鬼滅の刃が面白い！あらすじ・登場キャラクターや感想もネタバレまとめ

2019年4月からアニメが放送されることが決定している『鬼滅の刃』。週刊少年ジャンプで2016年から連載が始まり、話数を重ねるごとに注目を集めた作品で、現在では週刊少年ジャンプに掲載されている漫画の中でも屈指の人気作品となっています。2019年1月現在は14巻までが発売中。2018年11月時点で発行部数は300万部を突破しています。

しかし連載開始当初はあまり注目されていなかったことも、一部のファンの間では有名な作品でもありました。では、『鬼滅の刃』はどのような魅力があって、現在人気の漫画となったのでしょうか？今回の記事では『鬼滅の刃』が「面白い」と言われるようになった理由について紹介。あらすじやキャラクターについて、ネタバレを含みながらその魅力について紹介していきます。

冒頭でも既に触れていますが、鬼滅の刃はその人気からアニメ化が決定しています。アニメ放送開始は2019年4月から。アニメ制作は「テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス」等を手掛けたufotableが担当。また、劇中の音楽は「魔法少女まどか☆マギカ」等で有名な梶浦由記さんが手掛けるそうです。この情報が解禁となった時には「大当たり間違いなしじゃないか！」「絶対面白いアニメになる！」とファンの方々から感想があがっていました。

アニメ化が決定し、ファンからますます注目を集めている漫画作品『鬼滅の刃』。ここからは『鬼滅の刃』が「面白い」と言われている理由となる、その魅力について紹介していきます。鬼滅の刃が面白いと言われる魅力の1つとしてまず最初にあげられる要素は「王道バトル漫画」ということです。

あらすじについては後述しますが、鬼滅の刃は主人公達が鬼と戦う場面多く描かれています。少年漫画に多く求められる、迫力あるバトルシーンや、それを通じての主人公達の成長等が、鬼滅の刃が面白い漫画と言われる魅力の1つとなっているようです。

面白いと評判の漫画『鬼滅の刃』の魅力として紹介する2つ目の要因は「泣ける要素が含まれている」ということです。既に触れている通り、鬼滅の刃は鬼と主人公達との戦いが多く描かれています。鬼は、この鬼滅の刃においては敵キャラクターとして登場することがほとんど。しかしながら、敵キャラクターである鬼のバッググランウドも丁寧に描かれており、敵キャラクターに同情してしまうような背景が描かれていることも少なくありません。

王道のバトル漫画でありながらも、敵キャラクターについても深く掘り下げられている鬼滅の刃は、「良い意味でジャンプらしくない部分がある」という感想多くあげられており、「泣ける部分がある」ということが鬼滅の刃がファンにとって面白い漫画として認められる魅力の1つとなっているようです。

続いて紹介する鬼滅の刃の魅力は「絵が個性的」という点です。鬼滅の刃の絵は、ファンから「個性的」「良い意味でジャンプらしくない」と言われており、評判となっています。ジャンプで連載されている漫画の中でも線が細くなく、かなり独特の雰囲気を持っているとして、それが鬼滅の刃の面白さを更に際立たせているのだと評判になっています。

鬼滅の刃の魅力の1つに「キャラクターが個性的」という点も含まれています。週刊少年ジャンプで連載されているバトル漫画の多くと同じく、鬼滅の刃に登場するキャラクターの数はかなりのもの。バトルが終わると退場となってしまう敵キャラクターはもちろんですが、味方として登場するキャラクターの数も少なくありません。

キャラクターの具体数をあげることはできませんが、鬼滅の刃に登場するキャラクターは敵・味方関わらずかなり個性的で、性格や外見はそれぞれ異なります。物語の中で兄弟として登場するキャラクターや双子として登場するキャラクターを除き、「似たキャラクターがいない」ことも鬼滅の刃が面白い漫画として認められる魅力の一因となっているようです。

多くの漫画の中でも重要視されるのが『主人公』の存在です。数多くある漫画の中には、一部の読者から嫌われてしまっている主人公も少なくないようです。しかしながら、鬼滅の刃に登場する主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)は読者からの好感度がとても高い主人公として話題となっています。その理由は、主人公の心優しい性格。炭治郎の性格について詳しくは後述しますが、とても優しく、思いやりのある人物として描かれています。

しかも炭治郎の優しさは、味方キャラクターだけに対するものではなく、敵キャラクターに対しても向けられており、悲惨な理由から鬼となってしまったキャラクターや、悲しい過去を持つ鬼に対しても同情する様子や憐れむ様子が描かれています。こうした主人公の性格が、鬼滅の刃が面白い漫画となっている魅力の1つとなっています。

鬼滅の刃には名言が多いという点も、魅力の1つとしてあげられます。何度か既に触れていますが、鬼滅の刃は鬼と主人公達が戦う場面が数多く描かれます。鬼と対立する理由は「鬼が人を喰べる」という点にあり、物語の中では、人の死描写されていることも。モブキャラクターだけではなく、主人公格のキャラクターでさえも命を落とすことがあります。

そうした命のやりとりがある物語の中では、命について語るセリフが出てくることも少なくありません。そうしたセリフの中には、ファンから「名言だ」と言われるものも多く登場します。こういった名言の多さが鬼滅の刃という漫画作品をより面白いものとしているようです。

「泣ける」といった感想がかず多くあげられる鬼滅の刃。物語はとてもシリアスですが、ギャグシーンが全くないというわけではありません。時折ふとしたタイミングでギャグが描かれることもあります。このギャグシーンが読者からは「面白い」「シュールだ」と、とても好評で、鬼滅の刃の魅力として認められています。

ネタバレとなりますが、中でも特に面白いと人気なのが、味方キャラクターの1人、我妻善逸と主人公達との掛け合いシーンとなっています。我妻善逸はとても臆病なキャラクターとして登場しますが、周囲をはばからず泣きわめくこともある為、心優しい炭治郎にさえ「なんでそんなに恥をさらすんだ」と言われてしまうことも。物語全体がとてもシリアスなため、こうしたセリフがとても「面白い」と、人気となっています。

ここまでで鬼滅の刃が面白いと言われる理由や魅力を簡単に紹介してきました。ここからは鬼滅の刃という物語のあらすじについてネタバレを交えながら紹介していきます。物語の核心に触れるようなネタバレはありませんが、ネタバレが苦手な方はご注意ください。

既に何度か触れていますが、鬼滅の刃の主人公は竈門炭治郎という少年です。竈門炭治郎は炭売りを生業とする家に生まれた少年。父は既に他界してしまっていますが、母と兄弟に囲まれ、貧しいながらも幸せな毎日を過ごしていました。そんなある日、炭治郎は山を越えて隣町へと炭を売りに行くことに。無事炭を売る事が出来たものの、日が暮れてしまい、町に住む知り合いの家で一泊することになります。

翌日になり、炭治郎は再び山を越えて帰宅。しかしながら、帰宅した炭治郎を待っていたのは、何かに襲われ血塗れでこと切れてしまった家族の姿でした。

何があったのかと慌てる炭治郎ですが、応える家族はいません。しかしながら、妹の禰豆子(ねずこ)だけ幽かに息が残っていることに気付きます。急いで医者に診せれば助かるかもしれないと思った炭治郎は禰豆子を担いで隣町まで行くことを決意。雪道に足を取られながらも、町を目指しました。その途中で意識を失っていた禰豆子が目を覚ましますが、目覚めた禰豆子は本来の禰豆子とは異なっていました。

禰豆子は人を喰べる『鬼』へと変貌してしまっていたのです。鬼と変貌した禰豆子に襲われ、炭治郎が必死に抵抗していると、冨岡義勇(とみおかぎゆう)という、鬼を狩る部隊『鬼滅隊』の一員である青年が現れます。冨岡は鬼となってしまった禰豆子を見て、他の家族と共に襲われた際に、体に鬼の血が入ってしまったのだろうと炭治郎に説明。そして手にしていた刀で、禰豆子を退治しようとします。

もちろん炭治郎はそれを拒否。鬼となってしまった禰豆子を冨岡から庇いますが、冨岡に手も足もでません。冨岡は炭治郎を気絶させ、禰豆子の頸を刎ねようとします。しかしながら、鬼となったはずの禰豆子が炭治郎を庇う姿を見て、冨岡は禰豆子を退治することを中断しました。

禰豆子の頸を刎ねる事を止めた冨岡は、炭治郎と同じく禰豆子を気絶させますが、炭治郎が目を覚ますと鱗滝(うろこだき)という老人を訪ねるように指示。炭治郎がその言葉を聞くや否や、冨岡はその場から姿を消しました。一方、家族と共に居場所を失った炭治郎と禰豆子は冨岡の言葉の通り、鱗滝という人物のもとへ。

炭治郎はそこで鬼を退治する為の技術を2年がかりで身につけ、鬼殺隊入隊試験を突破。鬼を狩りながら、禰豆子を人間に戻す術を探す為、鬼殺隊員として生きていくことになります。

ここまでで面白いと人気の漫画『鬼滅の刃』の魅力やあらすじについてネタバレを交えながら簡単に紹介してきました。ここからは鬼滅の刃に登場する主要キャラクターについてネタバレを含みながら紹介していきます。

まず最初に紹介するキャラクターは主人公である竈門炭治郎(かまどたんじろう)。あらすじ紹介部分で既に触れていますが、炭売りの家系に生まれ付いた心優しい少年です。生まれつき鼻がよく効き、残り香から特定の人物のおおよその居場所を特定することも。

家族を鬼に惨殺されてしまったことをきっかけに、鬼殺隊に入隊。鬼と化してしまった妹・禰豆子(ねずこ)を人間に戻す方法を探す為、鬼殺隊員として活動しています。基本的にとても優しい人物すが、時折、他のキャラクターに対するツッコミが独特で面白いとファンからは好評です。

竈門禰豆子(かまどねずこ)は主人公である竈門炭治郎の妹として登場します。第1話で家族と共に鬼に襲われ、瀕死の重傷を負いますが、その際傷口に鬼の血を浴びてしまい、人を喰らう鬼へと変貌。しかしながら兄である炭治郎の呼びかけにより、人食いの衝動を抑えることに成功。人間の頃のように流暢に会話することができなくなったものの、他の鬼とは違い、人間を守るものとして認識しています。

ネタバレとなってしまいますが、後に鬼の弱点である「太陽の光」も克服し、更に他の鬼とは異なり、鬼の総大将である鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)による支配からも逃れてることが判明します。

続いて紹介するのは主人公である炭治郎と同じく鬼殺隊員として活動している我妻善逸(あがつまぜんいつ)です。とても気弱な性格で、人前で泣きわめくこともすくなくありません。その為、鬼滅の刃での登場シーンの多くで「変顔」をしています。しょっちゅう弱音を吐きますが、その弱音がファンにとっては面白いようで、鬼滅の刃に登場する数多くのキャラクターの中でも、人気のキャラとなっています。

生まれつき聴覚に優れており、耳を澄ますと他人が考えていることをおおよそ把握することができるという特徴を持っています。しかしながら「信じたい人を信じる」という考えを持っている為、人に騙されてしまう事も。臆病でありながらも鬼殺隊員となったのは、人に騙され借金を背負っていたところを、鬼殺隊員を育てる「育手」の老人に助けてもらったことが理由でした。

とても臆病なため、鬼と対峙すると泣きわめいてしまう為、ファンからは「ギャグキャラ」「面白いキャラ」と言われてしまう事も。しかしながら、緊張が最高潮に達するとともに気絶するように眠りはじめ、そうすると緊張感を感じなくなった体が戦闘態勢に移行。普段の気弱な姿がなくなり、一撃必殺の頼もしい鬼殺隊員へと変貌します。

最後に主要人物として紹介するのは嘴平伊之助(はしびらいのすけ)です。善逸と同じく鬼滅の刃の中でも人気のキャラクターとなっています。山に捨てられ、猪に育てられた少年として登場しました。言葉は山のふもとにある民家に住んでいた老人から学んだとされています。普段は下の画像の様に猪の被り物をしていますが、被り物の下にある素顔は女性と見間違うほどの美男。

山で育ったことが関係して、人間社会での常識がやや欠けているところも。強者との戦いを好み、自分よりも各上の相手にも臆することなく挑んでいきます。生まれつき触覚が優れており、空気の振動を肌で感じることによって、鬼の居場所を把握するという特技を持っています。

面白いと人気の漫画・鬼滅の刃ですが、ここからは実際に鬼滅の刃を読んでいるファンの方々の感想を紹介していきます。まず紹介するのは「絵やストーリーが好み」という感想です。鬼滅の刃の魅力について紹介した際にも触れていますが、鬼滅の刃は絵やストーリーが良い意味で「ジャンプらしくない」と人気の作品です。

その「ジャンプらしくない」部分に惹かれたファンはかなり多いようで、鬼滅の刃のファンの方々が鬼滅の刃にハマったきっかけとして「ジャンプらしくない絵やストーリーが好みだったから」ということをあげている方が数多くいます。

次に紹介する感想は、「ストーリーが面白い」というものです。連載当初はあまり注目されていなかった鬼滅の刃ですが、ファンの中には連載当初から「面白い」「これから面白くなりそう」と注目していたファンも。連載を重ねるごとに物語は良い意味で複雑なものとなってゆき、2019年1月現在では少年ジャンプの中でもかなりの人気作品となりました。

最後に紹介する感想は「キャラクターが魅力的」とうものです。既に触れていますが、鬼滅の刃には数多くのキャラクターが登場します。中にはかっこいいｔ評判のキャラクターや面白いと人気のキャラクターも。そういったキャラクターの魅力に惹かれ、鬼滅の刃を応援するようになったというファンもいらっしゃるようです。

今回の記事では、面白いと人気の漫画『鬼滅の刃』の魅力やキャラクター、あらすじやファンからの感想について、ネタバレを交えながら紹介しました。鬼滅の刃は「面白い」と評判になるまで少し時間のかかった作品として一部のファンの間で有名な作品です。しかし、連載を重ねるごとに人気がじわじわと上昇。今では週刊少年ジャンプの中でも「特に面白い」と評判の人気漫画となりました。

「面白い」という評判が広まり、2019年に4月にはアニメが放送されることが決まっています。今回のあらすじやキャラクターの紹介、ファンの感想を見て興味が湧いた方は、是非1度、アニメが始まる前に鬼滅の刃の原作を読んでみて下さい。面白いと評判の『鬼滅の刃』に夢中になれるかもしれません。