2019年10月17日公開
2019年10月17日更新
【北斗の拳】山のフドウは南斗五車星の一人!ラオウよりも強い?泣ける最期とは?
北斗の拳は週刊少年ジャンプの黄金期を支えた大人気の漫画です。北斗の拳連載終了後も根強い人気を博し映画やアニメが公開されいています。そんな北斗の拳に登場する南斗五車星の1人「山のフドウ」についてをまとめました。「山のフドウ」の大きさや身長、強さから山のフドウの最期までを紹介していきます。そして気になる「山のフドウ」に対する評価や感想を紹介していきます。北斗の拳でも人気の高いキャラクターで多くのファンを魅了した南斗の英雄について迫ります。
目次
山のフドウは南斗五車星の一人
北斗の拳に登場する「山のフドウ」は南斗五車星の一人です。南斗五車星とは慈母星を持つユリアを守る事を目的とした星です。左腕に五芒星が刻まれているのが特徴で、炎、風、山、雲、海とが存在します。個々に軍団を率いている者もいます。人物は炎のシュレン、風のヒューイ、山のフドウ、雲のジューザ、海のリハクです。
北斗の拳の作品情報
北斗の拳北斗の拳の作品情報についてですが、北斗の拳は週刊少年ジャンプで1983年から1988年まで連載され大人気となりました。漫画家原作者原哲夫と武論尊による漫画で1980年代の週刊少年ジャンプの黄金期を支えた作品です。
北斗の拳の概要
北斗の拳の概要についてですが、199x年世界が核の炎に包まれ文明と秩序が失われた争いが絶えない世界が舞台となっています。暴力が世界を支配する弱肉強食の時代に伝説の暗殺拳北斗神拳の使い手で北斗神拳伝承者ケンシロウの活躍を描くハードボイルドアクション漫画です。
北斗の拳のあらすじ
北斗の拳のあらすじを紹介していきます。西暦199X年、地球は核の炎に包まれた。だが人類は死に絶えてはいなかったのフレーズで物語は始まります。文明と国家が機能を失い、暴力だけが支配する荒廃した大地が広がります。北斗神拳伝承者のケンシロウは親友であった南斗聖拳の使い手シンに、許嫁であるユリアを奪われます。その際に胸に七つの傷をつけられます。
暴力を嫌うケンシロウでしたが、ユリアを奪われてからは、復讐鬼となり悪党たちを次々と潰していくようになります。旅の途中で出会ったリンやバットを連れ旅に出ます。旅を続けるケンシロウは「KING」と名乗り関東一円を支配するシンと再会します。ユリア奪還の為、シンを倒しますがユリアは既にこの世にはおらず転落死を遂げたと告げられてしまいます。ケンシロウは旅の途中で南斗六聖拳の伝承者たちと出会います。
南斗六聖拳達は、ときに強敵として死闘を繰り広げ、ケンシロウは別れや出会いを経験します。ケンシロウは自分の名を使われ暴虐の限りを尽くすジャギを倒し、ジャギから伝承者候補である3人の兄たちの存在を知る事になります。真の北斗神拳伝承者として北斗神拳を医療に役立て人々を救おうとした最も伝承者として相応しい兄のトキの消息を知ります。トキは監獄都市カサンドラで幽閉されていました。
トキを奪還したケンシロウでしたが、既にトキはケンシロウとユリアを守るため被爆し病を患ってしまい死を目前とした状態でした。そして、北斗の長兄にしてケンシロウ最大の強敵のラオウが拳王と名乗り現れます。世紀末覇者となり核戦争後の混乱した時代を武力により終止符を打とうしていました。南斗六聖拳の最後の将の正体が生存していたユリアである事を知るとユリアを手中にすべく動きます。
ユリアを護る為に、南斗五車星の戦士達はラオウを倒そうと、ラオウに挑みますがラオウの強さは桁違いであり、次々と倒れていきました。ラオウの実弟であるトキも戦士としてラオウに挑みます。ラオウに死を賭した戦いを挑み死闘を繰り広げますが病の為、敗れてしまいます。ケンシロウは哀しみを背負い北斗神拳究極奥義「無想転生」を習得し最大の強敵ラオウに挑みます。
ケンシロウは激闘の末にラオウに勝利します。その後、余命幾ばくも無いユリアとささやかで平穏な日々を過ごし第一幕は終了します。時は流れ、第二幕がスタートします。リンとバットは大きく成長していました。ラオウの脅威が消えたのも束の間でラオウによる支配に変わり新たに天帝を擁する元斗皇拳が台頭する混迷の時代を迎えていました。
「北斗の軍」を結成したバット達は天帝軍に立ち向かっていました。ユリアを亡くしたケンシロウが再び現れ力を貸し、天帝軍との戦闘に参戦します。しかし、リンは修羅の国に連れ去られてしまいます。連れ去られたリンを奪還する為、ケンシロウとバットは北斗のルーツがあると言われる修羅の国に渡ります。
そこで、ラオウやトキの実兄でもあり北斗琉拳の使い手カイオウが支配する修羅の国での戦いが幕を開けます。北斗対北斗の戦いの最中ケンシロウは生き別れであった実兄のヒョウと出会い、ヒョウとの戦いを余儀なくされ戦いに勝利します。ヒョウを利用し狂わせた張本人である強敵カイオウとの戦いにも激闘の末、勝利を掴み長かった二つの北斗の因縁に終止符を打つ事に成功します。
ケンシロウを深く愛していたリンでしたが、ケンシロウはバットにリンを託すと、二人に別れを告げ再び荒野へと消えていき第二幕は終了します。時は流れケンシロウは北斗神拳継承者としてラオウの遺児であるリュウを後継者に指名します。そして、ケンシロウとの旅でラオウの子としての頭角を現していきます。そんな才能を発揮するリュウを、ラオウの死後もラオウに忠誠を誓う男、バルガに託します。
旅を続けるケンシロウでしたが、記憶を喪ってしまいます。一方でバットの計らいにより記憶を失ったリンと再会を果たします。だが、かつてケンシロウが倒したはずの敵ボルゲが現れバットはケンシロウの身代わりになり殺されてしまいます。バットの叫びで記憶を取り戻したケンシロウはボルゲを倒しバットを蘇らせたうえで改めて弟分のバットにリンを託し北斗の拳は幕を閉じます。
山のフドウの身長や大きさ
北斗の拳に登場する「山のフドウ」ですが、北斗の拳に登場する人物でも一二を争う程の身長と大きさを持ち合わせています。その身長や大きさについて身長や大きさはどの位あるのかをまとめました。山のフドウの身長や大きさは身長225cm、体重270kg、バスト240cm、ウエスト200cm、ヒップ230cm、首周り90cmです。これ程の身長や大きさだと相当な強さが伺えます。
山のフドウは南斗五車星
北斗の拳に登場する「山のフドウ」は南斗五車星の一人です。慈母星を持つユリアの守護者です。その大きさからは想像出来ないほど心優しき戦士です。他の五車星よりもケンシロウとの絡みが多くあり、南斗五車星のメインの一人でもあります。身長や大きさもそして強さもラオウと互角でした。ラオウと戦い最期を迎えるまで最も印象に残るキャラクターだと言われています。
山のフドウの初登場時は臆病な巨人だった?
北斗の拳に登場する「山のフドウ」ですが、初登場時はその身長や大きさからは想像出来ないほど臆病なキャラクターでした。しかし、それは演技であり、本当の強さを偽っていました。当初から身長や大きさからただ者ではないと察していたケンシロウ達は「山のフドウ」が商人を惨殺した悪党を拳法で倒した事から自分が南斗五車星の一人で「山のフドウ」である事を告げました。
山のフドウはラオウよりも強い?最期も紹介
北斗の拳に登場する「山のフドウ」はラオウよりも強いのかという疑問や「山のフドウ」の最期についてをまとめました。南斗五車星の中でもメインのキャラクターの一人で身長や体重、大きさからラオウ以上の強さを持っていそうです。そこでラオウよりも強いのかという疑問や心優しき巨人「山のフドウ」の最期は泣けるのか、どういう最期を迎えるのかについて迫ります。
ラオウを追い込む山のフドウの強さ
北斗の拳に登場する「山のフドウ」の強さについてですが、ユリアのいる南斗の都に先導しようとしますが、心優しき「山のフドウ」を気遣い村に留まるよう告げられます。ケンシロウが旅立った後で「山のフドウ」が暮らす村が拳王軍の急襲を受けます。
「山のフドウ」はラオウとの戦う決心をし封印していた武具を再び着用し、鬼神となり強さを取り戻します。しかし、強さの差は歴然としておりラオウの攻撃で負傷し劣勢に立たされますがケンシロウ同様に哀しみを秘めた瞳を持つ子供たちの支えにより、ラオウを精神的に追い詰めていきます。
ラオウを精神的に追い詰める強さを持ち結果として戦いには敗れ最期を迎えたものの、ラオウよりも強い精神力でラオウ以上の強さを見せた「山のフドウ」でした。そして、各地の拳王軍兵士にもラオウが敗北したと伝えられ、各地で統率が乱れる程の影響を与えました。また、支配を受けていた村人たちが「山のフドウ」の強さに触発され反乱を起こし、拳王軍から逃亡兵が続出し、拳王軍の組織全体に影響を及ぼしました。
山のフドウの泣ける最期
北斗の拳に登場する「山のフドウ」の泣ける最期についてですが、拳王軍が村を襲います。ラオウはケンシロウを倒すには恐怖に打ち勝つ事だと考え、かつて恐怖を覚えた鬼神フドウと戦います。
鬼神となったフドウを倒す事で自身の恐怖を克服する事を目的としていたラオウでしたが、自ら引いた線を越えてしまいラオウは敗北します。線より下がったら矢を放てという命令を、部下が破りラオウではなくフドウに向けて矢を放ったためフドウは最期を迎える事になります。
再びラオウに恐怖心を刻み、「山のフドウ」は勝ったのは俺とケンシロウだと言います。壮絶な戦いを見届けた子供達は、ケンシロウに父さんはラオウに勝ったと話します。そして、ケンシロウや子供たちが見守る中、「山のフドウ」は泣ける最期を迎えます。
山のフドウの過去やユリアとの出会い
北斗の拳に登場する「山のフドウ」に関する過去やユリアとの出会いについてをまとめました。南斗五車星でメインのキャラクターとして描かれた「山のフドウ」ですが、その過去は心優しき巨人からは想像出来ない過去を持っています。慈母星を持つユリアとの秘められた出会いについて迫ります。
山のフドウの凶暴だった過去
北斗の拳に登場する「山のフドウ」に関する過去についてですが、かつて「山のフドウ」は人の命を虫けら同然のように考え、虐殺を繰り返し「鬼のフドウ」や「悪鬼のフドウ」と呼ばれ恐れられていました。その強さから幼き修行時代のラオウですら動けずに恐怖を覚えたほどでした。心優しき巨人「山のフドウ」からは想像出来ない壮絶な過去を持っている事が分かりました。
山のフドウとユリアの出会い
北斗の拳に登場する「山のフドウ」とユリアの出会いについてですが、かつて暴虐の限りを尽くしラオウですら身動きが取れないほど体に恐怖を植え付けた「鬼のフドウ」でしたが、ユリアとの出会いにより改心していきます。幼い頃のユリアとの出会い、ユリアの宿星である「慈母の星」の光に触れ、彼女が命を懸けて守った母犬から生まれたばかりの子犬を手に乗せられます。
生まれたばかりの子犬が息づく姿や小さな息吹に命の重さを初めて知ります。その後は「鬼のフドウ」と呼ばれた時に着用していた武具を封印し、万民に愛される善人へと改心し多くの孤児たちを養子として引き取り優しく育て南斗五車星の一員として選ばれました。
山のフドウのアニメ声優
北斗の拳に登場する「山のフドウ」のアニメ声優についてまとめました。北斗の拳に登場する「山のフドウ」は普段は心優しき巨人ですが、その過去は恐ろしく暴虐の限りを尽くした「鬼のフドウ」や「悪鬼のフドウ」と呼ばれ恐れられていました。そのギャップを演じ「山のフドウ」の最期までを演じる声優の凄さは誰もが納得出来ます。そんな「山のフドウ」のアニメ声優について迫ります。
飯塚昭三のプロフィール
北斗の拳に登場する「山のフドウ」を演じているのは飯塚昭三さんです。飯塚昭三さんは1933年5月23日生まれの声優でナレータです。日本大学芸術学部時代に劇団を結成し、日本各地で演劇を上演しています。日本大学芸術学部卒業後も仲間と劇団を組み、各地で公演を行っていましたが 、洋画の吹き替えに出演し、声優としても活動するようになりました。
声優として数多くの作品に出演していますが、一時期は病気により声が出なくなった経験を持っています。後進の育成にも力を入れており、所属事務所であるシグマ・セブンの関連会社養成機関の声優塾で主任講師を務めています。この他にも、2007年から「飯塚ゼミナール」と題し専門学校アートカレッジ神戸にて講義を行っています。
また内海賢二とは「昭ちゃん」と「賢坊」と呼び合うほどの仲でしたが内海賢二が、2013年6月に他界してしまいます。「はじめの一歩」で内海の持ち役である鴨川会長の声を引き継ぐことになりましたが、引き継ぐにあたり非常に悩み「賢坊のまねはできませんが、僕なりに葛藤しながらこの役を精いっぱいやらせていただければ」と語っていました。
飯塚昭三の主な出演作品
飯塚昭三さんの主な出演作品の多くは特撮物の首領幹部クラスの役柄です。悪役以外にも様々なタイプの役を数多く演じ2009年には「カールじいさんの空飛ぶ家」で主役のカールフレドリクセンの声を演じました。また、映画「宇宙刑事ギャバン」では30年ぶりにドンホラー役を演じています。
「仮面ライダースーパー戦隊宇宙刑事スーパーヒーロー大戦Z」でも「シャリバン」で演じた魔王サイコの声を同じく30年ぶりに演じています。「仮面ライダー」「スーパー戦隊」「ウルトラマン」「メタルヒーロー」という特撮シリーズすべてに出演した初の声優としても有名です。2019年現在も、現役で活躍されています。
山のフドウの名言集
北斗の拳に登場する「山のフドウ」の名言集をまとめました。北斗の拳に登場する「山のフドウ」の数多く名言の中でも最も心に響く名言を紹介していきます。ラオウよりも強い精神力を持つ南斗五車星の一人で心優しい巨人の名言について迫ります。
山のフドウの名言①「父さんは勝ったのだ…」
北斗の拳に登場する「山のフドウ」の名言として「父さんは勝ったのだ」という名言があります。この名言は「肉体を超える魂」の巻で放った名言です。ラオウと戦いラオウの部下により放たれた矢がフドウにあたり力尽きて倒れてしまいます。その直後に子供達が心配して駆け寄ります。そして子供達に対し放った名言です。戦いには敗れたが最期に魂の勝利を手にした瞬間でした。
山のフドウの名言②「哀しみをしらぬ男に…」
北斗の拳に登場する「山のフドウ」の名言として「哀しみをしらぬ男に」という名言があります。この名言は「肉体を超える魂」の巻で放った名言です。ラオウと戦いラオウを精神的に追い込み再びラオウの心に恐怖を植え付けた瞬間にラオウの部下が放った矢がフドウを貫いた時の名言です。どんなに強大な強さを持っても哀しみを知らないと勝てないという「鬼のフドウ」と呼ばれ恐れていた過去を持つフドウだからこそ言える名言です。
山のフドウに関する感想や評価
北斗の拳に登場する「山のフドウ」は、かつて「鬼のフドウ」や「悪鬼のフドウ」と呼ばれ恐れられ若き日のラオウですら恐怖を感じていました。「山のフドウ」は心優しき巨人となり改心しています。そんな北斗の拳に登場する「山のフドウ」に関する感想や評価を紹介していきます。
山のフドウの回めっちゃイイ話やけど読む度に子どもたちとフドウのサイズ感に笑ってしまうんよね。
— タカラちゃん (@busaNekosama) October 14, 2019
もはや人間たちから森の奥深くに追いやられた心優しい悲しきモンスターのサイズやもん。 pic.twitter.com/KxYz4N89Am
北斗の拳に登場する「山のフドウ」の最期の回は感動し良い話であるという感想も多くありました。そして、やはり「山のフドウ」の大きさについて、リンとバットを肩に乗せ悠々と歩く姿は相当大きく山そのものだという意見もありました。
北斗の拳の山のフドウ編とアイン編で泣くの我慢できる人たちに「テメエらの血は何色だー!!」って聞いてまわりたい
— 勹マ朮°のK (@KU_MA_PO) December 4, 2009
北斗の拳に登場する「山のフドウ」の回とアインの回は誰もが感動する回であるという意見も多くありました。北斗の拳の感動する回といえば「山のフドウ」の最期のシーンという答えが多く北斗の拳ファンの評価が高いキャラクターの一人である事が分かります。
.@chiikei 僕の沖縄の漢(オトコ)のイメージは「山のフドウ」だな・・・。알아? 北斗の拳を見た時に琉球男子そのものだと思ったもんな・・・。実際に僕の死んだ叔父さんも山のフドウそっくりだった。いつもニコニコ笑ってて。でも、怒ると超コワイ・・・。あのギャップがたまらなかった。
— GACKT (@GACKT) April 20, 2011
北斗の拳に登場する「山のフドウ」に関する感想で普段は子供達に囲まれニコニコと笑い心優しいのですが、怒ると鬼神の顔が現れるそのギャップが印象に残ったという感想も多くありました。そして「山のフドウ」の最期のシーンは感動を与えたとして評価が最も高いキャラクターです。
山のフドウについてまとめ
北斗の拳に登場する山のフドウについてをまとめました。山のフドウは間違いなく南斗五車星の中でも最も光輝く星でした。ラオウとの戦いには敗れましたが実際はラオウよりも強い精神力を持っていました。子供達を守る心優しき巨人は数多くの名言を残し記憶に残るキャラクターとなりました。諦めない心を学び力だけが全てではないという事を物語っています。今一度泣けるフドウ編ご覧になってみてはいかがでしょうか?