ゾロの刀の歴代の名前と種類まとめ！業物・ランクや最終的な3本も考察

原作者尾田栄一郎先生にて、週刊少年ジャンプで1997年34号から連載されている海洋バトルファンタジー漫画です。単行本の全世界の累計発行部数は2017年10月時点で4億3000万部を突破しています。その発行部数は「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されています。

近頃では日本の伝統芸能歌舞伎に頂上戦争編のストーリーを演出した「スーパー歌舞伎」なども上演されています。将来ではハリウッドで実写ドラマ化されることが2017年7月21日の連載20周年記念記者発表会で発表されました。従来の漫画原作のようにアニメ化劇場化実写化の枠組みから大きく外れて、様々な作品にメディアミックスされています。

物語はいくつかの編に分けられていますが、さらに大きく物語を分けると、ルフィが旅立ってからイーストブルーで仲間達を集めてグランドラインに至る「イーストブルー」、イーストブルーからグランドラインに突入して名だたる海賊や海軍との衝突や国を巻き込んだ騒動がある「グランドライン」、今までの旅路が天国のように穏やかだったと思える過酷な海域でグランドラインの折り返し地点以降の「新世界」と三つに別れています。

ルフィ達麦わらの海賊団の旅路のなかで、仲間のキャラクターの一人一人の多くの物語や、過去が明かされてきました。さらにこの世界の成り立ちや世界政府に隠された歴史など、いまだに明かされていない様々な謎があります。この記事では一人のキャラクターロロノア・ゾロとその所有する刀を中心に画像と共に書いていきます。

ワンピースの作品のなかでは多くの剣士が登場します。そのなかで麦わらの海賊団の一員で、他の海賊達にも「副船長」「麦わらの一味のナンバー2」と認められているロロノア・ゾロがいます。彼は下の画像の通り、両手に一振り、さらに口にくわえて合計で三振りの刀を使った「三刀流（さんとうりゅう）」と名前がついたオリジナル刀術を使います。

漫画ワンピースのゾロと刀を巡る物語を中心に語り、ゾロが現在持つ刀と過去に所有していた刀の解説を画像と共にします。最終的にそれらの情報を通して、ゾロが世界一の剣豪になった時に所有している刀を考察していきます。

幼い頃のゾロは、東の海のシモツキ村の「一心道場」と言う名前の道場で世界一の剣豪を目指して剣を振るう少年でした。大人でも叶わない実力を持つゾロですが、しかしその道場にはどうしても勝てない相手がいました。

ゾロのライバルの名前は「くいな」、一心道場の師範代の男性の娘です。彼女にだけはゾロはどうしても勝てませんでした。この時にゾロは二刀流をしていましたが、二刀流でもくいなに勝てなかったことから、二刀流でダメなら三振りの刀を使ったのが、三刀流の誕生の由来となっています。

ゾロはある日の夜に真剣を使っての勝負を持ち掛け、そして2001回目の敗北をします。どうして勝てないのか悔しく思うゾロに、くいなは女性だからいつか力で負ける時が来ると同じように悔しく思っていることを打ち明けます。こうして二人で「世界一の剣豪になる」と誓い合います。しかしくいなは階段から落ちてあっけなく死亡してしまいます。

ゾロは亡きくいなの遺品の形見「大業物和道一文字」という名前の刀を師範代から受け取ります。こうしてゾロは世界一の剣豪になるべく、「世界一の剣豪」と名高い「鷹の目の男」を探しに島を飛び出します。しかし一度飛び出したはいいものの極度の方向音痴なゾロは元の島に帰れなくなってしまいます。こうしてゾロは大航海時代に飛び出したのです。

帰れなくなったゾロは生活費を稼ぐために賞金首を倒していきます。こうして「海賊狩りのゾロ」「魔獣」として知られるようになります。この時にアラバスタ編に深くかかわる秘密犯罪会社「バロックワークス」のスカウトを受けます。しかしゾロはそれに興味ないとして、スカウトを蹴ります。この時にスカウトしてきたエージェントMr.7を返り討ちにしています。

ゾロとルフィとの初めての遭遇は、張り付けにされているところでした。モーガン大佐の息子ヘルメッポが飼う狼から少女を守るために斬り、外に張り付けられた状態で飲まず食わずで1か月耐え抜いたら解放するという条件を実行しているところでした。そこれを聞いたルフィはゾロを「いい奴だ」と仲間にしに来ます。

ゾロは「おれにはやりてェことがあると言っただろう。誰が好んで海賊なんて外道になるか」と断ります。しかしゾロが処刑されると聞いたルフィにより解放され、ともに戦ってモーガン大佐を打ち破ります。そこで「海軍とやりあったことで、悪党の仲間入りということになるから海賊になってやる」とゾロはルフィの仲間になるのです。

海上レストラン「バラティエ」にて世界最強の剣士ジュラキュール・ミホークが一層の船に乗って現れます。ゾロの目標はいつだって「世界最強の剣士」になることです。そのためには必ず斃さなければならない目標が現れたのです。ゾロはすぐさま彼に戦いを挑みます。そんなゾロにミホークは最上大業物黒刀・夜出しませんでした。無名の小刀を手に「生憎これより小さい刃物は持ち合わせておらんのだ」とゾロと対峙します。

その勝負はつばぜり合いもなにもありません。ただただゾロが持つ三振りの刀のうち、黒い鞘の二振りが砕け、あっけなく敗北を期します。そしてゾロは敗北を確信して、「背中の傷は剣士の恥だ」と自ら死を選び、正面からミホークの一太刀を受けます。この時にミホークはゾロの死を恐れぬ心力の高さを評価し、瀕死のゾロに止めを刺ず、ゾロとの再戦を約束します。後々の展開ではゾロはミホークに師事されます。

ワンピースが続くのならば、ゾロは世界一の剣豪であり、自分の師匠のミホークと戦うことになるでしょう。その時までにミホークが所有する最上大業物黒刀・夜と戦える一級品の種類の刀をゾロは手に入れる可能性があります。

ジュラキュール・ミホークとの勝負で日本の刀を折られたゾロは、代わりになる刀を探してローグタウンの武器屋に向かいます。あまり資金がないためにと店内を見回すと、5万ベリーの樽に放り込んである刀の一本に気づきます。その刀が、ゾロが手に入れる妖刀「業物三代鬼徹」です。ゾロが妖刀と呼ばれる種類の刀だと気づかずに手にしたときは、店主のいっぽんマツは動揺してゾロにそれは妖刀だと忠告をします。

ゾロは歴代の所有者が非業な死を遂げた逸話を聞いたうえで興味を示し「じゃあこうしよう。おれの『運』と三代鬼徹の『呪い』…どっちが強ェか試してみようか…」と運試しをします。その方法は三代鬼徹を頭上に放り投げ、落下地点に自らの右腕を差し出します。ただそれだけ。「…おれがまけたら、しょせん、おれはそれまでの男だ…」と回転して落下する三代鬼徹を待ちます。

店主のいっぽんマツは目をひん剥いて「バカなマネはやめろ！腕が無くなる！切れ味は本物だぞ！」と静止しますが、ゾロは目を閉じて三代鬼徹が落下するのを待ちます。三代鬼徹はゾロの右腕をするりと避けて床に落下します。その時に自由落下で鍔付近まで刀身を床に沈めて、三代鬼徹の切れ味を証明しています。万が一にもそれがゾロの腕なら容易に両断されていたでしょう。

ゾロは三代鬼徹との賭けに勝利します。これを見守っていた店主のいっぽんマツはゾロの男気に惚れて、業物の三代鬼徹ともう一振りの刀を差し出します。良業物雪走という名前の名刀です。いっぽんマツの家に伝わる家宝です。こうしてゾロは無料で二振りの業物を手に入れて、店を後にするのです。

ローグタウンのいっぽんマツの武器屋にてゾロが運試しをしていた場面を全て見ていたのが海軍本部所属のたしぎ曹長です。彼女は画像のようにゾロの亡き幼馴染くいなと瓜二つの女剣士です。しかもくいなと同じく、女性としての壁を感じ、さらに女性だからと評価するのを嫌っています。顔だけでなく考え方も似ているため、「パクリ女」とゾロに呼ばれたうえで、苦手意識を持たれている。

ゾロと会った当初は互いに海軍と海賊だと知らずに、刀マニアとしてゾロと接します。しかしその後にゾロが海賊麦わらの一味の一員だと知り、自分のことを嘲笑っていたのだと怒ります。さらにゾロと勝負をして、女だからと斬らないと言われて激怒します。それ以降、上司のスモーカー大佐と共に麦わらの一味のゾロを追いかけています。

グランドラインの折り返し地点を過ぎた新世界でも、海軍本部曹長から海軍G-5支部大佐と着実に実力をあげて追って来ています。しかしスモーカー大佐と精神を入れ替えされて大変な目にあったり、荒くれ者が多いG-5の部下から「大佐ちゃん」と呼ばれアイドル扱いされています。彼女のゾロとの再戦もワンピースの一つの見どころとなっています。

「偉大なる航路（グランドライン）」へと突入したルフィ一行に待ち構えていたのは、「サボテン島」の町「ウイスキーピーク」で大歓迎です。しかしそれは秘密犯罪会社「バロックワークス」による偽の歓迎で、歓迎の大宴会の後に賞金稼ぎ達により酔っぱらった海賊達を狩る作戦でした。しかし昼間にたっぷり寝ていたゾロが寝込みを襲ってきた賞金稼ぎ100人を難なく返り討ちにします。

だがしかし、目覚めたルフィにより「おれ達を歓迎してうまいもんいっぱい食わせてくれた親切な町のみんなを！一人残らずお前が斬ったんだ！」と思われて本気の戦いをすることになります。ゾロも「このウスラバカが！ならこっちも殺す気で行くぞ！死んで後悔するな！」とバズーカー斬りを炸裂させます。

ワンピースの作中では何度か、仲間同士の戦いが繰り広げられますが、ルフィ海賊団の船長と実質副船長のゾロが戦うシーンは非常に激しいものとなりました。なにせ、バロックワークスに潜入していたアラバスタ王国王妃ビビを始末しに追って来たMr.5とそのパートナーのミス・バレンタイン、二人の乱入を「邪魔だァ！」と一蹴するほどの激しさです。しかしナミの一括によりその場は収まります。

バロックワークスの重要な任務を担当することが多いオフィサーエージェントの一人Mr.1のダズ・ボーネスとの戦闘になります。ウェストブルーの名の知れた賞金稼ぎだった彼は殺し屋の異名を持つ、超人系悪魔の実「スパスパの実」の能力者です。全身を刃物にすることができる以外に、服や靴も刃物をも武器として使うことができるため過去に傷一つつけられたことがありませんでした。

そんな全身刃物人間との戦闘にゾロは非常に苦戦させられます。ゾロの猛攻はことごとく凌ぎきられ、一時は瀕死状態に陥るほどでした。しかしこの時にゾロは「呼吸」を聞きます。頭上から瓦礫が降って来た時に「石が落ちてこない場所がわかった」と無傷で立ちます。ここから形成はゾロに傾きます。

「呼吸」を習得したゾロは一刀流の居合技で「獅子歌歌（ししそんそん）」を放ち、ダズ・ボーネスとの戦闘に辛くも勝利を納めます。この時にゾロが「呼吸」と名前をつけた探知能力は、後に作中で明かされるワンピースの設定「見聞色の覇気」の才能の片鱗だとファンには噂されています。

アラバスタの動乱終結後に、ゾロはグランドラインに入ってからウイスキーピークにて賞金稼ぎを百人斬り、さらに有名な殺し屋のダズ・ボーネスを倒したことから、その実力が再評価されます。そして、これまでの懸賞金をかけられていませんでしたが、彼の顔写真の画像と共に賞金額6000万ベリーの懸賞金をかけられることとなります。

空島ではいままでと一風変わった敵と交戦します。今までの剣と剣との戦いではなく、貝「ダイアル」の中にエネルギーや物質を取り込み、自在に出し入れすることができる道具が空島には存在します。貝の中にため込むことができるものは、ワンピースの作中では「音」「風」「光」「火」「香り」「映像」「水」「雲」「衝撃」「熱」それらの上位種まで、種類は多岐にわたります。

ゾロと戦うのは、シャンディアの戦士の一人、ブラハムです。シャンディアに君臨するエネルと対立する戦士として、ブラハムは蓄積した光を一気に介抱して強烈な閃光を発する「閃光貝（フラッシュダイアル）」を使いゾロを翻弄します。接近を許さない相手にゾロは、接近せずに相手を倒す方法として飛ぶ斬撃を披露しました。

エニエス・ロビーへ向かう線路上で、海王類を簡単に切り刻むほどの優れた剣技を持ち「船斬り」の異名を持つT・ボーンという名前の海軍大佐と対峙します。相手は新人海兵時代に元海軍本部大将ゼファーによって鍛えられた武人です。一日百善を信念として掲げ、決して退かない胆力と己の正義を貫き通す揺るぎない心を顕わにし、当時のゾロに「こいつは強い」と言わしめたほどの人物でした。

武人T・ボーンと剣士ロロノア・ゾロとの闘いは、同じ剣の道に生きる者同士互いに奥義を繰り出し合う熾烈な争いになりました。その技が少しでも劣ればゾロは敗北し、エニエス・ロビーへはたどり着けなくなります。しかしゾロは海軍大佐T・ボーンに勝利を収めることができました。こうしてゾロはエニエス・ロビーへ参戦することとなります。

エニエス・ロビーでは、ウォーターセブンにて交戦して敗北した政府の諜報機関「CP9」の一人カクとの再戦が待っていました。逆手に持った二本の刀を使う剣士で、剣術の腕はCP9随一の実力を誇り、両手に二本の刀に加えて両足の「嵐脚」を駆使する四刀使いです。さらに悪魔の実の能力を身に着けており、強敵がさらに強くなった状態での再選となりました。

しかしゾロはさらに強くなったからといって相手に怯むことなど決してありませんでした。彼は鬼気迫る凄まじい闘気を立ち上がらせ、敵に三面六臂の鬼神・阿修羅の幻像を見せ、阿修羅の六本の腕を使った「九刀流」を披露します。「阿修羅 弌武銀」という名前の新技を放ち、カクの最強の嵐脚「周断」の斬撃を一瞬で霧に変えて勝利を納めます。

その後もゾロの戦いは続きます。次の戦闘ではエニエス・ロビーに発動されたバスターコールによって海軍の歴戦の猛者達がルフィ率いる麦わらの海賊団を倒すために集合します。駆けつけた海兵の一人、覆面をした謎の人物にゾロの雪走が受け止められます。さらに彼が持つ悪魔の実の能力により、触れた部分から鉄が錆びて行きます。

思わず「うお！」と声をあげて驚いたゾロでしたが、すでに雪走は刀として使用できなくなってしまいました。ワンピース原作では覆面の人物についてそれ以上詳しく語られませんでしたが、「ゾロの雪走を破壊した海軍本部大佐」として強烈な印象を持つ名前のない彼は、後におまけコーナー「SBS」にて原作者尾田栄一郎先生により「シュウ大佐」と名前が明かされました。

エニエス・ロビー崩壊後雪走を失ったゾロでしたが、海軍大佐との幾度もの交戦記録からその実力が再評価されました。こうして手配書の画像が最新の画像になり、ルフィ一味の剣士ロロノア・ゾロの賞金額は以前の6000万ベリー倍額の1億2000万ベリーへと上昇します。1億ベリー越えといえば、グランドラインを渡る海賊達のなかで一目を置く存在です。そのうちの一人としてゾロは数えられるようになります。

フランキーから伝説の侍のゾンビの事を聞き、ゲッコー・モリアの能力で影を奪われてなお交戦中のブルックの元へ向かいます。そして剣豪リューマという名前のゾンビとの一騎打ちを果たし、それに勝利をします。こうしてリョーマが持つ大業物21工の一振り「秋水」を譲り受けます。

その後モリアとルフィの影が入れられたスペシャルゾンビ・オーズと交戦し、ルフィ一味の総力戦で辛くも勝利を納めます。しかし突如現れたバーソロミュー・くまに疲弊したルフィ達に戦える術は残されていませんでした。そこでゾロは、麦わら海賊団の船長ルフィを生かすための最善の手段を講じるのです。

ルフィ海賊団の一員としてのゾロの判断は、ルフィの身代わりに自らの体を差し出し、船長のルフィを見逃すことでした。バーソロミュー・くまはゾロの申し出を受け入れて、ルフィが負ったダメージや疲労を文字通り「身代わり」として引き受けたことで、瀕死の重傷を負ってしまいます。しかし尋常ではない体力を持つゾロは、それでもギリギリのところで生存しました。

バーソロミュー・くまにクライガナ島・シッケアール王国跡地まで飛ばされたゾロは瀕死の状況でした。そこのスリラーバーグで遭遇していたペローナに介抱されます。そして島に帰還したミホークと遭遇し、マリンフォード頂上戦争のことの顛末を聞きます。ここへ至るまでに己の実力の足りなさと、今後も激化するであろう海賊や海軍や新世界の敵に対する手段をゾロは考えます。

さらに新聞に載っていたルフィの「16点鐘」の行動から「2年後にシャボンディ諸島へ集合」というメッセージを読み取ったゾロはさらに強くなるために目標であり、いつか倒すべき世界最強の剣士ジュラキュール・ミホークにプライドを捨て、剣を師事してもらうことになります。2年間の修行中の出来事はいまだに詳しく語られていません。しかしワンピースの連載にて、今後明かされることでしょう。

修行を終えたゾロは、ルフィの合図通りにシャボンディ諸島に一番に到着します。何故極度の方向音痴なゾロが一番に到着できたか説明すると、修行地にいたペローナがゾロをシャボンディ諸島にゾロを案内したからです。刀修行をしたからといって、方向音痴が治ることとはまったく関係なかったようです。

世界最強の剣士ジュラキュール・ミホークに指導されたためか、その右目には傷があり、右目は常に閉じられた状態になっています。しかし、その実力は右目が閉じられていたとしても決して劣るものではありませんでした。ゾロは武装色の覇気を習得し、麦わらの一味が総攻撃をかけて倒すことができていたパシフィスタを一刀両断するほどの成長を遂げていました。

ドレスローザ編にてゾロはルフィ達と共に、様々な戦いを繰り広げます。ゾロの持ち前の鋭い洞察力と判断力がさえわたり、イシイシの能力のカラクリを見抜いたうえで、次々と巨像を斬り裂いて勝利します。そうしてルフィ一行の勝利に貢献します。この後に、ゾロの手配書が一新されます。現在の右目にキズのある写真に変更され、賞金額も1億2000万ベリーの倍額以上、3億2000万ベリーに上がります。

現在の週刊少年ジャンプではゾロが持つ大業物秋水の元所有者、英雄リョーマの出身地であり、彼の墓があるワノ国が舞台の物語が進行しています。剣士のキャラクターが多く登場し、多くの刀が登場すると見込まれています。ゾロと刀を巡る物語に注目です。

名前は大業物和道一文字（おおわざものわどういちもんじ）と読み、画像のように白塗鞘太刀拵・直刃の業物です。大業物和道一文字という名前の刀は、元々はゾロが幼い頃に通っていた東の海シモツキ村にある「一心道場」の師範代の娘「くいな」が所有していた刀でした。しかし彼女の死後、父親を通してゾロの手に渡りました。

ゾロにとっては「世界一に剣豪」になる誓いが込められた大切な刀で、彼が三刀流の剣技をする時は基本的に和道一文字を口に咥えて戦闘をします。その辺りから、ゾロの和道一文字に対する思い入れの強さが垣間見えるでしょう。ゾロのファンからは、大業物和道一文字はゾロが最後まで持つ刀だと予想されています。

名前は業物三代鬼徹（わざものさんだいきてつ）と読み、時価は100万ベリー以上もする業物です。業物三代鬼徹という名前の刀は、妖刀を打つ刀鍛冶の鬼徹一派の三代目が打った彼方です。画像のように紫色の逆巻く炎のような独特な刃紋に、赤い鞘の刀です。妖刀なために、ゾロの手から離れていても、所有者のゾロには業物三代鬼徹がどこにあるかがわかる不思議な力を持っています。

しかし認められた所有者以外が所有すると非業の死を遂げると逸話を持っています。そのためにローグタウンで武器屋をしている店主のいっぽんマツは手放すわけにもいかず、5万べりーの格安の刀のなかに紛れさせていました。異常ともともいえる鋭い切れ味を誇り「持ち主の斬りたい時に斬れる」という業物の定義から逸脱した、ゾロからは「じゃじゃ馬」や「問題児」と評価されています。

名前は良業物雪走（よいわざものよばしり）と読みます。良業物雪走という名前の刀は元はローグタウンで武器屋をしている店主のいっぽんマツの家に代々伝わる家宝の刀でした。それを三代鬼徹の妖刀の力との賭けに勝利したゾロを見込んで、いっぽんマツ自らが無料で譲り渡したものです。

画像のように黒漆太刀拵・乱刃・小丁字の刀で、ゾロの評価によると「軽くて扱いやすい刀」です。グランドラインから始まり、ゾロと共に多くの激闘を乗り越えて来た思い出深い刀なです。しかしエニエス・ロビーでの激闘の末にサビサビの実の能力により錆びつかせられた後に、ブルックの元の海賊団仲間達の墓と共に弔われました。

名前は秋水（しゅうすい）と読みます。大業物秋水という名前の刀はゾロがスリラーバーグにて手に入れました。過去にはワノ国の英雄の剣豪リューマの愛刀として国宝に指定されており、リョーマの墓に埋葬されていました。それをリョーマの肉体を欲した海賊ゲッコー・モリアの手によって盗掘されて遺体と共に掘り起こされたのです。それがリョーマゾンビとの一騎打ちに勝利したゾロの手に譲渡されました。

刀の種類の一つ、黒刀の特徴の一つ「恐竜に踏まれようとも1ミリも曲がらないという圧倒的な硬度」を持ち、ゾロの評価によると雪走と比べるとかなり重く、攻防について使い勝手が非常に高いとのことです。しかし力加減を間違えると斬るつもりが無かった範囲まで余計に切り崩し、破壊してしまうとされています。

妖刀を打つことで名前を轟かした有名な鬼徹一派の刀です、名前の通りにゾロがすでに持っている「業物三代鬼徹」の先代の刀です。ローグタウンの武器商いっぽんマツが語るところ、「いまとなっちゃこの世に"鬼徹"を使っている剣士は一人もいねぇ。たとえ知らずに使った奴でもこの世からいなくなるからだ」とされています。その言葉が真実ならば、ワンピースの世界では所有者はおらず、どこかで眠っているはずです。

二代鬼徹の先代の打った刀です。三代が刀ランク業物、二代の刀のランクの種類が「良業物」か「大業物」と予想されています。さらに初代鬼徹になれば「大業物」もしくは「最上大業物」との予想がされています。上記の通りに現在も生きている所有者の手にないとすれば、どこかで眠っており、それをゾロが手にする可能性があります。

もしくはワンピースの世界では「死者が動いている」ことがあります。死んだはずの者が動いて初代鬼徹の所有者としてゾロの前に立ちはだかる可能性もあります。「死者」「凄腕剣士」「刀を所有する」それらの条件があてはまったとき、その人物が持つ刀に注目してください。

世界一の剣豪を目指すゾロには、その実力に見合った刀をそろえなければなりません。そう考えるとゾロが最終的に持つであろう刀を絞ることができます。ゾロが最終的に手に入れるのは業物のなかで一番品質が良いとされる種類「最上大業物」です。

ワンピースの世界で12振りしか存在しないとされている特別な刀のうち、刀の所有者とランクが言及されている刀は、現在「世界一の剣豪」と名高いジュラキュール・ミホークが所有する「最上大業物黒刀・夜」のみとなっています。さらに最上大業物だとワンピースファンの間で予想されている初代鬼徹を除けば、まだまだ10振もの最上大業物の刀がワンピースの世界には存在しているのです。

ゾロが最終的に手にする刀のなかで、持つ刀のランクの種類は最上大業物と書きましたが、三振のうちの一つは最上大業物ではないかもしれません。その一本はゾロが世界一の剣豪になると誓いを立てた「大業物和道一文字」です。

戦闘時のゾロが常に口にくわえて戦闘するほど思い入れの強い刀を、そう安々と手放すことはないです。万が一にも手放すことがあれば、ゴーイングメリーゴーのラストようにゾロの中で特別な転換期を迎えるエピソードが描かれだろうと一部の読者の中では囁かれています。

ワンピースの世界に存在する最上ワンピースには数々の名だたる剣士と名刀が登場します。誰が持つ刀がゾロの手に渡るのか。もしくはどこ眠っている刀をゾロが手にするのか全てはワンピース原作者尾田栄一郎先生の構想のなかにあります。大業物その中のどの刀がゾロの手に渡るのか、これからも漫画やアニメワンピースから目が離せません。