2018年07月09日公開
2018年07月09日更新
ゾロとサンジの関係は?仲が悪い?名前で呼び合わない理由や2人の今後を考察
ワンピースはみんなが知っている大人気漫画ですが、その登場人物である「ゾロ」と「サンジ」を知っていますか?麦わら海賊団のメンバーであり、ルフィに次ぐ主力メンバーです。しかしファンの間では有名ですが、ゾロとサンジの関係は仲がとても悪く、お互いの呼び方を名前で呼び合わないほどです。何故2人か関係が悪化してしまったのでしょうか?今後関係が改善し、仲が良くなり名前を呼ぶことはあるのでしょうか?2人の仲や今後の関係性を紹介します。
目次
ワンピースとは
日本中で知らない人はいないほど大人気!ワンピースの魅力
漫画ワンピースは日本歴代1位の売り上げを記録しており、現在も連載中のため記録を更新し続けているモンスター漫画です。作者は尾田栄一郎氏、集英社の週刊少年ジャンプで1997年から2018年現在まで約22年間連載が続いています。日本国内のみで累計3億6000万部突破しており、海外も合わせると4億3000万部を超えています。これほどの人気を20年余り続けているワンピースとはどのような漫画なのでしょうか。
ワンピースは主人公のモンキー・D・ルフィが海賊王を目指して海を冒険する冒険物語です。冒険を通してルフィ率いる麦わら海賊団の個々の成長や仲間との絆を描く物語となっており、ルフィの自分の信念を曲げずに真っすぐ生きる生き様や仲間を一番大切にする生き方に、読者は現代社会で忘れてしまった気持ちを思い出します。
そんな魅力たっぷりのワンピースで、主人公ルフィの仲間である、「ロロノア・ゾロ」「サンジ」というキャラクターが登場します。ゾロとサンジは作中で非常に仲が悪く、呼び方も名前で呼び合わず、同じ一味として関係性を保てているのか疑問です。麦わらの一味でも主力級の強さを誇るゾロとサンジ、そんな2人の仲、関係、今後呼び方が名前になる日が来るのか、様々な考察を紹介します。
ゾロとサンジも所属する麦わら海賊団とは
ルフィが船長の麦わら海賊団
ゾロとサンジは主人公のルフィが率いる麦わら海賊団に所属しています。海賊期には麦わら帽子をかぶったドクロが描かれており、ルフィの意向で大所帯ではなく、少数精鋭で10人のメンバーですが、今後何人か増えるのではないかと噂されています。またルフィの信念に惹かれて7つの団体がルフィの反対を押し切り強引に傘下に入り、麦わら大船団と名乗っています。その人数は5600人にものぼります。
ルフィが海賊王を目指すのと同時に他のメンバーも各々目指している目標があります。しかしお互い自分のことを一番に考えるのではなく、仲間を常に思いやり仲間一番に考えて行動しています。またルフィが海賊王になると仲間皆信じており、ルフィについていきます。厚い信頼で結ばれている麦わらの一味、その中のゾロとサンジは一体どのようなキャラクターなのか紹介します。
麦わらの一味最初の仲間「ロロノア・ゾロ」
ワンピースでルフィが一番最初に仲間にしたのがゾロです。麦わらの一味の戦闘員としての役割を与えられ、「海賊狩りのゾロ」との異名を轟かせていました。世界一の剣豪を目指して日々ストイックにトレーニングに励む描写がワンピース中で何度もされています。刀を三本腰に据えており、短い緑色の頭髪、左耳の3つのピアス、腹巻、左肩から右のお腹の大きな傷が特徴です。
世界一の剣豪を目指すゾロの信念
ゾロは世界一の大剣豪になることを野望を抱き、日々強さを追い求めてトレーニングに励んでいます。強敵と戦うことや死線にさらされることを自分自身を高めてくれる、さらに強くしてくれるとポジティブにチャレンジしていく考えの持ち主です。強さを追い求めるがゆえに自分自身に非常に厳しく、甘えも妥協も許さない武士道精神を信念に持っています。
ワンピース初期では、世界一の大剣豪ミホークとの戦いで果敢に挑みます。しかしゾロの意気込みとは反対にミホークの本気を引き出すこともできず、3本の刀を操る三刀流の刀のうち2本を折られるなど圧倒的な戦闘力の差を見せられて負けてしまいますが、「背中の傷は剣士の恥」と負けを悟ったときにあえて正面から攻撃を受けるなど、自身の命よりも信念を優先する男気溢れるキャラクターです。
麦わらの一味でもゾロはリーダシップを発揮する
麦わらの一味内では戦闘員との肩書ではありますが、仲間や敵からもゾロはルフィに次ぐ2番手との位置づけを周囲からされています。一味が窮地に陥ったときもゾロは冷静に対応し、周囲を引き締めます。ルフィを船長として立てつつもルフィの考えがぶれた時には叱責する場面も見られます。しかし、ルフィの決定には信頼をもって黙って従い、厳しいながらも信頼関係があるからこその行動です。
麦わら海賊団で最強?ゾロの強さ
三刀流で絶大な強さを見せつけるゾロ
ゾロの戦闘スタイルは両手に2本の刀、口に1本の刀を咥えた三三本の刀を操る刀流のスタイルで戦います。現在の新世界編に入る2年前は三刀流で相手をなぎ倒していきますが、世界一の大剣豪ミホークに敗れたことにより「おれはもう敗けない」と宣言し、さらに強さを追い求める決意を固めます。その後から様々な強敵たちと戦うことにより鉄をも切れるほど、どんどん強さを増していきます。
その中でもいくつかゾロの強さをしめした戦いを紹介します。グランドラインのアラバスタ編で王海七武海「サー・クロコダイル」率いるバロックワークスと戦います。組織の2番手である悪魔の実「スパスパの実」の能力者で全身刃物人間のMr.1との戦闘で、全身刃物の敵に苦戦しますが、すべての物には呼吸があるということを習得し、最後には鉄の呼吸を知ることで鉄をも切れるようになり、傷を負いながらも全身刃物人間を倒します。
もう一つは精神的な強さではありますが、スリラーバーグ編で王海七武海ゲッコー・モリアを倒した麦わらの一味の元に同じく七武海であるバソローミュー・くまがルフィを危険視して始末するために現れます。ゾロとサンジでルフィを守ろうとしますが、敵わないと知ったゾロはサンジを気絶させ、ルフィと麦わらの一味全員を守るために一人で身代わりになる決意を固めます。
くまの能力によってルフィの全ダメージを一身で背負うゾロことになりました。くまによるとルフィのダメージを今の状態のゾロが受ければ命を落とすとのことでしたが、ぎりぎりのところでなんとか一命を取り留め、目を覚ましたサンジに「何もなかった」と言いますが、ゾロが立つその場所はとてつもない出血の跡がありました。ゾロの戦闘力だけでなく決意の強さに驚かされるシーンの一つです。
三刀流の理由となったゾロの過去
ゾロの和道一文字に託されたクイナの想い
ゾロが三刀流になった理由は幼少期にありました。少年時代は二刀流であったゾロ、ある日隣村の道場に道場破りに向かいます。そこで出会った館長の娘クイナと勝負することになります。しかし圧倒的な強さのクイナにゾロは負けてしまい、敗けた時に約束していた道場へ入門することになります。
恩納に負けたくないとのプライドから、道場に入門してクイナに勝つため鍛錬に励みます。しかしクイナは強さ圧倒的で、道場の男の中で一番の強さになったゾロですら、気が付くと2000敗しており、男のくせに情けないと言われてしまいます。クイナは館長である父親から女では世界一の剣豪になれないと言われ、とても傷ついていました。そのためゾロに対して情けないと言ってしまったのです。
傷ついたクイナは家を飛び出し、そこで再びゾロと会い最後の試合を真剣ですることを提案します。この時クイナが使用した刀が和道一文字です。2001戦目もクイナが勝ち、ゾロは悔し泣きしますが、クイナも男の子であるゾロを羨ましいと思い、泣き言を言ってしまいます。そんなクイナに対してゾロは男、女と言い訳をするな、将来どちらかが世界知の剣豪になろうと約束します。
それから二人とも世界一の剣豪を目指して修行します。この時にゾロは二刀流がダメなら三刀流と考え、三刀流の戦い方を編み出します。しかしそんなある日、クイナが不慮の事故により死んでしまいます。クイナの死を受け入れられないゾロはがむしゃらに鍛錬します。その中でゾロはクイナの想いを背負って世界一の剣豪になることを誓い、そのために和道一文字を譲り受けます。ゾロは現在も和道一文字とクイナの想いを背負っています。
海賊狩りゾロの戦績
麦わらの一味ナンバー2の実力を誇り、新世界編に入ってからはワンピース中でも圧倒的な強さを見せつけるゾロの戦績はどうでしょうか。新世界に入る前は戦闘の相性の悪さからバギーに負けたりなどもありましたが、真っ向勝負で負けたのは世界一の剣豪ミホークと空島のエネルのみです。ワンピース中で諸説ありますが14戦中10勝3敗1引き分けという戦績になっています。ナンバー2と戦うことが多い中で強さがわかる戦いぶりです。
冒険をともに戦うゾロの刀達
ワンピースに登場する刀にはランクがある
ワンピースに登場する刀には強さによりランク付けされています。強さの上から順に、最大上業物、大業物、良業物、業物の4種類に分類されており、現在のワンピースでも一部しか登場していません。最大上業物は12工、大業物は21工、良業物は50工、その他業物となっています。ゾロはどの強さのランクの刀を使用しているのでしょうか?今後のパワーアップの予想も紹介します。
ゾロが使用する刀のランクは?
ゾロが現在使用する刀は冒険開始時からの「和道一文字」、ローグタウンで手に入れた「三大鬼徹」、スリラーバーグから使用する「秋水」です。「和道一文字」は大業物21工のうちの一つでミホークから攻撃を受けた時も他の刀は折れましたが和道一文字だけは折れずにいまだに使用しています。クイナとの約束や思い入れもあるため最後まで使用すると考えられています。
スリラーバーグから使用する「秋水」も和道一文字と同じく大業物の一つです。秋水はワノ国のサムライ「リョーマ」が使用していたとされ、麦わらの一味はこれからワノ国へ向かうため、ゾロの刀に対して何かイベントがあるのではと予想されています。
最後に現在称している刀は良業物「三代鬼徹」です。ローグタウンで手に入れたいわくつきの刀で使用者全員が悲運の死を遂げたと言われるいわくつきの刀ですが、ゾロが気に入って使用しています。鬼徹は最大上業物の「初代鬼徹」、大業物「二代鬼徹」とあり、使用者不明になっています。三大鬼徹は唯一良業物とランクが低いため、こちらもワノ国で強さを求めて強化する予想が多いです。
ワンピース中最強の刀「最大上業物」をゾロも使う?
現在のワンピースで絶大の強さを誇る刀「最大上業物」はミホークが使用している「夜」のみしか登場していません。その他登場人物で名前が明かされていない刀もあり、「最大上業物」ではとの予想もあります。ゾロの今後の強さのために刀をより良い「最大上業物」に変更する可能性もあります。その時どのような刀を使用するのか楽しみです。
麦わらの一味の調理人「サンジ」
出典: http://onep.jp
ワンピースでルフィが四人目に仲間にしたのがサンジです。麦わら海賊団ではコックの役割を与えられ、サンジの作る料理は絶品であり、冒険や戦闘で疲労がたまり傷ついた体を癒してくれます。「黒足のサンジ」との異名が付いており、黒スーツに斜めわけの金髪、カールする眉毛、常に煙草を吸っているのが特徴です。伝説の海「オール・ブルー」を見つけるために冒険しています。
コックとしての強い信念を持つサンジ
サンジは「黒足のサンジ」との異名が付いています。なぜ足がついているのかとというと、料理人の命である手では戦わない、包丁などの料理道具をしようして戦わないなど料理に対して強い信念を持っています。そのため足技を中心に戦いを繰り広げます。また他の料理人は捨ててしまうような部分でも、サンジは工夫して食材を無駄なく使い、おいしい料理を作ってくれます。
女性好きで紳士的なサンジのもう一つの信念
サンジは無類の女性好きであり、美女に出会うと目がハートになり口説きにいきます。師匠であるゼフからも女性を蹴ってはいけないと教えられ、それ以降は騎士道精神を信念に掲げ、自らの命が危ない場面でも絶対に女性には攻撃しません。また普段から女性には優しく、ナミやロビンには食後の率先してデザートを出したりなど、ルフィやゾロとの扱いを分けています。
料理だけじゃない!黒足のサンジの強さ
蹴り技だけで戦い抜く!黒足のサンジ
料理人は手が命との信念からサンジは蹴り技だけで戦います。麦わらの一味の中で刀などの武器もなく、悪魔の実の能力者でもなく、己の体一つで戦うのはサンジのみであり、とてつもないキック力で敵にダメージを与えます。麦わらの一味内ではルフィ、ゾロに次ぐ戦力で、敵の幹部クラスと戦うことが多いです。
ロビン救出のためのエニエスロビー編では悪魔風脚(ディアブルジャンプ)という技を開発して強さを増しました。高速で回転することにより足に光るほど高熱を帯びて、キック力の威力を高めます。その威力は悪魔のごとしとも称しており、通常状態では手も足も出なかったCP9の六式体術「鉄塊」をも貫通するほどの攻撃力を有しています。
新世界編からは2年間の修行の成果で、空気を蹴ることで空中を移動する、水を蹴ることで水上を移動することも可能になっています。また覇気も習得することで攻撃一つ一つの質も上がっており、強さを増しています。また見聞色の覇気も強く、現在のワンピース中最強の敵キャラ、カタクリの攻撃も見聞色の覇気を使用し、カタクリの強さなど関係ないと見せつけるかのように冷静に対処しています。
女性には全敗?サンジの戦績
サンジの信念であり弱点!
麦わらの一味でルフィ、ゾロに次ぐ戦闘能力をもっているのがサンジです。役割はコックなのですが、役割関係なく敵の主力メンバー、幹部クラスと戦闘することが多く、数々の激闘を繰り広げてきました。主な戦績は作中のメインとなった戦闘で12戦中10勝2敗と非常に高い勝率を残しています。新世界で敵が強力になっていくため今後のサンジの戦いにも期待です。
しかしそんな強さを誇るサンジにも弱点があります。それはサンジの信念である女性にはどんな時でも優しくするという騎士道精神から、例え敵であろうとも関係なく女性には手を出さないという信念です。このことからエニエスロビー編では敵であるCP9のカリファ相手に戦い、サンジは攻撃をすべて寸止めで行い、戦闘力としては優位でしたが、攻撃することがなかったため、一方的にやられてしまいます。
また新世界のパンクハザード編では海軍大佐たしぎがヴェルゴ中将に裏切られピンチに陥っている時も海軍は敵であるのにたしぎを助けるために「女の涙の落ちる音がした」と言い、どこからともなく現れます。その後たしぎ達を助けるために行動するサンジの男気にほれぼれします。サンジのように常に紳士的に振る舞うことができるとかっこいいです。
サンジと師匠ゼフの関係
実の父親のように慕うゼフとの仲
サンジが師匠として、そして実の父親のように尊敬しているのがゼフです。ワンピース登場時サンジはゼフの経営する海上レストランでコックとして勤めていました。そこでゼフと師弟関係を築いていたのですが、サンジとゼフの出会い壮絶なものでした。
幼少期よりコックになりたいとの夢を持つサンジはオービット号でシェフ見習いをしていました。そんなある日、ゼフ率いる海賊団がオーピット号を襲います。その途中嵐が来て、サンジは海に流されますがゼフに助けられ、二人とも無人島に漂着します。敵同士という関係であったサンジとゼフですが、料理人としてオールブルーを見つけたいという同じ夢を抱いていました。
そこでゼフは残りの食料をすべてサンジに譲ります。しかしゼフの食料は無いため、自らの右足を食べて生き延びます。その事実を知ったサンジはゼフに命を助けられたことを一生かけて恩返ししようと、ゼフの啓江栄する海上レストランで働く決意をします。普段はお互いに罵り合い、普通じゃない呼び方もしていますが、無人島での極限生活が二人の仲、師弟関係を作っており、離れていても心は繋がっている関係となっています。
壮絶な過去!サンジの出生の秘密
サンジの手配書の秘密
出典: https://prcm.jp
長年ワンピースを読んでいるファンの間で有名なのが、サンジの懸賞金手配書だけ他のメンバーと異なることです。まず手配書のイラストがサンジの顔と似せていますが似ていないこと、次にサンジのみフルネームで書かれていないです。最後にサンジのみ「only Alive 生け捕りのみ」となっています。何故サンジだけ他のメンバーと違うのかには出生に理由があります。
サンジの出生の秘密がついに明らかになる!
長年、謎に包まれていたサンジの出生の秘密がルフィとビッグマムの戦いを引き起こすきっかけとなります。サンジはジェルマ王国の王子であり「ヴィンスモーク・サンジ」という名前が本名です。ヴィンスモーク家というのはノース・ブルーにあり、暗殺を家業としてきた悪名高き一族であります。ブルックやビッグマム海賊団のペコムズもその存在を知っていました。
ヴィンスモーク家にはサンジの他に姉が一人、兄が二人、弟が一人います。サンジはヴィンスモーク家の三男であり、ジェルマ王国の王子として保護されていたため、手配書も他のメンバーと異なっていたのです。サンジを保護していたのは父親であるジャッジであり、サンジを将来何かに役立てようと考えていたジャッジの企てによってサンジはビッグマムとの政略結婚を強いられることになってしまいます。
ジェルマ王国を飛び出すサンジ
そもそも何故サンジは王子であるのにも関わらずジェルマ王国にいなかったのでしょうか。それはサンジの幼少期に関係があります。サンジの父であるジャッジは子供たちを戦いの精鋭部隊にするため科学の力を使って常人では考えられないような戦闘力を持つ人間として生まれます。しかしサンジのみその成果が出ず、兄弟の仲で落ちこぼれとして扱われます。
落ちこぼれとして兄弟たちからいじめられていたサンジですが、姉のレイジュだけは優しくケガしたサンジの手当てをしてくれました。またサンジの唯一の救いが母親の存在でした。サンジの作る料理をいつもおいしいと言ってくれて、このことからサンジは料理人を目指すようになります。しかし母親は亡くなってしまい、父であるジャッジに生まれてこなかったことにしようと地下に幽閉されてしまいます。
しかしこの時も姉であるレイジュに助けられ、サンジはジェルマ王国を脱走します。脱走の途中ジャッジに見つかりますが、「ヴィンスモーク家ということを知られないようにしてくれ、知られたくない汚点なのだ」といいサンジの脱走を容認します。父からも兄弟からも見放されたサンジは唯一の救いである母親を思い出しながら母がほめてくれた料理の道へと進んでいきます。
ルフィがゾロとサンジを仲間にした理由
ルフィがゾロを仲間にした理由はゾロの男気と優しさを目の当たりにしたこと、またゾロが世界一の大剣豪を目指しており、ルフィの海賊王を目指すという目標の中で目指すことができると考えたことから仲間になることを決意します。サンジを仲間にした理由は海上レストランで行き倒れそうになる敵にでもご飯を賄うなど信念を持つサンジに惚れたため仲間に引き入れる決意をしました。
ゾロとサンジの出会い
ゾロとサンジの出会いはサンジを仲間に引き入れた海上レストランです。海上レストラン「バラティエ」にてドンクリークとの戦いを繰り広げるルフィとサンジですが、ここではゾロとサンジの関係や仲がどうなっていくのかほとんど描かれませんでした。しかしお互いがお互いの信念のために戦っている姿はしっかりと目に入っていたと予想されます。
ゾロとサンジ最悪の仲の悪さ
ゾロとサンジはいつから関係が悪化した
ゾロとサンジの関係が悪化した描写があったのはアーロンパーク編でゾロがナミに対して怒ったときに、サンジが止めた時がワンピースの中で一番最初のケンカです。登場時からお互いの呼び方を名前で呼ぶことはなかったのですが、これ以降呼び方が相手を罵るような形へと変わっていきます。最初は「お前」「てめえ」「おい」などの呼び方でした。それぞれの相手の呼び方を以下に紹介します。
ゾロのサンジの呼び方
サンジの特徴を呼び方に取り入れる?
ゾロはワンピース中で一度も「サンジ」という呼び方をしたことがありません。サンジのことを全て名前ではない呼び方をしています。代表的な呼び方は「てめえ」、「お前」が圧倒的に多いです。しかし「コック」と役割で優しい呼び方をするときもあります。それ以外はほとんど相手を罵るような呼び方です。
その呼び方の一覧が、「バカ」「あいつ」「バカコック」「あの野郎」「エロがっぱ」「あほコック」「バカ野郎」「くそコック」「素敵まゆ毛」「バカまゆ毛」「ダーツまゆ毛」「ぐるぐる」「ほげー」「Mr.鼻血」「ヘボコック」「鼻血くん」「ぐるまゆランド」「ぐるまゆ」「ぐるまゆ野郎」です。
いろいろな呼び方ですが、コックとまゆ毛を罵るような呼び方が多いです。コックにはくそやあほなどが付くだけですが、まゆ毛は特徴を罵っており、身体的特徴を呼び方に取り入れることが多いです。またサンジの女好きを揶揄するような呼び方もあります。今後もおそらくお互いのことを名前で呼び合わない予想が多く、新たな呼び方が加わる日が楽しみです。
サンジのゾロの呼び方
ゾロの見た目だけじゃない呼び方
サンジは一度だけゾロのことを名前で呼んだことがあります。出会って最初のケンカの時、「ロロノア・ゾロ」と本名で呼ぶのはその時一度だけです。代表的な呼び方はゾロと同じく「てめえ」、「お前」が多くなっています。サンジはゾロのことをほとんど罵るような呼び方をしています。
その呼び方一覧が「マリモ」「くそ野郎」「あの野郎」「こいつ」「バカ」「オイ」「アホ剣士」「迷子マリモ」「どっかの剣士」「クソ剣士」「マリモ君」「バカ剣士」「クソ迷子野郎」「サボテン君」「体力バカ」「マリモヘッド」「あのバカ」「マリモマン」「バカマリモ」「マヌケ」「藻」「マリモ剣士」「アレ」「緑」「あいつ」「アホ」「どうにかする男」「貴様」などです。
いろいろな呼び方で呼んでいますが、頭髪を罵るような呼び方が多いです。またゾロが極度の方向音痴なこともあり、迷子になりやすいことも呼び方に取り入れています。しかし「どうにかする男」など認めているような呼び方もしています。今後さらなる呼び方が追加されていくのか楽しみです。
ゾロとサンジは本当は認めあっている?
ゾロとサンジはお互いを認め合う一面も…
常にお互いのことを罵り合い、仲の悪いことで有名なゾロとサンジですが、冒険する中でお互いのことを認めているかのような場面もあります。サンジが師匠であるゼフを人質に取られて、一味を一時的に抜ける時があります。しかしゾロはサンジを信じているかのように後を追わず、一味のバランスを取ります。
サンジもゾロのことを認めています。七武海ゲッコー・モリアとの戦いの後、七武海のバソローミュー・くまがルフィがを始末しようと瀕死の麦わら海賊団の元に来ます。七武海であるモリアとの戦いでルフィは気を失っており、もう一人の七武海と戦う余力は麦わらの一味には残っていませんでした。
ゾロとサンジはかろうじて意識があり、一味を守るためにお互い自分の首を条件に一味を見逃してもらうよう提案します。しかしゾロはサンジを気絶させ、ゾロ一人の首でと提案します。七武海のくまは自身の能力でルフィのダメージ、疲労を抜き出し、ゾロにそれをすべて背負うように取引します。戦闘でダメージを負っていたゾロがルフィの全ダメージを背負うと死ぬとくまに断言される提案をゾロは一味を守るために了承します。
一人で一味を守るために戦い抜いたゾロは瀕死の重傷を負います。そんなことを知る由もないサンジ以外のメンバーは気絶から目が覚めます。サンジも目が覚めてすぐにゾロを探し、ゾロの元に駆け付けます。なんとか一命をとりとめたゾロにサンジは手当てできるよう船医のチョッパーの元に一緒に連れて帰るなど、ゾロの身を一番に案じる行動をします。
ゾロとサンジは互いのことを罵り合いますが、心の中ではお互いがお互いのことを認め合っている描写もあります。ケンカするほど仲がいいとの格言もあり、本当は似た者同士だから仲が良いのかもしれません。今後お互いが素直に認め合う描写が出るとファンにとっては感動です。
ゾロとサンジの共闘
フォクシー海賊団との戦いで初共闘
ゾロとサンジは仲が悪いことで有名ではありますが、お互いに協力して戦ったこともあります。それはフォクシー海賊団とのバトルで、ルールによりチョッパーを取り戻すために二人で協力します。フォクシー海賊団全体での邪魔も入り苦戦しますが、ゾロとサンジの協力技によって相手に勝利します。
強敵パシフィスタを一緒に倒す
2回目の共闘は新世界編の始まりシャボンディ諸島です。2年前は手も足も出なかったパシフィスタに対してゾロとサンジは一体のパシフィスタにお互い同時に一撃ずつ放ち倒します。お互いに共闘の意思はなかったものの共闘のようになってしまい、ゾロとサンジはここでも誰が決定打を与えて倒したのかケンカします。
新世界編に入っても仲が悪いゾロとサンジですが、今後冒険が進んでいく中で海賊王に近くなっていくにつれて敵も強くなっていくと考えられます。特に四皇の戦いの中では幹部クラスと共に戦う場面も出てくるかもしれません。さらなる強敵を倒すために、それぞれの目標を果たすために再び共に戦うことが楽しみです。
ゾロとサンジの関係・仲が良くなり呼び方が変わる日を楽しみにしましょう
いかがでしたか?ゾロとサンジは表面上はお互いに馬が合わずに仲が悪い様な2人ですが、心の中ではお互いがお互いのことを認め合っており、麦わらの一味メンバーとして信頼しあっています。これから海賊王を目指す戦いの中でさらにお互いのことを認め合い、いつの日かお互いを名前で呼び合う程、関係が改善するとファンとしては感動です。ゾロとサンジ、不器用な男の生き方が今後も楽しみです。