【鬼滅の刃】嘴平伊之助の出生の秘密や過去とは？同期メンバーの強さや生い立ちまとめ

「鬼滅の刃」は、この記事で取り上げた伊之助が登場する作品です。イノシシの頭が印象的ですが、イケメンキャラクターとしても人気があります。伊之助の強さや出生についての謎も取り上げていきます。

「鬼滅の刃」の作者は、吾峠呼世晴です。週刊少年ジャンプで連載され、2019年にはアニメ化がされました。人を食らう鬼を退治するストーリーですが、鬼の視点や立場からも物語が描かれており、話題を呼びました。

「鬼滅の刃」のあらすじについて紹介していきます。大家族の長男・竈門炭治郎は、炭焼きの仕事で一家の生計を立てていました。ある日仕事の帰りに近所に住む老人から、鬼が出るから泊まっていくように言われます。炭治郎は老人の言葉は信じていませんでしたが、その日は彼の家に泊めてもらうことにします。

その後、家に帰ると一家は惨殺されていました。妹の禰豆子だけはまだ生きていると気がついた炭治郎は、雪道の中、彼女を背負って助けを求めに行きます。しかし、そこで禰豆子の身体に異変が起きるのでした。

嘴平伊之助は、「鬼滅の刃」に登場する鬼殺隊の一員です。ずっと山で動物たちと力比べをしながら育ってきたためか、自身を山の王と豪語します。上半身は鍛えぬいた身体をむき出しにしており、育ての親がイノシシであるためかイノシシのマスクを常に被っています。鹿の毛で作られた腰巻、足元には熊の毛で作られたものを着用しています。見た目通り野性的な性格で、競い合うことを好み、言葉づかいや行動が乱暴です。

言葉をしゃべることはできますが、こうした出生からきちんとした教育を受けてきていないため、字が読めず一般常識が通用しないなど世間知らずな面があります。イノシシのマスクの下は、女性と見紛うイケメンの顔があり、善逸からは女の子のようと比喩されました。四字熟語の猪突猛進が口癖のようです。人の名前という概念にあまり興味がないのか、とくに炭次郎の名前は毎回間違えて呼びます。

自分で編み出した技か、誰かに教わったのかは作中でははっきりと語られていませんが、獣の呼吸を使い、鬼に対抗する技を使います。育手がいないにも関わらず、最終選別を突破しています。

伊之助の出生の秘密について紹介していきます。伊之助は、那田蜘蛛山編で父蜘蛛から殺されそうになった時、走馬灯を見ます。それは、赤子の自分を捨てる母親のものでした。母親は、謝りながら赤子の伊之助を捨てています。何度も謝り、涙を流していることから、何か深い事情があるようです。その後、伊之助は子どもを失ったイノシシに育てられます。イノシシのマスクを被っていることと関係があるものという憶測があります。

伊之助は、赤子の時から子どもを亡くしたばかりだったイノシシに育てられます。しかし、初登場時から人の言葉をきちんと習得しています。その謎は、番外編で明らかになりました。伊之助が住まう山、あるいは近隣に、健忘が進んでいるおじいさんと孫の青年・たかはるが暮らす民家がありました。ある日、たかはるはおじいさんが幼い伊之助に餌をあげているのを目撃します。伊之助はその時からすでに猪の被り物を被っていました。

得体のしれないバケモノだと判断したたかはるは、伊之助を追い払い、もう餌はやらないように注意します。おじいさんは了承しますが、その後伊之助を膝に乗せて百人一首を読み聞かせていました。さらに追い払いますが、その後も伊之助はおじいさんのもとにやってきます。おじいさんは、ふんどしに書いてあった伊之助の名前を読んで教えてあげます。伊之助は、おじいさんに教えてもらったことによって自分の名前を知ったようです。

たかはるはまたも追い払おうとしますが、伊之助に汚い言葉とケリを食らわせられます。突然言葉をしゃべり攻撃してきた伊之助に対し、たかはるはおびえます。伊之助はいつもたかはるの家でおじいさんに食べさせてもらっていたおかきを頬張るのでした。伊之助が言葉を覚えたのは、たかはるとこのおじいさんのおかげのようです。この番外編では、素顔のイケメンは描かれていません。

ここでは、「鬼滅の刃」の嘴平伊之助の同期メンバーの出生や能力について紹介していきます。竈門炭治郎は、「鬼滅の刃」の主人公の少年です。額にある痣と大振りの花札のイヤリング、隊服の上に格子柄の羽織を着ているのが特徴です。人間離れした嗅覚を持ち、鬼のにおいなどもかぎ分けることができます。敵である鬼の心情を考え同情するなど、非常に心の優しい性格です。鱗滝左近次を師に持ち、水の呼吸を使います。

竈門禰津子は、炭次郎の妹であり、鬼となりながらも唯一生き残った家族です。「鬼滅の刃」のヒロインでもあります。鬼になる前は、兄弟の面倒や家事もしっかりこなす女性だったようです。炭次郎と同じく優しい性格ですが、弟曰く怒ると怖いといいます。鬼となってしまってからは、日中外に出ることができないため、移動の際は炭治郎が背負う箱に入っています。身体のサイズを大小変えることもできます。

我妻善逸の能力や出生を紹介していきます。親はおらず、女性に騙されて借金を背負わせられたところを、育手に救われ弟子になります。我妻善逸は、雷の呼吸法を使う鬼殺隊員です。怖がりで自分のことを弱いと思い込んでいますが、寝ると本来の能力を顕にします。

伊之助は、二刀流で、獣の呼吸の使い手です。日輪刀はぎざぎざとした刃先が特徴です。まだ赤子のころに母親に捨てられ、その後野生のイノシシに育てられます。言語は近くに住んでいた青年とおじいさんから習得します。全身の関節を外すことも可能です。

栗花落カナヲは、常に笑みを絶やさない寡黙な少女です。出生は、親に売られており、名前もつけてもらえなかったようです。柱である胡蝶しのぶの、極めて優秀な人間しか選ばれないとされる継子でもあります。視覚や観察力が優れており、相手の先の行動を読み取る能力も備わっています。

不死川玄弥は、顔に大きな傷のある少年です。不死川実弥という鬼殺隊の柱の兄がいますが、確執は深いようです。鬼殺隊が主に使う全集中の呼吸法は使えませんが、時間制限はあるものの鬼を食べて能力を吸収するという特異な性質を持ちます。

「鬼滅の刃」の伊之助は、強いものと競い合うことを好みます。ある日、伊之助は鬼殺隊の隊員と出会います。競い合うことを趣味とする伊之助は、その隊員に勝ち、刀を取ります。そして、鬼や、鬼殺隊の存在について聞いたといいます。最終選別で生き残ったことにより鬼殺隊に入ります。

「鬼滅の刃」の伊之助のさらなる魅力は、イケメンであることです。伊之助は鼓屋敷を出たところで、炭治郎の荷物の中に鬼の禰津子が入っていることに気がついます。鬼であるため倒そうとする伊之助でしたが、善逸に止められます。伊之助は無抵抗な善逸に暴行を加えます。その光景を見た炭治郎に、伊之助は殴られ怒られます。競い合うことを楽しみとしている伊之助は、素手で炭治郎と対戦しようとします。

話しを聞こうとしない伊之助に、炭治郎は頭突きをします。その拍子に今までつけていたイノシシのマスクがとれてしまいます。伊之助の素顔は、女性のような美しい顔立ちのイケメンでした。

「鬼滅の刃」の伊之助は、上弦の陸「堕姫」との戦いでも活躍しています。遊郭に鬼がいるかもしれない情報がありました。柱である天元は、嫁3人を遊郭に入れ捜査させていました。しかし、常に届いていた報告書が途絶えたことにより、天元は炭治郎、伊之助、善逸に女装と化粧を施し、遊郭で潜入捜査させます。当初は本来の美しい顔立ちが厚化粧で隠されていましたが、素質を見抜いた荻本屋が彼を引き取ります。

荻本屋は伊之助の化粧を落とし、彼の美貌に満足します。伊之助は、声が低いことからしゃべらないように潜入捜査をするように言われていました。潜入捜査でしゃべることができないとなると、情報を上手く入手することが困難であるため、伊之助は苦戦します。着替えの際は、男とバレないように素早くに着替えるようにしていたようです。荻本屋で、伊之助は潜入捜査していたまきをの話しを耳にします。

まきをは、体調を崩して部屋にこもっているといいます。伊之助は、まきをの部屋に様子を確認しに行きます。まきをは堕姫の血鬼術の帯に捕まっており、伊之助が来た時は天井に逃げたところでした。しかし、伊之助はそれを見破ります。伊之助にばれたことで、堕姫は天井裏をつたって逃げていきます。伊之助も後を追いかけますが、見失ってしまいます。伊之助は後日、ときと屋に潜入している炭次郎にそれを伝えます。

天元の妻3人と善逸は行方不明となっていました。天元は今までの状況から、遊郭に潜む鬼は上弦の強い鬼かもしれないと判断し、伊之助たちに捜査を中断するよう呼びかけます。炭治郎と伊之助は、行方不明になった仲間は全員生きていると推測し、そのまま捜査を続けることにします。鬼が活動する夜に、炭治郎と伊之助は動き出します。伊之助は天元の使い獣のネズミにイノシシのマスクや刀を持ってきてもらいます。

イケメンの素顔をマスクに隠しているため、周囲からは驚かれます。炭次郎が堕姫と戦っている間、伊之助は鬼の巣を発見します。狭い穴でしたが、伊之助は関節を外して中に入ります。そして、巣の中で人間の姿が映ったたくさんの帯を発見します。そこは、堕姫の血鬼術によって人間を保管している食糧庫だったのです。伊之助は、堕姫の血鬼術の帯と対決します。伊之助が切った人間柄の帯からは、捕えられていた人が次々と出てきます。

血鬼術の帯は、堕姫から、伊之助がイケメンであったことから生け捕りにするよう命令します。そこには善逸の他、天元の妻、まきをと須磨もおり、戦いに加わります。その後、天元が来たことにより、血鬼術の帯は外へ逃げ出します。伊之助たちは、本体の堕姫を倒しに外へ向かうのでした。伊之助の成長した強さとイケメン度がわかる話しとして、人気があります。

ここから「鬼滅の刃」の伊之助の評価や感想について紹介していきます。乱暴で常識がなく天然な内面を持ちつつも、顔はイケメンというギャップが好きという感想がありました。イノシシのマスクの下の素顔を見て驚いたという声も散見されました。

伊之助が言葉を覚えることに一役買ったたかはるとのエピソードが好きという感想もありました。たかはるは、イノシシのマスクを被っている伊之助を化け物と勘違いし何度も追い払います。その後、おじいさんとたかはるのおかげで言葉を覚えた伊之助は、たかはるに反撃します。バケモノと思い込んだままのたかはるは、急に言葉をしゃべれるようになった伊之助におびえます。

アニメ「鬼滅の刃」での伊之助の声が、太くてかっこよかったという感想もあります。伊之助は、遊郭に潜入捜査に行った際、天元に声が太いからしゃべってはいけないとけん制されています。アニメでは、伊之助の声の太さが忠実に再現されていると話題になりました。

「鬼滅の刃」の伊之助は乱暴で喧嘩っ早い性格ですが、優しい面も作中で多く描かれています。イケメンで優しい性格など、すべての要素がかっこいいという感想がありました。

ここまで、「鬼滅の刃」の伊之助について紹介してきました。乱暴で常識がない伊之助ですが、マスクの下はイケメンというギャップを持つキャラクターでした。出生は、母親に捨てられた後にイノシシに育てられ、鬼殺隊に入っています。今後の活躍にも注目が集まっています。