【鬼滅の刃】竈門炭治郎の父親・竈門炭十郎は鬼殺隊だった?耳飾りの謎も考察

大正時代を舞台に主人公・竈門炭治郎が鬼と化した妹を人間に戻す方法を求めて様々な鬼と戦う姿を描く『鬼滅の刃』。鬼を倒すために使う操身術の原点「日の呼吸」に竈門炭治郎を導いたのが父親の竈門炭十郎でした。これからこの人気漫画のキーマン・炭十郎の人物像や耳飾りの謎を考察、さらには息子・炭治郎の繰り出す技の数々について解説していきます。『鬼滅の刃』ファンの方はぜひご覧ください!

【鬼滅の刃】竈門炭治郎の父親・竈門炭十郎は鬼殺隊だった?耳飾りの謎も考察のイメージ

目次

  1. 竈門炭治郎とは?
  2. 竈門炭治郎の父親・竈門炭十郎は鬼殺隊だった?
  3. 竈門炭治郎の耳飾りや炭吉の謎を考察
  4. 竈門炭治郎の使用する技
  5. 竈門炭治郎に関する感想や評価は?
  6. 竈門炭治郎の父親まとめ

竈門炭治郎とは?

鬼滅の刃の作品情報

『鬼滅の刃』(きめつのやいば)は吾峠呼世晴による漫画で、2016年より「週刊少年ジャンプ」で連載が開始されました。また、テレビアニメ化され2019年4月よりTOKYO MXなどで放送されています。

鬼滅の刃の概要

『鬼滅の刃』の舞台は大正時代。主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)が家族を殺した鬼や鬼と化した妹を人間に戻す方法を求めて戦う姿を描きます。

『鬼滅の刃』は2013年の第70回JUMPトレジャー新人漫画賞で佳作を受賞した「過狩り狩り」を元にしています。単行本は発行部数450万部を超える大ベストセラーになっています(2019年3月現在)。

鬼滅の刃のあらすじ

『鬼滅の刃』主人公・竈門炭治郎は未だ年端の行かない少年。しかし一家の大黒柱だった父親が他界したため、幼い妹や弟たちを養うため身を粉にして働いています。炭治郎の仕事は、山で伐採した木を炭にして売り歩くというものでした。

ある日、いつもと変わらず炭を売るため街へ降りて行った竈門炭十郎。その日は荷物が多く仕事がひと段落したときには、すでに辺りには夕闇が迫っていました。夜道を帰る炭治郎に、ふもとに住む中年のおじさんが声を掛けます。「人食い鬼が出るから今日はうちに泊まっていけ」。仕事の疲れもあり、彼の言葉に甘え泊まっていくことにした竈門炭治郎。

ところが、翌朝竈門炭治郎が帰宅すると、家の周りは血の海。家族は皆、鬼に襲われていました。しかも妹の禰󠄀豆子(ねずこ)は鬼に姿を変えられ、兄の炭治郎に襲いかかって来ます。

そこへ鬼殺隊という鬼退治を専門とする組織の剣士・冨岡義勇が登場。鬼と化した妹・禰󠄀豆子が標的です。身を挺して妹を守ろうとする竈門炭治郎でしたが、鬼殺隊の剣士に敵うはずもありません。

ところが、ここで想定外のことが起きます。地面に倒れた炭治郎を禰󠄀豆子が必死になってかばったのです。ケガを負った鬼は肉親にも喰らいつき栄養分を補給、傷を回復させようとします。しかし禰󠄀豆子は兄の命を守ろうしました。

初めてそんな光景を目撃し衝撃を受ける冨岡義勇。「普通の鬼とは何か違う」と悟り、竈門炭治郎と禰󠄀豆子を生かすことにします。ここから妹・禰󠄀豆子を人間に戻すため竈門炭治郎の果てしない旅が始まるのでした。

竈門炭治郎のプロフィール

次に竈門炭治郎のプロフィールを紹介します。彼は物語開始時13歳で身長は165cm。額左側の痕と日輪が描かれた耳飾りが特徴。割れた皿に微かに残った猫の匂いを嗅ぎ分けるなど、嗅覚が異常に発達しています。これは気配を読む力として戦闘においても有効でした。

家族は母・葵枝、弟の竹雄、茂、六太、妹の花子、そして禰󠄀豆子がいましたが、鬼に襲われ禰󠄀豆子を除き命を落とします。父親の竈門炭十郎は既に他界していました。

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竈門炭治郎の父親・竈門炭十郎は鬼殺隊だった?

竈門炭治郎の父親は竈門炭十郎

ここからは、竈門炭治郎の父親について説明します。竈門家は、前述のように母の葵枝と炭治郎、妹・禰豆子の他に弟や妹が4人の7人家族。父親の竈門炭十郎は既に亡くなっていました。

竈門炭十郎は体が弱かった?

竈門炭治郎の記憶に焼き付いている父親・竈門炭十郎は、体が弱く頬がこけていました。幼い炭治郎が「どうして父さんは体が弱いのに長く舞っていられるの?」と聞くシーンがあります。すると父親・竈門炭十郎は、いくら動いても疲れない呼吸法があるのだと答えていました。

竈門炭十郎は鬼殺隊だった?

では、竈門炭治郎の父親・竈門炭十郎は鬼殺隊だったのでしょうか?事実を知りたいところですが、残念ながら確かな情報はありません。ただ体の弱かった竈門炭十郎が鬼殺隊として鬼退治をするのは、少し無理があるように考えられます。

一方、多くの読者の間で竈門炭十郎が「日の呼吸」使いであったことや額にある痣(あざ)などの特徴から、鬼を退治していたらしいと噂になっています。

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竈門炭治郎の耳飾りや炭吉の謎を考察

謎①炭治郎に耳飾りと神楽を継承

前述のように、例え体が弱くとも正しい呼吸を身に着ければずっと舞えると息子に教える竈門炭十郎。

さらに言葉を継いで「耳飾りと神楽を途切れず継承させるように」と息子・竈門炭治郎に言い残しました。このシーンで、竈門炭十郎の耳にも炭治郎がつけている耳飾りを確認することができました。

謎②竈門家の習わし

竈門炭治郎によると代々炭焼き職人を輩出してきた竈門家。年初にはヒノカミ様を祭って舞を踊るのが習わしとなっていたようです。

この舞を使って敵からの襲撃をかわし危機を脱することの多い竈門炭治郎。彼の記憶によるとヒノカミ様に舞を捧げる父・炭十郎の姿を見て、あんなに息が続くのは何故だろう?と疑問に思ったことが技修得のきっかけとなりました。

謎③「ヒノカミ様になりきるんだ」の言葉

蜘蛛の鬼、「累」との戦いで、走馬灯を見た竈門炭治郎。『鬼滅の刃』では走馬灯のシーンを「死に至る状況を回避する方法」と定義しています。累との戦いの最中に現れた走馬燈は、父親・竈門炭十郎との記憶を映し出していました。

幼い炭治郎と禰豆子に優しく視線を注ぐ痩せこけた姿の父・炭十郎。体形は息子・炭治郎とよく似ていましたが、やせた体躯や目のしたの隈など一目で病を抱えていることがわかりました。

竈門炭治郎は「炭治郎、呼吸だ。息を整えてヒノカミ様に成り切るんだ」という父の言葉で死を回避し、水の呼吸でなくヒノカミ神楽の舞を繰り出します。しかしここでも未だ日の呼吸とヒノカミ神楽の関係性は判明しませんでした。

謎④炭吉は誰?

上弦の鬼、妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)との戦いで折れてしまった日輪刀を新調するため、竈門炭治郎は鋼鐵塚を尋ねて刀鍛冶の隠れ里へと向かいます。刀鍛冶の隠れ里に着いた竈門炭治郎は、戦闘訓練に使うの絡繰人形「縁壱零式」の前に立ち、以前どこかで会った人に似ていると感じます。

その人形のように、腕を6本に増やさないと動きを再現することができない位の剣技。モデルとなった人物は誰なのでしょうか?

竈門炭治郎は、上弦の鬼たちとの戦いで昏睡状態に陥り、ある夢を見ます。その夢に出てきたのは、炭治郎にそっくりの男と額に痣のある剣士。剣士は耳飾りを着け、その表情は「縁壱零式」の人形そのもの。また剣士は、炭治郎そっくりの男を「炭吉」と呼んでいました。

謎⑤耳飾りとヒノカミ神楽を伝えた人物

炭治郎の夢に現れたのは、耳飾りを着けた剣士と夫婦。剣士は夫婦の命を救い、夫婦の家に泊まっていました。剣士には跡継ぎとなる子供がいませんでしたが、夫婦の間には生まれたばかりの赤ん坊がいました。そこで夫の炭吉は命を助けてもらったお礼として、剣士の教えを後世に伝承するお手伝いをしたいと申し出ます。しかし剣士はこの申し出を断ってしまいます。

この耳飾りを着けた剣士が日の呼吸の創始者で、竈門炭治郎の先祖・炭吉に耳飾りとヒノカミ神楽を伝えたと考えられます。また、日の呼吸ではなく敢えて「ヒノカミ神楽」を伝えたのは、日の呼吸の使い手が途絶えたと思わせて鬼を油断させるのが目的だったのではないでしょうか。

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竈門炭治郎の使用する技

水の呼吸①壱ノ型 水面斬り

ここからは、竈門炭治郎が使う技について解説していきます。まず呼吸法とは、鬼殺隊が鬼を倒すために使う操身術のことです。そして全ての呼吸法の原点が「日の呼吸」で、水、雷、炎、岩、風の5つの流派に分かれます。水の呼吸とは、自由自在に形を変える水のように、相手の攻撃を利用したり肩透かしを食らわしたり、さまざまな状況に対応できる呼吸法です。

壱ノ型 水面斬りは、1巻7話で披露された技です。腕を交差してから勢いを付けて水平に振ることで技をかけることができます。

この技で炭治郎は、錆兎や真菰が太刀打ちできなかった鬼の強固な首を切断することに成功しました。

水の呼吸②弐ノ型 水車

弐ノ型 水車は、その名の通り体を水車のように縦に回しながら放つ技。水面斬りよりも広範囲に攻撃が及び、大きな敵でも倒すことができる技です。

この技は1巻の6話で初めて披露されました。相手の鬼は錆兎や真菰も殺した巨大な体を持ち多くの腕を操っていたためこの型が使われたようです。

水の呼吸③参ノ型 流流舞い

参ノ型 流流舞いは2巻16話で初登場した技。珠世の家が鬼に奇襲された際に使われました。立て板に水の如く流れるような足運びをしながら仕掛ける技で、敵の襲撃回避とこちらからの攻撃を同時に行うことができます。

水の呼吸④肆ノ型 打ち潮

打ち潮は1巻6話で登場、炭治郎が初めて繰り出した「水の呼吸」の技。斬撃を止めなく繋げていくことで、複数を相手にする時でも同時に攻撃することが可能となります。

「水の呼吸」を習得した炭治郎が初めての鬼退治に使った技で、この時は2体の鬼を同時に倒しています。

水の呼吸⑤伍ノ型 干天の慈雨

伍ノ型 干天の慈雨は、4巻31話で披露された技。この技は切られた者に苦痛を感じさせない”慈悲の剣撃”と呼ばれています。相手が負けを認めて首を差し出してきた時のみに適用されます。

蜘蛛山編で、累の恐怖政治による支配に苦しめられた母鬼が「死ねばこの恐怖から解放される」と自らの首を差出した時、炭治郎がこの技を使い首を切り落としました。

水の呼吸⑥陸ノ型 ねじれ渦

1巻12話で初登場した陸ノ型 ねじれ渦。上半身と下半身をねじって繰り出す技で、螺旋状に周囲を切り裂いていきます。水陸両用で広範囲を攻撃できる技ですが、とりわけ水中で本来の威力を発揮します。

水の呼吸⑦漆ノ型 雫波紋突き

漆ノ型 雫波紋突きは、2巻16話で披露されます。「水の呼吸」の中でも最速スピードを誇り、名が表わす通り切るのではなく突くように技を仕掛けます。

珠世の屋敷が鬼の襲撃を受けた際、鬼が繰り出すの高速の手毬に対抗するため使われた最速の技ですが、首を切断しない限り死ぬことがない鬼が相手ですから、残念ながら決め手にはなりません。

水の呼吸⑧捌ノ型 滝壷

捌(はち)ノ型 滝壷は、滝から水が流れるように、上から地面に向けて刀を振り下ろして繰り出す技です。陸ノ型同様に広範囲を対象に攻撃することが可能で、「水の呼吸」の中でもトップクラスの威力を誇ります。

地中に潜った3体の沼鬼が攻撃してきた時、3体同時に打撃を与えるためこの技が使われました。

水の呼吸⑨玖ノ型 水流飛沫

玖ノ型 水流飛沫は、3巻25話で初めて披露された技で、攻撃を回避する時に使われます。この技を使うと着地するまでの足の動きに無駄がなく、足の接地面も最小になるので、俊敏に四方八方動き回ることが可能となります。

『鬼滅の刃』では、響凱という鬼の部屋を回転させる攻撃を回避するためにこの技が使われました。

水の呼吸⑩拾ノ型 生生流転

拾ノ型 生生流転は、5巻39話で披露された技です。刀を回転させながら連続的に攻撃を仕掛ける事ができ、二撃目、三撃目と、刀の回転が増えるごとに威力が上がっていきます。「水の呼吸」では最強の技とされています。

ヒノカミ神楽の呼吸①円舞

ヒノカミ神楽 円舞は、5巻40話で披露された炭治郎初のヒノカミ神楽の技。「水の呼吸」最強の技、生生流転で累との戦いに臨んだ炭治郎ですが、その技でも倒すことができず絶体絶命のピンチに見舞われます。

この時炭治郎は竈門家秘伝の技「ヒノカミ神楽の舞」を思い出し、生生流転の龍を炎に変化させ「円舞」を繰り出します。「円舞」は円く弧を描く太刀筋が特徴の技で、生生流転でも歯が立たなかった累の糸を切ることに成功します。

しかし、ヒノカミ神楽の呼吸は体への負担も大きく、目がよく見えなくなったり、激痛に苦しむなど、炭治郎は動くことも儘ならなくなってしまいました。

ヒノカミ神楽の呼吸②碧羅の天

碧羅の天は7巻61話で登場する技です。円舞同様弧を描く技ですが、円舞よりもさらに強い炎で鋭く切断することができます。この技は夢を操る下弦の壱の鬼・魘夢の巨大な首を切り落とすために使われました。

ヒノカミ神楽の呼吸③烈日紅鏡

烈日紅鏡は9巻77話で登場する技で、夢を操る下弦の壱の鬼・魘夢の匂いに気づいた炭治郎が「水の呼吸」より強力な威力を持つ技として選定したものの一つです。

四方八方からの攻撃に対応出来るのがこの技の特長となっています。また円舞のように弧を描く技ですが、さらに強い炎で対象を切断します。

ヒノカミ神楽の呼吸④炎舞

この技も烈日紅鏡とともに9巻77話で登場します。炭治郎が堕姫と対戦したときに連発したヒノカミ神楽の一つで、攻撃に特化した技になります

円舞や碧羅の天と異なり、太刀筋が通常の斬撃の形状に炎のような残像が付いています。さらに炎舞は二連発で繰り出されるため、一撃目が外れても次の攻撃を加えることができます。

ヒノカミ神楽の呼吸⑤幻日虹

こちらも9巻77話で登場。炎舞一撃目がかわされて、逆に堕姫から攻撃を受けた時に繰り出した技になります。

攻撃防御のため高速で回転させる技で、動体視力の優れた者はその残像をくっきりと捉えることができます。

ヒノカミ神楽の呼吸⑥灼骨炎陽

10巻81話で堕姫との闘いで披露された技で、堕姫が血鬼術「八重帯斬り」で攻撃してきた時に発動。

前方広範囲に威力が及び、渦状に燃え盛る斬撃を繰り出します。この攻撃を受けた鬼は、灼けるような痛みに悶え体の再生ができなくなります。

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竈門炭治郎に関する感想や評価は?

言いようもなく悲しい物語!

竈門炭十郎に関する感想、最初は「言いようもなく悲しい物語」です。鬼と化してしまう妹・禰󠄀豆子を命がけで守ろうとする炭治郎の物語に言いようもない悲しさを感じた方の感想でした。

炭治郎に励まされる!

竈門炭十郎に関する感想、続いては炭治郎に励まされるという方です。ご覧のように「頑張れ」を連呼する竈門炭十郎。自分を鼓舞する言葉ですが、このセリフに勇気をもらう人も多いことでしょう。

寝食忘れるほどハマる!

最後の感想は「ハマり過ぎて寝食も忘れるほど」という方です。『鬼滅の刃』が面白すぎ、竈門炭治郎が本当に格好良くていいやつだったので、あまりのハマり具合に晩飯も食べなかったと言うことでした。

TVアニメ「鬼滅の刃」公式サイト

竈門炭治郎の父親まとめ

ここまで「【鬼滅の刃】竈門炭治郎の父親・竈門炭十郎は鬼殺隊だった?耳飾りの謎も考察」と題して、『鬼滅の刃』主人公・竈門炭治郎の父・炭十郎の秘密や耳飾りの謎、さらには炭治郎の技についてお届けしてきました。

父・炭十郎が鬼殺隊だったかどうかは判明しませんでしたが、炭治郎に残した言葉などから水の呼吸の使い手で鬼退治に何らかの形で関わった人物ということが明らかとなりました。皆さんも『鬼滅の刃』をさらに楽しむために、この記事を参考に今後の展開を考えながら読み進めてはいかがでしょうか。

【鬼滅の刃】炭治郎が使うヒノカミ神楽(日の呼吸)とは?型や技を一覧で紹介 - Selvy

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