壱零式は戦国時代に存在した優秀な剣士をモデルに制作されたもので、腕を6本にすることでようやく彼の動きを再現できたのだといいます。炭治郎は、300年経過しているにも関わらずからくり人形が壊れていないことに驚きました。人形は、現世代でも作れないほどの高い技術で制作されており、もし壊れたら、直すことが困難だといいます。

さらに小鉄には兄弟がおらず、父親も亡くなっており、自身も才能がないから壊れるのを阻止するために鍵を渡そうとしなかったのでした。そんな中、歳下で柱になり、俊敏な動きをする縁壱零式と互角に刀を交える無一郎を、炭治郎は尊敬します。側にいた無一郎の鴉は、彼は始まりの呼吸の剣士の末裔であると誇らしげに語りました。炭治郎は、縁壱零式は夢に出てきた剣士とそっくりであると気がつきます。

無一郎の鴉はバカにしますが、小鉄は先祖の記憶が遺伝して見せたものなのだろうとフォローしました。そんな中、無一郎の攻撃が縁壱零式を砕きます。壊れたとショックを受けた小鉄は逃げ出し、木に登って縁壱零式を後世に継いでいけないことを悔やみました。そんな彼に炭治郎は、諦めないようにと励まします。炭治郎の説得もあり、縁壱零式と無一郎の戦いをきちんと見ると決めた小鉄は、木からおりて先ほどの現場へ向かいます。

ネタバレ⑤小鉄覚醒

しかし、現場へ向かう途中に縁壱零式との訓練を終えたという無一郎とすれ違いました。無一郎は、自分の刀が破損したから代わりに人形が持っていた刀を持っていくと告げます。刀には、縁壱零式の腕がついており、小鉄は慌てて本体の確認に向かいました。無一郎は炭治郎に破損した自分の刀を投げつけ、破棄を頼んで去っていきます。小鉄は、壊れた縁壱零式を呆然と眺めていました。

そんな中、雲行きが怪しくなりあたりには雨が降り注ぎます。炭治郎は、小鉄に動作を確認しようと促し、行動に移しました。2人で立たせて見たところ、縁壱零式は動いて戦闘態勢をとりました。喜ぶ炭治郎に小鉄は、縁壱零式を使って無一郎より強い剣士になってほしいと青筋を立てながら頼みます。そして、強くなった暁には、辛辣な言葉を浴びせてほしいと言いますが、炭治郎は流石にそれは断りました。

ネタバレ⑥縁壱零式

続いてあらすじを紹介します。炭治郎は、無一郎に1本折られ5本しか腕がない状態の縁壱零式で訓練をすることになります。しかし、人形の俊敏な動きに苦戦します。そんな彼に小鉄は、毒舌を浴びせ、自分が合格を出すまで食事も水も与えないと言い放ちました。縁壱零式は、訓練相手が弱点を克服できるよう動きを調節することもできますが、このことを小鉄は無一郎には教えませんでした。

訓練が五日目を迎える中、炭治郎は中々縁壱零式の動きに対応できずにいました。スパルタの小鉄は、食事どころか水も与えずコーチをしており、炭治郎は雨水を飲んで何とか命を繋ぎます。死にかける中、隙の糸とは異なるにおいを感じ取ったことにより、7日目にしてようやく縁壱零式に一太刀入れることに成功しました。人形にダメージはほとんどありませんでしたが、小鉄は彼に食事を与えます。

休憩後、炭治郎は再び縁壱零式と太刀を交えました。人形の首に太刀を入れようとしますが、小鉄の気持ちを考えためらいます。そんな彼に小鉄は、自分が修理するから壊しても構わないと叫びました。その言葉によって、炭治郎の刀は縁壱零式の首を切り、中から刀が現れます。突然出現した刀に、2人のテンションは上がりました。小鉄は、炭治郎にこの刀をもらってほしいと言います。

炭治郎は、興奮が冷めない様子で刀を鞘から抜きますが、300年経過していたこともあり、錆びついていました。ショックを受ける炭治郎の元に、筋肉隆々の鋼鐵塚が現れ、刀を持って行こうとします。説明もしない鋼鐵塚の意図がわからず、炭治郎と小鉄は彼と刀を奪い合いました。そこへ鉄穴森が現れ、鋼鐵塚の弱点である脇をくすぐって止めます。

鉄穴森によると、鋼鐵塚は炭治郎の強い刀を作るために山で修行をし、力をつけていたのだといいます。鋼鐵塚は、縁壱零式から出てきた刀を三日三晩かけて研ぎ上げることになりました。その後、炭治郎は玄弥の部屋で煎餅を食べながらこの話をします。しかし、慣れ合う気がない玄弥は炭治郎に辛辣な対応をしました。

温泉で欠けたはずの前歯が再生していることに気が付いた炭治郎は、そのことを指摘しますが、誤魔化され追い出されてしまいます。炭治郎は部屋に戻り、禰󠄀豆子と共に眠っていました。2人の部屋にやってきた無一郎は炭治郎を起こし、新しく担当の刀鍛冶になった鉄穴森の居場所を聞きます。

ネタバレ⑦上弦の肆の半天狗登場

炭治郎は、無一郎に鉄穴森探しを一緒にすると申し出ます。そんな中、部屋の襖から、上弦の肆・半天狗がいきなり姿を表しました。無一郎は肆ノ型・移流斬りを出し、炭治郎は先の攻撃で天井に逃げた半天狗を陽華突で攻撃します。禰󠄀豆子は鬼の姿になり、半天狗の腹を蹴って転ばせました。その隙をついた無一郎が即座に首を落としますが、鬼は分裂して可楽と積怒という名の2つの個体となります。

可楽が仰いだ団扇によって部屋が壊れ、無一郎は、遠くへと飛ばされてしまいました。錫杖を使って雷の攻撃を繰り出す積怒に、炭治郎は意識を手放しそうになります。そこへ、壊された屋根の上から玄弥が加勢に現れ、可楽と積怒の首を銃で撃ちます。可楽の首は完全に切断できなかったため、接近して刀で落としました。炭治郎は玄弥に、半天狗は首を落とすと分裂して強くなることを教えます。

可楽と積怒の首が斬られたことにより、またも分裂して空喜と哀絶が登場します。炭治郎は空喜に足を掴まれ、上空へと連れて行かれました。玄弥は、哀絶の武器で腹を刺されており、炭治郎は禰󠄀豆子に自分より彼を優先して助けるよう頼みます。炭治郎は空喜の攻撃を受けながらも、自身を掴んでいた相手の足首を斬り落とし、木にぶつかりながら衝撃を和らげて着地しました。

先の攻撃で全身のしびれを感じながらも立ち上がろうとしますが、身体についたままだった空喜の足の断面から顔が現れ、再び攻撃をしようとします。炭治郎は、空喜の顔を思わず切り落として、またも分裂させてしまいます。

しかし、分裂した2体による攻撃が弱まっていることに気がつき、4つの分裂が最強なのだと判断しました。分裂した4体の舌には、それぞれ喜怒哀楽の文字が刻まれていました。炭治郎、禰󠄀豆子、玄弥、そして、後から駆けつけた甘露寺も加わり、戦いは激化していきます。

ネタバレ⑧甘露寺蜜璃の強さ

刀鍛冶の里が襲撃されていることを知った甘露寺は、装備を整えて急いで現場へと駆けつけます。里の人々は、上弦の伍・玉壺による血鬼術で出された、強靭な爪を武器とする歩く巨大金魚に襲われており、逃げ惑っていました。甘露寺は襲われる人々を颯爽と救い、里長の鉄珍の元へと駆けつけます。玉壺の血鬼術によって、里を守護していた鬼殺隊の隊士たちは全員殺されていました。

鉄珍は巨大金魚の手に捕まり、殺されそうになっています。そこへ現れた甘露寺は、壱の型・初恋のわななきを出し、一瞬で敵を倒しました。彼女は、細身の女性ですが、筋肉の密度が普通の人の8倍と濃く、強靭な筋力を持った特異体質でした。恋の呼吸は、こうした筋力に加え、柔軟性も兼ね備えた甘露寺の体質が行かされた技です。刀鍛冶の里の住人たちは、彼女の強さに驚き賞賛していました。

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刀鍛冶の里編のストーリーあらすじネタバレ~玄弥の思い~

ネタバレ①玄弥の強さ

刀鍛冶の里編にて、玄弥の能力や強さが判明します。「鬼滅の刃」玄弥は、他の鬼殺隊の隊士たちとは違い、全集中の呼吸を習得することができませんでした。しかし、優れた消化器官を持っており、鬼を食べることによって、短期間ですがその能力を有することができます。この能力のおかげで首以外なら、どこを狙われても再生することが可能です。

ネタバレ②玄弥と不死川実弥の関係

風柱の不死川実弥は、玄弥の実兄です。2人の父親は、母親や子供に暴力をふるう粗暴な人でした。最期は、恨みを買った人間に刺し殺されます。父亡き後、母とたくさんの兄妹たちとともに暮らしていました。ある日、鬼になった母親が部屋に侵入して、兄妹たちを次々と殺していきます。玄弥は、当初それを母ではなく狼と思っていました。実弥は生き残っている玄弥に逃げるように言い、外に連れ出した母親を朝まで押さえ込みました。

医者を呼びに行くために外に出た玄弥は、刃物を持って血まみれで立ち尽くす実弥とその側に倒れる母の姿を目撃します。混乱していた玄弥は、実弥が母を殺したと判断し人殺しと罵倒しました。その後、冷静になって鬼と化した母親を実弥が押さえ込んでくれていたと気がつきます。玄弥は、鬼殺隊に入った実弥を追いかけ、柱になって近づき、当時のことを謝罪したいと思っていました。

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刀鍛冶の里編のストーリーあらすじネタバレ~覚醒~

ネタバレ①炭治郎覚醒

炭治郎、禰󠄀豆子、玄弥の3人は、怒、可楽、空喜、哀絶の4体に分裂した半天狗と共に戦います。炭治郎は空喜に外へ連れ出され、そこで4体以上に分裂すると力が弱くなることに気がつきました。玄弥は哀絶を相手取り、炭治郎と禰󠄀豆子は3体から追い詰められピンチに陥ります。そんな中、元いた建物が崩され、禰󠄀豆子が瓦礫の下敷きになりました。

彼女は炭治郎の刀を血鬼術で燃やし、普段は黒い炭治郎の日輪刀は赤くなって爆血刀へと進化します。炭治郎はその刀を使ってヒノカミ神楽・日暈の龍頭舞いの技を出して3体の首を一気に切り落としました。半天狗は、刀をふるう彼の姿と、無惨の記憶にあった始まりの呼吸の剣士の姿を重ね合わせます。一方、玄弥も哀絶の首を斬り落としており、同時に4体の首を切断することに成功しました。

ネタバレ②無一郎の覚醒

可楽に遠くへ吹き飛ばされた無一郎は、玉壺の血鬼術で生み出された手足の生えた金魚に襲われている小鉄と遭遇します。まだ技術を持たない子供として見捨て、里の人たちを助けに行こうとします。しかし、炭治郎の情けは人の為ならずという言葉を思い出し、小鉄を掴んだ金魚の腕を斬り落として助けました。無一郎は、金魚の首を斬っても絶命せず、背中に背負っていたツボを斬って消えたため、鬼の術で創られたものと判断します。

小鉄は泣きながら無一郎に礼を述べ、襲撃されている鋼鐵塚と鉄穴森のことも助けてほしいと頼みます。小鉄を肩に背負った無一郎は、現場へと急ぎました。鉄穴森も同じく玉壺の術の金魚に襲われていました。助けた後、無一郎の新しい刀は鋼鐵塚が刀を研いでいる小屋の中にあるとして、案内しようとします。しかし、鬼の気配を感じ取った無一郎に止められました。道中にあったツボから出てきたのは、上弦の伍・玉壺でした。

玉壺の首を斬ろうとする無一郎でしたが、周囲に点々とあるツボを素早く移動するため、すぐに仕留めることができません。玉壺は、毒矢を大量に撃ち込む千本針魚殺を使います。無一郎は小鉄と鉄穴森を庇い、全身に針を打ち込まれました。玉壺は、血鬼術・水獄鉢の術で、彼を水の中に閉じ込めます。ツボを破ることができず呼吸法も封じられたことで諦めかけた時、小鉄が無一郎の入る水中に近寄り何とか助け出そうとしました。

刃物で叩いても割れず、小鉄は水中に息を吹きかけます。無一郎は小鉄が吹きかけた息を使って呼吸法を使い、ツボを破って脱出できました。そんな中、無一郎は、今まで失っていた昔の記憶を取り戻します。母は肺炎で、父は崖から転落して亡くなり、10歳の時に双子の兄・有一郎と2人で生活を送ることになりました。現実的なものの考え方をする有一郎に対して、無一郎は優しく人の役に立ちたいという考えを持っていました。

そんな2人の元に、産屋敷あまねが訪ねてきます。時透家は始まりの呼吸の剣士の家系であるということで、鬼殺隊にスカウトにきたのでした。無一郎は剣士に興味を持ちましたが、有一郎は辛辣な言葉で反対します。そんなある日、2人が住む家を鬼が襲撃します。有一郎の腕を切断した鬼は、2人を無価値な存在だと蔑みました。怒りを抑えられなくなった無一郎は、朝まで鬼を痛めつけます。

日の光を浴びたことで鬼は消滅し、無一郎は有一郎のいる家まで戻りました。彼は、朦朧とする意識の中で、弟の命だけは救ってほしいと神に頼んでいました。前々から無一郎の無の字の意味は「無意味」であると言っていた有一郎でしたが、そうではなく本当は「無限」の意味が込められているとこぼしました。過去を思い出した無一郎の身体には、痣が出現し再び玉壺へと立ち向かいます。

玉壺は刀を研ぎ続ける鋼鐵塚を攻撃します。しかし、どれだけ攻撃を浴びせても、片目を潰しても、彼は手を止めることはありませんでした。そこへやってきた無一郎は、玉壺の首を狙いますが、気づかれて躱されてしまいます。玉壺は、毒を撃ち込んだにも関わらず平然とし、先ほどよりも俊敏な動きをする無一郎に驚きました。

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刀鍛冶の里編のストーリーあらすじネタバレ~禰豆子の変化~

ネタバレ①日光に苦しむ禰豆子

憎珀天を蜜璃が相手取る中、炭治郎たちは半天狗の本体である怯えの文字が舌に刻まれた鬼の首を狙います。炭治郎の刀は半天狗の首に刺さりますが、斬り落とすまではいきませんでした。無一郎は、刀を失った炭治郎の元へ、鋼鐵塚が研いでる途中だった刀を投げて渡します。受け取った刀でヒノカミ神楽・炎舞一閃で夜明け前に首を落としますが、舌に刻まれたいたのは「恨」で、本体の「怯」では有りませんでした。

夜明けが近づいてきたため、炭治郎は禰󠄀豆子を日の光から庇おうと覆いかぶさります。しかし、そうしている間にも刀鍛冶の里の住人が、半天狗に襲われそうになっていました。禰󠄀豆子は炭治郎を半天狗の元へ飛ばし、日の光を浴びて消滅しかけながらも微笑みます。禰󠄀豆子の気持ちを汲んだ炭治郎は、半天狗の本体「怯」の首を斬り落とします。勝利しながらも、炭治郎は禰󠄀豆子を失ったことに涙しました。

ネタバレ②禰豆子の変化

そんな中、助けた刀鍛冶の里の人々が、後ろを振り返るように炭治郎を促します。言われた通りに視線を向けると、日の光を浴びながらも消滅することなく立っている禰󠄀豆子の姿がありました。鬼の牙はそのままでしたが、彼女は片言ながら少しだけ話すこともできるようになっていました。刀鍛冶の里の住人たちも、炭治郎と共に感動して涙を流しています。

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刀鍛冶の里編の主な登場人物

登場人物①炭治郎

炭治郎は、「鬼滅の刃」主人公の少年です。刀鍛冶の里編では、新しい刀を求めて鋼鐵塚蛍に会いに里を訪れます。あらすじネタバレにあるように、敵の能力を見極める観察力も持ち合わせており、半天狗が分裂して強くなることや、4体以上は戦いの威力が落ちることなどすぐに見極めています。

登場人物②禰豆子

禰豆子は炭治郎の妹で、過去に体内に鬼の血液が入り込んで鬼と化したキャラクターです。彼女の血鬼術は、人間を助け、鬼にダメージを与えるものとなっています。あらすじネタバレにあるように、半天狗との戦いの後、太陽の光を克服しています。

登場人物③鋼鐵塚蛍

鋼鐵塚蛍は、刀鍛冶の里に住む炭治郎の刀を作る刀鍛冶です。あらすじネタバレにあるように、職人気質で刀作りに対する思い入れは強く、玉壺に攻撃されてもなお刀を研ぐ手を止めませんでした。炭治郎が刀を破損・紛失させた時は酷く怒って包丁を持って追いかけ回しています。ひょっとこのお面でしばらく素顔が不明でしたが、刀鍛冶の里編のストーリー上でようやく明かされました。

登場人物④時透無一郎

時透無一郎は、霞の呼吸法を使う柱の剣士です。非常にクールで感情の変化が少なく、玉壺の神経を逆撫でしていました。あらすじネタバレにある通り、刀鍛冶の里編で過去の記憶を取り戻しています。

登場人物⑤小鉄

小鉄は、からくり人形・縁壱零式を代々受け継いできた刀鍛冶の里の少年です。自分には才能がないと感じており、当初壊れてしまうことを恐れて、縁壱零式を貸し出すことを拒んでいました。

健康に関する知識が不足しており、炭治郎に何日も水と食料を与えずに縁壱零式と勝負させるなど、非常に危険な訓練を施していました。あらすじで取り上げた通り、毒舌でズケズケとした物言いをし、歳上相手でも容赦がありません。素顔は、つけているお面とよく似ています。

登場人物⑥甘露寺蜜璃

甘露寺蜜璃は、恋の呼吸を使う恋柱の剣士です。あらすじで取り上げた通り、刀鍛冶の里編での半天狗の戦いでは、憎珀天を相手取って、炭治郎たちに本体の鬼の首を取らせに行かせています。

登場人物⑦玄弥

玄弥は炭治郎と同期の剣士です。初対面で衝突したことがきっかけで、刀鍛冶の里編では、辛辣な態度を取っています。あらすじで取り上げた通り、半天狗との戦いを機に和解し、仲良くなりました。

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刀鍛冶の里編に関する感想や評価

刀鍛冶の里編の感想・評価①時透無一郎

ここでは、「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編に関する感想や評価を紹介していきます。こちらのストーリーは、無一郎と上弦の伍・玉壺の戦いが描かれています。刀鍛冶の里編は、無一郎が大活躍する回であり、失っていた記憶を取り戻すストーリーも盛り込まれています。彼の活躍がかっこいいという感想が多数ありました。

刀鍛冶の里編の感想・評価②甘露寺蜜璃

「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編は、恋柱の蜜璃が活躍するストーリーでもあります。上弦の肆・半天狗を炭治郎たちと協力して倒す場面や、禰󠄀豆子と仲良く交流する場面など、人気のシーンが数多く登場しました。刀鍛冶の里編は彼女の過去も描かれています。蜜璃が可愛かったといった感想も散見されました。

刀鍛冶の里には、蜜璃が使う恋の呼吸の技がたくさん登場します。動きのある華やかでかっこいい技であり、非常に人気があります。彼女の技を早くアニメで見てみたいといった感想も多くありました。

刀鍛冶の里編の感想・評価③成長のストーリー

「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編は、炭治郎、禰󠄀豆子、玄弥、蜜璃が上弦の肆・半天狗を、無一郎が上弦の伍・玉壺と戦うストーリーです。それぞれの交流を通して、キャラクターたちが成長していくストーリーのあらすじがよかったといった感想も散見されました。

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刀鍛冶の里編ネタバレまとめ

ここまで「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編のあらすじや、ストーリーのネタバレ、主な登場人物を紹介してきました。上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺の襲撃により、壮絶な戦いが繰り広げられ、それぞれのキャラクターたちの成長も垣間見える人気長編となっています。

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