2019年06月12日公開
2019年06月12日更新
【北斗の拳】ラオウのかっこいい名言集!男らしい人気の名セリフを厳選紹介
「わが生涯に一片の悔いなし!!」の名台詞でお馴染みの『北斗の拳』に登場するラオウのビジネス場面や人生訓として学べる名言・セリフを名言集にまとめ、世紀末の乱世を力で制圧しようとしたラオウの人物像について迫っていきます。「わが生涯に一片の悔いなし!!」と拳を天高らかに掲げ人生を終えたラオウの最後の場面や、ラオウが心から愛したユリアとの関係についてもまとめているので是非ご覧下さい。
目次
ラオウが登場!北斗の拳とは?
北斗の拳の作品情報
≪原作『北斗の拳』作品詳細情報≫
- ジャンル:格闘技
- 原作:武論尊
- 作画:原哲夫
- 出版社:集英社
- 掲載誌:週刊少年ジャンプ
- レーベル:ジャンプ・コミックス
- 発表期間:1983年41号-1988年35号
- 巻数:全27巻/全15巻(愛蔵版/文庫版)/全14巻(完全版)/全18巻(究極版)
北斗の拳のあらすじ
出典: https://syu3.com
西暦199X年、核戦争後で炎に包まれた地球で人類が滅亡することはありませんでしたが国家は機能不能となり、暴力のみが支配する世界に成り果てます。門外不出の暗殺拳「北斗神拳」の伝承者であるケンシロウは、かつての親友である南斗聖拳の継承者シンに北斗七星型の傷を胸に刻まれ、将来を誓い合い愛していた許嫁のユリアを奪われてしまいます。
以後、暴力を嫌う優しい性格のケンシロウでしたが、冷酷な復讐鬼に変貌を遂げ、悪党たちを容赦なく倒していきます。旅の道中で出会った少女リンや少年バットと共にケンシロウはユリアを探す旅を続け、関東の広範囲を支配する「KING」を仕切る因縁の相手・シンと再会します。そして、シンとの熾烈な戦いの末にシンを倒しますが、ユリアが転落死したと聞かされます。ユリアを失ったケンシロウは再び彷徨う旅を続けます。
その道中、ユリアによく似たマミヤや胸に七つの傷を持つ男を家族の仇と追っている南斗水鳥拳伝承者のレイと出会います。レイの妹を救ったケンシロウは、その妹の話から家族を殺しレイの妹を攫ったのはケンシロウの義兄であるジャギだと判明します。ケンシロウはジャギを倒しますが、そこで他の2人の兄の生存も知らされます。
その中でも自らを犠牲にしてケンシロウの代わりに放射能を浴びて病に侵されている恩人次兄のトキのことがケンシロウは気がかりでした。トキは北斗神拳の真の継承者で、北斗神拳を医療に役立てるはずでした。ケンシロウは途中で出会ったトキに扮したアミバやウイグル獄長などを倒しながらトキに会いに向かい再会を果たします。
監獄都市カサンドラに捕らわれたトキを奪還したケンシロウでしたが、被爆の影響でトキに死が迫っていることを目の当たりにします。その頃、長兄でケンシロウの最大のライバルのラオウが拳王軍を率いて世紀末覇王を目指し、暴君の拳王として世界に君臨しようとしていました。世紀末の乱世・核戦争後の混乱に自らが終止符を打とうと目論んでいたのです。
ラオウは、南斗六聖拳の最後の将であるユリアを手に入れるために彼女を護る南斗五車星の戦士であるレイの前に姿を現します。ラオウの後を追ったケンシロウラオウでしたが、たどり着いた時にはレイはラオウの一撃を喰らった後でした。ケンシロウはラオウと対峙します。その時、後から追って辿り着いたトキがケンシロウは「まだラオウに適わない」と戦いを止めます。
トキはケンシロウの代わりにラオウと対峙し、トキの柔拳でラオウの剛拳を追い詰めますが、病に侵された弱った体ではラオウに打ち勝つことが出来ず、最大のピンチを迎えます。そして、我慢できなくなったケンシロウはラオウに挑むのです。結果、ラオウとケンシロウは引き分けに終わります。ラオウはその場をさり更なる混乱の世が幕を開けるのです。ラオウの一撃で確実に死に近づいているレイの前にマミヤの宿敵のユダが現れます。
レイはマミヤを守るために命がけでユダと死闘を繰り広げて倒すと命が尽き果てます。その後も旅を続けたケンシロウは南斗白鷺拳伝承者のシュウと、世界を制覇しようする南斗鳳凰拳伝承者のサウザーに出会います。サウザーとの戦いで一度は敗れたケンシロウですが、シュウたちの犠牲の果てにサウザーを倒してその野望を打ち砕きます。
トキはケンシロウとの戦いでの傷が癒えたラオウに再び挑みます。しかし、後一歩のところまで追い詰めますが、病のせいで本領が発揮できずに敗北してしまいます。ラオウはトキの命を奪わず、その不遇を嘆きその場を去っていきます。その後、トキはユリアの実兄の天狼星のリュウガとケンシロウに世界の平穏託して永遠の眠りにつきます。
ケンシロウたちの前に南斗六聖拳最後の将に使える南斗五車星の1人である大男の山のフドウが現れます。フドウから最後の将の正体が死んだはずのユリアだと知り、ケンシロウは将の下へと向かいます。時を同じくしてラオウも他の五車星である風のヒューイや炎のシュレン、雲のジュウザ達を倒してユリアの居城へと向かいます。
そして、城で再びラオウとケンシロウは対峙し、ユリアを巡って戦い、身に付けた奥義「無想転生」でラオウを倒します。しかし、ユリアはラオウに連れ去られてしまいます。念願のユリアを手に入れたラオウですが、ケンシロウに恐怖感を抱いていました。ラオウはそれを克服するために若き頃にラオウが唯一恐怖を覚えたフドウの元を訪れ戦いを挑みます。
腕力ではラオウの方が勝っていましたが、フドウとその子供たちの哀しみを帯びた目を見るとケンシロウと対峙した時の恐怖感が再び蘇ります。哀しみを知らなければケンシロウに勝てないと踏んだラオウは最愛のユリアを自らの手に掛け、奥義「無想転生」と会得します。そうして挑んだケンシロウとの最後の戦いでお互いに奥義「無想転生」を会得しているため効かず、ただの殴り合いが繰り返されます。
しかし、ケンシロウがラオウの攻撃を見切って一撃を喰らわして勝利します。その時、死んだと思われていたユリアが目覚めます。ラオウは先が長くないユリアを殺せずにいたのでした。ユリアをケンシロウの元に送り出し、余生をケンシロウと共に過ごすように言うと「わが生涯に一片の悔いなし!!」と言って天に召します。
数年後、バットは逞しい青年に、リンは美しい女性に成長していました。時代は再び混迷の時代へと差し掛かります。ラオウの死後、バットたち北斗軍は新たに天帝を詐称する元斗皇拳に立ち向かっていました。そこへユリアと死別したケンシロウが現れ、バットたちに加勢します。リンは双子の姉の天帝と再会を果たしますが、修羅の国へ連れ去られてしまいます。
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リンを追って北斗のルーツ「修羅の国」に向かったケンシロウとバットは、ケンシロウの実兄ヒョウやラオウとトキの実兄で北斗琉拳の使い手であるカイオウを倒してリンを奪還します。そして、2つの北斗の混乱を終わらせるのです。カイオウによって記憶を失われたリンをバットに預けるとケンシロウは再び姿を消します。
ケンシロウは次期北斗神拳継承者にラオウの忘れ形見であるリュウを指名します。ケンシロウと旅をする中でリュウは拳王の子の才覚を見せます。ケンシロウはラオウの死後も生前と変わらない忠誠を誓うバルガにリュウを預けて1人旅に出ます。バッドはリンと結ばれることに納得が出来ず、ケンシロウを探す旅をします。バッドはその道中で出会ったケンシロウに恨みを持つ目の不自由なボルゲとケンシロウに扮して戦っていました。
バッドは捕らえられて瀕死の状態まで追い込まれます。そんな時、そこにケンシロウが現れます。ボルゲは現れた人物が本物のケンシロウだと気付き、攻撃を仕掛けます。しかし記憶を失っていたケンシロウは本来の力を発揮することが出来ません。バッドはそんなケンシロウに力いっぱい叫びます。それがきっかけで記憶を取り戻したケンシロウはボルゲを倒します。
ケンシロウはバッドをリンの元に運びます。息をするのがやっとのバッドはケンシロウにリンを任せると命を落とします。リンはケンシロウとはいかずにバッドの墓の側にいると言います。すると奇跡が起きます。死んだはずのバッドの心臓が動いているのです。ケンシロウはバッドの秘孔を突いていたのでした。再びリンをバッドに託したケンシロウは、「オレの墓標に名はいらぬ。死すならば戦いの荒野で」とまた1人旅に出るのです。
北斗の拳のアニメ情報
≪アニメ『北斗の拳/北斗の拳2』作品詳細情報≫
- シリーズディレクター:芦田豊雄
- キャラクターデザイン:須田正己
- 音楽:青木望
- アニメーション制作:東映動画(現:東映アニメーション)
- 製作:フジテレビ/東映
- 放送局:フジテレビ他
- 放送期間:『北斗の拳』:1984年10月11日-1987年3月5日/『北斗の拳2』:1987年3月12日-1988年2月18日
- 話数:『北斗の拳』:全109話/『北斗の拳2』:全43話/計152話
ラオウの名セリフ・名言集TOP20~11
名セリフ・名言集:20位「ならば神とも…」
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師匠から北斗神拳を極めてどうするのかと問われたラオウは「己のために使い、天を目指す」と答えます。そんなことは神が許さないと言われラオウが返したのが上記の名言です。自分の意にそぐわないものは例え神であったとしても関係ないというラオウの信念が感じられます。
名セリフ・名言集:19位「武に生き 覇者となるに…」
「武に生き、覇者となるに、一片の情けも無用!」とういラオウの名言です。他人に情けを掛け同情することは自身の拳を鈍らせるとラオウは持論を弟のトキに説きます。自分が一番正しいと誰よりも自分を信じているラオウの様子が窺えます。
名セリフ・名言集:18位「俺が体をあずけるのは…」
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「俺が体をあずけるのは黒王号のみ」というラオウの名言です。黒王号とはラオウの黒い馬の名前です。戦の際に黒王号に跨り、相手を圧倒します。このセリフからラオウが黒王号を信頼していることが分かります。
名セリフ・名言集:17位「トラもきさまを敵とは…」
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ラオウとケンシロウは師匠リュウケンの前で野生の虎と対峙します。どちらが虎を制するかという場面で虎は一瞬でケンシロウの放つ気迫や剛拳を察知し、自分の命が危ないと身動きしませんでした。
しかし、その様子を見ていたラオウは「トラもきさまを敵とは思わなかったようだな」と名言を放ち、虎はケンシロウを弱いと判断し相手にならないと手を出さなかったと勘違いします。ラオウは自身の力に自惚れており、ケンシロウの本当の力を見抜くことが出来なかったようです。
名セリフ・名言集:16位「真の奥義を極め…」
レイとラオウの戦いでレイはラオウの拳がたくさん飛んでくる幻を目にします。ラオウはそれがラオウの放つオーラであると語り上画像の名言を残します。衝撃を受けるレイの様子が印象的です。
名セリフ・名言集:15位「子を放つことは…」
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赤ん坊を抱いた夫婦を捕らえたラオウはそれぞれ別の牢へ投獄するように部下に指示します。それを聞き、夫婦は乳のでないため死んでしまうことを訴えますが、ラオウは「子放つことは…」と上記画像の名言を残します。自分に害となり得るものはそうなる前に摘んでしまえというラオウの徹底ぶりが感じられます。
名セリフ・名言集:14位「誰を愛そうが…」
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五車星編でラオウは南斗の城に訪れます。ラオウのことが好きだったリハクの娘のトウは、最後の南斗の将のフリをしていました。しかし、ユリアのことが好きだったラオウはユリアに対して上画像の名言を放ちます。誰を愛していても構わないから最後には自分の側にいてほしいというラオウのユリアへの愛の強さが感じられるセリフです。
名セリフ・名言集:13位「どんな小さな禍根も…」
「どんな小さな禍根も断つ、それがおれの生き方だ!」というラオウの名言です。危険分子はいかなる場合も例外はなく排除するというラオウの横暴ぶりが感じられるセリフとなっています。
名セリフ・名言集:12位「敗れて命を…」
フドウとの戦いでフドウの拳にケンシロウを見たラオウにケンシロウと対峙した時の恐怖が蘇ります。フドウをたおしますが、本当の意味ではラオウの完敗でした。ラオウは部下に八つ当たりして上画像の名言を放つのです。
名セリフ・名言集:11位「この血は涙!…」
実の弟・トキとの戦闘でトキに止めの一撃を喰らわそうとしますが、わざと外してラオウが横たわるトキに向かって上画像の名言を放ちます。吹き出して流れる血は涙と語るラオウの弟を思う気持ちが感じられるセリフとなっています。
ラオウの名セリフ・名言集TOP10~4
名セリフ・名言集:10位「このラオウにもまだ…」
「このラオウにもまだ涙が残っておったわ。」はケンシロウとの最後の戦いの前に悲しみを手に入れるためにユリアを手に掛けたラオウの放った名言です。鬼の目にも涙、それほどまでにユリアを愛していたことが分かります。しかし、強さを得るために愛する人を敢えて無くすとはラオウの強さへの異常なまでの拘りが窺えます。
名セリフ・名言集:9位「心魅かれた女の情けは…」
ケンシロウと戦って敗北したラオウはまだケンシロウと戦おうとしていました。それを聞いたユリアは「もう勝負はついているはず」と戦いを見ていないにも拘らず情けを掛けられ、挙句にウサにも茶化されたことでブチギレしたラオウはウサを殴り殺し、挙王ではなく魔王となってケンシロウを倒すことを誓います。その際にラオウが「心魅かれた女の情けは男にとっての最大の屈辱」と名言を言いました。
名セリフ・名言集:8位「小僧!! 怖くば俺の腕を…」
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恐れる子供に向かってラオウは上画像の名言を叫びます。生きることは自分の意志を貫き通すことであり、自分が動かなければ物事は何も変わらないと教示するような名言となっています。暴君のラオウですが、子供を奮い立たせることもあるようです。
名セリフ・名言集:7位「意志を放棄した人間は…」
ラオウの生きることとはどういうことかと持論を展開する名言です。「意志を放棄した人間は人間にあらず」ただ人のいいなりになり、相手の機嫌を窺うだけで自分の意志がない人生は、その人生を生きているとは言えないと相手が恐怖するほど威圧して語ります。
名セリフ・名言集:6位「泣きたくば泣くがよい…」
冷酷非道なラオウですが、弟・トキに対してやラオウが人間としての優しさを持っているということが分かる上画像の名言です。上画像の表情からもラオウがトキを心から愛していることが感じられる場面となっています。
名セリフ・名言集:5位「フ…フフ…み、見事だ…弟よ!!」
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ケンシロウとの最後の戦いでラオウを打ち破ったケンシロウに向けてラオウが放った上画像の名言です。ラオウがケンシロウのことを認め、長い兄弟の確執が終わりを遂げた感動的な場面です。
名セリフ・名言集:4位「同じ道を歩めば…」
「同じ道を歩めば同じ運命を背負う!兄弟ならば違う道を歩むがいい!」というトキに対してのラオウの名言です。「我が人生に悔いなし」と最後に語るラオウですが、やはりどこか別の生き方を考えていたことがあるのでしょうか?それとも同じ道を目指す兄弟はいらないということなのでしょうか?どちらにせよ兄弟で同じ道を辿る必要はないとラオウは語っています。
ラオウの名セリフ・名言集TOP3~1
名セリフ・名言集:3位「名もいらぬ…」
北斗練気闘座でラオウとケンシロウとの最後の対決の際に「名もいらぬ、光もいらぬ、このラオウが望むものは拳の勝利!!」と戦闘狂なのが窺える名言を残しています。名声も名誉もいらない、勝利こそが全てと言うラオウの人間性が窺える名言で、ラオウの名言集第3位となっています。
名セリフ・名言集:2位「ラオウではない!…」
ラオウの名言集の第2位を紹介します。北斗神拳継承者候補の1人のケンシロウとの継承者指名争いに敗れたラオウは、その後、本来の名前を捨てて世紀末覇者「拳王」と名乗り、その際に上画像の名言を放ちます。ここからラオウは愛や情けを捨て乱世を力で制圧し覇業成就させようと奮起します。
名セリフ・名言集:1位「我が生涯に…」
北斗の拳でケンシロウの最大のライバルであり、義兄の「覇王」を名乗って世紀末を支配しようとしたラオウが、ケンシロウに敗北し、死の最後に放った名言が「我が生涯に一片の悔いなし!」です。
ラオウは「悔いなし」と吠えられるほど人生を生き抜いたということが名言から窺え、人生の最後で誰もが「悔いなし」と言える人生を歩みたいと感じていることでしょう。従って、腹の底から「悔いなし」といったラオウのセリフは名言集の堂々の第1位にランキング入りとなりました。
ラオウの最後は「悔いなし」?
最後は自ら命を絶つ
ケンシロウとの最後の戦いで互いに無想転生を纏い、前代未聞の大激闘が繰り広げられました。自分の弱さが「愛」にあると気付いたことで奥義を体得したラオウですが、自分の信念を砕かれたことで本来の調子が振るわずケンシロウの拳に敗れます。自分を倒したケンシロウと「弟」と呼び、ケンシロウもそれに応えるように「兄さん」と言います。そして、最後はラオウ自ら自分の秘孔を突いて命を絶ちます。
最後に超有名な名言が登場
ラオウが自分の秘孔を突いて人生を振り返り空高く拳をくげ全エネルギーを放ち、立ったまま大往生した際に言った超有名な名言があります。それが「わが生涯に一片の悔いなし!!」です。人生を生き切ったというラオウの名言で清々しさも感じられ、「悔いなし」と思えるような人生を送りたいと考える人が後を絶たなかったようです。
現実世界で行われた葬式
出典: https://syu3.com
ラオウの死を描いたアニメ映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 激闘の章」の公開10日前、2007年4月18日に東京・高輪の真言宗の高野山東京別院で「ラオウ昇魂式」が行われました。漫画キャラの葬儀が実際の寺院で行われたのは初で、映画の宣伝ではないかとの批評の声があがる中、遺族代表には原作者の武論尊や作画の原哲夫らが参列し、日本のみならず世界中のファンが集っていたようです。
葬儀委員長を谷村新司が務めています。弔辞を読んだのは、映画でラオウの担当声優だった俳優の宇梶剛士です。声優参加者であった空手家の角田信朗は演舞をラオウに捧げています。
ラオウとユリアの関係
ユリアは弟の婚約者
ラオウもユリアのことを愛し、恋愛の面でもケンシロウとは最大のライバル関係にありました。ユリアとケンシロウは相思相愛で2人は婚約していましたが、ラオウは上画像のように嫌がるユリアに無理やり迫っていきます。
ユリアの幸せを願う
ラオウはケンシロウとの最後の戦いの前に恐怖に震えます。それが「愛」が原因だと気付いたラオウはユリアを涙ながらに自らの手に掛けます。そして恐怖を乗り越えてjケンシロウとの最後の戦いに挑むのですが、実は、ラオウはユリアの命を絶ってはいませんでした。
逆に不治の病に冒され余命数か月しかなったユリアの寿命をユリアの秘孔を突くことで数年にまで伸ばしたのです。そして、余生をケンシロウと2人で静かに暮らせとユリアの幸せを願います。
最愛の女性・ユリア
「北斗の拳」は見方は見方によっては1人の女性・ユリアを巡るた恋愛物語といえるようです。ユリアが南斗最後の将「慈母の星」の宿星を持っているが為のようです。「慈母の星」と「北斗」一体となることで平安がもたらされるといわれています。ラオウのユリアへの思いの強さは乱世を鎮めようとするのと同様のものがありました。
ラオウはケンシロウと最後の戦いの前に、ユリアを手放すことで深い悲しみを味わい北斗神拳究極奥義「無想転生」を体得します。深い悲しみを味わうことで得られる奥義でそれを体得したラオウのユリアへの愛がどれほど深いものだったかが窺えます。
ラオウは理想の人物?
ラオウのプロフィール
- 軍団「拳王軍」将で北斗神拳四兄弟の長兄
- 愛馬は巨大な黒い馬「黒王号」
- 身長:210cm/体重:145kg
- バスト:160cm/ウエスト:115cm/ヒップ:130cm/首周り:65cm。
- 性格:暴力的/固い信念を持つ/ただ服従のみの人間を嫌う/強い意志を持つ者に敬意を払う/戦略的/慎重/涙脆い
- 特徴:筋肉質/大柄/逆立てた短髪/銀髪または黒髪/兜/マント/武力行使
- 家族構成:実兄・カイオウ/実弟:トキ・サヤカ/義弟:ジャギ・ケンシロウ/息子:リュウ
ラオウのモデルはシュワちゃん
ラオウのモデルはシュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネッガーと言われています。ラオウの見た目のモデルだけでなく、アーノルド・シュワルツェネッガーのボディビルダーからはじまり、俳優、州知事、実業家などと計画的にやりたいことを実現して様々なジャンルで活躍を見せ、お金儲けにも長けている、常人とはどこか違う行動力のあるところもモデルとなっているようです。
ラオウから人生を学ぶ
ラオウは行動や名言がただカッコいいというだけでなく、自分には真似出来ないと多くの人が思い憧れとなって人気が高いようです。ラオウの人生からはビジネスマインドも学べるようで、世間的に変わっていると言われる人でも、単にその環境が合っておらず、自身の能力が発揮できないでいるだけかもしれません。
不自由だからこそ、どうしたらその不自由さを緩和できるかと思考することができ、また時として逃げることも必要な場合もあります。自分のやりたいことを実行するラオウの行動力や思考からは人生をどのように切り開いていくかのヒントが隠されているようです。
実はヘタレで最強?
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ラオウの行動を見ていると以外にも戦略的で慎重なところがあり「死兆星を見たか」と問い「見た」という相手としか戦わず、南斗水鳥拳の使い手のレイとの戦闘ではレイと部下の戦う様子を見てレイの動きを見抜き、マントを使用して動きを見えなくさせて完勝し、南斗鳳凰拳の使い手・聖帝のサウザーに対してはケンシロウとの戦いを観察することで経絡秘孔が効かない秘密を見極めようとします。
実弟トキとの戦闘では、刃物で自分とトキの足を貫いて動けなくし、勝利の為ならば手段を選びません。目的を達成するためなら一般的なルールからはみ出ても構わないという思考の持ち主でことがある意味で最強と言われているようです。
生きづらさを抱えるラオウ
出典: https://syu3.com
ラオウは社会から見て常識から逸脱した異端者です。掟やルールというものに縛られるのを好まないタイプの人物であることが窺えます。暴力的ではありますが、社会への「もっとこうあればいいのに」という思いや不自由さを感じていたからこそラオウなりに生きやすい世界を作ろうと考えていたのかも知れません。
ラオウの名言を英語で表現
「わが生涯に一片の悔いなし!!」
ラオウの超有名な名言で去ある「わが生涯に一片の悔いなし!!」は英語ではどのように表現されているのでしょうか?作品で潔く天の定めである死を受け入れ、雄叫びをあげて最後を迎えたラオウの美しいシーンをそのまま伝えるために日本語の「古」と同様に英語訳でも「古」の意味の単語を使って表現した例文が次になります。
「Not one ounce of regret in thy life!!!!」意味は「我の生涯には一片の悔い無き」です。古くから使用されるイギリス英語の「ounce」は「かけら」、「thy」は「私の」という意味です。
英語に訳すのは難しい?
「わが生涯に一片の悔いなし!!」のラオウの名言は他にも様々な例文で英語訳され、作品の作風などは考えず一般的な英文だと「I have no regrets in my life.」=「私の人生に全く後悔はない」とも訳することが出来るようです。作風のそのものの独特なセリフ言い回しを正確に英語で表現するのは難しいようです。
ラオウに関する感想や評価
久々北斗の拳見たけど
— ∞あんちぇ∞ (@MAncheinM) May 27, 2019
最後の戦い泣きそうになったわ
やっぱラオウかっこいいな
男の中の男だわ
北斗の拳のラオウは正に男の中の男という感じでカッコいいと人気が高いようです。アニメ「北斗の拳」を久々に鑑賞した人の感想で、ラオウとケンシロウの最後の戦いで最大のライバル同士だった兄弟が和解し、自分の負けを素直に認めて天に召していくラオウの姿がカッコいいと改めて感じていたことが窺えます。
ラオウ程死に方かっこいいやつおらんって思う!
— 🍎づーめーでーし@まちゅ神推し🍎まこっちゃんファミリーNO.13 (@nogisaka_0827) June 10, 2019
逆にラオウ以上の死に方のやつおるかな?笑笑
北斗の拳のラオウの放った名言や生き様がカッコよく、また「わが生涯に一片の悔いなし!!」と声高らかに自らの人生に幕を閉じたラオウの死に方について、ここまでカッコいい死に様のキャラクターは見たことがないと高い人気を得ているようです。
老若男女問わずよ、ラオウみてえによ、「我が生涯に一片の悔いなし!!」って言えるような人生でありたいなと思った今日この頃であります。
— リュウケン@6.20打首×G4N広島 (@maimaitelephone) April 8, 2019
そして、ラオウの様に「一片の悔いなし!!」と断言できるほどの人生を歩みたいと語るファンの声も相次いでいるようです。「一片の悔いなし!!」というラオウが人生の終焉を迎えるまでの生き様の影響力の高さが感じられます。
私、いつもムスメにも言ってますが、自分の人生は自分のものです。誰かに強要される事なく、納得できる選択をして欲しい。私自身、後悔した事はありません。やらずして後悔するより、やって後悔する方がいい。
— サチーナ@お絵描き修行中 (@Black_sachi_na) March 16, 2019
私は最後は、我が人生に一片の悔いなし。と言って逝きたい。
↑ラオウの名言。
「わが生涯に一片の悔いなし!!」とこの世を去ったラオウの考え方には現実のビジネスでの思考や人生訓として学べる名言が多数存在し、人生は1回きりで自分が納得できる「悔いなし!!」と言える人生を送るためのバイブルとする人も中にはいるようです。
ラオウの名セリフ・名言集や最後まとめ
「わが生涯に一片の悔いなし!!」という超有名な名言を放った北斗の拳のラオウの名セリフを名言集にまとめ、「悔いなし!!」というラオウの人物像やラオウが心から愛したユリアとの関係、ラオウの弟たちとの関係についても触れて紹介してきました。触れれば触れただけ強烈なインパクトのあるラオウに嵌るという人が多く、ラオウの放つ名言からは非常に多くのビジネスでの思考や人生訓として学べるものがある話題となっています。
自らの目的を達成するために愛や情けを捨てて世紀末の乱世を力で制圧しようとする暴君さを見せたラオウですが、人間としての根本的な優しさは決して忘れてはおらず、身内である実の弟・ドキには特に優しい兄の顔を見せていることが窺えます。そして、自分の意志をしっかりと持つ者には敬意を表する場面も見られます。ラオウの発言はかなり的を得ており、胸にグッとくるセリフも多く、そこがラオウの魅力と評されています。
北斗の拳が連載されてから35年以上経つ作品ですが、ラオウの名セリフが瓶に彫られた焼酎なども販売されているようで現在も北斗の拳を指示するファンは多く、ラオウファンも健在なようです。ラオウは、戦略的で慎重なところがあり、自分のやりたいことは全て実現させてしまう行動力と決断力を持っています。ラオウにまだ触れたことがないという方は、是非本記事を参考に北斗の拳の本編でラオウに触れてみてはいかがでしょうか?