北斗の拳のサウザーが史上最強?その強さや孤独な男の最後・名言も紹介

北斗の拳のサウザーについてまとめています。サウザーは北斗の拳の敵キャラの中でも屈指の強さであり、主人公・ケンシロウを打ち負かした数少ない宿敵です。そんなサウザーは南斗最強の鳳凰拳の使い手ですが、彼には南斗鳳凰拳の伝承者としての技だけでなく、特異体質によってケンシロウを苦しめるのでした。この記事はそんなサウザーの強さの秘密や秘められた過去についてまとめてあります。珠玉の名言も集めて紹介しているので、どうぞ最後までご覧ください!

北斗の拳のサウザーが史上最強?その強さや孤独な男の最後・名言も紹介のイメージ

目次

  1. 北斗の拳のサウザーの強さを調査!最後や名言も紹介!
  2. 北斗の拳のサウザーはどんなキャラクター?
  3. 北斗の拳のサウザーは史上最強?その強さを徹底解剖!
  4. 北斗の拳のサウザーはどんな最後を迎えたのか?
  5. 北斗の拳のサウザーの記憶に残る名言7選!
  6. 北斗の拳のサウザーは南斗最強の強さを誇る今でも大人気のキャラクターだった!

北斗の拳のサウザーの強さを調査!最後や名言も紹介!

北斗の拳の人気キャラクターであるサウザーの強さを調べてまとめました。多くの強者がひしめく北斗の拳の世界の中でも、サウザーの強さは異質であり、ケンシロウの兄であるラオウやトキたちからも認められる存在でした。この記事では、そんなサウザーの強さや彼の最後、そして数々の名言を紹介しています。ぜひ最後までお楽しみください。

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北斗の拳のサウザーはどんなキャラクター?

サウザーは北斗の拳の主人公・ケンシロウの前に立ちふさがる強敵です。その強さは世紀末覇者と言われるラオウさえも戦いを避けるほどでした。ちなみに、北斗の拳の劇中で、北斗神拳の伝承者となった後のケンシロウを倒したのは3人だけです(シン、カイオウ、そしてサウザー)。このことからもサウザーの強さがわかります。そんなサウザーの最後は哀愁漂うものでした。強さと印象的な最後からサウザーは大変人気のあるキャラです。

一子相伝である南斗鳳凰拳の伝承者

サウザーは南斗鳳凰拳の伝承者です。南斗鳳凰拳は北斗神拳と同じく一子相伝の拳法です。南斗六聖拳の中でも絶大な強さを誇り、サウザーの特殊な体質と合わせて劇中屈指の強さを見せつけます。サウザーは手刀による斬撃や突きを中心に戦いますが、極星十字拳のような脚技も使います。構えを取らず、制圧前進のみを掲げるサウザーは自らを『神に無敵の肉体を与えられた聖帝』と名乗る野心家です。

サウザーを演じた声優たち

アニメ・ゲーム・パチンコなど、多くのメディアで展開され人気を博す『北斗の拳』ですが、媒体によってサウザーを演じた人が複数います。有名声優だけでも、銀河万丈(テレビアニメ、イチゴ味など)、大塚明夫(真救世主伝説 北斗の拳シリーズ)、関俊彦(天の覇王)、神奈延年(北斗無双)、浪川大輔(DD北斗の拳)、東地宏樹(北斗が如く)など錚々たるメンツです。

特に知られているのは最初のアニメ化でサウザーを演じた銀河万丈さんです。銀河さんは機動戦士ガンダムのギレン・ザビも演じており、渋く響く声で迫力のある演技をします。サウザーの尊大な態度と秘められた悲しい過去への念を見事に表現しました。また、銀河さんは北斗の拳を題材にしたギャグアニメ『北斗の拳イチゴ味』でもサウザーを演じています。

北斗の拳イチゴ味でのサウザー

北斗の拳イチゴ味は北斗の拳を原作としたパロディ漫画です。2013年から連載開始され、2015年にはアニメ化もされました。この作品でのサウザーは前述のように銀河万丈さんが務めていますが、原作と一番大きく違うのは、『北斗の拳イチゴ味の主役はサウザー』ということです。サウザー以外にも南斗六聖拳のキャラクターが多く登場するので、原作のサウザーのエピソードと関連深い作品と言えます。

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北斗の拳のサウザーは史上最強?その強さを徹底解剖!

南斗鳳凰拳とサウザーの特異体質が合わさった結果、サウザーは北斗の拳の世界で最強レベルの男のひとりです。ここからは南斗聖拳に置ける鳳凰拳の強さや、サウザーの特異体質の秘密について詳しく解説していきます。

南斗聖拳最強と言われる強さ

南斗聖拳には108派に別れていますが、南斗白鷺拳の伝承者・シュウ(下画像)曰く、南斗鳳凰拳に対抗できる他の南斗聖拳はありません。南斗はもともと北斗宗家から別れた拳法です。北斗神拳に伝承に敗れた者たちや、他の武闘家が集まって南斗を名乗ったのが始まりとされています。

やがて、108派と言われる南斗は、6つの流派にまとめられます。それが南斗六聖拳です。南斗六星とも言われ「殉星」(シン・下画像)、「義星」(レイ)、「妖星」(ユダ)、「仁星」(シュウ)、「将星」(サウザー)、そして「慈母星」(ユリア)がいます。

南斗は6流派に別れているとはいえ、他流派との合同で訓練することもあります。例えば、レイ(下画像)とユダが修行を共にしている場面は原作でも描写されました。南斗には非常に多くの派閥があるため、中には拳法を学んでいない者まで南斗を名乗ることもあります。そのような中で六聖拳は南斗の頂点に君臨する者たちです。

大きな勢力である南斗ですが、その中で最強とされるのがサウザーが伝承者となった南斗鳳凰拳です。鳳凰拳は他の流派のように構えを取りませんが、これは最強故に自らが倒される恐れがないからです。相手を倒すことのみに力を注ぐので、防御の必要がありません。これが、「前進制圧のみ」と言ってのけるサウザーの戦闘スタイルです。

南斗鳳凰拳は一子相伝の拳法ですが、伝承するには厳しい条件があります。まず、南斗鳳凰拳を伝承するための最低条件として、『左右の秘孔が逆』というものがあります。しかし、これは条件の合う者が見つかったとしても、拳法の才能の有無とは関係がありません。このようなことから、鳳凰拳では実子を伝承することがなく、資質を持った者を弟子として育て上げます。サウザーも元は孤児でした。

特異体質の持ち主

サウザーのは特異体質の持ち主です。鳳凰拳の伝承者の資格である『左右の秘孔が逆』という条件はもちろん満たしていたのですが、これに加えて『心臓が右側にある』『表裏の秘孔も逆』という体質でした。このことから秘孔を突いた相手の内部から破壊する北斗神拳が効かず、初めてケンシロウと対峙した際はサウザーの圧勝でした。

この体質を知らないケンシロウはサウザーへ打撃を加えますが、サウザーはびくともしません。ケンシロウの本気の一撃はラオウですらダメージを受けますが、サウザーの描写は異様なまでに防御力が高いと感じられます。実際、身体の秘密さえ知られなければサウザーが有効打は浴びません。負けることがないサウザーはケンシロウを下に見ているのです。

この特異体質をサウザーは神に与えられた肉体とし、絶対的な自信を持っています。北斗の拳作中最強の宿敵とされるラオウでさえ、勝てる確信がないことからサウザーを避けているほどでした。また、サウザーには対等と判断できる相手には、構えることで使用できる奥義『天翔十字鳳』という切り札がありました。自身の特異体質と南斗最強の奥義がサウザーを聖帝たらしめる強さの秘密だったのです。

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北斗の拳のサウザーはどんな最後を迎えたのか?

サウザーの強さの秘密がわかったところで、ここからはサウザーがどのような最後を迎えたのか解説します。サウザーは非情な聖帝として描かれましたが、壮絶な思いをして南斗鳳凰拳の伝承者となった過去を持ちます。師オウガイとの関係や、2度に渡るケンシロウとの戦い、そしてサウザーの最後までまとめました。

サウザーの師オウガイとは?

孤児だったサウザーは南斗鳳凰拳の先代伝承者・オウガイに拾われました。オウガイは厳しくも愛情を持ってサウザーを弟子として育てました。そんなオウガイのことをサウザーも「お師さん」と呼び慕い、ふたりは実の親子のように仲が良かったのです。しかし、一子相伝の南斗鳳凰拳には悲しい掟がありました。

南斗鳳凰拳の伝承者となる最後の試練は、伝承者自らの手で師匠を殺めることでした。ある日、サウザーは目隠しをしたまま、襲撃者を倒せとオウガイに命じられます。それに従って敵を倒したサウザーでしたが、その敵とは他ならぬオウガイでした。サウザーは愛するお師さんを自らの手で葬った事実に号泣します。そして、愛深き男は愛ゆえに、愛を捨てた非情な聖帝となりました。

このようにサウザーは本来は心優しい少年でした。しかし、伝承者となる試練を経て、自身を最高権力者として崇めさせる暴君となります。聖帝になったあとは巨大なピラミッドである聖帝十字陵の建設を命じ、その建設に関わる弱者たちへ容赦のない仕打ちをするようになりました。しかし、この聖帝十字陵は他でも師・オウガイとサウザー自身の愛と情を弔うための墓だったのです。聖帝となった後もオウガイの存在は大きいままでした。

2度に渡るケンシロウとの戦い

ケンシロウとの戦いは2度ありました。初めの戦いでは、ケンシロウに致命の秘孔である人中を突かれますが、サウザーは特異体質によってダメージを受けませんでした。特異体質の秘密を知らずに驚愕するケンシロウをサウザーが切り刻み、圧勝しました。

一度は捕らえたケンシロウを捕らえたサウザーでしたが、シュウの息子シバによってケンシロウは救出されてしまいます。その後、同じく南斗六聖拳であるシュウに戦いを挑まれました。しかし、知略にも長けるサウザーは人質を取ってシュウに聖帝十字陵の人柱となることを強要します。

聖帝十字陵の最後の石を積ませたのち、サウザーの投げた槍によってシュウは絶命しました。サウザーは拳を交えることなく、南斗六聖拳のひとりを屠ったのです。まさに悪逆非道な行いでした。シュウと懇意にしていたケンシロウは激しい怒りをサウザーに向けます。このことがきっかけとなり、サウザーは敗北を知ることになるのです。

特異体質を見抜いたケンシロウとの再戦では、ついにサウザーも構えを取ります。ケンシロウが南斗鳳凰拳の対等な敵であると認めたらからでした。そして、敵の攻撃を完全に受け流すという、南斗鳳凰拳の奥義『天翔十字鳳』を放ち、優位に立ちます。強力な一撃を受けてケンシロウは膝を着きました。サウザーは勝利を確信します。

しかしケンシロウにトドメを刺そうとした時、闘気を放って相手の秘孔を突く、北斗神拳奥義『天破活殺』を受けて形成は逆転します。サウザーはケンシロウの放った闘気によって秘孔の位置が晒され、両足の自由を失ったのです。絶体絶命のピンチとなるサウザーでしたが、それでも自らを奮い立たせ攻撃を続けます。しかし、ケンシロウの『北斗有情猛翔破』によって反撃され、これが致命傷となりました。

死の淵にあるサウザーはケンシロウの言葉から、愛がもたらしたのは「悲しみ」や「憎しみ」だけではなく、そこには「ぬくもり」もあったと思い出します。そうして涙を流しながら、聖帝十字陵に葬られるオウガイの亡骸に寄り添い、崩壊する十字陵と共に最後の時を迎えました。

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北斗の拳のサウザーの記憶に残る名言7選!

非情の暴君でありながら、愛の深い男であるサウザーには記憶に残る名言があります。ここからは北斗の拳のアニメ・ゲーム・パチンコなどでもよく使われるサウザーの名言をまとめました。

1.「退かぬ!媚びぬ省みぬ!!」

ケンシロウから『天破活殺』を受け、窮地に立ったサウザーの名言です。特異体質の優位性を失ってもサウザーは聖帝としての誇りを失いませんでした。非情なだけでなく、強者としてのカリスマ性が感じられるかっこいい名言です。ただし、北斗の拳のパチンコやスロットをしている最中に、このセリフが頭に浮んだ時はただの死亡フラグです。

2.ほう…でかくなったな小僧

聖帝としてケンシロウと対面した時のサウザーの名言です。ケンシロウが少年だった頃を知っているサウザーは、上から目線でこのような名言を言いました。久しぶりに甥っ子に会った時などに使えます。恐らくウケないでしょう。

3.愛などいらぬ!

正確には「こんなに苦しいのなら…こんなに悲しいのなら… 愛などいらぬ!」です。愛するお師さんを自らの手で屠ったサウザーの悲しみが表現された名言です。自身の深い愛故に苦しむ姿は、サウザーの男としての魅力を高めました。冗談で使うには重たいセリフです。

4.わが拳にあるのはただ制圧前進のみ!

構えを取らない南斗鳳凰拳を表現した名言です。聖帝としての尊大な態度と、南斗聖拳最強である南斗鳳凰拳の強さと迫力が十分に感じられます。サウザーの名言の中では日常で活かしやすい名言です。信号が青くなった時などに使えます。

5.神はこのおれに不死身の肉体までも与えたのだ!!

特異体質を持つサウザーの名言です。この体の秘密があったからこそ、ラオウもサウザーを避け、ケンシロウも一度は敗れました。しかし、医師としての知識があるトキにはバレていました。この名言は元ネタを知らない人にとってはただの厨二的な妄言です。取扱注意。

6.おれはアリの反逆さえ許さぬ!

弱者に対して厳しいサウザーの名言です。支配者としての覇道を歩むサウザーだからこそ言えるセリフでしょう。実際に使うと器の小さい男としか見られません。ビジネスシーンでの使用は絶対に避けましょう。パワーハラスメントで訴えられたら敗北します。

7.お…お師さん…

非情の聖帝サウザー最後の言葉です。サウザーのエピソードを締めくくる紛れもない名言と言えるでしょう。最後に安らかな表情を取り戻したサウザーに黙祷です。この名言を実際に使う場面はおそらくないでしょう。正直、使いにくいです。

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北斗の拳のサウザーは南斗最強の強さを誇る今でも大人気のキャラクターだった!

サウザーは強敵の多く登場する北斗の拳の中でも、特に人気のキャラクターです。パロディ作品である『北斗の拳イチゴ味』では主役となったキャラクターでした。北斗の拳は過激なバイオレンス描写が特徴ですが、作品の根底にあるのは『愛』です。サウザーは強さと優しさを持つからこそ、非情にならざるを得ませんでした。愛深き故に愛を捨てた男は、今後もカリスマ的存在であり続けるでしょう。

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