2020年02月18日公開
2020年02月18日更新
【進撃の巨人】ヴィリー・タイバーの演説を考察!タイバー家の目的やエレンとの関係は?
『進撃の巨人』に登場するヴィリー・タイバーは、戦槌の巨人を継承しマーレを裏で操るタイバー家の当主です。悪魔の末裔と言われるエルディア人ではあるものの、名誉マーレ人としての名声を得たため特権を有する実力者として君臨していたのですが、そんな彼は演説の最中でエレンの奇襲で壮絶な最後を遂げてしまいました。未だ謎の多いタイバー家またはヴィリー・タイバーですが、結局何を目的としていたのでしょうか?当記事では。ヴィリー・タイバーの計画と目的、エレンとの関係性を交えつつ紹介しています。
目次
ヴィリー・タイバーとは?
当初の『進撃の巨人』は巨人と人類が死闘を繰り広げるといったシンプルな世界観でしたが、次第に明かされる世界の秘密によって複雑な関係とさまざまな思惑が飛び交う重厚なストーリーとなりました。その中で未だ謎の多いタイバー家が注目されており、ヴィリー・タイバーの目的とは一体何だったのか?と疑問視されています。ここでは、ヴィリー・タイバーのプロフィールやマーレとエルディア人を取り巻く現状とを紹介していきます。
進撃の巨人の作品情報
進撃の巨人の概要
『進撃の巨人』は諫山創による原作漫画を基に、STUDIOにて制作されたアニメ作品です。巨人と人類との戦いが描かれた本作は第35回講談社漫画賞の少年部門を受賞、単行本の累計発行部数が全世界で1億部を突破するなど大人気の原作を元に制作されています。
そして連続テレビアニメは2020年2月時点で3作が制作されており、第1期が全26話として2013年4月から9月まで、第2期が2017年4月から6月、第3期が2018年7月から10月とそれぞれが放送されています。なお、第4期は2020年秋に放送予定です。
進撃の巨人のあらすじ
城郭都市の外緑地区にあるウォール・マリア南端から突出した地区・シガンシナで生活するエレン・エレン・イェーガーは、突如現れた「巨人」に母カルラを捕食され失っていました。その時、故郷と夢、母、全てを奪われたエレンは、その憎悪により巨人を駆逐することを決意。そしてその目的を果たすため、調査兵団の第104期訓練兵団へと入団します。
それから5年後の850年、全ての訓練課程を修了したエレンはついに巨人討伐への第一歩を踏みだすことに。それと同時に母を殺した元凶である「超大型巨人」が姿を現します。その時、エレンはどうゆうわけか巨人を攻撃する巨人「進撃の巨人」へと姿を変えました。果たして進撃の巨人ことエレンは巨人を駆逐することができるのでしょうか?
ヴィリー・タイバーのプロフィール
『進撃の巨人』に登場するヴィリー・タイバーは、9つ目の巨人の1つ「戦槌の巨人」を管理するタイバー家の現当主です。エルディア人ではあるものの、収容区外にある広大な敷地に邸宅を構えて優雅な暮らしを送っているとされており、腕章着用の義務も課されていないなど極めて特権的な立場にあります。また、政治や戦争にも不干渉を貫いてきており、タイバー家は一度も巨人の力を敵国へと向けたことがありません。
マーレとエルディア人を取り巻く現状
マーレの弱体化
かつてのマーレ国は世界を支配したエルディア帝国から巨人戦力の大半を手に入れていたため、その力にかなうものはおらず大陸一の国家とされていました。その期間は100年もの間続きます。しかし、その力に対抗すべく世界の国々はその期間に科学技術を磨き、巨人の力を超える兵器を開発したのです。それに対し、マーレ国は巨人に頼りきっていたため科学技術の進歩に遅れを取ってしまいました。
そんな状況下ではマーレ国が滅びる道はおのずと見えてくるはず。ところが当のマーレ人の大半が未だに危機感を抱いておらず、国の改革に着手できていません。そして多くのマーレ人は危険な任務を「悪魔の末裔」と称されるエルディア人にまかせっきりで、自分では戦争をしようとはせず、その上軍国主義であるため領土を広げるための戦争を繰り広げる始末。
当然、近い将来のマーレ国は戦争に勝てなくなるため、それを懸念したマーレ戦士隊のマガト隊長はマーレの徴兵制復活を働きかけ、国民の危機感を煽るようにしています。
エルディア人根絶を願う声
一方、エルディア人に対し根絶を願う声が多く挙がっていました。かつて巨人の力で世界を支配したエルディア帝国は人々から恐れられ、マーレとの戦争で敗北した後はパラディ島から追放されています。またパラディ島に残されたエルディア人もいましたが、悪魔の末裔と言われて差別を受け、各国の収容区に住まわされるなどの扱いを受けていました。
しかし、マーレにとってはエルディア人を巨人兵器として運用するメリットがあったため、差別していながらも存在価値を認めています。ただ、戦士候補生であるウドによれば「外国のエルディア人に対する敵意はマーレの比じゃない」とのことです。なぜなら、エルディア人はマーレに巨人兵器として使われ、強襲された外国にとっては武力行使をしていたのがエルディア人であると認識されたため、憎悪に拍車がかかったからです。
その憎悪が積もり、ジーク曰く「世界からはエルディア人の根絶を願う声が高まった」と言われています。そんな状況下でマーレが滅んだとすれば、エルディア人の存続は危機に立たされるのは明白です。むしろ巨人兵器としての戦力も今では価値を失っているため、エルディア人を生かそうとする人物はいないのかもしれません。
その状況を懸念し行動に移したのがヴィリー・タイバーです。彼はマーレとエルディア人の存続のために策を練ります。そしてヴィリー・タイバーはマーレの徴兵制復活を働きかけ、なおかつエルディア人に対する偏見にとらわれることのないマーレ戦士隊のマガト隊長に接近し、手を組むことにしました。
ヴィリー・タイバーの演説や計画を考察
タイバー家およびヴィリー・タイバーの正体に迫る上で重要なのが彼の演説と計画です。未だ謎に包まれているその目的なのですが、かなり巧妙な仕掛けが施されているのかもしれません。ここでは、ヴィリーの演説と計画を考察していきます。
考察①マーレへの敵意を逸らす
ヴィリー・タイバーの演説や計画には「マーレへの敵意を逸らす」というものがありました。人間は共通の敵がいると団結する傾向にありますが、実際にヴィリー・タイバーが開催した国際的な祭典の前はマーレが世界共通の敵だと認識されていました。そしてそのマーレが女型の巨人と超大型巨人とを失い、それを好機とみた各国連合はマーレに戦争を仕掛けています。
なんとかマーレの勝利で終えたものの、終結に至るまで4年もの歳月がかかってしまいました。そこで、ヴィリー・タイバーはそのような状況をそのままパラディ島に仕向けようとします。その計画に必要な要素は二つ、エレンが始祖の巨人を奪ったことによりパラディ島に存在していた効果「不戦の契り」が消失したこと、そして全世界が大型巨人の「地ならし」によって危機的な状況にあるという要素を演説し世界に告知しました。
この計画が見事成功し、世界の目的は打倒、パラディ島となりました。パラディ島と各国の連合が戦争をしている間、敵意を逸らしたマーレは国力増強へと力を入れることができるというわけです。
考察②マガトをマーレ軍トップに
ヴィリー・タイバーの演説と計画には、マガトをマーレ軍トップにするということも含まれていました。そして奇襲したエレンの策でさえもその目的を果たすために利用されており、そうとは知らず、エレンはマーレ軍の幹部を殺し主力艦隊と軍港を壊滅させた、という戦果を報告しているのですが、このマーレ軍の幹部殺害はヴィリーの計画に乗せられただけでした。
ヴィリーは演説の最中に奇襲を受けることを予測していたため、幹部たちを一区間にまとめておくように指令を出しています。つまり、彼の目的は軍の幹部をエレンに殺させ、エルディン人派であるマガトに軍の構成を掌握させることでした。
考察③レベリオ区のエルディア人と自分を犠牲にする
ヴィリー・タイバーの演説と計画により敵国の注意を逸らしたのですが、彼はさらに世間が抱いている敵意も取り除こうとします。当然、悪魔の末裔と呼ばれるほどの評判をひっくり返すのはかなり困難ですが、それに見合った計画を実行しました。それがレべリオ区のエルディア人と自分を犠牲するというもの。
ヴィリーとマガトはマーレにパラディ島の勢力が侵入しているのを察知していたのですが、あえて世界中の記者と要人が集まる場を設け、エルディア人市民と自分を襲わせたのです。彼の目的を果たすのに必要な要素は、パラディ島勢力に対する世界の敵意。つまり記者が取り上げる新聞の内容は「世界の脅威であるパラディ島に襲われ、殺されたエルディア人たち」となるため、エルディア人に対する憎悪は一気に同情へと変わるに違いありません。
考察④パラディ島のエルディア人も犠牲に
ヴィリー・タイバーが犠牲にしたのはレベリオ区のエルディア人だけではありませんでした。彼はパラディ島のエルディア人をも犠牲にしたのです。パラディ島を演説によって共通の敵だと宣伝したことで、世界の敵意をパラディ島に住むエルディア人に向けさせ、そのエルディア人たちを身代わりにしたのです。それは目的ではなく、マーレとマーレに住むエルディア人を守るための手段だといえるでしょう。
考察⑤現れたエレンを倒そうとした目的
ヴィリー・タイバーの演説と計画には、奇襲を仕掛けてきたエレンを戦槌の巨人で仕留めるまでが含まれていたと考えられます。戦槌の巨人を管理するのがタイバー家であれば、タイバー家の現当主が戦槌の巨人であることは容易に推測できます。
そのため、エレンは戦槌の巨人の能力を得るため、自ら乗り込んでくると考えられます。そして戦槌の巨人がエレンとの戦闘に入った時、マガトが対巨人砲を事前に用意し、さらに戦闘に有利な位置に配置されていたため、エレンの奇襲を予想しエレンを仕留めようとしていたのがうかがえます。
タイバー家の目的や歴史
タイバー家の家族
タイバー家は『進撃の巨人』のマーレ編で登場した一族ですが、100年前に起きた巨人大戦でフリッツ王に反旗を翻した英雄的な存在であり、実際に巨人大戦の勝利をマーレへと導いた功績で名誉マーレ人の権利を得ています。
そして救世の一族と称され、高い地位のみならずエルディア人差別問題に関する重要な立場にもあります。そのような経緯があったため、マーレの始祖奪還計画ではタイバー家が演説を任され、世界に対して始祖奪還の必要性を訴えかける役目を負うこととなります。
タイバー家の歴史
タイバー家の歴史に関する情報は、100年前に起きた巨人大戦までさかのぼります。巨人大戦でマーレを勝利へと導いたことで救世の一族と称されるようになった後、タイバー家はマーレを裏で操ってきました。そしてその事情はマーレの上層部しか知りません。それからマーレに自由と力を与え、マーレを支配下に置いている一方で、エルディア人に対するマーレの迫害も容認してきました。
そんな状況下の中で、マーレは大国の地位を得る軍国主義の道を取り、エルディア人による巨人の力を利用した挙句、結果的には敵国を多く作ってしまいます。そしてエルディア人は悪魔の末裔とされ、いずれも厳しい状況へと至っているのがマーレです。しかしその一方で、タイバー家は危機感を持たず広い土地と優雅な生活を送り続けていました。
タイバー家が保有している戦槌の巨人
タイバー家が保有している戦槌の巨人ですが、巨人の中にはヴィリー・タイバーの妹と思われる女性が入っていました。戦槌の巨人とは硬質化の能力を使って、地面から突起物を発生させることで相手を刺したり、ハンマーのようなものを形成して武器にするなど、あらゆるものを作りだす能力を持つ巨人です。
また、通常の巨人とは違って本体はうなじにおらず、地中で水晶体のように硬直化した物質に覆われた状態で存在し、巨人とはコードのようなもので連携を取り合うという特殊な力を持ち合わせています。しかし、エレンとの死闘で顎の力を利用されたことで本体を守る水晶体が壊され、エレンに殺されてしまいました。そのため、タイバー家の戦槌の巨人はエレンへと継承されています。
タイバー家が黒幕?
ヴィリー・タイバーを現当主とするタイバー家は、現在の世界状況を作り出しているといった意味での黒幕と、パラディ島勢力と裏で繋がっているといった意味での黒幕という2つの要素で分類されています。一つ目の黒幕説については『進撃の巨人』の97話「手から手へ」でヴィリー・タイバーが語っているので確定だといえるでしょう。
そして二つ目の黒幕説については、エレンとジーク、ヴィリーとが秘密裏に繋がりヴィリーの演説とエレンの奇襲は予定されていたこと、フリッツ王との「不戦の契り」の相手がタイバー家といった要素が挙げられます。
タイバー家とエレンの関係
エレンの関係①エレンとタイバー家は結託していた?
エレンとヴィリー・タイバーが結託していたという説は、ヴィリーが演説していた際のエレンの様子から推測できます。エレンはヴィリーが演説していた内容を知っているような様子が描かれており、その内容を確かめるためにライナーに聞かせていたということです。また、エレンとタイバー家の目的についても利害が一致していると考えられます。
おそらく、ヴィリーの演説からエレンによるテロは予定されていたものと考えられるのですが、ただヴィリーが演説中に「死にたくない」といったことは予想外だったのかもしれません。この時のエレンの表情は驚いた様子が見られているため、そのセリフだけは予定していた台本になかったと言えるでしょう。
エレンの関係②妹が食われることは周知していた?
ヴィリー・タイバーは妹を「犠牲にした」と言っていました。つまり、このセリフは戦槌の巨人が妹であったことの伏線だと考えられ、実際に妹がエレンに食われてしまうことについては予想していたのかは定かではありませんが、それもあり得ないことではないと言えるでしょう。少なくとも、ヴィリーはタイバー家の人間がいつ殺されてもおかしくないと考えていたはずです。
エレンの関係③タイバー家の記憶
タイバー家の記憶には、重大な世界の秘密とその目的を果たす責任という内容が刻まれていたのではないかと考えられます。タイバー家は卑怯な存在だとヴィリー本人が言っていたのですが、これは当主になった人間にはタイバー家とフリッツ家、ヘーロスの歴史が知らされることになっているからです。
そして『進撃の巨人』の25巻では戦槌の巨人を食べたエレンの瞳孔に変化が生じていました。その瞬間、エレンがタイバー家の記憶を見ていると考えられます。
ヴィリー・タイバーが死亡?
ヴィリーはエレンに握りつぶされ死亡
ヴィリー・タイバーは『進撃の巨人』の100話「宣戦布告」にて死亡しています。巨人化して現れたエレンに握りつぶされ、最後を迎えてしまいました。ヴィリー巨人大戦の真実を演説で語った上で世界が置かれている危機的な状況を宣伝、そしてパラディ島を制圧する必要性を訴えた瞬間、エレンに殺されたのです。ただ、ヴィリーの演説の目的は世界の敵意をパラディ島へと向け、連合国を団結させるというものでした。
実際に巨人化したエレンとパラディ島勢力の襲撃によってその機運は高まっています。その過程で明かされたのが巨人大戦の顛末と、その巨人大戦を終結へと導いたのがタイバー家ではなくフリッツ王であることです。そしてフリッツ王は世界の平和を望んだため、パラディ島に籠り、始祖の力で身を守ることにしたものの、その力をエレンに奪われたことで世界は再び危機的な状況に瀕している旨を伝え、亡くなっています。
ヴィリーは戦槌を持っていなかった
そして、これまではヴィリーが戦鉄の巨人の所有者であると考えられていたのですが、そのあとに戦槌の巨人が現れたためその可能性が否定されています。
ヴィリー・タイバーに関する感想や評価
ヴィリー・タイバー
— ナガト@アース調査兵団兵士 (@nagatoshingeki) September 29, 2019
・タイバー家当主
・タイバー家の歴史を知る
・頭首の立場に苦しむ
「ヴィリー・タイバーの知られざる過去」みたいなのは読者にはめちゃ気になるところだと思う。描かれるかどうかは別として、彼の過去、もしくはタイバー家の歴史は確実に盛り上がりそうですよね。#進撃の巨人 pic.twitter.com/mVbV9LV5CZ
こちらの感想では、ヴィリー・タイバーに取り巻く現状が上げられています。そして「ヴィリー・タイバーの知られざる過去」が読者には気になるところであり、彼の過去とタイバー家の歴史は盛り上がりそうだと言われています。やはり、タイバー家の歴史は100年も続き、その目的を果たすためにヴィリーは動いているため、かなり複雑な因果関係がありそうです。もしかすると作中には多くの伏線が張られているのではないでしょうか?
進撃の巨人はナチスドイツの歴史に基づくモチーフ作品だった?
— まんが考察の投稿なら「あにこみっ!」 (@animecomic_bot) January 2, 2020
歴史から紐解くと今後の展開は「タイバー家」を倒すこと?#進撃の巨人 #進撃の巨人考察
まんが考察の投稿なら #あにこみ https://t.co/IizyLMjCCP
こちらでは『進撃の巨人』がドイツの歴史に基づくモチーフ作品であり、その歴史から今後の展開は「タイバー家」を倒すことだと考察されています。ドイツと言えばヒトラーです。ユダヤ人を収容区へと居住させたり、連合国を敵に回し戦争を引き起こしていますが、これはマーレを取り巻く現状と酷似しているのが分かります。そのマーレを裏で操っているのがタイバー家だからこそ、今後はタイバー家を倒すことへと結びついたのでしょうか?
ヴィリー(及びタイバー家)はエレンの思惑を知っていたのではないのか。つまり「進撃が何をしようとしているか知っている」「進撃の協力者」なのでは
— フェジェット💚💜 (@defeget_snk) November 9, 2019
こちらではヴィリー・タイバー及びタイバー家がエレンの思惑を知っていたのではないか?と疑問視されています。当記事で紹介した説「エレンと結託していた」というものです。やはりタイバー家とエレンとの利害関係と目的は一致し、さらにヴィリーの巧妙な策であればあり得ない話ではないと言えるでしょう。
ヴィリー・タイバーの演説まとめ
ヴィリー・タイバーの演説からタイバー家の目的とエレンとの関係を考察してきましたが、いかがでしたか?ヴィリー・タイバーの演説にはマーレへの敵意を逸らすという計画のほか、4つの計画が含まれていたなど、かなりの策士家であることが分かりました。
まさか演説の際に自分とエルディア人を犠牲にすることによって、世界の同情を買いパラディ島への敵意を強くさせ、長きにわたって根付いた悪魔の末裔という偏見を覆すとは、きっと多くの読者が気付かなかったことでしょう。
最終的にはエレンがタイバー家の記憶を得たということで、瞳孔が大きく変わった様子が描かれていたのですが、その内容がかなり気になります。今後もタイバー家は物語に深く関係してくるのかもしれません。これを機にタイバー家の目的と動向に注目です。