2019年10月30日公開
2019年10月30日更新
【ブリーチ】ネリエルは元エスパーダ?ノイトラとの関係やその後をネタバレ考察
『ブリーチ』には魅力的なキャラが幾人か登場していますが、中でも特に人気が高いのがネリエルです。幼女体形のネリエルは面白い言動や可愛い性格、また声優が有名人であることが相まってすぐに高い支持を得ることとなりました。ネリエルは虚ですが、一護の仲間として物語の終わりにかけて一緒に行動しており、珍しいタイプの存在だといえるでしょう。ただ、同時にネリエルが元エスパーダだということが明らかになります。ここでは、謎が多いネリエルを強さや能力、声優、そしてネリエルのその後までを紹介しています。
ネリエルとは?
可愛くもあり面白い言動で高い人気を誇るネリエル。ネリエルは顔に大きな傷が残っており、方言を話す独特なキャラクターです。割れた仮面を被り、靴は履かずにローブを身に着けているといった容姿で見た目からも可愛さがうかがえます。しかし、ネリエルは元エスパーダ?という疑惑がありました。ここでは、『ブリーチ』の作品情報をはじめ、謎の多いネリエルについてプロフィールや性格、ネリエルの担当声優までを紹介していきます。
ブリーチの作品情報
ブリーチの概要
出典: https://ciatr.jp
『ブリーチ』は、家族を守るために死神となった高校生・黒崎一護が仲間と共に悪霊「虚(ホロウ)」と戦っていくオカルトアクション漫画です。初期の死神代行編では、死神の力を与えた朽木ルキアと共に、虚絡みの事件に巻き込まれていき、その解決にあたるという展開でしたが、尸魂界編以降は敵対勢力との戦いに変わっています。主にスタイリッシュ漫画と評価されており、バトルシーンや扉絵の端々にもその傾向が見受けられていました。
ブリーチのあらすじ
ある日、霊感が強く死んだ人と会話ができる高校生・黒崎一護は、悪霊退治に来た死神・朽木ルキアと出会います。ルキアが言う死神という存在を信じていませんでしたが、その後人の魂を喰らう虚(ホロウ)に襲われ、結局信じざるを得なくなりました。家族を守るため虚に立ち向かっていく一護でしたが、普通の高校生が対抗できるはずもなく、唯一虚を退治できるルキアは一護をかばって負傷してしまいます。
絶対絶命の危機でルキアは最期の手段を決意。一護に死神の力の一部を分け与えることを提案し、一護は死神となり虚を撃破することが出来ました。しかし、ルキアの力を予想以上に一護が吸収してしまったせいで、ルキアは死神として活動する力を失ってしまいます。そこで、一護に自身の力が回復するまで死神代行を務めるように迫りました。
一度は断る一護でしたが、一護には家族を救ってもらった恩がありました。そこで、結局死神代行を引き受け、虚が起こす騒動に巻き込まれていくことに…。
ネリエルのプロフィール
ネリエルはブリーチの破面編に登場した人物です。顔に大きな傷が残っており、方言を話す独特なキャラクターです。割れた仮面を被り、靴は履かずにローブを身に着け、さらに髪の毛は短く手入れされていない様子がうかがえます。一護との出会いは、ドンドチャッカ・ビルスタンとペッシェ・がティーシェとともに追いかけっこをしている時でした。
その時、自分のせいでネリエルが危険な目に合うと一護は心配し、ラス・ノーチェスまで一緒に行動しています。しかし、一護は自分と一緒にいるとかえって危険な目に合うと考え、結局はネリエルと別れることにしています。一度は離れた状態となりますが、ネリエルは一護のことを気に入っていたため、一護のあとをついてくるようになりました。そんなネリエルを見て一護はしぶしぶ連れていくことにしています。
ネリエルはネルの本来の姿
ネリエルはネルの本来の姿で、元は「第3十刃(トレス・エスパーダ)」の地位に付いていました。当時8十刃(オクターバ・エスパーダ)のノイトラ・ジルガと実力を異にするほどでした。ネリエルはエスパーダのザエルアポロとノイトラの策略にはまってしまい、背後から攻撃されて重傷を負っています。従属官と共に外に放り出され、その時に子供の姿に退化し(傷から霊圧が流れたため)同時に記憶喪失となってしまいました。
ネリエルの性格
ネリエルの登場初期は子供っぽい性格をしていました。しかし、ノイトラとの戦いによって戦闘途中で大人の姿に戻ったと同時に、エスパーダの時に近い雰囲気になっており、一護に対して落ち着いた表情を見せています。ネリエルは幼児化していたため、それに伴って子供っぽい性格になっていたのは間違いないようです。ただ、大人の姿になった後でも意外なところが見られるので、幼児化の副作用によって性格が変わったともいわれています。
ネリエルの声優
ブリーチのアニメで幼少時のネリエルや大人のネリエルがいましたが、どちらの声も金田朋子が担当しています。超音波声優と呼ばれる金田ですが、ネリエルの声優を務めていたことには気付かれにくいようです。声優としてデビューする前は建築の世界を目指していたり、製菓会社への入社をしていたりしていましたが、姉から声優養成所を勧められたことがきっかけで、声優への道に進むことになったようです。
ブリーチのネリエルも代表作の一つですが、そのほかにも『イタズラなkiss』の入江琴美や『けものフレンズ』のトキ、『おしりかじり虫』のおしりかじり虫18世など数々の作品に出演しています。
ネリエルは元エスパーダ?
幼女の姿をしてかわいらしい性格のネリエルですが、本来の姿が『ブリーチ』のコミックス33巻で明らかになりました。彼女の従属官であるドンチャカとペッシが長きに渡って隠し続けてきた真相、その過去はどのようなものなのでしょうか?ここではネリエルの正体を本名と容姿を交えながら紹介していきます。
ネリエルの正体は元エスパーダ
ネリエルの正体は「元エスパーダ」です。『ブリーチ』のコミックス33巻で正体が明らかになっていました。愛染たちがいる宮殿の潜入に成功した黒崎一護たちでしたが、そこでグリムジョーと遭遇し戦うこととなります。その時すぐにノイトラが強襲を仕掛け、一護は次第に追い込まれていきました。その時ノイトラは隠れていたネリエルをみつけ、ネリエルの正体を明かします。
そしてノイトラに攻撃された一護でしたが、その様子を見たネリエルは本来の姿(背中に3の数字が刻まれた大人の姿)に変貌しました。エスパーダとして活動していたころは、「第3十刃(トレス・エスパーダ)」と呼ばれていたようです。彼女の従属官はドンチャカとペッシェですが、事情を知った上でネリエルの過去を討ち明かしてはおらず、自分たちのことをネリエルの兄だと偽っていました。
ネリエルの本名
本名はネリエル・トゥ・オーデルシェヴァンクです。グリムジョーと一護の死闘で、ノイトラに強襲を仕掛けられ次第に追い詰められていく一護でしたが、その時に一護を守りたいという気持ちを抱いたネリエルは、本来の姿に覚醒し、エスパーダのころの力と記憶を取り戻しています。
ネリエルの容姿
子供のころのネルの姿もかわいいのですが、ネリエルの真の姿は結構な美人でもあり、ブリーチでは典型的な居乳キャラでした。また、「謳え『羚騎士』」の解号では下半身が四本脚のケンタウルスになっており、その容姿から帰刃には「羚騎士(ガミューサ)」と呼ばれています。
ネリエルの強さとノイトラとの関係
元エスパーダのネリエル。彼女は背中に3番の数字が刻まれていました。3番の数字が刻まれているほどなので、相当な強さを誇っていたと考えられます。そんな強さを誇るネリエルがなぜ幼女とならなければならなかったのか。ここでは、ネリエルとノイトラとの関係をネリエルを陥れた理由やネリエルの強さ、ネリエルの能力、さらにはこれらの強さを兼ねそろえた本来の姿で、どのような戦闘を繰り広げたのかを紹介していきます。
ノイトラより強いネリエル
ネリエルの背中には3の数字が刻まれており、一方でノイトラの数字は5となっています。エスパーダの数字は1~10番(あるいは0~9番)までが存在しており、強さに応じて数字が刻まれています。ちなみに11番以降は誕生順です。そのため、ネリエルはノイトラを超える強さを見せていました。
ネリエルの能力
ネリエルは幼女のころにも使った「治癒能力」とアランカルの「セロ」を飲み込む能力があります。エスパーダのころの力を取り戻したネリエルは、自分のセロと融合させて攻撃する「セロドーブル」を使っており、セロを飲み込むだけではないことが分かっています。
「羚騎士(ガミューサ)」の能力を解放した際は剣を変化させて「ランス」になっていました。結局、ネリエルは幼女の姿に戻ってしまいますが、能力の解放をノイトラが恐れていたのを見ると他の能力も使える可能性が高いです。
ノイトラに妬まれたネリエル
ネリエルの姿が小さくなってしまった原因が、自分よりも階級が上であるネリエルを妬んだノイトラです。ノイトラに絡まれても軽くあしらっていたネリエルでしたが、そんなネリエルをノイトラはザエルアポロ・グランツと組んでネリエルを追い落とそうと企みました。
ラス・ノーチェスから落とされる
手を組んだザエルアポロとノイトラは、まず当時ネリエルの従属官をしていたドンドチャッカとペッシェの仮面を剥ぎました。それによってネリエルは狼狽え隙が出来てしまい、ラス・ノーチェスから落とされてしまいます。
一護と出会ったときにあった顔の傷はその時のもので、この傷によって霊力が漏れてしまい幼女の姿となったのです。そして、自分のことも忘れてしまいました。ドンドチャッカとペッシェは傷ついたネリエルを守るために彼女が生きているのを伏せて隠れることにしました。
本来の姿でのノイトラとの戦い
出典: https://festy.jp
本来の姿でのノイトラとの戦い、一護がノイトラの強襲で追い詰められ一護を守るために元に戻った時です。その時、一気に斬魄刀を解放することによってノイトラを追い詰めています。しかし、なぜかネリエルの姿は幼女の姿に戻ってしまいました。圧倒的な強さを見せたネリエルでしたが、情をかけたせいでノイトラに逆転されてしまいます。詰めが甘いところもネリエルの魅力なのかもしれません。
ネリエルのその後をネタバレ考察
一護への想いによってエスパーダのころの強さを取り戻したネリエルですが、その後はどうなったのでしょうか?一護と常に行動を共にしてきたキャラクターなので、その後も登場する可能性は高いといえるでしょう。ここでは、最終章を迎える『ブリーチ』でネリエルがどのように登場するのかをネタバレ考察します。また、漫画とは違い、小説ではネリエルのその後が具体的に描かれているので、併せてご覧ください。
千年血戦篇でも登場のネリエル
出典: https://prcm.jp
愛染の支配がなくなった『ブリーチ』の最終章では、その後エスパーダの登場は極端に少なくなってしまいました。ちなみに一護と敵対していたグリムジョーを含めほかのアランカルも、ネリエルと同じく死神の味方です。ネリエルのその後ですが、浦原喜助が作った腕輪によって幼女の姿と大人の姿で自在に姿を変えることが出来るようになっています。
そんなネリエルは千年血戦編でその後も登場しており、登場するやいなやいきなり一護に抱き着くという相変わらずの様子が描かれていました。
小説で描かれたネリエルのその後
『ブリーチ』で人気のあったネリエルですが、最終回では描かれていませんでした。しかし、小説で登場しており、その後の活躍を知ることができます。小説では、一護たちと別れたあと「見えざる帝国」のキャラと激しい戦闘を繰り広げており、虚園で捕らえられたエスパーダ・ハリベルを救出しようとしています。
ハリベルも謎のまま結末を迎えた人物でしたが、その後はネリエルの活躍によって虚園へと戻っているのが判明しています。小説では一護たちが家族を築いていったシーンまで描かれているので、他のキャラクターのその後の活躍を知りたい方は小説を読んでみるとよいでしょう。
ネリエルと一護は結婚する?
一護を守りたい一心で元の姿に戻ったネリエルですが、それほど一護に対する想いは強いものだということが分かります。では、ネリエルと一護は結婚するのでしょうか?読者の噂ではネリエルと一護が結婚すると囁かれています。どうやら、その噂にはネリエルと一護が死神だということが関係しているようです。ここでは、漫画のその後の様子と噂の真相を明らかにしていき、死神の観点から噂の内容を検証していきます。
ネリエルは一護が大好き
ネリエルは虚園で一護と遭遇したときに興味を示し、常に後ろをくっついて歩いていました。その後、一護の戦闘が終わった後は心配になって泣きつく姿が描かれており、そんなかわいらしい姿に魅了された読者が多くいたようです。そして、一護の存在自体によってネリエルは元に戻ることとなったのですから、それほどネリエルと一護の結びつきは強いものだと想像できます。
ブリーチで女性キャラが多いのですが、一護に対してはっきりと好きな気持ちを表現しているキャラはそれほど多くはありません。ネリエルの興味は恋愛感情かは分かりませんが、一護のことかなり好きなことは間違いないでしょう。そこで、ネリエルが一護と結婚するのではないか?という噂が流れることとなりました。
最終回で一護は織姫と結婚
『ブリーチ』の最終回では見えざる帝国との戦いが終わり、一護と織姫のその後が描かれていました。画像のように2人が結婚することとなっていたのです。結婚したあとは一護と織姫との間に一勇という子供が誕生し、幸せな毎日を送っていました。では、なぜネリエルと一護が結婚するという噂が流れたのでしょうか?
ネリエルとの結婚の噂の真相とは?
読者の噂では、一護と織姫が結婚したあとにネリエルが一護の妻になるというものでした。というのも、一護は織姫と違って死神であり、人間よりも圧倒的な寿命の長さを持っています。そのため、織姫が寿命を迎えたあと一護はその後も生き続けることになるため、同じ死神のネリエルと結婚するというわけなのです。
一護を守りたいという強い気持ちを抱いていたために元の姿になるほどなので、そんな想いもどこか織姫と通じるところがあり、一護や家族と何らかの関わりを持つ可能性があると考えるほうが自然だといえます。
ネリエルと一護の結婚はない?
噂では一護が死神だからこそネリエルと結婚する可能性が浮上してきたわけですが、そもそも死神とはどのようなものなのでしょうか?死神とは霊体であって、人間から見ると死んでいる存在です。一護の場合は人間なのですが、魂が抜け出ることによって死神になることが出来ていました。
出典: https://v.qq.com
つまり、結末を迎えた一護のその後は普通の人間として生き、死んだあとに死神になると考えられます。しかし、一護が死んだあとに死神になるとすれば、織姫は死んだあとはどうなるのでしょうか?
『ブリーチ』に登場する人間は、死んだあとに尸魂界で第2の生を生きることになり、その後記憶を失うことが多いです。ただ、月島のように霊力が高い人間であれば記憶を失わないということもあります。そのため、霊力が高い織姫が死んだあと記憶を失う可能性は低く、織姫が死んだあとに一護とネリエルが結婚するという可能性は低いといえるでしょう。
ネリエルに関する感想や評価は?
金田朋子が演じてるネリエルの帰刃の力強い語調が好き過ぎて定期的に聞きたくなる
— ❁ 𝕃𝔸ℕ𝔸ℕ (@lanan_DQ) April 1, 2019
訛り強いちっちゃいネリエルと、ノイトラと戦った時のネリエルのギャップほんと……好き… pic.twitter.com/HkncE2d8KJ
幼女の姿をしたネリエルとノイトラと戦ったネリエルのギャップが好きだといわれています。また、声優の金田朋子の声が力強く定期的に聞きたくなるともいわれています。ネリエルの幼少期は訛りが強くかわいらしいキャラでしたが、本来の姿は強さはもちろんのこと雰囲気が大人っぽくなりかなりのギャップがあります。感想のようにギャップに魅了された読者も多いのではないのでしょうか?
そう言えばそう言えば
— 流星群 (@docom_red) May 25, 2018
ネルの声優さん金田朋子さんなんだよな〜おっどろきぃ!
おしりかじり虫とネリエルが一緒の声優さんて…すごいよね
確かにネリエルの通常テンションは同じなんだけど!
戦闘の時のクールな感じとか帰刃の時のかっこよさとか全然結びつかねぇぜ
ネリエルの声優が金田朋子だと知って驚いたようです。おしりかじり虫の声優を担当した金田でしたが、ネリエルと同じ声優だと聞いて驚きと同時に声優の凄さを実感しているのがうかがえます。感想のとおり通常のテンションは聞いてみると確かに納得しますが、エスパーダの強さと性格に戻ったころの大人びた声が全く違うので、金田朋子が声優を担当していたことに驚いた読者は多いのかもしれません。
ネリエルの声が金田さんっていまだに実感わかない、
— シア (@irion00217) May 17, 2019
ブラックラグーンの時もそうだけど
やっぱり声優さんすごいなって思う
ネリエルの声優が金田朋子だと知った後も実感がわかないと言われています。やはり、ネリエルの声優が有名なだけあって声優に関する声が多く挙がっていますが、どれも凄いと言われていました。ネリエルのキャラ設定も魅力に大きく繋がりますが、やはり担当声優の力量も大きく作品に関わってくるのだと改めて考えさせられる内容となっています。
ネリエルは元エスパーダ?まとめ
ネリエルの姿や性格などのプロフィールをはじめ、エスパーダのころのネリエルまで紹介してきいましたが、いかがでしたか?訛りが強くかわいいキャラとして登場していたネリエルでしたが、元エスパーダだということに驚いた読者は多いかもしれません。特に幼女のころと本来の姿で相当なギャップがありました。それも、一護を苦戦させたほどの強さを誇るノイトラをしのぐほどの強さを誇ります。
出典: https://v.qq.com
本来の強さとエスパーダのころの記憶を取り戻したネリエルのその後は気になりましたが、相変わらず一護に飛びつく様子。それからは一護とネリエルが結婚する?という噂まで浮上しているので、ネリエルの人気ぶりがどれほどのものかがうかがえます。結局、一護と織姫が結婚することとなっていますが、それでも結婚する可能性が噂されているほどなので、それほどネリエルを応援しているファンが多いということなのでしょうか。
ここでは、ネリエルのその後が具体的に描かれた小説まで紹介していますので、ぜひこの機会に小説でその後を読んでみるとよいでしょう。また、そのほかのキャラも描かれているので、ネリエルも含めて読むと面白いかもしれません。